JP5202908B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Description

この発明は、貨物車両に取り付けられ荷物の積み降ろしに利用される荷受台昇降装置に関する。
貨物車両の荷台上面に取り付けられる荷受台昇降装置として、例えば特許文献1に記載のものがある。この荷受台昇降装置は、荷物を載せる荷受台と、荷台上面の後部に取り付けられているベースブラケットと、荷受台をベースブラケットに取り付けているアームと、ベースブラケットとアームとの間に取り付けられている油圧シリンダと、この油圧シリンダを駆動するパワーユニット(油圧ユニット)とを備えている。パワーユニットはベースブラケットに固定されている。そして、荷受台は、アームによって貨物車両の荷台上の上昇位置と車両後方における接地位置との間を昇降可能となっており、パワーユニットが油圧シリンダを伸縮させることにより、荷受台は上昇位置と接地位置との間を昇降することができる。
実開昭64−32239号公報(第1図参照)
このような荷受台昇降装置が車両の荷台上面に常設されていると、走行時においても荷台上に荷受台昇降装置が存在している状態にある。つまり、荷受台昇降装置が不使用であるにもかかわらず荷台上に存在している。このため、この荷台における荷物の積み込み可能スペースが減ってしまう。
そこで、荷受台昇降装置の前記ベースブラケットを荷台上面から取り外し可能となる構成とし、荷受台昇降装置の不使用時では、ベースブラケットを荷台から分離させ、荷受台昇降装置を荷台から取り外すことが考えられる。
しかし、従来の前記荷受台昇降装置では、重量物であるパワーユニットがベースブラケットに固定されているため、パワーユニットの自重がベースブラケットに常に作用している。このようにベースブラケットに大きな荷重が作用していることから、荷受台昇降装置を荷台から取り外すために、その大きな荷重を支えながらベースブラケットを荷台から分離させる必要があり、その取り外し作業が困難となってしまう。
この発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、不使用時に荷台上における積み込みスペースが減少してしまうのを防止すべく、車体から取り外し可能であり、その取り外す作業が容易となる荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するためのこの発明の荷受台昇降装置は、荷物を載せる荷受台部と、車両の荷台上面に着脱可能として取り付けられる支持部と、前記荷受台部が前記荷台上の上昇位置と地面に接地する接地位置との間を昇降可能となるように、基部を前記支持部に回動自在に取り付けるとともに、先部を前記荷受台部に回動自在に取り付けているアームと、前記荷受台部が昇降するように前記アームを回動させるために伸縮するリフトシリンダと、前記リフトシリンダを駆動するパワーユニットとを備え、前記パワーユニットは、前記荷受台部が接地位置にある状態で当該パワーユニットの自重が前記荷受台部に作用するように、前記荷受台部に取り付けられているものである。
この荷受台昇降装置によれば、荷受台部が接地位置にある状態で、パワーユニットの自重をその荷受台部に作用させ、当該自重を地面で支えることができる。これにより、パワーユニットの自重が支持部側に作用するのを抑制することができるので、この支持部を車両の荷台上面から分離させ荷受台昇降装置を荷台から取り外す作業が容易となる。そして、不使用時において、荷受台昇降装置を荷台から取り外すことにより、荷台上における積み込みスペースが減少してしまうのを防止することができる。
また、前記荷受台部が接地位置にある状態で前記リフトシリンダの自重が前記荷受台部に作用するように、当該リフトシリンダは前記アームと前記荷受台部との間に取り付けられているのが好ましい。
これによれば、リフトシリンダの自重を荷受台部に作用させ、当該自重を地面で支えることができる。これにより、リフトシリンダの自重が支持部側に作用するのを抑制することができるので、この支持部を荷台上面から分離させ荷受台昇降装置を荷台から取り外す作業がさらに容易となる。
この発明の荷受台昇降装置によれば、荷受台部を接地位置の状態とし、支持部を荷台上面から分離させることにより、簡単に荷受台昇降装置を荷台から取り外すことができる。
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2、図3及び図4は、この発明の荷受台昇降装置の実施の一形態を示す側面図である。この荷受台昇降装置1は、貨物車両Cに取り付けられ、当該貨物車両Cの荷台11と地面との間における荷物の積み降ろし作業に利用されるものである。特に、この荷受台昇降装置1は、貨物車両Cのうち荷台11の上面に取り付けられている。
この荷受台昇降装置1は、荷物を載せる荷受台部2を備えており、この荷受台部2は、車体上(貨物車両Cの荷台11上)の上昇位置(図1参照)と地面に接地する接地位置(図3参照)との間を昇降することができる。なお、図示している荷受台昇降装置1は、荷台11の上面の後部に取り付けられており、荷受台部2は、貨物車両Cの荷台11上の上昇位置と車両後方における接地位置との間を昇降することができる。このために、荷受台昇降装置1は、荷台11の上面の後部に取り付けられている支持部(ベースフレーム)3と、荷受台部2を支持部3に取り付けているアーム4と、伸縮するリフトシリンダ5と、このリフトシリンダ5を駆動するパワーユニット6とを備えている。
前記荷受台部2は、荷受台本体8と、この荷受台本体8を取り付けているフレーム7とを有している。フレーム7は、車幅方向となる左右方向の片側にある側部部材7aと、この側部部材7aの下部に左右方向に延びるようにして取り付けられた下部部材7bとを有している。側部部材7aは、アーム4及びリフトシリンダ5を取り付けるために車両前方に開口している箱形状であり、側面視において略矩形である。なお、図1〜図4においては、側部部材7aの内部の構造についての説明を容易とするために、側部部材7aのうちの車幅方向外側にある壁部材を省略している。
荷受台本体8は、荷物を載せる載置面8aを有する盤状の部材である。荷受台本体8は、下部部材7b上であって側部部材7aの左右方向の一方側において隣接して設けられている。荷受台本体8の下面は、地面に接地する部分であり、後にも説明するが、この荷受台昇降装置1を貨物車両C(荷台11)から取り外し支持部3を持ち上げて支えることにより、当該荷受台昇降装置1全体を起立させた状態として支持する支持面となる。
また、荷受台本体8は、軸9によって回動可能としてフレーム7(側部部材7a)に取り付けられている。荷物の積み降ろしを行なう使用状態(図1〜図3の状態)では、荷受台本体8は水平となって載置面8aが上を向く状態に維持される。つまり、荷受台本体8の車両前後方向の前側となる基部21と、後側となる先部22とが略同じ高さとなる。
そして、図4に示しているように、荷受台本体8は、前記軸9の中心線回りに90°回動することにより、側部部材7aに対して折り畳まれた状態となることができる。つまり、荷受台本体8の前記基部21が下位置となり、前記先部22が上位置となり、基部21と先部22とが同一鉛直面上に配置される。
図5と図6に示しているように、荷受台本体8はサポートフレーム10を有している。荷受台本体8は、載置面8aを有する平板部8bと、平板部8bの左右両側から立設している壁部8cとを有している。サポートフレーム10は、左右の支持部材10aと、これらを先部において左右方向連結している連結部材10bとを有している。支持部材10aはL型鋼であり、連結部材10bは溝型鋼である。
そして、支持部材10aの基部が壁部8cに回動可能として連結されている。これにより、サポートフレーム10は、図5のように、連結部材10bを車両後方側とした展開状態になることができ、また、図6のように、連結部材10bを車両前方側とした折り畳み状態になることができる。なお、図1〜図4は、サポートフレーム10が折り畳み状態にある。
図1〜図4において、前記支持部3は、例えばボルト12により荷台11の上面の後部に着脱可能として取り付けられている。荷受台昇降装置1の使用状態では、支持部3はボルト12によって荷台11に固定されている。このように、ボルト12によって支持部3を荷台11に取り付けることができることから、荷受台昇降装置1の貨物車両Cへの取り付けが簡単である。また、貨物車両C側において、大きな改造が不要である。
また、荷受台昇降装置1の不使用時では、後にも説明するが、ボルト12を荷台11から外すことにより、支持部3を荷台11から取り外すことができる。支持部3を荷台11から分離させることによって、荷受台昇降装置1全体を荷台11から取り外すことができる。荷受台昇降装置1を荷台11に常設していると、荷受台昇降装置1の自重によって貨物車両Cの積載可能重量が小さくなってしまったり、荷台11上の積み込みスペースが減少してしまったりするが、取り外し構造とすることにより、これを防止することができる。これは、貨物車両Cが、積載可能重量が比較的小さく、荷台11上の積み込みスペースが比較的小さい軽トラックである場合に特に有効となる。
前記アーム4は、第1アーム13と第2アーム14とを有している。第1アーム13は一方向に延びている部材であり、第1アーム13の基部13aは支持部3に回動自在として取り付けられており、先部13bは荷受台部2のフレーム7(側部部材7a)に回動自在として取り付けられている。第2アーム14は第1アーム13に沿って延びている部材であり、第2アーム14の基部14aは支持部3に回動自在として取り付けられており、先部14bは荷受台部2のフレーム7(側部部材7a)に回動自在として取り付けられている。すなわち、アーム4は、第1アーム13と第2アーム14とを有し、平行リンクを構成している。
また、前記支持部3は、貨物車両Cの荷台11上において車幅方向の左右片側に取り付けられており、これに対応してアーム4についても左右片側に設けられている。そして、アーム4が前記側部部材7aと連結されている。したがって、荷台部2は、車幅方向の左右片側からアーム4によって支持されている。
なお、図示しないが、支持部3、側部部材7a及びアーム4を左右方向の両側に設け、荷台部2を、車幅方向の左右両側から左右で対のアーム4によって支持する構成としてもよい。
そして、アーム4は、支持部3から、図1の上方へ延びている起立位置と、図3の車両後方の地面へ向かう斜め下方に延びている後方位置との間を揺動することができる。このように、荷受台部2を支持部3に取り付けているアーム4は、荷受台部2を、荷台11上の上昇位置(図1の状態)と車両後方において地面に接地している接地位置(図3の状態)との間を昇降可能としている。また、図1〜図3に示しているように、アーム4は平行リンクを構成していることにより、荷受台部2(フレーム7)の姿勢を変えることなく、荷受台部2を昇降させることができる。つまり、荷受台本体8を水平姿勢としたまま昇降させることができる。
前記リフトシリンダ5は、荷受台部2を昇降させるために伸縮する油圧シリンダであり、アーム4と荷受台部2との間に取り付けられている。具体的に説明すると、リフトシリンダ5の一端部5aは、第1アーム13に回動自在として取り付けられており、リフトシリンダ5の他端部5bは、荷受台部2のフレーム7(側部部材7aの下部)に回動自在として取り付けられている。さらに、リフトシリンダ5の一端部5aは、荷受台部2寄りの位置に取り付けられている。また、リフトシリンダ5の他端部5bは、一端部5aよりも下位置となるようにして取り付けられている。そして、このリフトシリンダ5の自重が側部部材7aに作用する構成となっている。すなわち、リフトシリンダ5の自重を側部部材7aが支持する構成となっている。
パワーユニット6は、このリフトシリンダ5を駆動する油圧ユニットである。パワーユニット6がリフトシリンダ5に対して作動油の供給の切り替えを行なうことにより、リフトシリンダ5は伸縮動作を行なうことができる。したがって、パワーユニット6とリフトシリンダ5とにより、荷受台部2を昇降駆動する駆動装置を構成している。パワーユニット6の動作は、パワーユニット6に設けられている図示していない制御装置によって制御される。作業者がパワーユニットに設けられている図示していない操作器を操作することにより、前記制御装置がパワーユニット6に所定の動作を行なわせるように構成されている。
パワーユニット6は、図示しないが、作動油を溜めるタンク、作動油を吐出させるためのポンプ、このポンプを駆動するモータ、及び、各種バルブを一体として(ユニットとして)備えている油圧ユニットであり、このパワーユニット6は、荷受台部2のフレーム7に取り付けられている。具体的には、パワーユニット6は、フレーム7の側部部材7aに固定されており、箱形状である側部部材7aの内部に格納されている。
パワーユニット6の側部部材7aにおける取り付け位置についてさらに説明すると、パワーユニット6は車両後方寄りの位置で固定されている。また、パワーユニット6は側部部材7aの下部寄りの位置で固定されている。
そして、パワーユニット6がリフトシリンダ5に作動油を供給し、リフトシリンダ5が伸長動作を行なうと、図1のように上昇位置にあった荷受台部2が、図2の状態を経て、図3のように荷受台本体8が地面に接地している接地位置へと降下することができる。
そして、パワーユニット6が、リフトシリンダ5への作動油の供給を切り替え、リフトシリンダ5が短縮動作を行なうと、逆に、荷受台部2は接地位置から上昇位置へと上昇することができる。この構成により、荷受台昇降装置1は、荷受台部2に載せた荷物を地上と車両の荷台11との間で積みおろすための動作を行なうことができる。
また、前記実施形態の荷受台昇降装置1によれば、支持部3は荷台11の後部に着脱可能として取り付けられる構成であるため、荷受台昇降装置1の不使用時には、前記のとおり、当該荷受台昇降装置1を荷台11から取り外すことができる。
この支持部3を荷台11から分離させ荷受台昇降装置1を荷台11から取り外す作業において、前記のとおり、パワーユニット6は荷受台部2に取り付けられていることから、図3に示しているように、荷受台部2が接地位置にある状態では、パワーユニット6の自重を荷受台部2に作用させ、パワーユニット6の自重を地面で支えることができる。
また、リフトシリンダ5は、自重が荷受台部2に作用するように、アーム4と荷受台部2との間に取り付けられていることから、図3の接地位置にある状態では、リフトシリンダ5の自重を地面で支えることができる。すなわち、パワーユニット6の重心位置、さらにはリフトシリンダ5の自重の作用点が、荷受台部2上に位置している。
このため、支持部3を荷台11から取り外す作業において、パワーユニット6の自重及びリフトシリンダ5の自重が、支持部3側に作用するのを抑制することができる。これにより、荷受台昇降装置1を車両から取り外すために、支持部3を固定していたボルト12を荷台11から外す際、及び、ボルト12を外した後に、支持部3を大きな力で持ち上げる必要がない。
さらに、パワーユニット6は側部部材7aにおいて車両後方寄りの位置に固定されていることから、荷受台部2が接地位置にある状態(図3)において、荷受台昇降装置1の重心G位置を、車両後方側とするのに貢献している。また、パワーユニット6は側部部材7aの下寄りの位置に固定されていることから、荷受台昇降装置1の重心G位置(図3参照)を下げるのに貢献することができる。つまり、荷受台部2が接地位置にある状態において、重心G位置が低くなって、荷受台昇降装置1は安定した状態となる。
以上の構成により、荷受台部2を接地位置とし、支持部3を荷台11の上面から取り外す作業において、支持部3を固定していたボルト12を荷台11から取り外した後、支持部3を持ち上げるように支える大きな力は不要となる。
この結果、支持部3を荷台11上面の後部から分離させ、荷受台昇降装置1を荷台11から取り外す作業が容易となる。
この荷受台昇降装置1が有する他の機能について説明する
図1のように、荷受台本体8を水平姿勢として荷受台部2を上昇位置とした状態において、当該荷受台部8の載置面8aは、支持部3の上端よりも高い位置に存在している。この状態において、荷台11の上面11aから載置面8aまでの高さを300mm〜400mm程度に設定することができる。このように、荷台11の上面11aに対して載置面8aが高い位置にあるため、荷台11上に立って積荷作業を行なう作業者は、大きく腰を屈めなくても載置面8a上の荷物を持ち上げることができる。
また、図2のように、荷受台昇降装置1は、荷受台本体8の載置面8aが荷台11の上面11aと同じ高さ位置となる状態に、荷受台部2を停止させることができる。そして、この状態で、載置面8aの前縁部が荷台11の後縁部に接近した状態となる。このように、荷受台本体8を荷台11と同じ高さとすることにより、荷受台本体8と荷台11との間において、荷物を前方又は後方に移動させ荷物の移し替えを行なうことができる。
図2のように、荷受台本体8を荷台11と同じ高さとし、荷物を前方又は後方に移動させ移し替えを行なう場合において、図6に示しているように、荷受台本体8の連結部材10bを車両前方側とした折り畳み状態とするのが好ましい。連結部材10bは前記のとおり一方に開口した溝を有する溝型鋼であり、図5の展開状態では上方に開口しているが、図6の折り畳み状態では下方に開口する。そして、図6の折り畳み状態では、連結部材10bは、荷受台本体8の前縁部に並んで位置し、かつ、連結部材10bの背面18が載置面8aと(略)同一平面状態となるように構成されている。さらに、連結部材10bは車幅方向に直線的に延びている部材であり、荷受台本体8の載置面8aと、連結部材10bの背面18との車幅方向の寸法は略同じとなっている。
これにより、図2に示しているように、荷台11の上面11aと、荷受台本体8の載置面8aとの間に生じる前後方向の隙間を、連結部材10bの背面18によって小さくすることができる。すなわち、連結部材10bは、荷台11の上面11aと荷受台本体8の載置面8aとの間の橋渡し部材となる。この結果、荷受台本体8を荷台11と同じ高さとし、荷受台本体8と荷台11との間において、荷物を前方又は後方に移動させて移し替えを行なう動作が容易となる。
このように、荷受台本体8を荷台11と同じ高さとして移し替えを行なう荷物として、図7に示しているように(小型の)耕耘機Pがある。この耕耘機Pは、本体部30と、本体部30から延び使用者が掴むハンドル31と、本体部30に取り付けられた車輪32及びロータリ33とを有している。ロータリ33は複数の刃を有しており、田畑を耕すために回転する部材である。
図7において、このような耕耘機Pを荷受台昇降装置1によって、地面と荷台11との間を昇降させるために、荷受台本体8の連結部材10bを車両後方側とした展開状態(図5参照)とするのが好ましい。この展開状態では、連結部材10bの溝は上方に開口する。つまり、溝型鋼のフランジ部19が上方へ突出した状態となる。
この状態において(図7)、荷受台本体8の載置面8a上に耕耘機Pの車輪32を載せると、連結部材10bのフランジ部19に耕耘機Pのロータリ33の刃が掛止された状態となる。これにより、耕耘機Pを安定して荷受台部2に載せることができる。
さらに、図1と図4に示しているように、荷受台本体8は、軸9によって回動可能としてフレーム7に取り付けられており、荷物の積み降ろしを行なわない状態では、図4のように、荷受台本体8は軸9を支点として起立姿勢となって載置面8aが車両前方へ向く状態に保持される。すなわち、荷受台本体8は側部部材7aに沿って上下方向に延びている起立姿勢となり、折り畳み状態となる。
前記軸9の荷受台本体8における取り付け位置は、荷受台本体8の基部21寄りの位置ではなく、基部21と先部22との間の中央部に近い途中部23である。これにより、水平状にあった荷受台本体8(図1)を軸9の中心線回りに90°回動させると、当該荷受台本体8のうち軸9よりも基部21側の部分は、下方へ90°回動し、軸9よりも先部22側の部分は、上方へ90°回動する。これにより、荷受台本体8のうち軸9よりも先部22側の部分が、当該軸9よりも上に延びている構成となり、その残りの部分は、軸9よりも下に延びている構成となる。この結果、起立姿勢にある荷受台本体8の上方への突出量を小さくすることができる。すなわち、起立姿勢にある荷受台本体8の高さを低くすることができる。さらに、この状態では、図4に示しているように、アーム4も、側部部材7aに沿って上下方向に延びている姿勢となり、荷受台昇降装置1はコンパクトになっている。
また、この発明の荷受台昇降装置1は、図示する形態に限らずこの発明の範囲内において他の形態であっても良い。前記実施形態荷受台昇降装置1を取り付ける貨物車両Cは、軽トラック以外であってもよい。
また前記実施形態では、荷受台部2が荷台11上の上昇位置と車両後方における接地位置との間を昇降する構成として説明したが、これ以外として、荷受台部2が荷台11上の上昇位置と車両の左右側方における接地位置との間を昇降する構成としてもよい。このように、荷受台部2を車両の左右側方における接地位置へ降ろす構成とする場合、前記実施形態で説明した荷受台昇降装置1(支持部3)の左右方向を、前後方向として向きを(90°)変えて荷台11の上面に取り付ければよい。さらにこの場合、荷受台昇降装置1(支持部3)の取り付け位置は、荷台11上面の側部(側縁部)のうち、後部以外にも、運転席側に近い前部とすることができる。
この発明の荷受台昇降装置の実施の一形態を示す側面図である。 荷受台昇降装置の側面図であり、荷受台部が昇降方向の途中位置にある状態である。 荷受台昇降装置の側面図であり、荷受台部が接地位置にある状態である。 荷受台昇降装置の側面図であり、荷受台本体が折り畳み状態である。 荷受台本体及びサポートフレームの斜視図である。 荷受台本体及びサポートフレームの斜視図である。 耕耘機を荷受台部に載せた状態の荷受台昇降装置の側面図である。
符号の説明
1 荷受台昇降装置
2 荷受台部
3 支持部
4 アーム
5 リフトシリンダ
6 パワーユニット
11 荷台
G 荷受台昇降装置の重心

Claims (2)

  1. 荷物を載せる荷受台部と、
    車両の荷台上面に着脱可能として取り付けられる支持部と、
    前記荷受台部が前記荷台上の上昇位置と地面に接地する接地位置との間を昇降可能となるように、基部を前記支持部に回動自在に取り付けるとともに、先部を前記荷受台部に回動自在に取り付けているアームと、
    前記荷受台部が昇降するように前記アームを回動させるために伸縮するリフトシリンダと、
    前記リフトシリンダを駆動するパワーユニットと、を備え、
    前記パワーユニットは、前記荷受台部が接地位置にある状態で前記パワーユニットの自重が前記荷受台部に作用するように、前記荷受台部に取り付けられていることを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記荷受台部が接地位置にある状態で前記リフトシリンダの自重が前記荷受台部に作用するように、当該リフトシリンダは前記アームと前記荷受台部との間に取り付けられている請求項1に記載の荷受台昇降装置。
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