JP3787097B2 - 作業車の作動制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の側部に設けられて車両を支持する複数のジャッキを備えた作業車に関し、さらに詳しくは、上記作業車の作動を制御する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような作業車として、例えば、昇降装置を構成するブームの旋回、起伏、伸縮作動を行わせてブームの先端に取り付けられた作業台を所望高所に移動させ、作業台に搭乗した作業者により高所作業を行うように構成された高所作業車が一般的に知られている。このようにして高所作業を行う場合、作業台の移動に伴って作業台およびブームから車体に作用する転倒方向モーメントが変化するため、車両の側部に車体を支持するための複数のジャッキを設け、高所作業時にはこれらジャッキを接地させて車体を安定支持するように構成されている。この高所作業車は一般的に、ジャッキにより車体を持ち上げ支持するときには走行用車輪が地面から浮き上がり、車両は静止して走行ができないようになっており、ブーム(昇降装置)を車体上に格納した状態でのみジャッキによる支持を解除(ジャッキを格納)して車両を走行させることができるようになっている。
【0003】
ところで、道路に沿って架線の点検・修理を行う場合や、トンネル内の天井、側壁等の点検・修理を行う場合等には、上記のようにブームを格納してジャッキを格納しなければ車両を走行移動できないようにしたのでは、作業効率が低いという問題がある。このため、ジャッキの下端に回転自在なローラを取り付け、ローラを接地させてジャッキによる車両の支持を行うとともに、車輪も接地状態にして車輪を駆動して車両を走行可能とした高所作業車が提案されている。このような高所作業車を用いれば、ローラを接地してジャッキによる車両の支持を行った状態でローラの回転によりジャッキを路面上で移動させることが可能であるため、作業台を所望高所に移動させた状態のまま車両を走行させて作業を行うことができ、作業効率が高い
【0004】
なお、ジャッキの下端に回転自在なローラが取り付けられたジャッキでは、路面との接触部が面接触ではなく線接触となるため接触面圧が高くなり、路面を傷つけやすく、また特に不整地や軟弱地ではジャッキの沈み込みを生じて車体が傾くという問題がある。そこで、ローラの下面を覆う板接地位置とローラの側方に位置してローラの下面を露出させる退避位置とに選択的に移動自在な接地板を有したジャッキベースが、下端にローラが設けられたジャッキの下端部に取り付けられているものも存在する。これにより、上記軟弱地や車両移動を必要としない場所において、接地板を板接地位置に移動し、接地板を接地させてジャッキによる車両の支持を行って、ローラに代えてジャッキの路面との接触面圧を低下させることができる。また、接地板を退避位置に移動すれば、ローラを接地してジャッキによる車両の支持を行うことが可能であるため、ジャッキの使用環境に応じて随時ローラと接地板とを容易に切り替えて使用することができる。
【0005】
また、接地板を接地させてジャッキによる車両の支持を行う場合には、車輪が地面から離れて浮き上がった状態で車両が持ち上げ支持される。それに対し、ローラを接地させてジャッキによる車両の支持を行う場合には、ローラで支持された状態で車両を走行可能にし、また、ブレーキにより車輪の回転を制動して車両の走行を制動しローラで支持された車両が不用意に逸走するのを防止する必要があることから、車輪の路面に対する充分な接地力を得る必要がある。そのため、車輪に充分な接地力が得られる荷重が作用し、且つジャッキに車両の安定支持が可能な荷重が作用するジャッキの所定長さが設定されていた。そしてこの所定長さまでジャッキを伸張作動させ、車両重量がジャッキのみならず車輪にも配分されるようにして、車輪が接地したままの状態でジャッキにより車両が安定支持される。これにより、車輪が地面から離れて浮き上がった状態で車両が持ち上げ支持されてジャッキが車両重量を全て受け止める場合よりも安定性に若干劣るが、接地した車輪を駆動してローラで支持した状態のまま車両を走行させることができ、さらにこの車輪の回転を制動して車両の走行を制動することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、車輪を接地状態にしたままローラを接地させてジャッキによる車両の支持を行うためのジャッキ作動を作業者が手動操作で行っていたため、車輪に充分な接地力が得られる荷重が作用し、且つジャッキに車両の安定支持が可能な荷重が作用するジャッキの所定長さまでジャッキを伸張作動させることが難しく、ジャッキによる支持が不安定となって車両が転倒し易くなったり、車両が不用意に逸走するおそれがあった。
【0007】
ところで、ジャッキによる支持を行っている場合に、ブーム(昇降装置)の作動に応じて変化する転倒モーメントがジャッキの支持によって許容されるモーメントより大きくなると車両支持が不安定となるため、転倒モーメントが許容モーメントを越えるようなブーム(昇降装置)の作動を規制する転倒防止装置を設けることが従来から知られている。なお、この転倒防止装置としては、転倒モーメントが許容モーメント以下となる作業台の移動範囲を許容作業範囲として予め設定しておき、作業台がこの許容作業範囲を超えるようなブームの作動を規制するように構成された装置(作業範囲規制装置)等がある。このような従来から知られている転倒防止装置は、車輪が地面から離れて浮き上がる状態まで持ち上げて行われるジャッキによる支持を行っている場合に用いられるものであり、このような従来の転倒防止装置を上述のようなローラで支持された車両に用いると、ローラで支持された車両の場合、車両の重量を車輪およびジャッキに分散して受け止めているため、実際の許容作業範囲は上述の場合の許容作業範囲より狭くなり、ジャッキによる支持が不安定となるという問題がある。
【0008】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、確実に車両の転倒を防止するとともに車両の逸走を防止することができる作業車の作動制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的達成のため、本発明においては、車輪を有して走行可能な車両と、車両の側部に配設され、格納状態から下方に伸長作動して車両を支持する複数のジャッキ(例えば、実施形態におけるアウトリガジャッキ15)と、ジャッキの下端部に車両の走行方向に回転可能に軸支されて接地可能なローラと、ローラの回転軸に軸支されてこの回転軸を回転中心とした揺動が自在であり、ローラの下面を覆う板接地位置とローラの下面を露出させる退避位置とに選択的に移動可能な接地板を有したジャッキベースと、接地板が板接地位置および退避位置のいずれに位置しているかを検出する接地板位置検出手段(例えば、実施形態における接地板位置検出器21)と、接地板位置検出手段により接地板が退避位置に位置していることが検出された場合には、ジャッキの所定長さ(例えば、実施形態における走行可能支持長さ)以上の伸長作動を規制する伸長作動制御手段とを備えて作業車の作動制御装置が構成される。
【0010】
このような構成の作業車の作動制御装置によれば、接地板が退避位置に位置している場合、すなわちローラを接地させてジャッキにより車両を支持する場合には、所定長さを超えるジャッキの伸張作動が規制され、ジャッキが所定長さに達すると自動的にジャッキの伸張作動が停止するため、作業者の手動操作による調整によらず所定長さまでジャッキを伸張作動させることが可能となる。そのため、所定長さを、車輪に充分な接地力が得られる荷重が作用し、且つジャッキに車両の安定支持が可能な荷重が作用するジャッキ長さに設定すれば、確実に車両の転倒を防止するとともに車両の逸走を防止することができる。
【0011】
また、第2の発明に係る作業車の作動制御装置は、車輪を有して走行可能な車両と、車両の側部に配設され、格納状態から下方に伸長作動して車両を支持する複数のジャッキ(例えば、実施形態におけるアウトリガジャッキ15)と、ジャッキの下端部に車両の走行方向に回転可能に軸支されて接地可能なローラと、ローラの回転軸に軸支されてこの回転軸を回転中心とした揺動が自在であり、ローラの下面を覆う板接地位置とローラの下面を露出させる退避位置とに選択的に移動可能な接地板を有したジャッキベースと、接地板が板接地位置および退避位置のいずれに位置しているかを検出する接地板位置検出手段(例えば、実施形態における接地板位置検出器21)と、車両上に配設された昇降装置(例えば、実施形態における旋回台4およびブーム5)と、昇降装置に取り付けられて昇降装置により昇降移動される作業台と、作業台の位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段により検出された作業台の位置が許容作業範囲内にあるか否かを検出し、作業台を許容作業範囲の外側に移動させるような昇降装置の作動を規制する作動規制手段とを備え、接地板位置検出手段により検出される接地板の位置が板接地位置および退避位置のいずれに位置しているかによって、許容作業範囲を変更可能に構成されている。このようにすれば、接地板を接地させる場合と、ローラを接地させる場合とによって個別に許容作業範囲を設定することが可能であるため、より確実に車両の転倒を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る好ましい実施形態について説明する。図2および図3に本発明に係る制御装置を備えた高所作業車を示している。この高所作業車は、運転キャビン1と走行用前後輪3a,3bを有して走行自在となったトラック車両をベースとして構成され、後輪3bを駆動して走行可能である。
【0013】
この車両の車体2上に旋回モータ(図示せず)により駆動されて水平旋回自在となった旋回台4が配設され、旋回台4には起伏シリンダ6により起伏自在となったブーム5が枢結されている。ブーム5は、旋回台5に枢結された基端ブーム5a内に中間ブーム5bおよび先端ブーム5cを入れ子式に組み合わされて構成され、内蔵の伸縮シリンダ(図示せず)により伸縮自在となっている。先端ブーム5cの先端部には上下方向に揺動自在に支持部材7が取り付けられ、この支持部材7の上に首振り装置8を介して作業台9が水平旋回(首振り作動)自在に取り付けられている。なお、先端ブーム5cと支持部材7との間にはレベリング装置(図示せず)が配設されており、レベリング装置によりブーム5の起伏に拘わらず作業台9が常に水平に保持される。
【0014】
作業台9の上に作業者が搭乗して高所作業等を行うのであるが、このときに作業者が操作して作業台9の移動操作を行う行うための操作装置10が作業台9に設けられている。このため、作業台9に搭乗した作業者は、操作装置10の操作レバー11などを操作して、旋回台4の旋回作動、ブーム5の起伏および伸縮作動、作業台9の首振り作動等を行わせて作業台9を所望高所に移動させ、高所作業を行うことができる。
【0015】
このようにして高所作業を行うときに、前後輪3a,3bのみによっては車体2を安定支持するのが難しいため、車体2の前後左右の四カ所にアウトリガジャッキ15が設けられている。アウトリガジャッキ15はそれぞれ、車幅方向に伸縮自在なアウトリガビーム12のビームポスト13に固設されたアウターボックス16と、アウターボックス16内に収納されて内蔵のジャッキシリンダ(図示せず)により下方に伸縮自在となったインナーボックス17と、インナーボックス17の下端に取り付けられて車両進行方向に回転自在なローラ18と、ローラ18の下面を覆う板接地位置とローラ18の側方に位置してローラ18の下面を露出させる退避位置とに選択的に移動自在な接地板50aを有して、ジャッキの下端部に取り付けられたジャッキベース50とから構成される。高所作業を行うときには、アウトリガビーム12のビームポスト13を伸長させて図4に示すようにアウトリガジャッキ15を車幅方向外側に張り出したりした上で、ジャッキシリンダによりインナーボックス17を下方に伸長させて、アウトリガジャッキ15により車体2を安定支持する。
【0016】
このアウトリガジャッキ15による車体2の支持は、図2および図3に示すように、ジャッキベース50に設けられた接地板50aをローラ18の下面を露出させる退避位置に位置させて、ローラ8が接地し且つ前後輪3a,3bも接地した状態で行う支持(これを走行可能支持と称する)と、図4および図5に示すように、接地板50aをローラ18の下面を覆う板接地位置に位置させて、接地板50aが接地し且つ前後輪3a,3bが完全に浮き上がった状態で行う支持(これを完全支持と称する)とがある。このため、各アウトリガジャッキ15には接地板50aが板接地位置および退避位置のいずれに位置しているかを検出する接地板位置検出器が設けられており、この検出器の検出値に基づいてジャッキシリンダの伸縮制御を行い、走行可能支持を行ったり、完全支持を行ったりする。
【0017】
但し、走行可能支持はアウトリガビーム12によりビームポスト13を車幅方向外側に張り出した状態では行えず、図3に示すように、アウトリガジャッキ15が車幅方向に格納された状態でのみ許容されるようになっている。すなわち、アウトリガジャッキ15が車体幅内に収まった状態でのみ走行可能支持が許容される。また、完全支持の場合には、図5に示すように、アウトリガビーム12によりビームポスト13を車幅方向外方に伸長させ、アウトリガジャッキ15を車幅方向外方に張り出した状態でも行うことが可能である。
【0018】
ジャッキベース50は接地板50aを備え、接地板50aは板接地位置においてローラ18の下端部を覆うように配設されている。またジャッキベース50はローラ18の回転軸19に軸支され、この回転軸19を回転中心として揺動自在に取り付けられており、ジャッキベース50の揺動位置(すなわち退避位置および板接地位置)を選択して、ジャッキベース50とインナーボックス17の先端部に設けられたブラケット17aとの間に設けられた係止手段により係止されるように構成されている。そのため、走行可能支持を行うときには、接地板50aを退避位置に位置させてローラ18の下面を露出させ、完全支持を行うときには、接地板50aをローラの下面を覆う板接地位置に位置させて、路面に対する面圧を低下させることができる。なお、この係止手段として、例えばジャッキベース50およびブラケット17aにピン穴を設けて固定ピンを用いる方法や、ブラケット17a側にねじ穴を設けジャッキベース50側に係止穴を設けショルダーボルトを用いる方法などを用いることができる。
【0019】
以上のように構成された高所作業車において、アウトリガジャッキ15により車体2を支持して高所作業を行う場合の作動制御を、図1を参照して説明する。図1にはこのような作動制御を行う制御装置構成を示しており、まずこの制御装置の構成を説明する。この制御装置は、ブーム操作装置10、接地板位置検出器21、ブーム作動状態検出器22、ジャッキ操作装置23、ジャッキ位置センサ24およびジャッキ接地検出器28からの入力信号を受けて、ブームアクチュエータ25、アラーム装置26およびジャッキアクチュエータ27の作動制御を行うコントロール装置30を有して構成される。
【0020】
接地板位置検出器21は、接地板50aが板接地位置および退避位置のいずれに位置しているかを検出する近接センサなどから構成され、その検出信号はコントロール装置30内のジャッキ支持状態判断部31に送られる。そして、このジャッキ支持状態判断部31において、接地板位置検出器21により接地板50aが退避位置に位置している状態が検出された場合には、走行可能支持を行う状態であると判断され、接地板位置検出器21により接地板50aが接地位置に位置している状態が検出された場合には、完全支持を行う状態であると判断される。
【0021】
ブーム作動状態検出器22は、ブーム5の作動位置および作業台9の作動位置を検出するためのもので、旋回台4の旋回角を検出する旋回角センサ、ブーム5の起伏角および伸長量を検出する起伏角センサおよび伸長センサ、作業台9の首振り角を検出する首振り角センサから構成される。ブーム作動状態検出器22の検出値、すなわちこれらセンサの検出値は、コントロール装置30内の転倒モーメント演算部32および荷重配分演算部33に入力される。
【0022】
作業台位置演算部32においては、ブーム作動状態検出器22により検出された旋回台4の旋回角、ブーム5の起伏角および伸長量に基づいて、作業台9の位置を演算する。荷重配分演算部33においては、ブーム作動状態検出器22の検出値と予め記憶されている車両の重量および重心位置情報とに基づいて、各アウトリガジャッキ15および前後輪3a,3bに作用する荷重を演算する。荷重配分演算部33にはジャッキ支持状態判断部31からアウトリガジャッキ15の支持状態情報が送られており、走行可能支持状態のときには各アウトリガジャッキ15および前後輪3a,3bに分配されて作用する各荷重を演算し、完全支持状態のときには各アウトリガジャッキ15に作用する荷重を演算する。
【0023】
なお、アウトリガジャッキ15は車体を剛性支持すると考えられるため、走行可能状態でのアウトリガジャッキ15の伸長量が決まれば、前後輪3a,3bに作用する荷重はブームの作動状態に拘わらずほぼ一定となる。このため、全荷重から前後輪3a,3bに作用する一定荷重を引いた残りの荷重をブームの状態に応じてアウトリガジャッキ15が受けるとして求めることができる。
【0024】
完全支持状態であるときには、車両がアウトリガジャッキ15のみにより支持されるため、荷重配分演算部33においては各アウトリガジャッキ15に作用する荷重を演算する。なお、アウトリガジャッキ15に作用する荷重を演算するのではなく直接検出しても良い。
【0025】
荷重配分演算部33において算出された作用荷重情報は許容作業範囲設定部34に送られ、許容作業範囲すなわち作業台9が移動することが許容される範囲が設定される。許容作業範囲設定部34には、ジャッキ支持状態判断部31からジャッキの支持状態に関する情報が送られ、ジャッキ位置センサ24からはアウトリガジャッキ15の車幅方向への張り出し量情報が送られており、この支持状態に応じた許容作業範囲が設定される。
【0026】
具体的には、完全支持状態の場合には、ジャッキ位置センサ24からの張り出し量に基づいてアウトリガジャッキ15の位置を求め、ブーム作動状態検出器22により検出した旋回台4の旋回角からブーム5の方向すなわち転倒モーメントの作用方向を求める。そして、この方向において現在の位置のアウトリガジャッキ15により安定支持した状態で許容できる作業台9の移動可能範囲、すなわち許容作業範囲を求める。走行可能支持状態の場合には、完全支持状態で設定される許容作業範囲を、前後輪の作用荷重に対応して縮小補正し、これを走行支持状態の許容作業範囲として設定する。
【0027】
作業台位置演算部32において算出された現在の作業台9の位置情報と、許容作業範囲設定部34において設定された許容作業範囲情報とが比較部35に送られて比較され、作業台9が許容作業範囲の外に移動するときには規制部36に規制信号を出力する。これにより、規制部36に規制信号が入力されていない場合にはブーム操作装置10からの操作信号に基づいてブームアクチュエータ25に作動制御信号を出力し、ブーム操作装置10の操作に基づく作動を行わせる。
【0028】
規制部36にはブーム操作装置10からの操作信号が入力されており、規制部36に規制信号が入力されていない場合にはこの操作信号に基づいてブームアクチュエータ25に作動制御信号を出力し、ブーム操作装置10の操作に基づく作動を行わせる。ブーム操作装置10は、例えば、旋回台4の旋回作動を行わせる旋回操作レバー、ブーム5の起伏および伸縮作動を行わせる起伏操作レバーおよび伸縮操作レバー、作業台9の首振り作動を行わせる首振り操作レバーなどから構成され、これら各操作レバーの操作に対応する操作信号が規制部36に入力される。ブームアクチュエータ25は、旋回モータ、起伏シリンダ6、伸縮シリンダ、首振り装置8等であり、演算部36から送られてくる作動制御信号により作動されて、上記各操作レバーの操作に対応する作動を行う。
【0029】
一方、規制部36に規制信号が入力された場合には、ブーム操作装置10からの操作信号があっても、ブームアクチュエータ25に対する所定の作動信号出力を規制し、これと同時にアラーム装置26を作動させ、アラームランプを点灯させたり、アラームブザーを鳴らしたりする。規制信号が入力されるのは、上記のように作業台9が許容作業範囲の外側に移動する場合であり、このように作業台9を許容作業範囲の外側に移動させるようなブーム5の作動を規制するように、ブームアクチュエータ25に対する所定の作動信号出力を規制する。
【0030】
ジャッキ操作装置23は、例えば、車体2の後端部に設けられており、作業者が操作してアウトリガビーム12の車幅方向伸縮作動と、アウトリガジャッキ15の伸縮作動を行なわせるようになっている。上述のように、アウトリガジャッキ15は走行可能支持と完全支持とを選択して行うことができるようになっている。走行可能支持の場合には、アウトリガジャッキ15に支持された状態で車両を走行可能にし、また、ブレーキ(図示せず)により前後輪3a,3bの回転を制動して車両の走行を制動し車両が不用意に逸走するのを防止する必要があることから、前後輪3a,3bの路面に対する充分な接地力を得る必要がある。そのため、前後輪3a,3bに充分な接地力が得られる荷重が作用し、且つアウトリガジャッキ15に車両の安定支持が可能な荷重が作用するアウトリガジャッキ15の所定走行可能支持長さが設定されており、車体側重量がアウトリガジャッキ15のみならず前後輪3a,3bにも配分されるようになっている。走行可能支持長さの設定は、インナーポスト17の伸長量を調整して行われる。このため、インナーポスト17の伸長量を検出するジャッキ位置センサ24が各アウトリガジャッキ15に設けられている。
【0031】
ジャッキ操作装置23からの操作信号と、ジャッキ位置センサ24からの伸長量検出信号はコントロール装置30内のジャッキ作動コントロール部37に送られ、ジャッキアクチュエータ27の作動を制御する。ジャッキアクチュエータ27は、アウトリガビーム12においてアウトリガジャッキ15が固設されたビームポスト13の車幅方向の張出作動を行わせるビームシリンダと、インナーポスト17の下方伸縮作動を行わせるジャッキシリンダとからなる。このため、ジャッキ操作装置23の操作により、アウトリガジャッキ15の車幅方向への張出移動を行わせることができ、さらに、インナーポスト17をアウトリガジャッキ15の走行可能支持長さや完全支持を行う長さに伸長作動させたりすることができる。このとき、コントロール部37にはジャッキ支持状態判断部31からアウトリガジャッキ15の支持状態情報が送られており、走行可能支持状態の場合にはアウトリガジャッキ15の走行可能支持長さまでのインナーポスト17の下方伸縮作動を許可し、ジャッキ位置センサ24によりアウトリガジャッキ15が走行可能支持長さに達した状態が検出されると、インナーポスト17の下方伸縮作動を停止する。それに対し、完全支持状態の場合には走行可能支持長さを超えたインナーポスト17の下方伸縮作動を許可する。
【0032】
また、ジャッキ接地検出器28が各アウトリガジャッキ15にそれぞれ設けられており、アウトリガジャッキ15の下端部(すなわち接地板50a)が地面に当接したときにそれぞれ接地信号を出力する。そしてこのジャッキ接地検出器28からの接地信号と、ジャッキ位置センサ24からの伸長量検出信号と、そしてジャッキ支持状態判断部31からのアウトリガジャッキ15の支持状態情報はコントロール装置30内のジャッキ支持完了判断部38に送られ、走行可能支持状態で、アウトリガジャッキ15が走行可能支持長さに達した状態を各アウトリガジャッキ15に設けられた全ての(4本の)ジャッキ位置センサ24が検出すると、走行可能支持完了と判断してブーム操作装置10の操作に基づくブームアクチュエータ25の作動を許可する。一方、完全支持状態で、各アウトリガジャッキ15に設けられた全ての(4本の)ジャッキ接地検出器28から接地信号が検出されると、完全支持完了と判断してブーム操作装置10の操作に基づくブームアクチュエータ25の作動を許可する。
【0033】
以上のような構成の高所作業車により高所作業を行う場合の作動を、図6を参照して説明する。高所作業を行うときには、ブーム5等が車体2上に格納された状態で、まずアウトリガジャッキ15による車体2の支持を行わせる。はじめに、完全支持を行うときには、接地板50aをローラの下面を覆う板接地位置に位置させて、路面に対する面圧を低下させる。このとき、接地板位置検出器21により接地板50aが接地位置に位置している状態が検出され、ジャッキ支持状態判断部31において完全支持を行う状態であると判断される(ステップS1)。
【0034】
続いて、作業者がジャッキ操作装置23を操作して(ステップS2)、アウトリガビーム12によりアウトリガジャッキ15を車幅方向所望位置まで張出移動させ、次にインナーポスト17を下方に張り出させ、接地板50aを接地させる。インナーポスト17は前後輪3a,3bが完全に路面から離れるまで伸張作動され、これにより図4および図5に示すように完全支持状態となり、車体側重量は全てアウトリガジャッキ15に配分されて支持される(ステップS3)。
【0035】
ここで(ステップS4で)、各アウトリガジャッキ15に設けられた全ての(4本の)ジャッキ接地検出器28から接地信号が検出されると、ジャッキ支持完了判断部38は完全支持完了と判断してブーム操作装置10の操作に基づく作動を許可する。この後、ブーム操作装置10を操作して作業台9を所望高所に移動させて高所作業が行われるが、このとき、作業台9の位置が許容作業範囲の外側に移動するようなブーム5の作動は規制され、且つ警報作動がなされる(ステップS5)。一方、全てのジャッキ接地検出器28からの接地信号が検出されなければ、完全支持未完了と判断されてブーム操作装置10の操作に基づく作動が規制される(ステップS6)。
【0036】
次に、走行可能支持を行うときには、接地板50aを退避位置に位置させてローラ18の下面を露出させ、ローラ18を路面に直接接地させる。このとき、接地板位置検出器21により接地板50aが退避位置に位置している状態が検出され、ジャッキ支持状態判断部31において走行可能支持を行う状態であると判断される(ステップS1)。
【0037】
続いて、作業者がジャッキ操作装置23を操作して(ステップS7)、インナーポスト17を下方に張り出させる。但し、アウトリガビーム12の作動は規制されてアウトリガジャッキ15の車幅方向張出は行えず、車体幅内に格納された位置のままでのみ走行可能支持を行うことができる。ここで(ステップS8で)、アウトリガジャッキ15が走行可能支持長さに達しない間はインナーポスト17の伸長作動が行われ(ステップS9)、アウトリガジャッキ15が走行可能支持長さに達してローラ18が路面に接地するとインナーポスト17の伸長作動は自動的に停止する(ステップS10)。
【0038】
これにより、インナーポスト17の伸長作動は前後輪3a,3bが接地した状態で止められる。すなわち、図2および図3に示すような状態で走行可能支持状態となる。この状態では前後輪3a,3bも接地している(すなわち、車体側重量が、アウトリガジャッキ15のみならず前後輪3a,3bにも配分される)ため、後輪3aを駆動して車両を走行させることができ、さらにブレーキにより前後輪3a,3bの回転を制動して車両の走行を制動することができる。しかも、ローラ18は路面に接地して回転自在であり、アウトリガジャッキ15により車体2を支持したまま、車両を安定走行させることができる。
【0039】
ここで(ステップS11で)、ローラ18が路面に接地してアウトリガジャッキ15が走行可能支持長さに達した状態を各アウトリガジャッキ15に設けられた全ての(4本の)ジャッキ位置センサ24が検出すると、ジャッキ支持完了判断部38は走行可能支持完了と判断してブーム操作装置10の操作に基づく作動を許可する。このような走行可能支持状態においても、作業台9が許容作業範囲の外側に移動するようなブーム5の作動は規制され、且つ警報作動がなされる。但し、このときの許容作業範囲は、前述のように完全支持状態で設定される許容作業範囲を前後輪の作用荷重に対応して縮小補正されて設定された許容作業範囲であり、作業台9の移動可能範囲は完全支持状態の場合より制限される(ステップS12)。一方、全てのジャッキ位置センサ24からアウトリガジャッキ15が走行可能支持長さに達した状態が検出されなければ、走行可能支持未完了と判断されてブーム操作装置10の操作に基づく作動が規制される(ステップS13)。
【0040】
以上のようにして、接地板50aが退避位置に位置している場合、すなわちローラ18を接地させてアウトリガジャッキ15により車両を支持する(すなわち走行可能支持を行う)場合には、所定走行可能支持長さを超えるインナーポスト17の伸長作動が規制され、アウトリガジャッキ15が所定走行可能支持長さに達すると自動的にインナーポスト17の伸長作動が停止するため、作業者の手動操作による調整によらず所定走行可能支持長さまでインナーポスト17を伸長作動させることが可能となる。そのため、所定走行可能支持長さを、前後輪3a,3bに充分な接地力が得られる荷重が作用し、且つアウトリガジャッキ15に車両の安定支持が可能な荷重が作用するアウトリガジャッキ15の長さに設定すれば、確実に車両の転倒を防止するとともに車両の逸走を防止することができる。また、接地板50aを接地させる(すなわち完全支持を行う)場合と、ローラ18を接地させる(すなわち走行可能支持を行う)場合とによって個別に許容作業範囲を設定することが可能であるため、より確実に車両の転倒を防止することができる。
【0041】
なお、以上においては、ブームの先端に比較的大型の作業台を取り付けた高所作業車を例にしたが、作業車の形式はこれに限定されるものではなく、種々な形式のものが適用可能である。また、以上の例においては、走行可能支持はアウトリガビームによりアウターポストを車幅方向外側に張り出した状態では行えず、アウターポストが車幅方向に格納された状態でのみ許容されるようになっているが、アウターポストを車幅方向外側に張り出した状態で走行可能支持を行うようにしても良い。
【0042】
また、以上においては、作業者がジャッキ操作装置23を操作してアウトリガジャッキ15の伸縮作動を行なわせ、アウトリガジャッキ15による車体の走行可能支持および完全支持を行っていたが、これに限定されるものではなく、自動的にアウトリガジャッキ15の伸縮作動を行なわせ、アウトリガジャッキ15による車体の走行可能支持および完全支持を行う場合においても適用可能である。
【0043】
さらに、以上においては、作業台9を許容作業範囲の外側に移動させるような作動を規制する規制部36を備え、ジャッキにより走行可能支持が行われているときに用いられる許容作業範囲を完全支持が行われているときより狭い値に設定していたが、これに限定されるものではなく、車両に作用する転倒モーメントを検出するモーメント検出手段と、検出された転倒モーメントと許容転倒モーメントと比較して転倒モーメントが許容転倒モーメントより大きくなるような作動を規制する作動規制手段とを備え、ジャッキにより走行可能支持が行われているときに用いられる許容転倒モーメントを完全支持が行われているときより狭い値に設定するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による作業車の作動制御装置によれば、接地板が退避位置に位置している場合、すなわちローラを接地させてジャッキにより車両を支持する場合には、所定長さを超えるジャッキの伸張作動が規制され、ジャッキが所定長さに達すると自動的にジャッキの伸張作動が停止するため、作業者の手動操作による調整によらず所定長さまでジャッキを伸張作動させることが可能となる。そのため、所定長さを、車輪に充分な接地力が得られる荷重が作用し、且つジャッキに車両の安定支持が可能な荷重が作用するジャッキ長さに設定すれば、確実に車両の転倒を防止するとともに車両の逸走を防止することができる。
【0045】
また、接地板が板接地位置および退避位置のいずれに位置しているかによって、作業台の許容作業範囲を変更可能に構成されることで、接地板を接地させる場合と、ローラを接地させる場合とによって個別に許容作業範囲を設定することが可能であるため、より確実に車両の転倒を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る作業車の作動制御装置の構成例を示すブロック図である。
【図2】 上記制御装置により作動制御が行われて走行可能支持状態にある高所作業車の正面図である。
【図3】 上記制御装置により作動制御が行われて走行可能支持状態にある高所作業車の側面図である。
【図4】 上記制御装置により作動制御が行われて完全支持状態にある高所作業車の正面図である。
【図5】 上記制御装置により作動制御が行われて完全支持状態にある高所作業車の側面図である。
【図6】 本発明に係る作業車により高所作業を行う場合の作動内容を示すフローチャートである。

Claims (2)

  1. 車輪を有して走行可能な車両と、
    前記車両の側部に配設され、格納状態から下方に伸長作動して前記車両を支持する複数のジャッキと、
    前記ジャッキの下端部に前記車両の走行方向に回転可能に軸支されて接地可能なローラと、
    前記ローラの回転軸に軸支されて前記回転軸を回転中心とした揺動が自在であり、前記ローラの下面を覆う板接地位置と前記ローラの下面を露出させる退避位置とに選択的に移動可能な接地板を有したジャッキベースと、
    前記接地板が前記板接地位置および前記退避位置のいずれに位置しているかを検出する接地板位置検出手段と、
    前記接地板位置検出手段により前記接地板が前記退避位置に位置していることが検出された場合には、前記ジャッキの所定長さ以上の伸長作動を規制する伸長作動制御手段とを備えて構成されていることを特徴とする作業車の作動制御装置。
  2. 車輪を有して走行可能な車両と、
    前記車両の側部に配設され、格納状態から下方に伸長作動して前記車両を支持する複数のジャッキと、
    前記ジャッキの下端部に前記車両の走行方向に回転可能に軸支されて接地可能なローラと、
    前記ローラの回転軸に軸支されて前記回転軸を回転中心とした揺動が自在であり、前記ローラの下面を覆う板接地位置と前記ローラの下面を露出させる退避位置とに選択的に移動可能な接地板を有したジャッキベースと、
    前記接地板が前記板接地位置および前記退避位置のいずれに位置しているかを検出する接地板位置検出手段と、
    前記車両上に配設された昇降装置と、
    前記昇降装置に取り付けられて前記昇降装置により昇降移動される作業台と、
    前記作業台の位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段により検出された前記作業台の位置が許容作業範囲内にあるか否かを検出し、前記作業台を前記許容作業範囲の外側に移動させるような前記昇降装置の作動を規制する作動規制手段とを備え、
    前記接地板位置検出手段により検出される前記接地板の位置が前記板接地位置および前記退避位置のいずれに位置しているかによって、前記許容作業範囲を変更可能に構成されていることを特徴とする作業車の作動制御装置。
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