JP2003137499A - 高所作業車の作業台レベリング装置 - Google Patents

高所作業車の作業台レベリング装置

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JP2003137499A
JP2003137499A JP2001334091A JP2001334091A JP2003137499A JP 2003137499 A JP2003137499 A JP 2003137499A JP 2001334091 A JP2001334091 A JP 2001334091A JP 2001334091 A JP2001334091 A JP 2001334091A JP 2003137499 A JP2003137499 A JP 2003137499A
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leveling
tilt angle
angle
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JP2001334091A
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Takaaki Oba
孝明 大葉
Kazuo Kuwajima
和夫 桑島
Atsushi Kubo
淳 久保
Takashi Sasaki
隆 佐々木
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Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブームを格納状態にした場合に作業台がブー
ム等と接触してこれらを破損させてしまう事態を防止す
る。 【解決手段】 作業台40を上下面内で揺動させるレベ
リングシリンダ55と、作業台40の傾斜角を検出する
作業台傾斜角検出手段(起伏角度検出器71、作業台傾
き検出器75及びコントローラ60の作業台傾斜角算出
部64)と、作業台傾斜角検出手段により検出された作
業台40の傾斜角が所定角度(ほぼ零度)になるように
レベリングシリンダ55の作動制御を行うコントローラ
60のレベリングシリンダ制御部63と、ブーム30が
格納された状態を検出するブーム格納検出器76とを備
え、レベリングシリンダ制御部63は、ブーム格納検出
器75によりブーム30が格納された状態が検出された
ときにはレベリングシリンダ55の作動を停止させる構
成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブームの先端部に
設けられた作業台をブームの起伏角度によらずほぼ水平
な姿勢に保持する高所作業車の作業台レベリング装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】高所作業車は、車輪等により移動自在な
走行体上にブームを設け、そのブーム先端部に作業者搭
乗用の作業台を取り付けた構成となっている。ブームは
起伏、伸縮、旋回作動等が自在であり、その作動操作は
作業台上に備えられたブーム操作手段(例えばレバー)
の操作により行うことができる。また、作業台はブーム
の先端部に旋回(或いは首振り)自在に設けられてお
り、その旋回作動操作は同じく作業台上に備えられた作
業台旋回操作手段(例えばレバー)の操作により行うこ
とができる。このため作業台に搭乗した作業者は自らが
行うレバー等の操作により作業台を所望位置に移動させ
ることができ、任意の位置での高所作業を行うことが可
能である。
【0003】また、作業台はブームの先端部に上下面内
揺動自在に取り付けられた垂直ポストに取り付けられて
おり、レベリングシリンダと呼ばれる油圧アクチュエー
タにより垂直ポストを常時垂直姿勢に保持することによ
りブームの起伏角度によらず作業台の床面が常にほぼ水
平になるようにしている。この作業台のレベリング(水
平取り)の方式には種々のものが採用されているが、そ
の一つとして作業台の傾斜角(走行体に対する傾斜角或
いは水平姿勢からの傾斜角)を検出する作業台傾斜角検
出手段を備え、この作業台傾斜角検出手段が検出する作
業台の傾斜角に応じてレベリングシリンダを作動させる
ことにより、ブームの起伏角度が変化しても作業台がほ
ぼ水平な姿勢に保たれるようにしているものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成を有する作業台レベリング装置を備えた高所作
業車では、ブームをほぼ水平姿勢まで倒伏して格納状態
にしたときにおいても、作業台はレベリングされてほぼ
水平状態になるまでは上下面内で揺動することになる。
このため作業台の一部がブームの上面等(作業台が走行
運転用キャビンの上方位置に格納される場合にはキャビ
ンの屋根など)に接触してしまう場合があり、作業台や
ブーム等を破損させてしまう虞があった。
【0005】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、ブームを格納状態にした場合に作業台がブ
ーム等と接触してこれらを破損させてしまう虞のない構
成の高所作業車の作業台レベリング装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明に係る高所
作業車の作業台レベリング装置は、走行体と、走行体上
に起伏動等自在に設けられたブームと、ブームの先端部
に取り付けられた作業台と、作業台を上下面内で揺動さ
せるレベリングシリンダと、作業台の傾斜角を検出する
作業台傾斜角検出手段(例えば、実施形態における起伏
角度検出器71、作業台傾き検出器75及びコントロー
ラ60の作業台傾斜角算出部64)と、作業台傾斜角検
出手段により検出された作業台の傾斜角が所定角度にな
るようにレベリングシリンダの作動制御を行うレベリン
グシリンダ制御手段(例えば、実施形態におけるコント
ローラ60のレベリングシリンダ制御部63)とを有し
て構成される高所作業車の作業台レベリング装置であっ
て、ブームが格納された状態を検出するブーム格納検出
手段(例えば、実施形態におけるブーム格納検出器7
6)を備え、レベリングシリンダ制御手段は、ブーム格
納検出手段によりブームが格納された状態が検出された
ときにはレベリングシリンダの作動を停止させるように
なっている。
【0007】第1の本発明に係る作業台レベリング装置
においては、検出された作業台の傾斜角が所定角度(例
えば、ほぼ零度)になるようにレベリングシリンダを作
動させて作業台のレベリングを行うのであるが、ブーム
が格納状態になったことが検出されたときには作業台の
傾きがまだ所定角度になっていない状態であってもレベ
リングシリンダの作動を停止させてブームが格納された
時点における作業台の姿勢を保持するようになってい
る。このため、作業台がブームや走行運転用キャビンな
どと極めて接近した状態で作業台がレベリングのために
揺動することがなくなり、作業台がブーム等と干渉する
ことによりこれらが破損する事態を防止することができ
る。
【0008】また、第2の本発明に係る高所作業車の作
業台レベリング装置は、走行体と、走行体上に起伏動等
自在に設けられたブームと、ブームの先端部に取り付け
られた作業台と、作業台を上下面内で揺動させるレベリ
ングシリンダと、作業台の傾斜角を検出する作業台傾斜
角検出手段と、作業台傾斜角検出手段により検出された
作業台の傾斜角が所定角度になるようにレベリングシリ
ンダの作動制御を行うレベリングシリンダ制御手段とを
有して構成される高所作業車の作業台レベリング装置で
あって、作業台の位置を検出する作業台位置検出手段
(例えば、実施形態における起伏角度検出器71、長さ
検出器72、旋回角度検出器73及びコントローラ60
の作業台位置算出部62)を備え、レベリングシリンダ
制御手段は、作業台位置検出手段により検出された作業
台の位置とブームの格納位置に対応して予め定められた
所定の領域とを比較し、作業台の位置が所定の領域内に
位置していると判断したときには、作業台傾斜角検出手
段により検出される作業台の傾斜角が予め定められた所
定の傾斜角を超えないようにレベリングシリンダを作動
させるようになっている。
【0009】第2の本発明に係る高所作業車の作業台レ
ベリング装置においては、検出された作業台の傾斜角が
所定角度(例えば、ほぼ零度)になるようにレベリング
シリンダを作動させて作業台のレベリングを行うのであ
るが、作業台の位置がブームの格納位置に対応して予め
定められた所定の領域内に位置していると判断されたと
きには、作業台の傾斜角が予め定められた所定の傾斜角
を超えないようにレベリングシリンダを作動させるよう
になっている。このため、作業台がブームや走行運転用
キャビンなどと極めて接近した状態で作業台がレベリン
グのために揺動しても作業台がブーム等と干渉すること
がなく、作業台がブームと干渉することによりこれらが
破損する事態を防止することができる。なお、上記所定
の傾斜角は、ブームが完全に格納されるまでの間に作業
台がブーム等と接触することのない角度に定められる。
【0010】また、この第2の本発明に係る高所作業車
の作業台レベリング装置において、レベリングシリンダ
制御手段が、ブームが起伏作動している間のみレベリン
グシリンダの作動を行うようになっている場合には、ブ
ームが格納された状態を検出するブーム格納検出手段
と、ブーム格納検出手段によりブームが格納された状態
が検出されたときに、作業台傾斜角検出手段により検出
された作業台の傾斜角がほぼ零に近い所定角度範囲内に
収まるようにレベリングシリンダの作動を行わせ、作業
台の傾斜角が上記所定角度範囲内に収まった後はレベリ
ングシリンダの作動を停止させるレベリング補正手段
(例えば、実施形態におけるコントローラ60のレベリ
ング補正部65)とを備えていることが好ましい。この
ような構成では、ブームの起伏作動停止後も作業台のレ
ベリングが行われるので、作業台がブーム等と干渉する
事態を避けつつ、作業台を水平姿勢に格納することが可
能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
ましい実施形態について説明する。図2及び図3は第1
の本発明に係る高所作業車の作業台レベリング装置を備
えた高所作業車1の側面図を示したものであり、図1は
この高所作業車1の制御系統の一部をブロック図により
示したものである。本高所作業車1はタイヤ車輪11,
11,…を備えて走行運転用キャビン12から走行運転
操作が可能なトラック式の走行体10と、走行体10上
に設けられた旋回台20と、この旋回台20から上方に
延びて設けられた支柱21の上部にフートピン22によ
り上下揺動自在に取り付けられた伸縮式のブーム30
と、このブーム30の先端部に取り付けられた作業者搭
乗用の作業台40とを有して構成されている。
【0012】旋回台20は走行体10の後部に上下軸ま
わり360度回動自在に取り付けられており、走行体1
0に内蔵されたブーム旋回モータ53を油圧駆動するこ
とにより水平旋回作動させることができる。ブーム30
は基端ブーム30aと、中間ブーム30bと、先端ブー
ム30cとが入れ子に組み立てられた構成となってお
り、内蔵されたブーム伸縮シリンダ52を油圧駆動する
ことにより長手方向(軸方向)に伸縮作動させることが
できる。また、ブーム30は基端ブーム30aと支柱2
1との間に跨設されたブーム起伏シリンダ51を油圧駆
動することにより上下面内で起伏作動させることができ
る。
【0013】先端ブーム30cの先端部には垂直ポスト
31が上方に延びて設けられており、この垂直ポスト3
1の上端部には作業台支持プレート32が設けられてい
る。垂直ポスト31はその下端部が先端ブーム30cに
枢結されて上下面内で揺動自在になっており、作業台支
持プレート32は油圧駆動式のレベリングシリンダ55
により先端ブーム30cと連結されている。このため垂
直ポスト31はレベリングシリンダ55を伸縮作動させ
ることにより上下面内で揺動させることができ、ブーム
30の起伏姿勢の如何に拘わらず垂直ポスト31を常に
垂直姿勢に保持することが可能である。
【0014】作業台40は作業台支持プレート32の上
面側に上下軸まわり回動自在に取り付けられており、垂
直ポスト31をレベリングシリンダ55の伸縮作動によ
り常時垂直姿勢に保持することにより、作業台40の床
面を常にほぼ水平な姿勢に保つことが可能である。ま
た、作業台40は作業台40自身に設けられた作業台旋
回モータ54を油圧駆動することにより垂直ポスト31
まわりに水平旋回させることが可能である。
【0015】走行体10の前後左右各箇所には作業中の
走行体10を安定状態に支持するためのジャッキ13,
13,…が設けられている。各ジャッキ13は走行体1
0のサブフレームに垂設されたアウタージャッキ(シリ
ンダチューブ)13aと、このアウタージャッキ13a
内に設けられて軸方向に移動自在なインナージャッキ
(ピストンロッド)13bと、インナージャッキ13b
の下端部に首振り自在に取り付けられたジャッキパッド
13cとを有して構成されており、インナージャッキ1
3bを下方に移動させ、ジャッキパッド13cを地面に
接地させて突っ張らせることにより走行体10を持ち上
げ支持させることができる。また、このジャッキ13は
インナージャッキ13bを上方に移動させ完全に収縮さ
せることにより格納状態にすることができる。これらジ
ャッキ13,13,…の作動操作は走行体10の後部に
備えられたジャッキ操作レバー14の操作により行うこ
とができる。
【0016】作業台40上にはブーム起伏操作レバー4
1、ブーム伸縮操作レバー42、ブーム旋回操作レバー
43及び作業台旋回操作レバー44が設けられている。
ブーム起伏操作レバー41は中立位置から前後方向への
傾動操作が可能であり、その操作方向及び操作量に応じ
てブーム起伏シリンダ51を伸縮させるブーム起伏操作
信号が出力される。ブーム伸縮操作レバー42は中立位
置から前後方向への傾動操作が可能であり、その操作方
向及び操作量に応じてブーム伸縮シリンダ52を伸縮さ
せるブーム伸縮操作信号が出力される。ブーム旋回操作
レバー43は中立位置から左右方向への傾動操作が可能
であり、その操作方向及び操作量に応じてブーム旋回モ
ータ53を回転させるブーム旋回操作信号が出力され
る。また、作業台旋回操作レバー44は中立位置から左
右方向への傾動操作が可能であり、その操作方向及び操
作量に応じて作業台旋回モータ54を回転させる作業台
旋回操作信号が出力される。
【0017】コントローラ60は図1に示すように作業
台移動制御部61と、作業台位置算出部62と、レベリ
ングシリンダ制御部63と、作業台傾斜角算出部64と
を有しており、上記レバー41,42,43,44から
の各操作信号は作業台移動制御部61に入力される。作
業台移動制御部61はこれら操作信号に基づいてブーム
起伏シリンダ51に対応する制御バルブV1、ブーム伸
縮シリンダ52に対応する制御バルブV2、ブーム旋回
モータ53に対応する制御バルブV3、作業台旋回モー
タ54に対応する制御バルブV4を電磁駆動する。
【0018】走行体内10にはエンジン等(図示せず)
により駆動される油圧ポンプPが設けられており、この
油圧ポンプPより吐出される作動油は制御バルブV1,
V2,V3,V4経由でブーム起伏シリンダ51、ブー
ム伸縮シリンダ52、ブーム旋回モータ53、作業台旋
回モータ54に供給されるようになっている。ここでコ
ントローラ60の作業台移動制御部61が制御バルブV
1,V2,V3,V4の各スプール(図示せず)を各操
作レバー41,42,44,44の操作方向及び操作量
に応じて駆動すると、これに応じてブーム起伏シリンダ
51、ブーム伸縮シリンダ52、ブーム旋回モータ5
3、作業台旋回モータ54に供給される作動油の方向及
び流量が制御されるので、これら油圧アクチュエータは
操作レバー41,42,43,44の操作方向に対応し
た方向に、またその操作量に応じた作動速度で作動する
こととなる。
【0019】このため、作業台40に搭乗した作業者は
上記操作レバー41,42,43を操作することにより
ブーム起伏シリンダ51、ブーム伸縮シリンダ52、ブ
ーム旋回モータ53を作動させてブーム30を起伏、伸
縮、旋回させることができ、作業台旋回操作レバー44
を操作することにより作業台旋回モータ54を作動させ
て作業台40を垂直ポスト31まわりに水平旋回させる
ことができる。したがって、作業台40上の作業者は自
らのレバー操作により作業台40を所望に移動させて任
意の位置での作業を行うことが可能である。
【0020】また、図1に示すように、基端ブーム30
aの下部にはブーム30の起伏角度(走行体10に対す
る起伏角度)を検出する起伏角度検出器71が設けられ
ており、同じく基端ブーム30aの先端部にはブーム3
0の長さを検出する長さ検出器72が設けられている。
また、走行体10内には旋回台20の旋回角度(すなわ
ちブーム30の旋回角度)を検出する旋回角度検出器7
3が設けられており、垂直ポスト31の根元部には作業
台40のブーム30に対する傾き角を検出する作業台傾
き検出器75(但し、この作業台傾き検出器75は垂直
ポスト31のブーム30に対する傾き角より間接的に作
業台40のブーム30に対する傾き角を検出する構成に
なっている)が設けられている(図2参照)。上記起伏
角度検出器71からの検出情報はコントローラ60の作
業台位置算出部62と作業台傾斜角算出部64とに入力
されるようになっており、長さ検出器72からの検出情
報と旋回角度検出器73からの検出情報はコントローラ
60の作業台位置算出部62に入力されるようになって
いる。また、作業台傾き検出器75からの検出情報は起
伏角度検出器71の検出情報と同じく、コントローラ6
0の作業台傾斜角算出部64に入力されるようになって
いる。
【0021】コントローラ60の作業台位置算出部62
は上記のように起伏角度検出器71より得られるブーム
30の起伏角度の情報と、長さ検出器72より得られる
ブーム30の長さの情報と、旋回角度検出器73より得
られる旋回台20の(ブーム30の)旋回角度の情報と
に基づいて作業台40の位置を算出し、この作業台40
の位置の情報を作業台移動制御部61に出力する。な
お、これら起伏角度検出器71、長さ検出器72、旋回
角度検出器73及びコントローラ60の作業台位置算出
部62から特許請求の範囲にいう作業台位置検出手段が
構成される。
【0022】作業台移動制御部61は、作業台位置算出
部62において算出された作業台40の位置が予め定め
られた許容領域(許容作業範囲)内に収まるように作業
台40の位置をコントロールする。具体的には、作業台
40の位置が許容作業領域を逸脱するような操作レバー
41,42,43からの操作信号が出力されたときには
これを無視する(或いは、図示しないアンロードバルブ
を駆動してブーム起伏シリンダ51、ブーム伸縮シリン
ダ52、或いはブーム旋回モータ53が作動しないよう
にする)。これにより転倒モーメントが過大になって走
行体10が転倒に至るような事態が未然に防止される。
【0023】コントローラ60の作業台傾斜角算出部6
4は、起伏角度検出器71より得られるブーム30の起
伏角度(走行体10に対する起伏角度)の情報と、作業
台傾き検出器75より得られる作業台40のブーム30
に対する傾き角の情報とから作業台40の傾斜角度(作
業台40の走行体10に対する傾斜角度)を算出する。
なお、これら起伏角度検出器71、作業台傾き検出器7
5及びコントローラ60の作業台傾斜角算出部64から
特許請求の範囲にいう作業台傾斜角検出手段が構成され
る。
【0024】本高所作業車1では作業台40を使用して
いないとき、例えば道路走行をするときなどには図3に
示すようにブーム30を前方に倒伏させてやや俯角とし
た状態に格納される。このとき基端ブーム30aの先端
部は走行体10上に設けられたブーム受け15に載置さ
れる。ブーム受け15には基端ブーム30aが載置され
たときにブーム格納検出信号を出力するブーム格納検出
器76(例えばリミットスイッチ)が設けられている。
このブーム格納検出器76より出力されたブーム格納検
出信号は図1に示すようにコントローラ60のレベリン
グシリンダ制御部63に入力される。
【0025】本第1の本発明に係る高所作業車の作業台
レベリング装置は、前述の作業台傾斜角検出手段と、ブ
ーム格納検出器76と、コントローラ60のレベリング
シリンダ制御部63とを有して構成される。前述のよう
にコントローラ60のレベリングシリンダ制御部63に
は作業台傾斜角検出手段より得られる作業台40の傾斜
角の情報と、ブーム格納検出器76より出力されたブー
ム格納検出信号とが入力されるようになっているが、こ
のレベリングシリンダ制御部63にはブーム起伏操作レ
バー41の操作により出力されるブーム起伏操作信号
(すなわち起伏操作レバー41の操作方向及び操作量の
情報)も入力されるようになっている。
【0026】油圧ポンプPより吐出される作動油は制御
バルブV5経由でレベリングシリンダ55に供給され、
コントローラ60のレベリングシリンダ制御部63は制
御バルブV5を電磁駆動することによりレベリングシリ
ンダ55の伸縮作動させて垂直ポスト31を垂直姿勢に
保ち、作業台40の床面を水平に保つ制御を行う。ブー
ム起伏操作レバー41が操作されてブーム30が起伏作
動すると、これにより作業台40の走行体10との平行
姿勢からのずれ(これを水平姿勢からのずれとして捉え
る)が生じるが、この作業台40の走行体10との平行
姿勢からのずれを起伏角度検出器71により得られるブ
ーム30の走行体10に対する角度と作業台傾き検出器
75により得られる作業台40のブーム30に対する角
度とから作業台傾斜角算出部64が作業台40の走行体
10に対する傾斜角を算出し(すなわち作業台40の傾
斜角を作業台傾斜角検出手段により検出し)、この検出
された作業台40の傾斜角が所定角度(ほぼ零度)にな
るようにレベリングシリンダ55を作動させる。
【0027】なお、ここでは作業台傾斜角検出手段によ
り検出される現在の作業台40の傾斜角だけでなく、ブ
ーム起伏操作信号に基づいて算出されるブーム起伏シリ
ンダ51の伸縮方向及び伸縮量も用いてレベリングシリ
ンダ55の作動方向及び作動量が算出される。このよう
にすることによりブーム30の姿勢変化に対する作業台
40のレベリング追従性を良くすることができる。この
ようなレベリングシリンダ制御部63によるレベリング
シリンダ55の作動制御により、ブーム30が起伏作動
しても作業台40はほぼ水平姿勢(走行体10と平行な
姿勢)を基準に(中心に)上下面内でおよそ±2度程度
の範囲内で揺動しながら徐々にその振幅を収斂させ、最
終的にはほぼ水平の姿勢(走行体10と平行な姿勢)と
なる。なお、この水平姿勢には多少の誤差(水平姿勢を
基準に±0.2度程度)が含まれていても構わない。
【0028】このように第1の本発明に係る作業台レベ
リング装置においては、検出された作業台40の傾斜角
が所定角度(ほぼ零度)になるようにレベリングシリン
ダ55を作動させて作業台40のレベリングを行うので
あるが、レベリングシリンダ制御部63は、上記ブーム
格納検出器76よりブーム格納検出信号が出力されたと
きには制御バルブV5に信号を出力してレベリングシリ
ンダ55の作動を停止させるようになっている。このた
め、ブーム30が格納状態になったときに作業台40が
まだ水平姿勢(走行体10と平行な姿勢)になっていな
い状態であっても作業台40はブーム30が格納された
時点における姿勢が保持されるようになり、作業台40
がブーム30や走行運転用キャビン12などと極めて接
近した状態で作業台40がレベリングのために揺動する
ことがなくなるので、作業台40がブーム30等と干渉
することがなくなり、これら作業台40やブーム40等
を破損させる事態を防止することができる。
【0029】続いて第2の本発明に係る高所作業車の作
業台レベリング装置の実施形態について説明する。図4
は第2の本発明に係る高所作業車の作業台レベリング装
置を備えた高所作業車の制御系統の一部を示すブロック
図である。この作業台レベリング装置を備えた高所作業
車の構成は前述の第1の本発明に係る高所作業車のレベ
リング装置を備えた高所作業車1と同じであるのでその
具体的な構成の説明は省略する。
【0030】第2の本発明に係る高所作業車の作業台レ
ベリング装置は、前述の作業台傾斜角検出手段及び作業
台位置検出手段と、コントローラ60のレベリングシリ
ンダ制御部63とを有して構成されており、作業台位置
検出手段により検出された作業台40の位置が予め定め
られた許容領域(許容作業範囲)内に収まるように作業
台40の位置をコントロールすることは上記第1の本発
明に係る高所作業車の作業台レベリング装置の場合と同
様である。また、コントローラ60のレベリングシリン
ダ制御部63が、作業台傾斜角検出手段により検出され
た作業台40の傾斜角(作業台40の走行体10に対す
る傾斜角)が所定角度(ほぼ零度)になるようにレベリ
ングシリンダ55の作動制御を行って作業台40のレベ
リングを行うことも上記第1の本発明に係る高所作業車
の作業台レベリング装置の場合と同様である。
【0031】本実施形態に係る作業台レベリング制御装
置においては、作業台位置検出手段により検出された作
業台40の位置の情報と、作業台傾斜角検出手段により
検出された作業台40の傾斜角の情報と、ブーム起伏操
作レバー41の操作により出力されたブーム起伏操作信
号とがコントローラ60のレベリングシリンダ制御部6
3に入力されるようになっており、このレベリングシリ
ンダ制御部63は作業台位置検出手段において検出され
た作業台40の位置と、ブーム30の格納状態に対応し
て予め定められた所定の領域(この領域のデータは図示
しない記憶部に予め記憶されている)とを比較し、作業
台40の位置が上記所定の領域内に位置していると判断
した場合には、作業台傾斜角検出手段により検出される
作業台40の傾斜角(作業台40の走行体10に対する
傾斜角)が予め定めた所定の傾斜角、すなわちブーム3
0が完全に格納されるまでの間に作業台40がブーム3
0等と接触することのない角度を超えないようにレベリ
ングシリンダ55を作動させるようになっている。
【0032】このように第2の本発明に係る高所作業車
の作業台レベリング装置においては、検出された作業台
40の傾斜角が所定角度(ほぼ零度)になるようにレベ
リングシリンダ55を作動させて作業台40のレベリン
グを行うのであるが、作業台40の位置がブーム30の
格納位置に対応して定められた所定の領域内に位置して
いると判断されたときには、作業台40の傾斜角が予め
定められた所定の傾斜角を超えないようにレベリングシ
リンダ55を作動させるようになっているので、作業台
40がブーム50や走行運転用キャビン12などと極め
て接近した状態で作業台40がレベリングのために揺動
しても作業台40がブーム30等と干渉することがな
く、作業台40がブーム30と干渉することによりこれ
らが破損する事態を防止することができる。
【0033】このような構成を有する第2の本発明に係
る高所作業車の作業台レベリング装置において、コント
ローラ60のレベリングシリンダ制御部63が、ブーム
30が起伏作動している間のみレベリングシリンダ55
の作動を行うようになっている場合には、次に示すよう
な変形例に係る作業台レベリング装置が備えられること
が好ましい。
【0034】図5はこの第2の本発明の変形例に係る作
業台レベリング装置を備えた高所作業車の制御系統の一
部を示すブロック図である。この変形例に係る作業台レ
ベリング装置を備えた高所作業車の構成は前述の第1
(若しくは第2)の本発明に係る高所作業車のレベリン
グ装置を備えた高所作業車1と同じであるのでその具体
的な構成の説明は省略する。
【0035】本変形例に係る高所作業車の作業台レベリ
ング装置は、前述の作業台傾斜角検出手段及び作業台位
置検出手段と、コントローラ60のレベリングシリンダ
制御部63及びレベリング補正部65とを有して構成さ
れる。コントローラ60のレベリングシリンダ制御部6
3には作業台位置検出手段により検出された作業台40
の位置の情報と、作業台傾斜角検出手段により検出され
た作業台40の傾斜角の情報と、ブーム起伏操作レバー
41の操作により出力されるブーム起伏操作信号とが入
力される。
【0036】コントローラ60のレベリング補正部65
には、作業台傾斜角検出手段により検出された作業台4
0の傾斜角の情報と、ブーム格納検出器76より出力さ
れたブーム格納検出信号とが入力されるようになってお
り、ブーム格納検出器76よりブーム格納検出信号が出
力されたときには、制御バルブV5を駆動して作業台傾
斜角検出手段により検出された作業台40の傾斜角(作
業台40の走行体10に対する傾斜角)がほぼ零に近い
所定角度範囲内に収まるようにレベリングシリンダ55
の作動を行わせるようになっている。そして、このレベ
リングシリンダ55の作動により作業台40の傾斜角が
上記所定角度範囲内に収まった後はレベリングシリンダ
55の作動を停止させる。なお、上記所定角度範囲は作
業台40の水平姿勢(走行体10と平行な姿勢)を中心
に±0.2度程度の角度範囲であることが好ましい。
【0037】前述の第2の本発明に係る高所作業車の作
業台レベリング装置においては、作業台位置検出手段に
より検出された作業台40の位置が、ブーム30の格納
状態に対応して定められた所定の領域内に位置している
と判断した場合には、作業台傾斜角検出手段により検出
される作業台40の傾斜角が予め定められた所定の傾斜
角を超えないようにレベリングシリンダ55を作動させ
るものの、ブーム30の起伏作動が行われていないとき
(すなわちブーム起伏操作レバー41の操作が行われて
いないとき)にはレベリングシリンダ55の作動が停止
されるものであった。しかしながら本変形例に係る作業
台レベリング装置においては、ブーム格納検出器76よ
り出力されたブーム格納検出信号を受けたコントローラ
60のレベリング補正部65はこのようなブーム30の
起伏作動停止後も作業台40のレベリングを行うので、
作業台40がブーム30等と干渉する事態を避けつつ、
作業台40を水平姿勢に格納することが可能である。
【0038】これまで本発明の好ましい実施形態につい
て説明してきたが、本発明の範囲は上述の実施形態に示
したものに限定されない。例えば、上述の実施形態にお
いては、作業台は垂直ポストまわりに旋回する構成であ
ったが、これは垂直ポストまわりに首振り、すなわち一
定の角度範囲内で水平揺動する構成であっても構わな
い。また、上述の実施形態においては、ブームの走行体
に対する起伏角度と作業台のブームに対する傾き角とか
ら作業台の走行体に対する傾斜角を算出し、この傾斜角
が所定角度になるようにレベリングシリンダを作動させ
る構成を示したが、これは、作業台の水平姿勢からの傾
斜角を検出し、この傾斜角が所定角度になるようにレベ
リングシリンダを作動させる構成とすることもできる。
【0039】また、本高所作業車の作業台レベリング装
置が適用される高所作業車は上述の形態のものに限られ
ず他の形態のもの、例えばブームが伸縮式でなく屈伸式
のものであったり、タイヤ車輪ではなくクローラ装置に
より走行するもの等であってもよい。或いは道路のみな
らず軌道上をも走行可能な軌陸両用の高所作業車等であ
ってもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、第1の本発明に係
る高所作業車の作業台レベリング装置においては、検出
された作業台の傾斜角が所定角度(例えば、ほぼ零度)
になるようにレベリングシリンダを作動させて作業台の
レベリングを行うのであるが、ブームが格納状態になっ
たことが検出されたときには作業台の傾きがまだ所定角
度になっていない状態であってもレベリングシリンダの
作動を停止させてブームが格納された時点における作業
台の姿勢を保持するようになっている。このため、作業
台がブームや走行運転用キャビンなどと極めて接近した
状態で作業台がレベリングのために揺動することがなく
なり、作業台がブーム等と干渉することによりこれらが
破損する事態を防止することができる。
【0041】また、第2の本発明に係る高所作業車の作
業台レベリング装置においては、検出された作業台の傾
斜角が所定角度(例えば、ほぼ零度)になるようにレベ
リングシリンダを作動させて作業台のレベリングを行う
のであるが、作業台の位置がブームの格納位置に対応し
て予め定められた所定の領域内に位置していると判断さ
れたときには、作業台の傾斜角が予め定められた所定の
傾斜角を超えないようにレベリングシリンダを作動させ
るようになっている。このため、作業台がブームや走行
運転用キャビンなどと極めて接近した状態で作業台がレ
ベリングのために揺動しても作業台がブーム等と干渉す
ることがなく、作業台がブームと干渉することによりこ
れらが破損する事態を防止することができる。
【0042】また、この第2の本発明に係る高所作業車
の作業台レベリング装置において、レベリングシリンダ
制御手段が、ブームが起伏作動している間のみレベリン
グシリンダの作動を行うようになっている場合には、ブ
ームが格納された状態を検出するブーム格納検出手段
と、ブーム格納検出手段によりブームが格納された状態
が検出されたときに、作業台傾斜角検出手段により検出
された作業台の傾斜角がほぼ零に近い所定角度範囲内に
収まるようにレベリングシリンダの作動を行わせ、作業
台の傾斜角が上記所定角度範囲内に収まった後はレベリ
ングシリンダの作動を停止させるレベリング補正手段と
を備えていることが好ましい。このような構成では、ブ
ームの起伏作動停止後も作業台のレベリングが行われる
ので、作業台がブーム等と干渉する事態を避けつつ、作
業台を水平姿勢に格納することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の本発明に係る作業台レベリング装置を備
えた高所作業車の制御系統の一部を示すブロック図であ
る。
【図2】この高所作業車がブームを伸長させたときの様
子を示す側面図である。
【図3】上記高所作業車がブームを格納させたときの様
子を示す側面図である。
【図4】第2の本発明に係る作業台レベリング装置を備
えた高所作業車の制御系統の一部を示すブロック図であ
る。
【図5】第2の本発明の変形例に係る作業台レベリング
装置を備えた高所作業車の制御系統の一部を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】 1 高所作業車 10 走行体 20 旋回台 30 ブーム 40 作業台 41 ブーム起伏操作レバー 51 ブーム起伏シリンダ 55 レベリングシリンダ 60 コントローラ 61 作業台移動制御部 62 作業台位置算出部 63 レベリングシリンダ制御部 64 作業台傾斜角算出部 71 起伏角度検出器 72 長さ検出器 73 旋回角度検出器 75 作業台傾き検出器 76 ブーム格納検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑島 和夫 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 (72)発明者 久保 淳 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 (72)発明者 佐々木 隆 群馬県利根郡新治村大字東峰須川414ー1 株式会社アイチコーポレーション新治工 場内 Fターム(参考) 3F333 AA08 AB01 BA12 BB03 BB09 BB23 BD02 BE02 BE08 CA04 CA15 CA21 CA24 FA03 FA11 FA22 FA34 FD02 FD03 FD08 FD09 FE03 FE04 FE09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行体と、 前記走行体上に起伏動等自在に設けられたブームと、 前記ブームの先端部に取り付けられた作業台と、 前記作業台を上下面内で揺動させるレベリングシリンダ
    と、 前記作業台の傾斜角を検出する作業台傾斜角検出手段
    と、 前記作業台傾斜角検出手段により検出された前記作業台
    の傾斜角が所定角度になるように前記レベリングシリン
    ダの作動制御を行うレベリングシリンダ制御手段とを有
    して構成される高所作業車の作業台レベリング装置であ
    って、 前記ブームが格納された状態を検出するブーム格納検出
    手段を備え、 前記レベリングシリンダ制御手段は、前記ブーム格納検
    出手段により前記ブームが格納された状態が検出された
    ときには前記レベリングシリンダの作動を停止させるよ
    うになっていることを特徴とする高所作業車の作業台レ
    ベリング装置。
  2. 【請求項2】 走行体と、 前記走行体上に起伏動等自在に設けられたブームと、 前記ブームの先端部に取り付けられた作業台と、 前記作業台を上下面内で揺動させるレベリングシリンダ
    と、 前記作業台の傾斜角を検出する作業台傾斜角検出手段
    と、 前記作業台傾斜角検出手段により検出された前記作業台
    の傾斜角が所定角度になるように前記レベリングシリン
    ダの作動制御を行うレベリングシリンダ制御手段とを有
    して構成される高所作業車の作業台レベリング装置であ
    って、 前記作業台の位置を検出する作業台位置検出手段を備
    え、 前記レベリングシリンダ制御手段は、前記作業台位置検
    出手段により検出された前記作業台の位置と前記ブーム
    の格納位置に対応して予め定められた所定の領域とを比
    較し、前記作業台の位置が前記所定の領域内に位置して
    いると判断したときには、前記作業台傾斜角検出手段に
    より検出される前記作業台の傾斜角が予め定められた所
    定の傾斜角を超えないように前記レベリングシリンダを
    作動させるようになっていることを特徴とする高所作業
    車の作業台レベリング装置。
  3. 【請求項3】 前記レベリングシリンダ制御手段は、前
    記ブームが起伏作動している間のみ前記レベリングシリ
    ンダの作動を行うようになっており、 前記ブームが格納された状態を検出するブーム格納検出
    手段と、 前記ブーム格納検出手段により前記ブームが格納された
    状態が検出されたときに、前記作業台傾斜角検出手段に
    より検出された前記作業台の傾斜角がほぼ零に近い所定
    角度範囲内に収まるように前記レベリングシリンダの作
    動を行わせ、前記作業台の傾斜角が前記所定角度範囲内
    に収まった後は前記レベリングシリンダの作動を停止さ
    せるレベリング補正手段とを備えていることを特徴とす
    る請求項2記載の高所作業車の作業台レベリング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113485459A (zh) * 2021-06-24 2021-10-08 中国人民解放军火箭军工程大学 一种基于机械变形干扰补偿的车载平台快速调平控制方法
CN116892550A (zh) * 2023-09-08 2023-10-17 临工重机股份有限公司 一种工作台调平方法

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