JP4693832B2 - 車両用の荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
荷受台昇降装置は、さらに、本体フレームに取り付けられたコントロールボックス(スイッチ)及び荷受台の位置を検出するセンサを備えている。
さらに、このパワーユニット内の前記端子部は、車体に設けられているバッテリとの接続用のケーブル(第2ケーブルという)とも繋がっている。
図1は荷受台昇降装置1の実施の一形態を示す側面図である。荷受台昇降装置1は、車両(貨物自動車)の車体フレーム2の後部に取り付けられており、荷受台30を昇降させることにより車体フレーム2上の荷箱35と地面との間で荷物の積み降ろしを行なう。
この実施形態において、前記アクチュエータは油圧シリンダであり、前記動作用機器は、この油圧シリンダを動作させる油圧駆動装置と、この油圧駆動装置の動作を制御する制御装置とからなる。パワーユニット、油圧駆動装置及び制御装置については後に説明する。
図1において、荷受台30は、基部荷受台31と、これに対して折り返し(折り畳み)又は展開可能に連結された先部荷受台32とを備えている。積荷作業時では、先部荷受台32は車両後方へ展開され、荷受台30の上面には、基部荷受台31から先部荷受台32へ略真っ直ぐに連続した荷受面が構成される。一方、荷受台30を、荷箱35の床下に格納する格納動作の際及び荷受台30が格納された状態では、先部荷受台32は基部荷受台31に対して前方へ折り返された状態にある。
パワーユニット39は、油圧駆動装置(油圧回路部)10と、この油圧駆動装置10の動作を制御する制御装置7とを内部に有している。
コントロールボックス40は、制御装置7とケーブルC1を介して接続されている。コントロールボックス40は、作業者が荷受台30を昇降動作等させるために操作するコントロールスイッチ40aを有している。
パワーユニット39内の油圧駆動装置10は、タンク141、モータ142aによって駆動するポンプ142、電磁弁143,144,145,146、逆止弁147、絞り弁148、及び、圧力制御弁149を有しており、図示しているように接続して構成されている。電磁弁126,143,144,145,146はそれぞれ逆止弁及びソレノイドを有している。
パワーユニット39は、前記油圧駆動装置10と、荷受台30を昇降させる制御用の前記制御装置7と、油圧駆動装置10及び制御装置7を内部に有しているユニットボックス6とを備えている。
前壁部8dは油圧駆動装置10のオイルタンク141によって構成されている。後壁部8e及び側壁部8bは鋼板製であり、底壁部8aは金属製であり具体的にはアルミダイカスト製である。これら壁部が組み立てられて箱本体部8を構成しており、これら壁部によって囲まれて形成された空間に、制御装置7及び油圧駆動装置10が収容されている。
図11は、箱本体部8内にある制御装置7及び第1端子部13の斜視図である。なお、この図11は、ケース7aの蓋部を取り外した状態として記載している。制御装置7の基板上に第1端子部13が設けられている。
また、図6において、この箱本体部8内に、油圧駆動装置10のモータ142a、ポンプ142、電磁弁等を含むバルブボックス150が取り付けられている。なお、箱本体部8の側壁部8bにバルブボックス150のポート部が設けられており、この側壁部8bが車両内側となる。これら油圧駆動装置10の各機器と制御装置7とは、箱本体部8内において、ケーブルR(図6、図11参照)によって接続されており、油圧駆動装置10の各機器は制御装置7からの制御信号に基づいて動作する。
このように、第2端子部14は、箱本体部8内部の制御装置7と電気的に接続されているが、補助箱部18と制御装置7が設けられている箱本体部8内部とは、水が浸入できないように密閉されている。
この補助箱部18は、例えば樹脂製により形成されている。補助箱部18は箱本体部8とは別体であり、後壁部8eにネジによって取り付け固定されている。
バッテリ46、コンタクタボックス43及びキャブ内スイッチ44は、荷受台昇降装置1に取り付けられているのではなく、車体(例えば車体フレーム2や運転室等)に設けられている車体側機器である。
そして、第2端子部14に接続されているこれらのケーブルC4は、繰り出し部49を通過して補助箱部18の下方へと延び、外部へ繰り出されている。そして、前記車体側機器とパワーユニット39とがケーブルC4によって接続された状態となる。
そして、箱本体部8の底壁部8aに、箱本体部8の内部から収容部9の収容空間9aへと貫通している第1挿通孔41が形成されている。
また、収容部9の側壁部19cに、収容空間9aから外部へと貫通している第2挿通孔42が形成されている。
特に、箱本体部8の底壁部8aにおいて第1挿通孔41が形成されている部分は、収容部9の側壁部19a,19b,19dによって補強されているため、第1挿通孔41の開口面積を大きくすることができる。
なお、第1挿通孔41には、ケーブルCの損傷を防止するためにグロメットが設けられている。また、図示しないが、第2挿通孔42にもグロメットを設けてもよい。
水(例えば雨水や洗浄水)がパワーユニット39の下方から飛来しても、その水は第2挿通孔42から浸入することはできない。また、水がパワーユニット39の側方から飛来し、収容部9の収容空間9a内へ浸入したとしても、その水は第1挿通孔41から浸入することができない。これにより、第1挿通孔41及び第2挿通孔42の開口面積が、ケーブルCの断面積に比べて大きいことにより、孔41,42とケーブルCとの間に隙間があっても、箱本体部8内へ水が浸入することは困難である。
このパワーユニット39によれば、箱本体部8の内部にある制御装置7に接続された複数本のケーブルCを纏めて第1挿通孔41を挿通させ、さらにこれらケーブルCを纏めて第2挿通孔42を介して外部に繰り出すことができる。したがって、複数本のケーブルCを一本ずつ外部へ繰り出して設ける必要がなく、ケーブルCをパワーユニット39内から外部へ配線する作業が容易となる。このように、荷受台昇降装置1の本体フレーム5に取り付けたパワーユニット39と、本体フレーム5等に設けられたセンサ16a〜16d、コントロールボックス40及び電磁弁126との間のケーブル配線作業が容易であることから、荷受台昇降装置1の組み立てが簡単となる。さらに、ケーブル配線作業を終え組み立てが完了した荷受台昇降装置1を、車体フレーム2に取り付ける作業も容易となる。
また、第1挿通孔41において、ケーブルCの挿通方向が鉛直方向であるため、第1挿通孔41から箱本体部8内へ水は浸入しにくく、また、このケーブルCに水滴が付いても、その自重によって、水滴として収容部9内へ落とすことができる。
また、収容部9内において、ケーブルCを90°湾曲させて配置することができるため、この湾曲した部分に外部の異物が載り異物が溜まることを防止することができる。
スライドシリンダ37を伸長させ荷受台30を後方へ移動させるときは、ポンプ142が運転され、電磁弁144が励磁される。他の電磁弁143,145,146,126は非励磁状態である。ポンプ142から圧送された作動油は、逆止弁147及び絞り弁148を経てスライドシリンダ37の収縮側ポート37bに供給される。また、作動油は、励磁された電磁弁144を通ってスライドシリンダ37の伸長側ポート37aにも供給される。この結果、ピストンヘッドの受圧面積差により、スライドシリンダ37は伸長動作する。
2 車体フレーム
5 本体フレーム
7 制御装置
8 箱本体部
10 油圧駆動装置
13 第1端子部
14 第2端子部
16a,16b,16c,16d センサ
18 補助箱部
23 リフトシリンダ
30 荷受台
37 スライドシリンダ
39 パワーユニット
46 バッテリ
Claims (1)
- 車体フレームに取り付けられる本体フレームと、荷物を載せる荷受台と、前記荷受台を昇降させるアクチュエータと、前記アクチュエータを動作させるための動作用機器を内部に有するとともに車外に配置されたパワーユニットと、前記パワーユニットの外部に設けられ前記アクチュエータの動作制御のための付属機器と、を備え、前記付属機器と前記パワーユニットとの間及び車体に設けられている車体側機器と前記パワーユニットとの間がそれぞれケーブルによって接続される車両用の荷受台昇降装置において、
前記パワーユニットは、前記付属機器用のケーブルを前記動作用機器と接続するための第1端子部を内部に備えている箱本体部を有し、前記車体側機器用のケーブルを前記動作用機器と接続するための第2端子部が前記箱本体部の壁部の外面に設けられており、
前記第2端子部は、前記箱本体部の壁部の外面に設けられた補助箱部の内部に備えられていることを特徴とする車両用の荷受台昇降装置。
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