JP4451272B2 - 荷受台昇降装置 - Google Patents
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上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、昇降装置が格納可能姿勢を越えて上昇動作することのない荷受台昇降装置を提供することを目的とする。
上記のように構成された荷受台昇降装置においては、検知手段と被検知部とが荷受台の側方に互いに対向する。従って、ある程度の検知可能範囲を確保しやすく、折り畳み後の先部荷受台の微小な跳ね上がりによって検知オフとなることを、防止することができる。これにより、昇降装置の再上昇動作を防止することができる。
この場合、サイドストッパを被検知部としても使用することができるので、専用の被検知部を設ける必要がなく、その分簡素で安価な構成となる。
このような荷受台昇降装置においては、検知手段と被検知部とが荷受台の側方に互いに対向する。従って、ある程度の検知可能範囲を確保しやすく、折り畳み後の先部荷受台の微小な跳ね上がりによって検知オフとなることを、防止することができる。これにより、昇降装置の再上昇動作を防止することができる。また、一旦検知信号を受け取った制御装置は、その後に非検知となっても検知の記憶を所定時間保持するので、仮に跳ね上がりによって検知可能範囲外となったとしても、引き続き「検知信号あり」として制御が行われ、昇降装置の再上昇動作を防止する。従って、昇降装置が格納可能姿勢を越えて上昇動作することを、さらに確実に防止することができる。
上記のように構成された荷受台昇降装置では、一旦検知信号を受け取った制御装置は、その後に非検知となっても検知の記憶を所定時間保持するので、仮に跳ね上がりによって検知可能範囲外となったとしても、引き続き「検知信号あり」として制御が行われ、昇降装置の再上昇動作を防止する。
この場合、制御装置は、操作スイッチから格納指令ではなく展開指令が与えられているとき、検知手段の検知がオンからオフになったとしても、検知の記憶を保持しない。従って、展開動作における昇降装置の動作開始直後に誤って格納指令が与えられたとしても、検知はオフであるので、昇降装置が格納方向にスライドして車体と干渉することは防止される。
また、一旦検知信号を受け取った制御装置が、その後に非検知となっても検知の記憶を所定時間保持するようにすれば、仮に跳ね上がりによって検知可能範囲外となったとしても、引き続き「検知信号あり」として制御が行われ、昇降装置の再上昇動作を防止する。従って、昇降装置が格納可能姿勢を越えて上昇動作することのない荷受台昇降装置を提供することができる。
また、前述の左右一対の支持板111の各々には、後方へ突出するようにローラ取付板141が取り付けられ、その後端にガイドローラ142が回転自在に取り付けられている。このガイドローラ142に、先部荷受台132の先端を乗せることができる。
また、図1の格納状態から荷受台昇降装置1を後方へスライドさせ、当接部57aがストッパボルト53に当接すると、近接センサ54がボルト55を検知する。この検知信号に基づいて、スライドシリンダ151の伸長動作は停止となり、次の動作であるリフトシリンダ123の収縮動作が行われる。すなわち、近接センサ54は、スライド動作からリフトシリンダ123の動作に入るタイミングを検知する。
スライドシリンダ151を収縮動作させるときは、ポンプ202が運転され、電磁弁205が励磁される。他の電磁弁203,204,206,212は非励磁状態である。ポンプ202から圧送される作動油は、逆止弁207,208及び絞り弁209を経てスライドシリンダ151の収縮側ポート151bに供給される。また、伸長側ポート151aは、励磁された電磁弁205からタンク201に連通し、作動油の戻しが可能となる。従って、スライドシリンダ151は収縮動作する。
リフトシリンダ123を下降させるときは、ポンプ202が停止となり、電磁弁204,206,212が励磁される。他の電磁弁203,205は非励磁状態である。これにより、リフトシリンダ123内の作動油は、励磁された電磁弁212、非励磁状態の電磁弁203、励磁された電磁弁206、絞り弁210を経て、タンク201に戻される。従って、リフトシリンダ123は収縮(下降)動作する。
電磁弁212が非励磁状態のとき、リフトシリンダ123内の作動油は、電磁弁212内の逆止弁によって封止され、リフトシリンダ123のピストンはその位置に保持される。
また、上昇端位置において、操作スイッチ63から制御装置60に下降指令を与えてリフトシリンダ123を収縮動作させれば、荷受台130を元の位置まで下降させることができる。なお、下アーム124が着地してからさらにリフトシリンダ123を収縮動作させると、補助リンク121の作用により荷受台130はその先端を下げるようにチルト動作して地面に沿い、荷物の積み下ろしが容易にできるようになる。
また、制御装置60は、操作スイッチ63から格納指令が与えられているときは、検知がオンからオフになっても、検知記憶をタイマ60tで設定された所定時間保持する。従って、仮に跳ね上がりによって先部サイドストッパ137が近接センサ139の検知可能範囲外まで出たとして、近接センサ139からの検知信号が途切れたとしても、引き続き「検知信号あり」として制御が行われ、リフトシリンダ123を再伸長動作させない。すなわち、制御装置60は、昇降装置120の再上昇動作を確実に防止する。
その後、スライドシリンダ151の収縮動作によって、格納位置まで可動側支持部材110、昇降装置120及び荷受台130が引き込まれ、図1の状態となると、格納完了である。
図13は、水平展開された状態の、第2の実施形態における荷受台170の側面図である。この荷受台170は、いわゆる3段折れ(折り畳み箇所は2箇所)の構造であり、基部荷受台131と、第1先部荷受台171と、第2先部荷受台172とを備えている。第1先部荷受台171は基部荷受台131に対して、両端にピン133,134を有するヒンジ135を介して接続されている。ピン133,134にはコイルばね(図示せず。)が装着されており、基部荷受台131に対して第1先部荷受台171が起立したときばね力は解放され、水平展開又は折り畳みの状態においてばね力最大となって、第1先部荷受台171は起立方向に付勢される。また、基部荷受台131の両側端部には、荷物が側方に落下するのを防止する基部サイドストッパ173が設けられている。基部サイドストッパ173は、金属板をL字状に曲げたものであり、基部荷受台131の側縁131aの上面に固定され、側方に少しはみ出し、かつ、上向きに突出して取り付けられている。
検知信号が制御装置60に入力されると、制御装置60はリフトシリンダ123を停止させ、その後、スライドシリンダ151を収縮方向に動作させる。ここで、第1先部荷受台171は、一旦折り畳まれた後、前述のばね力によって微小な跳ね上がりを生じる場合がある。しかしながら、近接センサ139と先部サイドストッパ174とは互いに側方に対向して、近接センサ139を側面から先部サイドストッパ174が覆っていることにより、ある程度の検知可能範囲を確保することができる。従って、微小な跳ね上がりでは先部サイドストッパ174は近接センサ139の検知可能範囲から外れない。このようにして、跳ね上がりによって検知オフとなることを、防止することができる。また、制御回路による検知記憶保持については第1の実施形態と同様である。
また、上記各実施形態では荷受台の基部荷受台側に検知手段(近接センサ)を、先部荷受台側に被検知部(先部サイドストッパ)をそれぞれ設けたが、逆に、基部荷受台側に被検知部を、先部荷受台側に検知手段をそれぞれ設けてもよい。
また、上記各実施形態の近接センサ139に代えて光センサやリミットスイッチを用いることも可能である。
2 車体
60 制御装置
120 昇降装置
130 荷受台
131 基部荷受台
132 先部荷受台
137 先部サイドストッパ(被検知部)
139 近接センサ(検知手段)
150 スライド機構
171 第1先部荷受台
174 先部サイドストッパ(被検知部)
Claims (5)
- スライド可能に車体に取り付けられる昇降装置と、
前記昇降装置に取り付けられた基部荷受台と、
前記基部荷受台に取り付けられ、前記基部荷受台上に折り畳み可能な先部荷受台と、
前記昇降装置をスライドさせるスライド機構と、
前記基部荷受台及び先部荷受台の一方の側端部に取り付けられ、前記先部荷受台が折り畳まれたとき他方の側面領域に入る被検知部と、
前記基部荷受台及び先部荷受台の他方の側端部の前記側面領域に、検知部を側方に向けて取り付けられ、前記先部荷受台が折り畳まれたとき前記被検知部を検知する検知手段と、
前記昇降装置が上昇動作中に前記検知手段が前記被検知部を検知すると上昇動作を停止させ、格納方向に前記スライド機構を動作可能とする制御装置とを備え、
前記被検知部は、前記先部荷受台が折り畳み完了の状態から展開方向へ所定量跳ね上がる状態までの所定範囲で、前記検知部によって検知されるべき側方への相互対向状態を維持することを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記被検知部は荷物の落下を防止するサイドストッパである請求項1記載の荷受台昇降装置。
- スライド可能に車体に取り付けられる昇降装置と、
前記昇降装置に取り付けられた基部荷受台と、
前記基部荷受台に取り付けられ、前記基部荷受台上に折り畳み可能な先部荷受台と、
前記昇降装置をスライドさせるスライド機構と、
前記基部荷受台及び先部荷受台の一方の側端部に取り付けられ、前記先部荷受台が折り畳まれたとき他方の側面領域に入る被検知部と、
前記基部荷受台及び先部荷受台の他方の側端部の前記側面領域に、検知部を側方に向けて取り付けられ、前記先部荷受台が折り畳まれたとき前記被検知部を検知する検知手段と、
前記昇降装置が上昇動作中に前記検知手段が前記被検知部を検知すると上昇動作を停止させ、格納方向に前記スライド機構を動作可能とする制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記昇降装置が上昇動作中に前記検知手段が前記被検知部を検知すると、上昇動作を停止させ、その後に非検知となっても当該検知の記憶を所定時間保持することを特徴とする荷受台昇降装置。 - スライド可能に車体に取り付けられる昇降装置と、
前記昇降装置に取り付けられ、折り畳み可能な荷受台と、
前記昇降装置をスライドさせるスライド機構と、
前記荷受台が所定の高さにあって、かつ、折り畳まれていることを検知することによって、前記昇降装置及び荷受台が格納可能姿勢である状態を検知する検知手段と、
前記昇降装置が上昇動作中に前記検知手段が前記状態を検知すると上昇動作を停止させ、その後に非検知となっても当該検知の記憶を所定時間保持し、格納方向に前記スライド機構を動作可能とする制御装置と
を備えたことを特徴とする荷受台昇降装置。 - 前記制御装置は、操作スイッチから格納指令が与えられ、かつ、前記検知手段の検知がオンからオフになったときにのみ、検知の記憶を所定時間保持する請求項4記載の荷受台昇降装置。
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2004
- 2004-10-28 JP JP2004314186A patent/JP4451272B2/ja active Active
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