JP5699982B2 - 作業機械 - Google Patents
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Description
すなわち、リンクシリンダの一方の端部は、下側のリンクアームとデッキとの結合位置と異なる位置、具体的には、下側のリンクアームがデッキに揺動自在に結合された結合位置よりも下方の位置において、当該デッキに対して揺動自在に結合されているので、デッキが最下位置にある状態において、リンクシリンダの最縮時の長さを確保するために、リンクシリンダとデッキとの結合位置をキャビンよりも下方に離間して配置することが可能になる。その結果、リンクシリンダの最縮時の長さを確保することが可能になる。
しかも、リンクシリンダとデッキとの結合部分は、デッキの最下位置において、下側のリンクアームとデッキとの結合位置から下方に退避した位置を維持することが可能であるので、従来の作業機械のようなリンクブラケットが下側リンクアームとデッキとの結合点回りに回動してデッキ後方へ突出する構造と比較して、リンクシリンダの最縮時の長さを確保しながらデッキを支持部に近づけることが可能になる。それにより、キャビンの張出し量を抑えることが可能になる。
また、上記の構成によれば、デッキは、リンクアームが結合されるリンクアーム結合部よりも下方であって、かつ、デッキ本体の下端よりも下方に突出するシリンダ結合部を有しているので、デッキは、当該シリンダ結合部を介して、キャビンを載せたデッキ本体の下端よりもさらに下方に突出した位置でリンクシリンダと結合することが可能である。そのため、リンクシリンダとデッキとのピン結合位置をデッキ本体よりも下方にずらして配置することが可能になり、リンクシリンダの最縮時の長さを十分に確保することが可能になる。
前記少なくとも一対のリンクアームのそれぞれの前記デッキに対する結合位置と前記リンクシリンダの前記デッキに対する結合位置とが上下方向に直線上に並んで配置されているのが好ましい。
かかる構成によれば、少なくとも一対のリンクアームのデッキに対する結合位置およびリンクシリンダのデッキに対する結合位置が上下方向に沿って直線上に並んでいるので、これら結合位置の前後方向のズレがなくなり、その分だけ、デッキを最下位置まで下ろしたときにおけるデッキと支持部との距離をさらに縮めることが可能になり、キャビンの張出し量をさらに抑えることが可能になる。
また、本実施形態の下部走行体2は、上部旋回体3の後部(例えば、油圧ポンプなどを収容したパワーユニット3a等)にアクセスするために足をかけるための後部アクセス用ステップ40を有する。
(1)
本実施形態の作業機械1では、リンクシリンダ11におけるデッキ8に結合される側の端部が従来技術のように下側のリンクアーム13に設けられたリンクブラケットに結合されるのではなく、デッキ8に直接結合することによって、リンクシリンダ11の最縮時の長さを確保しながらデッキ8を後方へシフトしてキャビン6の前方への張出し量を抑えることが可能になっている。
本実施形態の作業機械1では、リンクアーム12、13のデッキ8に対するそれぞれの結合位置であるピン24、26の位置およびリンクシリンダ11のデッキ8に対する結合位置であるピン22が上下方向に沿って直線上に並んでいるので、これら結合位置の前後方向のズレがなくなり、その分だけ、デッキ8を最下位置Iまで下ろしたときにおけるデッキ8と支持ブラケット9との距離をさらに縮めることが可能になり、キャビン6の張出し量をさらに抑えることが可能になるとともにリンクシリンダ11の最縮時の長さを確保することが可能である。
本実施形態の作業機械1では、デッキ8は、リンクアーム13が結合されるリンクアーム結合部15よりも下方であって、かつ、デッキ本体14の下端である下面14bよりも下方に突出するシリンダ結合部16を有しているので、デッキ8は、当該シリンダ結合部16を介して、キャビン6を載せたデッキ本体14の下端よりもさらに下方に突出した位置でリンクシリンダ11と結合することが可能である。そのため、リンクシリンダ11とデッキ8とのピン結合位置をデッキ8本体よりも下方にずらして配置することが可能になり、リンクシリンダ11の最縮時の長さを十分に確保することが可能になる。
本実施形態の作業機械1では、キャビン6が最下位置Iにあるときには、キャビン6の乗込み口6aの下方近傍に下部走行体2の側面の下部側ステップ4が位置するように、キャビン6および下部側ステップ4(とくに前側ステップ部4a)が配置されているので、キャビン6を最下位置Iまで下ろしたときに、下部走行体2の側端部の下部側ステップ4とキャビン乗込口6aとの位置のズレを小さくすることが可能になる。その結果、オペレータがキャビン6に乗降するときの利便性が向上する。
本実施形態の作業機械1では、デッキ8には、キャビン6の乗込み口6aの下方においてデッキ側ステップ17が設けられているので、デッキ8を最下位置Iにあるときに下部走行体2の側面の下部側ステップ4とキャビン6との間の高低差が大きい場合でも、オペレータがデッキ側ステップ17に足をかけることによって、キャビン6に容易に昇降することが可能になる。
(A)
なお、上記の実施形態では、平行リンク機構10がデッキ本体14の幅方向Wに並んで配置された2対のリンクアーム12、13を備えた構成を有しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、平行リンク機構は互いに平行になるように上下方向に並べて配置された少なくとも一対のリンクアームを備えていればよい。したがって、平行リンク機構は、デッキ本体14の幅方向Wにおける中間の位置に一対のリンクアームだけ配置された構成であってもよい。また反対に、平行リンク機構は、デッキ本体14の幅方向Wに並んで3対以上のリンクアームが配置された構成であってもよい。
2 下部走行体
3 上部旋回体(上部体)
4 下部側ステップ
5 旋回フレーム(フレーム)
6 キャビン
6a 乗込み口
7 キャビン昇降装置
8 デッキ
9 支持ブラケット
10 平行リンク機構
11 リンクシリンダ
12、13 リンクアーム
14 デッキ本体
15 リンクアーム結合部
16 シリンダ結合部
17 デッキ側ステップ
Claims (4)
- 下部走行体と、
前記下部走行体の上部に設けられた上部体と
を備えており、
前記上部体は、
前記下部走行体の上に取り付けられたフレームと、
側面に乗込み口を有するキャビンと、
前記フレームの上に取り付けられ、前記キャビンを昇降させるキャビン昇降装置と
を有しており、
前記キャビン昇降装置は、
前記キャビンを載せるデッキと、
前記フレームの上に固定された支持部と、
前記デッキが昇降できるように前記デッキと前記支持部との間を連結し、互いに平行になるように上下方向に並べて配置された少なくとも一対のリンクアームを含む平行リンク機構と、
前記デッキを前記リンクアームに連結された状態で上下方向へ移動させるリンクシリンダとを有しており、
前記デッキは、
前記キャビンを載せることが可能な形状を有するデッキ本体と、
前記デッキ本体の後端側に設けられ、前記リンクアームが結合されるリンクアーム結合部と、
前記デッキ本体の後端側で、かつ、前記リンクアーム結合部よりも下方に設けられ、前記デッキ本体の下端よりも下方に突出し、前記リンクシリンダが結合されるシリンダ結合部と
を有しており、
前記リンクシリンダが前記シリンダ結合部に結合される位置は、前記デッキ本体の下端よりも下で、かつ、前記リンクアーム結合部よりも下方にあり、
前記リンクシリンダは、上記の平行リンク機構の下方に配置され、
前記リンクシリンダの一方の端部は、下側の前記リンクアームが前記デッキの前記リンクアーム結合部に揺動自在に結合された結合位置よりも下方の位置において、当該デッキの前記シリンダ結合部に対して揺動自在に結合され、
前記リンクシリンダの他方の端部は、前記支持部に対して揺動自在に結合されている、
ことを特徴とする作業機械。 - 前記少なくとも一対のリンクアームのそれぞれの前記デッキに対する結合位置と前記リンクシリンダの前記デッキに対する結合位置とが上下方向に直線上に並んで配置されている、
請求項1に記載の作業機械。 - 前記下部走行体は、その側面においてオペレータが地上から前記キャビンへ乗り込むときに足をかけるための下部側ステップを有しており、
前記キャビンおよび前記下部側ステップは、前記キャビンが最も下方に位置するときに前記キャビンの乗込み口の下方近傍に前記下部側ステップが位置するように、配置されている、
請求項1または2に記載の作業機械。 - 前記デッキは、前記キャビンの乗込み口の下方に位置し、前記下部側ステップと前記キャビンとの間で前記オペレータが足をかけることが可能な形状を有するデッキ側ステップを有している、
請求項3に記載の作業機械。
Priority Applications (1)
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JP2012100877A JP5699982B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 作業機械 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012100877A JP5699982B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 作業機械 |
Publications (2)
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Family
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Family Applications (1)
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JP2012100877A Active JP5699982B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 作業機械 |
Country Status (1)
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2012
- 2012-04-26 JP JP2012100877A patent/JP5699982B2/ja active Active
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