JP7139054B2 - 格納式荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
また、本発明は、荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、前記アームの先端に連結された前記荷受台と、前記荷受台から後方に突出するように設けたステップとを備え、前記ステップは、平行リンクを介して前記荷受台に連結されており、可動式で不使用時に格納可能であることを特徴とする。
また、本発明は、荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、前記アームの先端に連結された前記荷受台と、前記荷受台から後方に突出するように設けたステップとを備え、前記ステップは、前記荷受台に対してスライド可能に連結されており、可動式で不使用時に格納可能であることを特徴とする。
-格納式荷受台昇降装置-
図1は本発明の第1実施形態に係る格納式荷受台昇降装置を搭載した車両の全体構造を表す側面図、図2は第1実施形態に係る格納式荷受台昇降装置の要部を拡大して表す側面図である。本願明細書においては、格納式荷受台昇降装置を単に荷受台昇降装置と適宜略称し、図1及び図2における左右を荷受台昇降装置の前後とする。図1では荷受台昇降装置を車両の後部に架装して荷受台を車両の後側に引き出す場合を例示しており、荷受台昇降装置の前後方向が車両の前後方向に一致している。但し、車両の側部に荷受台を引き出すように荷受台昇降装置を架装する場合もある。その場合には、荷受台昇降装置の前後方向は車両の前後方向に直交する。
スライダユニットは、左右のガイドレール31、スライダ(不図示)、及びスライドシリンダ(不図示)を備えている。左右のガイドレール31は、車枠Fの後部下側に前後に平行に延びる姿勢で取り付けられている。スライダは左右のガイドレール31にスライド可能に取り付けられ、ガイドレール31に沿って前後に移動可能である。スライドシリンダは複動式の油圧シリンダであり、ガイドレール31及びスライダに適宜支持部材を介して両端が固定されている。スライドシリンダの伸縮動作によりガイドレール31に沿ってスライダが前後に移動し、リフタユニット40を介してスライダに支持された荷受台20が前後に移動する。
リフタユニット40は、チルトアーム(不図示)、リフトアーム42、コンプレッションアーム43及びリフトシリンダ44を左右一組ずつ備えている。このリフタユニット40は荷受面に干渉しないように荷受台20を支持している。チルトアームはスライダに対して上部がピンを介して連結され、下部が前後に回動する。リフトアーム42は、前端部がチルトアームに、後端部が荷受台20に、左右に延びる軸を介してそれぞれ回動可能に連結されている。コンプレッションアーム43は、前端部がスライダに、後端部が荷受台20に、左右に延びる軸を介してそれぞれ回動可能に連結されている。リフトシリンダ44は単動式油圧シリンダ(複動式でも良い)であり、本実施形態ではロッド側がチルトアームの下部に、ボトム側がリフトアーム42に、それぞれ回動可能に連結されている。リフトアーム42及びコンプレッションアーム43は、スライダに対して荷受台20を昇降可能に連結する平行リンクを形成する。この平行リンクがリフトシリンダ44の伸縮駆動に伴って上下に回動駆動することで、荷受台20が水平姿勢を保って昇降する(図1)。
荷受台20は荷物等を受けて昇降する台であり、リフタユニット40に連結された基端側荷受台21、基端側荷受台21の後部にヒンジ(不図示)を介して回動可能に連結された先端側荷受台22を備えている。先端側荷受台22は、ヒンジを支点に回動し、左方から見て展開姿勢(図1)から反時計回り(左回り)に反転し(180度回動し)基端側荷受台21の上側に折り重ねられる(図2)。折り畳んだ状態の荷受台20の後端面はバンパを構成する。荷受台20の左右の幅は例えば荷台の幅と同程度であり、左右の車枠Fの外法寸法よりも広い。本実施形態では先端側荷受台22は非折り畳み式であり、荷受台20は先端側荷受台22を1枚のみ含んだ2枚折れ構造である。また、荷受台20の下部には左右一対のスチフナ23が設けられている。スチフナ23は基端側荷受台21及び先端側荷受台22に設けられており、荷受台20が展開すると基端側荷受台21に設けたものと先端側荷受台22に設けたものが連なり、左右から見ると基端から先端(後方)に向かって薄くなる三角形状になる。
荷受台20には、その格納時に荷受台20から後方に突出するようにステップ50が設けられている。本実施形態の荷受台20は前述した通り格納時に基端側荷受台21の上部に先端側荷受台22が重なる状態に折り畳まれるため、ステップ50は折り畳んだ状態の荷受台20の後方に突出し、荷受台20を展開した状態では左右のスチフナ23の間に収納される。本実施形態のステップ50は固定式であって基端側荷受台21の下部(例えば左右のスチフナ23の間に位置)に支持部材51を介して固定されており、格納姿勢の荷受台20から荷台Lの後端を少し超えて後方に突出して延びている。ステップ50の下面はスチフナ23の下部の傾斜に沿って先端に向かって上り傾斜に形成してあり、ステップ50は荷受台20の展開時には側面視で先端側荷受台22のスチフナ23に重なり、スチフナ23から下側にはみ出ない構成となっている。荷受台20の展開時にステップ50がスチフナ23からはみ出して荷役作業に邪魔にならないようにするためである。また、ステップ50の下部をスチフナ23の下部に沿わせることで、ステップ50の配置が実用上極力低位置になるようにしてある。
本実施形態によれば、荷受台20に後方に突出するステップ50を設けたことにより、荷受台昇降装置1を操作して格納姿勢の荷受台20を後方に引き出すまでもなく、ステップ50に足を掛けて容易に荷台Lに対して上り下りすることができる。ステップ50は格納姿勢の荷受台20から荷台Lの後端を超えて突出しているため、荷台Lに対して上り下りする際にステップ50に重心を乗せることができ、作業者は無理な姿勢を強いられることがない。また、荷受台昇降装置1は床下格納式であることから格納姿勢の荷受台20は車枠Fより低位置に位置し、これに設置したステップ50は足を掛けるのに丁度良い高さとなる。特に図1に示した例のように格納姿勢の荷受台20の下部が荷台Lの地上からの高さの半分程度である場合、ここにステップ50が設置されることで上り下りに便利である。本実施形態によれば、荷受台20を格納した状態でも荷台Lに上り下りする際に荷受台昇降装置1を便利に利用することができる。
図3は本発明の第2実施形態に係る格納式荷受台昇降装置の要部を拡大して表す側面図である。本実施形態において第1実施形態と同様又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態が第1実施形態と相違する点は、ステップ50Aが荷受台20に対して可動式であり、不使用時には格納可能である点である。
図4は本発明の第3実施形態に係る格納式荷受台昇降装置の要部を拡大して表す側面図である。本実施形態において第1実施形態と同様又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態のステップ50Bは第2実施形態のステップ50Aと同じく可動式であり、不使用時には格納可能である。本実施形態が第2実施形態と相違する点は、ステップ50Bが平行リンク53を介して荷受台20に連結されている点である。
図5は本発明の第4実施形態に係る格納式荷受台昇降装置の要部を拡大して表す側面図である。本実施形態において第1実施形態と同様又は対応する要素には既出図面と同符号を付して説明を省略する。本実施形態のステップ50Cは第2実施形態のステップ50Aと同じく可動式であり、不使用時には格納可能である。本実施形態が第2実施形態と相違する点は、ステップ50Cが荷受台20に対してスライド可能に連結されている点である。
以上の各実施形態では基端側荷受台21にステップを設けた構成を例に挙げて説明したが、ステップは先端側荷受台22に設けても良い。先端側荷受台22にステップを設けることで、各実施形態に比べてステップの配置を高くすることができる。また、上下に延びる軸を中心にステップが水平面内で旋回し、格納状態の荷受台20の下側に格納された格納姿勢から後方に突出する展開姿勢に変位するステップも考えられる。また、荷受台20とステップとを別構成としたが、例えば固定式のステップであれば基端側荷受台21又は先端側荷受台22の構成材料の一部を延長してステップを形成し、ステップを荷受台20と一体構成とすることもできる。
Claims (5)
- 荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、
前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、
前記アームの先端に連結された前記荷受台と、
前記荷受台から後方に突出するように設けたステップとを備え、
前記荷受台は、前記アームに連結された基端側荷受台と、前記基端側荷受台の後部に回動可能に連結された少なくとも1枚の先端側荷受台とを含み、格納時には前記基端側荷受台の上部に前記先端側荷受台が重なる状態に折り畳まれるように構成されており、
前記ステップは、
前記基端側荷受台と前記先端側荷受台との連結部に、折り畳んだ状態の前記荷受台の後方に突出するように設けられていると共に、
左右に延びる軸を介して前記荷受台に対して回動可能に連結された可動式であり、不使用時には折り畳んだ状態の前記荷受台の後端面に沿って上向きに延びる格納姿勢に起立させることができ、
ロック機構により前記格納姿勢で拘束され、又は付勢機構により前記格納姿勢に付勢されるように構成されている
格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1の格納式荷受台昇降装置において、
前記ステップは、前記基端側荷受台に設けられている格納式荷受台昇降装置。 - 請求項1の格納式荷受台昇降装置において、
前記基端側荷受台及び前記先端側荷受台の下面には、それぞれ左右のスチフナが設けられており、
前記ステップは、前記基端側荷受台に設けられた前記左右のスチフナの間に配置され、前記荷受台を展開した状態では、前記基端側荷受台に設けられた前記左右のスチフナの間に収納されるように構成されている
格納式荷受台昇降装置。 - 荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、
前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、
前記アームの先端に連結された前記荷受台と、
前記荷受台から後方に突出するように設けたステップとを備え、
前記ステップは、平行リンクを介して前記荷受台に連結されており、可動式で不使用時に格納可能である格納式荷受台昇降装置。 - 荷受台を車枠の下部に引き込んで格納する格納式荷受台昇降装置において、
前記車枠の下部に取り付けたガイドレールと、
前記ガイドレールに沿って移動可能なスライダと、
前記スライダと前記荷受台とを連結するアームと、
前記アームの先端に連結された前記荷受台と、
前記荷受台から後方に突出するように設けたステップとを備え、
前記ステップは、前記荷受台に対してスライド可能に連結されており、可動式で不使用時に格納可能である格納式荷受台昇降装置。
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JP2018181357A JP7139054B2 (ja) | 2018-09-27 | 2018-09-27 | 格納式荷受台昇降装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003112554A (ja) | 2001-10-03 | 2003-04-15 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷受台昇降装置 |
JP2004210050A (ja) | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Kitamura Seisakusho:Kk | 貨物自動車のステップ装置 |
JP2005119372A (ja) | 2003-10-14 | 2005-05-12 | Kitamura Seisakusho:Kk | 床下格納式リフト装置 |
US20120018975A1 (en) | 2010-07-20 | 2012-01-26 | John Salmon | Dual motion deployable vehicle access step |
JP2013067214A (ja) | 2011-09-21 | 2013-04-18 | Shinmaywa Industries Ltd | 荷受台昇降装置 |
JP2017030423A (ja) | 2015-07-30 | 2017-02-09 | 新明和工業株式会社 | 荷受台昇降装置 |
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- 2018-09-27 JP JP2018181357A patent/JP7139054B2/ja active Active
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