JP5474981B2 - 飯包装材および飯包装体 - Google Patents

飯包装材および飯包装体

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Description

本発明は、円錐形状に形成したおにぎりもしくは寿司等の飯を包装する飯包装材およびこれを用いた飯包装体に関する。
内フィルムと外フィルムの間に海苔等の食材シートを介挿した包装材が知られている(例えば特許文献1)。
この包装材は、内フィルム上に円錐状に形成した寿司を配置し、この寿司を、包装材により両側から巻き込んで手巻き寿司に形成したものである。
食するときは、外フィルムに設けた分離可能部により外フィルムを2分割し、これにより包装材を2分割(内フィルムはあらかじめ2枚の分割されたフィルムが用いられている)して、フィルムのみを取り外し、食材シートが寿司上に巻かれた状態の手巻き寿司とすることができる。これにより乾燥したパリパリの状態の食材シートが巻かれた寿司となるので、美味しく食することができる。
特開平7−291337号公報
しかし、上記特許文献1等に示される包装材を用いて包装した寿司等の包装体では、一方の手(左手)で包装体の下部(頂部側)を握り、他方の手(右手)で分離可能部により外フィルムを2分割した後、再度他方の手によって、分割した一方の外フィルム(および内フィルム)を取り外し、最後に円錐形の包装体の下部(頂部)側の他方の外フィルム(および内フィルム)を取り外すという厄介な作業が必要となる。
また、場合によって、外フィルムに設けた分離可能部が包装体の外側巻き付け部によって一部覆われてしまい、外フィルムを全長に亙って良好に切断しにくいという課題がある。
本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、分離可能部によって2分割された外フィルムの取り外し作業が容易となる飯包装材およびこれを用いた飯包装体を提供するにある。
本発明に係る飯包装材は、方形状をなし、2分割可能なように全長に亙って帯状の分離可能部が設けられた外フィルムと、2枚のフイルムが端縁部が重なるようにずらした状態で外フィルムに重ね合わされ、周縁部の適所で外フィルムに固定された内フィルムと、外フィルムと内フィルムとの間に介挿された食材シートとを具備し、分離可能部によって外フィルムが分割された際、分割された一方の外フィルム部分と該一方の外フィルム部分に繋がっている一方の内フィルムとを含む一方の側が、分割された他方の外フィルム部分と該他方の外フィルム部分に繋がっている他方の内フィルムとを含む他方の側に対して分離可能である飯包装材において、前記方形状の外フィルムと内フィルムとが周縁部の適所で熱シールによって固定され、前記分離可能部は、所要の幅を有する帯状に形成されているとともに、前記分離可能部の幅方向の一方の側縁部の端部にまで前記熱シール部分が延長されることによって当該部位で分離可能部が前記一方の外フィルム部分に繋がっていて、該繋がっている部位において前記一方の側と分離不能であり、前記帯状部の他方の側縁部において前記他方の側と分離可能であって、前記分離可能部を引っ張ることによって、前記帯状部に該帯状部の一方の側縁部の端部で繋がっている前記一方の側が、前記分離可能部と共に、分離された前記他方の側に対して一時に分離可能になっていることを特徴とする。
本発明に係る飯包装体は、上記飯包装材が、一方のコーナー部の部位と該一方のコーナー部と対向する部位とが、一方のコーナー部が内側に、該一方のコーナー部と対向する部位が外側となるように巻き込まれた変形円錐状に形成され、該変形円錐状に形成された飯包装材中にほぼ円錐状に成形された飯が収容されていることを特徴とする。
本発明によれば、分離可能部によって外フィルムを2分割した後、分離可能部を引くことによって分割された一方の側を他方の側に対して一時に分離することができ、面倒な作業を軽減できるという効果を奏する。
飯包装材の一例を示す説明図である。 分離可能部を所要幅を有する1本のカットテープで形成した場合の説明図である。 分離可能部を2本のカットテープで形成した場合の説明図である。 分離可能部を2本のミシン目で形成した場合の説明図である。 外フィルムに配向性フィルムを用い、2本の切れ込みにより分離可能部に形成した例を示す説明図である。 飯包装体の説明図である。 飯包装体を握った際の分離可能部の分離スタート位置および分離終了位置を示す説明図である。 長辺の長さを短辺の長さの1.5倍以下とした飯包装材の説明図である。 図8に示す飯包装材において、内側巻き付け部側を折り返した状態を示す説明図である。 図9に示す状態からさらに外側巻き付け部側を折り返した状態を示す説明図である。 (長辺の長さ−短辺の長さ):M≦(一方の長辺から分離可能部までの距離):Nとした飯包装材の説明図である。 分離可能部を曲折して設けた例を示す説明図である。 外側巻き付け部の折り返し基点を外方にずらした状態を示す説明図である。 飯包装体にカバーを取り付けた説明図である。 飯包装体にカバーを取り付けた別の実施の形態の説明図である。 端縁部14aにカバーを設けた実施の形態の説明図である。 端縁部14cにカバーを設けた別の実施の形態の説明図である。 端縁部14aにカバーを設けた実施の形態の説明図である。 端縁部14aおよび14cに亙ってカバーを設けた実施の形態の説明図である。 端縁部14a、14bおよび14cに亙ってカバーを設けた実施の形態の説明図である。 カバーを固定する固定シールの位置を示す説明図である。 分離可能部に切断方向ガイド部を設けた例を示す説明図である。 包装材の他の実施の形態を示す説明図である。 包装材のさらに他の実施の形態を示す説明図である。 包装材を正方形とした例の説明図である。
以下本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1はおにぎりもしくは寿司等の飯を包装する飯包装材(以下単に包装材という)10の説明図であり、図6および図7は飯包装体(以下単に包装体という)26の説明図である。
包装材10は、方形の形状をなし(図1では長方形で示している)、2分割可能なように全長に亙って公知の帯状の分離可能部12が設けられた外フィルム14と、2枚のフイルムが端縁部同士が重なるようにした状態で外フィルム14に重ね合わされ、周縁部の適所で外フィルム14に熱シールによって固定された内フィルム16a、16bと、外フィルム14と内フィルム16a、16bとの間に介挿された海苔やこんぶシート等の食材シート18とからなる。なお、方形の形状とは、角部を切り欠いただけのような、実質的に方形をなしているものも含む。
分離可能部12は、図2に示すように、所要幅を有する1本のカットテープの他、図3に示すように2本のカットテープ、図4に示すように2本のミシン目にするなどして形成できる。なお、いずれも、分離可能部12の端部両側の外フィルム14の部位には切れ込み11を設けて、切断開始を容易になるようにしている。図3のものでは、2本のカットテープおよびその間の外フィルムの部位が切断されることになり、また図4のものでは、2本のミシン目の間の外フィルムの部位が切断されることになる。あるいは分離可能部12は、図5に示すように、外フィルム14自体を長手方向に容易に裂ける配向性フィルムにし、一端側に2本の切れ込み11を設けて、この切れ込み11に沿って切断(分離)可能にしてもよい。あるいは図示しないが、外フィルム14を幅方向に2分割して、部分的に溶着するなどして分離可能部としてもよい。
外フィルム14と内フィルム16とは熱溶着等によって固定されている。
この溶着部位(図1における斜線の部位)は特に限定されないが、分離可能部12によって外フィルム14を2つに分割した際に、分割された一方の外フィルム部分とこの一方の外フイルム部分に繋がっている一方の内フィルム片16aとを含む一方の側が、分割された他方の外フィルム部分とこの他方の外フィルム部分と繋がっている他方の内フィルム片16bとを含む他方の側に対して分離可能となる位置に設けられている。すなわち、分割された一方の外フイルム片14と一方の内フィルム16aとの溶着部位と、分割された他方の外フィルム片14と他方の内フィルム16bとの溶着部位とが、分離可能部12を挟んで互いに反対側になるようにされている。
そして本実施の形態では、分離可能部12が一部において前記一方の側に繋がっていて、分離可能部12を引っ張ることによって前記一方の側が他方の側に対して一時に分離可能になっていることを特徴とする。
具体的には本実施の形態では、分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aの端部側(切断方向における終端側の端部側)が外フィルム14を2分割不能な分割不能部13に設けられている。なお、分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aとは、図3のような2本のカットテープの場合や、図4に示す2本のミシン目の場合には、一方のカットテープや一方のミシン目を言い、また、図5に示すような配向性フィルムの場合には、2本の切れ込み11に沿って切断される予定線の一方の予定線を言う。
分離可能部12の幅方向の他方の側縁部12bは外フィルム14を全長に亙って2分割可能となっている。
分割不能部13を形成するには、一例として分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aの端部と該端部に隣接する外フィルム14との間に亙って固定テープ15を貼着することによって形成できる。あるいは、分離不能部13は、図2〜図5に示すように、外フィルム14と内フィルム16を固定する熱シールの部位を、分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aの端部にまで至るように設けることによって形成するようにしてもよい。
上記包装材10を用いて寿司もしくはおにぎり等の飯(以下、寿司として説明する)20を包装して手巻き寿司風の包装体26(図6)を形成するには次のようにする。
なお、以下では、長方形の包装材10(図1)を例として説明する。
まず、円錐状に形成した寿司20を、包装材10の内フィルム16上に、包装材10の一方の長辺10dの中途部に頂部が向くように(底部はコーナー部Bに向くように)、包装材10に対して約45度の角度をなすように斜めに配置する(図1)。
次に、一方の長辺10dと一方の短辺10aとで挟まれる一方のコーナー部A側を頂点とする包装材10の三角形状の部位を寿司20の外形に沿って巻き付けて内側巻き付け部22に形成する(図6)。
次いで、包装材10の他方の短辺10b側の所定幅の部位Cを内側巻き付け部22上に巻き付けて外側巻き付け部24に形成する(図6、図9(A))。
そして、外側巻き付け部24を内側巻き付け部22上に適宜シールテープ17(図7)や熱シール等によって固定して包装体26に形成するのである。なお、図6では寿司20を省略している。
この場合、図6に示すように、内側巻き付け部22となる部位の外フィルム14の分離可能部12が、外側巻き付け部24によって覆われておらず、したがって、該分離可能部12が外フィルム14の全長に亙って露出するようにすると好適である。
このように、外フィルム14の分離可能部12が自身の外側巻き付け部24によって覆われず、外フィルム14の全長に亙って露出するようにすれば、分離可能部12によって外フィルム14を分断する際、分離可能部12が外側巻き付け部24によって邪魔されず、外フィルムを容易に分割でき、あらかじめ分離されている内フィルム16とともに、食材シート18を寿司20上に残したまま寿司20から除去することができる。
図7は、包装体26を手に持った際の分離可能部12の分割スタート位置Pと、分離可能部12の分割終了位置Qを示すものであるが、分離可能部12が外フィルム14の全長に亙って露出しているので、包装体26が握りやすく、また、分離可能部12による外フィルム14の分離操作がきわめて容易となることが理解されよう。なお、外側巻き付け部24を内側巻き付け部22上にシールテープ17を用いて固定する際、該シールテープが分離可能部12上に架かる(覆う)場合には、図7に示すようにシールテープを貼り付ける部位の外側巻き付け部24の端縁部を少し切り欠いておき(切欠部17a)、該端縁部を後退させておくことによって、シールテープ17が分離可能部12に架からないようにするとよい。なお、外側巻き付け部24を内側巻き付け部22に対してシールテープ17や熱シールによって固定する位置は、上下分離した外フィルム同士をシールテープや熱シールによって固着してしまわないように、図7に示すように、分離可能部12の位置よりも、包装体26の頂部側(下側)となるようにする。
そして本実施の形態では、前記のように、分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aの端部側(切断方向における終端側の端部側)が外フィルム14を2分割不能な分割不能部13に設けられている。
したがって、分離可能部12を分割スタート位置Pから分割終了位置Qに向かって引いて外フイルム14を分割していくと、一方の側縁部12aにおける分割不能部13においては外フィルム14は分割されず、他方の側縁部12bにおいて外フィルム14は全長に亙って2分割される。
このように外フィルム14は、分離可能部12の幅方向の他方の側縁部12bにより全長に亙って2分割されるが、分離可能部12は分割不能部13において、分割された外フィルム14の一方(上側の外フィルム部分)と連結している。したがって、分離可能部12をそのまま引張ることによって、分離可能部12に繋がっている分割された一方の外フィルム部分と該一方の外フィルム部分にあらかじめ繋がっている一方の内フィルム(上側のフィルム)16aとからなる一方の側が、分割された他方の外フィルム部分と該他方の外フィルム部分にあらかじめ繋がっている他方の内フィルム16bとの他方の側に対して、容易に上方に引き離し可能(分離可能)(食材シート18を寿司20上に残したまま除去可能)となる。
すなわち、従来のように、分離可能部12により外フィルム14を2分割した後、分離された分離可能部12を除去し、改めて右手で切断された一方の外フィルム14を掴んで引き剥がすという2段階の作業は必要なくなり、分離可能部12による切断作業を行うだけで一方の外フィルム部分等の引き剥がし作業までを連続して行うことができる。
なお、分離可能部12を分割された上側の外フィルム14と共に取り去ることが可能なように、分割不能部13は、上側の外フィルム14の側の位置となるように、すなわち、長辺10c側の側縁部12aの端部に設けるようにする(図1)。
次に、包装体26において、上記のように外フイルム14の分離可能部12が外側巻き付け部24によって覆われず、外フィルム14の全長に亙って露出するようにするには、図8に示すような包装材10を用いるとよい。
図8に示す包装材10は、分離可能部12が外フィルム14の幅方向中央部に設けられている。
そして、包装材10の長辺10cの長さが短辺10a(10b)の長さの1.5倍以下の長さに設定されている。
なお、包装材10の短辺10aの長さ(包装材の幅)は、包装体に形成した際の握り易さの必要性から、10cm以上とするのが好適である。
この包装材10を用いて寿司(おにぎり)を包装する場合を説明する。なお、説明をわかりやすくするために、寿司(おにぎり)20を省略した状態で説明する。
図9(A)に示すように、包装材10の一方の短辺10a側の一方のコーナー部A側の三角形状の部位(図8における斜線部:一部が内側巻き付け部となる)を折り返す(実際には寿司に沿って弧状に折り返される)。すなわち、一方のコーナー部A側の長辺(一方の長辺)10dが他方のコーナー部B側の長辺(他方の長辺)10cに対して垂直となるように、コーナー部A側を折り返す。このとき、寿司が内部に包まれた状態となるので、実際には重ならないのであるが、図9(A)の方向から見た場合に、短辺10aが長辺10cに重なるように見え、包装体とした際に体裁がよくなる。なお、図9(B)は、図9(A)においてX方向から見た図である。
次に図10(A)に示すように、包装材10の他方の短辺10b側の所要幅の部位(図9(A)における斜線部C)を、上記折り返された部位の長辺10dを折り返し基線として、コーナー部A側の上に重なるように折り返し(実際には寿司に沿って弧状に折り返される)、外側巻き付け部24とする。外側巻き付け部24に覆われた部位が内側巻き付け部22にほかならない。この場合、包装材10の長辺10cが一方の短辺10aと重なり(図10(A))、体裁がよいものとなる。
外側巻き付け部24を内側巻き付け部22にシールテープ(図示せず)や熱シール等によって固定することによって、包装体26に完成される。なお、寿司の露出した部位上に適宜な具材(図示せず)を乗せるようにする。図10(B)は、図10(A)においてX方向から見た図である。
長辺10cの長さを短辺10aの長さの1.5倍以下の長さとすることによって、図10(A)に示すように、短辺10bが分離可能部12にまで達せず、したがって、外フィルム14の分離可能部12が全長に亙って露出することが理解されよう。
上記実施の形態では、分離可能部12を外フィルム14の幅方向の中央部に設けたが、上記説明から明らかなように、例えば、長辺10cの長さを短辺10aの長さの1.3倍程度のように小さな倍率の長さに設定すれば、分離可能部12の位置を短辺10aの中央部からさらに長辺10d側に寄った位置に設けても、分離可能部12を全長に亙って露出させることができる。
上記とは逆に、分離可能部12の位置を、短辺10aの中央部から長辺10c側に寄った位置にずらせれば、長辺10cの長さを短辺10aの長さの1.5倍よりも大きな、例えば1.8倍程度に設定しても、分離可能部12を全長に亙って露出させることができる。このように、分離可能部12の位置を長辺10c側にずらした位置に設ければ、包装体26に形成した際に、分離可能部12が上方側(手巻き寿司等の上側)にずれるので、包装体26の下部を握り易くなり、この点でも好適である。
以上をまとめれば、図11から明らかなように、(長辺10cの長さ−短辺10bの長さ):M≦(長辺(一方の長辺)10dから分離可能部12までの距離):Nとすれば、長辺10dを基線として短辺10b側を折り返した際に、分離可能部12が外側巻き付け部24によって覆われないこととなる。
また、分離可能部12が一定の幅をもっているので、上記(長辺10dから分離可能部12までの距離)とは、長辺10dから、長辺10dに近い側の分離可能部12の側縁部12bまでの距離とする。また、分離可能部12は、図12に示すように、一定の幅で屈曲するように設けてもよいものであり、この場合には、上記(長辺10dから分離可能部12までの距離)とは、長辺10dから、長辺10dに近い側の分離可能部12の端縁部までの距離のものとする。
他の実施の形態として、(長辺10cの長さ−短辺10bの長さ):M >(長辺10dから分離可能部12までの距離):Nとなる包装材であっても、図13に示すように、外側折り返し部24の折り返し基線を、折り返した長辺10dから適当な距離Yだけずらした位置に設定すれば、分離可能部12を全長に亙って露出させることができる。なおこの場合、手巻き寿司等の頂点部において寿司等が露出することになるが、少しだけの露出であれば特に問題とはならない。
また、上記各実施の形態において、図1〜図5に示すように、内フィルム16の2枚のフィルムを、幅広フィルム片16aとこの幅広フィルム片16aよりも幅狭の幅狭フィルム片16bとから構成すると好適である。そしてこの場合に、幅狭フィルム片16bを、包装材10の長辺10d側に位置するようにすると、後記するように、分割したフィルムをおにぎりあるいは寿司から引き抜きやすくなるので好適である。なお、両内フィルム片16a、16bの重なり合う部位は、どちらが内側、あるいは外側であってもよい。また、この重なり合う部分のフィルム片の一方もしくは両方をさらに2つ折りにしてもよい(図示せず)。
さらに、コーナー部A側における食材シート18のコーナー部を図1に示すように切り欠いておくようにするとよい。これにより、後記するように、分割したフィルムをおにぎりあるいは寿司から引き抜く際に、フィルム片が食材シート18のコーナー部が引っ掛からず、引き抜きやすくなり好適である。
上記のように、内フィルム16を、幅広フィルム片16aと幅狭フィルム片16bとにすることによって、分離可能部12により外フィルム14を2つに分断すると、外フィルム14の上側部分(コーナー部Bが存在する部分:図6)と、この上側部分に固定されている内フィルム16の幅広フィルム片16aとを、食材シート18を寿司20上に残したまま上方に容易に引き抜くことができる。内側フィルム16の幅広フィルム片16aは、幅広に形成されている分だけ寿司20との間の抵抗が大きくなり、引き抜きにくくなるが、寿司20上方の開放空間側へ引き抜くので、食材シート18が介在していても食材シート18に邪魔されることがなく、分離可能部12を上方に引くことによって容易に引き抜ける。
むしろ、分断された外フィルム14の下側部分と、この下側部分に固定されている内フィルム16の幅狭フィルム片16bとは、下方にすぼまっている食材シート18が存在することから、下方に引き抜きにくいが、内側フィルム16が幅狭のフィルム片16bに形成されていることから、食材シート18や寿司20から剥がれやすく、引き抜きやすいものとなる。
特に、幅狭フィルム片16bの、図1におけるコーナー部Aの、短辺10a側の部分を外側フィルム14に溶着しないようにするか、および/または当該部位の食材シート18を切り欠いておくことによって、より容易に上記分断したフィルムを下方に引き抜くことが可能となる。
また、分断したフィルムをより容易に引き抜きやすくするために、寿司飯に食用オイルを混入させておくこともできる。あるいは、内フィルム16の内面側に食用オイルを塗っておくようにしてもよい。また、寿司あるいはおにぎりの表面に米粉などの食用粉末を付着させて、寿司等の粘り気を抑え、滑りやすくするようにすることによって、分断したフィルムを引き抜き易くするようにしてもよい。
なお、上記実施の形態では、説明をわかりやすくするために、円錐状に成形した寿司20に包装材10を巻き付けるようにして包装体26を形成する例で説明した。しかし、実際には、包装体26を形成する場合は、包装材10をあらかじめ図6に示すような変形円錐状に形成しておき、この変形円錐状に形成した包装材10中に、円錐状に成形した寿司20を落とし込むようにして、包装体26に形成するようにすると好適である。このようにすることで、あらかじめ変形円錐状に形成した包装材10を順次装置(図示せず)内に連続的に送り込み、あらかじめ円錐状に成形した寿司20を順次包装材10中に落とし込むようにすることができ、包装の自動化が行える。
あらかじめ変形円錐状に形成した包装材10の構造(図6に示すもの)は次のように表現される。
すなわち、一方のコーナー部Aの部位と該一方のコーナー部Aと対向する部位Cとが、一方のコーナー部Aが内側に、該一方のコーナー部Aと対向する部位Cが外側となるように巻き込まれた変形円錐状に形成された包装材の構造をなす(図6)。
あるいは、包装材10が長方形をなす場合には、さらに具体的に次の構造をなす。
すなわち、包装材10の一方の短辺10aと一方の長辺10dで挟まれる一方のコーナー部Aが、対向する他方の長辺10cの中途部(中途部上)にくるようにして、一方のコーナー部A側となる部位が内側巻き付け部22として巻き込まれ、包装材10の他方の短辺10b側の部位が内側巻き付け部22上に外側巻き付け部24として巻き付けられると共に該内側巻き付け部22上に固定されることによって、一方の長辺10dの中途部が頂部となる変形円錐状に形成された包装材の構造をなす(図6)。
図14、図15は、包装体26にカバー(キャップ)28を被せて、寿司20の露出部位(円錐の底部側)を覆い隠すようにした実施の形態を示す。
図14の例は、包装体26の外側にカバー28を被せたものであり、カバー28は、別途固定シール(図示せず)等によって、包装体26に固定するようにするとよい。カバー28は、分離可能部12によって外フィルム14を分断する際、同時に外せるようにすると好適である。
図15は、カバー28の裾を、包装体26の上部内側(寿司と包装材との間)に挟み込むようにして包装体26に被せるようにした例である。
図16、図18は、カバー28を、包装材10の、外フィルム14の一方の端縁部14aに一体に設けた例、図17は、カバー28を、一方の端縁部14aに隣接する端縁部14cに設けた例、図19は、カバー28を、両端縁14a、14cに亙って設けた例を示す。図20は、カバー28を、両端縁14a、14bおよび14cに亙って設けた例を示す。
図17および図19に示す例の場合のように、カバー28を端縁部14c側に設ける場合には、図17、図19に斜線で示すように、カバー28は、分離可能部12によって2分される外フィルム14の一方の部位にのみ溶着等によって固定しておくようにするとよい。なお、図16〜図20のものにおいて、カバー28は外フィルム14と別体のものを外フィルム14に必要な部位において溶着してもよいし、あるいは当初から外フィルム14と一体のものをカバーとしてもよい。図16〜図20において、破線で示したのは、三角錐状の寿司もしくはおにぎりを載置する位置を示している。
上記実施の形態では、分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aの端部側に固着テープ15を貼着するなどして外フィルム14の当該部位を2分割不能に設けたが、分離可能部12の端部側を、対応する一方の内フィルム片16aの部分に溶着するようにしてもよい(図示せず)。なお、分離可能部12はその両側縁部において外フィルムを分断可能にしておく。このようにすることによっても、分離可能部12によって外フィルム14が分割された際、分離可能部12に繋がっている一方の内フィルム片16aと、分割され、一方の内フィルム片16aと繋がっている一方の外フィルム部分との一方の側が、分割された他方の外フィルム部分と該他方の外フィルム部分に繋がっている他方の内フィルム片16bとの他方の側に対して、分離可能部12を引っ張ることによって一時に分離可能となる。
あるいはまた、図17や図19等において、分離可能部12の端部側をカバー28に固定するようにしてもよい(図示せず)。分離可能部12はその両側縁部において外フィルムを分断可能にしておく。このようにすることによっても、分離可能部12によって外フィルム14が2分割された際、該分離可能部12に繋がっているカバー28と、分割され、該カバー28に繋がっている一方の外フィルム部分と、該一方の外フィルム部分に繋がっている一方の内フィルム片16aとの一方の側が、分割された他方の外フィルム部分と該他方の外フィルム部分に繋がっている他方の内フィルム片16bとの他方の側に対して、分離可能部12を引っ張ることによって一時に分離可能となる。なお、カバー28を設けた際、カバー28により分離可能部12が覆われるような場合には、分離可能部12による分割作業に支障が生じないように、カバー28に、分離可能部12が通過可能な切れ込み(図示せず)等を設けておくようにするとよい。
図21は、カバー28を外フィルム14に固定シール30で固定する場合の固定シール30の位置の例を示す。
固定シール30は、分離可能部12によって分離された外フィルム14のうち、分離可能部12に繋がっている側の外フィルム(図21の頂点B側の外フィルム)14の部位に固定する必要がある。
分離可能部12の終端は、図21のD方向に引かれることになるが、上記のように、この部位に存在するカバー28の部位にはあらかじめ切れ込み(図示せず)を入れておいて、分離可能部12によって切断可能にしておくとよい。
図22はさらに他の実施の形態を示す。
すなわち、図22に示すように、分離可能部12の一方の側縁部12aの中途部に突起等の切断方向ガイド部12cを設けておくことによって、分離可能部12による外フィルム14の切断方向が点線で示す斜め方向に変更されるようにし、その結果、外フィルム14と内フィルム16aのシール部(斜線部)に切断端が到達するようにして、結局このシール部の部位では外側フィルム14が切断されないようにしてもよい(外フィルムの性質として、切断方向ガイド部12cによって切断方向が変更された場合、そのまま変更された方向に切断が進行するような材質のものを用いる)。本実施の形態でも、分離可能部12を引くことによって、分離された一方の側を他方の側に対して一時に引き抜くことができる。なお、切断方向ガイド部12cを設けなくとも、分離可能部12の切断方向が、あらかじめ側縁12bと12cの方向となるように分離可能部12の切断線を設けておくようにしてもよい。
図22に示すものの場合、図1に示すように、分離可能部12の幅方向の一方の側縁部12aの端部側と該端部側に隣接する外フィルム14との間に亙って固着テープ15を貼着する必要もなく、内フィルム16と外フィルム14とのシール部(貼着部)をそのまま分離不能部とすることができる。
なお、図22のものにおいて、切断方向ガイド部12cによって切断方向が変更された場合、そのまま変更された方向に切断が進行する部位に、内側巻き付け部22と外側巻き付け部24との固定部(シールテープ17等)が位置しないようにする必要がある。
図23は図22に示すものの変形例である。
この実施の形態では、分離可能部12を2本の螺旋が交差するような形状に形成している。この分離可能部12により分離開始端P側から外フィルム14を切断していくと、分離可能部12による外フィルム14の切断方向が螺旋の頂部から点線(12d、12e)で示す斜め方向に変更される。その結果、外フィルム14と内フィルム16aのシール部(斜線部)に切断端12dが到達し、結局このシール部の部位では外側フィルム14が切断されない(外フィルムの性質として、12dや12e方向に切断方向が変更された場合、そのまま変更された方向に切断が進行するような材質のものを用いる)。
図24は包装材10のさらに他の実施の形態を示す。
本実施の形態では、外フィルム14を、その中央部が重なるようにして2枚のフィルム14a、14bで形成している。この2枚の外フィルム14a、14bはその重ね合わせ部において、弱いスポット溶着等によって互いに剥離可能に設けられている。そして一方の外フィルム14aは、その周縁部の大部分において、やはり弱いスポット溶着等によって内フィルム16aに剥離可能に固定され、一部(斜線部のシール部)においては外フィルム14aに強く固定されている。なお、他方の外フィルム14bはシール部(斜線部)において、他方の内フィルム16bに固定されている。
本実施の形態では、外フィルム14aが分離可能部12を兼ねている。すなわち、分離開始部Pから外フィルム14bを弱いスポット溶着部にて他方の外フィルム14bおよび一方の内フィルム16aから剥離し、一方の内フィルム16aに対して、シール部(斜線部)のみにて繋がるようにするのである。本実施の形態でも、外フィルム14a(分離可能部)を引くことによって、分離された一方の側を他方の側に対して一時に引き抜くことができる。
また、上記各実施の形態では、包装材10として長方形のものを例として説明したが、図25に示すように、正方形の包装材10を用いることもできる。
この場合には、寿司20を対角線上に置き、コーナー部Aとコーナー部Cとが接近するようにして変形円錐形状に巻き込んで手巻き寿司とすることができる。
10 包装材
12 分離可能部
12c 切断方向ガイド部
13 分割不能部
14 外フィルム
15 シールテープ
16 内フィルム
16a 幅広フィルム片
16b 幅狭フィルム片
17 シールテープ
18 食材シート
20 寿司
22 内側巻き込み部
24 外側巻き込み部
26 包装体
28 カバー
30 固定シール

Claims (13)

  1. 方形状をなし、2分割可能なように全長に亙って帯状の分離可能部が設けられた外フィルムと、2枚のフイルムが端縁部が重なるようにずらした状態で外フィルムに重ね合わされ、周縁部の適所で外フィルムに固定された内フィルムと、外フィルムと内フィルムとの間に介挿された食材シートとを具備し、分離可能部によって外フィルムが分割された際、分割された一方の外フィルム部分と該一方の外フィルム部分に繋がっている一方の内フィルムとを含む一方の側が、分割された他方の外フィルム部分と該他方の外フィルム部分に繋がっている他方の内フィルムとを含む他方の側に対して分離可能である飯包装材において、
    前記方形状の外フィルムと内フィルムとが周縁部の適所で熱シールによって固定され、
    前記分離可能部は、所要の幅を有する帯状に形成されているとともに、前記分離可能部の幅方向の一方の側縁部の端部にまで前記熱シール部分が延長されることによって当該部位で分離可能部が前記一方の外フィルム部分に繋がっていて、該繋がっている部位において前記一方の側と分離不能であり、前記帯状部の他方の側縁部において前記他方の側と分離可能であって、
    前記分離可能部を引っ張ることによって、前記帯状部に該帯状部の一方の側縁部の端部で繋がっている前記一方の側が、前記分離可能部と共に、分離された前記他方の側に対して一時に分離可能になっていることを特徴とする飯包装材。
  2. 包装される飯の露出する部位を覆うためのカバー部材が前記外フィルムに設けられ、
    前記分離可能部の端部が前記カバー部材に固定されていることを特徴とする請求項1記載の飯包装材。
  3. 長方形状をなし、(長辺の長さ−短辺の長さ)≦(一方の長辺から分離可能部までの距離)であることを特徴とする請求項1または2記載の飯包装材。
  4. 前記分離可能部が、前記外フィルムの幅方向中央部の位置から他方の長辺方向にずらした位置に設けられていることを特徴とする請求項3記載の飯包装材。
  5. 前記内フィルムの2枚のフィルムが、幅広フィルム片とこの幅広フィルム片よりも幅狭の幅狭フィルム片とからなり、包装材の前記他方の長辺側に前記幅広フィルム片が配置されていることを特徴とする請求項3または4記載の飯包装材。
  6. 請求項1記載の飯包装材が、
    一方のコーナー部の部位と該一方のコーナー部と対向する部位とが、一方のコーナー部が内側に、該一方のコーナー部と対向する部位が外側となるように巻き込まれた変形円錐状に形成され、
    該変形円錐状に形成された飯包装材中にほぼ円錐状に成形された飯が収容されていることを特徴とする飯包装体。
  7. 前記飯包装材の一方の短辺と一方の長辺で挟まれる一方のコーナー部が対向する他方の長辺の中途部にくるようにして、前記一方のコーナー部側となる部位が内側巻き付け部として巻き込まれ、包装材の他方の短辺側の部位が前記内側巻き付け部上に外側巻き付け部として巻き付けられると共に該内側巻き付け部上に固定されることによって、前記一方の長辺の中途部が頂部となる変形円錐状に形成されていることを特徴とする請求項6記載の飯包装体。
  8. 包装される飯の露出する部位を覆うためのカバー部材が前記外フィルムに設けられ、
    前記分離可能部の端部が前記カバー部材に固定されていることを特徴とする請求項6または7記載の飯包装体。
  9. 前記内側巻き付け部となる部位の前記外フィルムの分離可能部が、前記外側巻き付け部によって覆われておらず、該分離可能部が外フィルムの全長に亙って露出していることを特徴とする請求項6〜8いずれか1項記載の飯包装体。
  10. 飯包装材が長方形をなし、(長辺の長さ−短辺の長さ)≦(一方の長辺から分離可能部までの距離)であることを特徴とする請求項6〜9いずれか1項記載の飯包装体。
  11. 前記分離可能部が、前記外フィルムの幅方向中央部の位置から他方の長辺方向にずらした位置に設けられていることを特徴とする請求項10記載の飯包装体。
  12. 前記内フィルムの2枚のフィルムが、幅広フィルム片とこの幅広フィルム片よりも幅狭の幅狭フィルム片とからなり、包装材の前記他方の長辺側に前記幅広フィルム片が配置されていることを特徴とする請求項10または11記載の飯包装体。
  13. 前記外側巻き付け部の内側巻き付け部上に固定される位置が、前記外側巻き付け部における分離可能部の位置よりも円錐状の包装体の頂部側であることを特徴とする請求項10〜12いずれか1項記載の飯包装体
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