JP4011789B2 - 梯子車 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、傾斜地においても梯子を上下方向軸中心に旋回させると共に水平軸中心に上下揺動させることができる傾斜矯正機構を有する梯子車に関する。
【0002】
【従来の技術】
車体に取り付けられた支持部材を、水平面駐車時に上下方向に沿う旋回軸中心に回転駆動する回転駆動機構と、その支持部材に取り付けられた梯子を、水平面駐車時に水平方向に沿う揺動軸中心に揺動駆動する揺動駆動機構と、水平面から傾斜した面に駐車する時に前記旋回軸が上下方向に沿うと共に前記揺動軸が水平方向に沿うように、その支持部材を車体に対して相対的に球面に沿い運動させる傾斜矯正機構と、収納状態の梯子の支持用梯子受けとを備え、その旋回軸は前記球面に沿う運動の中心を通り且つ前記梯子受けの後方に配置され、その揺動軸は梯子収納時に前記旋回軸の後方に配置される梯子車が用いられている。
【0003】
図9に示すように、収納状態の梯子102を支持する梯子受け101は、収納位置の梯子102の下面を支持する受け面101aと、その梯子102の外側方に位置する一対の内側面101bとを有する。その梯子102の各側面と梯子受け101の各内側面101bとの隙間δは、収納状態における梯子102の動きを規制するために可及的に小さくされる。
【0004】
その支持部材の車体に対する球面に沿う運動の中心は梯子102の揺動軸から離れているため、その球面に沿う運動により梯子102は車体に対して左右、上下、前後方向に変位する。そこで、そのような球面に沿う運動があっても梯子102を梯子受け101により支持できるように、その梯子受け101は車体に固定された支柱103に、車体前後方向に沿う軸104まわりの揺動により傾斜可能に取り付けられている。
【0005】
その梯子102を収納状態において梯子受け101の両内側面101bの間に配置するには、その収納前に図9において1点鎖線で示す位置にある梯子102を、図9において2点鎖線で示すように受け面101aの上方に位置決めし、しかる後に受け面101aに向かい下降させる必要がある。
【0006】
しかし、梯子車が駐車する地面の傾斜角度に応じて支持部材が車体に対して球面に沿い運動することで、梯子受け101は車体前後方向に沿う軸104まわりに傾斜する。そのため傾斜地においては、支持部材を車体に対して原点に復帰させても、梯子102を収納前に受け面101aの上方に位置決めすることはできない。
【0007】
また、その収納状態から上昇する梯子102の外側面と梯子受け101の内側面101bとの間の摩擦により、その梯子受け101が収納状態の梯子102を支持していた状態から軸104まわりに傾斜することがある。そうすると、揺動軸中心に揺動させただけでは梯子102を受け面101aに向かい下降させることができない。
【0008】
そこで従来は、梯子受け101にガイドロッド105を取り付け、そのガイドロッド105に接触可能な突起106を梯子102の一側に取り付けていた。そして、オペレータの手動による梯子5の揺動および旋回操作により、ガイドロッド105に突起106を目視により接触させることで、その収納前に梯子102を受け面101aの上方に位置決めしていた。しかる後に、その突起106とガイドロッド105の接触状態を維持しつつ、梯子102を受け面101aに向かい揺動させることで梯子102を収納していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、そのようなオペレータによる梯子102の収納操作には熟練を要する上に、梯子102と梯子受け101とが衝突して破損しないように細心の注意を払う必要があった。
【0010】
また、支持部材と梯子の動きを検出するセンサを取り付け、そのセンサの検出値に応じて支持部材と梯子の駆動用アクチュエータを制御することで、梯子受けに対して梯子を自動的に収納位置に位置決めすることが考えられるかも知れない。しかし梯子車にあっては、車体への支持部材の取り付け位置から梯子受けまでの距離は数mに及ぶ。そのため、その支持部材や梯子の動きの検出誤差や、その駆動機構の製造公差や組み立て公差により、梯子受けに対する梯子の位置決めを高精度に行うのは困難である。特に、車体に対して支持部材を旋回させるため、アクチュエータの回転をギヤを介して支持部材に伝達する場合、そのギヤのバックラッシにより梯子の旋回軸中心の回転量の誤差が大きくなる。
【0011】
本発明は、上記問題を解決することのできる梯子車を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車体と、その車体に取り付けられた支持部材と、その支持部材を水平面駐車時に上下方向に沿う旋回軸中心に回転駆動する回転駆動機構と、その支持部材に取り付けられた梯子と、その梯子を水平面駐車時に水平方向に沿う揺動軸中心に揺動駆動する揺動駆動機構と、水平面から傾斜した面に駐車する時に前記旋回軸が上下方向に沿うと共に前記揺動軸が水平方向に沿うように、その支持部材を車体に対して相対的に球面に沿い運動させる傾斜矯正機構と、収納状態の梯子の支持用梯子受けとを備え、前記旋回軸は前記球面に沿う運動の中心を通り且つ前記梯子受けの後方に配置され、前記揺動軸は梯子収納時に前記旋回軸の後方に配置される梯子車に適用される。
本発明は、その梯子車において、その梯子と梯子受けの中の一方から第1探索ビームを出射する手段と、その梯子と梯子受けの中の一方から第2探索ビームを出射する手段と、前記旋回軸中心の回転方向において、その梯子が梯子受けによる支持位置に位置する時と、その支持位置からの回転方向一方への離間量が設定範囲内の領域に位置する時とに、その梯子と梯子受けの中の他方に至った第1探索ビームを検知する第1検知手段と、前記旋回軸中心の回転方向において、その梯子が梯子受けによる支持位置に位置する時と、その支持位置からの回転方向他方への離間距離が設定範囲内の領域に位置する時とに、その梯子と梯子受けの中の他方に至った第2探索ビームを検知する第2検知手段と、その第1検知手段のみが探索ビームを検知する時は梯子が前記旋回軸中心の回転方向他方に向かい旋回し、その第2検知手段のみが探索ビームを検知する時は梯子が前記旋回軸中心の回転方向一方に向かい旋回するように、前記回転駆動機構を制御する手段とを備えることを特徴とする。
上記構成によれば、梯子の収納時に両探索ビームの中の一方が検知されるように梯子を旋回軸中心に回転させると、両探索ビームが検知される方向に梯子は旋回軸中心に回転する。これにより、梯子車が駐車する傾斜地の傾きに応じて支持部材が車体に対して球面に沿い運動し、梯子受けが車体の前後方向に沿う軸まわりに傾斜した場合や、収納状態から上昇する梯子との間の摩擦により梯子受けが収納状態の梯子を支持していた状態から傾斜した場合でも、収納時に旋回軸中心の回転方向において梯子を梯子受けによる支持位置に自動的に位置決めできる。
さらに、両検知手段が探索ビームを検知する時は梯子が梯子受けにより支持されるまで下降するように、前記揺動駆動機構を制御する手段を備えことで、その収納時に揺動軸中心の揺動方向においても梯子を梯子受けによる支持位置に自動的に位置決めできる。
【0013】
各検知手段は、その梯子と梯子受けの中の一方に取り付けられ、その梯子と梯子受けの中の他方は反射部材を有し、その反射部材は車体の前後方向における互いに異なる位置で探索ビームを反射可能な寸法を有し、各検知手段は、その反射部材により反射された探索ビームを検知するのが好ましい。
これにより、梯子の梯子受けによる支持位置からの上方への離間量が異なる場合でも、探索ビームを反射部材により反射することができる。
【0014】
前記梯子の梯子受けによる支持位置からの上下方向への離間量を検知する手段と、その梯子の支持位置からの上方への離間量が、前記梯子受けに至った探索ビームを検知可能な上限値以下か否かを判断する手段と、その梯子の支持位置からの上方への離間量が前記上限値を超える時は、その上限値以下になるまで梯子が下降するように、前記揺動駆動機構を制御する手段とを備えるのが好ましい。これにより、梯子を探索ビームを検知可能な上限位置以下に自動的に下降させることができる。
その梯子の支持位置からの上方への離間量が、前記旋回軸中心の梯子の回転が許容される下限値以上か否かを判断する手段と、その梯子の支持位置からの上方への離間量が前記下限値未満である時は、その下限値以上になるまで梯子が上昇するように、前記揺動駆動機構を制御する手段とを備えるのが好ましい。これにより、梯子の旋回が許容される下限位置以上に自動的に上昇させることができる。前記梯子の梯子受けによる支持位置からの前記旋回軸中心の回転方向における離間量を検知する手段と、その梯子の支持位置からの離間量が、前記探索ビームが検知されることのない値であって前記上限値以下であって且つ前記下限値以上である時は、前記探索ビームが検知されるまで梯子が前記旋回軸中心に旋回するように、前記回転駆動機構を制御する手段とを備えるのが好ましい。これにより、探索ビームを検知する位置まで梯子を自動的に旋回させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1に示す梯子車1は、車体2と、この車体2にジャイロターンテーブル装置3を介して取り付けられたテーブル(支持部材)4と、このテーブル4に受け台6を介して取り付けられた伸縮可能な梯子5と、収納状態の梯子5の支持用梯子受け7とを備える。その車体2は走行時にあっては車輪8により支持され、駐車時にあってはアウトリガー9により支持可能とされている。そのテーブル4は車体2に旋回軸29中心に回転可能に取り付けられている。その旋回軸29は梯子車1が水平面に駐車する時に上下方向に沿う。その梯子5は、上下に重ねられる複数の単位梯子5a、5b、5c、5dを、長手方向に相対移動可能に連結することで構成されている。その最下段の単位梯子5aは、上記テーブル4上に固定された受け台6に、揺動軸21中心に揺動可能に取り付けられる。その揺動軸21は、梯子車1が水平面に駐車する時に水平方向に沿う。その揺動軸21中心に梯子5を揺動駆動する揺動駆動機構20が設けられている。すなわち、その受け台6に、複動油圧シリンダ23のチューブが横軸24中心に揺動可能に連結され、その油圧シリンダ23の伸縮ロッドは梯子5に固定の受け部材27に横軸25中心に揺動可能に連結されている。これにより、その油圧シリンダ23の伸縮により梯子5は上下揺動駆動される。また、その梯子5を伸縮するための公知の駆動機構が設けられている。その受け台6にオペレータシート87が取り付けられている。
【0016】
そのジャイロターンテーブル装置3は、テーブル4を旋回軸29中心に回転駆動する回転駆動機構3Aと、梯子車1が水平面から傾斜した面に駐車する時に旋回軸29が上下方向に沿うと共に揺動軸21が水平方向に沿うように、そのテーブル4を車体2に対して相対的に球面に沿い運動させる傾斜矯正機構3Bとを構成する。
すなわち、図2、図3に示すように、そのジャイロターンテーブル装置3は、車体2に固定される第1リング部材3aと、この第1リング部材3aに転動体3bを介して相対回転可能に嵌め合わされる第2リング部材3cと、この第2リング部材3cに転動体3dを介して相対回転可能に嵌め合わされる第3リング部材3eと、この第3リング部材3eに転動体3fを介して相対回転可能に嵌め合わされると共にテーブル4に固定される第4リング部材3gとを有する。
その第1リング部材3aに対する第2リング部材3cの回転軸は、その第1リング部材3aの軸心に一致し、その第4リング部材3gに対する第3リング部材3eの回転軸は、その第4リング部材3gの軸心に一致し、その第2リング部材3cに対する第3リング部材3eの回転軸は、その第1、第4リング部材3a、3gの軸心に対して傾斜し、各回転軸は車体2とテーブル4との間の各リング部材3a、3c、3e、3gの内部空間における一点を通るものとされる。
その第3リング部材3eの外周に形成されたギヤ3e′に噛み合うギヤ11を駆動するアクチュエータ12がテーブル4に取り付けられている。そのアクチュエータ12の回転がギヤ11、3e′を介して伝達されることで、その第3リング部材3eは第4リング部材3gに対して相対的に回転駆動される。
その第1リング部材3aに対する第2リング部材3cの相対回転を解除可能に阻止する第1回転阻止装置と、その第2リング部材3cに対する第3リング部材3eの相対回転を解除可能に阻止する第2回転阻止装置が設けられている。本実施形態では、その第1回転阻止装置は、第1リング部材3aに取り付けられる流体圧シリンダ15のピストンロッドを第2リング部材3cに押し付けることで両リング3a、3cの相対回転を阻止し、その押し付けを解除することで両リング3a、3cの相対回転の阻止を解除する。その第2回転阻止装置は、第3リング部材3eに取り付けられる流体圧シリンダ16のピストンロッドを第2リング部材3cに押し付けることで両リング3c、3eの相対回転を阻止し、その押し付けを解除することで両リング3c、3eの相対回転の阻止を解除する。
そのテーブル4が車体2に対してリング部材3a、3c、3e、3gの周方向に旋回するのを解除可能に阻止する回り止め装置17が設けられている。すなわち、その回り止め装置17は、テーブル4側に図外アクチュエータにより上下駆動可能に取り付けられた回り止め部材17aを有する。その回り止め部材17が、車体2側に形成された長孔17bに挿入されることで、その旋回が阻止され、その長孔17bから引き抜かれることで、その旋回の阻止が解除される。その回り止め部材17aは、その長孔17bにリング部材3a、3c、3e、3gの径方向に移動可能に挿入され、これにより、テーブル4の車体2に対する傾斜が許容される。なお、その回り止め部材を車体2側に上下駆動可能に取り付け、その長孔をテーブル4側に形成してもよい。
上記回り止め装置17によりテーブル4の車体2に対する旋回を阻止し、第1回転阻止装置15または第2回転阻止装置16により、第1リング部材3aに対する第2リング部材3cの回転、または、第2リング部材3cに対する第3リング部材3eの回転の何れか一方を阻止し、他方の回転阻止を解除した状態で、第3リング部材3eを第4リング部材3gに対して相対回転させる。これにより、車体2に対してテーブル4を傾斜させることができる。次に、第1リング部材3aに対する第2リング部材3cの回転、または、第2リング部材3cに対する第3リング部材3eの回転の何れか他方を阻止し、一方の回転阻止を解除した状態で、第3リング部材3eを第4リング部材3gに対して相対回転させる。これにより、その傾斜方向を変更することができる。すなわち、テーブル4を車体2に対して相対的に球面に沿う運動をさせることができる傾斜矯正機構3Bが構成される。その球面に沿う運動の中心は、車体2とテーブル4の間において各リング部材3a、3c、3e、3gの上記相対回転軸を通る。そのテーブル4の車体2に対する球面に沿う運動により、梯子車1が傾斜地上にある場合でも、テーブル4の上面を水平方向に沿わせ、旋回軸29を上下方向に沿わせ、揺動軸21を水平方向に沿わせることができる。
【0017】
また、回り止め装置17によるテーブル4の車体2に対する旋回阻止を解除し、第1リング部材3aに対する第2リング部材3cの回転、及び、第2リング部材3cに対する第3リング部材3cの回転の双方を阻止した状態で、アクチュエータ12により第3リング部材3cを第4リング部材3gに対して相対回転させることで、車体2に対してテーブル4を、その球面に沿う運動の中心を通る旋回軸29中心に相対的に旋回駆動することができる。すなわち、その車体2に取り付けられたアクチュエータ12の回転をギヤ11、3e′を介してテーブル4に伝達することで、テーブル4を梯子車1の水平面駐車時に上下方向に沿う旋回軸29中心に回転駆動する回転駆動機構3Aが構成される。その旋回軸29は、その車体2に対するテーブル4の球面に沿う運動の中心を通り且つ上記梯子受け7の後方に配置され、その揺動軸21は梯子5の収納時に旋回軸29の後方に配置される。
【0018】
図4、図5の(1)、(2)、(3)、図6の(1)、(2)、(3)に示すように、その梯子5に第1発光素子31と第2発光素子32とが取り付けられている。両発光素子31、32は、テーブル4の旋回軸29中心の回転方向において並列するように配置されている。その第1発光素子31から第1探索ビームL1が下向きに出射され、その第2発光素子32から第2探索ビームL2が下向きに出射される。各探索ビームとして例えば赤外線が出射される。
【0019】
上記梯子受け7は反射部材としてミラー33を有する。図5の(1)、(2)、(3)に示すように、その梯子受け7は、車体2に固定された支柱34に、車体前後方向に沿う軸35まわりの揺動により傾斜可能に取り付けられ、収納位置の梯子5の下面を支持する受け面5aと、その梯子5の外側方に位置する一対の内側面5bと、その受け面5aに固定されるミラー33とを有する。そのミラー33は梯子5と干渉しないように受け面5aに形成された凹部に嵌め合わされるのが好ましい。その梯子5の各側面と梯子5の各内側面5bとの隙間δは、収納状態における梯子5の動きを規制するために可及的に小さくされる。その梯子受け7と支柱34との間の適度な摩擦の作用により、何らの外力が作用しなければ梯子受け7の支柱34に対する揺動は規制される。
【0020】
その梯子5に、第1探索ビームL1を検知する第1検知手段として第1受光素子41と、第2探索ビームL2を検知する第2検知手段として第2受光素子42とが取り付けられている。本実施形態では、その第1受光素子41と上記第1発光素子31は、梯子5の長手方向に並列するように一体化されている。その第2受光素子42と上記第2受光素子42は、梯子5の長手方向に並列するように一体化されている。なお、そのミラー33と各受光素子41、42を偏光フィルターにより被覆し、ミラー33により反射されて偏光とされた探索ビーム以外の光を各受光素子41、42が検知するのを防止してもよい。
【0021】
上記旋回軸29中心の回転方向において、図5の(2)、図6の(2)に示すように梯子5が梯子受け7による支持位置に位置する時と、図5の(1)、図6の(1)に示すようにその支持位置からの回転方向一方への離間量Dが設定範囲内の領域に位置する時とに、その第1探索ビームL1は梯子受け7に至り、そのミラー33により反射される。その第1受光素子41は、その梯子受け7に至ってミラー33により反射された第1探索ビームL1を検知し、検知信号を出力する。
【0022】
上記旋回軸29中心の回転方向において、図5の(2)、図6の(2)に示すように梯子5が梯子受け7による支持位置に位置する時と、図5の(3)、図6の(3)に示すようにその支持位置からの回転方向他方への離間量Dが設定範囲内の領域に位置する時とに、その第2探索ビームL2は梯子受け7に至り、そのミラー33により反射される。その第2受光素子42は、その梯子受け7に至ってミラー33により反射された第2探索ビームL2を検知し、検知信号を出力する。
【0023】
そのミラー33における各探索ビームの反射位置は、梯子5の揺動軸21中心の揺動量に応じて車体2の前後方向に変化する。よって、そのミラー33は、車体2の前後方向における互いに異なる位置で上記探索ビームを反射可能な寸法を有する。これにより、その梯子5の梯子受け7による支持位置からの上方への離間量が設定値以下では、各受光素子41、42によりミラー33において反射された探索ビームの検知が可能とされている。
【0024】
図7に示すように、上記テーブル4を旋回軸29中心に回転駆動する回転駆動機構3Aを構成するアクチュエータ12として、本実施形態では油圧モータが用いられる。その油圧モータにポンプ51によりタンク52から吸引された圧油が第1電磁比例弁53を介して供給される。また、上記梯子5を揺動軸21中心に揺動駆動する揺動駆動機構20を構成する油圧シリンダ23に、そのポンプ51によりタンク52から吸引された圧油が第2電磁比例弁54を介して供給される。各電磁比例弁54、55はコンピュータにより構成される制御装置56により制御される。その制御装置56に、上記各発光素子31、32と各受光素子41、42とが接続される。各発光素子31、32は梯子5の収納時に制御装置56からの信号により探索ビームを出射する。また、上記オペレータシート87に着座するオペレータにより操作される収納開始指示スイッチとして、レバー型開閉スイッチ58と足踏みペダル型開閉スイッチ59とが接続されている。また、その梯子5の梯子受け7による支持位置からの上下方向への離間量を検知する手段として、その梯子受け7による支持位置からの梯子5の揺動軸21中心の揺動量に応じた信号を出力する第1ポテンショメータ61が制御装置56に接続されている。さらに、その梯子5の梯子受け7による支持位置からの上記旋回軸29中心の回転方向における離間量を検知する手段として、上記テーブル4の車体に対する旋回軸29中心の揺動量に応じた信号を出力する第2ポテンショメータ62が制御装置56に接続されている。
【0025】
その制御装置56は、その第1ポテンショメータ61からの信号に基づき、その梯子5の梯子受け7による支持位置からの上方への離間量が、その梯子受け7に至った探索ビームを受光素子41、42により検知可能な上限値以下か否か、および、その旋回軸29中心の梯子5の回転が梯子受け7と干渉することなく許容される下限値以上か否かを判断する。その上限値と下限値は、第1ポテンショメータ61による検出誤差や揺動駆動機構20の製造公差や組み立て公差による梯子5の揺動量の誤差を考慮して設定すればよい。
【0026】
また、制御装置56は、その梯子5の梯子受け7による支持位置からの上記旋回軸29中心の回転方向における離間量に対応する第2ポテンショメータ62からの信号に基づき、その梯子5の先端側が車体2の右側と左側の何れに位置するかを判断する。この判断は、梯子5を収納するために両受光素子41、42の何れかが探索ビームを検出するまで旋回軸29中心に旋回させる際に、梯子5の回転方向を決定するために行う。
【0027】
なお、その制御装置56には梯子5の使用時における操作装置64が接続され、その操作装置64のオペレータによる操作に応じて制御装置56から各電磁比例弁54、55に制御信号を送ることで、テーブル4の旋回、梯子5の揺動、伸縮、駐車面の傾斜に応じた上記傾斜矯正が可能とされている。また、その制御装置56には梯子5の伸縮量の検出用センサ65が接続され、梯子5が縮小状態にあるか否かを検知することが可能とされている。
【0028】
図8のフローチャートを参照して制御装置56による梯子5の収納時の制御手順を説明する。
まず、収納のための前提条件が充足しているか否かを判断する(ステップ1)。本実施形態では、第1ポテンショメータ61と伸縮量検知センサ65からの信号により梯子5の梯子受け7による支持位置からの旋回軸29中心の離間量が旋回角度で表した場合に30度以内であって、梯子5が縮小状態にあることを前提条件としている。この前提条件は任意に設定でき、なくてもよい。
【0029】
その前提条件が充足されていれば、両開閉スイッチ58、59が閉じられているか否か判断する(ステップ2)。なお、収納開始指示スイッチは単一であってもよい。
【0030】
両開閉スイッチ58、59が閉じられていれば、第1ポテンショメータ61からの信号に基づき、梯子5の支持位置からの上方への離間量に対応する揺動角θが探索ビームを検知可能な上限値β以下、且つ、旋回軸29中心の回転が許容される下限値α以上か否かを判断する(ステップ3)。
【0031】
その梯子5の支持位置からの上方への離間量が上限値βを超える時は梯子5が下降し、下限値α未満である時は梯子が上昇するように、上記揺動駆動機構20を制御する(ステップ4)。このため、梯子5を揺動させる信号を第2電磁比例54に出力する。この制御は、その離間量が上限値βと下限値αの間になるように梯子5の位置決めができれば足りるので、それ程精密に行う必要はない。例えば、このステップ4の一回の制御毎に、第1ポテンショメータ61の2ビットに対応する角度だけ梯子5を揺動させる信号を第2電磁比例弁54に出力したならばステップ1に戻る。これにより、その梯子5の支持位置から上方への離間量が上限値βを超える時はその上限値β以下になるまで梯子5を下降させ、下限値α未満である時はその下限値α以上になるまで梯子5を上昇させることができる。
【0032】
ステップ3における離間量が上限値β以下で下限値α以上であれば、両発光素子31、32の中の何れか一方からの探索ビームが両受光素子41、42の中の何れかにより検知されているか否かを判断する(ステップ5)。
【0033】
何れの探索ビームも検知されていない場合、その探索ビームが検知される方向に梯子5が旋回軸29中心に旋回するように、上記回転駆動機構3Aを制御する(ステップ6)。そのため、梯子5を旋回させる信号を第1電磁比例弁53に出力する。この制御は、何れかの探索ビームが検知される位置に梯子5の位置決めができれば足りるので、それ程精密に行う必要はない。例えば、このステップ6の一回の制御毎に、第2ポテンショメータ62の2ビットに対応する角度(本実施形態では3.6度)だけ梯子5を旋回させる信号を第1電磁比例弁53に出力したならばステップ1に戻る。これにより、何れかの探索ビームが検知されるまで梯子5を旋回軸中心に回転させることができる。
【0034】
何れかの探索ビームが検知されている場合、第1探索ビームL1と第2探索ビームL2の両方が両受光素子41、42により検知されているか否かを判断する(ステップ7)。
【0035】
ステップ7において両方の探索ビームが検知されていない場合、両方の探索ビームが検知される方向に梯子5が旋回軸29中心に旋回するように、上記回転駆動機構3Aを制御する(ステップ8)。このため、梯子5を旋回させる信号を第1電磁比例弁53に出力する。この制御は、その旋回軸29中心の回転方向において梯子5を梯子受け7による支持位置に位置決めするために、ステップ6における制御よりも微細に行う必要がある。そのため、このステップ8の一回の制御毎に第1電磁比例弁53へ出力される信号による梯子5の旋回量は、ステップ6の一回の制御毎に第1電磁比例弁53へ出力される信号による梯子5の旋回量よりも小さくされる。しかる後にステップ1に戻る。これにより、第1受光素子41のみが探索ビームを検知する時は、第2受光素子42が探索ビームを検知するまで梯子5を旋回軸29中心の回転方向他方に向かい旋回させ、第2受光素子42のみが探索ビームを検知する時は、第1受光素子41が探索ビームを検知するまで梯子5を旋回軸29の回転方向一方に向かい旋回させることができる。
【0036】
ステップ7において両方の探索ビームが検知されている場合、梯子5が梯子受け7による支持位置に位置されているか否かを判断する(ステップ9)。この判断は、梯子5の揺動軸21中心の梯子受け7からの揺動量の第1ポテンショメータ61による検出値から判断できる。
【0037】
ステップ9において梯子5が梯子受け7による支持位置に位置されていない場合、梯子5が揺動軸21中心に揺動してその支持位置に向かい下降するように、上記揺動駆動機構20を制御する(ステップ10)。このため、梯子5を揺動させる信号を第2電磁比例弁54に出力する。この制御は、その揺動軸21中心の揺動方向において梯子5を梯子受け7による支持位置に位置決めするために、ステップ4における制御よりも微細に行う必要がある。そのため、このステップ10の一回の制御毎に第2電磁比例弁54へ出力される信号による梯子5の揺動量は、ステップ4の一回の制御毎に第2電磁比例弁54へ出力される信号による梯子5の揺動量よりも小さくされる。しかる後にステップ1に戻る。これにより、梯子5を梯子受け7により支持されるまで下降させることができる。
【0038】
上記構成によれば、梯子車1が駐車する傾斜地の傾きに応じてテーブル4が車体2に対して球面に沿い運動し、梯子受け7が軸35まわりに傾斜した場合や、収納状態から上昇する梯子5との間の摩擦により、梯子受け7が収納状態の梯子5を支持していた状態から軸35まわりに傾斜した場合でも、収納時に旋回軸29中心の回転方向と揺動軸21中心の揺動方向において梯子5を梯子受け7による支持位置に自動的に位置決めできる。これにより、梯子5を熟練を要することなく容易に収納できる。また、その梯子5の梯子受け7に対する位置決めを、梯子5から出射されて梯子受け7に至った探索ビームの検知に基づき行うことで、梯子5の梯子受け7に対する位置決めを、テーブル4の回転駆動機構3Aや梯子5の揺動駆動機構3Bの製造公差や組み立て公差の影響を受けることなく、精度良く行うことができる。また、梯子5の梯子受け7による支持位置からの上方への離間量が異なる場合でも、探索ビームをミラー33により反射することができる。さらに、探索ビームを検知する位置まで梯子5を自動的に移動させることもできる。
【0039】
本発明は上記実施形態に限定されない。
例えば、上記実施形態では、一方の探索ビームが検知されている場合に両方の探索ビームが検知される位置まで梯子を旋回軸中心に自動的に旋回させる制御と、両方の探索ビームが検知されている場合に梯子受けによる支持位置まで梯子を揺動軸中心に自動的に揺動させる制御の両方を行ったが、一方の探索ビームが検知されている場合に両方の探索ビームが検知される位置まで梯子を旋回軸中心に自動的に旋回させる制御のみを行い、梯子受けによる支持位置までの梯子の揺動軸中心の揺動を、オペレータによる操作装置の手動操作により行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、梯子の支持位置からの上方への離間量が上限値を超えて下限値未満である時は、その上限値以下であって下限値以上になるように梯子を自動的に揺動させる制御を行ったが、これに代えて、その離間量を上限値以下であって下限値以上にする揺動をオペレータによる操作装置の手動操作により行うようにしてもよい。あるいは、梯子の支持位置からの上方への離間量が上限値を超える時は、その上限値以下になるように梯子を自動的に揺動させる制御を行ない、その離間量が下限値未満である時は、その離間量を下限値以上にするための揺動をオペレータによる操作装置の手動操作により行うようにしてもよい。オペレータの手動操作により梯子を所定位置まで旋回や揺動させる場合、その所定位置に至っているか否かの表示装置を設けるのが好ましい。
また、上記実施形態では、梯子の梯子受けによる支持位置から離間量が探索ビームが検知されることのない値であって、また、前記上限値以下であって且つ前記下限値以上である時は、探索ビームが検知されるまで梯子を自動的に旋回させる制御を行ったが、これに代えて、両探索ビームの中の何れかが検知手段により検知される位置までの梯子の旋回を、オペレータによる操作装置の手動操作により行うようにしてもよい。
さらに、探索ビームを梯子受けから出射し、梯子に取り付けた反射部材により反射し、梯子受けに取り付けた検知手段により検知するようにしてもよい。また、梯子と梯子受けの中の一方から出射した探索ビームを、反射部材を介することなく、梯子と梯子受けの中の他方に取り付けた検知手段により検知するようにしてもよい。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、傾斜矯正機構を備えた梯子車において、梯子の収納作業の容易化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の梯子車の側面図
【図2】本発明の実施形態の梯子車におけるジャイロターンテーブル装置の断面図
【図3】本発明の実施形態の梯子車におけるジャイロターンテーブル装置の異なる状態での断面図
【図4】本発明の実施形態の梯子車の作用説明用側面図
【図5】本発明の実施形態の梯子車において、(1)は第1探索ビームのみが第1受光素子により検知され、(2)は両探索ビームが両受光素子により検知され、(3)は第2探索ビームのみが第2受光素子により検知された状態での梯子受けに対する梯子の位置の説明図
【図6】本発明の実施形態の梯子車において、(1)は第1探索ビームのみが第1受光素子により検知され、(2)は両探索ビームが両受光素子により検知され、(3)は第2探索ビームのみが第2受光素子により検知された状態でのミラーに対する受光素子の位置の説明用平面図
【図7】本発明の実施形態の梯子車における制御構成の説明図
【図8】本発明の実施形態の梯子車における梯子の収納時の制御手順を示すフローチャート
【図9】従来の梯子車の問題点の説明図
【符号の説明】
1 梯子車
2 車体
3A 回転駆動機構
3B 傾斜矯正機構
4 支持部材(テーブル)
5 梯子
7 梯子受け
20 揺動駆動機構
31 第1発光素子
32 第2発光素子
33 ミラー(反射部材)
41 第1受光素子
42 第2受光素子
56 制御装置
61 第1ポテンショメータ
62 第2ポテンショメータ
Claims (6)
- 車体と、
その車体に取り付けられた支持部材と、
その支持部材を水平面駐車時に上下方向に沿う旋回軸中心に回転駆動する回転駆動機構と、
その支持部材に取り付けられた梯子と、
その梯子を水平面駐車時に水平方向に沿う揺動軸中心に揺動駆動する揺動駆動機構と、
水平面から傾斜した面に駐車する時に前記旋回軸が上下方向に沿うと共に前記揺動軸が水平方向に沿うように、その支持部材を車体に対して相対的に球面に沿い運動させる傾斜矯正機構と、
収納状態の梯子の支持用梯子受けとを備え、
前記旋回軸は前記球面に沿う運動の中心を通り且つ前記梯子受けの後方に配置され、前記揺動軸は梯子収納時に前記旋回軸の後方に配置される梯子車において、その梯子と梯子受けの中の一方から第1探索ビームを出射する手段と、
その梯子と梯子受けの中の一方から第2探索ビームを出射する手段と、
前記旋回軸中心の回転方向において、その梯子が梯子受けによる支持位置に位置する時と、その支持位置からの回転方向一方への離間量が設定範囲内の領域に位置する時とに、その梯子と梯子受けの中の他方に至った第1探索ビームを検知する第1検知手段と、
前記旋回軸中心の回転方向において、その梯子が梯子受けによる支持位置に位置する時と、その支持位置からの回転方向他方への離間距離が設定範囲内の領域に位置する時とに、その梯子と梯子受けの中の他方に至った第2探索ビームを検知する第2検知手段と、
その第1検知手段のみが探索ビームを検知する時は梯子が前記旋回軸中心の回転方向他方に向かい旋回し、その第2検知手段のみが探索ビームを検知する時は梯子が前記旋回軸中心の回転方向一方に向かい旋回するように、前記回転駆動機構を制御する手段とを備えることを特徴とする梯子車。 - 両検知手段が探索ビームを検知する時は梯子が梯子受けにより支持されるまで下降するように、前記揺動駆動機構を制御する手段を備える請求項1に記載の梯子車。
- 各検知手段は、その梯子と梯子受けの中の一方に取り付けられ、その梯子と梯子受けの中の他方は反射部材を有し、その反射部材は車体の前後方向における互いに異なる位置で探索ビームを反射可能な寸法を有し、各検知手段は、その反射部材により反射された探索ビームを検知する請求項1または2に記載の梯子車。
- 前記梯子の梯子受けによる支持位置からの上下方向への離間量を検知する手段と、
その梯子の支持位置からの上方への離間量が、前記梯子受けに至った探索ビームを検知可能な上限値以下か否かを判断する手段と、
その梯子の支持位置からの上方への離間量が前記上限値を超える時は、その上限値以下になるまで梯子が下降するように、前記揺動駆動機構を制御する手段とを備える請求項1〜3の中の何れかに記載の梯子車。 - その梯子の支持位置からの上方への離間量が、前記旋回軸中心の梯子の回転が許容される下限値以上か否かを判断する手段と、
その梯子の支持位置からの上方への離間量が前記下限値未満である時は、その下限値以上になるまで梯子が上昇するように、前記揺動駆動機構を制御する手段とを備える請求項4に記載の梯子車。 - 前記梯子の梯子受けによる支持位置からの前記旋回軸中心の回転方向における離間量を検知する手段と、
その梯子の支持位置からの離間量が、前記探索ビームが検知されることのない値であって前記上限値以下であって且つ前記下限値以上である時は、前記探索ビームが検知されるまで梯子が前記旋回軸中心に旋回するように、前記回転駆動機構を制御する手段とを備える請求項4または5に記載の梯子車。
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