JP2003276782A - 包装巻き寿司及び包装シート - Google Patents
包装巻き寿司及び包装シートInfo
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- B65D65/10—Wrappers or flexible covers rectangular
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 外フィルムと内フィルムとの間にシート状海
苔を挟んで形成した包装シートで包装した包装巻き寿司
を、手を汚さずに、衛生的に食することを可能にする。 【解決する手段】 外フィルム1は対向する二側縁に、
該側縁に接近し且つ該側縁に沿って分断可能な分断可能
部11、11を設け、内フィルム2は、外フィルム1の両分
断可能部11、11間の略中間位置で外フィルム1の分断可
能部11の沿って分断され或いは引っ張るだけで分断可能
であり、外フィルム1の両分断可能部11、11よりも外側
にて、外フィルム1と内フィルム2が熱溶着等により接
合されている。
苔を挟んで形成した包装シートで包装した包装巻き寿司
を、手を汚さずに、衛生的に食することを可能にする。 【解決する手段】 外フィルム1は対向する二側縁に、
該側縁に接近し且つ該側縁に沿って分断可能な分断可能
部11、11を設け、内フィルム2は、外フィルム1の両分
断可能部11、11間の略中間位置で外フィルム1の分断可
能部11の沿って分断され或いは引っ張るだけで分断可能
であり、外フィルム1の両分断可能部11、11よりも外側
にて、外フィルム1と内フィルム2が熱溶着等により接
合されている。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、外フィルムと内フィル
ムの間にシート状食品を挟んで形成した包装シート及び
該包装シートにて包装した包装巻き寿司に関するもので
ある。
ムの間にシート状食品を挟んで形成した包装シート及び
該包装シートにて包装した包装巻き寿司に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1
7、図18に示す如く、斯種包装シートの外フィルム
(1)及び内フィルム(2)は、夫々フィルム半体(10)(1
0)、(21)(21)の内端どうしを単に重ねて形成され、内フ
ィルム(2)の両フィルム半体(21)(21)の外側縁の中央部
に端部包み片(23)(23)を突設している。外フィルム(1)
と内フィルム(2)との間にシート状食品(3)を挟み、内
フィルム(2)の端部包み片(23)(23)側の両側縁にて、外
フィルム(1)と内フィルム(2)を線状に熱溶着して包装
シート(4)が形成される。
7、図18に示す如く、斯種包装シートの外フィルム
(1)及び内フィルム(2)は、夫々フィルム半体(10)(1
0)、(21)(21)の内端どうしを単に重ねて形成され、内フ
ィルム(2)の両フィルム半体(21)(21)の外側縁の中央部
に端部包み片(23)(23)を突設している。外フィルム(1)
と内フィルム(2)との間にシート状食品(3)を挟み、内
フィルム(2)の端部包み片(23)(23)側の両側縁にて、外
フィルム(1)と内フィルム(2)を線状に熱溶着して包装
シート(4)が形成される。
【0003】内フィルム(2)上に棒状飯(5)を、その両
端を端部包み片(23)(23)の位置に揃えて載せ、端部包み
片(23)(23)で棒状飯(5)の両端を包んでから包装シート
(4)を棒状飯(5)に巻き付け、該シートの巻き付け終端
をラベルで止めて包装巻き寿司を完成する。
端を端部包み片(23)(23)の位置に揃えて載せ、端部包み
片(23)(23)で棒状飯(5)の両端を包んでから包装シート
(4)を棒状飯(5)に巻き付け、該シートの巻き付け終端
をラベルで止めて包装巻き寿司を完成する。
【0004】包装巻き寿司の包装を解く手順は、先ずラ
ベルを剥がしてから包装巻き寿司の一端側のシート端部
を外側に引っ張る。外フィルム(1)の一方のフィルム半
体(10)と内フィルム(2)の一方のフィルム半体(21)とが
棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引き出さ
れる。次に、包装巻き寿司の他端側のシート端部を外側
に引っ張る。残りの両フィルム半体(10)(21)が前記同様
にして棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引
き出される。これによって、包装シート(4)のフィルム
が取り除かれてシート状食品(3)だけが棒状飯(5)に直
接に巻き付いた状態で残るのである(図19)。
ベルを剥がしてから包装巻き寿司の一端側のシート端部
を外側に引っ張る。外フィルム(1)の一方のフィルム半
体(10)と内フィルム(2)の一方のフィルム半体(21)とが
棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引き出さ
れる。次に、包装巻き寿司の他端側のシート端部を外側
に引っ張る。残りの両フィルム半体(10)(21)が前記同様
にして棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引
き出される。これによって、包装シート(4)のフィルム
が取り除かれてシート状食品(3)だけが棒状飯(5)に直
接に巻き付いた状態で残るのである(図19)。
【0005】図20、図21は、従来例の他の実施例を
示しており、外フィルム(1)及び内フィルム(2)は上記
と同様にして、夫々内端を重ねた2枚のフィルム半体(1
0)(10)、(21)(21)からなり、外フィルム(1)と内フィル
ム(2)との間にシート状食品(3)を挟み、フィルム半体
(21)(21)の重なり部に沿う、外フィルム(1)と内フィル
ム(2)の両側縁を熱溶着(41)している。但し、端部包み
片(23)(23)は、内フィルム(2)の一方のフィルム半体(2
1)の両側を延長して形成されている。
示しており、外フィルム(1)及び内フィルム(2)は上記
と同様にして、夫々内端を重ねた2枚のフィルム半体(1
0)(10)、(21)(21)からなり、外フィルム(1)と内フィル
ム(2)との間にシート状食品(3)を挟み、フィルム半体
(21)(21)の重なり部に沿う、外フィルム(1)と内フィル
ム(2)の両側縁を熱溶着(41)している。但し、端部包み
片(23)(23)は、内フィルム(2)の一方のフィルム半体(2
1)の両側を延長して形成されている。
【0006】前記同様にして、内フィルム(2)上に棒状
飯(5)を、その両端を端部包み片(23)(23)の位置に揃え
て載せ、端部包み片(23)(23)で棒状飯(5)の両端を包ん
でから包装シート(4)を棒状飯(5)に巻き付け、該シー
トの巻き付け終端をラベルで止めて包装巻き寿司を完成
する。
飯(5)を、その両端を端部包み片(23)(23)の位置に揃え
て載せ、端部包み片(23)(23)で棒状飯(5)の両端を包ん
でから包装シート(4)を棒状飯(5)に巻き付け、該シー
トの巻き付け終端をラベルで止めて包装巻き寿司を完成
する。
【0007】包装巻き寿司の包装を解く手順は、先ずラ
ベルを剥がし、包装シート(4)の巻き付け終端部を外側
に引っ張る。外フィルム(1)の引っ張り側のフィルム半
体(10)と内フィルム(2)の一方のフィルム半体(21)とが
棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引き出さ
れる。次に、包装巻き寿司の巻き付け開始端を外側に引
っ張る。残りの両フィルム半体(10)(21)が前記同様にし
て棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引き出
される。これによって、包装シート(4)のフィルムが取
り除かれてシート状食品(3)だけが棒状飯(5)に直接に
巻き付いた状態で残るのである。
ベルを剥がし、包装シート(4)の巻き付け終端部を外側
に引っ張る。外フィルム(1)の引っ張り側のフィルム半
体(10)と内フィルム(2)の一方のフィルム半体(21)とが
棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引き出さ
れる。次に、包装巻き寿司の巻き付け開始端を外側に引
っ張る。残りの両フィルム半体(10)(21)が前記同様にし
て棒状飯(5)とシート状食品(3)を滑って一緒に引き出
される。これによって、包装シート(4)のフィルムが取
り除かれてシート状食品(3)だけが棒状飯(5)に直接に
巻き付いた状態で残るのである。
【0008】上記2つの従来例の場合、外フィルム(1)
と内フィルム(2)によってシート状食品(3)の湿気防止
や、他人の手が直接にシート状食品(3)や棒状飯(5)に
触れることを防止できる効果がある。しかし、何れの場
合も、外フィルム(1)のフィルム半体(10)と内フィルム
(2)のフィルム半体(21)は一緒に引き出されてしまうた
め、棒状飯(5)にシート状食品(3)が直接に被さった状
態では、外フィルム(1)はシート状食品(3)に被さって
いない。従って、巻き寿司を食するときは、シート状食
品(3)に直接に手が触れることを余儀なくされ、不衛生
となり、又、巻き寿司に触れることで手が汚れる問題が
あった。本発明は、上記問題を解決できる包装シート及
び包装巻き寿司を明らかにするものである。
と内フィルム(2)によってシート状食品(3)の湿気防止
や、他人の手が直接にシート状食品(3)や棒状飯(5)に
触れることを防止できる効果がある。しかし、何れの場
合も、外フィルム(1)のフィルム半体(10)と内フィルム
(2)のフィルム半体(21)は一緒に引き出されてしまうた
め、棒状飯(5)にシート状食品(3)が直接に被さった状
態では、外フィルム(1)はシート状食品(3)に被さって
いない。従って、巻き寿司を食するときは、シート状食
品(3)に直接に手が触れることを余儀なくされ、不衛生
となり、又、巻き寿司に触れることで手が汚れる問題が
あった。本発明は、上記問題を解決できる包装シート及
び包装巻き寿司を明らかにするものである。
【0009】
【課題を解決する手段】本発明の包装シートは、外フィ
ルム(1)と内フィルム(2)の間にシート状食品(3)を挟
んで形成され、外フィルム(1)は対向する二側縁に、該
側縁に接近し且つ該側縁に沿って分断可能な分断可能部
(11)(11)を設け、内フィルム(2)は、外フィルム(1)の
両分断可能部(11)(11)間の略中間位置で外フィルム(1)
の分断可能部(11)に沿って分断され或いは引っ張るだけ
で分断可能であり、外フィルム(1)の両分断可能部(11)
(11)よりも外側にて、外フィルム(1)と内フィルム(2)
が熱溶着等により接合されている。
ルム(1)と内フィルム(2)の間にシート状食品(3)を挟
んで形成され、外フィルム(1)は対向する二側縁に、該
側縁に接近し且つ該側縁に沿って分断可能な分断可能部
(11)(11)を設け、内フィルム(2)は、外フィルム(1)の
両分断可能部(11)(11)間の略中間位置で外フィルム(1)
の分断可能部(11)に沿って分断され或いは引っ張るだけ
で分断可能であり、外フィルム(1)の両分断可能部(11)
(11)よりも外側にて、外フィルム(1)と内フィルム(2)
が熱溶着等により接合されている。
【0010】本発明の包装巻き寿司は、上記包装シート
(4)の内フィルム(2)に、棒状飯(5)を載せて該棒状飯
に包装シート(4)を巻き付けて、外フィルム(1)の分断
可能部(11)を棒状飯(5)の両端近傍に位置させ、包装シ
ート(4)の巻き付け終端をラベル(6)等にて係止してい
る。
(4)の内フィルム(2)に、棒状飯(5)を載せて該棒状飯
に包装シート(4)を巻き付けて、外フィルム(1)の分断
可能部(11)を棒状飯(5)の両端近傍に位置させ、包装シ
ート(4)の巻き付け終端をラベル(6)等にて係止してい
る。
【0011】本発明の他の包装巻き寿司は、上記包装シ
ート(4)の内フィルム(2)上に、棒状飯(5)を分断可能
部(11)に沿う様に載せて、包装シート(4)を棒状飯(5)
に巻き付け、包装シート(4)の巻き付け終端をラベル
(6)等にて係止している。
ート(4)の内フィルム(2)上に、棒状飯(5)を分断可能
部(11)に沿う様に載せて、包装シート(4)を棒状飯(5)
に巻き付け、包装シート(4)の巻き付け終端をラベル
(6)等にて係止している。
【0012】
【作用及び効果】上記の如く、外フィルム(1)は中央部
では分断されず、対向する二側縁に設けた分断可能部(1
1)(11)で分断可能であり、内フィルム(2)は略中央部で
外フィルム(1)の分断可能部(11)に沿う方向に分断され
或いは分断可能である。従って、棒状飯(5)を、外フィ
ルム(1)の分断可能部(11)と直交する方向に向けて内フ
ィルム(2)上に載せて包装した包装巻き寿司の包装を解
くには、先ず、包装シート(4)の巻き付け終端の係止を
外して開放する。一方の手で包装巻き寿司の一端側を持
ち、他方の手で反対側の包装シート(4)の端縁を外側に
引っ張る。該端縁側の外フィルム(1)の分断可能部(11)
が分断して内フィルム(2)の引っ張り側フィルム半体(2
1)が棒状飯(5)とシート海苔(31)を滑って引っ張り出さ
れる。包装巻き寿司を持つ手を、フィルム半体(21)が引
き出さた方の端部に持ち変えて、他方の手で反対側の包
装シート(4)の端部を外側に引っ張る。外フィルム(1)
は分断可能部(11)で分断し、内フィルム(2)の残りのフ
ィルム半体(21)が前記同様にして棒状飯(5)とシート状
海苔(31)を滑って引き出される。シート状食品(3)は直
接に棒状飯(5)に被さり、外フィルム(1)はシート状食
品(3)に被さったままである。
では分断されず、対向する二側縁に設けた分断可能部(1
1)(11)で分断可能であり、内フィルム(2)は略中央部で
外フィルム(1)の分断可能部(11)に沿う方向に分断され
或いは分断可能である。従って、棒状飯(5)を、外フィ
ルム(1)の分断可能部(11)と直交する方向に向けて内フ
ィルム(2)上に載せて包装した包装巻き寿司の包装を解
くには、先ず、包装シート(4)の巻き付け終端の係止を
外して開放する。一方の手で包装巻き寿司の一端側を持
ち、他方の手で反対側の包装シート(4)の端縁を外側に
引っ張る。該端縁側の外フィルム(1)の分断可能部(11)
が分断して内フィルム(2)の引っ張り側フィルム半体(2
1)が棒状飯(5)とシート海苔(31)を滑って引っ張り出さ
れる。包装巻き寿司を持つ手を、フィルム半体(21)が引
き出さた方の端部に持ち変えて、他方の手で反対側の包
装シート(4)の端部を外側に引っ張る。外フィルム(1)
は分断可能部(11)で分断し、内フィルム(2)の残りのフ
ィルム半体(21)が前記同様にして棒状飯(5)とシート状
海苔(31)を滑って引き出される。シート状食品(3)は直
接に棒状飯(5)に被さり、外フィルム(1)はシート状食
品(3)に被さったままである。
【0013】棒状飯(5)を、外フィルム(1)の分断可能
部(11)に沿う方向に向けて内フィルム(2)に載せて包装
した包装巻き寿司の包装を解くには、包装シート(4)の
巻き付け終端の係止を外して開放し、包装シート(4)を
開き気味にして該終端部を外側に引っ張る。外フィルム
(1)の分断可能部(11)が分断して内フィルム(2)のフィ
ルム半体(21)が引き出される。包装シート(4)の巻き付
け開始端を棒状飯(5)から少し離して該端部を外側に引
っ張る。外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断して、
内フィルム(2)の残りのフィルム半体(21)が引き出され
る。前記同様にして、シート状食品(3)は直接に棒状飯
(5)に被さり、外フィルム(1)はシート状食品(3)の被
さったままである。
部(11)に沿う方向に向けて内フィルム(2)に載せて包装
した包装巻き寿司の包装を解くには、包装シート(4)の
巻き付け終端の係止を外して開放し、包装シート(4)を
開き気味にして該終端部を外側に引っ張る。外フィルム
(1)の分断可能部(11)が分断して内フィルム(2)のフィ
ルム半体(21)が引き出される。包装シート(4)の巻き付
け開始端を棒状飯(5)から少し離して該端部を外側に引
っ張る。外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断して、
内フィルム(2)の残りのフィルム半体(21)が引き出され
る。前記同様にして、シート状食品(3)は直接に棒状飯
(5)に被さり、外フィルム(1)はシート状食品(3)の被
さったままである。
【0014】上記の如く、内フィルム(2)を引き出し
て、シート状食品(3)を直接に棒状飯(5)に巻き付けて
も、外フィルム(1)をシート状食品(3)に被せたまま残
すことが出来るから、外フィルム(1)の上から巻き寿司
(棒状飯(5)にシート状食品(3)が直接に被さったもの)
を持ち、外フィルム(1)を折り返しながら、巻き寿司を
食することができ、手が汚れても衛生的に食することが
できる。手が濡れていてもシート状食品を濡らすことを
防止でき、風味を損なうことはない。又、巻き寿司を直
接に手で持つと、シート状食品(3)や棒状飯(5)の飯粒
が手に付着して汚れるが、外フィルム(1)の上らら巻き
寿司を持つと、この問題も解決できる。
て、シート状食品(3)を直接に棒状飯(5)に巻き付けて
も、外フィルム(1)をシート状食品(3)に被せたまま残
すことが出来るから、外フィルム(1)の上から巻き寿司
(棒状飯(5)にシート状食品(3)が直接に被さったもの)
を持ち、外フィルム(1)を折り返しながら、巻き寿司を
食することができ、手が汚れても衛生的に食することが
できる。手が濡れていてもシート状食品を濡らすことを
防止でき、風味を損なうことはない。又、巻き寿司を直
接に手で持つと、シート状食品(3)や棒状飯(5)の飯粒
が手に付着して汚れるが、外フィルム(1)の上らら巻き
寿司を持つと、この問題も解決できる。
【0015】
【実施の形態】(第1実施例の包装シートの構成)図1乃
至図6は第1実施例を示している。図1図乃至図3は第
1実施例の包装シート(4)を示し、該包装シート(4)を
図4に示す棒状飯(5)に巻き付けて包装する。実施例の
棒状飯(5)は、長さ約19cm、太さ約5cmである。棒状
飯(5)は、米飯のみのもの、米飯と具を混ぜ合わせたも
の、具を芯にして米飯で包んんだもの等で実施できる。
又、棒状飯(5)は食べ易い様に、予め一口サイズにカッ
トしておくことが望ましい。包装シート(4)は、一辺が
22cm程度の正方形に近い矩形の外フィルム(1)と内フ
ィルム(2)との間に外フィルム(1)よりも小さい矩形の
シート状食品(3)を挟んでいる。外フィルム(1)及び内
フィルム(2)は合成樹脂フィルムであり、外フィルム
(1)は透明で商品名を印刷するのに適したフィルムであ
り、内フィルム(2)は包装すべき棒状飯(5)やシート状
食品(3)との滑りの良いフィルムである。シート状食品
(3)は、本第1実施例及び後記する他の実施例でもシー
ト状海苔(31)であり、棒状飯(5)の一口サイズに容易に
切れる様に断続的な切込み(30)が平行に施されている。
至図6は第1実施例を示している。図1図乃至図3は第
1実施例の包装シート(4)を示し、該包装シート(4)を
図4に示す棒状飯(5)に巻き付けて包装する。実施例の
棒状飯(5)は、長さ約19cm、太さ約5cmである。棒状
飯(5)は、米飯のみのもの、米飯と具を混ぜ合わせたも
の、具を芯にして米飯で包んんだもの等で実施できる。
又、棒状飯(5)は食べ易い様に、予め一口サイズにカッ
トしておくことが望ましい。包装シート(4)は、一辺が
22cm程度の正方形に近い矩形の外フィルム(1)と内フ
ィルム(2)との間に外フィルム(1)よりも小さい矩形の
シート状食品(3)を挟んでいる。外フィルム(1)及び内
フィルム(2)は合成樹脂フィルムであり、外フィルム
(1)は透明で商品名を印刷するのに適したフィルムであ
り、内フィルム(2)は包装すべき棒状飯(5)やシート状
食品(3)との滑りの良いフィルムである。シート状食品
(3)は、本第1実施例及び後記する他の実施例でもシー
ト状海苔(31)であり、棒状飯(5)の一口サイズに容易に
切れる様に断続的な切込み(30)が平行に施されている。
【0016】外フィルム(1)は対向する1組の側縁から
夫々1〜1.5cm程度内側の位置に、該側縁に沿って分
断可能な分断可能部(11)を有している。実施例の分断可
能部(11)は、外フィルム(1)の表裏に貫通する断続的な
切込み(12)である。
夫々1〜1.5cm程度内側の位置に、該側縁に沿って分
断可能な分断可能部(11)を有している。実施例の分断可
能部(11)は、外フィルム(1)の表裏に貫通する断続的な
切込み(12)である。
【0017】内フィルム(2)は、2枚のフィルム半体(2
1)(21)の内端どうしを単に重ねたもので、内フィルム
(2)は最初からフィルム半体(21)(21)に分断されてい
る。フィルム半体(21)(21)の重なり部(20)の幅は0.5
〜1cm程度である。実施例では、両フィルム半体(21)(2
1)は、重なり部(20)の反対側の外側縁の略中央部を延長
して、棒状飯(5)の端部を包むのに余裕のある大きさの
端部包み片(23)(23)を設けている。
1)(21)の内端どうしを単に重ねたもので、内フィルム
(2)は最初からフィルム半体(21)(21)に分断されてい
る。フィルム半体(21)(21)の重なり部(20)の幅は0.5
〜1cm程度である。実施例では、両フィルム半体(21)(2
1)は、重なり部(20)の反対側の外側縁の略中央部を延長
して、棒状飯(5)の端部を包むのに余裕のある大きさの
端部包み片(23)(23)を設けている。
【0018】内フィルム(2)のフィルム半体(21)(21)の
重なり部(20)の方向、外フィルム(1)の分断可能部(11)
の方向及びシート状海苔(31)の切込み(30)の方向が一致
する様に、シート状海苔(31)を挟んで内フィルム(2)と
外フィルム(1)が重ねられ、外フィルム(1)の前記分断
可能部(11)(11)から外側にて、外フィルム(1)と内フィ
ルム(2)は、該分断可能部(11)に沿って線状に施した熱
溶着(41)によって接合されている。熱溶着(41)は外フィ
ルム(1)の分断可能部(11)に出来るだけ接近させて施
し、熱溶着(41)と外フィルム端縁との間に、フィルムを
摘むことのできる余裕を持たせている。外フィルム(1)
と内フィルム(2)の他の二側縁は、包装袋製造ラインで
長尺フィルムを熱溶断して外フィルム(1)と内フィルム
(2)を形成する際に、溶断と同時に溶断端を熱溶着する
或いはスポット熱溶着(42)を施す等にて、分離或いは剥
離可能に接合されている。
重なり部(20)の方向、外フィルム(1)の分断可能部(11)
の方向及びシート状海苔(31)の切込み(30)の方向が一致
する様に、シート状海苔(31)を挟んで内フィルム(2)と
外フィルム(1)が重ねられ、外フィルム(1)の前記分断
可能部(11)(11)から外側にて、外フィルム(1)と内フィ
ルム(2)は、該分断可能部(11)に沿って線状に施した熱
溶着(41)によって接合されている。熱溶着(41)は外フィ
ルム(1)の分断可能部(11)に出来るだけ接近させて施
し、熱溶着(41)と外フィルム端縁との間に、フィルムを
摘むことのできる余裕を持たせている。外フィルム(1)
と内フィルム(2)の他の二側縁は、包装袋製造ラインで
長尺フィルムを熱溶断して外フィルム(1)と内フィルム
(2)を形成する際に、溶断と同時に溶断端を熱溶着する
或いはスポット熱溶着(42)を施す等にて、分離或いは剥
離可能に接合されている。
【0019】(第1実施例の包装シートでの包装手順及
び包装を解く手順)上記包装シート(4)で棒状飯(5)を
包装するには、図4に示す如く、包装シート(4)の内フ
ィルム(2)上に棒状飯(5)を、フィルム半体(21)(21)の
重なり部(20)と略直交し、棒状飯(5)の中央部が重なり
部(20)に位置し、棒状飯(5)の両端が内フィルム(2)の
端部包み片(23)に対応する様に載せる。端部包み片(23)
を棒状飯(5)の両端面に被せて内側に折り込む。包装シ
ート(4)を該棒状飯(5)に巻き付けて、包装シート(4)
の巻き付け終端をラベル(6)等にて開放可能に係止する
(図5)。シート状海苔(31)は、内フィルム(2)と外フィ
ルム(1)に挟まれているため、棒状飯(5)や外気から遮
断されて、湿気が防止される。又、棒状飯(5)は両端面
を含んでフィルム包装されているため、衛生的であり、
異物の混入も防止できる。
び包装を解く手順)上記包装シート(4)で棒状飯(5)を
包装するには、図4に示す如く、包装シート(4)の内フ
ィルム(2)上に棒状飯(5)を、フィルム半体(21)(21)の
重なり部(20)と略直交し、棒状飯(5)の中央部が重なり
部(20)に位置し、棒状飯(5)の両端が内フィルム(2)の
端部包み片(23)に対応する様に載せる。端部包み片(23)
を棒状飯(5)の両端面に被せて内側に折り込む。包装シ
ート(4)を該棒状飯(5)に巻き付けて、包装シート(4)
の巻き付け終端をラベル(6)等にて開放可能に係止する
(図5)。シート状海苔(31)は、内フィルム(2)と外フィ
ルム(1)に挟まれているため、棒状飯(5)や外気から遮
断されて、湿気が防止される。又、棒状飯(5)は両端面
を含んでフィルム包装されているため、衛生的であり、
異物の混入も防止できる。
【0020】包装巻き寿司の包装を解くには、ラベル
(6)を剥がして包装シート(4)の巻き付け終端を開放す
る。一方の手で包装巻き寿司の一端側を持ち、他方の手
で反対側の包装シート(4)の端縁を外側に引っ張る。該
端縁側の外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断して内
フィルム(2)の引っ張り側フィルム半体(21)が引っ張り
出される。該該フィルム半体(21)に熱溶着(41)によって
繋がっている外フィルム(1)の分断可能部(11)より外側
の細帯状耳部(14)も一緒に引っ張り出される。包装巻き
寿司を持つ手を、フィルム半体(21)が引き出された方の
端部に持ち変えて、反対側の包装シート(4)の端部を外
側に引っ張る。外フィルム(1)は残りの分断可能部(11)
で分断し、内フィルム(2)の残りのフィルム半体(21)が
前記同様にして棒状飯(5)とシート状海苔(31)を滑って
引き出される。シート状海苔(3)は棒状飯(5)に直接に
被さり、外フィルム(1)はシート状海苔(31に被さった
ままである。
(6)を剥がして包装シート(4)の巻き付け終端を開放す
る。一方の手で包装巻き寿司の一端側を持ち、他方の手
で反対側の包装シート(4)の端縁を外側に引っ張る。該
端縁側の外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断して内
フィルム(2)の引っ張り側フィルム半体(21)が引っ張り
出される。該該フィルム半体(21)に熱溶着(41)によって
繋がっている外フィルム(1)の分断可能部(11)より外側
の細帯状耳部(14)も一緒に引っ張り出される。包装巻き
寿司を持つ手を、フィルム半体(21)が引き出された方の
端部に持ち変えて、反対側の包装シート(4)の端部を外
側に引っ張る。外フィルム(1)は残りの分断可能部(11)
で分断し、内フィルム(2)の残りのフィルム半体(21)が
前記同様にして棒状飯(5)とシート状海苔(31)を滑って
引き出される。シート状海苔(3)は棒状飯(5)に直接に
被さり、外フィルム(1)はシート状海苔(31に被さった
ままである。
【0021】(第2実施例の包装シート)図7は、細巻き
棒状飯の包装シート(4)であって、上記第1実施例の包
装シート(4)に較べて、棒状飯に対する巻き方向に短く
なっているだけで、第1実施例と同じ構成である。包装
手順も、包装を解く手順も、第1実施例と同様である。
棒状飯の包装シート(4)であって、上記第1実施例の包
装シート(4)に較べて、棒状飯に対する巻き方向に短く
なっているだけで、第1実施例と同じ構成である。包装
手順も、包装を解く手順も、第1実施例と同様である。
【0022】(第3実施例の包装シート)図8乃至図10
は、第3実施例の包装シートを示している。第1実施例
と同様にして、外フィルム(1)の対向する1組の側縁側
に接近して断続的な切込み(12)による分断可能部(11)(1
1)を有している。内フィルム(2)は、2枚のフィルム半
体(21)(21)の内端どうしを単に重ねて形成されている。
外フィルム(1)と内フィルム(2)の間に、シート状海苔
(31)をその一口サイズの切込み(30)の方向が、外フィル
ム(1)の分断可能部(11)及び内フィルム(2)のフィルム
半体(21)(21)の重なり部(20)の方向と直交する様に挟
み、外フィルム(1)の分断可能部(11)よりも外側にて、
外フィルム(1)と内フィルム(2)が熱溶着(41)されてい
る。他の2側縁は、外フィルム(1)と内フィルム(2)は
スポット熱溶着(42)等にて剥離可能に接合されている。
は、第3実施例の包装シートを示している。第1実施例
と同様にして、外フィルム(1)の対向する1組の側縁側
に接近して断続的な切込み(12)による分断可能部(11)(1
1)を有している。内フィルム(2)は、2枚のフィルム半
体(21)(21)の内端どうしを単に重ねて形成されている。
外フィルム(1)と内フィルム(2)の間に、シート状海苔
(31)をその一口サイズの切込み(30)の方向が、外フィル
ム(1)の分断可能部(11)及び内フィルム(2)のフィルム
半体(21)(21)の重なり部(20)の方向と直交する様に挟
み、外フィルム(1)の分断可能部(11)よりも外側にて、
外フィルム(1)と内フィルム(2)が熱溶着(41)されてい
る。他の2側縁は、外フィルム(1)と内フィルム(2)は
スポット熱溶着(42)等にて剥離可能に接合されている。
【0023】第1実施例と異なるのは、内フィルム(2)
の端部包み片(23)(23)の位置であって、フィルム半体(2
1)(21)の重なり部(20)側の両端に端部包み片(23)を設け
ている。詳しくは、両フィルム半体(21)(21)は互いの重
なり部(20)側の両端に端部包み片半体(23a)(23a)、(23
a)(23a)を延長し、隣合う端部包み片半体(23a)(23a)に
よって端部包み片(23)を構成している。
の端部包み片(23)(23)の位置であって、フィルム半体(2
1)(21)の重なり部(20)側の両端に端部包み片(23)を設け
ている。詳しくは、両フィルム半体(21)(21)は互いの重
なり部(20)側の両端に端部包み片半体(23a)(23a)、(23
a)(23a)を延長し、隣合う端部包み片半体(23a)(23a)に
よって端部包み片(23)を構成している。
【0024】(第3実施例の包装シートによる棒状飯の
包装及び包装を解く手順)図11に示す如く、包装シー
ト(4)の内フィルム(2)上に、棒状飯(5)を、その長手
方向がフィルム半体(21)(21)の重なり部(20)に載り、棒
状飯(5)の両端が端部包み片(23)(23)に対応する様に載
せる。端部包み片(23)(23)を棒状飯(5)の端面に被せて
内側に折ってから、包装シート(4)を棒状飯(5)に巻き
付け、巻付け端をラベル(6)等で開放可能に止めて、包
装巻き寿司を完成する(図12)。
包装及び包装を解く手順)図11に示す如く、包装シー
ト(4)の内フィルム(2)上に、棒状飯(5)を、その長手
方向がフィルム半体(21)(21)の重なり部(20)に載り、棒
状飯(5)の両端が端部包み片(23)(23)に対応する様に載
せる。端部包み片(23)(23)を棒状飯(5)の端面に被せて
内側に折ってから、包装シート(4)を棒状飯(5)に巻き
付け、巻付け端をラベル(6)等で開放可能に止めて、包
装巻き寿司を完成する(図12)。
【0025】包装巻き寿司の包装を解く際には、ラベル
(6)を剥がして包装シート(4)の巻き付け端を棒状飯
(5)から開き気味にしてから該端部を外側に引っ張る。
引っ張り側の外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断さ
れて、分断可能部(11)から外側の外フィルム耳片(14)及
び該耳片(14)に熱溶着(41)されている内フィルム(2)の
フィルム半体(21)が一緒に引き出される。内フィルム
(2)のフィルム半体(21)が引っ張り出された側の外フィ
ルム(1)の略1/2をシート状海苔(31)を介して棒状飯
(5)に被せ、包装シート(4)の巻き付け開始端を棒状飯
(5)から少し離して該端部を外側に引っ張る。前記同様
にして外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断されて該
分断可能部(11)の外側の耳片(14)と内フィルム(2)の残
りのフィルム半体(21)が一緒に引き出される。シート状
海苔(31)は直接に棒状飯(5)に被さり、外フィルム(1)
はシート状海苔(31)に被さったままである(図13)。
(6)を剥がして包装シート(4)の巻き付け端を棒状飯
(5)から開き気味にしてから該端部を外側に引っ張る。
引っ張り側の外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断さ
れて、分断可能部(11)から外側の外フィルム耳片(14)及
び該耳片(14)に熱溶着(41)されている内フィルム(2)の
フィルム半体(21)が一緒に引き出される。内フィルム
(2)のフィルム半体(21)が引っ張り出された側の外フィ
ルム(1)の略1/2をシート状海苔(31)を介して棒状飯
(5)に被せ、包装シート(4)の巻き付け開始端を棒状飯
(5)から少し離して該端部を外側に引っ張る。前記同様
にして外フィルム(1)の分断可能部(11)が分断されて該
分断可能部(11)の外側の耳片(14)と内フィルム(2)の残
りのフィルム半体(21)が一緒に引き出される。シート状
海苔(31)は直接に棒状飯(5)に被さり、外フィルム(1)
はシート状海苔(31)に被さったままである(図13)。
【0026】上記の如く、内フィルム(2)を引き出し
て、シート状海苔(31)を直接に棒状飯(5)に巻き付けて
も、外フィルム(1)をシート状食品(3)に被せたたまま
残すことが出来るから、外フィルム(1)の上から巻き寿
司を持ち、外フィルム(1)を折り返しながら或いは外フ
ィルム(1)をずらしながら巻き寿司を食することがで
き、手が汚れていても衛生的に食することができる。
又、手が濡れていても、シート状海苔(31)を濡らして味
を損なうこともない。又、巻き寿司を直接に手で持つ
と、シート状海苔(31)や棒状飯(5)の飯粒が手に付着し
て汚れるが、外フィルム(1)の上らら巻き寿司を持つ
と、この問題は解消される。
て、シート状海苔(31)を直接に棒状飯(5)に巻き付けて
も、外フィルム(1)をシート状食品(3)に被せたたまま
残すことが出来るから、外フィルム(1)の上から巻き寿
司を持ち、外フィルム(1)を折り返しながら或いは外フ
ィルム(1)をずらしながら巻き寿司を食することがで
き、手が汚れていても衛生的に食することができる。
又、手が濡れていても、シート状海苔(31)を濡らして味
を損なうこともない。又、巻き寿司を直接に手で持つ
と、シート状海苔(31)や棒状飯(5)の飯粒が手に付着し
て汚れるが、外フィルム(1)の上らら巻き寿司を持つ
と、この問題は解消される。
【0027】(他の実施例)上記実施例は、内フィルム
(2)のフィルム半体(21)(21)は、内端どうしを単に重ね
ただけで、最初から内フィルム(2)は分断されている
が、フィルム半体(21)(21)の重なり部(20)にスポット溶
接等で引っ張ると剥離する様に分断可能に接合しても可
い。又、図16に示す如く、1枚ものの内フィルム(2)
に加熱された丸刃(7)を回転させつつ弱く押し当てて、
内フィルム(2)に細線状の薄肉条(26)を形成して、引っ
張ると分断する分断可能部(25)となすことができる。加
熱丸刃によって、フィルムに薄肉条を施して分断可能と
なすことは、外フィルム(1)の分断可能部(11)にも適用
できるのは勿論である。
(2)のフィルム半体(21)(21)は、内端どうしを単に重ね
ただけで、最初から内フィルム(2)は分断されている
が、フィルム半体(21)(21)の重なり部(20)にスポット溶
接等で引っ張ると剥離する様に分断可能に接合しても可
い。又、図16に示す如く、1枚ものの内フィルム(2)
に加熱された丸刃(7)を回転させつつ弱く押し当てて、
内フィルム(2)に細線状の薄肉条(26)を形成して、引っ
張ると分断する分断可能部(25)となすことができる。加
熱丸刃によって、フィルムに薄肉条を施して分断可能と
なすことは、外フィルム(1)の分断可能部(11)にも適用
できるのは勿論である。
【0028】上記実施例は、内フィルム(2)上の端部包
み片(23)は、内フィルム(2)のフィルム半体(21)(21)を
延長して、即ち、フィルム半体(21)(21)と一体に形成し
たが、図14に示す如く、内フィルム(2)上に、帯状シ
ート(22)をフィルム半体(21)(21)の重なり部(20)に沿う
様に載せて、帯状シート(22)の両端を内フィルム(2)が
ら突出させ、該帯状シート(22)の両端突出部を端部包み
片(23)(23)とすることができる。
み片(23)は、内フィルム(2)のフィルム半体(21)(21)を
延長して、即ち、フィルム半体(21)(21)と一体に形成し
たが、図14に示す如く、内フィルム(2)上に、帯状シ
ート(22)をフィルム半体(21)(21)の重なり部(20)に沿う
様に載せて、帯状シート(22)の両端を内フィルム(2)が
ら突出させ、該帯状シート(22)の両端突出部を端部包み
片(23)(23)とすることができる。
【0029】帯状シート(22)は、2枚の帯状シート半体
(22a)(22a)を、その長手方向に沿う内側縁どうしを単に
重ねて形成し、一方の帯状シート半体(22a)を一方のフ
ィルム半体(21)に熱溶着(24)し、他方の帯状シート半体
(22a)を他方のフィルム半体(21)に熱溶着して、帯状シ
ート半体(22a)とフィルム半体(21)が一緒に引き出され
る様に形成されている。
(22a)(22a)を、その長手方向に沿う内側縁どうしを単に
重ねて形成し、一方の帯状シート半体(22a)を一方のフ
ィルム半体(21)に熱溶着(24)し、他方の帯状シート半体
(22a)を他方のフィルム半体(21)に熱溶着して、帯状シ
ート半体(22a)とフィルム半体(21)が一緒に引き出され
る様に形成されている。
【0030】尚、帯状シート(22)は1枚ものとして、一
方のフィルム半体(21)に重ねて該フィルム半体(21)に熱
溶着等で接合しても可い。
方のフィルム半体(21)に重ねて該フィルム半体(21)に熱
溶着等で接合しても可い。
【0031】更に、棒状飯(5)の両端面をフィルムで包
装せずに開放したままで可いのであれば、何れの実施例
でも端部包み片(23)(23)を省略できる。
装せずに開放したままで可いのであれば、何れの実施例
でも端部包み片(23)(23)を省略できる。
【0032】シート状食品(3)は、シート状海苔(31)に
限らず、おぼろ昆布をシート状にしたもの、調味液をシ
ート状に加工したもの等、シート状であれば食品の種類
は問わない。
限らず、おぼろ昆布をシート状にしたもの、調味液をシ
ート状に加工したもの等、シート状であれば食品の種類
は問わない。
【0033】上記実施例の説明は、本発明を説明するた
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
めのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本
発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲
に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは
勿論である。
【図1】第1実施例の包装シートの斜面図である。
【図2】図1A−A線に沿う断面図である。
【図3】第1実施例の包装シートの分解斜面図である。
【図4】第1実施例の包装手順の説明図である。
【図5】第1実施例の包装巻き寿司の斜面図である。
【図6】第1実施例の包装を解いた状態の斜面図であ
る。
る。
【図7】第2実施例の包装シートの斜面図である。
【図8】第2実施例の包装シートの斜面図である。
【図9】図2B−B線に沿う断面図である。
【図10】第2実施例の包装シートの分解斜面図であ
る。
る。
【図11】第2実施例の包装手順の説明図である。
【図12】第2実施例の包装巻き寿司の斜面図である。
【図13】第2実施例の包装を解いた状態の斜面図であ
る。
る。
【図14】内フィルムと端部包み片が別体である他の実
施例の分解斜面図である。
施例の分解斜面図である。
【図15】同上の端部包み片を内フィルムに接合した状
態の斜面図である。
態の斜面図である。
【図16】分断可能部を形成する他の方法の説明図であ
る。
る。
【図17】従来例の包装シートの斜面図である。
【図18】図17C−C線に沿う断面図である。
【図19】包装を解いた状態の斜面図である。
【図20】従来の他の包装シートの斜面図である。
【図21】図20のD−D線に沿う断面図である。
(1) 外フィルム
(2) 内フィルム
(11) 分断可能部
(2) 内フィルム
(21) フィルム半体
(23) 端部包み片
(3) シート状食品
(4) 包装シート
(5) 棒状飯
(6) ラベル
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E035 AA09 AA10 AB10 BA10 BB08
BC02 CA08
3E086 AB01 BA04 BA15 BB51 CA02
Claims (5)
- 【請求項1】 外フィルム(1)と内フィルム(2)の間に
シート状食品(3)を挟んで形成され、外フィルム(1)は
対向する二側縁に、該側縁に接近し且つ該側縁に沿って
分断可能な分断可能部(11)(11)を設け、内フィルム(2)
は、外フィルム(1)の両分断可能部(11)(11)間の略中間
位置で外フィルム(1)の分断可能部(11)に沿って分断さ
れ或いは引っ張るだけで分断可能であり、外フィルム
(1)の両分断可能部(11)(11)よりも外側にて、外フィル
ム(1)と内フィルム(2)が熱溶着(41)等により接合され
ている包装シート。 - 【請求項2】 内フィルム(2)側に、外フィルム(1)の
分断可能部(11)(11)側の側縁より外側に突出する端部包
み片(23)(23)を有する請求項1に記載の包装シート。 - 【請求項3】 内フィルム(2)側に、外フィルム(1)の
分断可能部(11)(11)の存在していない側縁より外側に突
出する端部包み片(23)(23)を有する請求項1に記載の包
装シート - 【請求項4】 請求項1又は2に記載の包装シート(4)
の内フィルム(2)上に、棒状飯(5)を分断可能部(11)と
略直交する方向に向けて載せ、該棒状飯に包装シート
(4)を巻き付けて外フィルム(1)の分断可能部(11)を棒
状飯(5)の両端近傍に位置させ、包装シート(4)の巻き
付け終端をラベル(6)等にて係止している包装巻き寿
司。 - 【請求項5】 請求項1又は3に記載の包装シート(4)
の内フィルム(2)上に棒状飯(5)を分断可能部(11)に沿
う様に載せて、包装シート(4)を棒状飯(5)に巻き付
け、包装シート(4)の巻き付け終端をラベル(6)等にて
係止している包装巻き寿司。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077420A JP2003276782A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 包装巻き寿司及び包装シート |
KR1020020033314A KR20030076150A (ko) | 2002-03-20 | 2002-06-14 | 포장말이 김밥 및 포장 시트 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002077420A JP2003276782A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 包装巻き寿司及び包装シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2002077420A Pending JP2003276782A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 包装巻き寿司及び包装シート |
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JP (1) | JP2003276782A (ja) |
KR (1) | KR20030076150A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030076150A (ko) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | 스즈키마코토 | 포장말이 김밥 및 포장 시트 |
JP2008296997A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Howa Sangyo Kk | 米飯加工食品用包装材 |
CN103598831A (zh) * | 2013-11-05 | 2014-02-26 | 苏州市吴中区胥口丰收机械配件厂 | 寿司制作器 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643355Y2 (ja) * | 1985-05-29 | 1989-01-27 | ||
JPH0177385U (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-24 | ||
JPH0322871A (ja) * | 1989-06-16 | 1991-01-31 | Nissan Motor Co Ltd | 超音波モータ駆動装置 |
JPH09186A (ja) * | 1995-06-16 | 1997-01-07 | Makoto Suzuki | 米飯食品包装シート及び包装米飯食品 |
JP3396796B2 (ja) * | 1996-08-05 | 2003-04-14 | 株式会社スズパック | 棒状食品用包装材の製造方法 |
JP2003276782A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Makoto Suzuki | 包装巻き寿司及び包装シート |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002077420A patent/JP2003276782A/ja active Pending
- 2002-06-14 KR KR1020020033314A patent/KR20030076150A/ko not_active Application Discontinuation
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KR20030076150A (ko) * | 2002-03-20 | 2003-09-26 | 스즈키마코토 | 포장말이 김밥 및 포장 시트 |
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