JP2010023822A - 荷受台昇降装置 - Google Patents
荷受台昇降装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010023822A JP2010023822A JP2009036402A JP2009036402A JP2010023822A JP 2010023822 A JP2010023822 A JP 2010023822A JP 2009036402 A JP2009036402 A JP 2009036402A JP 2009036402 A JP2009036402 A JP 2009036402A JP 2010023822 A JP2010023822 A JP 2010023822A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load receiving
- platform
- receiving platform
- load
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
【解決手段】 荷受台昇降装置1は、車両走行時に起立した状態とする煽戸10が荷台11上に設けられている車両Cに取り付けられている。荷物を載せる荷受台2と、作動油が供給されることにより荷受台2を地上から荷台11上の上位置へと上げるリフトシリンダ5とを備えている。荷受台2は、ヒンジ部8によって、荷物の積み降ろし作業時に水平姿勢となり、車両走行時に前記上位置で起立姿勢となるように姿勢変化可能に取り付けられている。車両走行時に前記上位置で起立姿勢にある荷受台2が降下しようとすると、起立している前記煽戸10に当接可能な当接部15を、荷受台2は有している。
【選択図】 図4
Description
また、荷受台は、その基部の回動中心回りに回動可能であり、荷物の積み降ろしを行なわない車両走行時では、荷受台を荷台上へ上昇させ、前記回動中心回りに荷受台を回動させることで当該荷受台を起立させた状態とする。これにより、荷受台昇降装置を荷台上でコンパクトに格納することができる。
そこで、起立状態にある荷受台を荷台上で保持するために、専用のロック装置が必要とされている(特許文献1及び特許文献2)。
特許文献1に記載の荷受台昇降装置では、ロック装置として、荷受台に止め具が設けられ、アームにブラケットが設けられている。荷受台を起立させた状態で、止め具とブラケットとを係合させることにより、荷受台を格納状態でロックすることができる。
また、特許文献2に記載の荷受台昇降装置は、ロック装置として、ロック爪、このロック爪を回動させる油圧シリンダを備えており、油圧シリンダの伸縮動作によってロック爪を回動させ、当該ロック爪を荷受台に係合させ、荷受台を格納状態でロックしている。
図1、図2、図3及び図4は、本発明の荷受台昇降装置の実施の一形態を示す側面図である。図5は図4に示した状態にある荷受台昇降装置の背面図である。この荷受台昇降装置1は、荷台11を備えた貨物車両Cの当該荷台11上に取り付けられ、地上と荷台11上との間で荷物の積み降ろしを行なうために利用されるものである。荷台11上の後端部には、車両走行時に起立した状態とする後部の煽戸(開閉扉)10が設けられている。また、図5において、荷台11上の車幅方向の側端部には、車両走行時に起立した状態とする側部の煽戸20が設けられている。
また、荷受台昇降装置1の不使用時では、ボルト12を外すことにより、ベースブラケット3を荷台11から取り外すことができる。これにより、荷受台昇降装置1を車両Cから取り外すことができる。荷受台昇降装置1を荷台11上に常設していると、その自重によって貨物車両Cの積載可能重量が小さくなったり、荷台11上の積み込み可能スペースが減少したりするが、取り外し構造とすることにより、これを防止することができる。これは、貨物車両Cが、積載可能重量が比較的小さく、荷台11上の積み込みスペースが比較的小さい軽トラックである場合に特に有効となる。
さらに、荷受台昇降装置1は、荷受台2を水平姿勢で維持するための第二のロック装置18を有している。この第二のロック装置18は、水平姿勢にある荷受台本体21が起立姿勢となる方向に回動することを規制している。このロック装置18は作業者によって操作され、荷受台2を水平姿勢に固定するロック状態と、この固定を解除する非ロック状態とに切り替えられる。
さらに、荷受台2が起立姿勢となっている状態では、第一の支柱部材22は、煽戸10の上部前面と対向する位置に設けられているので、第一の支柱部材22に取り付けられている左右の緩衝部材16は、煽戸10の上部前面に接触可能な配置となる。
なお、他の実施形態として、図示しないが、起立姿勢にある荷受台2に設けられている緩衝部材16と、起立させた煽戸10とは隙間を有して対向している状態となっていてもよい。つまり、車両走行時において、緩衝部材16と煽戸10とが近接している状態にあってもよい。この場合、荷受台2が、荷台11の上の上位置で起立姿勢にある荷受台2が降下し始めると、当該荷受台2に設けられている緩衝部材16(当接部15)は、起立している煽戸10に当接可能となる。
そして、前記昇降駆動機構によれば、リフトシリンダ5に作動油が供給されると、荷受台2を荷台11上の上位置へと上昇させる構成であるため、車両走行状態において、パワーユニット6内のバルブ等において作動油の漏れ(抜け)が生じ、リフトシリンダ5から作動油が抜け出ると、上位置にある荷受台2が自重によって下降するおそれがある。しかし、本発明によれば、このような場合であっても、煽戸10は、前記固縛部(図示せず)によって起立した状態で拘束されていて、車両走行時に上位置で起立姿勢にある荷受台2が降下しようとすると(又は降下し始めると)、荷受台2に設けられた前記緩衝部材16が、荷台11から起立している前記煽戸10の上部前面に当接して当該荷受台2の降下を妨げるので、荷受台2が(それ以上)地上へ降下してしまうのを防ぐことができる。
さらに、当接部15は、上下動する前記昇降部のうちの荷受台2に設けられており、この荷受台2は荷物を載せるために強固に構成されていることから、貨物車両Cが走行することで生じる振動によって当接部15が煽戸20に接触しても、荷受台2が変形してしまうことを防止することができる。
また、当接部15(板状の緩衝部材16)を、煽戸20との間で面接触させることで、接触による衝撃力が大きくても、その接触面圧を小さくすることができ、当接部15(荷受台2)及び煽戸20の変形を防止することができる。
具体的に説明すると、図8において、規制部19は、荷受台2の側部に設けられた第一当接部材19aと、支持体7(側部支持フレーム7a)に設けられた第二当接部材19bとを有している。第一当接部材19aが第二当接部材19bに当接することで、起立姿勢にある荷受台2がさらに車両前方側へ倒れるように回動するのを規制している。そこで、この第二当接部材19bの上部に吊り部材19cを取り付けることができる。すなわち、第二当接部材19bの上部にネジ孔19dが形成され、このネジ孔19dにアイボルトからなる吊り部材19cを螺合させる。
この構成によれば、吊り部材19cにクレーン(図示せず)のフックを係合させることができ、荷受台昇降装置1を吊り下げることが可能となる。そして、荷受台2の回動を規制する規制部19(第二当接部材19b)を、吊り部材19cを取り付けるブラケットとして兼用していることから、部品点数を削減し、製造コストを低減することができる。
また、貨物車両Cは荷台11上に、図示しないが、荷箱を搭載したものであってもよく、この場合、後部の煽戸10は存在しているが、側部の煽戸20は存在していない。そして、荷受台2を使用しない状態で、荷受台昇降装置1は荷箱内に格納された状態となる。
2 荷受台(昇降部)
5 リフトシリンダ(流体アクチュエータ)
8 ヒンジ部(取付部)
10 煽戸(開閉扉)
11 荷台
15 当接部
15a 接地部
16 緩衝部材
30 緩衝部材
C 貨物車両(車両)
Claims (4)
- 車両走行時に起立した状態とする開閉扉が荷台上に設けられている車両の当該荷台上に取り付けられ、地上と前記荷台上との間で荷物の積み降ろしを行なう荷受台昇降装置において、
荷物を載せる荷受台を有した上下動する昇降部と、
作動流体が供給されることにより前記昇降部を上昇させ前記荷受台を地上から前記荷台上の上位置へと上げる流体アクチュエータを有している昇降駆動機構と、を備え、
前記昇降部は、
荷物の積み降ろし作業時に水平姿勢となり車両走行時に前記上位置で起立姿勢となるように前記荷受台が姿勢変化可能に取り付けられている取付部と、
車両走行時に前記上位置で起立姿勢にある前記荷受台が降下し始めると又は降下しようとすると、起立している前記開閉扉に当接して当該荷受台の降下を妨げる当接部と、を有している
ことを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記当接部は、前記荷受台の裏面に設けられ、水平姿勢にある当該荷受台が地上に降りた際に地上に接触する接地部である請求項1に記載の荷受台昇降装置。
- 前記当接部は、前記昇降部に取り付けられた非金属製の緩衝部材によって構成されている請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
- 前記開閉扉に取り付けられ前記当接部と接触する非金属製の緩衝部材を更に備えている請求項1に記載の荷受台昇降装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009036402A JP2010023822A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 荷受台昇降装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009036402A JP2010023822A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 荷受台昇降装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008186149A Division JP5427376B2 (ja) | 2008-07-17 | 2008-07-17 | 荷受台昇降装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010023822A true JP2010023822A (ja) | 2010-02-04 |
Family
ID=41730027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009036402A Pending JP2010023822A (ja) | 2009-02-19 | 2009-02-19 | 荷受台昇降装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010023822A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018176967A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | 日本フルハーフ株式会社 | テールゲート装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924760A (ja) * | 1995-07-14 | 1997-01-28 | Nippon Furuhaafu Kk | テールゲートリフタの摺動構造 |
JPH09188183A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-22 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 昇降プレートの支持構造 |
-
2009
- 2009-02-19 JP JP2009036402A patent/JP2010023822A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0924760A (ja) * | 1995-07-14 | 1997-01-28 | Nippon Furuhaafu Kk | テールゲートリフタの摺動構造 |
JPH09188183A (ja) * | 1996-01-10 | 1997-07-22 | Mitsubishi Alum Co Ltd | 昇降プレートの支持構造 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018176967A (ja) * | 2017-04-12 | 2018-11-15 | 日本フルハーフ株式会社 | テールゲート装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10407283B2 (en) | Moving device for counterweight | |
US6910731B2 (en) | Skid steer loader with front pivoting cab having a no tool latch | |
CA2450604C (en) | Trailer-tilting, load-discharge apparatus and method | |
US20090045011A1 (en) | Self-powered lift apparatus | |
US20130075353A1 (en) | Foldable Lifting Apparatus | |
JP5427376B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP5225784B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP2010023822A (ja) | 荷受台昇降装置 | |
US7878129B2 (en) | Swing-out workbench extension apparatus | |
NO338223B1 (no) | Løfteanordning for container og fremgangsmåte ved bruk av samme | |
JP5301324B2 (ja) | 荷受台昇降装置および荷受台取り外し方法 | |
JP4272895B2 (ja) | 車両用のドアの取付保持装置 | |
JP6366312B2 (ja) | 建設機械 | |
JP5301246B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP5300541B2 (ja) | 荷受台昇降装置およびその取り外し方法 | |
JP5202908B2 (ja) | 荷受台昇降装置 | |
JP7491121B2 (ja) | 作業機械の起伏シリンダ支持装置および作業機械の起伏シリンダ支持方法、作業機械の輸送方法 | |
CN114920163B (zh) | 一种多功能偏航夹钳拆装工具 | |
JP2013253394A (ja) | 建設機械のステップ構造 | |
JP2548631B2 (ja) | トラッククレーンにおける巻上機支持兼長尺物支持用旋回アームの支承装置 | |
JP2002227245A (ja) | 油圧ショベルの車載はしご支持手段 | |
JP2019031254A (ja) | 車両吊上装置 | |
JP5642482B2 (ja) | 車載型荷役装置 | |
JP5216451B2 (ja) | 作業用走行車両のウエイト装着装置 | |
JP2022135877A (ja) | トラック |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110412 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121002 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121130 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20130521 |