JP3964715B2 - 高所作業車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は伸縮ブームを有する高所作業車に関し、例えば梯子型伸縮ブームを有する消防用梯子車に適用される。
【0002】
【従来の技術】
ブーム長手方向に相対移動可能な複数の単位ブームから構成される伸縮ブームと、その伸縮ブームを、ブーム長手方向を前後方向として、前端が上下するように支持する車体と、最上段の単位ブームを、ブームの左右方向に沿う屈折軸回りに屈折させる屈折機構と、その伸縮ブームによりブーム長手方向に移動可能に支持されるリフターとを備える高所作業車がある。
【0003】
その最上段の単位ブームの屈折時においては、その最上段の単位ブームにおける屈折位置の前方部分と後方部分との間に間隙が生じる。そのため、その間隙にリフターの被支持部位が落ち込むのを防止する必要がある。そこで、従来においては、そのリフターにおける最上段の単位ブームによる被支持部位は、その最上段の単位ブームに対して屈折位置の後方部分においてのみ移動可能とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来のリフターの被支持部位は、最上段の単位ブームに対して屈折位置の前方部分において移動することができない。そのため、伸縮ブームを屈折させることなく使用する場合、リフターと伸縮ブームの前端との間の距離が大きくなり、リフターを十分に活用することができなかった。特に、最上段の単位ブームの前端側にバスケットを取り付ける場合、災害救助時等にリフターとバスケットとの間で人の乗り移りを迅速に行うことができず、緊急を要する救助活動が阻害されてしまうという問題がある。
本発明は上記問題を解決することのできる高所作業車を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ブーム長手方向に相対移動可能な複数の単位ブームから構成される伸縮ブームと、その伸縮ブームを、ブーム長手方向を前後方向として、前端が上下するように支持する車体と、最上段の単位ブームの前方部分を、最上段の単位ブームの後方部分に対してブームの左右方向に沿う屈折軸回りに屈折させる屈折機構と、その伸縮ブームによりブーム長手方向に移動可能に支持されるリフターとを備える高所作業車において、そのリフターにおける前記最上段の単位ブームによる被支持部位であるローラが、その最上段の単位ブームの前方部分の屈折時においては、その最上段の単位ブームに対して屈折位置よりも前方の前方部分へ移動するのが阻止され、その最上段の単位ブームの前方部分の非屈折時においては、その最上段の単位ブームに対して屈折位置よりも後方の後方部分と屈折位置よりも前方の前方部分とにおいて移動するのが可能とされていることを特徴とする。
本発明の構成によれば、伸縮ブームを屈折させることなく使用する場合、リフターの被支持部位を最上段の単位ブームに対して屈折位置の前方部分においても移動させることができる。これにより、伸縮ブームを屈折させることなく使用する場合、リフターと伸縮ブームの前端との間の距離を小さくし、リフターを十分に活用することができる。
【0006】
その最上段の単位ブームの前端側にバスケットが取り付けられ、そのリフターとバスケットとの間で人が乗り移り可能とされているのが好ましい。
この構成により、災害救助時等において伸縮ブームを屈折させない場合に、リフターとバスケットとの間で人の乗り移りを迅速に行うことができる。
【0007】
その最上段の単位ブームに、前記屈折軸を中心として回転可能に設けられるブーム側巻き掛け部と、そのブーム側巻き掛け部に巻き掛けられるワイヤと、そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける後端側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、そのワイヤの一端は前記リフターに連結され、そのワイヤの他端は前記ワイヤ進退機構に連結され、そのリフターは、そのワイヤ進退機構によりワイヤを進退させることによりブームに対して移動可能とされているのが好ましい。
この構成により、最上段の単位ブームの屈折軸とブーム側巻き掛け部の回転軸とを共通化でき、構造の複雑化を防止できる。
【0008】
そのリフターの前端側に設けられる第1巻き掛け部と、そのリフターの後端側に設けられる第2巻き掛け部と、その最上段の単位ブームにおける前記屈折位置よりも後方部分に取り付けられるブーム側巻き掛け部と、そのリフターにおける第1巻き掛け部と第2巻き掛け部との間に設けられる制動機構と、その第1、第2巻き掛け部とブーム側巻き掛け部とに巻き掛けられるワイヤと、そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける後端側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、そのワイヤの一端は前記制動機構の制動部材を介してリフターに連結され、そのワイヤの他端は前記ワイヤ進退機構に連結され、そのワイヤは、一端から他端に向かうことで、まず第1巻き掛け部に巻き掛けられ、次いで第2巻き掛け部に巻き掛けられ、しかる後にブーム側巻き掛け部に巻き掛けられ、そのリフターは、そのワイヤ進退機構によりワイヤをブーム後方に向かい退かせることで、引っ張られるようにブームに対して前方移動可能とされ、そのワイヤ進退機構によりワイヤをブーム前方に向かい進出させることで、自重によりブームに対して後方移動可能とされ、その制動機構は、そのワイヤの張力の解除により前記制動部材をブームに押しつける弾力を発生可能であるのが好ましい。
ワイヤ進退機構によりワイヤをブーム後方に向かい退かせることでリフターをブーム前端に向かい移動させ、ワイヤ進退機構によりワイヤをブーム前方に向かい進出させることでリフターを自重によりブーム後端に向かい移動させる場合、ワイヤ切断によるワイヤ張力の解除時の安全確保を図る必要がある。そのワイヤの一端をリフターに設けられる制動機構の制動部材に連結し、そのワイヤの他端をワイヤ進退機構に連結し、その制動部材をワイヤの張力解除によりブームに押しつける弾力を発生させることで、リフターの自重による移動を防止できる。そのリフターをできるだけブーム前端に近接するまで移動させる上では、そのワイヤによるリフターの引っ張り力の作用位置をできるだけリフターの後端側に配置することが必要になる。そこで、そのワイヤの一端を連結した制動部材をリフターの後端に配置することが考えられる。しかし、制動部材をリフターの後端に配置した場合、ワイヤ切断時に制動部材を介する制動力はリフターの後端において作用するため、その制動力をリフターの前端側において作用させる場合よりも制動時のリフターの安定性に欠けることになる。すなわち、リフターの前端側において制動力を作用させていれば、リフターの後端側は外力によりブームから離間しても、その離間距離が大きくなる程に自重によりブームに向かうモーメントが大きくなるので安定する。一方、リフターの後端において制動力を作用させた場合、リフターの前端側が外力によりブームから離間すると、その離間距離が大きくなる程に自重によりブームに向かうモーメントが小さくなるので不安定になる。これに対して上記構成によれば、ワイヤによるリフターの引っ張り力をリフターの後端側に第2巻き掛け部を介して作用させることで、リフターを可及的にブーム前端に近接するまで移動させることができ、且つ、ワイヤ切断時に制動部材を介する制動力をリフターの後端よりも前端側において作用させ、制動時のリフターの安定性が低下するのを防止できる。
【0009】
その最上段の単位ブームにおける前記屈折位置よりも前方の前方部分と屈折位置よりも後方の後方部分とを屈折しないようにロック可能に連結するロック部材を有し、前記リフターにおける最上段の単位ブームによる被支持部位は、その最上段の単位ブームの前方部分と後方部分の連結解除状態のロック部材により、前記屈折位置よりも前方へ移動するのが阻止されるのが好ましい。
これにより、最上段の単位ブームの屈折のロックと、その屈折のロック解除時におけるリフターの過剰な移動の防止とを、共通のロック部材により行うことができ、構造の複雑化を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、高所作業車の一例として消防用梯子車1を示す。この梯子車1は、車体2と、この車体2により支持される梯子型伸縮ブーム3とを備える。その車体2は前後車輪4、5により支持され、前部に運転室を覆うキャビン6が取り付けられ、後部に縦軸中心に旋回可能なターンテーブル7を有する。その車体2を支持するアウトリガーと、ブーム3に対する車体2の接地面の傾斜を打ち消すために、傾斜に応じてアウトリガーによる車体持ち上げ量を変更したり、傾斜に応じてターンテーブル7を傾斜させる傾斜矯正機構が車体2に内蔵されている。その傾斜矯正機構は従来公知のものを用いることができる。
【0011】
図2に示すように、そのブーム3は、上下に重ねられる複数(本実施形態では5つ)の単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eから構成され、長手方向が前後方向とされている。各単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eは、底部3Aと、この底部3Aの両側から上方に延びる側部3Bとを有し、互いにブーム長手方向に相対移動可能とされている。各単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eの相互間にはローラー3Cとガイド3Dとが設けられている。各単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eを互いにブーム長手方向に相対移動させるための駆動機構(図示省略)が設けられ、その駆動機構は従来公知のものを用いることができる。
【0012】
図1に示すように、そのブーム3は、最下段の単位ブーム3aを介して前端が上下するように後端側が揺動可能に上記車体2により支持されている。すなわち、その最下段の単位ブーム3aは、上記ターンテーブル7上に取り付けられる支持部材21に横軸22中心に揺動可能に取り付けられる受け部材27を有する。その受け部材27に最下段の単位ブーム3aが連結される。その支持部材21に、複動油圧シリンダ23のチューブが横軸24中心に揺動可能に連結され、その油圧シリンダ23の伸縮ロッドは受け部材27に横軸25中心に揺動可能に連結されている。各横軸21、24、25はブーム左右方向に沿う。その油圧シリンダ23を伸縮駆動することによりブーム3は上下揺動される。その上下揺動範囲は、ブーム3の前端が後端よりも上方と下方の何れにも位置可能なように設定するのが好ましい。図1に示す待機状態において、ブーム3の前端側は支柱41を介して車体2により支持される。
【0013】
図3(A)、(B)、図4、図5に示すように、その最上段の単位ブーム3eは、ブーム3の左右方向に沿う屈折軸80回りに屈折可能とされている。すなわち、その最上段の単位ブーム3eは、前後間の中央よりも前端寄りの位置よりも前方部分3e′と後方部分3e″とに2分割されている。その前方部分3e′の前端下部と後方部分3e″の後端下部とが、屈折軸80を中心軸とする接続シャフトを介して相対回転可能に連結されている。
【0014】
図3に示すように、最上段の単位ブーム3eを屈折軸80回りに屈折させる屈折機構81が設けられている。その屈折機構81は複動油圧シリンダ81aを有する。その油圧シリンダ81aは、最上段の単位ブーム3eの後方部分3e″に屈折軸80と平行な軸81a′中心に揺動可能に連結されるシリンダチューブと、最上段の単位ブーム3eの前方部分3e′に屈折軸80と平行な軸81a″中心に揺動可能に連結される伸縮ロッドとを有する。その油圧シリンダ81aを伸長駆動することで最上段の単位ブーム3eは図3(A)、図4に示すように前端が下方に向かうように屈折され、縮小駆動することで最上段の単位ブーム3eは図3(B)、図5に示すように非屈折状態に戻る。
【0015】
最上段の単位ブーム3eの前端側に、人Hが乗降可能なバスケット30がブーム3の左右方向に沿う揺動軸31回りに揺動可能に取り付けられる。そのバスケット30を揺動軸31回りに駆動する揺動機構65が設けられている。その揺動機構65は複動油圧シリンダ65aを有し、その油圧シリンダ65aは最上段の単位ブーム3eにブーム左右方向に沿う軸中心に揺動可能に連結されるシリンダチューブと、バスケット30にリンク機構66を介して揺動可能に連結される伸縮ロッドを有する。その油圧シリンダ65aの伸縮により揺動軸31回りにバスケット30が揺動可能とされている。これにより、ブーム3の揺動と最上段の単位ブーム3eの屈折に応じてバスケット30をブーム3に対して揺動させることで、そのバスケット30の底面を水平に維持することができる。また、図1に示すように、バスケット30をブーム3に被せるように収納することが可能とされている。
【0016】
そのブーム3によりリフター51が支持されている。図6に示すように、そのリフター51はブーム3に対向する主枠51aと、ブーム3の左右方向において並列する一対の手摺り51bとを、複数の支柱51cと底板51dとで連結することで構成されている。各支柱51cと底板51dは主枠51aと手摺り51bとに左右方向軸中心にリンク結合され、これによりリフター51を非使用時に図1に示すように折り畳むことが可能とされている。その主枠51aに、ブーム前後方向の間隔をおいて複数(本実施形態では10)の前部ローラ51eと複数(本実施形態では10)の後部ローラ51fとが取り付けられている。その前部ローラ51eと後部ローラ51fが、各単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eの両側部3Bの上面により構成されるガイド面Rにより支持される被支持部位とされ、そのガイド面R上を転動することでリフター51は各単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eに対して相対移動可能とされている
【0017】
図7に示すように、最下段の単位ブーム3aの後端近傍に、駆動機構により回転駆動されるドラム60(ワイヤ進退機構)が取り付けられている。また、最下段の単位ブーム3aの前端近傍、最下段と最上段との間の単位ブーム3b、3c、3dそれぞれの前後端近傍、および最上段の単位ブーム3eの後端近傍にプーリ62が取り付けられる。
【0018】
図4〜図6に示すように、そのリフター51の前端側に第1巻き掛け部71aとしてプーリが回転可能に設けられ、そのリフター51の後端側に第2巻き掛け部71bとしてプーリが回転可能に設けられ、最上段の単位ブーム3eにおける上記屈折位置よりも後方部分3e″にブーム側巻き掛け部3fとしてプーリが回転可能に設けられている。そのブーム側巻き掛け部3fを構成するプーリは、上記屈折軸80を中心軸とする接続シャフトに取り付けられることで、その屈折軸80を中心として回転可能に最上段の単位ブーム3eに取り付けられている。また、ドラム60はブーム側巻き掛け部3fよりもブーム3における後端側に配置される。
【0019】
図6に示すように、そのリフター51における第1巻き掛け部71aと第2巻き掛け部71bとの間に制動機構70が設けられている。その制動機構70は、リフター51にブーム3の左右方向に沿う制動軸中心に揺動可能に取り付けられた制動部材70bを有し、その制動部材70bを介してワイヤ61の一端がリフター51に連結され、そのワイヤ61の他端は上記ドラム60に連結されている。本実施形態の制動部材70bは、図8に示すように、各単位ブーム3a、3b、3c、3d、3eの両側部3Bの上面により構成されるガイド面Rに間隔をおいて個別に対向するように複数(本実施形態では10)とされている。各制動部材70bは、上記制動軸中心に揺動することでガイド面Rに押し付けられる形状とされ、本実施形態ではブーム3の左右方向から見て扇形状とされている。そのワイヤ61の一端と各制動部材70bとの連結のため、各制動部材70bはリフター51に制動軸中心に回転可能に取り付けられたシャフト70aに同行回転可能に取り付けられ、そのシャフト70aに取り付けられた突出部70a′に連結ロッド70eの一端がリンク結合され、その連結ロッド70eの中途部に、リフター51に軸70g中心に揺動可能に取り付けられた揺動アーム70fの一端がリンク結合され、その揺動アーム70fの他端にワイヤ61の一端が連結されている。その連結ロッド70eの他端に、リフター51に軸70h中心に揺動可能に取り付けられた連結片70iの一端がリンク結合され、その連結片70iの他端にガイドアーム70jの一端がリンク結合され、そのガイドアーム70jの他端が上記底板51dに連結されている。そのガイドアーム70jと底板51dとの連結のため、ガイドアーム70jに形成されたガイド孔70j′に、その底板51dから突出するガイドピン51d′が挿入されている。その連結ロッド70eとリフター51とを連結する引っ張りバネ70kが設けられている。その引っ張りバネ70kの弾力は、連結ロッド70e、突出部70a′、シャフト70aを介して制動部材70bに、その制動部材70bをブーム3のガイド面Rに押し付けられる方向に作用する。また、その引っ張りバネ70kの弾力は、連結ロッド70e、連結片70i、ガイドアーム70j、ガイドピン51d′を介して底板51dに、その底板51dと各支柱51cと手摺り51bとを、ガイドピン51d′がガイド孔70j′に沿って移動することでリフター51が図6の使用状態から図1の折り畳み状態になる方向に作用する。
【0020】
そのワイヤ61は、上記各プーリ62と各巻き掛け部71a、71b、3fを構成するプーリとに巻き掛けられる。すなわちワイヤ61は、一端から他端に向かうことで、第1巻き掛け部71a、第2巻き掛け部71b、ブーム側巻き掛け部3f、最上段の単位ブーム3eのプーリ62、上から2段目の単位ブーム3dの前端側プーリ62、後端側プーリ62、上から3段目の単位ブーム3cの前端側プーリ62、後端側プーリ62、上から4段目の単位ブーム3bの前端側プーリ62、後端側プーリ62、最下段の単位ブーム3aの前端側プーリ62に、この順番で巻き掛けられ、しかる後にドラム60に連結される。これによりリフター51は、ドラム60によりワイヤ61を巻き取ってワイヤ61をブーム後方に向かい退かせることで、引っ張られるようにブーム3に対して前方移動可能とされている。一方、ブーム3の前端を後端よりも上方に位置させれば、ワイヤ61をドラム60から繰り出してブーム前方に向かい進出させることにより、リフター51を自重によりブーム3に対して後方移動させることが可能とされている。
【0021】
そのワイヤ61の引っ張り力により上記引っ張りバネ70kの弾力に抗して揺動アーム70fが揺動する。これにより、制動部材70bはブーム3のガイド面Rに押し付けられることなく間隔をおいて対向するように揺動し、また、リフター51が使用状態となるように底板51dと各支柱51cと手摺り51bとは揺動する。図1のリフター非使用状態になったりワイヤ61が切断されることでワイヤ61の張力が解除されると、制動部材70bは引っ張りバネ70kの弾力によりブーム3のガイド面Rに押し付けられるので、リフター51の移動が阻止され、また、リフター51は折り畳み状態になる。なお、リフター51の底板51dに人が乗っている時は、その人の体重によりリフター51が折り畳み状態になることはない。
【0022】
図4、図5に示すように、最上段の単位ブーム3eにおける屈折位置の前方部分3e′と後方部分3e″とを屈折しないようにロック可能に連結するロック部材90が設けられている。本実施形態では、そのロック部材90は前後端間において後方部分3e″にブーム3の左右方向に沿う軸90a中心に揺動可能に取り付けられている。そのロック部材90の一端は、前方部分3e′に一体化されたピン91に非屈折時に引っ掛けられるフック状とされている。そのロック部材90の他端は複動油圧シリンダ92の伸縮ロッドにブーム3の左右方向に沿う軸90c中心に相対揺動可能に連結されている。その油圧シリンダ92のシリンダチューブは後方部分3e″にブーム3の左右方向に沿う軸90d中心に相対揺動可能に連結されている。これにより、最上段の単位ブーム3eの非屈折時においては、図5に示すように油圧シリンダ92を図外駆動機構により伸長させることで、ピン91にロック部材90を引っ掛けて前方部分3e′と後方部分3e″とを連結し、最上段の単位ブーム3eの屈折をロックできる。また、図4に示すように油圧シリンダ92を駆動機構により縮小させることで、ピン91からロック部材90を外して前方部分3e′と後方部分3e″との連結を解除し、その前方部分3e′と後方部分3e″とを屈折しないようにロックしていたのを解除できる。
【0023】
図4に示すように、リフター51における最上段の単位ブーム3eによる被支持部位すなわち前部ローラ51eは、最上段の単位ブーム3eの前方部分3e′と後方部分3e″の連結解除状態のロック部材90により、最上段の単位ブーム3eの屈折位置の前方へ移動するのが阻止される。本実施形態では、そのロック部材90がリフター51の主枠51aを構成する桟51a′に当接することでリフター51の移動が阻止される。これにより、最上段の単位ブーム3eの屈折時において、前部ローラ51eが最上段の単位ブーム3eに対して屈折位置の前方部分3e′へ相対移動するのが阻止され、前部ローラ51eがガイド面Rから脱落するのを防止できる。図3(A)に示すように、その最上段の単位ブーム3eの屈折により、建物の屋上フェンスF等を乗り越えて、最上段の単位ブーム3eの前方部分3e′を介してバスケット30とリフター51との間で人Hが容易に乗り移り可能となる。
【0024】
図5に示すように、ロック部材90により前方部分3e′と後方部分3e″とが連結された状態では、ロック部材90がリフター51の移動を阻止することはなく、前方部分3e′の前端近傍に設けられたストッパー93が上記桟51a′に当接することで、リフター51の最上段の単位ブーム3eに対する前方移動が阻止される。そのストッパー93によりリフター51の前方移動が阻止される際、前部ローラ51eは最上段の単位ブーム3eの屈折位置よりも前方に位置する。すなわち、最上段の単位ブーム3eの非屈折時においては、リフター51の前部ローラ51eが最上段の単位ブーム3eに対して屈折位置の後方部分3e″と前方部分3e′とにおいて相対移動するのを許容する。その最上段の単位ブーム3eの非屈折時は、図3(B)に示すように、リフター51を最上段の単位ブーム3eの前端に可及的に近接させ、建物Mに可及的に近接させてリフター51とバスケット30との間での人の乗り移りを迅速に行うことが可能になる。
【0025】
上記実施形態によれば、伸縮ブーム3を屈折させることなく使用する場合、リフター51の被支持部位である前部ローラ51eを最上段の単位ブーム3eに対して屈折位置の前方部分3e′においても移動させることができる。これにより、伸縮ブーム3を屈折させることなく使用する場合、リフター51と伸縮ブーム3の前端との間の距離を小さくし、リフター51を十分に活用することができる。また、災害救助時等において伸縮ブーム3を屈折させない場合に、リフター51とバスケット30との間で人の乗り移りを迅速に行うことができる。さらに、最上段の単位ブーム3eの屈折軸80と、リフター移動用ワイヤ61を巻き掛けるブーム側巻き掛け部3fの回転軸とを共通化し、構造の複雑化を防止できる。そのワイヤ61によるリフター51の引っ張り力をリフター51の後端側に第2巻き掛け部71bを介して作用させることで、リフター51を可及的にブーム前端に近接するまで移動させることができ、且つ、ワイヤ切断時に制動部材70bを介する制動力をリフター51の後端よりも前端側において作用させ、制動時のリフター51の安定性が低下するのを防止できる。また、最上段の単位ブーム3eの屈折のロックと、その屈折のロック解除時におけるリフター51の過剰な移動の防止とを、共通のロック部材90により行うことができ、構造の複雑化を防止できる。
【0026】
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、単位ブームの数は本発明の作用、効果を奏することができれば5つに限定されない。また、梯子車1以外の高所作業車にも本発明を適用できる。また、ワイヤ進退機構はドラム60に限定されず、例えば流体圧シリンダによりワイヤ61を進退させてもよい。さらに最上段の単位ブーム3eの屈折時にロック部材90とは別の専用のストッパーによりリフター51の移動を阻止するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、屈折可能なブームによる高所作業において、構造を複雑化することなくリフターの有効活用を図ることができ、緊急を要する救助活動の迅速化に貢献でき、安全性に優れた高所作業車を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の高所作業車の側面図
【図2】本発明の実施形態のブームの半部断面図
【図3】本発明の実施形態の最上段単位ブームの(A)は屈折状態の説明図、(B)は伸長状態の説明図
【図4】本発明の実施形態の最上段単位ブームの屈折時の作用説明図
【図5】本発明の実施形態の最上段単位ブームの伸長時の作用説明図
【図6】本発明の実施形態のリフターの側面図
【図7】本発明の実施形態のリフターの作用説明図
【図8】本発明の実施形態の制動機構の部分説明図
【符号の説明】
2 車体
3 伸縮ブーム
3a、3b、3c、3d、3e 単位ブーム
3f ブーム側巻き掛け部
30 バスケット
51 リフター
51e 前部ローラ(被支持部位)
60 ドラム(ワイヤ進退機構)
61 ワイヤ
70 制動機構
70b 制動部材
71a 第1巻き掛け部
71b 第2巻き掛け部
80 屈折軸
81 屈折機構
90 ロック部材

Claims (5)

  1. ブーム長手方向に相対移動可能な複数の単位ブームから構成される伸縮ブームと、
    その伸縮ブームを、ブーム長手方向を前後方向として、前端が上下するように支持する車体と、
    最上段の単位ブームの前方部分を、最上段の単位ブームの後方部分に対してブームの左右方向に沿う屈折軸回りに屈折させる屈折機構と、
    その伸縮ブームによりブーム長手方向に移動可能に支持されるリフターとを備える高所作業車において、
    そのリフターにおける前記最上段の単位ブームによる被支持部位であるローラが、その最上段の単位ブームの前方部分の屈折時においては、その最上段の単位ブームに対して屈折位置よりも前方の前方部分へ移動するのが阻止され、その最上段の単位ブームの前方部分の非屈折時においては、その最上段の単位ブームに対して屈折位置よりも後方の後方部分と屈折位置よりも前方の前方部分とにおいて移動するのが可能とされていることを特徴とする高所作業車。
  2. その最上段の単位ブームの前端側にバスケットが取り付けられ、
    そのリフターとバスケットとの間で人が乗り移り可能とされている請求項1に記載の高所作業車。
  3. その最上段の単位ブームに、前記屈折軸を中心として回転可能に設けられるブーム側巻き掛け部と、
    そのブーム側巻き掛け部に巻き掛けられるワイヤと、
    そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける後端側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、
    そのワイヤの一端は前記リフターに連結され、そのワイヤの他端は前記ワイヤ進退機構に連結され、
    そのリフターは、そのワイヤ進退機構によりワイヤを進退させることによりブームに対して移動可能とされている請求項1または2に記載の高所作業車。
  4. そのリフターの前端側に設けられる第1巻き掛け部と、
    そのリフターの後端側に設けられる第2巻き掛け部と、
    その最上段の単位ブームにおける前記屈折位置よりも後方部分に取り付けられるブーム側巻き掛け部と、
    そのリフターにおける第1巻き掛け部と第2巻き掛け部との間に設けられる制動機構と、
    その第1、第2巻き掛け部とブーム側巻き掛け部とに巻き掛けられるワイヤと、
    そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける後端側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、
    そのワイヤの一端は前記制動機構の制動部材を介してリフターに連結され、そのワイヤの他端は前記ワイヤ進退機構に連結され、
    そのワイヤは、一端から他端に向かうことで、まず第1巻き掛け部に巻き掛けられ、次いで第2巻き掛け部に巻き掛けられ、しかる後にブーム側巻き掛け部に巻き掛けられ、
    そのリフターは、そのワイヤ進退機構によりワイヤをブーム後方に向かい退かせることで、引っ張られるようにブームに対して前方移動可能とされ、そのワイヤ進退機構によりワイヤをブーム前方に向かい進出させることで、自重によりブームに対して後方移動可能とされ、
    その制動機構は、そのワイヤの張力の解除により前記制動部材をブームに押しつける弾力を発生可能な請求項1または2に記載の高所作業車。
  5. その最上段の単位ブームにおける前記屈折位置よりも前方の前方部分と屈折位置よりも後方の後方部分とを屈折しないようにロック可能に連結するロック部材を有し、
    前記リフターにおける最上段の単位ブームによる被支持部位は、その最上段の単位ブームの前方部分と後方部分の連結解除状態のロック部材により、前記屈折位置よりも前方へ移動するのが阻止される請求項1〜4の中の何れかに記載の高所作業車。
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