JP2005112532A - 高所作業車の検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 伸長量検出装置もしくは起伏角検出装置の故障を検出できる低コストな検出装置を設ける。
【解決手段】 高所作業車の検出装置60が、車体2に旋回自在に設けた旋回台4に基端ブーム5a、中間ブーム5bおよび先端ブーム5cを入れ子式に組み合わせて取り付けられたブーム5を有する高所作業車の検出装置であって、基端ブーム5aおよび先端ブーム5cのうちの一方の側に取り付けられ、先端がワイヤ固定部材5eに係止されるワイヤ21bを有する第1長さ検出器21と、旋回台4および先端ブーム5cのうちの一方の側に取り付けられ、先端がワイヤ固定部材5eに係止されるワイヤ22bを有する第2長さ検出器22と、基端ブーム5aに取り付けられ、第2長さ検出器22から繰り出されたワイヤ22bが掛け回されるシーブ24とを有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、走行可能な車体上に起伏、旋回、伸縮動自在なブームを有する高所作業車の検出装置に関する。
このような高所作業車により高所作業を行うときは、車体の側方に車体の下方に対して伸縮自在に設けられたジャッキを車体の下方に張り出し伸長させて車体を安定に持ち上げ支持した状態で、ブームを起伏動、旋回動および伸縮動させてブーム先端に設けられた作業台に搭乗する作業者が作業台を所望もしくは任意の位置に移動させる。このように、ジャッキにより車体を持ち上げることでブーム側から車体側に作用するブームモーメントに抗して車体を安定支持することができる。
車体に作用するブームモーメントは、ブーム先端に作用する荷重や、ブームが起伏動等したときのブーム先端の位置に応じて変化し、特に、ブームが伸長動する場合やブームが倒伏動する方向に作動する場合にブーム側から車体側に作用するブームモーメントが増加して、車体の安定性が悪化する。このため、車体を安定支持可能なブームモーメントに対応したブームの許容作動範囲を予め設定して記憶しておき、ブーム先端(作業台)の位置がこの許容作動範囲を超えるような方向へのブームの作動を規制する作動範囲規制装置が一般に高所作業車に備えられている。
ところで、適切なブームの作動範囲規制を行うためには、ブームの起伏角を検出する起伏角検出装置やブームの伸長量を検出する伸長量検出装置を作業車に設けてブームの起伏角や伸長量を正確に検出してブーム先端の位置を算出する必要がある。例えば、ブームの伸長量の検出を行う伸長量検出装置として、ブームに設けられたポテンショメータ(ワイヤリール式の可変抵抗器)がブームの伸縮動に応じてその伸長量を検出するようにしたものがある。このような検出装置においては、検出装置の誤作動等の故障によって不適切なブームの作動範囲規制が行われることを防止するために、伸長量検出装置が故障を起こしたか否かを検出する故障検出装置が一般に設けられている。そして、従来用いられている故障検出装置は、起伏角検出装置および伸長量検出装置にそれぞれ故障検出用の起伏角検出装置および伸長量検出装置をさらに二重に取り付けて、故障検出用の起伏角検出装置および伸長量検出装置による検出値と比較することで起伏角検出装置もしくは伸長量検出装置が故障しているか否かを判断する、いわゆる二重センサを用いたもので構成されている。
しかしながら、ブームの伸長量検出装置や起伏角検出装置は高価なものであるから、なるべく取り付ける検出装置の数を少なく抑えることが安価に検出装置を構成するには望ましく、できれば、一種類の検出装置でブームの伸長量の検出と起伏角の検出との双方を行うことが可能な検出装置を取り付けることが望まれていた。
また、上記のようないわゆる二重センサにより起伏角検出装置もしくは伸長量検出装置の故障検出を行う場合には、起伏角検出装置および伸長量検出装置の他に故障検出用の起伏角検出装置および伸長量検出装置を各々の起伏角検出装置および伸長量検出装置にさらに設ける必要があるため、取り付けなければならない検出装置の数が多くなり余計にコストが掛かる、という問題があった。このため、上記のような二重センサによる故障検出の代わりに、安価に起伏角検出装置もしくは伸長量検出装置の故障を検出できるような検出装置を設ける要望があった。
以上のような問題に鑑みて、本発明では、ブームの伸長量および起伏角の検出を兼用できるような検出装置を取り付けて安価に構成された検出装置により起伏角検出装置もしくは伸長量検出装置の故障を検出することの可能な高所作業車の検出装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明に係る高所作業車の検出装置は、基台(例えば、実施形態における車体2)に旋回自在に設けた旋回台に基端側ブーム(例えば、実施形態における基端ブーム5a)および先端側ブーム(例えば、実施形態における先端ブーム5c)を入れ子式に組み合わせて少なくとも起伏、伸縮動自在に取り付けられたブームを有する高所作業車の検出装置であって、基端側ブームおよび先端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第1伸長量検出ワイヤ(例えば、実施形態におけるワイヤ21b)を有する第1長さ検出手段(例えば、実施形態における第1長さ検出器21)と、基端側ブームおよび先端側ブームのうちの他方の側に設けられ、第1伸長量検出ワイヤの先端が係止される第1伸長量検出ワイヤ固定部(例えば、実施形態におけるワイヤ固定部材5e)と、旋回台および先端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第2伸長量検出ワイヤ(例えば、実施形態におけるワイヤ22b)を有する第2長さ検出手段(例えば、実施形態における第2長さ検出器22)と、車体および先端側ブームのうちの他方の側に設けられ、第2伸長量検出ワイヤの先端が係止される第2伸長量検出ワイヤ固定部(例えば、実施形態におけるワイヤ固定部材5e)と、基端側ブームに取り付けられ、第2長さ検出手段から繰り出された第2伸長量検出ワイヤが掛け回されるシーブとを有する。
また、上記構成の高所作業車の検出装置において、基端側ブームに取り付けられブームの起伏角度を検出する起伏角検出手段(例えば、実施形態における起伏角検出器23)と、第1長さ検出手段および起伏角検出手段により検出される検出値と第2長さ検出手段よる検出値とを比較して所定以上の差が生じたときに、第1長さ検出手段、第2長さ検出手段および起伏角検出手段のうちの何れかの故障を判断する故障判断手段(例えば、実施形態における故障判断回路33)とを有する。
また、前記課題を解決するために本発明に係る高所作業車の検出装置は、基台に旋回自在に設けた旋回台に基端側ブーム(例えば、実施形態における基端ブーム5a)および先端側ブーム(例えば、実施形態における先端ブーム5c)を入れ子式に組み合わせて少なくとも起伏、伸縮動自在に取り付けられたブームと、ブームの先端部に上下に揺動自在に取り付けられたレベリング部材(例えば、実施形態における垂直ポスト部材6および支持部材9)と、レベリング部材に水平方向に旋回動自在に取り付けられた作業台と、ブームの起伏動に応じてレベリング部材を上下に揺動させて作業台を水平に保持するレベリングシリンダとを有する高所作業車の検出装置であって、基端側ブームおよび先端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第1伸長量検出ワイヤ(例えば、実施形態におけるワイヤ21b)を有する第1長さ検出手段(例えば、実施形態における第1長さ検出器21)と、基端側ブームおよび先端側ブームのうちの他方の側に設けられ、第1伸長量検出ワイヤの先端が係止される第1伸長量検出ワイヤ固定部(例えば、実施形態におけるワイヤ固定部材5f)と、レベリング部材および基端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第2伸長量検出ワイヤ(例えば、実施形態におけるワイヤ22b)を有する第2長さ検出手段(例えば、実施形態における第2長さ検出器22)と、レベリング部材および基端側ブームのうちの他方の側に設けられ、第2伸長量検出ワイヤの先端が係止される第2伸長量検出ワイヤ固定部(例えば、実施形態におけるワイヤ固定部材5f)と、先端側ブームに取り付けられ、第2長さ検出手段から繰り出された第2伸長量検出ワイヤが掛け回されるシーブとを有する。
また、上記構成の高所作業車の検出装置において、レベリング部材に取り付けられ作業台下面のブームに対する揺動角度を検出する揺動角検出手段(例えば、実施形態における揺動角検出器125)と、第1長さ検出手段および揺動角検出手段により検出される検出値と第2長さ検出手段よる検出値とを比較して所定以上の差が生じたときに、第1長さ検出手段、第2長さ検出手段および揺動角検出手段のうちの何れかの故障を判断する故障判断手段(例えば、実施形態における故障判断回路33)とを有する。
本発明に関する高所作業車の検出装置によれば、例えば、第2長さ検出器は、第1長さ検出器による検出値と比較することでブームの起伏角を算出することができるため、ブームの伸長量検出装置と起伏角検出装置としての双方の機能を持つことができる。このため、ブームの起伏角の検出専用の起伏角検出装置を伸長量検出装置の他に別個に設ける必要がなく、その分だけ安価にブームの伸長量および起伏角を検出するための検出装置を構成することができる。また、ブームの起伏角を一定にしたまま、ブームを伸縮動させたときの第1長さ検出器および第2長さ検出器による検出値を比較して、これら長さ検出器の故障の有無を判断できる。同様に、ブームの伸縮長さを一定にしたまま、ブームを起伏動させたときの第1長さ検出器および第2長さ検出器による検出値を比較して、これら長さ検出器の故障の有無を判断できる。
また、上記構成の高所作業車の検出装置において、ブームの起伏角および伸長量の双方を検出可能な伸長量検出装置(第2長さ検出器)が取り付けられており、この検出器により検出されたブームの起伏角および伸長量と、それ以外の起伏角検出装置および伸長量検出装置による検出値とを比較することで、起伏角検出装置および伸長量検出装置のうちのいずれかに故障が生じたことを判断することができる。このため、起伏角検出装置および伸長量検出装置のそれぞれに故障検出用の起伏角検出装置および伸長量検出装置を二重に取り付けてこれらの検出値を比較する従来の方式(いわゆる二重センサ)に比べ、起伏角検出装置は一個で充分であることから、起伏角検出装置の分だけ安価に起伏角検出装置および伸長量検出装置の故障検出装置を構成することができる。
さらに、本発明に関する作業台下面のブームに対する揺動角を検出する揺動角検出器を備えた高所作業車の検出装置によれば、例えば、第2長さ検出器は、第1長さ検出器による検出値と比較することで作業台下面のブームに対する揺動角を算出することができるため、ブームの伸長量検出装置と作業台下面のブームに対する揺動角検出装置としての双方の機能を持つことができる。このため、作業台下面の揺動角の検出専用の揺動角検出装置を伸長量検出装置の他に別個に設ける必要がなく、その分だけ安価に作業台下面のブームに対する揺動角およびブームの伸長量を検出するための検出装置を構成することができる。また、作業台下面のブームに対する揺動角を一定にしたまま、ブームを伸縮動させたときの第1長さ検出器および第2長さ検出器による検出値を比較して、これら長さ検出器の故障の有無を判断できる。同様に、ブームの伸縮長さを一定にしたまま、作業台をブームに対して上下に揺動させたときの第1長さ検出器および第2長さ検出器による検出値を比較して、これら長さ検出器の故障の有無を判断できる。
また、上記構成の高所作業車の検出装置において、作業台下面のブームに対する揺動角およびブームの伸長量の双方を検出可能な伸長量検出器(第2長さ検出器)が取り付けられており、この検出器により検出された作業台下面のブームに対する揺動角および伸長量と、それ以外の揺動角検出装置および伸長量検出装置による検出値とを比較することで、揺動角検出装置および伸長量検出装置のうちのいずれかに故障が生じたことを判断することができる。このため、揺動角検出装置および伸長量検出装置のそれぞれに故障検出用の揺動角検出装置および伸長量検出装置を二重に取り付けてこれらの検出値を比較する従来の方式(いわゆる二重センサ)に比べ、揺動角検出装置は一個で充分であることから、揺動角検出装置の分だけ安価に揺動角検出装置および伸長量検出装置の故障検出装置を構成することができる。
以下、本発明に係る高所作業車の検出装置の好ましい実施の形態について図1から図7を参照して説明する。本発明に係る高所作業車の検出装置を備える高所作業車の一例を図1に示している。この高所作業車1は、車体2の前後左右に前後輪3a,3bを有して走行可能であり、車体2の前部に運転キャビン2aを有したトラック車両をベースに構成される。このトラック車両の車体2上に旋回モータ51により駆動されて水平旋回可能に構成された旋回台4が配設されている。この旋回台4に基端部が枢結されてブーム5が取り付けられており、このブーム5は起伏シリンダ52により起伏動されるようになっている。ブーム5は、基端ブーム5a、中間ブーム5bおよび先端ブーム5cを入れ子式に組み合わせて、内蔵の伸縮シリンダ53によりブーム5の全体が長手軸方向に伸縮動可能に構成される。
また、先端ブーム5cは先端にブームヘッド5dを有し、このブームヘッド5dに枢結されて垂直ポスト部材6が上下に揺動可能に取り付けられている。この垂直ポスト部材6は、先端ブーム5c先端あるいはブームヘッド5dと垂直ポスト部材6との間に配設された図示しないレベリングシリンダにより垂直ポスト部材6の揺動制御が行われ、ブーム5の起伏の如何に拘らず垂直ポスト部材6が常に垂直に延びて位置するように垂直ポスト部材6が揺動制御される。このように常時垂直に保持される垂直ポスト部材6に図示しない旋回モータにより水平旋回自在(首振り自在)に作業台7が取り付けられており、作業台7はブーム5の起伏に拘らず常に水平に保持される。
作業台7にはブーム5を起伏動等させるための操作を行うためのブーム操作装置11が配設されており、作業台7に搭乗する作業者はブーム操作装置11の操作レバーを操作することによってブーム5を自由に旋回動、起伏動、伸縮動させ、作業台7を任意もしくは所望の高所位置に移動させることができるように構成されている。
車体2の前後左右の四カ所には、車体2の左右方向外側への拡幅および車体2の下方に伸縮自在なジャッキ8が設けられており、高所作業を行うときには、ジャッキ8を車体2の左右に拡幅および下方に張り出し伸長させて車体2を安定に持ち上げ支持できるようになっている。また車体2の中央部には上方に突出し、全縮状態で倒伏したブーム5の下面に当接してブーム5を格納支持するブーム受け12が配設されている。
第1の実施の形態
ここで、本発明に係る高所作業車の検出装置を用いた第1の実施の形態について図2から図4を用いて説明する。図2に示すように、検出装置60は、ブーム5の伸長量を検出するための第1長さ検出器21と、ブーム5の伸長量を検出しブーム5の起伏角を算出するための第2長さ検出器22と、ブーム5の起伏角を検出する起伏角検出器23のほか、ブーム操作装置11から出力される操作信号を受けて油圧ユニット40に制御信号を出力してブーム5の作動を制御するコントローラ30とから構成されている。
以上のように構成されたブーム5を旋回動させる旋回モータ51、起伏動させる起伏シリンダ52、伸縮動させる伸縮シリンダ53の作動は、ブーム操作装置11からの操作信号に基いて、車体2に配設されたエンジンの回転駆動力を伝達させて駆動する図示しない油圧ポンプから吐出する作動油の給排制御をして行う。この給排制御は油圧ユニット40内に設けられた旋回制御バルブ41、起伏制御バルブ42、伸縮制御バルブ43の開度を制御することで行われ、それぞれブーム5の旋回動、起伏動、伸縮動の制御が可能となっている。
図3に示すように、第1長さ検出器21は、基端ブーム5aにポテンショメータ(ワイヤリール式の可変抵抗器)を内蔵したリール21aを有して回転自在に取り付けられている。このリール21aに巻き取りおよび繰り出し自在にワイヤ21bが巻き付けられて、先端ブーム5cの側に延びている。リール21aに内蔵されたポテンショメータは、ブーム5の伸縮動に応じてリール21aにワイヤ21bが巻き取り繰り出しされるときのリール21aの回転量(回転角)を検出する。
ワイヤ21bの先端部は、先端ブーム5cに設けられたワイヤ固定部材5eに固定されており、リール21aは、常時ワイヤ21bを巻き取る方向の付勢力を有して構成されている。このため、先端ブーム5cもしくは中間ブーム5bが基端ブーム5aに対して伸縮動を行うと、ワイヤ21bが引っ張られた状態を維持しながらリール21aが回転する。そして、リール21aの回転量がポテンショメータによって検出されることで、第1長さ検出器21が図4におけるワイヤ固定部材5eと第1長さ検出器21との間の長さLを検出する。
一方、第2長さ検出器22は、旋回台4にポテンショメータを内蔵したリール22aを有して回転自在に取り付けられている。このリール22aに巻き取りおよび繰り出し自在にワイヤ22bが巻き付けられ、さらに、基端ブーム5aに取り付けられたシーブ24に掛け回されて先端ブーム5cの側に延びている。リール22aに内蔵されたポテンショメータは、第1長さ検出器21の場合と同様に、ブーム5の伸縮動に応じてリール22aにワイヤ22bが巻き取り繰り出しされるときのリール22aの回転量(回転角)を検出する。
ワイヤ22bの先端部は、ワイヤ21bと同様に、先端ブーム5cに設けられたワイヤ固定部材5eに固定されており、リール22aは、常時ワイヤ22bを巻き取る方向の付勢力を有して構成されている。このため、先端ブーム5cもしくは中間ブーム5bが基端ブーム5aに対して伸縮動を行うと、シーブ24を介してワイヤ22bが引っ張られた状態を維持しながらリール22aが回転する。そして、リール22aの回転量がポテンショメータによって検出されることで、第2長さ検出器22が図4におけるワイヤ固定部材5eとシーブ24との間の長さL´を検出する。
また、起伏シリンダ52の伸縮動によりブーム5が起伏動した場合は、ブーム5の起伏方向へシーブ24が移動して、リール22aからワイヤ22bが巻き取りおよび繰り出されてリール22aが回転する。そして、このときのリール22aの回転量がポテンショメータよって検出されることで、第2長さ検出器22が図4におけるシーブ24と第2長さ検出器22との間の長さL´を検出することができる。
このような、第1長さ検出器21および第2長さ検出器22の取り付け構成により、例えば、ブーム5の起伏角が一定の状態でブーム5が伸縮動のみするときには、第1長さ検出器21および第2長さ検出器22による検出値を互いに比較することで、第1長さ検出器21および第2長さ検出器22のうちいずれかが故障を起こしたと判断することができる。また例えば、ブーム5の伸縮長さが一定の状態でブーム5が起伏動のみするときには、第1長さ検出器21および第2長さ検出器22による検出値を互いに比較することで、第1長さ検出器21および第2長さ検出器22のうちいずれかが故障を起こしたと判断することができる。
さらに、ブーム5が起伏動する上で、さらに伸縮動するときには、第1長さ検出器21および第2長さ検出器22による検出値を互いに比較すれば、ブーム5の起伏角を算出することができるため、第2長さ検出器22は第1長さ検出器21と組み合わせることで起伏角検出器としても機能することができる。
起伏角検出器23は、旋回台4と基端ブーム5aとを枢結する枢結軸4aに内蔵されたポテンショメータにより構成され、ブーム5の起伏動に応じてこのポテンショメータがブーム5の枢結軸に対する回転量(回転角)を検出することで、図4におけるブーム5の起伏角θを求めることができる。
また、図2を参照して、検出装置60は、長さLを検出して検出信号を出力する第1長さ検出器21と、長さL´もしくは長さL´を検出して検出信号を出力する第2長さ検出器22と、ブーム5の起伏角θを検出して検出信号を出力する起伏角検出器23のほか、コントローラ30内に、演算回路31と、記憶回路32と、故障判断回路33とを有する。
演算回路31は、起伏角検出器23により検出されたブーム5の起伏角θから、シーブ24と第2長さ検出器22との間の長さLを算出する。具体的には、起伏角検出器23とシーブ24との間の長さをa、起伏角検出器23と第2長さ検出器22との間の長さをbとし、起伏角検出器23およびシーブ24を結ぶ線と、起伏角検出器23および第2長さ検出器22を結ぶ線とのなす角をθとすると、a、bは、第2長さ検出器22、起伏角検出器23およびシーブ24の取り付け位置によって決まる既知の値であり、起伏角θからθが求まるから、余弦定理により、
Figure 2005112532
の演算を行うことで長さLが算出される。
そして、演算回路31は、(1)式により算出されたシーブ24と第2長さ検出器22との間の長さLと、第1長さ検出器21により検出されたワイヤ固定部材5eと第1長さ検出器21との間の長さLとを加算する。すなわち、L+Lの演算を行う。さらに、演算回路31は、当該加算された算出値L+Lと、第2長さ検出器22により検出されたワイヤ固定部材5eから第2長さ検出器22までの間の長さL´+L´との差を算出する。すなわち、│L+L−(L´+L´)│の演算を行う。
記憶回路32には、第1長さ検出器21、第2長さ検出器22および起伏角検出器23のうちのどれかが故障を起こしたと判断するために、演算回路31により算出された│L+L−(L´+L´)│の値と比較するための数値が予め設定されて記憶されている。
故障判断回路33は、演算回路31により算出された│L+L−(L´+L´)│の値が記憶回路32に記憶された所定の値を超えたときに、ワイヤ21b等の断線やリール21a等の巻き取り不良などの不具合が原因で、第1長さ検出器21、第2長さ検出器22および起伏角検出器23のうちどれかが故障を起こしたと判断する。
以上、第1の実施の形態について説明したが、本発明は必ずしも本実施例のような構成に限定されるわけではない。例えば、先端ブーム5cに第1長さ検出器および第2長さ検出器を取り付け、第1長さ検出器から巻き取りおよび繰り出しされるワイヤの先端を基端ブーム5aに設けられたワイヤ固定部材に取り付け、第2長さ検出器から巻き取りおよび繰り出しされるワイヤを基端ブーム5aに設けられたシーブに掛け回した上で、その先端を旋回台4に設けられたワイヤ固定部材に取り付けるように構成してもよい。
このような構成によれば、先端ブーム5cが基端ブーム5aに対して伸縮動したときに、先端ブーム5cに取り付けられた第1長さ検出器および第2長さ検出器の移動に応じてワイヤが第1長さ検出器および第2長さ検出器からそれぞれ巻き取りおよび繰り出される。また、ブーム5が起伏動したときに、ブーム5の起伏方向へのシーブの移動に応じて第2長さ検出器からワイヤが巻き取りおよび繰り出されて、シーブとワイヤ固定部材(旋回台4)との間の長さを検出することができる。
第2の実施の形態
ここで、本発明に係る高所作業車の検出装置を用いた第2の実施の形態について図5から図7を用いて説明する。図5に示すように、ブームヘッド5dの先端に、支持部材9が上下に揺動可能に枢結されている。また、垂直ポスト部材6が、この支持部材9から上方に延びて取り付けられている。ブームヘッド5dと支持部材9との間には、油圧ポンプからの作動油の給排制御により起伏シリンダ52の伸縮動に応じて作動するレベリングシリンダ54が配設されており、このレベリングシリンダ54の伸縮動により垂直ポスト部材6は常に垂直に向くように制御され、垂直ポスト部材6に取り付けられた作業台7はブーム5の起伏に拘らず常に水平に保持される。
また、本実施例においては、第1長さ検出器121はブームヘッド5dに取り付けられ、この第1長さ検出器121から巻き取りおよび繰り出されるワイヤ121bが、基端ブーム5aの側に延びて基端ブーム5a内のワイヤ固定部材5fに固定されている。一方、第2長さ検出器122は、支持部材9に取り付けられ、この第2長さ検出器122から巻き取りおよび繰り出されるワイヤ122bは、ブームヘッド5dに取り付けられているシーブ124に掛け回され、基端ブーム5aの側に延びて基端ブーム5a内のワイヤ固定部材5fに固定されている。
そして、先端ブーム5cもしくは中間ブーム5bが基端ブーム5aに対して伸縮動を行うと、リール121aの回転量がポテンショメータによって検出されることで、第1長さ検出器121が図6における基端ブーム5aのワイヤ固定部材5fと第1長さ検出器121との間の長さLを検出し、リール122aの回転量がポテンショメータによって検出されることで、第2長さ検出器122が図6における基端ブーム5aのワイヤ固定部材5fとシーブ124との間の長さL´を検出する。
また、起伏シリンダ52の伸縮動に応じてレベリングシリンダ54が伸縮制御されて支持部材9(作業台7)がブームヘッド5dと支持部材9との枢結軸を中心として上下方向に揺動した場合は、支持部材9の揺動方向へ第2長さ検出器122が移動して、リール122aからワイヤ122bが巻き取りおよび繰り出されてリール122aが回転する。そして、このときのリール122aの回転量がポテンショメータよって検出されることで、第2長さ検出器122が図6におけるシーブ124と第2長さ検出器122との間の長さL´を検出することができる。
このような、第1長さ検出器121および第2長さ検出器122の取り付け構成により、例えば、作業台7の下面のブーム5に対する揺動角が一定の状態でブーム5が伸縮動のみするときには、第1長さ検出器121および第2長さ検出器122による検出値を互いに比較することで、第1長さ検出器121および第2長さ検出器122のうちいずれかが故障を起こしたと判断することができる。また例えば、ブーム5が伸縮長さが一定の状態で作業台7がブーム5に対して上下に揺動のみするときには、第1長さ検出器121および第2長さ検出器122による検出値を互いに比較することで、第1長さ検出器121および第2長さ検出器122のうちいずれかが故障を起こしたと判断することができる。
さらに、作業台7がブーム5に対して上下に揺動する上で、さらにブーム5が伸縮動するときには、第1長さ検出器121および第2長さ検出器122による検出値を互いに比較すれば、作業台7の下面のブーム5に対する揺動角を算出することができるため、第2長さ検出器122は第1長さ検出器121と組み合わせることで揺動角検出器としても機能することができる。
揺動角検出器125は、ブームヘッド5dと支持部材9との枢結軸に内蔵されたポテンショメータにより構成され、レベリングシリンダ54の伸縮動による支持部材9の上下方向への揺動に応じてポテンショメータが当該枢結軸に対する支持部材9の回転角を検出することで、図6における作業台7の下面のブーム5に対する相対的な揺動角θ´を求めることができる。
また、図7を参照して本実施例における検出装置60は、第1長さ検出器121と、第2長さ検出器122と、揺動角検出器125のほか、第1の実施例の場合と同様にコントローラ30内に、演算回路31と、記憶回路32と、故障判断回路33とを有する。油圧ユニット40内の起伏制御バルブ42は、ブーム5の起伏動の制御のほか、作業台7を常に水平に保持するためのレベリングシリンダ54の伸縮動を制御する。
演算回路31は、揺動角検出器125により検出されたブーム5の揺動角θ´(作業台7のブーム5に対する相対角)から、図6におけるシーブ124と第2長さ検出器122との間の長さLを算出する。具体的には、揺動角検出器125とシーブ124との間の長さをa、揺動角検出器125と第2長さ検出器122との間の長さをbとし、揺動角検出器125およびシーブ124を結ぶ線と、揺動角検出器125および第2長さ検出器122を結ぶ線とのなす角をθ´とすると、a、bは、第2長さ検出器122、揺動角検出器125およびシーブ124の取り付け位置によって決まる既知の値であり、揺動角θ´からθ´が求まるから、余弦定理により、
Figure 2005112532
の演算を行うことで長さLが算出される。
そして、演算回路31は、(2)式により算出されたシーブ124と第2長さ検出器122との間の長さLと、第1長さ検出器121により検出された基端ブーム5aのワイヤ固定部材5fと第1長さ検出器121との間の長さLとを加算する。すなわち、L+Lの演算を行う。さらに、演算回路31は、当該加算された算出値L+Lと、第2長さ検出器122により検出されたワイヤ固定部材5fから第2長さ検出器122までの間の長さL´+L´との差を算出する。すなわち、│L+L−(L´+L´)│の演算を行う。
記憶回路32には、第1長さ検出器121、第2長さ検出器122および揺動角検出器125のうちどれかが故障を起こしたと判断するために、演算回路31により演算された│L+L−(L´+L´)│の値と比較するための数値が予め設定されて記憶されている。
故障判断回路33は、演算回路31により演算された│L+L−(L´+L´)│の値が記憶回路32に記憶された所定の値を超えたときに、ワイヤ121b等の断線やリール121a等の巻き取り不良などの不具合が原因で、第1長さ検出器121、第2長さ検出器122および揺動角検出器125のうちのどれかが故障を起こしたと判断する。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明は必ずしも上記のような構成に限定されるわけではない。例えば、基端ブーム5aに第1長さ検出器および第2長さ検出器を取り付け、第1長さ検出器から巻き取りおよび繰り出しされるワイヤの先端を先端ブーム5cに設けられたワイヤ固定部材に取り付け、第2長さ検出器から巻き取りおよび繰り出しされるワイヤを先端ブーム5cに設けられたシーブに掛け回した上で、その先端を支持部材9に設けられたワイヤ固定部材に取り付けるように構成してもよい。
このような構成によれば、先端ブーム5cが基端ブーム5aに対して伸縮動したときに、第1長さ検出器および第2長さ検出器の移動に応じてワイヤが第1長さ検出器および第2長さ検出器からそれぞれ巻き取りおよび繰り出される。また、ブーム5が起伏動したときに、レベリングシリンダ54の伸縮動による支持部材9の上下方向への揺動に応じて支持部材9に設けられたワイヤ固定部材が移動し、第2長さ検出器からワイヤが巻き取りおよび繰り出されて、シーブとワイヤ固定部材(支持部材9)との間の長さを検出することができる。
さらに、第1の実施の形態の場合を例にして、上記実施例では、起伏角検出器23による起伏角の検出値から演算回路31がシーブ24と第2長さ検出器22との間の長さを算出し、故障判断回路33がこの算出された値と第2長さ検出器22により検出されるシーブ24と第2長さ検出器22との間の長さとの比較を行っていた。しかしながら、必ずしも上記のような実施形態に限られず、ブーム5が起伏、伸縮動したときに、第2長さ検出器22によるシーブ24と第2長さ検出器22との間の長さの検出値から演算回路31がブーム5の起伏角を算出し、故障判断回路33が、この算出された起伏角と起伏角検出器23による検出値とを比較して、これらに所定以上の差が生じたときに第1長さ検出器21、第2長さ検出器22および第3長さ検出器23のうちいずれかにワイヤ21b等の断線やリール21a等の巻き取り不良などの不具合が原因で故障が生じたと判断するように構成してもよい。
本発明に係る高所作業車の検出装置を備える高所作業車の斜視図である。 本発明に係る高所作業車の検出装置を示すブロック図である。 上記検出装置を示すブームの側面図である。 上記検出装置における長さ検出手段による長さ検出について示す概念図である。 上記検出装置の第2の実施の形態におけるブームの側面図である。 上記検出装置の第2の実施の形態における長さ検出手段による長さ検出について示す概念図である。 本発明に係る高所作業車の検出装置の第2の実施の形態について示すブロック図である。
符号の説明
1 高所作業車
2 車体(基台)
4 旋回台
5 ブーム
5a 基端ブーム(基端側ブーム)
5b 中間ブーム(ブーム)
5c 先端ブーム(先端側ブーム)
5e ワイヤ固定部材(第1伸長量検出ワイヤ固定部、第2伸長量検出ワイヤ固定部

5f ワイヤ固定部材(第1伸長量検出ワイヤ固定部、第2伸長量検出ワイヤ固定部

6 垂直ポスト部材(レベリング部材)
7 作業台
9 支持部材(レベリング部材)
21 第1長さ検出器(第1長さ検出手段)
21b ワイヤ(第1伸長量検出ワイヤ)
22 第2長さ検出器(第2長さ検出手段)
22b ワイヤ(第2伸長量検出ワイヤ)
23 起伏角検出器(起伏角検出手段)
24 シーブ
33 故障判断回路(故障判断手段)
54 レベリングシリンダ
60 検出装置
121 第1長さ検出器(第1長さ検出手段)
121b ワイヤ(第1伸長量検出ワイヤ)
122 第2長さ検出器(第2長さ検出手段)
122b ワイヤ(第2伸長量検出ワイヤ)
124 シーブ
125 揺動角検出器(揺動角検出手段)

Claims (4)

  1. 基台に旋回自在に設けた旋回台に基端側ブームおよび先端側ブームを入れ子式に組み合わせて少なくとも起伏、伸縮動自在に取り付けられたブームを有する高所作業車の検出装置であって、
    前記基端側ブームおよび前記先端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第1伸長量検出ワイヤを有する第1長さ検出手段と、
    前記基端側ブームおよび前記先端側ブームのうちの他方の側に設けられ、前記第1伸長量検出ワイヤの先端が係止される第1伸長量検出ワイヤ固定部と、
    前記旋回台および前記先端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第2伸長量検出ワイヤを有する第2長さ検出手段と、
    前記車体および前記先端側ブームのうちの他方の側に設けられ、前記第2伸長量検出ワイヤの先端が係止される第2伸長量検出ワイヤ固定部と、
    前記基端側ブームに取り付けられ、前記第2長さ検出手段から繰り出された前記第2伸長量検出ワイヤが掛け回されるシーブとを有すること特徴とする高所作業車の検出装置。
  2. 前記基端側ブームに取り付けられ前記ブームの起伏角度を検出する起伏角検出手段と、
    前記第1長さ検出手段および前記起伏角検出手段により検出される検出値と前記第2長さ検出手段よる検出値とを比較して所定以上の差が生じたときに、前記第1長さ検出手段、前記第2長さ検出手段および前記起伏角検出手段のうちの何れかの故障を判断する故障判断手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の高所作業車の検出装置。
  3. 基台に旋回自在に設けた旋回台に基端側ブームおよび先端側ブームを入れ子式に組み合わせて少なくとも起伏、伸縮動自在に取り付けられたブームと、前記ブームの先端部に上下に揺動自在に取り付けられたレベリング部材と、前記レベリング部材に水平方向に旋回動自在に取り付けられた作業台と、前記ブームの起伏動に応じて前記レベリング部材を上下に揺動させて前記作業台を水平に保持するレベリングシリンダとを有する高所作業車の検出装置であって、
    前記基端側ブームおよび前記先端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第1伸長量検出ワイヤを有する第1長さ検出手段と、
    前記基端側ブームおよび前記先端側ブームのうちの他方の側に設けられ、前記第1伸長量検出ワイヤの先端が係止される第1伸長量検出ワイヤ固定部と、
    前記レベリング部材および前記基端側ブームのうちの一方の側に取り付けられ、巻き取りおよび繰り出し自在な第2伸長量検出ワイヤを有する第2長さ検出手段と、
    前記レベリング部材および前記基端側ブームのうちの他方の側に設けられ、前記第2伸長量検出ワイヤの先端が係止される第2伸長量検出ワイヤ固定部と、
    前記先端側ブームに取り付けられ、前記第2長さ検出手段から繰り出された前記第2伸長量検出ワイヤが掛け回されるシーブとを有すること特徴とする高所作業車の検出装置。
  4. 前記レベリング部材に取り付けられ前記作業台下面の前記ブームに対する揺動角度を検出する揺動角検出手段と、
    前記第1長さ検出手段および前記揺動角検出手段により検出される検出値と前記第2長さ検出手段よる検出値とを比較して所定以上の差が生じたときに、前記第1長さ検出手段、前記第2長さ検出手段および前記揺動角検出手段のうちの何れかの故障を判断する故障判断手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の高所作業車の検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014015310A (ja) * 2012-07-10 2014-01-30 Tadano Ltd 作業車両

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