JP4551737B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載された荷受台昇降装置では、荷受台の基部に荷受面と同じ幅のストッパが起伏可能に取り付けられている。荷受台の最上昇位置においては、このストッパが倒伏して、車体側の床面と荷受台との間の渡し板となる。また、荷受台の最下降位置においては、ストッパが起立して、荷受台に乗せる荷物やカートの落下を防止する。ストッパはばねによって常時起立方向に付勢されており、最上昇位置付近で車体側に設けられた部材と係合したときにのみ、倒伏するように構成されている。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、車体への装着が容易で、最上昇位置でストッパが確実に倒伏する荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
上記のように構成された荷受台昇降装置では、荷受台が最上昇位置のときばねによる付勢を受けて、ストッパが倒伏する。また、ストッパ側とアーム側の定点とに両端が接続され、車体には関わりのないばねによってストッパが駆動されることにより、ストッパの駆動のために、車体側の加工及び車体側との調整をする必要がない。
この場合、死点を通過させる構成により単一のばねに2つの付勢方向を生じさせることができる。従って、構造の簡素化に寄与し、安価な構造とすることができる。
この場合、荷物やカートがストッパを押したとしても、規制部によってストッパの倒伏は防止され、起立状態が維持される。従って、荷物やカートの落下の恐れがなく、安全性に優れている。
この場合、ストッパの倒伏動作を規制する規制部としてのカバーは、切換弁の保護カバーを兼用したものとなり、その点において簡素で安価な構造となる。
また、前述の左右一対の支持板111の各々には、後方へ突出するようにローラ取付板116が取り付けられ、その後端にガイドローラ117が回転自在に取り付けられている。このガイドローラ117に、先部荷受台132の先端を乗せることができる。
図4は、水平に展開された状態の荷受台130(基部荷受台131)及びストッパ装置140を下から見た図であり、図の下方が車両前方、上方が車両後方である。図において、ストッパ装置140は、ストッパ141と、これを支持し、駆動する各部材(詳細後述)によって構成されている。ストッパ141は、荷受台130の最上昇位置において倒伏しており、車体側の床面と荷受台130の荷受面との渡し板の役目をする。また、ストッパ141は、荷受台130の最下降位置において起立しており、荷受台130に乗せる荷物やカートの落下を防止する。ストッパ141は、車幅方向に、荷受台130と同じ幅(長さ)を有する。
一方、第2ブラケット144の端部には、付勢手段としてのばね147(引っ張りばね)の一端を係止するためのハンガー148が設けられている。ばね147の他端は、上アーム122側に設けられた他のハンガー163に係止されている。
上記のカバー160は、上アーム122と共に昇降動作し、上アーム122の位置によっては、ストッパ141と当接する位置にある。
図9及び図10は、上アーム122及び下アーム124の上昇動作に伴ってストッパ装置140がどのように動作するかを説明する側面図である。(a)は荷受台130の最下降位置であり、ここから荷受台130は上アーム122及び下アーム124(以下、単にアームという。)の回動によって上昇し、(b)、(c)を経て、(d)の格納可能位置に達する。さらにアームを上昇動作させると、図10の(e)、(f)を経て、(g)の最上昇位置に達する。なお、最上昇位置から最下降位置までの下降動作については、この逆である。
また、ばね147は引っ張りばねとしたが、これに代えて圧縮ばねを用いて、ストッパの付勢の方向性を、最上昇位置と最下降位置との間で変化させるように構成することもできる。
また、死点を通過させる構成は単一のばねに2つの付勢方向を生じさせることができる点で構造の簡素化に寄与するが、2本のばねを起立用・倒伏用にそれぞれ設けてもよいことは言うまでもない。
また、上記実施形態では、上アーム122とストッパ141との間にばね147を装着したが、下アーム124とストッパ141との間に装着することも可能である。
また、ストッパ141の倒伏動作を規制する規制部としてのカバー160は、切換弁126の保護カバーを兼用したものであるが、ストッパ141の倒伏規制専用の部材を設けてもよい。
120 昇降装置
122 上アーム
123 リフトシリンダ
124 下アーム
126 切換弁
130 荷受台
141 ストッパ
147 ばね(付勢手段)
160 カバー(規制部)
Claims (4)
- アームの回動によって昇降動作を行う昇降装置と、
前記昇降装置に取り付けられた荷受台と、
前記荷受台の基部を側面から見たときの点Xを中心として起伏可能に取り付けられたストッパを含むストッパ装置と、
前記昇降装置、荷受台及びストッパ装置を側面から見たとき、一端が前記ストッパ装置上の点Bに、他端が前記アーム上の、当該アームに対して動かない定点Aにそれぞれ接続された状態のばねとを備え、
前記アームの回動に伴って、前記荷受台が最下降位置のとき点A,Bを結ぶ直線の左右一方側に点Xがあって前記ばねは前記ストッパを起立方向に付勢し、前記荷受台が最上昇位置のとき前記直線の左右他方側に点Xがあって前記ばねは前記ストッパを倒伏方向に付勢することを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記ばねは、前記ストッパに対する付勢の死点位置が、前記最上昇位置と前記最下降位置との間に存在する請求項1記載の荷受台昇降装置。
- 前記アームに設けられ、前記荷受台が最下降位置のとき前記ストッパと対向してその倒伏動作を規制する規制部を備えた請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置。
- 前記昇降装置の一部を成すリフトシリンダが前記アームの長手方向に沿って設けられるとともに、当該リフトシリンダの先端部に作動油の給排切換用の切換弁が設けられ、この切換弁を覆うカバーが前記規制部を構成する請求項3記載の荷受台昇降装置。
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JP2004315780A JP4551737B2 (ja) | 2004-10-29 | 2004-10-29 | 荷受台昇降装置 |
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JP2006123779A JP2006123779A (ja) | 2006-05-18 |
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JP2001213216A (ja) * | 2000-01-31 | 2001-08-07 | Wako Kogyo Kk | 車両用昇降装置における車両側自動フラッパー装置 |
JP2003320892A (ja) * | 2002-05-01 | 2003-11-11 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷受台昇降装置 |
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- 2004-10-29 JP JP2004315780A patent/JP4551737B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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