JP2011000014A - 包装飯塊 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】包装棒状飯は、外フィルム2と内フィルム3との間に海苔41を挟んでなる包装シート1を横長の飯塊7に巻き付けて包装される。外フィルム2は断続的な切込み22による分断可能部21を有し、内フィルム3は2枚のフィルム片31、32の内側の側縁どうしを外フィルム2の分断可能部21上で重ねて形成される。内フィルム3のフィルム片31、32の重なり部30と外フィルム2の分断可能部21は、飯塊の長さ方向の中央部よりも同じ側の一端側寄りに位置している。外フィルム2を分断してその幅広部21と、内フィルム3の幅広フィルム片31を引っ張り出す。飯塊7上に残ったフィルムの上から飯塊7を支持して食することができる。
【選択図】図4
Description
外フィルムは包装シートの巻付け方向に沿って1/2づつに分断可能な分断可能部を有し、内フィルムは同じ大きさの2枚のフィルム片の内側の側縁どうしを外フィルムの分断可能部上で重ねて形成され、内フィルムの側縁には被せ片が突出して、該被せ片が飯塊の両端面に被さっている。
包装シートの半分を飯塊上に残し、この部分を支持して包装シートの被さっていない部分を食することも可能であるが、飯塊の半分近くを食してから残りの包装シートを引っ張り出すことは、飯塊を支持するのが難しくなって、棒状飯が割れたり型崩れして、食べ難くなる。
飯塊(7)を支持した手で飯塊(7)上に残って立ち上がった状態の外フィルム(2)の幅狭部(24)及び内フィルム(3)の幅狭フィルム片(32)を飯塊(7)側に戻し、その状態で、即ち片手で飯塊(7)を支持した状態で、シート状食品(4)が露出している部分の飯塊(7)をシート状食品(4)と一緒に食することができる。
飯塊(7)を該飯塊(7)に被さったままの外フィルム(2)の幅狭部(24)近くまで食すれば、飯塊(7)を口にしたまま、即ち、口で飯塊(7)を支持して外フィルム(2)の幅狭部(24)と内フィルム(3)の幅狭被せ片(32)を一緒に引き出す。外フィルム(2)の幅狭部(24)及び内フィルム(3)の幅狭フィルム片(32)は、飯塊(7)に被さっている部分が少なく、引き出し抵抗が小さい。又、残っている飯塊(7)は短くなっているので、フィルムを引っ張る際に、該飯塊が割れたり、型崩れして食べ難くなることを防止できる。
又、最初にラベル(6)を剥がすときは両手が必要であるが、その後は片手で包装を解いて食することができ、これは車を運転しながらでも出来るので便利である。
飯塊(7)は円柱状に限らず、角柱状等、短い棒状であれば形状は問わない。
シート状食品(4)はシート状海苔(41)以外にも、おぼろ昆布をシート状に成形したもの等、シート状に加工した食品で、飯塊に巻き付けることができれば、食品の種類は問わない。
分断可能部(21)は、外フィルム(2)を幅方向に引っ張るだけで簡単に分断できるものであって、実施例では、外フィルム(2)に断続的な切込み(22)を施して分断可能部(21)を形成している。
分断可能部(21)は、外フィルム(2)の幅方向の一端寄りに位置している。実施例の分断可能部(21)は、外フィルム(2)の幅長さの略1/3の位置にある。従って、外フィルム(2)は分断可能部(21)を挟んで幅広部(23)と幅狭部(24)に区画される。
前記外フィルム(2)の分断可能部(21)は、内フィルム(3)の両フィルム片(31)(32)の重なり部(30)に重なっている。
被せ片(33)(33)は、フィルム片(31)(32)の側縁から1cm程度内側の位置に溶着(34)して、或いは、フィルム片(31)(32)を延長してフィルム片(31)(32)と一体に設けられている。
被せ片(33)の形状は矩形に限ることはなく、又、被せ片(33)の長さはフィルム片(31)の略1/2長さに限ることはなく、要は、飯塊(7)の端面に余裕のある状態に被さる大きさであればよい。
包装シート(1)は、内フィルム(3)のフィルム片(31)(32)側の端部が飯塊(7)に対する巻付け開始端(10)となり、反対側端部が巻付け終端(11)となる。
ラベル(6)は、飯塊(7)の長さ方向に長い略長方形に形成され、長さが前記外フィルム(2)の幅長さと同じ或いは少し短い。
包装シート(1)の海苔(41)は、外フィルム(2)と内フィルム(3)に挟まれており、外フィルム(2)の分断可能部(21)を形成する断続的な切込み(22)には、外フィルム(2)の内側から帯フィルム(5)が被さっているから、外気や飯塊(7)からの湿気から遮断され、パリパリ感を失わない。
包装飯塊は、飯塊(7)の周面は勿論のこと両端面に、内フィルム(3)の被せ片(33)(33)が被さっているため、衛生的であり、又、飯塊(7)の乾燥を効果的に防止して、飯塊の食感を損うことを防止できる。
外フィルム(2)の幅広部(23)が被さっていた部分の海苔(41)が露出する。又、内フィルム(3)の幅広フィルム片(31)が引き出されたことによって、海苔(41)の当該部分が直接に飯塊(7)に被さる。
片手で飯塊(7)を支持したまま、海苔(41)が露出している部分の飯塊(7)を海苔(41)と一緒に食することができる。
外フィルム(2)の幅狭部(24)近くまで飯塊(7)を食すれば、飯塊(7)を口にしたまま、即ち、口で飯塊(7)を支持して外フィルム(2)の幅狭部(24)と内フィルム(3)の幅狭フィルム片(32)を一緒に引き出す。
上記手順によれば、直接に海苔(41)や飯塊(7)に手を触れることなく海苔(41)が被さった飯塊(7)を食することができる。
又、最初にラベル(6)を剥がすときは両手が必要であるが、その後は片手で包装を解いて食することができ、これは車を運転しながらでも、片手が塞がっていても出来るので便利である。
2 外フィルム
23 幅広部
24 幅狭部
3 内フィルム
32 被せ片
4 シート状食品
6 ラベル
7 飯塊
Claims (5)
- 外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状食品(4)を挟み、両フィルム(2)(3)の外周部を溶着してなる包装シート(1)を横長の飯塊(7)に巻き付け、巻付け端をラベル(6)で止めて包装され、外フィルム(2)には引っ張るだけで飯塊(7)への巻付け方向に沿って分断可能な分断可能部(21)が設けられ、内フィルム(3)は2枚のフィルム片(31)(32)の内側の側縁どうしを外フィルム(2)の分断可能部(21)上で重ねて形成され、内フィルム(3)の側縁には被せ片(33)(33)が突出して、該被せ片(33)(33)が飯塊(7)の両端面に被さっている包装飯塊において、内フィルム(3)のフィルム片(31)(32)の重なり部(30)と外フィルム(2)の分断可能部は、飯塊の同じ側の一端側寄りに位置している、包装飯塊。
- 内フィルム(3)のフィルム片(31)(32)の重なり部(30)と外フィルム(2)の分断可能部(21)は、外フィルム(2)の幅長さの略1/3の位置にあり、外フィルム(2)は、分断可能部(21)によって幅広部(23)と幅狭部(24)に区画されている、請求項1に記載の包装飯塊。
- 外フィルム(2)の分断可能部(21)は、外フィルム(21)に施した断続的な切込み(22)である、請求項1又は2に記載の包装飯塊。
- 外フィルム(2)の分断可能部(21)から幅広部(23)において、巻付け開始端の外端側の隅部に、該幅広部(23)を外側に引っ張ることを示す矢印(23)が施されている、請求項1乃至3の何れかに記載の包装飯塊。
- 矢印(23)は、包装シート(1)の巻付け終端(12)又はラベル(6)に隠れている、請求項4に記載の包装飯塊。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009143907A JP2011000014A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 包装飯塊 |
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JP2009143907A JP2011000014A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 包装飯塊 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2011000014A true JP2011000014A (ja) | 2011-01-06 |
Family
ID=43558511
Family Applications (1)
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JP2009143907A Pending JP2011000014A (ja) | 2009-06-17 | 2009-06-17 | 包装飯塊 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011000014A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014204680A (ja) * | 2013-04-11 | 2014-10-30 | 鈴木 允 | 包装シート、包装食品及び包装食品の包装を解く方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH067493U (ja) * | 1991-08-23 | 1994-02-01 | 有限会社シンクドリーム | 棒状の米飯加工食品用包装フィルム |
JPH09121794A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-13 | Makoto Suzuki | 巻寿司用包装シート及び包装巻寿司 |
JP2003038113A (ja) * | 2001-07-27 | 2003-02-12 | Makoto Suzuki | 包装海苔巻き |
JP2004331180A (ja) * | 2003-05-09 | 2004-11-25 | Makoto Suzuki | 食品包装用シート体及び包装食品 |
-
2009
- 2009-06-17 JP JP2009143907A patent/JP2011000014A/ja active Pending
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