JPH09188183A - 昇降プレートの支持構造 - Google Patents

昇降プレートの支持構造

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JPH09188183A
JPH09188183A JP267096A JP267096A JPH09188183A JP H09188183 A JPH09188183 A JP H09188183A JP 267096 A JP267096 A JP 267096A JP 267096 A JP267096 A JP 267096A JP H09188183 A JPH09188183 A JP H09188183A
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博 加藤
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PABUKO KK
Mitsubishi Aluminum Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の昇降プレートの支持構造は、形状的に
曲げ変形を受けやすかったため、昇降プレート上の荷重
に対する強度を十分に高めるには、構成部材を厚くする
とか、補強板を多数配置するとかの対策を講じる必要が
あった。 【解決手段】 昇降機構により昇降動作をなすように片
持ち支持された昇降プレート20の支持構造であって、
昇降プレート20は、昇降プレート本体30と、取付部
材40とを備えてなり、取付部材40は、その内部に中
空空間44を有する主壁部41を備えるとともに、互い
に離間する基端縁側端部45および先端縁側端部46が
昇降プレート本体30に接合された構成とされ、主壁部
41および昇降プレート本体30の基端縁36近傍を昇
降機構の支持部材52に取り付けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、昇降機構により昇
降動作をなすように片持ち支持された昇降プレートの支
持構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】貨物自動車においては、車体後部に昇降
機構および昇降プレートを配設し、荷物の搬入搬出に際
して、昇降機構を作動させて昇降プレートを床面(ある
いは地面)と荷台との間を昇降させることにより、搬入
搬出作業の省力化を図ることがよく行われている。図4
に示すように、通常、このような昇降プレート1は、テ
ールゲートを兼ねている。
【0003】図5は、昇降プレート1の全体形状を示す
図であり、図6は、昇降プレート1の要部を示す図であ
る。図4ないし図6において、昇降プレート1の一方の
面には、シリンダ11が挿入されるガーター2、2が固
定されている。ガーター2、2を介して昇降プレート1
は、支持部をなす支持構造3により、片持ち支持されて
いる。
【0004】支持構造3は、型材4、補強板5から主に
構成されている。型材4は、プレート部4a、4bを有
するL字形の型材からなるもので、図4に示すように、
昇降プレート1の幅方向全体にわたって延在している。
そして、ガーター2に対しては溶接により堅固に固定さ
れている。補強板5は、型材4の長さ方向複数箇所にお
いて、型材4のプレート部4a、4b間を連結するよう
に溶接により固定されているものである。
【0005】上記昇降プレート1は、昇降機構10の操
作により昇降動作を行うものであるとともに、シリンダ
11を伸縮させることにより、図4において矢印Aで示
すように、回動軸6の回りに回動するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な昇降プレート1の支持構造3であると、物品の搬入・
搬出に際して、昇降プレート1上に荷運搬用の台車等を
載置した場合、台車等の荷重が支持構造3にかかること
になる。型材4は、補強板5により補強がなされている
とはいえ、プレート部4a、4bがL字形に連接された
ものであって、形状的に曲げ変形を受けやすいものであ
る。したがって、この支持構造3においては、昇降プレ
ート1の支持強度が十分に得られないおそれがあり、荷
重に対する強度を十分に高めるために、プレート部4
a、4bを厚くするとか、補強板5を多数配置するとか
の対策を講じる必要があるという問題があった。また、
上記支持構造3においては、ガーター2と支持構造3と
の間の固定が溶接によりなされていることから、昇降プ
レート1の交換が困難である、および、保守・点検・整
備が困難であるという問題があった。同様に、上記支持
構造3においては、ガーター2と支持構造3との間の固
定が溶接によりなされていることから、製作に手間がか
かるという問題があった。さらに、上記支持構造3にお
いては、型材4が昇降プレート1の幅方向全体にわたっ
て延在していることにより、床面(あるいは地面)への
着地に際して、型材4に干渉しそうな障害物を逐一避け
る必要があるという問題があった。このような障害物と
しては、路上での昇降プレート1の操作時における、路
上の石ころ、縁石等が挙げられる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、荷重に対する強度を十分に確保し得る昇降プレート
の支持構造を提供することを目的としている。また、昇
降プレートの交換および保守・点検・整備の容易な支持
構造を提供すること、製作の容易な支持構造を提供する
こと、障害物との干渉を回避して操作性を向上させ得る
昇降プレートの支持構造を提供することも、また、本発
明の目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の昇降プレ
ートの支持構造においては、昇降機構により昇降動作を
なすように片持ち支持された昇降プレートの支持構造で
あって、前記昇降プレートは、昇降プレート本体と、該
昇降プレート本体の一方の面側に該昇降プレート本体の
基端縁に沿って設けられた取付部材とを備えてなり、前
記取付部材は、その内部に前記基端縁に沿う方向に延在
する中空空間を形成して前記昇降プレート本体の前記一
方の面から突出する主壁部を有するとともに、該主壁部
の前記昇降プレート本体の基端縁・先端縁間方向に離間
する基端縁側端部および先端縁側端部が前記昇降プレー
ト本体に接合された構成とされ、前記主壁部および前記
昇降プレート本体の基端縁近傍を前記昇降機構の支持部
材に取り付けてなることを特徴としている。請求項2記
載の昇降プレートの支持構造においては、請求項1記載
の昇降プレートの支持構造において、前記主壁部は、前
記一方の面から山形の輪郭断面形状をもって該一方の面
から突出する形状とされるとともに、前記基端縁側の傾
斜面が第1の取付面とされ、前記昇降プレート本体は、
その内部に中空部が形成された型材からなるとともに、
前記基端縁近傍に前記第1の取付面に連続する第2の取
付面が形成された構成とされ、これら第1および第2の
取付面に、前記支持部材が接合されるとともに、該支持
部材に対して前記主壁部および前記昇降プレート本体が
ボルトと受け部材との螺着により着脱自在に締結されて
いることを特徴としている。請求項3記載の昇降プレー
トの支持構造においては、請求項2記載の昇降プレート
の支持構造において、前記主壁部の前記中空空間側内面
および前記昇降プレート本体の中空部側内面に前記受け
部材を保持する保持壁部が形成されていることを特徴と
している。請求項4記載の昇降プレートの支持構造にお
いては、請求項2または3記載の昇降プレートの支持構
造において、前記取付部材は、前記昇降プレート本体と
別体として構成され、その長さ方向の端縁が前記昇降プ
レート本体の幅方向端縁より内方に位置していることを
特徴としている。請求項5記載の昇降プレートの支持構
造においては、請求項1ないし4のいずれかに記載の昇
降プレートの支持構造において、前記昇降プレート本体
には、前記一方の面側に、前記基端縁・先端縁間方向に
延在するようにガーターが固定され、該ガーターの基端
部が前記取付部材の主壁部に固定されていることを特徴
としている。
【0009】請求項1記載の発明によると、取付部材の
主壁部が、中空空間を有する”筒状”とされているた
め、形状的に変形しにくく、強度の確保が容易になされ
る。なおかつ、取付部材の主壁部が、昇降プレート本体
の基端縁・先端縁間方向に互いに離間している基端縁側
端部および先端縁側端部において昇降プレート本体に接
合されていることにより、昇降プレート上に重量物が載
置されて昇降プレート本体が昇降プレート本体の基端縁
を回動軸とする曲げモーメントを受けた際に、取付部材
により堅固にかつ確実に昇降プレート本体の支持がなさ
れる。請求項2記載の発明によると、昇降機構の支持部
材に対して主壁部および昇降プレート本体がボルトと受
け部材との螺着により着脱自在に締結されていることに
より、主壁部および昇降プレート本体が必要に応じて容
易に着脱され得る。請求項3記載の発明によると、主壁
部の中空空間側内面および昇降プレート本体の中空部側
内面に受け部材を保持する保持壁部が形成されているの
で、ボルトと受け部材との着脱作業が容易になされ、組
立・分解作業が容易に達成される。請求項4記載の発明
によると、取付部材が昇降プレート本体と別体として構
成されていることにより、製作が容易に達成される。ま
た、取付部材の長さ方向の端縁が昇降プレート本体の幅
方向端縁より内方に位置していることにより、床面(あ
るいは地面)への着地に際して、路上での昇降プレート
の操作時における路上の石ころ、縁石といった障害物と
の干渉が回避される。請求項5記載の発明によると、取
付部材の主壁部には、昇降プレート本体の基端縁・先端
縁間方向に延在するガーターが固定されているので、昇
降プレート上に重量物が載置された際の取付部材による
昇降プレート本体の支持が、より一層堅固にかつ確実に
なされる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の昇降プレートの支
持構造の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。ここで説明する実施の形態は、本発明を貨物自動車
の後部に備えられるテールゲートに適用したものであ
る。
【0011】図1は、本発明による昇降プレートの支持
構造を示すもので、図において、符号20は昇降プレー
ト、30は昇降プレート本体、40は取付部材を示して
いる。
【0012】昇降プレート20は、図2に示すように、
荷物の搬入搬出に際して昇降機構50により床面(ある
いは地面)と荷台との間にわたって昇降動作をなすよう
に片持ち支持されたものであって、昇降プレート本体3
0と、取付部材40とを備えて構成されている。本実施
形態においては、昇降プレート20は、図4における従
来の昇降プレート1と同様にテールゲートを兼ねてお
り、図2において矢印Bで示すように、シリンダ51の
伸縮により回動軸21の回りに回動される。
【0013】昇降プレート本体30は、内部に中空部3
0aが形成されており、例えば、アルミニウムあるいは
アルミニウム合金製の型材からなるものである。昇降プ
レート本体30には、図2および図3に示すように、ガ
ーター31が固定されているとともに、図2に示すよう
に、台車のキャスタ等に対しての係止機能を有するスト
ッパ機構32が先端縁33に沿う方向に延在して設けら
れている。
【0014】取付部材40は、昇降プレート本体30の
一方の面35側に昇降プレート本体30の基端縁36に
沿って設けられたものであり、例えば、アルミニウムあ
るいはアルミニウム合金製の型材からなり、昇降プレー
ト本体30とは別体として構成されている。取付部材4
0は、主壁部41、補強壁部42、保持壁部43を有し
て構成されている。
【0015】主壁部41は、その内部に昇降プレート本
体30の基端縁36に沿う方向に延在する中空空間44
を形成して昇降プレート本体30の一方の面35から山
形の輪郭断面形状をもって突出する形状とされている。
主壁部41は、昇降プレート本体30の基端縁36・先
端縁33(図2に図示)間方向に離間する基端縁側端部
45および先端縁側端部46が昇降プレート本体30に
対して接合され、固定されている。
【0016】補強壁部42は、主壁部41の山形に突出
する2面間を連結するもので、すじかい状とされている
ことにより補強効果が高められている。
【0017】保持壁部43は、取付面(第1の取付面)
47をなしている主壁部41の基端縁36側に位置する
傾斜面を有する傾斜壁部において、中空空間44側を向
く内面に形成されたものであり、張出部43aが受け部
材60を係止することにより、受け部材60を保持する
ものである。
【0018】一方、昇降プレート本体30においても、
同様の保持壁部37が、取付面(第1の取付面)47に
連続する取付面(第2の取付面)38を有している壁体
の中空部30a側を向く内面に形成されている。保持壁
部37は、保持壁部43と同様に、張出部37aが受け
部材60を係止することにより、受け部材60を保持す
るものである。
【0019】この場合、受け部材60は、平面視長方形
の板体であり、略中央には厚さ方向に貫通してボルト6
1と螺着自在な雌螺子孔が形成されている。そして、長
辺を取付部材40の長さ方向に揃えて、取付部材40の
側方から保持壁部37、43内に差し込まれている。
【0020】そして、昇降プレート20は、昇降プレー
ト本体30の取付面37および取付部材40の取付面4
7に、昇降機構50の支持部材52が接合されるととも
に、支持部材52に対してボルト61と受け部材60と
の螺着によって着脱自在に締結されていることにより、
取付部材40の主壁部41および昇降プレート本体30
の基端縁36近傍が支持部材52に取り付けられてい
る。
【0021】また、図3に示すように、取付部材40の
長さ方向端縁48は、昇降プレート本体30の幅方向端
縁39より内方に位置している。そして、上記ガーター
31は、基端縁36・先端縁33方向に延在するように
昇降プレート本体30の一方の面35側に固定されてお
り、その基端部が取付部材40の主壁部41に固定され
ている。
【0022】上記構成を有する昇降プレート20の支持
構造によれば、取付部材40の主壁部41が、中空空間
44を有する”筒状”とされているため、取付部材40
自身の強度を十分に確保することができる。加えて、取
付部材40の主壁部41が、昇降プレート本体30の基
端縁36・先端縁33間方向に互いに離間している基端
縁側端部45および先端縁側端部46において昇降プレ
ート本体30に固定されていることにより、昇降プレー
ト20上の荷重に対して、取付部材40により堅固にか
つ確実に昇降プレート本体30を支持することができ
る。したがって、昇降プレート20上の荷重に対する強
度を十分に確保することができる。
【0023】また、昇降機構50の支持部材52に対し
て主壁部41および昇降プレート本体30がボルト61
と受け部材60との螺着により着脱自在に締結されてい
ることにより、主壁部41および昇降プレート本体30
を必要に応じて容易に着脱することができ、昇降プレー
ト20の交換および保守・点検・整備を容易に行うこと
ができる。
【0024】さらに、主壁部41の中空空間44側内面
および昇降プレート本体30の中空部30a側内面に受
け部材60を保持する保持壁部43および37がそれぞ
れ形成されているので、ボルト61と受け部材60との
着脱作業を容易になすことができ、組立・分解作業を容
易に達成することができる。この場合、受け部材60が
平面視長方形の板体とされていることにより、ボルト6
1回動時の受け部材60の連れ回りを、保持壁部43、
37により有効に阻止することができる。また、螺着解
除は、ボルト61のみを一方的に回動させるだけで良い
ので、非常に便利である。
【0025】また、取付部材40が昇降プレート本体3
0と別体として構成されていることにより、製作を容易
に行うことができる。しかも、取付部材40の長さ方向
の端縁48が昇降プレート本体30の幅方向端縁39よ
り内方に位置していることにより、床面(あるいは地
面)への着地に際して、路上での昇降プレートの操作時
における路上の石ころ、縁石といった障害物との干渉を
回避することが可能となり、昇降操作の操作性を向上さ
せることができる。
【0026】さらに、取付部材40の主壁部41には、
昇降プレート本体30の基端縁36・先端縁33間方向
に延在するガーター31が固定されているので、昇降プ
レート20上に重量物が載置された際の取付部材40に
よる昇降プレート本体30の支持を、より一層堅固にか
つ確実に達成することができる。
【0027】なお、本発明は、上記実施形態に何ら限定
されるものではなく、以下のような変形を行っても、も
ちろん本発明の主旨を逸脱することはない。 a)昇降プレート20を自動車後部に配置することに代
えて、自動車側部に配置すること。 b)昇降プレート20をテールゲートと兼用させること
に代えて、兼用せず、昇降専用として使用すること。 c)主壁部41を山形の輪郭断面形状とすることに代え
て、三角筒状、四角筒状等、他の任意の筒状輪郭断面形
状とすること。 d)昇降プレート本体30、取付部材40をアルミニウ
ムあるいはアルミニウム合金から形成することに代え
て、他の任意の材料から形成すること。 e)昇降プレート本体30および取付部材40と、支持
部材52とをボルト61と受け部材60との螺着により
締結することに代えて、溶接、接着、嵌着、かしめ等、
他の任意の締結方法により締結すること。 f)昇降プレート本体30と取付部材40とを別体で構
成することに代えて、一体成形により一体物として構成
すること。 g)昇降プレート本体30と取付部材40とを溶接によ
り固定することに代えて、ボルト止め、接着、嵌着、か
しめ等、他の任意の固定方法により固定すること。
【0028】
【発明の効果】本発明の昇降プレートの支持構造によれ
ば、以下の効果を奏する。請求項1記載の昇降プレート
の支持構造によれば、取付部材の主壁部が、中空空間を
有する”筒状”とされているため、取付部材自身の強度
を十分に確保することができる。加えて、取付部材の主
壁部が、昇降プレート本体の基端縁・先端縁間方向に互
いに離間している基端縁側端部および先端縁側端部にお
いて昇降プレート本体に接合されていることにより、昇
降プレート上の荷重に対して、取付部材により堅固にか
つ確実に昇降プレート本体を支持することができる。し
たがって、昇降プレート上の荷重に対する強度を十分に
確保することができる。請求項2記載の昇降プレートの
支持構造によれば、昇降機構の支持部材に対して主壁部
および昇降プレート本体がボルトと受け部材との螺着に
より着脱自在に締結されていることにより、主壁部およ
び昇降プレート本体を必要に応じて容易に着脱すること
ができ、昇降プレートの交換および保守・点検・整備を
容易に行うことができる。請求項3記載の昇降プレート
の支持構造によれば、主壁部の中空空間側内面および昇
降プレート本体の中空部側内面に受け部材を保持する保
持壁部が形成されているので、ボルトと受け部材との着
脱作業を容易になすことができ、組立・分解作業を容易
に達成することができる。請求項4記載の昇降プレート
の支持構造によれば、取付部材が昇降プレート本体と別
体として構成されていることにより、製作を容易に行う
ことができる。また、取付部材の長さ方向の端縁が昇降
プレート本体の幅方向端縁より内方に位置していること
により、床面(あるいは地面)への着地に際して、路上
での昇降プレートの操作時における路上の石ころ、縁石
といった障害物との干渉を回避することが可能となり、
昇降操作の操作性を向上させることができる。請求項5
記載の昇降プレートの支持構造によれば、取付部材の主
壁部には、昇降プレート本体の基端縁・先端縁間方向に
延在するガーターが固定されているので、昇降プレート
上に重量物が載置された際の取付部材による昇降プレー
ト本体の支持を、より一層堅固にかつ確実に達成するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による昇降プレートの支持構造の一実施
形態を示す断面図である。
【図2】図1に示す昇降プレートの支持構造により支持
されている昇降プレートを示す側面図である。
【図3】図2に示す昇降プレートの半分を示す斜視図で
ある。
【図4】従来の昇降プレートの一例を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の昇降プレートの支持構造により支持され
ている昇降プレートを示す側面図である。
【図6】従来の昇降プレートの支持構造の一例を示す側
面図である。
【符号の説明】
20 昇降プレート 30 昇降プレート本体 30a 中空部 33 先端縁 35 一方の面 36 基端縁 37 保持壁部 38 取付面(第2の取付面) 39 幅方向端縁 40 取付部材 41 主壁部 43 保持壁部 44 中空空間 45 基端縁側端部 46 先端縁側端部 47 取付面(第1の取付面) 48 端縁 50 昇降機構 52 支持部材 60 受け部材 61 ボルト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】そして、昇降プレート20は、昇降プレー
ト本体30の取付面38および取付部材40の取付面4
7に、昇降機構50の支持部材52が接合されるととも
に、支持部材52に対してボルト61と受け部材60と
の螺着によって着脱自在に締結されていることにより、
取付部材40の主壁部41および昇降プレート本体30
の基端縁36近傍が支持部材52に取り付けられてい
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降機構により昇降動作をなすように片
    持ち支持された昇降プレートの支持構造であって、 前記昇降プレートは、昇降プレート本体と、該昇降プレ
    ート本体の一方の面側に該昇降プレート本体の基端縁に
    沿って設けられた取付部材とを備えてなり、 前記取付部材は、その内部に前記基端縁に沿う方向に延
    在する中空空間を形成して前記昇降プレート本体の前記
    一方の面から突出する主壁部を有するとともに、該主壁
    部の前記昇降プレート本体の基端縁・先端縁間方向に離
    間する基端縁側端部および先端縁側端部が前記昇降プレ
    ート本体に接合された構成とされ、前記主壁部および前
    記昇降プレート本体の基端縁近傍を前記昇降機構の支持
    部材に取り付けてなることを特徴とする昇降プレートの
    支持構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の昇降プレートの支持構造
    において、 前記主壁部は、前記一方の面から山形の輪郭断面形状を
    もって該一方の面から突出する形状とされるとともに、
    前記基端縁側の傾斜面が第1の取付面とされ、 前記昇降プレート本体は、その内部に中空部が形成され
    た型材からなるとともに、前記基端縁近傍に前記第1の
    取付面に連続する第2の取付面が形成された構成とさ
    れ、 これら第1および第2の取付面に、前記支持部材が接合
    されるとともに、該支持部材に対して前記主壁部および
    前記昇降プレート本体が、ボルトと受け部材との螺着に
    より着脱自在に締結されていることを特徴とする昇降プ
    レートの支持構造。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の昇降プレートの支持構造
    において、 前記主壁部の前記中空空間側内面および前記昇降プレー
    ト本体の中空部側内面に前記受け部材を保持する保持壁
    部が形成されていることを特徴とする昇降プレートの支
    持構造。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の昇降プレートの
    支持構造において、 前記取付部材は、前記昇降プレート本体と別体として構
    成され、その長さ方向の端縁が前記昇降プレート本体の
    幅方向端縁より内方に位置していることを特徴とする昇
    降プレートの支持構造。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の昇
    降プレートの支持構造において、 前記昇降プレート本体には、前記一方の面側に、前記基
    端縁・先端縁間方向に延在するようにガーターが固定さ
    れ、該ガーターの基端部が前記取付部材の主壁部に固定
    されていることを特徴とする昇降プレートの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1018452A1 (de) * 1999-01-05 2000-07-12 Sörensen Hydraulik, Zweigniederlassung, Ulfborg, Filial af Sörensen Hydraulik GmbH, Tyskland Ladebordwand
EP1806259A1 (de) * 2006-01-09 2007-07-11 Gerd Bär Plattform für eine Hubladebühne für Lastkraftfahrzeuge
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JP2012228927A (ja) * 2011-04-26 2012-11-22 Shinmaywa Industries Ltd 荷受台昇降装置

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