JP5225784B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents

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Description

本発明は、貨物車両に取り付けられ荷物の積み降ろしに利用される荷受台昇降装置に関する。
貨物車両に取り付けられ、荷物の積み降ろしに利用される荷受台昇降装置として、例えば特許文献1に記載のものがある。この荷受台昇降装置は、荷台に固定されたベースブラケットと、荷物を載せる荷受台と、先端部が荷受台に取り付けられ基端部がベースブラケットに取り付けられていると共に上下回動可能であるアームと、アームを上下回動させる油圧シリンダとを備えており、油圧シリンダが伸縮することで、荷受台を昇降させることができる。このような荷受台昇降装置では、荷受台及び荷受台に載せた荷物の荷重は、アーム及びベースブラケットを介して、荷台へと伝達される(特許文献1参照)。
実公平5−35874号公報(第5図参照)
貨物車両の荷台にベースブラケットを介して荷受台昇降装置を取り付けると、荷受台からの荷重を荷台によって支持する必要がある。このために前記特許文献1では、荷台を補強するために、荷台後部に補強部材(L型鋼)が別途設けられている。この補強部材によって荷台の床板が大きく撓んだり、床板に永久歪みが生じたりすることを防止することができる。しかし、この場合、荷受台昇降装置を荷台に設けるために、構成部材が増えてしまい、さらには、補強部材を取り付ける作業が増え、コストが高くなってしまう。
そこで、本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、荷受台に荷受台昇降装置を設置するにあたり、新たな補強部材を不要とすることができる技術的手段を提供することを目的とする。
本発明の荷受台昇降装置は、荷台の床板の下に車幅方向に延びる横桁が設けられた貨物車両に取り付けられる荷受台昇降装置であって、荷物を載せる荷受台と、この荷受台を昇降可能に搭載し当該荷受台の荷重を支持するベース部と、このベース部に対して前記荷受台を昇降させる昇降駆動機構と、前記ベース部を前記荷台に固定する固定部材と、を備え、前記ベース部は、前記横桁で前記荷受台の荷重を受けることが可能に前記横桁の上方に配置され、かつ、当該横桁と干渉しない位置に配置される前記固定部材によって前記荷台に固定される基礎部を有している。
本発明によれば、荷受台の荷重はベース部で支持され、ベース部に作用する荷重は当該ベース部が固定される貨物車両の荷台で支持される。ベース部の基礎部は荷台の横桁の上方に配置されることから、前記荷重を横桁が受けることができる。このように、貨物車両が既に備えている横桁が用いられることにより、荷受台の荷重を車体側で支持させることができるので、荷受台昇降装置を設けるために新たな補強部材を不要とすることができる。また、ベース部の基礎部を横桁の上方に位置させて固定部材によって荷台に固定する際、固定部材を横桁に干渉しない位置に配置して、当該固定部材によってベース部を荷台に固定することができる。
また、前記固定部材は、前記荷台に着脱可能であるのが好ましい。この固定部材によれば、固定部材を荷台から取り外すことで、荷受台昇降装置を荷台から取り外すことができる。
また、前記荷受台昇降装置において、前記基礎部は前記横桁を車両前後方向に跨ぐことができる前後方向長さに設定されており、前記荷受台が前記荷台上の上位置となる格納状態で、装置の重心が前記横桁の略上方に配置されるように重心位置が設定されているのが好ましい。この構成によれば、荷受台昇降装置を格納状態とした場合において、前記横桁を、荷受台昇降装置の重量を支えるための主な補強桁として機能させることができる。つまり、横桁の強度を有効に活用することができる。なお、装置の重心が横桁の略上方に配置されるが、この略上方とは、横桁の桁幅寸法の範囲内(つまり、横桁の真上)を含むほかに、横桁の真上とその前後それぞれに横桁の桁幅寸法が加算された範囲が含まれる。
また、前記固定部材は、前記基礎部と前記荷台とを締め付けるボルトナットであり、前記基礎部には、前記ボルトを挿通させる複数のボルト孔が形成されており、このボルト孔の数は、前記ベース部を充分な固定強さを有して前記荷台に固定するために必要な前記ボルトの数よりも多いのが好ましい。
この構成によれば、固定部材としてのボルトが横桁と干渉しないように、ボルト孔を選択することができ、選択したボルト孔にボルトを挿通させ、当該ボルトによって基礎部を荷台に固定することができる。
本発明によれば、貨物車両が既に備えている横桁が用いられて、荷受台の荷重を車体側で支持することができるので、荷受台昇降装置を設けるために新たな補強部材を不要とすることができる。したがって、荷受台昇降装置がコスト高となるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1、図2、図3及び図4は、本発明の荷受台昇降装置の実施の一形態を示す側面図である。図5は図4に示した状態にある荷受台昇降装置の背面図である。この荷受台昇降装置1は、荷台11を備えた貨物車両Cに取り付けられ、地上と荷台11上との間で荷物の積み降ろしを行なうために利用されるものである。荷台11上の後端部には、車両走行時に起立した状態とする後部の煽戸(開閉扉)10が設けられている。また、図5において、荷台11上の車幅方向の側端部には、車両走行時に起立した状態とする側部の煽戸20が設けられている。
これら煽戸10,20それぞれは、荷台11の縁部に設けられたヒンジによって上下方向に回動して開閉可能となっていて、閉状態で荷台11の縁部から立ち上がった状態(図4と図5参照)となり、開状態で、荷台11の縁部から下方へ垂れ下がった状態となる(図1〜図3参照)。また、荷台11には、起立した煽戸10,20をその起立姿勢で固縛する固縛部(図示せず)が設けられている。固縛部は、使用者によって操作され、煽戸10,20を起立姿勢(閉状態)に拘束する固縛状態と、開状態可能とする解除状態とのいずれかに切り替えられる。なお、図5では、後部の煽戸10は開状態にある。煽戸10,20は、鋼板等によって製造されている。
荷受台昇降装置1は荷物を載せる荷受台2を備えており、この荷受台2は、荷物を載せる載置面2aを表面に有する盤状の荷受台本体21を有している。図示している荷受台昇降装置1は、荷台11の上面11aの後端部に取り付けられており、荷受台2は、荷台11の後端部の上方の位置と、車両後方における接地位置との間を昇降する。車両前後方向が、図1〜図3の状態にある荷受台2の奥行き方向と一致しており、車幅方向(車両Cの左右方向)が、荷受台2の幅方向と一致している。
荷受台昇降装置1は、荷受台2の他に、荷台11の上面11aに取り付けられるベースブラケット(ベース部)3と、荷受台2を支持している支持体7と、ベースブラケット3と支持体7とを連結しているアーム体4と、伸縮するリフトシリンダ5と、このリフトシリンダ5を駆動するパワーユニット6とを備えている。ベースブラケット3、アーム体4及び支持体7は、荷台11の後部において、車幅方向の一方側の端部に設けられている(図5参照)。そして、荷受台2は車幅方向の中央寄りの位置に設けられている。
前記ベースブラケット3は、ボルト12a及びナット体27,28からなる固定部材により、荷台11の上面11aの後部に着脱可能として取り付けられている。ボルト12a及びナット体27,28によってベースブラケット3を荷台11に取り付けることから、荷受台昇降装置1の貨物車両Cへの取り付けが簡単であり、また、貨物車両C側(床板15)にボルト孔を形成すればよく、大きな改造が不要である。
前記アーム体4は、第一アーム13と第二アーム14とを有しており、平行リンクを構成している。第一アーム13は、ベースブラケット3から一方向に延びている部材であり、第一アーム13の基部13aはベースブラケット3の上部に回動自在として取り付けられており、先部13bは支持体7(後述する側部支持フレーム7a)の上部に回動自在として取り付けられている。第二アーム14は、ベースブラケット3から第一アーム13に沿って延びている部材であり、第二アーム14の基部14aはベースブラケット3に回動自在として取り付けられており、先部14bは支持体7(側部支持フレーム7a)に回動自在として取り付けられている。
そして、アーム体4は、ベースブラケット3から上方へ延びている起立位置(図1)と、車両後方でかつ地上へ向かう斜め下方に延びている後方位置(図3)との間を揺動することができる。このアーム体4によって、支持体7及び荷受台2は、荷台11後部の上方の上位置(図1)と車両後方において地上に接地する接地位置(図3)との間を昇降することができる。また、図1〜図3に示しているように、アーム体4は平行リンクを構成していることから、荷受台2(荷受台本体21)を水平姿勢としたまま昇降させることができる。以上の構成によれば、荷台11に固定されたベースブラケット3が固定部となり、荷受台2、支持体7及びアーム体4によって昇降部が構成されており、この昇降部が固定部に対して上下動可能となる。
図5において、荷受台2は、表面が荷物を載せる載置面2aとなる前記荷受台本体21と、この荷受台本体21に取り付けられた第一の支柱部材22とを有している。この支柱部材22は、荷受台2の幅方向に直線的に延びている部材であり、荷受台本体21の裏面側に固定されていて、荷受台本体21の側部からさらに外側方へ一部が突出している部材である。また、荷受台本体21の裏面には、第二の支柱部材23が設けられている。この支柱部材23は、荷受台本体21の幅方向寸法と略同じ長さである。図示している形態では、支柱部材22,23は中空の角パイプによって構成されていて、荷受台本体21の幅方向の梁部材(強度部材)として機能している。
前記支持体7は、側部支持フレーム7aを有しており、この側部支持フレーム7aの下部に、ヒンジ部(取付部)8を介して前記第一の支柱部材22が取り付けられている。側部支持フレーム7aは、縦長の箱形状であり、アーム体4及びリフトシリンダ5を格納し、かつ、アーム体4及びリフトシリンダ5を機能させるために車両前方に開口している。
図6は前記ヒンジ部8を説明する説明図である。ヒンジ部8は、荷受台2を姿勢変化可能として支持体7に取り付けている。ヒンジ部8は、側部支持フレーム7aに固定された第一ブラケット部8aと、支柱部材22に固定された第二ブラケット部8bと、第二ブラケット部8bを第一ブラケット部8aに回動自在として取り付けているヒンジ軸8cとを有している。ヒンジ軸8cの中心線は水平でかつ荷受台2の幅方向である。このヒンジ部8により、支柱部材22に固定された荷受台本体21は、側部支持フレーム7aに対して水平軸心a回りに回動自在となる。これにより、荷受台2を荷物の積み降ろしに利用しない車両走行時に、荷受台本体21は荷台11上の上位置で起立姿勢となり、(図4、図6(a)参照)、荷物の積み降ろし作業時に荷受台本体21は水平姿勢となることができる(図1、図6(b)参照)。
図1において、第一の支柱部材22は、水平姿勢にある荷受台本体21の奥行き方向(車両前後方向)の中間部に取り付けられている。なお、荷受台本体21が起立姿勢にある場合(図4参照)は、高さ方向の中間部である。そして、この支柱部材22に前記ヒンジ部8が取り付けられていることから、側面視において、荷受台2の回動中心(水平軸心a)は、荷受台本体21の奥行き方向の中間部に位置する。この構成により、荷受台本体21の内の、前記水平軸心aよりも車両前方側の部分(荷受台2の基端部2b側の部分)は、荷受台2が起立した姿勢(図4参照)で、当該水平軸心aよりも下方に位置する。このように、荷受台本体21の一部を、水平軸心aよりも下方でかつ荷台11の上面11aの上方に位置させるために、荷台11の上面11aからの第一の支柱部材22の設置位置は高く設定されている。具体的には、図4に示しているように、起立させた煽戸10の上部と対向する高さ位置に支柱部材22が存在するように、荷受台昇降装置1は構成されている。
そして、荷物の積み降ろしを行なう使用状態(図1〜図3の状態)とするためには、荷受台2をヒンジ部8で回動させ、荷受台本体21を水平姿勢として載置面2aが上を向く状態とする。図6において、荷受台本体21を水平姿勢に維持するために、ヒンジ部8の第一ブラケット部8aと第二ブラケット8bとの間に接触部9a及び被接触部9bが設けられている。図6では、ボルトからなる接触部9aが第二ブラケット部8bに設けられていて、荷受台本体21が水平姿勢となると、この接触部9a(ボルトの頭)が、第一ブラケット部8aの一部(被接触部9b)に当接する。これにより、荷受台本体21が水平姿勢を越えて回動し過ぎることを規制している。
そして、荷台11上の上位置にあって水平姿勢にある荷受台2をヒンジ部8において90°回動させることにより、図4及び図6(a)に示しているように、荷受台2は側部支持フレーム7aに対して折り畳まれた折り畳み状態となる。この状態では、荷受台2の基端部2bが下位置となり、先端部2cが上位置となり、基端部2bと先端部2aとが同一鉛直面上に配置される。
また、図5において、荷受台昇降装置1は、荷受台2を前記折り畳み状態で維持するための第一のロック装置17を有している。この第一のロック装置17は、折り畳み状態にある荷受台2が後方へ倒れる方向に回動することを規制している。このロック装置17は作業者によって操作され、荷受台2を折り畳み状態に固定するロック状態と、この固定を解除する非ロック状態とに切り替えられる。
さらに、荷受台昇降装置1は、荷受台2を水平姿勢で維持するための第二のロック装置18を有している。この第二のロック装置18は、水平姿勢にある荷受台本体21が起立姿勢となる方向に回動することを規制している。このロック装置18は作業者によって操作され、荷受台2を水平姿勢に固定するロック状態と、この固定を解除する非ロック状態とに切り替えられる。
図1〜図3において、前記リフトシリンダ5は、荷受台2を昇降させるために伸縮する油圧シリンダ(流体アクチュエータ)であり、アーム体4と支持体7との間に取り付けられている。リフトシリンダ5の一端部5aは、第一アーム13に回動自在として取り付けられており、リフトシリンダ5の他端部5bは、側部支持フレーム7aの下部に回動自在として取り付けられている。
前記パワーユニット6は、リフトシリンダ5を伸縮させる油圧ユニットであり、パワーユニット6とリフトシリンダ5とにより、荷受台2を昇降駆動する昇降駆動機構を構成している。パワーユニット6がリフトシリンダ5に対して作動油(作動流体)の供給の切り替えを行なうことにより、リフトシリンダ5は伸縮動作を行なうことができる。パワーユニット6の動作は、パワーユニット6に設けられている図示していない制御装置によって制御される。作業者が側部支持フレーム7に設けられた操作部7e(図5参照)を操作することにより、前記制御装置がパワーユニット6に所定の動作を行なわせる。
パワーユニット6は、図示しないが、作動油を溜めるタンク、作動油を吐出させるためのポンプ、このポンプを駆動するモータ、及び、リフトシリンダ5のヘッド側とロッド側とのいずれか一方に作動油を切り替えて供給するための切り替えバルブ等を一体として備えている油圧ユニットであり、このパワーユニット6は、リフトシリンダ5と共に側部支持フレーム7aに取り付けられている。
この昇降駆動機構によれば、パワーユニット6がリフトシリンダ5のロッド側に作動油を供給することにより、リフトシリンダ5は短縮動作を行い、地上にあった荷受台2(図3)を含む前記昇降部を上昇させ、図2の状態を経て、図1のように荷受台2を荷台11の上方の上位置へと上昇させることができる。そして、パワーユニット6がリフトシリンダ5のヘッド側に作動油を供給することにより、リフトシリンダ5は伸長動作を行い、荷受台2は上位置から地上へと降下する。この昇降駆動機構により、ベースブラケット3に対して、荷物を載せた荷受台2を地上と荷台11上との間で積み降ろすための昇降動作が実行される。
荷受台昇降装置の荷台11への取り付け構造について説明する。図7、図8、及び、図9は、荷台11におけるベースブラケット3の取り付け部を車両後方から見た正面図、取り付け部を車両側方から見た側面図、及び、取り付け部の平面図である。本発明の荷受台昇降装置が取り付けられる貨物車両Cは、床板15の下に横桁16が車幅方向に延びて設けられた荷台11を備えた車両である。横桁16は、車両前後方向に複数本、間隔が設けられて配設されている。この横桁16は、主として荷台11の車幅方向の曲げ力に対抗することができる。横桁16は上に開口する断面U字形の鋼材からなり、床板15と溶接によって固定されている。このため、横桁16は床板15の一部と協働し、ボックス桁として機能し、剛性が高い。また、床板15には、凸条部15aが車両前後方向に延びて形成されている。凸条部15aは、車幅方向に複数、間隔が設けられて配設されている。この凸条部15aは、相伴15の補強リブとして機能し、主として荷台11の車両前後方向の曲げ力に対抗することができる。
前記荷受台昇降装置1の構成によれば、ベースブラケット3は、アーム体4を介して、荷受台2を昇降可能に搭載しており、当該荷受台2及び荷受台2上の荷物の荷重を支持するものである。ベースブラケット3は、前記アーム体4の基部を取り付けているブラケット本体部25と、このブラケット本体部25を荷台11に固定する基礎部26とを有している。基礎部26は、床板15上に載せられる水平面上に配置された面状部材であり、ブラケット本体部25は、この基礎部26から上に立ち上がっている部材である。
具体的には、ブラケット本体部25は、幅方向に対向した一対の側壁部25a,25a、前壁部25b、後壁部25c、リブ板25dを有している。側壁部25aにアーム体4の基部が軸部材によって取り付けられる。基礎部26は、前後の第一、第二平板部26a,26bと、左右の第三、第四平板部26c,26dとを有している。前部の第一平板部26aと前壁部25bとは、一枚の板がL字形に曲げられて形成されている(他の平板部及び壁部についても同様である。)そして、ベースブラケット3を構成する部材は鋼材からなり、各部材が溶接によって組み立てられており、ブラケット本体部25と基礎部26とは、一体ものとして構成されている。
図9において、基礎部26には、上下方向に貫通したボルト孔26eが複数(図9では11個)形成されている。ボルト孔26eの数は、充分な固定強さを有してベースブラケット3を荷台11に固定するために必要なボルト12aの数(図9では4本)よりも多く設けられている。以下、このボルト12aの数を、ボルト必要数と言う。また、ボルト必要数は、4以上が好ましく、ボルト孔26eの数よりも少ないのが好ましい。
そして、荷受台昇降装置1は、ベースブラケット3を荷台11に固定するための第一の固定部材として前記ボルト12aと、第二の固定部材としてのナット体27,28とを備えている。図8において、第一のナット体27は、床板15の下であって車両最後端の横桁16aよりもさらに後側に設けられていて、第二のナット体28は、床板15の下であって車両最後端の横桁16aよりも前側に設けられている。ナット体27,28それぞれは、同様の構成であり、ナット体27(28)は、車幅方向に長くボルト12a挿通用の孔が形成されたフレーム27a(28a)と、このフレーム27a(28a)に固定され前記ボルト12aが螺合するナット27b(28b)とからなる。フレーム27a,28aは下に開口する断面U字形の鋼材からなる。
荷受台昇降装置1は、ベースブラケット3の固定のために、複数の座板29を有している。座板29は、床板15と基礎部26との間に介在するものであり、特に床板15の内の前記凸条部15aが存在していない平坦面部の上に載せられ、前記ボルト12aと前記ナット体27,28との結合部に配設される。座板15にはボルト12aの直径よりも充分に大きな孔が厚さ方向に貫通して形成されている。また、座板29の厚さは、前記平坦面部からの突条部15aの高さ寸法と同じか当該寸法よりも大きく設定されている。この座板15により、ボルト12aをナット体27,28に強固に締め付けることができ、ベースブラケット3を荷受台2に安定して固定することができる。
以上の取り付け構造によれば、荷台11の床板15の上に座板29を介してベースブラケット3を所望の位置(図例では荷台11の後部左端の位置)に載せる。この際、基礎部26が最後部の横桁16aを前後方向に跨ぐと共に、車幅方向で最端部の凸条部15aを跨ぐ位置に、ベースブラケット3を床板15上に載せる。ベースブラケット3の基礎部26には、ボルト孔26eが複数設けられているので、これらボルト孔26eの内から、ボルト12aを挿通させた際に当該ボルト12aが横桁16aと干渉しないボルト孔26eを、前記ボルト必要数と同数について選択する。さらに、この選択を行なう際、床板15の下に設ける前記ナット体27,28が横桁16aと干渉しない必要がある。さらには、横桁16aよりも前で少なくとも一つ、かつ、横桁16aよりも後ろで少なくとも一つを選択する必要がある。なお、図9では、横桁16aよりも前にある二箇所のボルト孔26e、横桁16aよりも後ろにある二箇所のボルト孔26eが選択され、これらボルト孔26eにボルト12aを挿通する。なお、この選択したボルト孔26e(第一のボルト孔26e)の直下にある床板15部分に、第二のボルト孔15bを形成する(図8参照)。
基礎部26には、予めボルト必要数よりも多い数のボルト孔26eが形成されていることから、前記選択が可能となる。そして、これら第一のボルト孔26e及び第二のボルト孔15bに、ボルト12aを挿通し、当該ボルト12aを、床板15の下に設けたナット体27,28のナット27b,28bに締め付ける。これにより、ベースブラケット3を強固に荷台11に固定することができる。
この取り付け構造により、ベースブラケット3の基礎部26は、横桁16a上に配置され、かつ、この横桁16aと干渉しない位置に配置したボルト12aによって荷台11に固定されている。
また、図1に示しているように、基礎部26は、横桁16aを車両前後方向に跨ぐことができる前後方向長さに設定されており、荷受台2が荷台11上の上位置にある格納状態で、荷受台昇降装置1の重心Gが、当該横桁16aの略上方に配置されるように、荷受台昇降装置1を構成する各機器は所定の位置に配置され、荷受台昇降装置1の重心位置が設定されている。なお、前記略上方とは、横桁16aの桁幅寸法の範囲内(つまり、横桁16aの真上)を含むほかに、横桁16aの真上とその前後それぞれに横桁16aの桁幅寸法が加算された範囲が含まれる。なお、図1の場合、横桁16aの真上から前方へさらに横桁16aの桁幅寸法を有する範囲内に、重心Gが存在している。
この構成によれば、前記横桁16aを、格納状態にある荷受台昇降装置1の重量を支えるための主な補強桁として機能させることができる。つまり、横桁16aの強度を有効に活用することができる。そして、格納状態にある荷受台昇降装置1の重量の大半を、横桁16aによって受けることができ、薄い床板15のみに大きな集中荷重が作用することを防ぎ、床板15の変形を防止することができる。特にこの格納状態で貨物車両Cは走行するため、走行の振動等によって荷受台昇降装置1の荷重が荷台11に繰り返して作用しても、床板15が変形してしまうことを防止することができる。
以上の実施形態によれば、荷受台2及び荷受台2の荷物の荷重はベースブラケット3で支持され、ベースブラケット3に作用する荷重は当該ベースブラケット3が固定される貨物車両Cの荷台11で支持される。ベースブラケット3の基礎部26は、荷台11の横桁16aの上方に配置されることから、前記荷重をこの横桁16aが受けることができる。このように、貨物車両Cが既に備えている横桁16aが用いられて、荷受台2の荷重を車体側で支持させることができるので、荷受台昇降装置1を貨物車両Cに設けるために新たな補強部材を不要とすることができる。したがって、荷受台昇降装置1がコスト高となるのを防止することができる。また、ベースブラケット3の基礎部26を横桁16a上に位置させてボルト12aによって荷台11に固定する際、ボルト12aを横桁16aに干渉しない位置に配置して、当該ボルト12aによってベースブラケット3を荷台11に固定することができる。
さらに、ボルト12aは、荷台11に着脱可能であり、荷受台昇降装置1の不使用時では、工具によってボルト12aを弛め、当該ボルト12aを荷台11から取り外すことで、荷受台昇降装置1を荷台11から取り外すことができる。荷受台昇降装置1を荷台11上に常設していると、その自重によって貨物車両Cの積載可能重量が小さくなったり、荷台11上の積み込み可能スペースが減少したりするが、取り外し構造とすることにより、これを防止することができる。これは、貨物車両Cが、積載可能重量が比較的小さく、荷台11上の積み込みスペースが比較的小さい軽トラックである場合に特に有効となる。
本発明の荷受台昇降装置1は、荷台11から取り外し可能となっているため、荷受台昇降装置1には、当該荷受台昇降装置1をクレーンなどで吊り下げるために吊り部材が設けられる。図5において、ヒンジ部8により回動させ起立姿勢とした荷受台2が、さらに車両前方側へ倒れるように回動するのを防止する規制部19が、荷受台昇降装置1には設けられている。この規制部19の一部に、前記吊り部材を取り付けることができる。
具体的に説明すると、図10において、規制部19は、荷受台2の側部に設けられた第一当接部材19aと、支持体7(側部支持フレーム7a)に設けられた第二当接部材19bとを有している。第一当接部材19aが第二当接部材19bに当接することで、起立姿勢にある荷受台2がさらに車両前方側へ倒れるように回動するのを規制している。そこで、この第二当接部材19bの上部に吊り部材19cを取り付けることができる。すなわち、第二当接部材19bの上部にネジ孔19dが形成され、このネジ孔19dにアイボルトからなる吊り部材19cを螺合させる。
この構成によれば、吊り部材19cにクレーン(図示せず)のフックを係合させることができ、荷受台昇降装置1を吊り下げることが可能となる。そして、荷受台2の回動を規制する規制部19(第二当接部材19b)を、吊り部材19cを取り付けるブラケットとして兼用していることから、部品点数を削減し、製造コストを低減することができる。
さらに、本発明の荷受台昇降装置1は、ベースブラケット3、アーム体4、昇降駆動機構、及び支持部7を荷台11に残した状態で、荷受台2を支持体7から取り外すことができる。図11は、図6(a)のヒンジ部8を右側から見た概略構成図である。荷受台2側の前記第二ブラケット部8bは、ヒンジ軸8cによって、支持体7側の前記第一ブラケット部8aに回動自在として取り付けられている。ヒンジ軸8cは、その端部に着脱可能として取り付けられているピン部材51によって、軸心(前記水平軸心a)方向(図11の矢印L方向)に抜け止めされているが、このピン部材51をヒンジ軸8cから離脱させることで、ヒンジ軸8cはヒンジ部8から抜き出すことができる。ヒンジ軸8cを抜き出すことによって、第一ブラケット部8aと第二ブラケット部8bとは分離可能となり、荷受台2を支持体7から容易に取り外すことができる。
図12は、図11に示したヒンジ部8を側方(図11の矢印R方向)から見た図である。図11と図12とにおいて、第一ブラケット部8aには、端部に規制板8dが設けられている。規制板8dにはヒンジ軸8cを挿通させる孔8fが形成されているとともに、前記ピン部材51のヘッド部51aが係合する係合部51bが形成されている。図12の係合部51bは切り欠きによって形成されている。ヒンジ軸8cの端部には直径方向に貫通した貫通孔8eが形成されており、この貫通孔8eにピン部材51のピン本体部51cを挿通させることによって、ヒンジ軸8cは第一ブラケット部8aから抜け止めされる。そして、ピン部材51をヒンジ軸8cの貫通孔8eに取り付けた状態で、前記ヘッド部51aが前記係合部51bに係合する。この係合によれば、荷受台2(第二ブラケット部8b)が水平軸心回りに回動しても、ヒンジ軸8cは第一ブラケット部8aに拘束されるため自由に回転することができず、ピン部材51のヘッド部51aは、常に車両後方側に存在する。
このため、ヘッド部51aに取り付けられたリング部51dを、作業者が車両後方から掴んでピン部材51をヒンジ軸8cから抜き出すことができ、この操作の後、ヒンジ軸8cをヒンジ部8から抜き出すことができる。仮に、ヘッド部51aが係合部51bに係合しない構成である場合、荷受台2(第二ブラケット部8b)が回動すると、ヒンジ軸8cも回動し、このヒンジ軸8cがピン部材51を連れて回転し、ピン部材51のリング部51dが車両後方以外の方向に向き、作業者はピン部材51を引き抜く作業が困難となってしまう。また、ピン部材51のヘッド部51aが下となると、ピン部材51が自重によって落下し、ヒンジ軸8cが勝手にヒンジ部8から抜け出てしまうおそれがある。しかし、本発明の前記構成によれば、これを防止することができる。
また、本発明の荷受台昇降装置1は、図13に示しているように、(小型の)耕耘機Pを荷物として地上と荷台11上との間を昇降させることができる。この耕耘機Pは本体部55と、本体部55から延び使用者が掴むハンドル56と、本体部55に取り付けられた車輪57及びロータリ58とを有している。ロータリ58は複数の刃を有しており、田畑を耕すために回転する部材である。このような耕耘機Pを荷物とするために、荷受台昇降装置1は、ロータリ58を支持するロータリサポート60を備えている。ロータリサポート60は、荷受台本体21にボルトナット(図示せず)によって着脱可能に取り付けられている。
図14は荷受台2の平面図である。図13及び図14(a)に示しているように、ロータリサポート60は、左右の取り付けシャフト部60bと、左右の取り付けシャフト部60bを連結している中央の連結シャフト部60aとを有して平面視U字形の部材であり、パイプによって構成することができる。このロータリサポート60が荷受台2の先端部2c側に取り付けられた状態で、連結シャフト部60aの上に前記ロータリ58を載せることができる。また、ロータリサポート60は荷受台本体21に、車両前後方向に関して位置変更可能として取り付けることができ、耕耘機Pの大きさに応じて、連結シャフト部60aの前後方向位置を調整することができる。
一方、図14(b)に示しているように、ロータリサポート60を荷受台2の後端部2c側に付け替えることで、ロータリサポート60は、荷受台2上の荷物の落下防止部材として機能することができる。つまり、ロータリサポート60は載置面2a上に載せられた状態でかつ連結シャフト部60aが荷受台2の基端部2bに位置するように、荷受台2にボルトナットによって固定される。これにより、ロータリサポート60が載置面2aから高くなった段差部となることから、載置面2a上の荷物の落下(滑り落ち、転がり落ち)を防止することができる。
また、図3において、荷受台2は、先端部2c側にスロープ部65を有している。スロープ部65は、載置面2aと地上との間の荷物の積み降ろしを容易とするために、略水平状である載置面2aと地面との間に形成される傾斜面65aを構成する。図15は、スロープ部65の説明図である。スロープ部65は荷受台本体21にスロープ用ヒンジ部66によって水平方向の軸心回りに回動自在となって取り付けられている。図16は、スロープ部65及びスロープ用ヒンジ部66を、荷受台2の裏面側から見た図であり、幅方向の左右両側部を示している。荷受台2の先端部2c側の幅方向両側にヒンジ部66が設けられている。各ヒンジ部66は、第一部材66aと第二部材66bとを有しており、第一部材66aは荷受台本体21に固定され、第二部材66bはスロープ部65に固定されている。第一部材66aは幅方向一方側(矢印J方向)へ向かって突出しているピン67aを有し、第二部材66bはピン67aを挿入させる孔67bが形成されている。ピン67aの軸心が、スロープ部65の回動中心となる。
このスロープ部65の荷受台本体21への取り付けは、荷受台本体21に対してスロープ部65を幅方向他方側(矢印K方向)へ移動させることで、前記孔67bにピン67aを挿し入れることによって行なわれる。そして、荷受台本体21の幅方向一方側(図16では左側)の端部にボルト68が取り付けられている。ボルト68は幅方向一方側のヒンジ部66の近傍に取り付けられており、第二部材66bが抜け出ることを規制する。つまり、第二部材66bの孔67bから第一部材66aのピン67aが抜け出ようとすると、第二部材66bにボルト68が当接する。なお、荷受台2を起立姿勢として格納する際に、荷受台2の高さを低くするため、スロープ部65を荷受台本体21から取り外す場合には、ボルト68を荷受台本体21から取り外せばよく、スロープ部65の取り外し、及び、取り付け作業は容易である。
図15及び図16に示しているように、前記ボルト68の頭部は、回動するスロープ部65の裏面に当接可能である。したがって、荷受台本体21からのボルト68の突出量を調整することにより、荷受台2の昇降作業時のスロープ部65(傾斜面65a)の傾斜角度を変更することができる。また、図15において、スロープ部65は、ヒンジ部66よりも先端側に存在し前記傾斜面65aを有している第一傾斜部69aと、ヒンジ部66よりも荷受台2の基端部側に存在している第二傾斜部69bとを有している。荷受台2が接地した状態及び地面から上に離れている状態では、第一傾斜部69aが下方へ回動し、第二傾斜部69bが上方へ回動し、第一傾斜部69aの裏面にボルト68の頭部が接触した状態となる。この状態では、第二傾斜部69bは載置面2aの上方にあって当該載置面2aから離れた状態となる。この第二傾斜部69bの端部が載置面2aに載せた荷物に当接可能であり、荷物が載置面2aから第一傾斜部69aへと転がり落ちる(滑り落ちる)ことを防止することができる。
図17は、荷受台昇降装置1と車体側バッテリBとの間の電気配線図である。荷受台昇降装置1のアーム体4の第一アーム13又は第二アーム14は中空のパイプ部材によって構成されている。図17では、第一アーム13が断面円形のパイプ部材である。第一アーム13をパイプ部材とすることにより、車体に搭載されているバッテリBと荷受台昇降装置1のパワーユニット6とを接続する電源ケーブルYを、ベースブラケット3から第二アーム14内を通し側部支持フレーム7aへ導き出すことができる。この構成によれば、アーム体4が回動しても、ベースブラケット3から側部支持フレーム7aまでの間で、電源ケーブルYが動作する部材に挟まれることを防止することができ、例えば電源ケーブルYが挟まれることによって切断され荷受台2の昇降駆動が不能となることを防ぐことができる。また、電源ケーブルYは、可撓性のある(樹脂製の)チューブ内に収納された状態で、第一アーム13内に挿通された状態とするのが好ましい。また、床板15のうちのベースブラケット3の直下部分には、バッテリBから延び床板15の下を通る前記ケーブルYを、ベースブラケット2及び第二アーム14へ導き出すための孔(図示せず)が形成されている。
また、本発明の荷受台昇降装置は、図示する形態に限らず本発明の範囲内において他の形態のものであっても良い。前記実施形態では、荷受台昇降装置1を荷台11の後部左端に設置し、荷受台2が車両後方に降下する場合を説明したが、その取り付け位置は他の部分であってもよく、例えば、荷受台2が車両の側方へ降下するように、荷受台昇降装置1を取り付けてもよい。
また、貨物車両Cは荷台11上に、図示しないが、荷箱を搭載したものであってもよく、この場合、後部の煽戸10は存在しているが、側部の煽戸20は存在していない。そして、荷受台2を使用しない状態で、荷受台昇降装置1は荷箱内に格納された状態となる。
本発明の荷受台昇降装置の実施の一形態を示す側面図である。 荷受台昇降装置の側面図であり、荷受台が昇降方向の途中位置にある状態を示している。 荷受台昇降装置の側面図であり、荷受台が接地位置にある状態を示している。 荷受台昇降装置の側面図であり、荷受台が上位置で起立している状態を示している。 図4の荷受台昇降装置の背面図である。 ヒンジ部(取付部)を説明する説明図である。 荷台におけるベースブラケットの取り付け部を車両後方から見た正面図である。 取り付け部を車両側方から見た側面図である。 取り付け部の平面図である。 起立姿勢とした荷受台が車両前方側へ倒れるように回動するのを防止する規制部の説明図である。 図6(a)のヒンジ部を右側から見た概略構成図である。 図11に示したヒンジ部を側方から見た図である。 荷物として耕耘機を昇降させる場合の説明図である。 荷受台の平面図である。 スロープ部の説明図である。 スロープ部及びスロープ用ヒンジ部を、荷受台の裏面側から見た図であり、幅方向の左右両側部を示している。 荷受台昇降装置と車体側バッテリとの間の電気配線図である。
符号の説明
1 荷受台昇降装置
2 荷受台
3 ベースブラケット(ベース部)
5 リフトシリンダ(昇降駆動機構)
6 パワーユニット(昇降駆動機構)
11 荷台
12a ボルト(固定部材)
15 床板
16,16a,16b 横桁
25 ブラケット本体部
26 基礎部
26a ボルト孔
27,28 ナット体(固定部材)
C 貨物車両
G 荷受台昇降装置の重心

Claims (4)

  1. 荷台の床板の下に車幅方向に延びる横桁が設けられた貨物車両に取り付けられる荷受台昇降装置であって、
    荷物を載せる荷受台と、この荷受台を昇降可能に搭載し当該荷受台の荷重を支持するベース部と、このベース部に対して前記荷受台を昇降させる昇降駆動機構と、前記ベース部を前記荷台に固定する固定部材と、を備え、
    前記ベース部は、前記横桁で前記荷受台の荷重を受けることが可能に前記横桁の上方に配置され、かつ、当該横桁と干渉しない位置に配置される前記固定部材によって前記荷台に固定される基礎部を有していることを特徴とする荷受台昇降装置。
  2. 前記固定部材は、前記荷台に着脱可能である請求項1に記載の荷受台昇降装置。
  3. 前記基礎部は前記横桁を車両前後方向に跨ぐことができる前後方向長さに設定されており、前記荷受台が前記荷台上の上位置となる格納状態で、装置の重心が前記横桁の略上方に配置されるように重心位置が設定されている請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
  4. 前記固定部材は、前記基礎部と前記荷台とを締め付けるボルトナットであり、
    前記基礎部には、前記ボルトを挿通させる複数のボルト孔が形成されており、このボルト孔の数は、前記ベース部を充分な固定強さを有して前記荷台に固定するために必要な前記ボルトの数よりも多い請求項1〜3のいずれか一項に記載の荷受台昇降装置。
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