JP2015008717A - 包装シート - Google Patents

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Abstract

【課題】包装を解く際及び食する際に指先に直に飯塊が触れることのない包装シート及びそれを用いた包装飯塊を提供する。
【解決手段】展開状態にて、長方形の外フィルム2と該外フィルム2の裏面側に配備された内フィルム3との間にシート状食品5を挟み、前記外フィルム2と前記内フィルム3は、シート状食品5の外周を溶着して一体化された飯塊6を包装するための包装シートであって、前記外フィルム2及び前記内フィルム3には、長手方向に分断することのできる分断可能部21,34が形成されており、前記外フィルム2と前記シート状食品5との間には、前記外フィルム2の分断可能部21と、外フィルム2の幅方向の端縁27との間に位置する掴み部41と、該掴み部41に連続し、前記外フィルム2の前記分断可能部21との対向位置を越えて延びるはみ出し部42を具える手汚れ防止シート4を配備してなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、飯塊を包装する包装シートに関するものであり、より具体的には、包装を解いた後、食する際に手が食品に直に触れない包装シートに関するものである。
三角おにぎり飯等の飯塊を包装シートで包装した所謂包装飯塊がコンビニエンスストア等で販売されている。
包装シートは、外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品、一般的には海苔、を挟んで形成した、三重構造の包装シートが広く知られている。
例えば、特許文献1では、包装シートを、幅方向の中央に分断可能部を有する外フィルムに、2枚の縦長の内フィルム片からなる内フィルムを夫々外フィルムの幅方向の各端部にて熱溶着し、フィルム片の内端どうしを外フィルムの分断可能部上で重ねて構成している。
上記構成の包装シートで三角形の飯塊を包むには、包装シートの中央に飯塊を載せ、包装シートの長手方向側の一端を飯塊に被せ、被せた包装シートの角部を三角おにぎり飯の両三角面に沿うように折り曲げる。次に、その上から包装シートの他端側の角部を一端側の外フィルム上で交差するように被せて、重なった外フィルムの端部を接着や溶着等により封止している。
上記包装飯塊を食するには、三角形の飯塊の頂部に位置する外フィルムの分断可能部を摘んで長手方向に外フィルムを2分し、左右に分断された包装シートの一方を外側に引っ張る。これにより、外フィルムの半体と一方の内フィルム片が一緒に引っ張り出されて、半分だけ海苔が直に巻き付いた飯塊が現れる。
次に、むき出しになった海苔を直に指先で掴んだ状態で、残りの外フィルムの半体と他方の内フィルム片を反対側の外側に引っ張ることで、飯塊に海苔が直に被さった状態で残り、これを食することができる。
特開2002−159271号公報
特許文献1の包装飯塊は、上記のように、包装を解く際及び食する際に、むき出しになった海苔又は飯塊に指先が直に触れてしまう。このため、不衛生となってしまうことがある。
本発明の目的は、食する際に指先に直に飯塊が触れることのない包装シートを提供するものである。
本発明に係る包装シートは、
展開状態にて、長方形の外フィルム(2)と該外フィルム(2)の裏面側に配備された内フィルム(3)との間にシート状食品(5)を挟み、前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)は、シート状食品(5)の外周を溶着して一体化された飯塊(6)を包装するための包装シートであって、
前記外フィルム(2)及び前記内フィルム(3)には、長手方向に分断することのできる分断可能部(21)(34)が形成されており、
前記外フィルム(2)と前記シート状食品(5)との間には、前記外フィルム(2)の分断可能部(21)と、外フィルム(2)の幅方向の端縁(27)との間に位置する掴み部(41)と、該掴み部(41)に連続し、前記外フィルム(2)の前記分断可能部(21)との対向位置を越えて延びるはみ出し部(42)を具える手汚れ防止シート(4)を配備してなる。
本発明の包装飯塊は、分断可能部(21)により外フィルム(2)を分断して包装を解くことで、シート状食品(5)に包まれた飯塊(6)の一部に手汚れ防止シート(4)を被せることができる。手汚れ防止シート(4)を掴んで食することで、シート状食品(5)に指先が直に触れることなく食することができ衛生的である。手汚れ防止シート(4)は、飯塊(6)の全部を覆っているのではなく、角の一部のみを覆うこととなるから、多くの部分を食するまでは手汚れ防止シート(4)を剥いたり取り除く必要はない。
図1は、本発明に係る包装シートの分解斜視図である。 図2は、本発明に係る包装シートに飯塊を載せた状態を示す斜視図である。 図3は、図2の線A−Aに沿う包装シートの断面図である。 図4は、包装シートで飯塊を包装する手順を示す斜視図である。 図5は、図4に続く包装手順を示す斜視図である。 図6は、図5に続く包装手順を示す斜視図である。 図7は、本発明に係る包装飯塊の斜視図である。 図8は、本発明の包装飯塊の包装を解く手順を示す斜視図である。 図9は、図8に続く包装を解く手順を示す斜視図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明を行なう。
図1乃至図3に示すように、本発明の一実施形態に係る包装シート(1)は、透明な外フィルム(2)と、内フィルム(3)との間に、シート状食品(5)と、手汚れ防止シート(4)と、を挟んで形成される。
包装シート(1)は、図1に示すように、縦長に形成することができる。図示の実施形態では、包装シート(1)は、長手方向の長さが約26cm、幅方向の長さが約13cmである。図に示すように、包装シート(1)は、飯塊(6)を包装した際に外側となる長手方向端部が、相互に重なり合わないように、角部(14)を切り欠いている。
また、包装シート(1)により包装される飯塊(6)は、白米やかやくご飯などの米飯を固めて、扁平形状とした塊りである。図3では、飯塊(6)は、高さ約7cm、幅約3cmの三角形のおにぎりである。飯塊(6)は、底面(61)から上向きに延びる両側面(62)(62)が略平行となり、該両側面(62)(62)どうしを平面状又は曲面状の周面にて繋いだ形状とすることができる。なお、飯塊(6)には、部分的或いは全体に胡麻等の振掛け食品を振り掛けたり、具材を載せたり、具材を内部に挟むようにしてもよい。
外フィルム(2)は、長手方向に分断可能な分断可能部(21)を有している。分断可能部(21)は、図1乃至図3では、カットテープ(22)であり、細幅のテープを外フィルム(2)に貼着したものを例示できる。カットテープ(22)による分断を容易に行なうことができるように、外フィルム(2)の端縁には、カットテープ(22)を挟んで短い切込み(23)(23)が形成されている。
図示では、カットテープ(22)は1条であるが複数条とすることもできる。また、カットテープ(22)は、直線状に限らず曲線状としたり、複数条を交差させるようにしてもよい。
なお、外フィルム(2)の分断可能部(21)は、断続的な切条をミシン目の如く形成したものであってもよい。この場合、外フィルム(2)には、断続的な切条を覆うように、細幅のカバーフィルム片を内側から取り付けることが望ましい。カバーフィルム片は、幅約1〜1.5cm程度とすることができ、断続的な切条に沿ってカバーフィルム片の長手方向の一辺を外フィルム(2)に溶着することで、切条から包装シート(1)内への湿気等の侵入を防ぐことができる。
また、分断可能部(21)は、左右に引っ張ることで分断可能となるように薄肉に構成したり、外フィルム(2)に方向性フィルムを採用することもできる。
外フィルム(2)の分断可能部(21)は、図1乃至図3に示すように、外フィルム(2)の幅方向の中央からズレた位置に形成することができる。これにより、外フィルム(2)を分断可能部(21)から分断したときに、外フィルム(2)は、幅広部(25)と幅狭部(26)とに分割されることとなる。より詳細には、分断可能部(21)は、外フィルム(2)の幅方向の中央から約1〜3cmズレた位置に形成することが好適である。もちろん、分断可能部(21)は、外フィルム(2)の幅方向中央に形成してもよい。
内フィルム(3)は、外フィルム(2)と略同じ大きさ、形状のフィルムから構成することができる。内フィルム(3)は、飯塊(6)と直に面するため、飯塊(6)が付着し難いフィルムを用いることが好適である。その種の内フィルム(3)の材料として、たとえば、凹部と凸部が均一に分布したエンボスフィルムを例示することができる。
図示の実施例では、内フィルム(3)を2枚の内フィルム片(31)(32)から構成している。内フィルム片(31)(32)は、外フィルム(2)の分断可能部(21)と対向する位置でその内縁部が重なり、幅方向に引っ張ることで分断する分断可能部(34)となっている。本実施形態では、外フィルム(2)の分断可能部(21)を中央からずらした位置に形成しているため、内フィルム片(31)(32)は、幅を違えて構成している。
本実施形態では、前記内フィルム片(31)(32)の重なり幅は約1cmであり、また長手方向の長さは外フィルム(2)と同じ約23.5cmとしている。内フィルム片(31)(32)も、外フィルム(2)の角部(28)の形状に合わせて、その角部(36)を切り欠いている。
なお、内フィルム(3)は、2枚の内フィルム片(31)(32)から構成しているが、内フィルム(3)は、1枚とすることもできる。この場合、内フィルム(3)の分断可能部(34)は、上記した外フィルム(2)の分割可能部(21)と対向する位置で、幅方向に引っ張ることで、分断可能となるように薄肉に構成したり、断続的な切条を形成して、外フィルム(2)と同様にカバーフィルム片で切条を覆う構成としてもよい。
シート状食品(5)は、シート状海苔を例示できる。シート状食品(5)は、外フィルム(2)の裏面側の略中央に載せられている。シート状食品(5)は、略長方形のものを用いることができる。もちろん、シート状食品(5)は、長方形に限らず、長方形の角部が面取りされた形状のもの、長手方向の端部が丸く面取りされた形状のものなどを用いることもできる。図示の実施例では、シート状食品の長手方向の長さは約19cm、幅方向の長さが約8.5cmである。
シート状食品(5)は、シート状海苔に限らず、薄手の食品であれば、鯣を薄く伸ばしたものや、おぼろ昆布をシート状に形成したものを採用することができる
外フィルム(2)とシート状食品(5)との間には、手汚れ防止シート(4)が配備される。
手汚れ防止シート(4)は、図1乃至図3に示すように、外フィルム(2)の分断可能部(21)と、外フィルム(2)の幅方向の端縁(27)との間に位置する掴み部(41)と、掴み部(41)に連続し、外フィルム(2)の分断可能部(21)との対向位置を越えて延びるはみ出し部(42)を具える細幅形状とすることができる。
図示の実施形態では、手汚れ防止シート(4)は、外フィルム(2)の長手方向に対して、中央が幅広に形成されており、中央から長手方向の両先端に向けて角を落とした八角形形状である。中央の幅広部分は、外フィルム(2)の幅方向の端縁(27)、より詳細には、後述する外フィルム(2)と内フィルム(3)との溶着線(11)の内側から、外フィルム(2)の分断可能部(21)を僅かに越える長さである。はみ出し部(42)の出幅は、1cm〜2cm程度が好適である。
手汚れ防止シート(4)の前記中央の幅広部分は、飯塊(6)を包装したときに飯塊(6)の底面(61)と対向する。
手汚れ防止シート(4)は、図3に示すように、外フィルム(2)とシート状食品(5)との間に単に挟んで配備することができる。なお、外フィルム(2)に対して容易に剥離できるように1又は複数箇所に点溶着等を施してもよい。
上記外フィルム(2)、手汚れ防止シート(4)、シート状食品(5)及び内フィルム(3)を用いて、以下の要領で包装シート(1)を作成することができる。
まず、図1に示すように、外フィルム(2)の裏面側の幅狭部(26)に手汚れ防止シート(4)を載せる。手汚れ防止シート(4)は、幅広の中央部が、外フィルム(2)の長手方向中央に位置するように載せることが望ましい。なお、手汚れ防止シート(4)を外フィルム(2)に点溶着等する場合には、この段階で実施する。
手汚れ防止シート(4)を載せた後、その上から外フィルム(2)の略中央にシート状食品(5)を載せ、さらに、その上から、内フィルム(3)を構成する内フィルム片(31)(32)を、互いの内側縁が外フィルム(2)の分断可能部(21)上で重なって分断可能部(34)を形成するように載せ、図2及び図3に示すように、シート状食品(5)を囲むように外フィルム(2)と内フィルム(3)の周縁を線状に熱溶着(11)することにより、包装シート(1)が作成される。なお、図2に示すように、熱溶着(11)は、内フィルム片(31)(32)の重なり部には施さない。なお、図示では、包装シート(1)の幅方向側縁の熱溶着(11)は二重に施している。
図2に示すように、シート状食品(5)がズレないようにするために、シート状食品(5)の長手方向の一端又は両端の近傍にて、内フィルム片(31)(32)と外フィルム(2)を熱溶着(12)しておくことが望ましい。
上記構成の包装シート(1)を用いて、飯塊(6)が包装される。
図2に示すように、飯塊(6)は、内フィルム(3)側を上向きとした包装シート(1)に載せられる。飯塊(6)は、三角形おにぎりの場合、その周面の内の一面(底面(61))が、包装シート(1)を折り曲げたときに、手汚れ防止シート(4)の幅広の中央部と対向するように載せる。
なお、予め包装シート(1)をコ字状に折り曲げておき、飯塊(6)を挟むようにしてもよい。
図2に示すように包装シート(1)に飯塊(6)を載せた後、図中矢印Bで示すように、飯塊(6)を包むように包装シート(1)の一端を飯塊(6)に被せる。
次に、図4に示すように、包装シート(1)の端部を矢印Cで示す如く、飯塊(6)の周面に沿わせる。続いて、図5の矢印Dで示す如く、包装シート(1)の他端を飯塊(6)を包み込むように被せ、さらに、図6中矢印Eで示すように、他方の角を飯塊(6)に被せる。
続いて、交差した包装シート(1)の端部を図6に示すように、止着手段(8)により封止することで、包装飯塊(7)を得ることができる。図示の止着手段(8)はテープであるが、製造年月日や内容物等を記載したラベルを用いたり、溶着により封止することもできる。
上記包装飯塊(7)について、図7に示すように、左右の両端を上方に折り曲げて、熱溶着又はテープやシール等の係止手段(13)により係止することで包装飯塊(7)を得ることができる。
包装飯塊(7)は、包装シート(1)の左右に突き出た両端を上方に折り曲げることで、外観を損ねることもなく、また、下側を底面側として店頭で陳列等する際に、包装飯塊(7)の座りをよくすることができる。
得られた包装飯塊(7)は、図7に示すように、分断可能部(21)が飯塊(6)の側面(62)(62)の中央を通っておらず、一方(図7では左側)にズレた状態となる。また、包装飯塊(7)の底面側の一方(図7では左側)の角には、手汚れ防止シート(4)が配置されている。
上記包装飯塊(7)は、以下の手順で包装を解くことができる。
先ず、分断可能部(21)を挟んで左右に位置する包装シート(1)について、外フィルム(2)の切込み(23)(23)間を摘んで、カットテープ(22)を縦方向に引っ張り、分断可能部(21)にて外フィルム(2)を長手方向に分断する(図8参照)。
次に、幅広部(25)側の係止手段(13)を係止手段(13)に記された矢印方向に引っ張って角部を起こし(図8参照)、手汚れ防止シート(4)が配備された幅狭部(26)側の外フィルム(2)を飯塊(6)の上から把持する。
続いて、手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されていない幅広部(25)側の外フィルム(2)の半体を内フィルム片(32)と共に図8中矢印Fで示すように引っ張って取り除く。
この後、幅狭部(26)側の外フィルム(2)の半体から臨出している手汚れ防止シート(4)のはみ出し部(42)を飯塊(6)の上から掴み、図9中矢印Gで示すように残りの外フィルム(2)の半体と内フィルム片(31)を引っ張って取り除く。
これにより、図9に示すように、手汚れ防止シート(4)がシート状食品(5)を介して飯塊(6)に被さったおにぎりを得ることができる。手汚れ防止シート(4)は、おにぎりの一部の角のみを覆っている。
得られたおにぎりは、手汚れ防止シート(4)を掴んで食すことで、シート状食品(5)や飯塊(6)に直に触れることなく、大部分、約7〜8割程度を食することができる。従って、手が汚れていたり、食品にべた付きがあっても、衛生的である。
おにぎりを大部分食した後、手汚れ防止シート(4)を剥いて、残りのおにぎりを口に放り込むことで、全くシート状食品(5)や飯塊(6)に触れることなく、おにぎりを食することができる。
なお、分断可能部(21)として、断続的な切条を採用した場合には、上記手順において、幅広部(25)側の角部を起こした後、手汚れ防止シート(4)が配備された外フィルム(2)の幅狭部(26)を飯塊(6)の上から把持し、手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されていない幅広部(25)側の外フィルム(2)の半体を内フィルム片(32)と共に引っ張ることで、断続的な切条である外フィルム(2)の分断可能部(21)と、内フィルム(3)の分断可能部(34)にて包装シート(1)は長手方向に分断される。さらに引っ張ることで、手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されていない幅広部(25)側の外フィルム(2)の半体と内フィルム片(32)が取り除かれる。その後の手順は上記と同様である。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮するように解すべきものではない。又、本発明の各部構成は上記一実施形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
たとえば、手汚れ防止シート(4)の形状は、上記実施形態に限定されるものではなく、矩形としてもよいし、丸く面取した角丸長方形、三角形等であってもよい。
(1) 包装シート
(2) 外フィルム
(21) 分断可能部
(3) 内フィルム
(4) 手汚れ防止シート
(5) シート状食品
(6) 飯塊
(7) 包装飯塊

Claims (8)

  1. 展開状態にて、長方形の外フィルム(2)と該外フィルム(2)の裏面側に配備された内フィルム(3)との間にシート状食品(5)を挟み、前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)は、シート状食品(5)の外周を溶着して一体化された飯塊(6)を包装するための包装シートであって、
    前記外フィルム(2)及び前記内フィルム(3)には、長手方向に分断することのできる分断可能部(21)(34)が形成されており、
    前記外フィルム(2)と前記シート状食品(5)との間には、前記外フィルム(2)の分断可能部(21)と、外フィルム(2)の幅方向の端縁(27)との間に位置する掴み部(41)と、該掴み部(41)に連続し、前記外フィルム(2)の前記分断可能部(21)との対向位置を越えて延びるはみ出し部(42)を具える手汚れ防止シート(4)を配備してなる、
    ことを特徴とする包装シート。
  2. 前記手汚れ防止シート(4)は、包装される飯塊の底面(61)及び対向する2側面(62)(62)の一部に被さる長さである、
    請求項1に記載の包装シート。
  3. 前記手汚れ防止シート(4)は、前記外フィルム(2)に剥離可能に熱溶着される、
    請求項1又は請求項2に記載の包装シート。
  4. 前記分断可能部(21)(34)は、前記外フィルム(2)及び前記内フィルム(3)の幅方向の中央からズレた位置に形成され、前記分断可能部(21)(34)で分断することで、前記外フィルム(2)及び前記内フィルム(3)は、幅広部(25)と幅狭部(26)とに分割される、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の包装シート。
  5. 前記手汚れ防止シート(4)は、前記外フィルム(2)の前記幅狭部(26)側に配備される、
    請求項4に記載の包装シート。
  6. 請求項1乃至請求項5に記載の包装シート(1)によって、飯塊(6)を包装してなる包装飯塊。
  7. 請求項6に記載の包装飯塊(7)の包装を解く方法であって、
    前記外フィルム(2)の前記分断可能部(21)は、カットテープであって、
    前記外フィルム(2)の前記分断可能部(21)にて、前記外フィルム(2)を分断し、
    前記手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されている側の前記外フィルム(2)を前記飯塊(6)の上から把持し、
    前記手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されていない側の前記外フィルム(2)を内フィルム(3)と共に引っ張って取り除き、
    前記手汚れ防止シート(4)のはみ出し部(42)を前記飯塊(6)の上から掴み、
    残りの前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)を引っ張ることにより、
    前記手汚れ防止シート(4)が前記シート状食品(5)を介して前記飯塊(6)に被さる、
    包装飯塊の包装を解く方法。
  8. 請求項6に記載の包装飯塊(7)の包装を解く方法であって、
    前記外フィルム(2)の前記分断可能部(21)は、断続的な切条であって、
    前記手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されている側の前記外フィルム(2)を前記飯塊(6)の上から把持し、
    前記手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されていない側の前記外フィルム(2)を内フィルム(3)と共に引っ張ることで、前記分断可能部(21)(34)にて前記包装シート(1)を分断し、前記手汚れ防止シート(4)の掴み部(41)が配備されていない側の前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)を取り除き、
    前記手汚れ防止シート(4)のはみ出し部(42)を前記飯塊(6)の上から掴み、
    残りの前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)を引っ張ることにより、
    前記手汚れ防止シート(4)が前記シート状食品(5)を介して前記飯塊(6)に被さる、
    包装飯塊の包装を解く方法。
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