JP3313960B2 - 位置決め固定装置 - Google Patents

位置決め固定装置

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JP3313960B2 JP00675996A JP675996A JP3313960B2 JP 3313960 B2 JP3313960 B2 JP 3313960B2 JP 00675996 A JP00675996 A JP 00675996A JP 675996 A JP675996 A JP 675996A JP 3313960 B2 JP3313960 B2 JP 3313960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1部材に設けた
位置決め孔と、第1部材に対し相対移動可能の第2部材
に固設された案内筒と、この案内筒に案内されて位置決
め孔に嵌脱し得るロックピンと、このロックピンを位置
決め孔との嵌合方向へ付勢するロックスプリングとを備
えた、位置決め固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かゝる位置決め固定装置は、例えば実開
昭59−110282号公報に開示されているように、
耕耘機の操向ハンドルの鉛直軸線周りの回動位置を変
更、調節する手段として広く用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の位置
決め固定装置は、上記公報にも開示されているように、
ロックピンにロックスプリングを直接圧接させ、その付
勢力のみでロックピンを位置決め孔に嵌合させるように
しているので、ロックピンが位置決め孔との嵌合を深め
るにつれてロックスプリングの付勢力が弱まることにな
る。このため、ロックピンの位置決め孔との嵌合位置で
ロックスプリングの付勢力を充分に確保するには大型で
強力なスプリングが必要である。
【0004】本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたも
ので、ロックピンを位置決め孔に嵌合させるときには、
それに応じてロックスプリングの荷重を増大させ、ロッ
クピンの位置決め孔との嵌合力を強め得る、合理的な前
記位置決め固定装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、案内筒に、アンロック位置及びロック位
置間を回動し得るロックハンドルのハンドル軸を、ロッ
クピンに近づく下降限を規定しつゝ昇降可能に配設し、
このロックハンドル軸とロックピンとの間に、ロックハ
ンドルのアンロック位置では、ハンドル軸を前記下降限
に位置させながらロックピンを位置決め孔から離脱さ
せ、ロックハンドルのロック位置では、ロックピンを位
置決め孔に嵌合させながらハンドル軸を前記下降限から
押し上げるカム機構を設け、このカム機構及びハンドル
軸を介してロックスプリングによりロックピンを位置決
め孔との嵌合方向へ付勢したことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、上記特徴に加えて、ロック
ハンドルに、これをロック位置に向って付勢する補助ス
プリングを接続したことを第2の特徴とする。
【0007】さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加
えて、案内筒に設けられてその軸方向に延びる長孔にハ
ンドル軸を摺動可能に配設すると共に、該長孔の下端壁
でハンドル軸の下降限を規定し、このハンドル軸に固設
されたカム板と、ロックピンに設けられてカム板のカム
部と係合する連結ピンとでカム機構を構成し、前記カム
部は、ハンドル軸までの距離がロックハンドルのアンロ
ック位置で最小、同ハンドルのロック位置で略最大とな
るように形成したことを第3の特徴とする。
【0008】さらにまた本発明は、第1ないし第3のい
ずれかの特徴に加えて、第1部材を耕耘機の機体に取付
けた、上下方向の枢軸を有する枢軸台とし、第2部材を
前記枢軸に回転可能に支持される操向ハンドルのハンド
ルコラムとし、ロックピン及びハンドル軸が配設される
案内筒をハンドルコラムに固設し、ロックピンが嵌脱す
る位置決め孔を枢軸台に前記枢軸を囲んで複数設けたこ
とを第4の特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、添付図面
に示す本発明の実施例に基づいて説明する。
【0010】先ず図1及び図2において、後部にロータ
リ作業機Rtが付設される耕耘機1の機体2上面に立設
された支柱3には枢軸台4が取付けられ、この枢軸台4
に操向ハンドル5が、これを種々の耕耘作業に対応すべ
く機体2後方へ延出する位置(図1参照)や機体2前方
へ延出する位置(図2参照)などでの所望の回動位置で
固定し得るように、本発明の位置決め固定装置Aにより
取付けられる。その装置Aについて図3ないし図7を参
照しながら以下に述べる。
【0011】図3ないし図5に示すように、枢軸台4
(第1部材)の上面には、略鉛直方向の軸線を有する輪
状の枢軸板6aと、それより大径のフランジ板6bとが
順次重ねられて複数本のボルト7,7‥により固着さ
れ、これにより枢軸6が構成され、その枢軸板6aに、
操向ハンドル5を支持する箱型ハンドルコラム8の底板
8a(第2部材)が回転可能に支承される。この場合、
枢軸板6aの上面には、フランジ板6bの底面を受ける
複数の隆起部6c,6c‥が形成される。このようにす
ると、前記底板8aの板厚を枢軸板6aと同一にして
も、前記底板8aとフランジ板6bとの間に適度な間隙
を確保でき、ハンドルコラム8の枢軸6周りの回転をス
ムーズにすることができる。
【0012】枢軸台4には、枢軸6を挟んで機体2前方
に5個、後方に3個の位置決め孔9a,9bが穿設さ
れ、これらの孔に先端のテーパ部10aを嵌脱し得るロ
ックピン10が昇降可能に嵌合する案内筒11がハンド
ルコラム8の底板8aに固着される。この案内筒11
は、その左右両側壁にいずれも上下方向に延びる上部長
孔12及び下部長孔13を持っており、上部長孔12に
は、ロックハンドル14の基端を構成する水平方向のハ
ンドル軸14aが回転及び昇降可能に配設され、下部長
孔13には、ロックピン10の上端部に水平方向に挿通
した連結ピン15が昇降可能に配設される。ハンドル軸
14aには、案内筒11の両外側面に当接する左右一対
の平ワッシャ16,16と、これらの両外側に配置され
る一対のカム板17,17とが設けられる。その際、一
方のカム板17はハンドル軸14aに溶接され、他方の
カム板17はピン18によりハンドル軸14に固着され
る。これらカム板17,17には同形のカム溝19,1
9(カム部)が形成されており、これらに前記連結ピン
15の両端が係合する。各カム溝19は、略90°の範
囲でハンドル軸14a周りに延び、且つハンドル軸14
aとの間の距離Rが一端部19aから他端部19bに向
って増加し、他端部19bに近い中間点19cで距離R
が最大となり、そこから他端部19bに向って距離Rが
僅かに減少するような形状を有する。こゝで、前記一端
部19aをアンロック端部、前記中間点19cを思案
点、前記他端部19bをロック端部と呼ぶことにする。
【0013】ロックハンドル14は、ハンドル軸14a
の軸線周りで両カム板17,17と共にロック位置Lと
アンロック位置ULとの間を回動するもので、そのロッ
ク位置L(図6参照)ではカム溝19のロック端部19
bが連結ピン15に係合し、アンロック位置UL(図7
参照)ではカム溝19のアンロック端部19bが連結ピ
ン15に係合するようになっている。而して、カム溝1
9を有するカム板17及び連結ピン15は、ハンドル軸
14a及びロックピン10間を連動させるカム機構Cを
構成する。
【0014】案内筒11には、座板20を介してハンド
ル軸14aを下方へ付勢する圧縮コイルスプリングから
なるロックスプリング21が収納され、該スプリング2
1の上端は、案内筒11の上端に螺着されたねじ栓22
に支承される。また、ロックハンドル14をそのロック
位置Lに向けて付勢する捩りコイルスプリングからなる
補助スプリング23が、一方のカム板17と、それに隣
接する平ワッシャ16との間でハンドル軸14aに装着
される。
【0015】次に、本発明の位置決め固定装置Aの作用
について説明すると、図7に示すように、ロックハンド
ル14がアンロック位置Lを占めているときは、そのハ
ンドル軸14aがロックスプリング21の付勢力で上部
長孔12の下端壁まで下がっているが、カム溝19のア
ンロック端部19aが連結ピン15に係合して、該ピン
15を介してロックピン10を引き上げているので、そ
の先端のテーパ部10aを各位置決め孔9a,9bから
上方へ離脱させている。このとき、ロックスプリング2
1は最長に伸びていて、スプリング荷重が最小になって
いる。この状態では、ハンドルコラム8は枢軸6周りに
回動が自由であり、操向ハンドル5を位置決め孔9a,
9bに対応した所望の位置へ回動することができる。
【0016】操向ハンドル5を所望の位置に回動後、固
定するには、ロックハンドル14をアンロック位置UL
からロック位置Lへ回動していく(図6参照)。する
と、それと共に回動するカム板17のカム溝19のロッ
ク端部19bが連結ピン15に近づいていき、それに伴
い連結ピン15に係合するカム溝19とハンドル軸14
a間の距離Rが増加していくので、連結ピン15はカム
溝19により押し下げられ、その先端のテーパ部19a
が枢軸台4の位置決め孔9a又は9bに押込まれる。
【0017】ロックピン19が位置決め孔9a又は9b
に確り嵌合して下降が停止した後、ロックハンドル14
のロック位置Lに向う回動が更に進み、カム溝19の思
案点19cが連結ピン15に更に近づくと、今度はロッ
クピン10側からの反力によりカム板17及びハンドル
軸14aが押し上げられ、ハンドル軸14aが座板20
を介してロックスプリング21を圧縮すること、即ちス
プリング荷重を増大させることになり、これによりロッ
クピン10の位置決め孔9a又は9bへの押込み力が強
化され、その押込み力は、カム溝19の思案点19cが
連結ピン15に係合したとき最大となる。それから思案
点19cからロック端部19bへと連結ピン15との係
合位置が移ると今度は距離Rの僅かな減少によりロック
スプリング21は僅かに伸びることになり、これにより
ロックハンドル14のアンロック位置ULへの妄動を抑
えることができる。しかも、上記ロックスプリング21
の僅かな伸びは、該スプリング21によるロックピン1
0の押込み力には殆ど影響を与えない程度のものであ
る。かくして、ロックスプリング21は比較的小形のも
のであっても、ロックハンドル14のロック位置では大
なるスプリング荷重を発揮でき、耕耘機1の作業時の振
動によるも、ロックピン10のガタつきを防ぐことがで
きる。
【0018】しかも、ロックハンドル14は補助スプリ
ング23によりロック位置Lに向けて常に付勢されてい
るので、ロックピン10の位置決め孔9a又は9bとの
嵌合状態を確実に保持することができる。こうして操向
ハンドル5の枢軸6周りでの位置決め固定が強固に行わ
れる。
【0019】再び図4及び図5において、前記枢軸台4
は、その前部が水平方向の枢軸25を介して前記支柱3
に支持されて、上下方向の揺動位置を2段階調節し得る
ようになっている。即ち、支柱3の後部側壁に上下一対
の位置決め孔26,26と、それらにそれぞれ連なる溶
接ナット27,27とが設けられる一方、枢軸台4の後
部には一つの連結孔28が設けられ、この連結孔28を
位置決め孔26,26のいずれか一方に合せて連結ボル
ト29を挿通し、対応する溶接ナット27に螺締するこ
とにより、枢軸台4を所望の上方又は下方への揺動位置
に固定することができる。これにより操向ハンドル5の
握り部の初期高さが設定される。
【0020】また図1,図3及び図4に示すように、前
記操向ハンドル5は、後端に握り部を有する左右一対の
ハンドルバー5a,5aをクロスメンバ5bを介して相
互に結合して構成され、その両ハンドルバー5a,5a
の前端が水平方向の枢軸30を介して前記ハンドルコラ
ム8に支持される。そして、このハンドルコラム8及び
操向ハンドル5間には、操向ハンドル5の上下方向揺動
位置を数段階調節し得るハンドル高さ調節装置31が設
けられる。この装置31は、ハンドルコラム8の、枢軸
30を中心とした円弧状の後壁板8bに穿設されて上下
に並ぶ数個の位置決め孔32,32…と、前記クロスメ
ンバ5bに固設された案内筒33に案内されて位置決め
孔32,32…に嵌脱し得るロックピン34と、このロ
ックピン34を位置決め孔32,32…との嵌合方向へ
付勢するロックスプリング35と、操向ハンドル5のグ
リップ部近傍に軸支された調節レバー36と、この調節
レバー36及びロックピン34間を接続する操作ケーブ
ル37とから構成される。
【0021】したがって、調節レバー36を操作ケーブ
ル37の牽引方向へ操作すれば、ロックピン34が位置
決め孔32,32…から離脱するので、操向ハンドル5
を枢軸30周りに自由に揺動することができる。そこ
で、操向ハンドル5のグリップ部に所望の高さを与えて
から調節レバー36を解放すれば、ロックピン34がロ
ックスプリング35の付勢力をもって対応する位置決め
孔32に嵌合し、操向ハンドル5を、作業者の体格や作
業内容に適応した所望の高さ位置に固定することがで
き、作業者の疲労軽減に資することができる。
【0022】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、その要旨の範囲を逸脱することなく、種々の設
計変更が可能である。例えば、カム板17にカム溝19
に代わるカム突条を形成し、そのカム突条が係合する溝
をロックピン10の連結ピン15端面に形成することも
でき、またカム板17を単に1枚とすることもできる。
また枢軸板6a及びフランジ板6bを溶接して一体化す
ることもできる。また本発明の位置決め固定装置Aは、
ハンドル高さ調節装置31等、種々の位置決め固定装置
に適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、案内筒に、アンロック位置及びロック位置間を回動
し得るロックハンドルのハンドル軸を、ロックピンに近
づく下降限を規定しつゝ昇降可能に配設し、このロック
ハンドル軸とロックピンとの間に、ロックハンドルのア
ンロック位置では、ハンドル軸を前記下降限に位置させ
ながらロックピンを位置決め孔から離脱させ、ロックハ
ンドルのロック位置では、ロックピンを位置決め孔に嵌
合させながらハンドル軸を前記下降限から押し上げるカ
ム機構を設け、このカム機構及びハンドル軸を介してロ
ックスプリングによりロックピンを位置決め孔との嵌合
方向へ付勢したので、ロックハンドルをアンロック位置
からロック位置へ回動してロックピンを位置決め孔に嵌
合させるに従いロックスプリングの荷重を増大させるこ
とができ、その結果、比較的小型のロックスプリングを
もってロックピンの位置決め孔との嵌合力を強め、確実
な嵌合状態を得ることができる。
【0024】また本発明の第2の特徴によれば、ロック
ハンドルに、これをロック位置に向って付勢する補助ス
プリングを接続したので、補助スプリングによりロック
ハンドルをロック位置に保持し、ロックピンの位置決め
孔との嵌合状態を更に確実なものとすることができる。
【0025】さらに本発明の第3の特徴によれば、案内
筒に設けられてその軸方向に延びる長孔にハンドル軸を
摺動可能に配設すると共に、該長孔の下端壁でハンドル
軸の下降限を規定し、このハンドル軸に固設されたカム
板と、ロックピンに設けられてカム板のカム部と係合す
る連結ピンとでカム機構を構成し、前記カム部は、ハン
ドル軸までの距離がロックハンドルのアンロック位置で
最小、同ハンドルのロック位置で略最大となるように形
成したので、構造簡単、作動確実な位置決め固定装置が
得られる。
【0026】さらにまた本発明の第4の特徴によれば、
第1部材を耕耘機の機体に取付けた、上下方向の枢軸を
有する枢軸台とし、第2部材を前記枢軸に回転可能に支
持される操向ハンドルのハンドルコラムとし、ロックピ
ン及びハンドル軸が配設される案内筒をハンドルコラム
に固設し、ロックピンが嵌脱する位置決め孔を枢軸台に
前記枢軸を囲んで複数設けたので、耕耘機の操向ハンド
ルの鉛直軸線周りでの調節位置決め固定を確実に行うこ
とができ、作業中の振動によるもロックピンのガタつき
を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位置決め固定装置を備えた耕耘機の側
面図
【図2】本発明の位置決め固定装置により操向ハンドル
を機体前方へ向けて固定した状態を示す同耕耘機の側面
【図3】図1の要部の横断平面図(図4の3−3線断面
図)
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4の5−5線断面図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】ロックピンの解除状態を示す、図6と同様の断
面図
【符号の説明】
A 位置決め固定装置 C カム機構 L ロック位置 R 距離 UL アンロック位置 4 第1部材としての枢軸台 5 操向ハンドル 6 枢軸 8 第2部材としてのハンドルコラム 9a,9b 位置決め孔 10 ロックピン 11 案内筒 12 長孔 14 ロックハンドル 14a ハンドル軸 17 カム板 19 カム部としてのカム溝 21 ロックスプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−110282(JP,U) 実開 平3−129577(JP,U) 実開 昭63−76593(JP,U) 実開 昭63−976(JP,U) 実開 昭63−975(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 51/06 108 A01B 33/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1部材(4)に設けた位置決め孔(9
    a,9b)と、第1部材(4)に対し相対移動可能の第
    2部材(8)に固設された案内筒(11)と、この案内
    筒(11)に案内されて位置決め孔(9a,9b)に嵌
    脱し得るロックピン(10)と、このロックピン(1
    0)を位置決め孔(9a,9b)との嵌合方向へ付勢す
    るロックスプリング(21)とを備えた、位置決め固定
    装置において、 案内筒(11)に、アンロック位置(UL)及びロック
    位置(L)間を回動し得るロックハンドル(14)のハ
    ンドル軸(14a)を、ロックピン(10)に近づく下
    降限を規定しつゝ昇降可能に配設し、このハンドル軸
    (14a)とロックピン(10)との間に、ロックハン
    ドル(14)のアンロック位置(UL)では、ハンドル
    軸(14a)を前記下降限に位置させながらロックピン
    (10)を位置決め孔(9a,9b)から離脱させ、ロ
    ックハンドル(14)のロック位置(L)では、ロック
    ピン(10)を位置決め孔(9a,9b)に嵌合させな
    がらハンドル軸(14a)を前記下降限から押し上げる
    カム機構(C)を設け、このカム機構(C)及びハンド
    ル軸(14a)を介してロックスプリング(21)によ
    りロックピン(10)を位置決め孔(9a,9b)との
    嵌合方向へ付勢したことを特徴とする、位置決め固定装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 ロックハンドル(14)に、これをロック位置(L)に
    向って付勢する補助スプリング(23)を接続したこと
    を特徴とする、位置決め固定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて、 案内筒(11)に設けられてその軸方向に延びる長孔
    (12)にハンドル軸(14a)を摺動可能に配設する
    と共に、該長孔(12)の下端壁でハンドル軸(14
    a)の下降限を規定し、このハンドル軸(14a)に固
    設されたカム板(17)と、ロックピン(10)に設け
    られてカム板(17)のカム部(19)と係合する連結
    ピン(15)とでカム機構(C)を構成し、前記カム部
    (19)は、ハンドル軸(14a)までの距離(R)が
    ロックハンドル(14)のアンロック位置(UL)で最
    小、同ハンドル(14)のロック位置(L)で略最大と
    なるように形成したことを特徴とする、位置決め固定装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のものにおい
    て、 第1部材を耕耘機(1)の機体(2)に取付けた、上下
    方向の枢軸(6)を有する枢軸台(4)とし、第2部材
    を前記枢軸(6)に回転可能に支持される操向ハンドル
    (5)のハンドルコラム(8)とし、ロックピン(1
    0)及びハンドル軸(14a)が配設される案内筒(1
    1)をハンドルコラム(8)に固設し、ロックピン(1
    0)が嵌脱する位置決め孔を枢軸台(4)に前記枢軸
    (6)を囲んで複数(9a,9b)設けたことを特徴と
    する、位置決め固定装置。
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