JP4693833B2 - 荷受台昇降装置用のパワーユニット及び荷受台昇降装置 - Google Patents
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Description
制御装置は、本体フレーム等に設けられ荷受台の位置を検出するセンサ及び本体フレームや運転席等に設けられたコントロールボックスのスイッチと、ケーブルを介して繋がっている。これらセンサ及びスイッチからの信号に応じて、制御装置は油圧駆動装置を制御している。
また、孔とケーブルとの間から水が浸入するのを防止するために、孔とケーブルとの間に止水部材を取り付けたり、孔径を小さくしたりしている。
この構成によれば、底壁部に第1挿通孔が形成されているが、底壁部は縦桁部によって補強されているため強度を確保することができる。そして、この縦桁部を、収容部の壁部と兼用しているため、構成の簡素化が図れる。
この構成によれば、第1挿通孔と第2挿通孔と間の距離を長くすることができるため、仮に第2挿通孔から水が浸入しても、その水は第1挿通孔まで到達しにくい。これにより、箱本体部内への水(雨水や洗浄水)の浸入をより効果的に防ぐことができる。
この発明によれば、パワーユニットの前記構成により、パワーユニットと外部との間のケーブル配線作業が容易であることから、荷受台昇降装置の組み立てが簡単となる。また、前記のとおりパワーユニットは内部への水の浸入を防ぐことができることから、水の浸入による不具合が生じにくい荷受台昇降装置とすることができる。
図1は荷受台昇降装置1の実施の一形態を示す側面図である。荷受台昇降装置1は、車両(貨物自動車)の車体フレーム2の後部に取り付けられており、荷受台30を昇降させることにより車体フレーム2上の荷箱35と地面との間で荷物の積み降ろしを行なう。
このために、荷受台昇降装置1は、車体フレーム2に取り付けられる本体フレーム5と、荷物を載せる荷受台30と、この荷受台30を本体フレーム5に昇降自在として取り付けているアーム22,24と、荷受台30を昇降させるアクチュエータ(後述のリフトシリンダ23)と、このアクチュエータを動作させるパワーユニットとを備えている。
図1において、荷受台30は、基部荷受台31と、これに対して折り返し(折り畳み)又は展開可能に連結された先部荷受台32とを備えている。積荷作業時では、先部荷受台32は車両後方へ展開され、荷受台30の上面には、基部荷受台31から先部荷受台32へ略真っ直ぐに連続した荷受面が構成される。一方、荷受台30を、荷箱35の床下に格納する格納動作の際及び荷受台30が格納された状態では、先部荷受台32は基部荷受台31に対して前方へ折り返された状態にある。
パワーユニット39は、油圧駆動装置(油圧回路部)10と、この油圧駆動装置10の動作を制御する制御装置7とを内部に有している。
コントロールボックス40は、制御装置7とケーブルC1を介して接続されている。コントロールボックス40は、作業者が荷受台30を昇降動作等させるために操作するコントロールスイッチ40aを有している。
パワーユニット39内の油圧駆動装置10は、タンク141、モータ142aによって駆動するポンプ142、電磁弁143,144,145,146、逆止弁147、絞り弁148、及び、圧力制御弁149を有しており、図示しているように接続して構成されている。電磁弁126,143,144,145,146はそれぞれ逆止弁及びソレノイドを有している。
パワーユニット39は、前記油圧駆動装置10と、荷受台30を昇降させる制御用の前記制御装置7と、油圧駆動装置10及び制御装置7を内部に有しているユニットボックス6とを備えている。
前壁部8dは油圧駆動装置10のオイルタンク141によって構成されている。後壁部8e及び側壁部8bは鋼板製であり、底壁部8aは金属製であり具体的にはアルミダイカスト製である。これら壁部が組み立てられて箱本体部8を構成しており、これら壁部によって囲まれて形成された空間に、制御装置7及び油圧駆動装置10が収容されている。
また、このユニットボックス6の箱本体部8内に、油圧駆動装置10のモータ142a、ポンプ142、電磁弁等を含むバルブボックス150が取り付けられている。なお、箱本体部8の側壁部8bにバルブボックス150のポート部が設けられており、この側壁部8bが車両内側となる。
そして、箱本体部8の底壁部8aに、箱本体部8の内部から収容部9の収容空間9aへと貫通している第1挿通孔41が形成されている。
また、収容部9の側壁部19cに、収容空間9aから外部へと貫通している第2挿通孔42が形成されている。
特に、箱本体部8の底壁部8aにおいて第1挿通孔41が形成されている部分は、収容部9の側壁部19a,19b,19dによって補強されているため、第1挿通孔41の開口面積を大きくすることができる。
なお、第1挿通孔41には、ケーブルCの損傷を防止するためにグロメットが設けられている。また、図示しないが、第2挿通孔42にもグロメットを設けてもよい。
水(例えば雨水や洗浄水)がパワーユニット39の下方から飛来しても、その水は第2挿通孔42から浸入することはできない。また、水がパワーユニット39の側方から飛来し、収容部9の収容空間9a内へ浸入したとしても、その水は第1挿通孔41から浸入することができない。これにより、第1挿通孔41及び第2挿通孔42の開口面積が、ケーブルCの断面積に比べて大きいことにより、孔41,42とケーブルCとの間に隙間があっても、箱本体部8内へ水が浸入することは困難である。
また、第1挿通孔41において、ケーブルCの挿通方向が鉛直方向であるため、第1挿通孔41から箱本体部8内へ水は浸入しにくい。さらに、パワーユニット39の外側においてケーブルCに水が付着し、その水がケーブルCをつたって第2挿通孔42を通り収容部9内に到達しても、第1挿通孔41においてそのケーブルCは鉛直方向に立ち上がっているため、その立ち上がっている部分で前記水は自重によって水滴として収容部9内へ落ちることができ、箱本体部8内へ浸入することができない。
また、収容部9内において、ケーブルCを90°湾曲させて配置することができるため、この湾曲した部分に外部の異物が載り異物が溜まることを防止することができる。
スライドシリンダ37を伸長させ荷受台30を後方へ移動させるときは、ポンプ142が運転され、電磁弁144が励磁される。他の電磁弁143,145,146,126は非励磁状態である。ポンプ142から圧送された作動油は、逆止弁147及び絞り弁148を経てスライドシリンダ37の収縮側ポート37bに供給される。また、作動油は、励磁された電磁弁144を通ってスライドシリンダ37の伸長側ポート37aにも供給される。この結果、ピストンヘッドの受圧面積差により、スライドシリンダ37は伸長動作する。
また、前記実施形態では、第2挿通孔42が収容部9の側壁部19cに形成されている場合を説明したが、これ以外に、第2挿通孔42は収容部9の他の壁部に形成されていてもよい。例えば、第2挿通孔42は、収容空間9aから外部へと貫通するようにして側壁部19eに形成されていてもよい。
2 車体フレーム
5 本体フレーム
6 ユニットボックス
7 制御装置
8 箱本体部
8a 底壁部
9 収容部
9a 収容空間
23 リフトシリンダ
30 荷受台
37 スライドシリンダ
39 パワーユニット
41 第1挿通孔
42 第2挿通孔
Claims (5)
- 荷受台の昇降を制御する制御装置と、電気ケーブルが接続される前記制御装置を内部に有しているユニットボックスとを備えている荷受台昇降装置用のパワーユニットにおいて、
前記ユニットボックスは、
前記制御装置を外部に露出することなく内部に格納している箱本体部と、
前記箱本体部の底壁部の下面側に設けられ内側に前記電気ケーブル用の収容空間を有している収容部と、
前記箱本体部の前記底壁部に形成され前記制御装置に接続された複数本の前記電気ケーブルを纏めて前記収容空間へと挿通させる第1挿通孔と、
前記収容部の壁部に形成され前記第1挿通孔を挿通した前記電気ケーブルを纏めて外部へと挿通させる第2挿通孔と、を有していることを特徴とする荷受台昇降装置用のパワーユニット。 - 前記収容部は、前記底壁部から下方へ延びて形成された補強用の縦桁部を、壁部として有している請求項1に記載の荷受台昇降装置用のパワーユニット。
- 前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とは、前記ユニットボックスの幅方向又は奥行き方向に離れて設けられている請求項1又は2に記載の荷受台昇降装置用のパワーユニット。
- 前記ユニットボックスは、荷受台昇降装置が有する本体フレームの左右方向の一方側に取り付けられ、前記第2挿通孔は、左右方向の他方側に向かって開口している請求項1〜3のいずれか一項に記載の荷受台昇降装置用のパワーユニット。
- 車体フレームに取り付けられる本体フレームと、前記本体フレームに対して昇降可能に設けられかつ荷物を載せる荷受台と、前記荷受台を昇降させる昇降機構と、前記本体フレームに取り付けられ前記昇降機構を動作させる請求項1〜4のいずれか一項に記載のパワーユニットと、を備えていることを特徴とする荷受台昇降装置。
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JP2007288656A JP4693833B2 (ja) | 2007-11-06 | 2007-11-06 | 荷受台昇降装置用のパワーユニット及び荷受台昇降装置 |
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- 2007-11-06 JP JP2007288656A patent/JP4693833B2/ja active Active
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