JP2003290375A - 高所作業車 - Google Patents

高所作業車

Info

Publication number
JP2003290375A
JP2003290375A JP2002098877A JP2002098877A JP2003290375A JP 2003290375 A JP2003290375 A JP 2003290375A JP 2002098877 A JP2002098877 A JP 2002098877A JP 2002098877 A JP2002098877 A JP 2002098877A JP 2003290375 A JP2003290375 A JP 2003290375A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
lifter
wire
uppermost unit
winding portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002098877A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3964715B2 (ja
Inventor
Jiro Aoyanagi
二郎 青柳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
J Morita Corp
Original Assignee
J Morita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by J Morita Corp filed Critical J Morita Corp
Priority to JP2002098877A priority Critical patent/JP3964715B2/ja
Publication of JP2003290375A publication Critical patent/JP2003290375A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3964715B2 publication Critical patent/JP3964715B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】屈折可能なブームによる高所作業において、構
造を複雑化することなくリフターの有効活用を図ること
ができ、緊急を要する救助活動の迅速化に貢献でき、安
全性に優れた高所作業車を提供する。 【解決手段】複数の単位ブームから構成される伸縮ブー
ム3によりブーム長手方向に移動可能に支持されるリフ
ター51と、最上段の単位ブーム3eをブーム3の左右
方向に沿う屈折軸80回りに屈折させる屈折機構81を
備える。リフター51における最上段の単位ブーム3e
による被支持部位が、最上段の単位ブーム3eの屈折時
は、最上段の単位ブーム3eに対して屈折位置の前方部
分3e′へ相対移動するのが阻止され、最上段の単位ブ
ーム3eの非屈折時は、最上段の単位ブーム3eに対し
て屈折位置の後方部分3e″と前方部分3e′とにおい
て相対移動するのを許容する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は伸縮ブームを有する
高所作業車に関し、例えば梯子型伸縮ブームを有する消
防用梯子車に適用される。
【0002】
【従来の技術】ブーム長手方向に相対移動可能な複数の
単位ブームから構成される伸縮ブームと、その伸縮ブー
ムを、ブーム長手方向を前後方向として、前端が上下す
るように支持する車体と、最上段の単位ブームを、ブー
ムの左右方向に沿う屈折軸回りに屈折させる屈折機構
と、その伸縮ブームによりブーム長手方向に移動可能に
支持されるリフターとを備える高所作業車がある。
【0003】その最上段の単位ブームの屈折時において
は、その最上段の単位ブームにおける屈折位置の前方部
分と後方部分との間に間隙が生じる。そのため、その間
隙にリフターの被支持部位が落ち込むのを防止する必要
がある。そこで、従来においては、そのリフターにおけ
る最上段の単位ブームによる被支持部位は、その最上段
の単位ブームに対して屈折位置の後方部分においてのみ
移動可能とされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のリフターの被支
持部位は、最上段の単位ブームに対して屈折位置の前方
部分において移動することができない。そのため、伸縮
ブームを屈折させることなく使用する場合、リフターと
伸縮ブームの前端との間の距離が大きくなり、リフター
を十分に活用することができなかった。特に、最上段の
単位ブームの前端側にバスケットを取り付ける場合、災
害救助時等にリフターとバスケットとの間で人の乗り移
りを迅速に行うことができず、緊急を要する救助活動が
阻害されてしまうという問題がある。本発明は上記問題
を解決することのできる高所作業車を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブーム長手方
向に相対移動可能な複数の単位ブームから構成される伸
縮ブームと、その伸縮ブームを、ブーム長手方向を前後
方向として、前端が上下するように支持する車体と、最
上段の単位ブームを、ブームの左右方向に沿う屈折軸回
りに屈折させる屈折機構と、その伸縮ブームによりブー
ム長手方向に移動可能に支持されるリフターとを備える
高所作業車において、そのリフターにおける前記最上段
の単位ブームによる被支持部位が、その最上段の単位ブ
ームの屈折時においては、その最上段の単位ブームに対
して屈折位置の前方部分へ相対移動するのが阻止され、
その最上段の単位ブームの非屈折時においては、その最
上段の単位ブームに対して屈折位置の後方部分と前方部
分とにおいて相対移動するのが許容されていることを特
徴とする。本発明の構成によれば、伸縮ブームを屈折さ
せることなく使用する場合、リフターの被支持部位を最
上段の単位ブームに対して屈折位置の前方部分において
も移動させることができる。これにより、伸縮ブームを
屈折させることなく使用する場合、リフターと伸縮ブー
ムの前端との間の距離を小さくし、リフターを十分に活
用することができる。
【0006】その最上段の単位ブームの前端側にバスケ
ットが取り付けられ、そのリフターとバスケットとの間
で人が乗り移り可能とされているのが好ましい。この構
成により、災害救助時等において伸縮ブームを屈折させ
ない場合に、リフターとバスケットとの間で人の乗り移
りを迅速に行うことができる。
【0007】その最上段の単位ブームに、前記屈折軸を
中心として回転可能に設けられるブーム側巻き掛け部
と、そのブーム側巻き掛け部に巻き掛けられるワイヤ
と、そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける後端
側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、そのワイヤの
一端は前記リフターに連結され、そのワイヤの他端は前
記ワイヤ進退機構に連結され、そのリフターは、そのワ
イヤ進退機構によりワイヤを進退させることによりブー
ムに対して移動可能とされているのが好ましい。この構
成により、最上段の単位ブームの屈折軸とブーム側巻き
掛け部の回転軸とを共通化でき、構造の複雑化を防止で
きる。
【0008】そのリフターの前端側に設けられる第1巻
き掛け部と、そのリフターの後端側に設けられる第2巻
き掛け部と、その最上段の単位ブームにおける前記屈折
位置よりも後方部分に取り付けられるブーム側巻き掛け
部と、そのリフターにおける第1巻き掛け部と第2巻き
掛け部との間に設けられる制動機構と、その第1、第2
巻き掛け部とブーム側巻き掛け部とに巻き掛けられるワ
イヤと、そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける
後端側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、そのワイ
ヤの一端は前記制動機構の制動部材を介してリフターに
連結され、そのワイヤの他端は前記ワイヤ進退機構に連
結され、そのワイヤは、一端から他端に向かうことで、
まず第1巻き掛け部に巻き掛けられ、次いで第2巻き掛
け部に巻き掛けられ、しかる後にブーム側巻き掛け部に
巻き掛けられ、そのリフターは、そのワイヤ進退機構に
よりワイヤをブーム後方に向かい退かせることで、引っ
張られるようにブームに対して前方移動可能とされ、そ
のワイヤ進退機構によりワイヤをブーム前方に向かい進
出させることで、自重によりブームに対して後方移動可
能とされ、その制動機構は、そのワイヤの張力の解除に
より前記制動部材をブームに押しつける弾力を発生可能
であるのが好ましい。ワイヤ進退機構によりワイヤをブ
ーム後方に向かい退かせることでリフターをブーム前端
に向かい移動させ、ワイヤ進退機構によりワイヤをブー
ム前方に向かい進出させることでリフターを自重により
ブーム後端に向かい移動させる場合、ワイヤ切断による
ワイヤ張力の解除時の安全確保を図る必要がある。その
ワイヤの一端をリフターに設けられる制動機構の制動部
材に連結し、そのワイヤの他端をワイヤ進退機構に連結
し、その制動部材をワイヤの張力解除によりブームに押
しつける弾力を発生させることで、リフターの自重によ
る移動を防止できる。そのリフターをできるだけブーム
前端に近接するまで移動させる上では、そのワイヤによ
るリフターの引っ張り力の作用位置をできるだけリフタ
ーの後端側に配置することが必要になる。そこで、その
ワイヤの一端を連結した制動部材をリフターの後端に配
置することが考えられる。しかし、制動部材をリフター
の後端に配置した場合、ワイヤ切断時に制動部材を介す
る制動力はリフターの後端において作用するため、その
制動力をリフターの前端側において作用させる場合より
も制動時のリフターの安定性に欠けることになる。すな
わち、リフターの前端側において制動力を作用させてい
れば、リフターの後端側は外力によりブームから離間し
ても、その離間距離が大きくなる程に自重によりブーム
に向かうモーメントが大きくなるので安定する。一方、
リフターの後端において制動力を作用させた場合、リフ
ターの前端側が外力によりブームから離間すると、その
離間距離が大きくなる程に自重によりブームに向かうモ
ーメントが小さくなるので不安定になる。これに対して
上記構成によれば、ワイヤによるリフターの引っ張り力
をリフターの後端側に第2巻き掛け部を介して作用させ
ることで、リフターを可及的にブーム前端に近接するま
で移動させることができ、且つ、ワイヤ切断時に制動部
材を介する制動力をリフターの後端よりも前端側におい
て作用させ、制動時のリフターの安定性が低下するのを
防止できる。
【0009】その最上段の単位ブームにおける前記屈折
位置の前方部分と後方部分とを屈折ロック可能に連結す
るロック部材を有し、前記リフターにおける最上段の単
位ブームによる被支持部位は、その最上段の単位ブーム
の前方部分と後方部分の連結解除状態のロック部材によ
り、前記屈折位置の前方へ移動するのが阻止されるのが
好ましい。これにより、最上段の単位ブームの屈折のロ
ックと、その屈折のロック解除時におけるリフターの過
剰な移動の防止とを、共通のロック部材により行うこと
ができ、構造の複雑化を防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、高所作業車の一例として
消防用梯子車1を示す。この梯子車1は、車体2と、こ
の車体2により支持される梯子型伸縮ブーム3とを備え
る。その車体2は前後車輪4、5により支持され、前部
に運転室を覆うキャビン6が取り付けられ、後部に縦軸
中心に旋回可能なターンテーブル7を有する。その車体
2を支持するアウトリガーと、ブーム3に対する車体2
の接地面の傾斜を打ち消すために、傾斜に応じてアウト
リガーによる車体持ち上げ量を変更したり、傾斜に応じ
てターンテーブル7を傾斜させる傾斜矯正機構が車体2
に内蔵されている。その傾斜矯正機構は従来公知のもの
を用いることができる。
【0011】図2に示すように、そのブーム3は、上下
に重ねられる複数(本実施形態では5つ)の単位ブーム
3a、3b、3c、3d、3eから構成され、長手方向
が前後方向とされている。各単位ブーム3a、3b、3
c、3d、3eは、底部3Aと、この底部3Aの両側か
ら上方に延びる側部3Bとを有し、互いにブーム長手方
向に相対移動可能とされている。各単位ブーム3a、3
b、3c、3d、3eの相互間にはローラー3Cとガイ
ド3Dとが設けられている。各単位ブーム3a、3b、
3c、3d、3eを互いにブーム長手方向に相対移動さ
せるための駆動機構(図示省略)が設けられ、その駆動
機構は従来公知のものを用いることができる。
【0012】図1に示すように、そのブーム3は、最下
段の単位ブーム3aを介して前端が上下するように後端
側が揺動可能に上記車体2により支持されている。すな
わち、その最下段の単位ブーム3aは、上記ターンテー
ブル7上に取り付けられる支持部材21に横軸22中心
に揺動可能に取り付けられる受け部材27を有する。そ
の受け部材27に最下段の単位ブーム3aが連結され
る。その支持部材21に、複動油圧シリンダ23のチュ
ーブが横軸24中心に揺動可能に連結され、その油圧シ
リンダ23の伸縮ロッドは受け部材27に横軸25中心
に揺動可能に連結されている。各横軸21、24、25
はブーム左右方向に沿う。その油圧シリンダ23を伸縮
駆動することによりブーム3は上下揺動される。その上
下揺動範囲は、ブーム3の前端が後端よりも上方と下方
の何れにも位置可能なように設定するのが好ましい。図
1に示す待機状態において、ブーム3の前端側は支柱4
1を介して車体2により支持される。
【0013】図3(A)、(B)、図4、図5に示すよ
うに、その最上段の単位ブーム3eは、ブーム3の左右
方向に沿う屈折軸80回りに屈折可能とされている。す
なわち、その最上段の単位ブーム3eは、前後間の中央
よりも前端寄りの位置よりも前方部分3e′と後方部分
3e″とに2分割されている。その前方部分3e′の前
端下部と後方部分3e″の後端下部とが、屈折軸80を
中心軸とする接続シャフトを介して相対回転可能に連結
されている。
【0014】図3に示すように、最上段の単位ブーム3
eを屈折軸80回りに屈折させる屈折機構81が設けら
れている。その屈折機構81は複動油圧シリンダ81a
を有する。その油圧シリンダ81aは、最上段の単位ブ
ーム3eの後方部分3e″に屈折軸80と平行な軸81
a′中心に揺動可能に連結されるシリンダチューブと、
最上段の単位ブーム3eの前方部分3e′に屈折軸80
と平行な軸81a″中心に揺動可能に連結される伸縮ロ
ッドとを有する。その油圧シリンダ81aを伸長駆動す
ることで最上段の単位ブーム3eは図3(A)、図4に
示すように前端が下方に向かうように屈折され、縮小駆
動することで最上段の単位ブーム3eは図3(B)、図
5に示すように非屈折状態に戻る。
【0015】最上段の単位ブーム3eの前端側に、人H
が乗降可能なバスケット30がブーム3の左右方向に沿
う揺動軸31回りに揺動可能に取り付けられる。そのバ
スケット30を揺動軸31回りに駆動する揺動機構65
が設けられている。その揺動機構65は複動油圧シリン
ダ65aを有し、その油圧シリンダ65aは最上段の単
位ブーム3eにブーム左右方向に沿う軸中心に揺動可能
に連結されるシリンダチューブと、バスケット30にリ
ンク機構66を介して揺動可能に連結される伸縮ロッド
を有する。その油圧シリンダ65aの伸縮により揺動軸
31回りにバスケット30が揺動可能とされている。こ
れにより、ブーム3の揺動と最上段の単位ブーム3eの
屈折に応じてバスケット30をブーム3に対して揺動さ
せることで、そのバスケット30の底面を水平に維持す
ることができる。また、図1に示すように、バスケット
30をブーム3に被せるように収納することが可能とさ
れている。
【0016】そのブーム3によりリフター51が支持さ
れている。図6に示すように、そのリフター51はブー
ム3に対向する主枠51aと、ブーム3の左右方向にお
いて並列する一対の手摺り51bとを、複数の支柱51
cと底板51dとで連結することで構成されている。各
支柱51cと底板51dは主枠51aと手摺り51bと
に左右方向軸中心にリンク結合され、これによりリフタ
ー51を非使用時に図1に示すように折り畳むことが可
能とされている。その主枠51aに、ブーム前後方向の
間隔をおいて複数(本実施形態では10)の前部ローラ
51eと複数(本実施形態では10)の後部ローラ51
fとが取り付けられている。その前部ローラ51eと後
部ローラ51fが、各単位ブーム3a、3b、3c、3
d、3eの両側部3Bの上面により構成されるガイド面
Rにより支持される被支持部位とされ、そのガイド面R
上を転動することでリフター51は各単位ブーム3a、
3b、3c、3d、3eに対して相対移動可能とされて
いる。なお、そのリフター51の被支持部位をローラ以
外の例えば単位ブームに対して滑ることで相対移動する
部材により構成してもよい。
【0017】図7に示すように、最下段の単位ブーム3
aの後端近傍に、駆動機構により回転駆動されるドラム
60(ワイヤ進退機構)が取り付けられている。また、
最下段の単位ブーム3aの前端近傍、最下段と最上段と
の間の単位ブーム3b、3c、3dそれぞれの前後端近
傍、および最上段の単位ブーム3eの後端近傍にプーリ
62が取り付けられる。
【0018】図4〜図6に示すように、そのリフター5
1の前端側に第1巻き掛け部71aとしてプーリが回転
可能に設けられ、そのリフター51の後端側に第2巻き
掛け部71bとしてプーリが回転可能に設けられ、最上
段の単位ブーム3eにおける上記屈折位置よりも後方部
分3e″にブーム側巻き掛け部3fとしてプーリが回転
可能に設けられている。そのブーム側巻き掛け部3fを
構成するプーリは、上記屈折軸80を中心軸とする接続
シャフトに取り付けられることで、その屈折軸80を中
心として回転可能に最上段の単位ブーム3eに取り付け
られている。また、ドラム60はブーム側巻き掛け部3
fよりもブーム3における後端側に配置される。
【0019】図6に示すように、そのリフター51にお
ける第1巻き掛け部71aと第2巻き掛け部71bとの
間に制動機構70が設けられている。その制動機構70
は、リフター51にブーム3の左右方向に沿う制動軸中
心に揺動可能に取り付けられた制動部材70bを有し、
その制動部材70bを介してワイヤ61の一端がリフタ
ー51に連結され、そのワイヤ61の他端は上記ドラム
60に連結されている。本実施形態の制動部材70b
は、図8に示すように、各単位ブーム3a、3b、3
c、3d、3eの両側部3Bの上面により構成されるガ
イド面Rに間隔をおいて個別に対向するように複数(本
実施形態では10)とされている。各制動部材70b
は、上記制動軸中心に揺動することでガイド面Rに押し
付けられる形状とされ、本実施形態ではブーム3の左右
方向から見て扇形状とされている。そのワイヤ61の一
端と各制動部材70bとの連結のため、各制動部材70
bはリフター51に制動軸中心に回転可能に取り付けら
れたシャフト70aに同行回転可能に取り付けられ、そ
のシャフト70aに取り付けられた突出部70a′に連
結ロッド70eの一端がリンク結合され、その連結ロッ
ド70eの中途部に、リフター51に軸70g中心に揺
動可能に取り付けられた揺動アーム70fの一端がリン
ク結合され、その揺動アーム70fの他端にワイヤ61
の一端が連結されている。その連結ロッド70eの他端
に、リフター51に軸70h中心に揺動可能に取り付け
られた連結片70iの一端がリンク結合され、その連結
片70iの他端にガイドアーム70jの一端がリンク結
合され、そのガイドアーム70jの他端が上記底板51
dに連結されている。そのガイドアーム70jと底板5
1dとの連結のため、ガイドアーム70jに形成された
ガイド孔70j′に、その底板51dから突出するガイ
ドピン51d′が挿入されている。その連結ロッド70
eとリフター51とを連結する引っ張りバネ70kが設
けられている。その引っ張りバネ70kの弾力は、連結
ロッド70e、突出部70a′、シャフト70aを介し
て制動部材70bに、その制動部材70bをブーム3の
ガイド面Rに押し付けられる方向に作用する。また、そ
の引っ張りバネ70kの弾力は、連結ロッド70e、連
結片70i、ガイドアーム70j、ガイドピン51d′
を介して底板51dに、その底板51dと各支柱51c
と手摺り51bとを、ガイドピン51d′がガイド孔7
0j′に沿って移動することでリフター51が図6の使
用状態から図1の折り畳み状態になる方向に作用する。
【0020】そのワイヤ61は、上記各プーリ62と各
巻き掛け部71a、71b、3fを構成するプーリとに
巻き掛けられる。すなわちワイヤ61は、一端から他端
に向かうことで、第1巻き掛け部71a、第2巻き掛け
部71b、ブーム側巻き掛け部3f、最上段の単位ブー
ム3eのプーリ62、上から2段目の単位ブーム3dの
前端側プーリ62、後端側プーリ62、上から3段目の
単位ブーム3cの前端側プーリ62、後端側プーリ6
2、上から4段目の単位ブーム3bの前端側プーリ6
2、後端側プーリ62、最下段の単位ブーム3aの前端
側プーリ62に、この順番で巻き掛けられ、しかる後に
ドラム60に連結される。これによりリフター51は、
ドラム60によりワイヤ61を巻き取ってワイヤ61を
ブーム後方に向かい退かせることで、引っ張られるよう
にブーム3に対して前方移動可能とされている。一方、
ブーム3の前端を後端よりも上方に位置させれば、ワイ
ヤ61をドラム60から繰り出してブーム前方に向かい
進出させることにより、リフター51を自重によりブー
ム3に対して後方移動させることが可能とされている。
【0021】そのワイヤ61の引っ張り力により上記引
っ張りバネ70kの弾力に抗して揺動アーム70fが揺
動する。これにより、制動部材70bはブーム3のガイ
ド面Rに押し付けられることなく間隔をおいて対向する
ように揺動し、また、リフター51が使用状態となるよ
うに底板51dと各支柱51cと手摺り51bとは揺動
する。図1のリフター非使用状態になったりワイヤ61
が切断されることでワイヤ61の張力が解除されると、
制動部材70bは引っ張りバネ70kの弾力によりブー
ム3のガイド面Rに押し付けられるので、リフター51
の移動が阻止され、また、リフター51は折り畳み状態
になる。なお、リフター51の底板51dに人が乗って
いる時は、その人の体重によりリフター51が折り畳み
状態になることはない。
【0022】図4、図5に示すように、最上段の単位ブ
ーム3eにおける屈折位置の前方部分3e′と後方部分
3e″とを屈折ロック可能に連結するロック部材90が
設けられている。本実施形態では、そのロック部材90
は前後端間において後方部分3e″にブーム3の左右方
向に沿う軸90a中心に揺動可能に取り付けられてい
る。そのロック部材90の一端は、前方部分3e′に一
体化されたピン91に非屈折時に引っ掛けられるフック
状とされている。そのロック部材90の他端は複動油圧
シリンダ92の伸縮ロッドにブーム3の左右方向に沿う
軸90c中心に相対揺動可能に連結されている。その油
圧シリンダ92のシリンダチューブは後方部分3e″に
ブーム3の左右方向に沿う軸90d中心に相対揺動可能
に連結されている。これにより、最上段の単位ブーム3
eの非屈折時においては、図5に示すように油圧シリン
ダ92を図外駆動機構により伸長させることで、ピン9
1にロック部材90を引っ掛けて前方部分3e′と後方
部分3e″とを連結し、最上段の単位ブーム3eの屈折
をロックできる。また、図4に示すように油圧シリンダ
92を駆動機構により縮小させることで、ピン91から
ロック部材90を外して前方部分3e′と後方部分3
e″との連結を解除し、最上段の単位ブーム3eの屈折
ロックを解除できる。
【0023】図4に示すように、リフター51における
最上段の単位ブーム3eによる被支持部位すなわち前部
ローラ51eは、最上段の単位ブーム3eの前方部分3
e′と後方部分3e″の連結解除状態のロック部材90
により、最上段の単位ブーム3eの屈折位置の前方へ移
動するのが阻止される。本実施形態では、そのロック部
材90がリフター51の主枠51aを構成する桟51
a′に当接することでリフター51の移動が阻止され
る。これにより、最上段の単位ブーム3eの屈折時にお
いて、前部ローラ51eが最上段の単位ブーム3eに対
して屈折位置の前方部分3e′へ相対移動するのが阻止
され、前部ローラ51eがガイド面Rから脱落するのを
防止できる。図3(A)に示すように、その最上段の単
位ブーム3eの屈折により、建物の屋上フェンスF等を
乗り越えて、最上段の単位ブーム3eの前方部分3e′
を介してバスケット30とリフター51との間で人Hが
容易に乗り移り可能となる。
【0024】図5に示すように、ロック部材90により
前方部分3e′と後方部分3e″とが連結された状態で
は、ロック部材90がリフター51の移動を阻止するこ
とはなく、前方部分3e′の前端近傍に設けられたスト
ッパー93が上記桟51a′に当接することで、リフタ
ー51の最上段の単位ブーム3eに対する前方移動が阻
止される。そのストッパー93によりリフター51の前
方移動が阻止される際、前部ローラ51eは最上段の単
位ブーム3eの屈折位置よりも前方に位置する。すなわ
ち、最上段の単位ブーム3eの非屈折時においては、リ
フター51の前部ローラ51eが最上段の単位ブーム3
eに対して屈折位置の後方部分3e″と前方部分3e′
とにおいて相対移動するのを許容する。その最上段の単
位ブーム3eの非屈折時は、図3(B)に示すように、
リフター51を最上段の単位ブーム3eの前端に可及的
に近接させ、建物Mに可及的に近接させてリフター51
とバスケット30との間での人の乗り移りを迅速に行う
ことが可能になる。
【0025】上記実施形態によれば、伸縮ブーム3を屈
折させることなく使用する場合、リフター51の被支持
部位である前部ローラ51eを最上段の単位ブーム3e
に対して屈折位置の前方部分3e′においても移動させ
ることができる。これにより、伸縮ブーム3を屈折させ
ることなく使用する場合、リフター51と伸縮ブーム3
の前端との間の距離を小さくし、リフター51を十分に
活用することができる。また、災害救助時等において伸
縮ブーム3を屈折させない場合に、リフター51とバス
ケット30との間で人の乗り移りを迅速に行うことがで
きる。さらに、最上段の単位ブーム3eの屈折軸80
と、リフター移動用ワイヤ61を巻き掛けるブーム側巻
き掛け部3fの回転軸とを共通化し、構造の複雑化を防
止できる。そのワイヤ61によるリフター51の引っ張
り力をリフター51の後端側に第2巻き掛け部71bを
介して作用させることで、リフター51を可及的にブー
ム前端に近接するまで移動させることができ、且つ、ワ
イヤ切断時に制動部材70bを介する制動力をリフター
51の後端よりも前端側において作用させ、制動時のリ
フター51の安定性が低下するのを防止できる。また、
最上段の単位ブーム3eの屈折のロックと、その屈折の
ロック解除時におけるリフター51の過剰な移動の防止
とを、共通のロック部材90により行うことができ、構
造の複雑化を防止できる。
【0026】本発明は上記実施形態に限定されない。例
えば、単位ブームの数は本発明の作用、効果を奏するこ
とができれば5つに限定されない。また、梯子車1以外
の高所作業車にも本発明を適用できる。また、ワイヤ進
退機構はドラム60に限定されず、例えば流体圧シリン
ダによりワイヤ61を進退させてもよい。さらに最上段
の単位ブーム3eの非屈折時にロック部材90とは別の
専用のストッパーによりリフター51の移動を阻止する
ようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、屈折可能なブームによ
る高所作業において、構造を複雑化することなくリフタ
ーの有効活用を図ることができ、緊急を要する救助活動
の迅速化に貢献でき、安全性に優れた高所作業車を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の高所作業車の側面図
【図2】本発明の実施形態のブームの半部断面図
【図3】本発明の実施形態の最上段単位ブームの(A)
は屈折状態の説明図、(B)は伸長状態の説明図
【図4】本発明の実施形態の最上段単位ブームの屈折時
の作用説明図
【図5】本発明の実施形態の最上段単位ブームの伸長時
の作用説明図
【図6】本発明の実施形態のリフターの側面図
【図7】本発明の実施形態のリフターの作用説明図
【図8】本発明の実施形態の制動機構の部分説明図
【符号の説明】
2 車体 3 伸縮ブーム 3a、3b、3c、3d、3e 単位ブーム 3f ブーム側巻き掛け部 30 バスケット 51 リフター 51e 前部ローラ(被支持部位) 60 ドラム(ワイヤ進退機構) 61 ワイヤ 70 制動機構 70b 制動部材 71a 第1巻き掛け部 71b 第2巻き掛け部 80 屈折軸 81 屈折機構 90 ロック部材

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブーム長手方向に相対移動可能な複数の単
    位ブームから構成される伸縮ブームと、その伸縮ブーム
    を、ブーム長手方向を前後方向として、前端が上下する
    ように支持する車体と、最上段の単位ブームを、ブーム
    の左右方向に沿う屈折軸回りに屈折させる屈折機構と、
    その伸縮ブームによりブーム長手方向に移動可能に支持
    されるリフターとを備える高所作業車において、そのリ
    フターにおける前記最上段の単位ブームによる被支持部
    位が、その最上段の単位ブームの屈折時においては、そ
    の最上段の単位ブームに対して屈折位置の前方部分へ相
    対移動するのが阻止され、その最上段の単位ブームの非
    屈折時においては、その最上段の単位ブームに対して屈
    折位置の後方部分と前方部分とにおいて相対移動するの
    が許容されていることを特徴とする高所作業車。
  2. 【請求項2】その最上段の単位ブームの前端側にバスケ
    ットが取り付けられ、そのリフターとバスケットとの間
    で人が乗り移り可能とされている請求項1に記載の高所
    作業車。
  3. 【請求項3】その最上段の単位ブームに、前記屈折軸を
    中心として回転可能に設けられるブーム側巻き掛け部
    と、そのブーム側巻き掛け部に巻き掛けられるワイヤ
    と、そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける後端
    側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、そのワイヤの
    一端は前記リフターに連結され、そのワイヤの他端は前
    記ワイヤ進退機構に連結され、そのリフターは、そのワ
    イヤ進退機構によりワイヤを進退させることによりブー
    ムに対して移動可能とされている請求項1または2に記
    載の高所作業車。
  4. 【請求項4】そのリフターの前端側に設けられる第1巻
    き掛け部と、そのリフターの後端側に設けられる第2巻
    き掛け部と、その最上段の単位ブームにおける前記屈折
    位置よりも後方部分に取り付けられるブーム側巻き掛け
    部と、そのリフターにおける第1巻き掛け部と第2巻き
    掛け部との間に設けられる制動機構と、その第1、第2
    巻き掛け部とブーム側巻き掛け部とに巻き掛けられるワ
    イヤと、そのブーム側巻き掛け部よりもブームにおける
    後端側に配置されるワイヤ進退機構とを備え、そのワイ
    ヤの一端は前記制動機構の制動部材を介してリフターに
    連結され、そのワイヤの他端は前記ワイヤ進退機構に連
    結され、そのワイヤは、一端から他端に向かうことで、
    まず第1巻き掛け部に巻き掛けられ、次いで第2巻き掛
    け部に巻き掛けられ、しかる後にブーム側巻き掛け部に
    巻き掛けられ、そのリフターは、そのワイヤ進退機構に
    よりワイヤをブーム後方に向かい退かせることで、引っ
    張られるようにブームに対して前方移動可能とされ、そ
    のワイヤ進退機構によりワイヤをブーム前方に向かい進
    出させることで、自重によりブームに対して後方移動可
    能とされ、その制動機構は、そのワイヤの張力の解除に
    より前記制動部材をブームに押しつける弾力を発生可能
    な請求項1または2に記載の高所作業車。
  5. 【請求項5】その最上段の単位ブームにおける前記屈折
    位置の前方部分と後方部分とを屈折ロック可能に連結す
    るロック部材を有し、前記リフターにおける最上段の単
    位ブームによる被支持部位は、その最上段の単位ブーム
    の前方部分と後方部分の連結解除状態のロック部材によ
    り、前記屈折位置の前方へ移動するのが阻止される請求
    項1〜4の中の何れかに記載の高所作業車。
JP2002098877A 2002-04-01 2002-04-01 高所作業車 Expired - Lifetime JP3964715B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098877A JP3964715B2 (ja) 2002-04-01 2002-04-01 高所作業車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002098877A JP3964715B2 (ja) 2002-04-01 2002-04-01 高所作業車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003290375A true JP2003290375A (ja) 2003-10-14
JP3964715B2 JP3964715B2 (ja) 2007-08-22

Family

ID=29240662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002098877A Expired - Lifetime JP3964715B2 (ja) 2002-04-01 2002-04-01 高所作業車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3964715B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144501A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Gimaex Internatl 高所昇降装置およびこれを備えた車両
EP3095953A1 (en) * 2015-05-19 2016-11-23 Iveco Magirus Ag Rescue elevator system
CN106946194A (zh) * 2017-04-01 2017-07-14 马导利 一种电力云梯
CN107441660A (zh) * 2017-07-13 2017-12-08 瑞安市嘉盛机械有限公司 快速逃生云梯消防车
KR101915391B1 (ko) * 2017-04-13 2018-11-08 양모 인명구조용 신축레일과 운반대를 포함하는 대피장치
CN112551397A (zh) * 2020-11-23 2021-03-26 长沙中联消防机械有限公司 云梯车臂架的控制方法和系统以及云梯车
KR102269608B1 (ko) * 2021-02-03 2021-06-24 고지광 비상탈출수단이 구비된 고정식 포크레인
CN114572915A (zh) * 2022-03-18 2022-06-03 徐工消防安全装备有限公司 升降滑车及云梯消防车

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009144501A (ja) * 2007-12-11 2009-07-02 Gimaex Internatl 高所昇降装置およびこれを備えた車両
KR101530091B1 (ko) * 2007-12-11 2015-06-18 지마엑스 인터내셔널 고가 공중 장치 및 그것이 설치된 차량
EP3095953A1 (en) * 2015-05-19 2016-11-23 Iveco Magirus Ag Rescue elevator system
US9717933B2 (en) 2015-05-19 2017-08-01 Iveco Magirus Ag Rescue elevator system
CN106946194A (zh) * 2017-04-01 2017-07-14 马导利 一种电力云梯
KR101915391B1 (ko) * 2017-04-13 2018-11-08 양모 인명구조용 신축레일과 운반대를 포함하는 대피장치
CN107441660A (zh) * 2017-07-13 2017-12-08 瑞安市嘉盛机械有限公司 快速逃生云梯消防车
CN112551397A (zh) * 2020-11-23 2021-03-26 长沙中联消防机械有限公司 云梯车臂架的控制方法和系统以及云梯车
KR102269608B1 (ko) * 2021-02-03 2021-06-24 고지광 비상탈출수단이 구비된 고정식 포크레인
CN114572915A (zh) * 2022-03-18 2022-06-03 徐工消防安全装备有限公司 升降滑车及云梯消防车

Also Published As

Publication number Publication date
JP3964715B2 (ja) 2007-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101273807B1 (ko) 전도 방지 장치
WO1980000434A1 (en) Device for loading and unloading lift truck
JP2003290375A (ja) 高所作業車
JP2019116818A (ja) フロントローダ
JP4105969B2 (ja) 梯子車
JP2008291541A (ja) 建設機械
CN215885631U (zh) 一种登车桥的固定安装机构
JP5660964B2 (ja) 建設機械におけるキャブフロントガード兼用ステップ
EP1449722B1 (fr) Véhicule à moteur équipé d'un marchepied escamotable
JP3944314B2 (ja) 高所作業車
KR100990877B1 (ko) 차량용 스티어링 컬럼의 틸팅장치
JPS6047612A (ja) コンバインの刈取機枠支架装置
JP4638899B2 (ja) 乗用田植機
JPH0657091B2 (ja) コンバインの前処理部連結機構
KR102208529B1 (ko) 승강기능이 구비된 자전거 거치장치
JP2012241390A (ja) ハンドガイドローラ
JP3944313B2 (ja) 高所作業車
JP3638831B2 (ja) 油圧ショベル
JP4253032B1 (ja) 車輪装置
JPH0144025Y2 (ja)
JP3904006B2 (ja) 乗用芝刈機のジャッキ装置
JP2007062603A (ja) クローラ式作業車両
JP2515888Y2 (ja) 刈取収穫機の日除け構造
JPH01197299A (ja) 産業車両における高所作業用足場
JPH0719213Y2 (ja) コンバインのモノレバーロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050308

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070522

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070524

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3964715

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140601

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term