JP2003112559A - 荷受台昇降装置の配線構造 - Google Patents

荷受台昇降装置の配線構造

Info

Publication number
JP2003112559A
JP2003112559A JP2001310444A JP2001310444A JP2003112559A JP 2003112559 A JP2003112559 A JP 2003112559A JP 2001310444 A JP2001310444 A JP 2001310444A JP 2001310444 A JP2001310444 A JP 2001310444A JP 2003112559 A JP2003112559 A JP 2003112559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load receiving
electric
wiring
receiving platform
electric wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001310444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3583746B2 (ja
Inventor
Yasushi Maeda
泰志 前田
Masataka Tokunaga
政隆 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd filed Critical Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Priority to JP2001310444A priority Critical patent/JP3583746B2/ja
Publication of JP2003112559A publication Critical patent/JP2003112559A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3583746B2 publication Critical patent/JP3583746B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気配線の断線を防止することができる荷受
台昇降装置の配線構造を提供する。 【解決手段】 車体101に固定された荷受台昇降装置
のメインスイッチ等の電装品と、当該昇降装置の可動側
部材に含まれ、荷受台29とともにスライドされるモー
タM等の電気機器とを、動力線及び信号線を含む電気配
線51により接続する。そして、ガイド部材52によ
り、電気配線51の移動を上記電気機器のスライド移動
に応じて順次湾曲させながらガイドする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、貨物自動車の後部
や側部に装着され、荷役作業に用いられる荷受台昇降装
置の配線構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】貨物自
動車に装着される荷受台昇降装置には、例えば油圧回路
によって発生させた油圧を用いて荷箱床下に格納した荷
受台をスライドさせ、かつ昇降させて荷物の積み降ろし
を行うものがある。また、このような荷受台昇降装置に
は、上記荷受台などの移動可能な可動側部材とこれを車
体に取り付ける固定側部材とが設けられている。また、
可動側部材には、上記油圧回路に含まれた油圧ポンプを
駆動するモータや電磁弁のソレノイド等の電気機器が含
まれており、これらの電気機器は荷受台とともにスライ
ド移動する。一方、スイッチを含む当該昇降装置のコン
トローラや上記モータ等の電源として用いる貨物自動車
のバッテリ等の電装品は、上記可動側部材から離れた箇
所に取り付けられている。それゆえ、従来の荷受台昇降
装置では、車体や固定側部材に適宜固定した電気配線を
用いて、電装品と電気機器とを接続していた。
【0003】ところが、上記のような従来の荷受台昇降
装置の配線構造では、電気機器と電装品とが最も離れた
場合を基準として電気配線の長さが設定されているの
で、電気機器がスライド移動し電装品に近づいたときに
電気配線には弛みが生じる。このため、電気機器が電装
品に近づく方向にスライド移動したときに、弛んだ状態
の電気配線が車体や当該昇降装置の固定側または可動側
部材に引っかかったり、可動側部材の動作に干渉したり
することがあった。その結果、電気配線が引張られた
り、ねじれたりして、引張力や曲げ力などの力が電気配
線に作用し、最悪の場合断線を生じるという問題があっ
た。そこで、スプリングを介して電気配線を車体から吊
り下げることも行われているが、このような配線構造で
は上記スプリングは電気機器のスライド移動に応動して
伸縮する。このため、スプリングから大きな引張力が電
気配線に作用することがあり、その大きな引張力がスプ
リングの伸縮に応じて繰り返し作用することにより電気
配線の断線を生じ易いものであった。
【0004】上記のような従来の問題点に鑑み、本発明
は、電気配線の断線を防止することができる荷受台昇降
装置の配線構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の荷受台昇降装置
の配線構造は、車体側に取り付けられる固定側部材と、
前記固定側部材に対して移動可能に設けられた可動側部
材とを備え、前記可動側部材に含まれた荷受台をスライ
ドさせるとともに、その荷受台を昇降させる荷受台昇降
装置に用いられ、前記車体側に固定された電装品と、前
記可動側部材に含まれ、前記荷受台とともにスライドさ
れる電気機器とを電気的に接続するための配線構造であ
って、前記配線構造は、前記電装品と前記電気機器とに
接続された動力線又は信号線を含む電気配線と、この電
気配線の移動を前記電気機器のスライド移動に応じて順
次湾曲させながらガイドするガイド部材とを備えたこと
を特徴とするものである(請求項1)。
【0006】上記のように構成された荷受台昇降装置の
配線構造では、ガイド部材が電気配線の移動を上記電気
機器のスライド移動に応じて順次湾曲させながらガイド
することにより、当該電気配線が車体、上記固定側部
材、及び可動側部材に引っかかったり、可動側部材の動
作に干渉したりするのを防ぐことができる。
【0007】また、上記荷受台昇降装置の配線構造(請
求項1)において、前記ガイド部材が、前記電気配線を
滑り接触させながら支承する滑り部材を備えてもよい
(請求項2)。この場合、電気配線はその垂れ下がりを
防止されつつ電気機器のスライド移動に応じて順次湾曲
しながら滑り部材上を円滑に移動することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の荷受台昇降装置の
配線構造を示す好ましい実施形態について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る荷
受台昇降装置の配線構造を適用した車体後部の右側面図
であり、図2は同車体後部の左側面図である。図におい
て、この荷受台昇降装置1では、後輪103より後方
の、シャーシ104の両側面の各々に、アングル状の取
付部材2が垂直に取り付けられ、この取付部材2に対し
て、I形鋼からなるスライドレール3が水平に固定され
ている。スライドレール3は、荷受台昇降装置1の後述
する可動側部材を支持するとともに、摺動する可動側部
材を水平に案内する。これら可動側部材の支持基部とな
っているのが、第1支持板4、厚肉(25mm程度)の
第2支持板5、及び、矩形筒状の連結パイプ6である。
【0009】スライドレール3に隣接して配置された第
1支持板4は、摺動部材(図示せず)を介してスライド
レール3と係合し、スライドレール3に沿って水平方向
にスライド可能である。車体の左右(両側面)にそれぞ
れ設けられる第1支持板4は、車体の幅方向に水平配置
された連結パイプ6の外周部に溶接されている。また、
第2支持板5は、連結パイプ6に外挿され、第1支持板
4より車体幅方向外側の所定位置で連結パイプ6の外周
に溶接されている。従って、左右一対の第1支持板4及
び第2支持板5並びに連結パイプ6は、構造的に一体の
支持基部を構成している。
【0010】荷受台昇降装置1の操作スイッチ、制御回
路等を収めたスイッチボックス7は、図2に示すよう
に、車体101の左側にのみ設けられており、第2支持
板5に固定されている。カバー7aを手前に開くと、キ
ースイッチS1と、昇降スイッチS2とが配置されてい
る。キースイッチS1は、「OFF」、「ON」及び
「ST」の3ポジションを有し、「OFF」及び「O
N」ポジションでは手を離してもその位置にキーを保持
することができるが、「ST」ポジションでは、手を離
すとキーは「ON」に戻る。昇降スイッチS2は、中立
位置自動復帰型のトグルスイッチであり、中立位置を挟
んで「上昇」と「下降」の3ポジションを有する。昇降
スイッチS2は、リトラクタ式のケーブルが接続されて
おり、スイッチボックス7から引っぱり出して操作する
こともできる。
【0011】一方、荷受台昇降装置1の油圧回路に含ま
れた油圧ポンプなどを収めたパワーユニットボックス8
は、図1に示すように、車体101の右側にのみ設けら
れている。このパワーユニットボックス8は、支持部材
を介して連結パイプ6に固定されている(後掲の図8も
参照)。また、このパワーユニットボックス8内には、
上記油圧ポンプ用のモータ及び上記油圧回路に設けられ
る電磁弁のソレノイド等の電気機器が収納されており、
これらの電気機器は本発明の配線構造50によって車体
101側に固定された電装品に電気的に接続されてい
る。
【0012】図3〜図7は、図1の状態の荷受台29を
引き出して展開し、さらに昇降する過程を順に示した右
側面図である。尚、図面の簡略化のために、図4〜図7
でははリフトシリンダ20及びスライドシリンダ42の
図示は省略している。左右一対のほぼ直線状の下アーム
9は、図1において右端部に設けられたピン10を中心
に所定範囲でそれぞれ回動自在であり、このピン10
は、連結パイプ6に固定された支持部11に取り付けら
れている。下アーム9の左端部は、ピン12を介してリ
ンク体(垂直リンク体)13と接続されている。このリ
ンク体13は、その後端面が略垂直で車体幅方向に連続
しており、リヤバンパ(突入防止装置)として兼用する
ことができる。
【0013】上記下アーム9と共に平行リンクを構成す
る上アーム14は、右端部に設けられたピン15を中心
に所定範囲で回動自在であり、このピン15は、縦長形
状の補助リンク16に取り付けられている。上アーム1
4の左端部は、ピン17を介してリンク体13と接続さ
れている。尚、上アーム14は、長刀の如き側面形状の
根幹部14aと、略L字形状の先端部14bとによって
構成されている。この根幹部14aは、第2支持板5を
挟んで一対設けられた同一形状の鋼板からなり、その一
対の鋼板間に昇降駆動機構としての油圧シリンダ(以
下、リフトシリンダという。)20が配置されている。
【0014】上記補助リンク16は、ピン18を中心に
所定範囲で回動自在であり、このピン18は、第2支持
板5に取り付けられている。補助リンク16の下部右端
側には、ボルト及びナット等からなるストッパ19が取
り付けられており、このストッパ19の頭部(ボルトの
頭部)が第2支持板5に当接することで、補助リンク1
6の反時計回り方向への回動が制限される。リフトシリ
ンダ20の両端部は、ピン21及び22によって、それ
ぞれ補助リンク16及び上アーム14に接続されてい
る。左右一対の上アーム14は、先端部14bの部分
で、車体の幅方向に水平配置された連結パイプ23によ
って相互に連結されている。また、上アーム14の根幹
部14aの上端面には短いアングル部材24が溶接さ
れ、このアングル部材24に、ボルト、ナット等により
構成されたストッパ25が取り付けられている。このス
トッパ25の頭部が第2支持板5に当接することで、上
アーム14が回動許容範囲を超えて時計回り方向に回動
することを防止している。
【0015】上記リンク体13には、ピン26を中心に
回動するヒンジ27が取り付けられている。このヒンジ
27は、他のピン28を介して荷受台(プラットホー
ム)29とも接続されており、2箇所の回動支点を有す
る二重蝶番である。従って、荷受台29はピン28を中
心に回動可能であるとともに、ピン26をも中心として
回動可能である。また、図7にL1にて示すリンク体1
3の上面13aの奥行き(車体前後方向の長さ)は、同
図にL2にて示すピン26から荷受台29の回動先端部
までの長さが荷箱102とシャーシ104の下端面に干
渉しないように設定されている。荷受台29は、メイン
プレート30と、サブプレート31とによって構成され
ている。メインプレート30とサブプレート31とは、
上述のヒンジ27と同様の二重蝶番であるヒンジ32に
よって相互に接続されている。
【0016】上記メインプレート30の裏面側には、左
右のスライドレール3に対応して、一対のガイド33が
設けられている。これら一対のガイド33は、荷受台昇
降装置1の格納時に、対応するスライドレール3に係合
して荷受台29を支持するとともに、メインプレート3
0の補強材としての機能も有する。また、メインプレー
ト30の裏面側には弾性部材(ゴム等)からなる当て板
34が設けられている。この当て板34は荷受台29の
展開時に地面に当接してクッションとなり(図5,図6
参照)、荷受台29を安定させる。同様に、サブプレー
ト31の裏面にも当て板35が設けられている。
【0017】次に、図3において、下アーム9の上端面
から若干上方に突出してスイッチ取付板36が設けられ
ており、このスイッチ取付板36に検知スイッチ37が
取付られている。検知スイッチ37を動作させるドグは
サブプレート31の当て板35に隣接して設けられてい
る(図示せず)。折り畳まれた荷受台29が上アーム1
4の上に重ねられたとき、当て板35はスイッチ取付板
36に当接してストッパとなり、ドグは検知スイッチ3
7を動作させる。また、左右のスライドレール3間には
アングル39が車体幅方向に水平に取り付けられ、この
アングル39の両端部に取付板40が固定されている。
取付板40には、ピン41を介して、スライド駆動機構
としての左右一対の油圧シリンダ(以下、スライドシリ
ンダという。)42のピストンロッド42aの先端が支
持されている。スライドシリンダ42のシリンダ部を内
部に収めたシリンダ支持部材43は、車体の前後方向に
水平配置され、連結パイプ6と交差する位置で、当該連
結パイプ6に溶接されている。
【0018】次に、図4において、上記シリンダ支持部
材43の左端部にはロック部材44が取り付けられてい
る。このロック部材44には、三角形状のガイドローラ
支持部材45がシリンダ支持部材43の左端に取り付け
られたピン46を中心に鉛直平面に沿って回動可能に取
り付けられている。このガイドローラ支持部材45は、
左端側に設けられたピン47によりガイドローラ48を
回転自在に支持しており、上記ロック部材44への取付
角度を変更することによって当該ガイドローラ48にも
たれかかった荷受台29の地面に対する傾斜起立角を調
整可能に構成されている。これにより、車高に関わら
ず、荷受台29の傾斜起立姿勢を略同一に維持すること
ができる。従って、車高に関わらず、荷受台29を傾斜
起立状態から倒伏させるに要する力を、略一定にするこ
とができ、作業が容易である。また、逆に、荷受台29
を起立させてガイドローラ48に立てかける際にも、車
高に関わらず安定して立てかけることができる。
【0019】上記スライドシリンダ42が油圧の給排に
伴って伸縮動作をすることにより、連結パイプ6がピン
41に対してスライドする。従って、連結パイプ6に直
接又は間接に支持された全ての部材は可動側部材とな
る。すなわち、取付部材2、スライドレール3、アング
ル39、取付板40、及び、ピン41が荷受台昇降装置
1の固定側部材であり、この固定側部材との連結の役目
をするピストンロッド42aを含む残りの部材が当該固
定側部材に移動可能に設けられた可動側部材である。ま
た、この可動側部材に対しては、スライドロック装置
(図示せず)が設けられており、車両走行中に、振動に
より当該可動側部材が引き出されることを防止するとと
もに、坂道で車体が前下がりの状態で積み卸しする場合
等に、引き出した可動側部材が重力で格納方向に移動す
ることによる荷物の転倒等による危険を回避するように
なっている。荷受台昇降装置1は車両本体とは別個に製
作され、完成された車両のシャーシ104に対して取付
部材2を固定することにより、1ユニットとして取り付
けられる。従って、取付が簡単である。
【0020】上記配線構造50は、図8も参照して、上
記電装品としてのキャブ内に設けられた当該昇降装置1
のメインスイッチや車体101に装備されているバッテ
リと、パワーユニットボックス8内に収納されたモータ
M及び電磁弁Vのソレノイドなどの電気機器とに接続さ
れた電気配線51を備えている。また、この配線構造5
0には、電気配線51の移動を上記電気機器のスライド
移動に応じて順次湾曲させながらガイドするガイド部材
52が設けられている。尚、上記パワーユニットボック
ス8は、左右一対のリフトシリンダ20及びスライドシ
リンダ42を除く、荷受台昇降装置1の油圧回路の要
素、例えばモータMによって駆動される油圧ポンプPや
リザーバタンク等を収納した金属筐体であり、図8に示
すように、電気配線51が挿入される挿入口8aが荷受
台29に対向する側面に設けられている。
【0021】上記電気配線51には、バッテリからモー
タM等に電力を供給するための動力線51b及びメイン
スイッチからモータMへの指示信号用の信号線51cが
含まれている(図9参照)。これらの動力線51b及び
信号線51cは、例えばビニル絶縁電線により構成され
たものであり、合成樹脂製の保護カバー51d内に収め
られている。また、この電気配線51は、第1及び第2
固定部材57,58に固定されており、これら固定部材
57,58の相互間の電気配線51の渡り部51aとし
て円弧状に湾曲している。
【0022】上記ガイド部材52は、図9及び10も参
照して、金属製の平板材により構成されたものであり、
第1ステー54及び第2ステー55を介してシャーシ1
04に固定されている。また、このガイド部材52に
は、その上面及び両側面を覆うように、上記滑り部材5
3が取り付けられている。この滑り部材53は、パワー
ユニットボックス8のスライド移動に応じて、上記渡り
部51aを滑り接触させながら支承するものであり、摩
擦係数の小さい絶縁性樹脂により構成されている。
【0023】上記第1ステー54は、「L」字状の取付
板54a及び支持板54bにより構成されたものであ
り、取付板54aがボルト等によりシャーシ104に固
定される。また、支持板54bには、ボルト60を介し
て上記ガイド部材52の一端部が取り付けられている。
この支持板54bには長孔54b1が設けられており、
長孔54b1に挿通されたボルト59により、支持板5
4bは取付板54aに固定されている。このような長孔
54b1を設けることにより、車体幅方向におけるガイ
ド部材52及び滑り部材53の取付位置を調整すること
ができる。上記第2ステー55には、ガイド部材52の
他端部が溶接により固定されており、取付部材2ととも
にシャーシ104に固定するための切り欠きが設けられ
ている。
【0024】上記第1固定部材57は、図9に示すよう
に、「P」字状の金属材により構成されたものであり、
電気配線51の外周部分が挟持されている。また、この
第1固定部材57は、ピン61により上記支持板54b
に取り付けられたものであり、第1ステー54を介して
渡り部51aの一端部を車体104側に固定している。
上記第2固定部材58は、図11に示すように、「P」
字状の金属材により構成されたものであり、電気配線5
1の外周部分が挟持されている。また、この第2固定部
材58は、ピン62を介して第3ステー56の上端部5
6aに取り付けられている。この第3ステー56の下端
部56bには、第2支持板5(可動側部材)に連結する
ための連結ピン56cが設けられており、渡り部51a
の他端部を可動側部材に固定している(図8も参照)。
このように、第3ステー56及び第2固定部材58を介
して電気配線51を可動側部材に固定することにより、
上記挿入口8aと第2固定部材58との間に配置される
電気配線51の部分がパワーユニットボックス8のスラ
イド移動に応じて弛んだり、変形したりするのを防ぐこ
とができ、上記スライド移動に起因する力が電気配線5
1の電気機器との接続箇所に作用するのを防止してい
る。
【0025】次に、以上のように構成された荷受台昇降
装置1における一連の操作及び動作(格納・引き出し及
び昇降)について、図1〜図7を参照して説明する。ま
ず、スイッチボックス7(図2)に設けられているキー
スイッチS1を「OFF」から「ON」へ回し、さらに
スライド動作を行う「ST」ポジションまで回して保持
する。これにより、スライドシリンダ42が伸びて、荷
受台昇降装置1の可動側部材が図1の左方向へスライド
する(図3)。このスライドにより、スイッチボックス
7も一緒に左方向へ移動するため、操作者も追随して歩
行する。このように操作者が追随歩行することは、操作
性及び後方確認等の安全性の観点からむしろ好ましい。
【0026】また、パワーユニットボックス8は、上記
スライドにより、図8に一点鎖線にて示す位置から同図
に実線にて示す位置にスライド移動する。このパワーユ
ニットボックス8のスライド移動に応じて、電気配線5
1の渡り部51aは、同図に二点鎖線にて示す状態から
ガイド部材52に設けた滑り部材53上を順次湾曲しな
がら摺動し、実線にて示す状態に変形する。尚、キース
イッチS1及び昇降スイッチS2から上記モータM等へ
の指示信号は、上記連結パイプ6内を通って車体幅方向
に引き廻された信号線(図示せず)により伝達されるよ
うになっており、スイッチボックス7及びパワーユニッ
トボックス8がスライド移動したときでも当該信号線は
車体101に接触することがない。
【0027】次に、操作者は、スイッチボックス7に設
けられている昇降スイッチS2を「下降」に操作する。
これにより、リフトシリンダ20が収縮し始め、上アー
ム14及び下アーム9は反時計回り方向に回動する。図
4に示すように、下アーム9が地面に着地した時点で回
動は停止するので、下降操作を停止する。この動作に伴
って、荷受台29はガイドローラ48により相対的に押
されてリンク体13から開離し、垂直には至らない程度
に、やや起立した状態となる。
【0028】次に、操作者が手動で荷受台29をさらに
起こして回動させ、地面に倒伏させる(図5)。これに
より、荷受台29のメインプレート30は、リンク体1
3に対して完全に展開された状態となる。尚、荷受台2
9の倒伏操作に際して、上記のように荷受台29は予め
やや起立しているので、操作者に求められる力の負担は
少ない。続いて、サブプレート31が展開されると、リ
ンク体13の上面13aから直線状に連続した荷受面が
構成され、荷物を載せ得る状態となる(図6)。この展
開状態における上記荷受面は、メインプレート30及び
サブプレート31だけでなくリンク体13の上面13a
によっても構成されるので、十分な大きさを確保するこ
とができる。
【0029】荷受台29に荷物を載せ終わったら、上昇
の操作をする。これにより、まずチルト動作が行われ、
リンク体13及び荷受台29は水平になる(図7の二点
鎖線で示す。)。さらに、リフトシリンダ20が伸長す
ると、リンク体13及び荷受台29は水平に保たれたま
ま、荷箱102の床面と一致する高さまで上昇する(図
7)。ここで、作業者が荷物を荷箱102に移載する。
荷物を荷箱102から降ろす場合は、図7の状態から図
6の状態へ、上述の動作が逆の手順で行われる。
【0030】荷受台昇降装置1を格納する場合は、図6
に示す状態にしてから、操作者が手動でサブプレート3
1を折り畳む。次に、操作者は折り畳まれた荷受台29
を持ち上げ、ガイドローラ48に立てかける(図4)。
この結果、荷受台29が全体として、リンク体13に対
してある程度折り畳まれた状態となる。すなわち、リン
ク体13から連続した一平面であった荷受面が、リンク
体13と荷受台29との接続箇所でも折り畳まれた状態
となる。
【0031】上記のように図5の状態から図4の状態に
変化するとき、荷受台29は、ヒンジ27と荷受台29
とが相互に約90度の位置関係になるまでピン28を中
心に回動し、その後ピン26を中心に回動する。このピ
ン26は、平行リンクの作用点となるピン17及びピン
12とは別個の位置にある。従って、回動する荷受台2
9が車体101の後部に最も接近して図4の状態に至る
ときの回動半径には、リンク体13の長さL1(図7)
は含まれず、ピン26から荷受台29の回動先端部まで
の長さL2(図7)となる。これにより、上記回動半径
を小さくすることができ、荷箱102やシャーシ104
を切り欠くことなく荷受台昇降装置1を車体101に取
り付けることができる。
【0032】次に、キースイッチS1を「ON」に維持
したまま、上昇の操作をする。これにより、上アーム1
4及び下アーム9は時計回り方向に回動し、荷受台29
はガイドローラ48に転接しながら時計回り方向に倒れ
る。倒れた荷受台29の当て板35がストッパとしての
スイッチ取付板36に当接したとき、ドグにより検知ス
イッチ37が作動する(図3)。検知スイッチ37が作
動すると、上昇は停止となり、引き続いてスライドシリ
ンダ42が収縮することによる格納動作が自動的に行わ
れる。この格納動作により、パワーユニットボックス8
は、図8に実線にて示す位置から同図に一点鎖線にて示
す位置にスライド移動する。このパワーユニットボック
ス8のスライド移動に応じて、電気配線51の渡り部5
1aは、同図に実線にて示す状態からガイド部材52に
設けた滑り部材53上を順次湾曲しながら摺動し、二点
鎖線にて示す状態に変形する。
【0033】スライドシリンダ42が収縮エンドに達し
て、荷受台昇降装置1の可動側部材が所定の格納位置に
達すると、可動側部材は上記スライドロック装置により
自動的にロックされる。また、荷受台29に設けられた
ガイド33がスライドレール3に係合する。こうして、
荷受台昇降装置1の格納が完了し、走行可能な状態とな
る。また、ガイド33とスライドレール3との係合によ
り、万一リフトシリンダ20の油漏れがあったとして
も、荷受台29やアーム9及び14等の可動側部材が下
降する恐れはない。さらに、弾性体からなる当て板35
が、下アーム9に取り付けられたスイッチ取付板36に
当接していることにより、荷受台29は下アーム9によ
り安定して支持され、格納位置における荷受台29の上
下方向のがたつきが抑制される。
【0034】以上のように、本実施形態の荷受台昇降装
置1の配線構造50では、電気機器を収納したパワーユ
ニットボックス8のスライド移動に応じて、上記電気配
線51の渡り部51aが滑り部材53上を順次湾曲しな
がら摺動している。これにより、電気配線51が上記ス
ライド移動によって車体101、当該昇降装置1の固定
側部材、及び可動側部材に引っかかったり、可動側部材
の動作に干渉したりするのを防ぐことができる。この結
果、電気配線51が車体101等に引っかかった箇所や
可動側部材との干渉(接触)箇所等から引張られたり、
それらの箇所を起点として電気配線51にねじれが生じ
るのを防止することができる。従って、引張力や曲げ力
などの力が電気配線51に作用するのを抑制することが
でき、電気配線51の断線を防止することができる。し
かも、スプリングを用いた上述の従来例のものと異な
り、スプリングの伸縮に起因する引張力が電気配線51
に作用することがないので、繰り返し使用したときでも
電気配線51に断線が生じるの防ぐことができる。
【0035】また、本実施形態では、滑り部材53によ
り、パワーユニットボックス8のスライド移動に応じ
て、上記渡り部51aを滑り接触させているので、渡り
部51aはその垂れ下がりを防止されつつパワーユニッ
トボックス8のスライド移動に応じて順次湾曲しながら
滑り部材53上を円滑に移動(摺動)することができ
る。この結果、電気配線51に作用する曲げ力などの力
をさらに抑制することができ、電気配線51の長寿命化
を簡単な構造により図ることができる。
【0036】尚、上記の説明では、パワーユニットボッ
クス8内の電気機器に適用した場合について説明した
が、本発明の荷受台昇降装置の配線構造50は車体10
1側に固定された電装品と、上記可動側部材に含まれ、
荷受台29とともにスライドされる電気機器とを電気的
に接続する配線構造に適用することができる。また、上
記の説明では、第1及び第2固定部材57,58により
それぞれ車体101側及び可動側部材に固定された渡り
部51aを滑り部材53上で摺動させる構成について説
明したが、本発明はガイド部材52によって電気配線5
1の移動を電気機器のスライド移動に応じて順次湾曲さ
せながらガイドするものであればよく、電気配線51の
車体101に固定された固定箇所と、電気機器との接続
箇所との位置関係や、保護カバー51dやこれに収納さ
れる動力線51b及び信号線51cの材質等によっては
車体101側及び可動側部材に電気配線51を固定する
必要はない。また、金属製の平板材からなるガイド部材
52に代えて、円柱状のガイド部材を用いることによ
り、滑り部材53を割愛することができる。また、上記
実施形態において、荷受台昇降装置1は、車体101の
後方に引き出されるものとして説明したが、側方に引き
出される構成であっても、同様に適用することができ
る。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成された本発明は以下の
効果を奏する。請求項1の荷受台昇降装置の配線構造に
よれば、電気配線が上記電気機器のスライド移動によっ
て車体、当該昇降装置の固定側部材、及び可動側部材に
引っかかったり、可動側部材の動作に干渉したりするの
を防ぐことができるので、電気配線が引張られたり、ね
じれが生じたりするのを防止することができる。その結
果、引張力や曲げ力などの力が電気配線に作用するのを
抑制することができ、電気配線の断線を防止することが
できる。
【0038】請求項2の荷受台昇降装置の配線構造によ
れば、電気配線はその垂れ下がりを防止されつつ電気機
器のスライド移動に応じて順次湾曲しながら滑り部材上
を円滑に移動することができるので、当該電気配線に作
用する曲げ力などの力をさらに抑制することができ、電
気配線の長寿命化を簡単な構造により図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る荷受台昇降装置の配
線構造を適用した車体後部の右側面図である。
【図2】同車体後部の左側面図である。
【図3】後方に引き出された状態の上記荷受台昇降装置
を示す右側面図である。
【図4】下アームの先端が着地して、荷受台がガイドロ
ーラにもたれて起立している状態の上記荷受台昇降装置
を示す右側面図である。
【図5】下アームの先端が着地して、荷受台が折り畳ま
れた状態で倒伏している状態の上記荷受台昇降装置を示
す右側面図である。
【図6】荷受台が完全に展開されて地面に沿った状態の
上記荷受台昇降装置を示す右側面図である。
【図7】完全に展開された荷受台が昇降された状態の上
記荷受台昇降装置を示す右側面図である。
【図8】図1に示した配線構造におけるガイド部材上で
の電気配線の摺動を示す説明図である。
【図9】上記ガイド部材及び電気配線の構成例を示す斜
視図である。
【図10】上記ガイド部材の構成例を示す構造図であ
り、(a)、(b)、及び(c)はそれぞれ上面図、正
面図、及び側面図である。
【図11】図1に示した第3ステーの構成例を示す構造
図であり、(a)、(b)、及び(c)はそれぞれ上面
図、正面図、及び側面図である。
【符号の説明】
1 荷受台昇降装置 2 取付部材(固定側部材) 3 スライドレール(固定側部材) 29 荷受台(可動側部材) 42 スライドシリンダ(可動側部材) 50 配線構造 51 電気配線 52 ガイド部材 53 滑り部材 101 車体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側に取り付けられる固定側部材と、前
    記固定側部材に対して移動可能に設けられた可動側部材
    とを備え、前記可動側部材に含まれた荷受台をスライド
    させるとともに、その荷受台を昇降させる荷受台昇降装
    置に用いられ、前記車体側に固定された電装品と、前記
    可動側部材に含まれ、前記荷受台とともにスライドされ
    る電気機器とを電気的に接続するための配線構造であっ
    て、 前記配線構造は、 前記電装品と前記電気機器とに接続された動力線又は信
    号線を含む電気配線と、 この電気配線の移動を前記電気機器のスライド移動に応
    じて順次湾曲させながらガイドするガイド部材とを備え
    たことを特徴とする荷受台昇降装置の配線構造。
  2. 【請求項2】前記ガイド部材が、前記電気配線を滑り接
    触させながら支承する滑り部材を備える請求項1記載の
    荷受台昇降装置の配線構造。
JP2001310444A 2001-10-05 2001-10-05 荷受台昇降装置の配線構造 Expired - Lifetime JP3583746B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001310444A JP3583746B2 (ja) 2001-10-05 2001-10-05 荷受台昇降装置の配線構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001310444A JP3583746B2 (ja) 2001-10-05 2001-10-05 荷受台昇降装置の配線構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003112559A true JP2003112559A (ja) 2003-04-15
JP3583746B2 JP3583746B2 (ja) 2004-11-04

Family

ID=19129416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001310444A Expired - Lifetime JP3583746B2 (ja) 2001-10-05 2001-10-05 荷受台昇降装置の配線構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3583746B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099226A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置の駆動制御装置
JP2009113577A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 車両用の荷受台昇降装置
JP2009113628A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置用のパワーユニット及び荷受台昇降装置
JP2009248893A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Shinmaywa Industries Ltd 床下格納式荷役装置を備えた車両及びその電気配線方法
JP2010120439A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007099226A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置の駆動制御装置
JP2009113577A (ja) * 2007-11-05 2009-05-28 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 車両用の荷受台昇降装置
JP4693832B2 (ja) * 2007-11-05 2011-06-01 極東開発工業株式会社 車両用の荷受台昇降装置
JP2009113628A (ja) * 2007-11-06 2009-05-28 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置用のパワーユニット及び荷受台昇降装置
JP4693833B2 (ja) * 2007-11-06 2011-06-01 極東開発工業株式会社 荷受台昇降装置用のパワーユニット及び荷受台昇降装置
JP2009248893A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Shinmaywa Industries Ltd 床下格納式荷役装置を備えた車両及びその電気配線方法
JP2010120439A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd 荷受台昇降装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3583746B2 (ja) 2004-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003112559A (ja) 荷受台昇降装置の配線構造
JP3318271B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3420736B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP5094516B2 (ja) 床下格納式荷役装置を備えた車両及びその電気配線方法
JP3226500B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3409847B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3361063B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP5642478B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3226502B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3409839B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP4121023B2 (ja) ステップ一体型荷受台昇降装置
JP3409840B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3342840B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP4188656B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3420732B2 (ja) 荷受台
JP4551737B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP4098003B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3601433B2 (ja) 車両用リフトテーブル
JP3377973B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP4047038B2 (ja) 荷受台昇降装置の荷受台構造
JP2000108764A (ja) 荷受台昇降装置
JP2001206133A (ja) 荷受台
JP2000108759A (ja) 荷受台昇降装置
JP3243200B2 (ja) 荷受台昇降装置
JP3761435B2 (ja) 荷受台昇降装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040323

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040520

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040727

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040729

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3583746

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070806

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120806

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 9