JP6214184B2 - 包装シート及び棒状包装飯塊 - Google Patents

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Description

本発明は、外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品を収容し、棒状飯塊を包装する包装シートと、該包装シートによって棒状飯塊を包装してなる棒状包装飯塊に関するものである
棒状飯塊を包装シートで包装してなる棒状包装飯塊が知られている。
出願人は、外フィルム、海苔などのシート状食品、内フィルム及び棒状飯塊の端面を覆う被せフィルムからなる包装シートを提案している(例えば、特許文献1参照)。
外フィルムは、長手方向に対して直交する方向に断続的な切条を形成し、2枚の内フィルムをこの断続的な切条に重なるように配置し、包装を解く際に、この断続的な切条で外フィルムを分断することでシート状食品を露出させ、露出したシート状食品に棒状飯塊を巻き付けるものである。
実用新案登録第3174938号公報
被せフィルムは、内フィルム及び外フィルムと一体に、シート状食品の幅方向外側で熱溶着されている。棒状飯塊の長さは、シート状食品の幅と略一致している。従って、被せフィルムで棒状飯塊の端面を覆ったときに、被せフィルムの熱溶着部は棒状飯塊の端面よりも外側に位置する。このため、被せフィルムは熱溶着部から棒状飯塊の端面に向けて内向きに引っ張られ、皺が寄りやすく、見た目を損なう虞がある。また、被せフィルムだけでなく、これに熱溶着された内フィルムや外フィルムも、被せフィルムが内向きに引っ張られることによる凹みが生じる。
本発明の目的は、被せフィルムに皺の寄り難い包装シート及び該包装シートで棒状飯塊を包装してなる棒状包装飯塊を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の包装シートは、
矩形の外フィルム(2)の内面と、内フィルム(3)の内面との間にシート状食品(5)を挟んで構成され、
前記内フィルム(3)の外面に、前記外フィルム(2)の長手方向と直交するよう両端がはみ出したはみ出し部(42)(42)を有する被せフィルム(4)を熱溶着して構成され、
前記被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)により棒状飯塊(7)の端面(72)(74)を覆い、前記内フィルム(3)の外面を前記棒状飯塊(7)に巻き付けて包装する包装シートであって、
前記被せフィルム(4)は、棒状飯塊(7)の側面と対向する位置で前記内フィルム(3)に熱溶着(44)(44)されている。
前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)は、前記シート状食品(5)の外周側を熱溶着(35)して一体化されており、前記外フィルム(2)は、前記熱溶着(35)よりも長手方向に沿う両端縁(25)(27)がはみ出ていることが望ましい。
前記外フィルム(2)のはみ出した両端縁(25)(27)は、一方の端縁(25)が他方の端縁(27)よりもはみ出し量が大きいことが望ましい。
前記外フィルム(2)は、前記内フィルム(3)よりも厚手のフィルムであることが望ましい。
前記外フィルム(2)は、長手方向に対して直交する方向に分断可能部(21)を有し、内フィルム(3)は、前記分断可能部(21)上で重なるように形成された2枚の内フィルム片(31)(32)であることが望ましい。
本発明に係る棒状包装飯塊は、
上記に記載の包装シート(1)によって棒状飯塊(7)を包装してなる棒状包装飯塊であって、
前記被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)により棒状飯塊(7)の端面を覆い、前記内フィルム(3)の外面を前記棒状飯塊(7)に巻き付け、前記外フィルム(2)の巻き終わり端(14)にシール部材(6)を貼着して止着することで包装されている。
前記外フィルム(2)の巻き始め端(12)には、前記巻き始め端(12)を前記棒状飯塊(7)から引き離すために掴む目印(62)が形成されていることが望ましい。
前記目印(62)には、引き離し方向を示す図柄(64)が記載されていることが望ましい。
本発明の包装シート(1)及び該包装シート(1)で包装した棒状包装飯塊(8)によれば、被せフィルム(4)は、棒状飯塊(7)の端面(72)(74)よりも内側で内フィルム(3)に熱溶着(44)されているから、被せフィルム(4)により棒状飯塊(7)の端面(72)(74)を包んだときに皺やたるみが発生し難く、棒状包装飯塊(8)の見栄えを良くすることができる。
さらに、被せフィルム(4)の内フィルム(3)への熱溶着部(44)が、棒状飯塊(7)の側面と対向しているから、被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)が、棒状飯塊(7)の端面(72)(74)側に向けて引っ張られても、内フィルム(3)に径方向への凹みも生じず、加えて、外フィルム(2)と被せフィルム(4)は、直接熱溶着されていないから、外フィルム(2)に凹みも生じない。
また、本発明の包装シート(1)及び該包装シート(1)で包装した棒状包装飯塊(8)によれば、外フィルム(2)は、内フィルム(3)よりも幅方向に端縁(25)(27)がはみ出しており、これら端縁(25)(27)には、内フィルム(3)が形成されていないから、棒状包装飯塊(8)を斜めから見たときに、棒状飯塊(7)の端面(74)は、外フィルム(2)の端縁(27)と皺のない被せフィルム(4)のみを通して視認できる。従って、棒状飯塊(7)の具材(78)を手に取らずとも容易に確認できる利点があり、また、見栄えも良い。
さらに、外フィルム(2)を内フィルム(3)よりも厚手のフィルムとすることで、外フィルム(2)と内フィルム(3)の両方を厚手のフィルムとした場合に比べて棒状飯塊(7)への巻き付けを容易に行なうことができる。さらに、外フィルム(2)を厚手としたことで、棒状包装飯塊(8)の製造、輸送、陳列、販売、或いは消費者が購買した後の何れの過程においても、外フィルム(2)の破損を防ぐことができ、異物等の混入も防止できる。これは、食品衛生上、極めて有用である。
加えて、外フィルム(2)に厚手のフィルムを採用することで、棒状包装飯塊(8)を立てた状態(縦向き)で陳列することができる。これにより、手に取らずとも上から視認することで具材(78)を確認でき、さらに、寝かせた状態(横向き)で陳列する場合に比べて、陳列台との接触面積を小さくすることができるから、衛生面でもすぐれる。
前記外フィルム(2)のはみ出した両端縁(25)(27)は、一方の端縁(25)を他方の端縁(27)よりもはみ出し量を大きくすることで、はみ出し量の大きい端縁(25)を下向きに陳列したときに、陳列台からシート状食品(5)や棒状飯塊(7)の端面(72)までの隙間を大きくすることができる。これにより、例え陳列台が濡れていたり汚れていても、シート状食品(5)や棒状飯塊(7)が濡れてしまう等はない。なお、両方の端縁(25)(27)のはみ出し量を共に大きく採らない理由として、他方の端縁(27)は、陳列の際に上向きとなるから、斜め方向から棒状包装飯塊(8)を視認したときに、外フィルム(2)を介さずとも具材(78)を確認できるようにするためである。また、少しでもフィルム使用量を減らし、棒状包装飯塊(8)の大きさを小さくするためでもある。
図1は、本発明の包装シートを内フィルム側から見た分解斜視図である。 図2は、内フィルムと被せフィルムを溶着した状態を示す斜視図である。 図3は、本発明の包装シートに棒状飯塊を載せた状態を示す斜視図である。 図4は、図3の線A−Aに沿う包装シートの断面図である。 図5は、本発明の包装シートで棒状飯塊を包装してなる棒状包装飯塊を縦向きに置いた状態を示す斜視図である。 図6は、カットテープを引っ張って外フィルムを分断している状態を示す斜視図である。 図7は、図6の後、包装シートを展開している状態を示す斜視図である。 図8は、図7の後、さらに包装シートを展開している状態を示す斜視図である。 図9は、包装シートを引っ張ってシート状食品の一部を露出させた状態の斜視図である。 図10は、残る包装シートを引っ張り、シート状食品を棒状飯塊に巻き付けている状態を示す斜視図である。
本発明の包装シート(1)は、図1に示すように、外フィルム(2)の内面と内フィルム(3)の内面との間に、シート状食品(5)を挟んで構成され、内フィルム(3)の外側、即ち、棒状飯塊(7)と当接する面に、棒状飯塊(7)(図3参照)の端面(72)(74)を覆う被せフィルム(4)を熱溶着して構成される。
外フィルム(2)は、図1に示すように矩形のフィルムを例示できる。外フィルム(2)は、内フィルム(3)よりも厚手のフィルム、たとえば、25μm以上の厚さのフィルムを使用することが好適である。外フィルム(2)には、長手方向に対して直交する幅方向に、外フィルム(2)を幅方向に沿って分断することのできる分断可能部(21)が形成されている。分断可能部(21)として、外フィルム(2)の内面にカットテープ(22)を貼着や熱溶着したもの、ミシン目の如き断続的な切条を形成したもの、幅方向に容易に切断できる方向性フィルムを用いたもの、などを例示することができる。なお、分断可能部(21)として、ミシン目の如き断続的な切条を採用する場合、切条から湿気や異物が混入することを防ぐために、切条を覆う細幅のフィルムを分断可能部(21)に沿って熱溶着等しておくことが望ましい。
図示の実施形態では、分断可能部(21)は、カットテープ(22)を貼着したものであり、カットテープ(22)に沿う幅方向の一端又は両端には、分断を容易に行なうための短い切込み(23)(23)が形成されている。
シート状食品(5)は、海苔を例示でき、その他、シート状に形成されたおぼろ昆布、鯣など、薄手の食品であれば特に限定されるものではない。
シート状食品(5)は、後述するとおり、外フィルム(2)と内フィルム(3)とを熱溶着(35)したときに、その熱溶着部(35)よりも内側に配置される大きさに形成される。より具体的には、シート状食品(5)は、幅が棒状飯塊(7)の長さLと略一致し、長さは、少なくとも棒状飯塊(7)を一周する形状である。
内フィルム(3)は、矩形の2枚のフィルム片(31)(32)から構成することができ、外フィルム(2)の分断可能部(21)の上で重なるように形成される。なお、内フィルムのフィルム片(31)(32)どうしの重なり部分は単に重なっているだけでもよいし、簡単に剥離するようスポット的に熱溶着(溶着)を施してもよい。また、内フィルム(3)は、1枚のフィルムから構成し、外フィルム(2)の分断可能部(21)と重なる位置にミシン目の如き断続的な切条を形成し、分断可能となったものであってもよい。なお、ミシン目の如き断続的な切条を採用する場合、切条から湿気や異物が混入することを防ぐために、切条を覆う細幅のフィルムを切条に沿って熱溶着等しておくことが望ましい
本実施例では、内フィルム(3)を構成するフィルム片(31)(32)は、外フィルム(2)の分断可能部(21)上で重なり部を有すると共に、重ねた状態でフィルム片(31)(32)は、長さ方向の端縁が外フィルム(2)の端縁に略一致するよう形成している。
また、内フィルム(3)の幅方向の長さは、外フィルム(2)の幅方向の長さよりも短くしている。より具体的には、内フィルム(3)の幅方向の長さは、内フィルム(3)と外フィルム(2)との熱溶着部(35)とほぼ一致またはこれよりも少し幅方向にはみ出た部分までとしている。
被せフィルム(4)は、図2に示すように、内フィルム(3)の外面に熱溶着(44)(44)され、外フィルム(2)の長手方向と直交するよう両端が幅方向にはみ出したはみ出し部(42)(42)を有している。はみ出し部(42)(42)は、棒状飯塊(7)を包装したときに、棒状飯塊(7)の端面(72)(74)を余裕をもって覆うことができる大きさとする。
より詳細には、被せフィルム(4)は、棒状飯塊(7)への巻き始め端(12)となる内フィルム(3)のフィルム片(31)に熱溶着(44)により接合している。熱溶着(44)は、棒状飯塊(7)と対向する内側部分に施す。望ましくは、棒状飯塊(7)の長さをLとしたときに、熱溶着部(44)(44)どうしの間隔は、Lよりも10mm〜30mm短くなる、即ち、夫々の熱溶着部(44)(44)が棒状飯塊(7)の端面(72)(74)よりも内側に5mm〜15mm入った位置に形成されることが望ましい。
熱溶着(44)(44)は、図示の例では線溶着であるが、1又は複数の点溶着であってもよい。
また、図示の被せフィルム(4)は、1枚のフィルムで形成し、内フィルム(3)を横断するようにしているが、はみ出し部分(42)(42)が形成されるように、2枚のフィルムを別々に内フィルム(3)に接合するようにしてもよい。
上記の如く、被せフィルム(4)を接合した内フィルム(3)と、外フィルム(2)の内側にシート状食品(5)を載置し、図3に示すように、シート状食品(5)の周縁に沿って、外フィルム(2)と内フィルム(3)とを連続的に又は断続的に熱溶着(35)等により接合する。本発明の一実施形態として、内フィルム(3)は、外フィルム(2)の幅方向の中央に配置するのではなく、外フィルム(2)の内フィルム(3)からはみ出す端縁は、一方の端縁(25)を他方の端縁(27)よりもはみ出し量が大きくなるようにすることが望ましい。理由は後述する。外フィルム(2)のはみ出し量は、一方の端縁(25)が10〜15mm、他方の端縁(27)が10mm以下とすることが望ましく、図示の例では、端縁(25)は12mm、端縁(27)は7mmである。
また、図示の例では、シート状食品(5)は長手方向の長さが外フィルム(2)よりも短く形成されているため、シート状食品(5)がズレないように1又は複数箇所で点溶着(37)している。
接合された外フィルム(2)の長手方向端部には、巻き始め端(12)となる被せフィルム(4)とは反対側の端部に、包装後に包装シート(1)の巻き終わり端(14)を止着するシール部材(6)を貼着する。シール部材(6)は、外フィルム(2)と対向する面に糊などの接着剤が塗布されており、シール部材(6)は、外フィルム(2)の長手方向端部から一部がはみ出すように外フィルム(2)に貼着される。なお、シール部材(6)は、棒状飯塊(7)を包装した後に貼着するようにしてもよい。
外フィルム(2)の巻き始め端(12)となる端部には、包装を解く際に巻き始め端(12)を棒状飯塊(7)から引き離すために掴むことのできる目印(62)を形成している。目印(62)は、接着や貼着により外フィルム(2)に取り付けることができ、図示の実施例では、引き離し方向を示す矢印からなる図柄(64)が付されている。
包装シート(1)は、上記により構成され、棒状飯塊(7)を包装する。
棒状飯塊(7)は、白米の塊、具を巻いたもの、かやくご飯などを棒状に固めたものであり、図示の実施例では断面略円形としている。
本発明の包装シート(1)を用いて棒状飯塊(7)を包装するには、図3に示すように、内フィルム(3)側を上向きにして、巻き始め端(12)側の端部近傍に棒状飯塊(7)を載せる。なお、被せフィルム(4)が内フィルム(3)を横断するように形成されている場合には、被せフィルム(4)の上に棒状飯塊(7)を載せることとなる。
次に、被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)を図3中矢印Bで示すように、棒状飯塊(7)の端面(72)(74)に被せて夫々内側に折り返す。このとき、被せフィルム(4)は、棒状飯塊(7)の端面(72)(74)よりも内側で内フィルム(3)のみに熱溶着されているから、はみ出し部(42)(42)は外フィルム(2)を引っ張ることはなく、また、被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)により棒状飯塊(7)の端部(72)(74)を包んだときの皺を発生し難くすることができる。
次に、図5も示すように、包装シート(1)を棒状飯塊(7)の周面に巻き付ける。このとき、巻き始め端(12)の目印(62)は、内フィルム(3)側に巻き込まないように、外フィルム(2)側に折り返しておくことが望ましい。包装シート(1)を棒状飯塊(7)に巻き付けた後、巻き終わり端(14)となる包装シート(1)の端部をシール部材(6)により止着することで、包装シート(1)により棒状飯塊(7)が包装された棒状包装飯塊(8)を得ることができる。
本発明の棒状包装飯塊(8)は、被せフィルム(4)を棒状飯塊(7)の側面と対向する位置で内フィルム(3)に熱溶着しているから、被せフィルム(4)に皺やたるみが生じがたく、被せフィルム(4)を通して具材(78)を容易に確認することができる。
また、外フィルム(2)を内フィルム(3)よりも厚手のフィルムとすることで、陳列の際に棒状包装飯塊(8)を図5に示すように縦向きで立て置くことができる。これにより、棒状包装飯塊(8)を手に取らずとも上から視認することで具材(78)を確認できる。また、寝かせた状態(横向き)で陳列する場合に比べて、陳列台との接触面積を小さくすることができるから、衛生面でもすぐれる。
さらに、外フィルム(2)のはみ出した両端縁(25)(27)は、一方の端縁(25)を他方の端縁(27)よりもはみ出し量を大きくしているから、はみ出し量の大きい端縁(25)を下向きに陳列したときに、陳列台からシート状食品(5)や棒状飯塊(7)の端面(72)までの隙間を大きくすることができる。これにより、例え陳列台が濡れていたり汚れていても、シート状食品(5)や棒状飯塊(7)が濡れてしまう等はない。なお、両方の端縁(25)(27)のはみ出し量を共に大きく採らない理由として、他方の端縁(27)は、陳列の際に上向きとなるから、斜め方向から棒状包装飯塊(8)を視認したときに、外フィルム(2)を介さずとも具材(78)を確認できるようにするためである。また、端縁(25)(27)の長さを変えることで、陳列の際に上下を容易に確認できる利点もある。加えて、一方の端縁(27)を短くすることで、少しでもフィルム使用量を減らし、棒状包装飯塊(8)の大きさを小さくすることができる。
加えて、外フィルム(2)を内フィルム(3)よりも厚手のフィルムとすることで、外フィルム(2)と内フィルム(3)の両方を厚手のフィルムとした場合に比べて棒状飯塊(7)への巻き付けを容易に行なうことができる。さらに、外フィルム(2)を厚手としたことで、棒状包装飯塊(8)の製造、輸送、陳列、販売、或いは消費者が購買した後の何れの過程においても、包装棒状飯塊(7)をしっかりとした形で保持することができ、また、外フィルム(2)の破損を防ぐことができるから、異物等の混入も防止できる。これは、食品衛生上、極めて有用である。
なお、外フィルム(2)に対して内フィルム(3)を幅狭とすることで、内フィルム(3)の使用量を少なくすることができる利点もある。
上記棒状包装飯塊(8)の包装を解くには、まず、図6に示すように、外フィルム(2)の切込み(23)(23)側からカットテープ(22)の端部を摘んで、外フィルム(2)を幅方向に分断する。
続いて、シール部材(6)を剥がして、図7に示すように、包装シート(1)を巻き終わり端(14)側から展開する。
その後、図8に示すように、巻き始め端(12)の目印(62)を摘んで、巻き始め端(12)側を少し展開すると、棒状飯塊(7)の一部が露出し、これに伴って、被せフィルム(4)は、はみ出し部(42)(42)が外向きに開く。
この状態で巻き始め端(12)側の包装シート(1)を棒状飯塊(7)を掴むように外側から握り、巻き終わり端(14)側の包装シート(1)を図中矢印αで示すように引っ張ると、図9に示すように、包装シート(1)は、巻き終わり端(14)側の既に分断された外フィルム(2)とこれに熱溶着(35)された内フィルム(3)のフィルム片(32)が一緒に引き出されて、シート状食品(5)の略半分が露出する。
その次に、露出したシート状食品(5)の上に棒状飯塊(7)を転がし、シート状食品(5)の上から棒状飯塊(7)を掴みつつ、図10中矢印βで示すように残りの外フィルム(2)と内フィルム(3)のフィルム片(31)を引っ張ることで、シート状食品(5)が完全に包装シート(1)から引き出される。その後、シート状食品(5)を棒状飯塊(7)に巻き付ければよい。
上記のように、本発明の包装シート(1)によれば、少ないステップで、手を汚すことなく簡単に包装シート(1)を解き、棒状飯塊(7)にシート状食品(5)を巻き付けることができ、これを食することができる。
上記説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或いは範囲を限縮するように介すべきではない。また、本発明の各部構成は、上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
たとえば、棒状飯塊(7)は断面略円形でなく、例えば断面を正方形等の矩形としてもよい。
本発明は、被せフィルムに皺の寄り難い包装シート及び該包装シートで棒状飯塊を包装してなる棒状包装飯塊として有用である。
(1) 包装シート
(2) 外フィルム
(25) 端縁
(27) 端縁
(3) 内フィルム
(35) 熱溶着(外フィルムと内フィルム)
(4) 被せフィルム
(42) はみ出し部
(44) 熱溶着(内フィルムと被せフィルム)
(5) シート状食品
(7) 棒状飯塊
(8) 棒状包装飯塊

Claims (8)

  1. 矩形の外フィルム(2)の内面と、内フィルム(3)の内面との間にシート状食品(5)を挟んで構成され、
    前記内フィルム(3)の外面に、前記外フィルム(2)の長手方向と直交するよう両端がはみ出したはみ出し部(42)(42)を有する被せフィルム(4)を熱溶着して構成され、
    前記被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)により棒状飯塊(7)の端面を覆い、前記内フィルム(3)の外面を前記棒状飯塊(7)に巻き付けて包装する包装シートであって、
    前記外フィルム(2)と前記内フィルム(3)は、前記シート状食品(5)の外周側を熱溶着(35)して一体化されており、
    前記被せフィルム(4)は、前記熱溶着(35)よりも内周側、かつ、棒状飯塊(7)の端面(72)(74)よりも内側で前記内フィルム(3)に熱溶着(44)されている、
    ことを特徴とする包装シート。
  2. 記外フィルム(2)は、前記熱溶着(35)よりも長手方向に沿う両端縁(25)(27)がはみ出ている、
    請求項1に記載の包装シート。
  3. 前記外フィルム(2)のはみ出した両端縁(25)(27)は、一方の端縁(25)が他方の端縁(27)よりもはみ出し量が大きい、
    請求項2に記載の包装シート。
  4. 前記外フィルム(2)は、前記内フィルム(3)よりも厚手のフィルムである、
    請求項2又は請求項3に記載の包装シート。
  5. 前記外フィルム(2)は、長手方向に対して直交する方向に分断可能部(21)を有し、内フィルム(3)は、前記分断可能部(21)上で重なるように形成された2枚の内フィルム片(31)(32)である、
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載の包装シート。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の包装シート(1)によって棒状飯塊(7)を包装してなる棒状包装飯塊であって、
    前記被せフィルム(4)のはみ出し部(42)(42)により棒状飯塊(7)の端面を覆い、前記内フィルム(3)の外面を前記棒状飯塊(7)に巻き付け、前記外フィルム(2)の巻き終わり端(14)にシール部材(6)を貼着して止着することで包装されている、
    棒状包装飯塊。
  7. 前記外フィルム(2)の巻き始め端(12)には、前記巻き始め端(12)を前記棒状飯塊(7)から引き離すために掴む目印(62)が形成されている、
    請求項6に記載の棒状包装飯塊。
  8. 前記目印(62)には、引き離し方向を示す図柄(64)が記載されている、
    請求項7に記載の棒状包装飯塊。
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