JP2020142827A - 飯塊包装シート - Google Patents

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【課題】本発明は、より包装を解き易くすることのできる飯塊包装シートを提供する。【解決手段】本発明の飯塊包装シート10は、飯塊60を包装する飯塊包装シートであって、長手方向の略中央に前記飯塊の厚さTと略同一の間隔T1を存して形成された2列のカットテープ21,21が接着され、前記2列のカットテープで囲まれた分断可能領域20と、前記分断可能領域の両側に位置する飯塊側面対向領域30,30を有するフィルムを含み、前記分断可能領域と飯塊側面対向領域との間には、前記フィルムの側縁を基端として内向きに終端Eを有する切欠き40,40が形成されており、前記切欠きは、前記終端が包装される前記飯塊の底面に届く位置まで長く形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、飯塊を包装するシートに関するものである。
三角おにぎり飯等の飯塊を包装シートで包装した所謂包装飯塊がコンビニエンスストア等で販売されている。例えば、特許文献1では、飯塊包装シート(フィルム)の長手方向の略中央に、飯塊の厚みに略一致する間隔で2本のカットテープを接着している。そして、当該包装シートにより飯塊を包装してなる包装飯塊は、これらカットテープで囲まれた分断可能領域を引っ張ることで、飯塊包装シートを底面に沿って分断し、分断された幅広の開口から飯塊を落下させることで、包装を解くようにしている。
特開2014−073114号公報
飯塊包装シートの両カットテープの外側には、端縁から短い切込みが形成されており、分断可能領域を引っ張ると、これら切込みが分断開始端となり、飯塊包装シートが分断される。しかしながら、飯塊を包装したときに飯塊包装シートに分断可能領域が巻き込まれてしまい、包装を解くときに、分断可能領域を上手く引き出すことができない、或いは、分断可能領域を強く引っ張らなくてはならないことがある。分断可能領域を強く引っ張るために、飯塊を強く握ると、飯塊が押し潰されてしまうことがある。
本発明の目的は、より包装を解き易くすることのできる飯塊包装シートを提供することである。
本発明の飯塊包装シートは、
飯塊を包装する飯塊包装シートであって、
長手方向の略中央に前記飯塊の厚さと略同一の間隔を存して形成された分断可能領域と、前記分断可能領域の両側に位置する飯塊側面対向領域を有するフィルムを含み、
前記分断可能領域と飯塊側面対向領域との間には、前記フィルムの側縁を基端として内向きに終端を有する切欠きが形成されており、
前記切欠きは、前記終端が包装される前記飯塊の底面に届く位置まで長く形成されている。
前記フィルムには2列のカットテープが接着されており、前記2列のカットテープで囲まれた領域が前記分断可能領域を形成する構成とすることができる。
前記分断可能領域は、前記フィルムの幅方向の長さが、前記飯塊側面対向領域よりも短く形成することが望ましい。
本発明の包装飯塊は、
上記記載の飯塊包装シートにより飯塊を包装してなる包装飯塊であって、
前記分断可能領域は、両端縁が前記飯塊側面対向領域に巻き込まれることなく包装されている。
前記飯塊を前記飯塊包装シートにより包装した状態で、前記飯塊の側縁に沿って折り曲げられた前記飯塊側面対向領域に、前記分断可能領域の両端が止着手段により止着することが望ましい。
本発明の飯塊包装シートによれば、その両側に飯塊の底面まで届く長さの切欠きが形成されているから、飯塊を包装したときに、分断可能領域の両端は飯塊側面対向領域に巻き込まれることなく包装することができる。従って、包装を解く際に、分断可能領域の端部を容易に掴むことができ、また、飯塊側面対向領域に巻き込まれていないから、掴んだ分断可能領域の端部は、力を加えなくても飯塊側面対向領域から剥がすことができる。そして、分断可能領域をさらに引っ張ることで、飯塊包装シートには、飯塊の厚さに相当する開口が形成されるから、当該広く形成された開口を下に向けて飯塊を飯塊包装シートから取り出せばよい。
図1は、本発明の一実施形態に係る飯塊包装シートに飯塊を載せた状態を示す斜視図である。 図2は、飯塊包装シートで飯塊を包装する過程を示す斜視図である。 図3は、分断可能領域の端縁を飯塊側面対向領域に貼着した包装飯塊の斜視図である。 図4は、包装飯塊の包装を解く過程を示す斜視図である。 図5は、図4に続く包装を解く過程を示す拡大斜視図である。 図6は、分断可能領域が引き剥がされて飯塊が飯塊包装シートから落下している過程を示す斜視図である。 図7は、切欠きの形状を変えた飯塊包装シートの斜視図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明を行なう。
図1は、展開状態の飯塊包装シート10に飯塊60を載せた状態を示している。本実施形態の飯塊包装シート10は、一枚のフィルムから構成している。飯塊包装シート10の長手方向略中央には、2列のカットテープ21,21が接着されている。以下、2列のカットテープ21,21で囲まれた領域を分断可能領域20、また、分断可能領域20に対して飯塊包装シート10の長手方向両側に位置する領域を飯塊側面対向領域30,30と称する。
飯塊包装シート10は、長手方向の長さが約23cm、幅方向の長さ約14cmの大きさとすることができ、材質はポリプロピレンやポリエチレンなどから選択されたフィルムである。
分断可能領域20を構成するカットテープ21,21は、飯塊包装シート10の幅方向の全長に亘って接着することができ、望ましくは、カットテープ21,21は、飯塊60と対向する飯塊包装シート10の内面に接着する。カットテープ21,21は、飯塊60の厚さTに略一致する間隔T1を存して2列に形成している。
分断可能領域20と飯塊側面対向領域30,30との間には、カットテープ21,21に接近してカットテープ21,21と平行に飯塊包装シート10の側縁を基端とした切欠き40,40が施されている。切欠き40,40は、内向きに形成されており、分断可能領域20の端部を掴んで引っ張ったときに、分断の起点となる。図示の実施形態では、飯塊側面対向領域30,30に形成されている切欠き40,40は、カットテープ21,21に対して端縁31,31を斜め向きに形成している。
本発明では、切欠き40,40は、終端Eが図1に示すように包装される飯塊60の底面にほぼ届く位置まで長く形成している。すなわち、分断可能領域20の両端に切欠き40,40を形成した場合には、カットテープ21,21に沿って対向する切欠き40,40の終端E,Eの間隔は、飯塊60の底面の幅Wと同じ間隔W1としている。図示では切欠き40,40は、一定の幅を有するように形成しているが、幅の狭い切込みであっても構わない。
そして、本実施形態では、分断可能領域20は、図1に示すように、両側の飯塊側面対向領域30,30よりも幅方向の長さが短く形成している。具体的には、分断可能領域20の端部を切断している。これは、後述するとおり、飯塊包装シート10により飯塊60を包装したときにはみ出す分断可能領域20の端部の長さを調整するためである。
上記構成の飯塊包装シート10により飯塊60が包装される。飯塊60は、図1に示すように、白米やかやくご飯などを固めて、扁平形状とした固まりである。望ましくは、両側面が略平行となり、該両側面どうしを平面上又は曲面状の周面にて繋いだ形状とする。飯塊60には、部分的或いは全体に胡麻等の振掛け食品を振り掛けたり、具材を載せたり、具材を内部に挟むようにしてもよい。
図示の飯塊60は、高さ約7cm、厚さT約4cm、底面の幅W約8cmの三角形のおにぎりであるが、丸形のおにぎりや、四角形のおにぎりとすることもできる。
上記構成の飯塊60は、図1に示すように、飯塊包装シート10を構成する飯塊包装シート10に載せられる。飯塊60は、三角形おにぎりの場合、その底面が、飯塊包装シート10で包んだときに、分断可能領域20と対向するように載せる。なお、予め飯塊包装シート10をカットテープ21,21の外側でコ字状に折り曲げておき、飯塊60を挟むようにしてもよい。
図1に示すように飯塊包装シート10に飯塊60を載せた後、飯塊包装シート10で飯塊60を包む。このとき、分断可能領域20は、切欠き40,40が長く形成されているから、飯塊側面対向領域30,30を飯塊60の側縁に沿って折り曲げたときに、図2に示すように分断可能領域20は飯塊側面対向領域30,30に巻き込まれることなく包装を行なうことができる。とくに、本実施形態によれば、飯塊側面対向領域30,30は、切欠き40,40によって形成された端縁31,31が斜め向きに形成されているから、端縁31,31は飯塊60の側面下縁に沿って隙間なく巻き付く。巻き付いた飯塊側面対向領域30,30は、端縁に製造年月日等や内容物などを記載したラベルで封止すればよい。
そして、分断可能領域20の端部を図3に示すように上方に折り曲げ、飯塊60の側縁に沿って折り曲げられた飯塊側面対向領域30にテープなどの止着手段50により止着すればよい。なお、止着手段50には、開封方法がわかるように下向き矢印を印刷しておくことが望ましい。
上記により飯塊60を飯塊包装シート10で包装した包装飯塊70が得られる。
包装飯塊70は、図3に示す状態から、図4に示すように一方の止着手段50を飯塊包装シート10、すなわち、飯塊側面対向領域30,30から剥がして、図5に示すように下側となる飯塊60の底面側に引っ張る。本発明では、包装の際に分断可能領域20が飯塊側面対向領域30に巻き込まれていないから、止着手段50を下側に引っ張れば分断可能領域20はスムーズに飯塊側面対向領域30から剥がれる。
そして、さらに止着手段50を下側に引っ張ることで、止着手段50に貼着された分断可能領域20のカットテープ21,21は、飯塊60の厚さTに相当する幅T1で飯塊包装シート10を分断する。最後まで止着手段50を引っ張ると、図6に示すように分断可能領域20は取り去られ、幅T1の開口71が形成される。
このまま次に、開口71を下に向けると、図6に示すように、飯塊60の自重により、飯塊60は飯塊包装シート10から落下する。飯塊60が飯塊包装シート10から完全に離脱することで、取り出された飯塊60を食することができる。
本発明によれば、分断可能領域20が包装の際に飯塊側面対向領域30に巻き込まれていないから、止着手段50を引っ張ることで力を加えなくても容易に且つスムーズに分断可能領域20を飯塊側面対向領域30から剥がすことができる。従って、飯塊側面対向領域30に分断可能領域20が巻き込まれていた場合に生ずる不具合、たとえば、止着手段50を引っ張ったときに飯塊包装シート10がカットテープ21以外の部分から分断してしまったり、逆にカットテープ21の部分で分断されず、飯塊側面対向領域30までも引っ張ってしまうことで、上手く包装が解けない、或いは、力を加えて飯塊60を握ってしまい、飯塊60が崩れる等を防止できる。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
上記説明において、説明をわかりやすくするために、適宜寸法や望ましい形状を例示しているが、本発明は上記寸法や形状に限定されるものではない。
また、分断可能領域20は、飯塊60と略同じ幅T1で飯塊包装シート10を分断することができれば、本実施形態の2列のカットテープ21,21に限るものではない。たとえば、分断可能領域20に幅広のカットテープ1枚を貼着する構成とすることもできる。さらに、分断可能領域20は、矩形に限らず、幅が途中で異なる形状としてもよい。
加えて、本実施形態では、飯塊包装シート10は1枚のフィルムにより形成しているが、当該フィルムを外フィルムとし、海苔などのシート状食品を挟んで内フィルムを熱溶着した構成の飯塊包装シートにも本発明は適用可能である。
上記実施形態では、図1に示すように、切欠き40,40は、端縁31,31を斜めに形成しているが、図7に示すように、切欠き40,40の飯塊側面対向領域30側の端縁31,31は、カットテープ21,21と平行であってもよい。
10 飯塊包装シート
11 フィルム
20 分断可能領域
21 カットテープ
30 飯塊側面対向領域
40 切欠き
60 飯塊
70 包装飯塊

Claims (5)

  1. 飯塊を包装する飯塊包装シートであって、
    長手方向の略中央に前記飯塊の厚さと略同一の間隔を存して形成された分断可能領域と、前記分断可能領域の両側に位置する飯塊側面対向領域を有するフィルムを含み、
    前記分断可能領域と飯塊側面対向領域との間には、前記フィルムの側縁を基端として内向きに終端を有する切欠きが形成されており、
    前記切欠きは、前記終端が包装される前記飯塊の底面に届く位置まで長く形成されている、
    飯塊包装シート。
  2. 前記フィルムには2列のカットテープが接着されており、前記2列のカットテープで囲まれた領域が前記分断可能領域を形成する、
    請求項1に記載の飯塊包装シート。
  3. 前記分断可能領域は、前記フィルムの幅方向の長さが、前記飯塊側面対向領域よりも短い、
    請求項1又は請求項2に記載の飯塊包装シート。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れかに記載の飯塊包装シートにより飯塊を包装してなる包装飯塊であって、
    前記分断可能領域は、両端縁が前記飯塊側面対向領域に巻き込まれることなく包装されている、
    包装飯塊。
  5. 前記飯塊を前記飯塊包装シートにより包装した状態で、前記飯塊の側縁に沿って折り曲げられた前記飯塊側面対向領域に、前記分断可能領域の両端が止着手段により止着されている、
    請求項4に記載の包装飯塊。
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