JPH0719213Y2 - コンバインのモノレバーロック装置 - Google Patents

コンバインのモノレバーロック装置

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JPH0719213Y2
JPH0719213Y2 JP13069188U JP13069188U JPH0719213Y2 JP H0719213 Y2 JPH0719213 Y2 JP H0719213Y2 JP 13069188 U JP13069188 U JP 13069188U JP 13069188 U JP13069188 U JP 13069188U JP H0719213 Y2 JPH0719213 Y2 JP H0719213Y2
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JP
Japan
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lever
lock
plate body
vertical axis
rotated
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Application number
JP13069188U
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English (en)
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JPH0252523U (ja
Inventor
俊紀 桐畑
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、サイドクラッチ操作と刈取部の昇降操作を行
うことができる単一の操作レバーによりサイドクラッチ
操作をを行う場合には、刈取部の昇降操作を行う前後方
向に対して操作レバーが作動しないよう安全状態にロッ
クしておくことができるようにしたコンバインのモノレ
バーロック装置に関する。
[従来の技術] 従来は、本出願人が既に出願した特願昭62-264745号に
見られるように、単一の操作レバーにより前後方向の縦
軸中心に左右方向に回動させながらサイドクラッチ操作
を行うとともに、前記縦軸に直交した横軸中心に前後方
向に回動させて刈取部の昇降操作を行うことができるよ
うに構成したコンバインにおいて、サイドクラッチを操
作する際には、ロック軸を横方向に移動させながらレバ
ー側の掛止板のロック孔に嵌合して、刈取部の昇降操作
ができないようロック可能な安全構造になっていた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、操作レバーが前後方向に操作されている
状態では、ロック軸がロック孔にはいりにくくてロック
操作をスムーズに行うことができず、また、嵌合しやす
くするためにロック孔を大きくしなければならないの
で、嵌合した状態ではガタが生じて不安定なロック状態
となり、しかも、ロック軸を軸方向に移動させるため
に、複雑な構造となってスペースをとることになる、と
いった不具合を呈していた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、操作性良くしか
も安定良好にロックできるようにしたもにであり、その
ため、操作レバーに固定した板体を横軸に平行にして架
着し、縦軸に対し平行に架設した支軸にはレバーにより
回動させることができるロック板を軸架するとともに、
該ロック板には、前記板体の厚さと略同じ幅を有すると
ともに先端両側にテーパ縁を有するロック溝を形成して
構成したものである。
[作用] したがって、操作レバーが前後方向に回動して板体が傾
斜していても、レバーによりロック板を回動させると、
板体はテーパ縁に案内されながら起立する状態となって
そのままロック溝に嵌合し、ガタを生じることのないそ
の嵌合により操作レバーが前後方向に回動しないように
安定良くロックできることになり、その状態で、操作レ
バーを左右方向に回動させると、板体はロック溝内を摺
動しながら回動できることになって、サイドクラッチを
操作できることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第2図はコンバインの側面図を示し、両クローラ(9)
により支持する機体上に搭載した脱穀部の前方には刈取
部(A)を油圧シリンダにより昇降自在にして配備し、
機体の右側前部に架設したステップ(10)の前後および
内側方には操縦コラム(11)、シート(12)およびサイ
ドコラム(13)をそれぞれ立設し、前記シート(12)の
後方前後にはエンジン部(B)とグレンタンク(14)を
それぞれ配備し、上方の排出オーガ筒(15)によりグレ
ンタンク(14)内の穀粒を排出できるように装設して従
来形構造同様に構成する。
前記操縦コラム(11)の右側端部内方に架着した前後方
向の縦軸(2)には支持筒(16)を回動自由に嵌合し、
該支持筒(16)の上方に固着した直交方向の支軸(17)
の両端を平行の両支持枠板(18a)(18b)にそれぞれ固
設し、両支持枠板(18a)(18b)の上部間には前記縦軸
(2)に直交する横軸(3)を架着し、該横軸(3)に
回動自由に嵌合した支持筒(19)の外周面には横軸
(3)に平行にして起立させた板体(4)の上部を固着
し、該板体(4)の上部に下部を固着した操作レバー
(1)を操縦コラム(11)に上方に延設するとともにそ
の上端部にグリップ(1a)を嵌着し、前記板体(4)の
下部より突設した支持ピン(20)と下方の支持ピン(2
1)とには引張ばね(22)の両端をそれぞれ連繋し、デ
ィテント(23)に係合させながら操作レバー(1)を横
軸(3)中心に前後方向に回動させると前記油圧シリン
ダを作動させて刈取部(A)を昇降操作できるように装
設して構成する。
また、前記支持筒(16)に上部を固設して垂下したアー
ム(24)の下端部にはローラ(25)を軸架し、X状に交
差させた両クラッチアーム(26a)(26b)の交差部を支
軸(27)に枢支し、両クラッチアーム(26a)(26b)の
上部内側面に前記ローラ(25)が接触できるように装設
し、アーム(24)の両側方にはストッパー杆(28a)(2
8b)を架設し、両クラッチアーム(26a)(26b)の下部
間にはストッパー(29)を架着し、両クラッチアーム
(26a)(26b)の下部より垂設するスプリングワイヤー
(30a)(30b)を、ミッションケース(31)側に連動し
て両クローラ(9)のサイドクラッチを操作する両連動
ロッド(32)側にそれぞれ連動連繋し、操作レバー
(1)を縦軸(2)中心に左右方向に回動させると両ク
ローラ(9)のサイドクラッチをそれぞれ操作できるよ
うに装設して構成する。
前記縦軸(2)の横側方には該軸に平行にして支軸
(5)を機枠内に架着し、該支軸(5)には一端側にレ
バー(6)の端部を固定した支持筒(33)を回動自由に
嵌合し、該支持筒(33)の外周面には弯曲して延出する
ロック板(7)の端部を固着し、該ロック板(7)に
は、前記支軸(5)の直交方向に延出して前記板体
(4)の厚さより僅かに幅広になるとともに先端両側に
テーパ縁(8a)(8b)をそれぞれ有するロック溝(8)
を形成して構成する。
したがって、操作レバー(1)を縦軸(2)中心にして
矢印(イ)(ロ)で示すように左右方向に回動させる
と、アーム(24)がストッパー杆(28a)(28b)にあた
るまで矢印(ハ)(ニ)で示すように回動し、ローラ
(25)により押されてクラッチアーム(26a)(26b)が
それぞれ回動しながらスプリングワイヤー(30a)(30
b)を矢印(ホ)(ヘ)で示すように上方へ引いて、サ
イドクラッチをそれぞれ操作できることになり、また、
操作レバー(1)を横軸(3)中心にして矢印(ト)方
向かまたは矢印(チ)方向に回動させると、油圧シリン
ダを作動させて刈取部(A)の昇降操作を行うことがで
きることになり、モノレバーでそれぞれを操作できるこ
とになる。
そのようにして、サイドクラッチを操作する場合には、
レバー(6)を矢印(リ)方向に回動させてロック板
(7)を同方向に回動させると、第10図および第11図に
示すように板体(4)がロック溝(8)に嵌合して、操
作レバー(1)が前後方向に回動できないよう安全にロ
ックすることができることになるが、操作レバー(1)
が前後方向に回動されて第9図に仮想線で示すように板
体(4)が傾斜していても、板体(4)はテーパ縁(8
a)に案内されながら起立する状態となってそのままロ
ック溝(8)に嵌合できることになる。
板体(4)にロック溝(8)が嵌合した状態では、操作
レバー(1)が前後方向に回動できないようにガタを生
じることなく良好にロックできることになり、その状態
で、操作レバー(1)を左右方向に回動させると、板体
(4)はロック溝(8)内を摺動しながら回動できるこ
とになってサイドクラッチを操作性良く操作できること
になる。
[考案の効果] このように本考案は、レバー(6)によりロック板
(7)を回動させてロック溝(8)に板体(4)を嵌合
させると、操作レバー(1)が前後方向に回動したり、
ガタを生じたりしないように安定良くロックできること
になって、操作レバー(1)を左右方向に良好に回動さ
せながらサイドクラッチの操作を良好に行うことができ
ることになり、また、板体(4)が傾斜していても、テ
ーパ縁(8a)の案内により板体(4)にスムーズに嵌合
させることができて、ロックおよびその解除の操作をス
ムーズに行うことができることになり、モノレバー式の
操作を良好に行うことができることになり、操作性の良
い簡単な安全構造にして好適に実施できる特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の一部の正面図、第
2図はコンバインの側面図、第3図はその一部の拡大
図、第4図はその平面図、第5図は第1図の側面図を示
し、第6図は第5図の一部の側面図、第7図は第5図の
一部の断面図、第8図は第1図の一部の斜視図、第9図
は説明図、第10図は第1図の一部で示す作動説明図、第
11図は第10図の一部を示す。 (1)……操作レバー、(2)……縦軸 (3)……横軸、(A)……刈取部 (4)……板体、(5)……支軸 (6)……レバー、(7)……ロック板 (8a)……テーパ縁、(8)……ロック溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の操作レバー(1)により前後方向の
    縦軸(2)中心に左右方向に回動させながらサイドクラ
    ッチ操作を行うとともに、前記縦軸(2)に直交した横
    軸(3)中心に前後方向に回動させて刈取部(A)の昇
    降操作を行うことができるように構成したコンバインに
    おいて、前記操作レバー(1)に固定した板体(4)を
    前記横軸(3)に平行にして架着し、前記縦軸(2)に
    対し平行に架設した支軸(5)にはレバー(6)により
    回動させることができるロック板(7)を軸架するとと
    もに、該ロック板(7)には、前記板体(4)の厚さと
    略同じ幅を有するとともに先端両側にテーパ縁(8a)を
    有するロック溝(8)を形成して構成したことを特徴と
    するモノレバーロック装置。
JP13069188U 1988-10-05 1988-10-05 コンバインのモノレバーロック装置 Expired - Lifetime JPH0719213Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13069188U JPH0719213Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 コンバインのモノレバーロック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13069188U JPH0719213Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 コンバインのモノレバーロック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0252523U JPH0252523U (ja) 1990-04-16
JPH0719213Y2 true JPH0719213Y2 (ja) 1995-05-10

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ID=31386088

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JP13069188U Expired - Lifetime JPH0719213Y2 (ja) 1988-10-05 1988-10-05 コンバインのモノレバーロック装置

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