JPH09121794A - 巻寿司用包装シート及び包装巻寿司 - Google Patents

巻寿司用包装シート及び包装巻寿司

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JPH09121794A
JPH09121794A JP7282311A JP28231195A JPH09121794A JP H09121794 A JPH09121794 A JP H09121794A JP 7282311 A JP7282311 A JP 7282311A JP 28231195 A JP28231195 A JP 28231195A JP H09121794 A JPH09121794 A JP H09121794A
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sheet
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shaped
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Makoto Suzuki
允 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装巻く寿司の包装を形崩れなく解く。 【解決する手段】 外フィルム1と内フィルム2との間
にシート状食品3を挟んだ包装シートにて巻寿司を包装
した包装巻寿司であって、内フィルム2は包装シートの
長手方向と直交する方向に長い複数枚の長方形のフィル
ム片21をその長手方向の側縁を隣合うフィルム片21の長
手方向の側縁に少し重ねて形成され、外フィルム1は、
包装シートの長手方向に沿って引裂き可能な切離し可能
部4が形成され、内フィルム2を内側にしてフィルム片
21の重なり縁20と直交する様に棒状飯(5)が包装され、
包装シートの端部は、熱溶着により閉じられて外向きの
摘み片11を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内フィルムと外フィル
ムとの間にシート状海苔等のシート状食品を挟んで形成
した巻寿司用包装シート及び包装巻寿司に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】出願人は、以前図6、図7に示す巻寿司
用包装シート及び図6に示す包装寿司を提案した(実開
平6−52480号)。これは、包装シートSの内フィ
ルム(2)は、2枚の長方形のフィルム片(21)(21)を互い
の内端を重ねて形成され、フィルム片(21)(21)の長手方
向の両端部は該重なり縁(20)と平行に外フィルム(1)の
外端部に熱溶着されている。
【0003】外フィルム(1)の中央部には、前記フィル
ム片(21)の重なり縁と平行に切離し可能部(4)が全長に
亘って形成されており、一方のフィルム片(21)上に、帯
フィルム(23)がその両端をフィルム片(21)から突出して
内フィルム(2)に熱溶着されている。上記切離し可能部
(4)はフィルム(1)の端部に設けた一対の切込み(41)(4
1)であり、該切込み(41)(41)間を摘んで寿司の長手方向
に引き裂いて、周方向にに分離させるものである。
【0004】帯フィルム(23)上に棒状飯(5)が載せら
れ、帯フィルム(23)の両端を折り返して棒状飯(5)の端
部を覆い、包装シートは棒状飯(5)を一周して、シート
の両端重なり部がシール片(図示せず)にて止められてい
る。包装巻寿司を食する際は、外フィルム(1)を前記の
如く、その切離し可能部(4)から巻寿司の周方向に分離
し、包装シートSの外端を摘んで外側に引っ張る(図
7)。
【0005】外フィルム(1)は略中央部で切り離され、
内フィルム(2)は略中央部で分離可能であるから、前記
の如く、包装シートSの外端を外側に引っ張ることによ
って、内フィルム(2)及び外フィルム(1)の夫々の半分
がシート状食品(3)を辷って引き出され、シート状食品
(3)の半分が露出して棒状飯(5)に被さる。
【0006】フィルムの引き抜きによって露出したシー
ト状食品の残り半分を棒状飯(5)に巻き付け、棒状飯
(5)の外周全体にシート状食品(3)を被せる。外フィル
ム(1)と内フィルム(2)のとの間に収容され、湿気防止
が画られたシート状食品(3)を巻いた巻寿司を食するこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記包装巻寿司は、包
装シートSを切離し可能部(4)から巻寿司の長手方向に
引き裂いてから、包装シートSの外端を摘んで外側に引
っ張る際、図7に示す如く、包装巻寿司を手指及び手の
掌にて掴んで支持せねばならない。内フィルム(2)は、
粘着性の飯がこびり付かない様に表面処理が施され、或
いは摩擦係数の小さい素材で形成されているが、外フィ
ルム(1)は、中身のシート状食品(3)を見せるために透
明度が要求され、又、商品名を印刷するために、内フィ
ルム(1)と同様の素材、或いは表面処理は実施できず、
外フィルムは、手指との摩擦係数は内フィルム(2)のそ
れに比べて、相当大きくなる。
【0008】従って、外フィルム(1)の外側から巻寿司
の中央部を掴んだ状態にて、包装シートSを巻寿司の長
手方向の全長に亘って引き出す際、手と外フィルム(1)
の摩擦抵抗により、スムーズに引き出しできず、棒状飯
が型崩れし、又、包装前に予め棒状飯(4)及びシート状
食品が、一口サイズに切り分けられている場合には、棒
状飯(4)の両端側がばらけて落ちてしまう虞れがあっ
た。又、巻寿司を食するには、シートを完全に外さねば
ならず、従って、手がシート状食品(3)に直接に接する
ことは避られず、不衛生になりがちであった。
【0009】又、包装シートは、外フィルム(1)と内フ
ィルム(2)以外に、棒状飯(5)の端面に被さる帯フィル
ム(23)が必要となる。この帯フィルム(23)は、外フィル
ム(1)と内フィルム(2)を溶着した後、内フィルム(2)
上に供給して、内フィルム(2)に熱溶着せねばならず、
単に帯フィルム(23)が増えるだけではなく、シートの製
造設備が複雑になる。
【0010】更に、帯フィルム(23)の両端は、外フィル
ム(1)及び内フィルム(2)から突出しているため、包装
シートSを棒状飯(5)の自動包装装置に供給する際に、
帯フィルム(23)の端部が内側に折れ込んだ状態で供給さ
れて、包装不良が生じることがあった。本発明は、上記
問題を解決できる巻寿司用包装シート及び包装巻寿司を
明らかにするものである。
【0011】
【課題を解決する手段】本発明の包装シートは、内フィ
ルム(2)は長方形のフィルム片(21)をその長手方向の側
縁を隣合うフィルム片(21)の長手方向の側縁に重ねて形
成され、外フィルム(1)は、内フィルム(2)のフィルム
片(21)の重なり縁(20)に沿う方向に引き裂いて重なり縁
(20)と直交する方向に分離可能な切離し可能部(4)が形
成され、内フィルム(2)の重なり縁(20)と直交する方向
のシートの両端は、15mm以上の幅でシート状食品(3)
を介在させずに外フィルム(1)と内フィルム(2)が直接
に重なっている帯状耳部(10)が形成されている。
【0012】本発明の包装巻寿司は、上記包装シートの
内フィルム(2)を内側にしてフィルム片(21)の重なり縁
(20)と直交する様に棒状飯(5)を載せて該棒状飯(5)を
包み、棒状飯(5)の両端より外側に突出したシートの耳
部(10)は、熱溶着によって閉じられて外側に突出する摘
み片(11)を形成している。
【0013】
【作用及び効果】本発明の包装シートSは、外フィルム
(1)と内フィルム(2)の間にシート状食品(3)を挟んん
だ矩形体であり、従来の様に外フィルム(1)及び内フィ
ルム(2)とは別体の帯フィルム(23)を必要とせず、該帯
フィルム(23)の存在による、コスト高、シート製造設備
の複雑化、包装不良等の問題を解消できる。棒状飯(5)
を包装後、包装シートの耳部(10)を熱溶着によって閉じ
るため、棒状飯(5)の端部に埃が付着したり乾燥するこ
とを、従来の帯フィルム(23)の端部を棒状飯(5)の端部
に被せる以上に効果的に防止できる。
【0014】包装巻寿司を食する際は、図4に示す様
に、外フィルム(1)をその切離し可能部(4)から、周方
向に引き裂いて、長手方向に分離する。切離し側のシー
ト端部の摘み片(11)を摘んで外側に引っ張る。内フィル
ム(2)は、最初から巻寿司の軸方向に分離しており、内
フィルム(2)の端部のフイルム片は外フイルムと一緒に
熱溶着されているため、摘み片(11)と一緒に引っ張り出
される。従って、フィルムが引っ張り出された部分のシ
ート状食品(3)は、直接に棒状飯(5)に被さると共に外
部に露出する。
【0015】外フィルム(1)の被さっている部分を掴ん
で、巻寿司の外フィルムから露出した部分を丸齧りすれ
ばよい。棒状飯(5)及びシート状食品(3)に予め一口サ
イズに切込みを施しておけば、切込み部分から1個づつ
食することができる。
【0016】巻寿司の中央部の包装を解くには、先ずそ
の部分の外フィルムを外し、次に棒状飯(5)とシート状
食品(3)のから内フィルム(2)のフィルム片(21)を引き
出せばよい。このとき該フィルム片(21)の幅は、巻寿司
の全長よりも相当に小さいため、フィルム片(21)の引抜
きに大きな抵抗は作用せず、巻寿司を形崩れさせること
なくフィルム片(21)をスムーズに引き抜くことができ
る。巻寿司の残りの端部の包装は、前記した様に、シー
ト端の摘み片(11)を外側に引っ張ればよい。摘み片(11)
は、外側に突出しているため摘み易い。
【0017】上記の如く、本発明の包装シート及び包装
巻寿司は、外フィルム(1)を巻寿司の長手方向に裂い
て、周方向に分離するのではなく、巻寿司の周方向に裂
いて軸方向に分離するものであり、内フィルム(2)も予
め巻寿司の軸方向に分離されているため、巻寿司の端部
側から順に包装を解いて、端部側から食することができ
る。
【0018】このため、包装巻寿司の一端側は包装した
ままその包装部分を掴み、他端側の包装を解いて端から
順に巻寿司を食することができ、手が巻寿司に直接に触
れる機会を最少限に留めることができ、衛生的である。
又、端から順に包装を解くことができるため、従来の様
に、外フィルム(1)を巻寿司の周方向に引き出す際、巻
寿司を支持する手と外フィルム(1)の摩擦抵抗により、
外フィルム(1)をスムーズに引き出しできず、棒状飯が
型崩れし、棒状飯(4)及びシート状食品が、一口サイズ
に切り分けられている場合には、棒状飯(4)がばらけて
落ちてしまう問題を解消できる。
【0019】
【発明の実施の形態】包装シートSの外フィルム(1)及
び内フィルム(2)は、夫々横長さ約260mm、縦長さ1
80mmの矩形を呈している。内フィルム(2)は、複数
枚、実施例では3枚の長方形のフィルム片(21)(21)(22)
を、その長手方向の側縁を隣合うフィルム片(21)(22)の
長手方向の側縁に少し重ねて形成されている。内フィル
ム(2)の両側のフィルム片(21)(21)は、長さ180mm、
幅約100mm、中央のフィルム片(22)は、長さ180m
m、幅80mmであり、フィルム片の重なり縁(20)の幅は
10mmである。内フィルム(2)は、後記する棒状飯(5)
に接しても飯が付着しない様に、辷りの良好な素材或い
は、辷り易い表面処理がなされている。
【0020】外フィルム(1)には、上記内フィルム(2)
のフィルム片(21)の重なり縁(20)との対応位置に、外フ
ィルム(1)の重なり縁(20)に沿って外フィルム(1)を引
裂くことのできる切離し可能部(4)が形成されている。
実施例の切離し可能部(4)は、外フィルム(1)の長手方
向の端縁に、1箇所の切離し可能部(4)に対して、狭い
間隔を存して一対の切込み(41)(41)を施したものであっ
て、外フィルム(1)は、切込み方向、即ち外フィルム
(1)の短手方向には容易に裂けるが、切込み(41)と直交
する方向、即ち、外フィルム(1)の長手方向には裂け難
い方向性フィルムである。
【0021】シート状食品(3)は、横長さ205mm、縦
長さ165mmの海苔である。シート状食品(3)は、長手
方向に複数等分、実施例では7〜8等分する仮想線上
に、断続的に切込み線(31)が施されている。包装シート
は、外フィルム(1)と内フィルム(2)との間に、シート
状食品(3)を、両フィルム(1)(2)の長手方向の中央に
位置させて、両フィルムの外周縁を線状熱溶着(12)或い
はスポット熱溶着(13)によって接合し、又、シート状食
品(3)の長手方向の両端に接近して、外フィルム(1)と
内フィルム(2)はシートの短手方向に延びる様に熱溶着
(14)して、シート状食品(3)の位置決めを行なってい
る。内フィルム(2)のフィルム片(21)の両端と外フィル
ム(1)の該溶着部は容易に剥離する様に弱く熱溶着され
ている。内フィルム(2)の各フィルム片(21)の重なり縁
(20)の部分では、外フィルム(1)と内フィルム(2)は熱
溶着されていない。
【0022】包装シートの前記シート状食品(3)位置決
め用溶着線(14)から外側は、幅約25mmの帯状の耳部(1
0)となっている。上記耳部(10)は、後記の如く、絞る様
に熱溶着して閉じ、摘み片(11)を形成するためのもので
あり、棒状飯(5)の直径にもよるが、突出長さは15mm
は必要で、これよりも短いと、熱溶着し難く、又、完全
に閉じることが困難である。棒状飯(5)の直径が30mm
であれば、耳部(10)の突出長さは25mm程度が望まし
い。耳部(10)の突出長さが、棒状飯(5)の直径に対して
あまり長過ぎると、フィルムが無駄であり、又、包装巻
寿司の全長が長くなって、陳列スペースの点で不利であ
る。
【0023】上記包装シートによって包装される棒状飯
(5)は、シート状食品(3)の横長さと略同長さに形成さ
れ、実施例では太さは30mm程度である。棒状飯(5)の
軸心部に、干ぴょう、玉子、みつば等の具(41)を巻き込
んでおり、予め前記シート状食品(3)の切込み線(31)間
の幅に合わせて一口サイズに切断されている。
【0024】包装シートの内フィルム(2)を上に、外フ
ィルム(1)を下にして、内フィルム(2)上に棒状飯(5)
を載せ、包装シートを、外フィルム(1)の切込み(41)(4
1)が外側に位置する様に巻き付け、巻き付け端をシール
片(6)又は、熱溶着にて止める。図4に示す如く、包装
シートの両端耳部(10)を絞る様に熱溶着して密封し、外
側に突出する摘み片(11)を形成する。
【0025】耳部(10)の熱溶着は、図4に示す様に、9
0°の間隔を存して4本の加熱爪(71)を半径方向に開閉
可能に設けた加熱シール装置(7)を用い、加熱爪(71)を
開いて爪間に包装シートの耳部(10)を挿入し、加熱爪(7
1)を閉じることにより、美しく能率的に行なうことが出
来る。
【0026】然して、本発明の包装シートSは、内、外
両フィルム(1)(2)の間にシート状食品(3)を挟んんだ
矩形体であり、従来の様に外フィルム(1)と内フィルム
(2)とは別体の帯フィルム(23)を必要とせず、該帯フィ
ルム(23)の存在による、コスト高、シート製造設備の複
雑化、包装不良等の問題を解消できる。棒状飯(5)を包
装後、包装シートの耳部(10)を熱溶着によって密封する
ため、棒状飯(5)の端部に埃が付着したり乾燥すること
を防止できる。
【0027】巻寿司を食する際は、図4、図5に示す様
に、外フィルム(1)の切込み(41)(41)間を摘んで、巻寿
司の周方向に引っ張って、外フィルム(1)を巻寿司の軸
方向に切り離す。切離し側のシート端部の摘み片(11)を
摘んで外側に引っ張る。内フィルム(2)は、最初から巻
寿司の軸方向に分離しており、内フィルム(2)の端部の
フイルム片(21)は外フィルム(1)と一緒に熱溶着されて
いるため摘み片(11)と一緒に引っ張り出される。従っ
て、フィルムが引っ張り出された部分のシート状食品
(3)は、直接に棒状飯(5)に被さると共に、外部に露出
する。
【0028】外フィルム(1)の被さっていた部分を掴ん
で、巻寿司の外フィルムから露出した部分を食すればよ
い。実施例では、棒状飯(5)及びシート状食品(3)に予
め一口サイズに切込みが施されているため、切込み部分
から1個づつ食することができる。棒状飯(5)及びシー
ト状食品(3)に切込みを施していない場合は、外フィル
ムから露出した部分を丸齧りすればよい。
【0029】巻寿司の中央部の包装を解くには、先ずそ
の部分の外フィルムを外し、次に棒状飯(5)とシート状
食品(3)のから内フィルム(2)のフィルム片(21)を引き
出せばよい。このとき該フィルム片(21)の幅は、巻寿司
の全長よりも相当小さいため、フィルム片(21)の引抜き
に大きな抵抗は作用せず、巻寿司を形崩れさせることな
くフィルム片(21)をスムーズに引き抜くことができる。
巻寿司の残りの端部の包装は、前記した様に、シート端
の摘み片(11)を外側に引っ張ればよい。
【0030】上記の如く、本発明の包装シート及び包装
巻寿司は、外フィルム(1)を巻寿司の長手方向に裂い
て、周方向に分離するのではなく、巻寿司の周方向に裂
いて軸方向に分離するものであり、内フィルム(2)も予
め巻寿司の軸方向に分離されているため、巻寿司の端部
側から順に包装を解いて、端部側から食することができ
る。このため、包装巻寿司の一端側は包装したままその
包装部分を掴み、他端側の包装を解いて端から順に巻寿
司を食することができ、手が巻寿司に直接に触れる機会
を最少限に留めることができ、衛生的である。
【0031】又、巻寿司を、端から順に包装を解くこが
できるため、従来の様に、外フィルム(1)を巻寿司の全
長に亘って周方向に引き出す際、巻寿司を支持する手と
外フィルム(1)の摩擦抵抗により、外フィルム(1)をス
ムーズに引き出しできず、棒状飯が型崩れし、棒状飯
(4)及びシート状食品が、一口サイズに切り分けられて
いる場合には、棒状飯(4)がばらけて落ちてしまう問題
を解消できる。
【0032】内フィルム(2)は、上記実施例では、2枚
のフィルム片(21)(21)の端部を単に重ねて外周を外フィ
ルム(1)に熱溶着して形成され、即ち、外フィルム(1)
を介し2つのフィルム片(21)(21)が繋がっているが、フ
ィルム片(21)(21)の重なり部をスポット熱溶着等によっ
て、簡単に引き剥れる様に接合することも可能である。
【0033】本発明の実施に際し、外フィルム(1)の上
記切込み(41)(41)に代えて、接着力の強い細帯テープを
外フィルム(1)の短手方向の全長に接着し、該テープの
一端を引張って外フィルム(1)を切り離す、所謂カット
テープや外フィルム(1)に断続的な切込み線、所謂ミシ
ン目を施して分離可能部(7)と成すことができる。本発
明は上記実施例の構成に限定されることはなく、特許請
求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装シートに棒状飯を載せた状態の斜面図であ
る。
【図2】包装シートの分解斜面図である。
【図3】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】包装巻寿司の斜面図である。
【図5】包装シートを剥がす手順の説明図である。
【図6】出願人が以前提案した包装シートの分解斜面図
である。
【図7】出願人が以前提案した包装巻寿司の包装を剥が
す手順の説明図である。
【符号の説明】
(1) 外フィルム (2) 内フィルム (21) フィルム片 (3) シート状食品 (4) 切離し可能部 (5) 棒状飯

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外フィルム(1)と内フィルム(2)との間
    にシート状食品(3)を挟んだ巻寿司用の矩形の包装シー
    トに於いて、内フィルム(2)は長方形のフィルム片(21)
    をその長手方向の側縁を隣合うフィルム片(21)の長手方
    向の側縁に重ねて形成され、外フィルム(1)は、内フィ
    ルム(2)のフィルム片(21)の重なり縁(20)に沿う方向に
    引き裂いて重なり縁(20)と直交する方向に分離可能な切
    離し可能部(4)が形成され、内フィルム(2)の重なり縁
    (20)と直交する方向のシートの両端は、15mm以上の幅
    でシート状食品(3)を介在させずに外フィルム(1)と内
    フィルム(2)が直接に重なっている帯状耳部(10)が形成
    されている巻寿司用包装シート。
  2. 【請求項2】 シート状食品(3)は、内フィルム(2)の
    フィルム片(21)(21)の重なり縁(20)に沿って断続的に延
    びる切込み線(31)が、シート状食品(3)の長手方向に略
    等間隔に施されている請求項1に記載の巻寿司用包装シ
    ート。
  3. 【請求項3】 外フィルム(1)と内フィルム(2)との間
    にシート状食品(3)を挟んだ包装シートにて巻寿司を包
    装した包装巻寿司であって、内フィルム(2)は長方形の
    フィルム片(21)をその長手方向の側縁を隣合うフィルム
    片(21)の長手方向の側縁に重ねて形成され、外フィルム
    (1)は、内フィルム(2)のフィルム片(21)の重なり縁(2
    0)に沿う方向に引き裂いて重なり縁(20)と直交する方向
    に分離可能な切離し可能部(4)が形成され、内フィルム
    (2)を内側にしてフィルム片(21)の重なり縁(20)と直交
    する様に棒状飯(5)がシートに包まれ、棒状飯(5)の両
    端より外側に突出したシートの耳部(10)は、熱溶着によ
    って閉じられて外側に突出する摘み片(11)を形成してい
    る包装巻寿司。
  4. 【請求項4】 シート状食品(3)は、内フィルム(2)の
    フィルム片(21)(21)の重なり縁(20)に沿って断続的に延
    びる切込み線(31)が、シート状食品(3)の長手方向に等
    間隔に施されており、棒状飯(5)はシート状食品(3)の
    切込み線(31)との対応位置に、複数個に切り離されてい
    る請求項3に記載の包装巻寿司。
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