JP2004345695A - 食品包装用シート体製造装置及び食品包装用シート体 - Google Patents
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Abstract
【解決する手段】フィルム片15、16の重なり部17を剥離可能に溶着する。或いは、フィルム片15、16の内、重なり部17にて内側となるフィルム片15の該重なり部(17)の外側に、他方のフィルム片16の重なり端縁に被さる帯状の補助フィルム(19)を溶着する。
【選択図】 図4
Description
【産業上の利用分野】
本発明は、包装袋におにぎり等の食品を収容した包装食品及び包装用シート体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
コンビニエンスストアで販売されている「おにぎり」の包装形態には、図11に示す様に、包装シート体(1)によって、おにぎり(7)をその形状に沿わせて包んだものと、図12に示す如く、包装袋(8)におにぎり(7)を収容したものとがある。
【0003】
前者の場合、図9、図10に示す如く、外フィルム(11)と内フィルム(14)との間にシート状海苔(21)を挟んで形成したシート体(1)を使用しておにぎり(7)の包装がなされている。このシート体(1)は、おにぎり(7)と外気の両方から海苔(21)を遮断できるため、海苔を乾燥状態に保って風味や食感を損なわない。又、外フィルム(11)にカットテープ(13)等による分断可能部(12)を施しておくことにより、おにぎりの包装を簡単に解くことができ、包装を解くと自然に海苔(21)がおりぎり(7)に被さる様になっており、食するのに便利である。
【0004】
図12の後者の場合、近時の高級志向から生まれたもので、おにぎり(7)の形状がそのまま包装形態に表れる前者に比べて、おにぎりを大きく見せる効果もある。
但し、包装袋(8)は1枚もののシートで形成されており、海苔はおにぎり(7)に直接に巻かれるため、海苔は湿ってしまい、海苔の風味や食感が損なわれる。
【0005】
そこで出願人は、シート包装と袋包装の長所を生かすべく、図9、図10に示す包装シート体(1)によって袋を形成し、おにぎりを収容することを試みた。
図8に包装手順を示す。
図8aに示す如く、シート体(1)の下向き内フィルム(14)の一端側に、おにぎり(7)を倒した状態に当てる。
図8b、cに示す如く、シート体(1)を、該シート体の長さ方向の両端縁が揃う様におにぎり(7)の底縁で略U字状に折り畳む。
更に、図8d、e、fに示す如く、シート体(1)の両側縁を折り重ね、溶着(81)によって止めて襠部(82)を形成する。
これによって、一端が開口(83)した包装袋(8)が形成される。
図8gに示す如く、最後に袋開口(83)側を溶着して封止部(84)を形成する。
【0006】
【解決しようとする課題】
上記図12に示すおにぎりの袋包装の場合、シート体(1)内のシート状海苔(21)は、包装を解く前に湿気てしまう問題のあることが分かった。
これは、袋(8)を形成するシート体(1)の内フィルム(14)は、2枚のフィルム片(15)(16)の端部を単に重ねているだけで、溶着されていないことが原因である。袋(8)におにぎり(7)が余裕のある状態に収容されていると、内フィルム(14)のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)が開いて、おにぎり(7)が発する湿気がシート状海苔(21)を湿気させる。
図11の様に、包装シート体(1)をおにぎりの三角形状に沿わせて折り畳んで包装した場合、内フィルム(14)のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)が開く余地はなく、シート状海苔(21)が湿気ることは抑えるられる。
本発明は、シート体(1)の内フィルム(14)を形成する2枚のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)の開きを防止して、外フィルム(11)と内フィルム(14)の間に湿気が侵入することを防止できる食品包装用シート体(1)及び該シート体を形成するシート体製造装置を明らかにするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】
本発明の包装シート体(1)は、外フィルム(11)と内フィルム(14)との間にシート状食品(2)を挟んで形成され、外フィルム(11)は、該フィルムを2分するための分断可能部(12)を有し、内フィルム(14)は、外フィルム(11)の分断可能部(12)の近傍にて、2枚のフィルム片(15)(16)の内端どうしを重ねており、両フィルム片(15)(16)の内、重なり部(17)にて内側となるフィルム片(15)の該重なり部(17)の外側に、他方のフィルム片(16)の重なり端縁に被さる帯状の補助フィルム(19)を溶着している。
【0008】
上記食品包装シート体(1)を製造する本発明の装置は、上流側から下流側へ、シート状食品供給部(3)、上下のローラ(41)(42)からなるフィルム案内ローラ(4)、フィルム溶着装置(5)及びフィルム切断装置(6)が配備され、
フィルム案内ローラ(4)は、上ローラ(41)又は下ローラ(42)で、外フィルム用の長尺帯状フィルム(11a)を下流側に案内し、他方のローラで、内フィルム用の長尺帯状フィルム(14a)及び補助フィルム用の長尺帯状フィルム(19a)を下流側に案内し、
シート状食品供給部(3)は、案内ローラ(4)に案内される長尺帯状フィルム(11a)(19a)間にシート状食品(2)を供給し、
フィルム溶着装置(5)は、両フィルム(11a)(19a)の間からシート状食品(2)が抜け出さない様に、両フィルム(11a)(19a)を溶着し、更に、補助フィルム(19)となる長尺帯状フィルム(19a)を内フィルム(14)に溶着し、
切断装置(6)は、溶着した両フィルム(11a)(19a)を、シート状食品(2)を含む単位大きさに切断して食品包装用シート体を製造する。
【0009】
【作用及び効果】
シート体(1)にて、前記手順でおにぎり(7)等の食品を包装する。
シート体(1)の内フィルム(14)を形成する2枚のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)にて、内側のフィルム片(15)に、他方のフィルム片(16)の重なり端縁に被さる帯状の補助フィルム(19)を溶着しているから、フィルム片(15)(16)の重なり部(17)は開き難く、たとえ開いても、補助フィルム(19)が湿気の通路を遮蔽するため、おにぎり(7)等の食品の湿気がシート状海苔等のシート状食品(2)を湿気させることを防止できる。
シート体の製造装置は、従前のこの種シート体の製造装置に、補助フィルム(19)となる長尺帯状フィルム(19a)の供給と、該フィルムの内フィルム(14)への溶着手段を附加するだけ可い。
【0010】
【実施の形態】
( 包装すべぎ食品 )
実施例の包装すべき食品は三角おにぎり(7)である。おにぎり(7)は、一辺の長さ約7.5cm、高さ約6.5cm、厚み約3cmである。
【0011】
( 包装袋 )
図12に示す上記おにぎり(7)を収容する包装袋(8)は、図1乃至図3に示す矩形のシート体(1)によって形成され、該シート体(1)は、透明外フィルム(11)と半透明内フィルム(14)との間に長方形のシート状食品(2)を挟んで形成される。
【0012】
外フィルム(11)は、溶着性の良いポリプロピレン樹脂にて形成され、長さ(L)約24cm、幅長さ(W)約15cmである。外フィルム(11)の長さ(L)は、前記おにぎり(7)の三角形高さにおにぎりの厚みを加えた長さの2.5倍程強、幅長さ(W)は、おにぎりの三角形の一辺の長さにおにぎりの厚みの2倍強を加えた程度である。
【0013】
外フィルム(11)は幅方向の中央部に、該フィルムを全長に亘って長さ方向に裂くことのできる分断可能部(12)を有している。
実施例の分断可能部(12)は、カットテープ(13)によって形成される。
カットテープ(13)は、煙草の箱を覆っているフィルム包装を解く際に実施されて公知のものであって、細帯テープを外フィルム(11)に接着し、該細幅テープの一端を引っ張ると外フィルム(11)をテープ幅で裂くことができる。
カットテープ(13)は、外フィルム(11)の表側に或いは裏側の何れの面に施しても可い。
【0014】
内フィルム(14)は、 同形の長方形の2枚のフィルム片(15)(16)を、互いの長手方向に沿う内側縁を5〜10mmの重なり幅で重ねて形成され、内フィルム(14)の大きさは、外フィルム(11)と同じである。
フィルム片(41)(42)は、外フィルム(11)と同様にしてポリプロピレン樹脂にて形成され、おにぎりに引っ付き難い様に、表面が磨りガラス状となるマット加工が施されている。
【0015】
フィルム片(15)(16)の内、重なり部(17)にて内側となるフィルム片(15)の該重なり部(17)の外側に、他方のフィルム片(16)の重なり端縁に被さる帯状の補助フィルム(19)を溶着している。
補助フィルム(19)の長さは、フィルム片(15)(16)の長さに等しく、幅長さは、フィルム片(15)(16)の重なり部(17)全体を覆う程度の幅である。
【0016】
シート状食品(2)は、実施例では、シート状海苔(21)である。
シート状海苔(21)は、長さ約16cm、幅長さ約9cmであって、長さは前記おにぎり(7)の三角形高さの2倍に、おにぎり(7)の厚み長さを加えた程度、幅長さは、おにぎり(7)の三角形の一辺の長さに2cm程度加えた長さである。
【0017】
外フィルム(11)の上に、シート状海苔(21)及び内フィルム(14)が、夫々の中心が外フィルム(11)の中心に一致する様に重ねられ、図1、図2に示す如く、内フィルム(14)の長手方向に沿う両側縁は、溶着(10a)によって外フィルム(11)に接合されている。又、両フィルム(11)(14)の両端部は、線状に溶着(10b)が施される。
更に、外フィルム(11)と内フィルム(14)は、シート状海苔(21)を位置決めするために、シート状海苔(21)を包囲して溶着(10c)(10d)が施されている。
【0018】
( 包装シート体製造装置 )
上記包装シート体(1)を製造する装置は、後記する帯状長尺材料フィルムが重なって走行する走行移行路の上流側から下流側へ、シート状食品供給部(3)、上下一対のローラ(41)(42)からなるフィルム案内ローラ(4)、フィルム溶着装置(5)、一対のフィルム引張りローラ(59)(59)及びフィルム切断装置(6)によって構成される。
包装シート体製造装置は、基本的には、従来のこの種装置と同様であり、補助フィルム(19)用の長尺帯状フィルム(19a)の供給と、該長尺帯状フィルム(19a)の内フィルム(14)への溶着手段を附加した点が新規の構成である。
【0019】
フィルム案内ローラ(4)は、上ローラ(41)で、外フィルム用の長尺帯状フィルム(11a)とカットテープ(13)用長尺カットテープ(13a)を下流側に案内し、下ローラ(42)で、内フィルム用の長尺帯状フィルム(14a)及び補助フィルム用の長尺帯状フィルム(19a)を下流側に案内する。
実施例では、図3の実線と破線で示す様に、2列に包装シート体(1)(1)が繋がった状態で、シート体を連続製造し、これを単位シート体の大きさに切断する。
従って、外フィルム(11)用の長尺帯状フィルム(11a)の幅は、外フィルム(11)の幅の2倍に、後記する様に幅方向の両端を切り揃えるカット分の幅を加えた長さである。
【0020】
内フィルム(14)用の長尺帯状フィルム(14a)は、1つの幅広フィルム(14a’)を中央に、2つの細幅フィルム(14a”)(14a”)を左右にし、幅広フィルム(14a’)の両側縁に細幅フィルム(14a”)(14a”)の側縁が重なる様に下ローラ(42)に掛け渡される。
幅広フィルム(14a’)の幅長さは、内フィルム(14)の2枚のフィルム片(15)(16)の幅長さを加えたものに等しく、細幅フィルム(14a”)の幅長さは、フィルム片(15)の幅に、上記外フィルムの端部のカット分を加えた長さである。
幅広フィルム(14a’)と細幅フィルム(14a”)(14a”)の重なり幅は、前記シート体(1)の内フィルム(14)のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)の幅に対応している。
【0021】
補助フィルム(19)用の2本の長尺帯状フィルム(19a)(19a)は、上記幅広フィルム(14a’)と細幅フィルム(14a”)に跨る様に供給される。
【0022】
長尺カットテープ(13a)(13a)、長尺帯状フィルム(11a)、幅広フィルム(14a’)、細幅フィルム(14a”)(14a”)及び長尺帯状フィルム(19a)はそれぞれ別個のドラム(図示せず)に巻回されている。
長尺カットテープ(13a)の裏面には強力な接着剤が塗布されている。
【0023】
シート状食品供給部(3)は、コンベア(31)によって2列にシート状海苔(21)(21)を搬送して該シート状海苔(21)(21)を、案内ローラ(4)の上ローラ(41)と下ローラ(42)に掛かった長尺帯状フィルム(11a)(14a)の間に、該フィルムの走行速度に対応して連続的に供給する。
【0024】
溶着装置(5)は、横シールローラ(51)、縦シールローラ(53)及び補助フィルム溶着ローラ(55)と、それらローラにフィルムの移行路を挟んで対向配備した受けローラ(52)(54)(56)によって構成される。
横シールローラ(51)はフィルムの走行路の上側に配備され、該ローラ(51)には、図1に示すシート体(1)の長手方向に直交する方向に延びる溶着(10b)(10d)を施すための加熱突条(51a)がローラの軸方向に形成されている。
縦シールローラ(53)もフィルムの走行路の上側に配備され、該ローラ(53)には、図1に示すシート体(1)の長手方向に沿う溶着(10a)(10c)を施すための加熱突条(53a)がローラの周方向に形成されている。
補助フィルム溶着ローラ(55)は、フィルムの走行路の下側に配備され、図3に示す、該ローラ(55)には、補助フィルム(19)を内フィルム(14)のフィルム片(15)に溶着する位置に対応して、周方向に加熱突条(55a)が形成されている。
横シールローラ(51)、縦シールローラ(53)及び補助フィルム溶着ローラ(55)が夫々1回転すると、横並びの2つのシート体(1)(1)の必要箇所に熱溶着が成される。
【0025】
フィルム引張ローラ(59)(59)は、フィルムの走行を助け、且つ切断装置(6)へフィルムをスムーズに送り出す。
【0026】
フィルム切断装置(6)は、上流側の縦切断部(61)と下流側の横切断部(62)とからなる。
縦切断部(61)は、フィルムの走行路を挟んで、カッターローラ(63)と受けローラ(64)を対向配備し、カッターローラ(63)の中央部及び両端寄りに3つの丸刃(63a)を具えている。
フィルムが縦切断部(61)を通過すると、フィルムの幅方向の中央部及び幅方向の両端が切断され、シート体(1)の幅寸法に対応する幅のフィルムが残る。
【0027】
横切断部(62)は、フィルムの走行路の下方に配備したバー状の固定刃(65)と、該固定刃(65)の下流側に配備した回転刃(66)によって構成される。
回転刃(66)は、2つの端板(67)(67)の間に複数本が捩って取り付けられており、各回転刃(66)は、固定刃(65)に対して一端側から他端側へ徐々に摺接する。
前記縦切断部(61)で幅方向に2分されたフィルムは、1本の回転刃(66)が固定刃(65)を通過する毎に、図1に示すシート体(1)に切り分けられる。
【0028】
( おにぎりの包装 )
図8に示し、前記の通りである。
【0029】
( おにぎりを食するとき )
包装おにぎりの包装を解くには、一方の手で、カットテープ(13)を中心として包装袋(8)の片方を、袋の上からおにぎり(7)を軽く掴む様にして保持する。他方の手で、カットテープの端を摘んで引っ張る。外フィルム(11)は2分される。
【0030】
カットテープ(13)を引っ張った手で、包装袋(8)の一端縁を摘んで外側に引っ張る。
外フィルム(11)の半分と、該半分の外フィルムに溶着された内フィルム(14)のフィルム片(15)が引っ張り出され、シート状海苔(21)の半分が露出する。
該包装袋(8)の片側を引っ張った手で、露出したシート状海苔(21)の上からおにぎり(7)を保持し、他方の包装袋(8)の残り半分を外側に引っ張る。
おにぎり(7)から包装袋(8)のフィルム部分が完全に取り除かれ、シート状海苔(21)だけが残っておにぎり(7)に被さる。
【0031】
包装袋(8)の内側に位置する内フィルム(14)を形成する2枚のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)にて、内側のフィルム片(15)に、他方のフィルム片(16)の重なり端縁に被さる帯状の補助フィルム(19)が溶着されているから、フィルム片(15)(16)の重なり部(17)は開き難く、たとえ開いても、補助フィルム(19)が湿気の通路を遮蔽するため、おにぎり(7)等の食品の湿気がシート状海苔等のシート状食品(2)を湿気させることを防止できる。
従って、新鮮なシート状海苔(21)が被さったおにぎり(7)を食することができる。
【0032】
シート体の製造装置は、従前のこの種シート体の製造装置に、補助フィルム(19)となる長尺帯状フィルム(19a)の供給と、該フィルムの内フィルム(14)への溶着手段を附加するだけ可い。
【0033】
( シート体の他の実施例 )
図5、図6は、シート体(1)の他の実施例を示している。
外フィルム(11)と内フィルム(14)との間にシート状海苔(21)を挟んで形成され、外フィルム(11)は、該フィルムを2分するための分断可能部(12)を有し、内フィルム(14)は、外フィルム(11)の分断可能部(12)の近傍にて、2枚のフィルム片(15)(16)の内端どうしを重ねている。両フィルム片(15)(16)の重なり部(17)を、直線状に剥離可能に弱く溶着(18)が成されている。前記実施例のシート体の様な補助フィルム(19)は存在しない。
内フィルム(14)のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)を溶着(18)したことにより、該重なり部(17)の開きが防止され、シート状海苔(21)が湿気ることを防止できる。フィルム片(15)(16)の溶着(18)は、剥離可能な弱い溶着であるから、シート体(1)で形成した包装袋(8)を左右に引っ張って包装を解く際に、フィルム片(15)(16))の溶着(18)が外れて、内フィルム(14)はスムーズに左右に分離できる。
【0034】
( シート体製造装置の他の実施例 )
図7は、図5、図6に示すシート体(1)を製造する装置である。
前記図4に示す製造装置及び材料フィルム関係で共通する箇所については同じ符号を付すことにより説明を省略する。
縦シールローラ(53)と縦切断部(61)との間に、フィルムの走行路を挟んで内フィルム溶着ローラ(57)と受けローラ(58)が、受けローラ(52)を上にて対向配備されている。
内フィルム溶着ローラ(57)には、図6に示す如く、フィルム片(15)(16)の重なり部(17)の溶着予定部に対応して、加熱突部(57a)が周方向に突設されており、フィルムが内フィルム溶着ローラ(57)と受けローラ(58)との間を通過する際に、フィルム片(15)(16)は直線状に溶着(18)される。
尚、フィルム片(15)(16)の重なり部(17)への溶着は、直線状に限らず、断続的な線状、スポット溶着列でも良く、これら溶着の形態に応じて、内フィルム溶着ローラ(57)の加熱突部(57a)の形状を決定すれば可い。
【0035】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0036】
例えば、外フィルム(11)の分断可能部(12)は、カットテープ(13)に限らず、
外フィルム(11)をその長手方向に裂け易い方向性フィルムにて形成し、該フィルムの端部に、小さく切込みを施して分断開始端とすることも出来る。又、外フィルム(11)に断続的な切込みを施して、該断続的な切込みによって、外フィルム(11)を2分することもできる。
【0037】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0038】
例えば、上記実施例では、案内ローラ(4)の上ローラ(41)に外フィルム(11)となる長尺帯状フィルム(11a)と、カットテープ(13)となる長尺カットテープ(13a)を掛け渡し、残りの材料フィルムを下ローラ(42)に掛け渡したが、下ローラ(42)に外フィルム(11)となる長尺帯状フィルム(11a)と、カットテープ(13)となる長尺カットテープ(13a)を掛け渡し、上ローラ(41)に残りの材料フィルムを掛け渡すことができる。この場合、図4の補助フィルム溶着ローラ(55)と受けローラ(56)の上下関係、或いは図7の内フィルム溶着ローラ(57)と受けローラ(58)の上下関係を前記とは逆にすれば可い。
【0039】
又、包装袋によって包装すべき食品は、三角おにぎり(7)に限ることはなく、他の形状のおにぎりや短い棒状飯等の飯塊は勿論のこと、饅頭等、飯塊以外の食品を対象と出来るのは勿論である。
更に、外フィルム(11)と内フィルム(14)との間に挟むシート状食品(2)は、シート状海苔(21)に限ることはなく、おぼろ昆布をシート状に形成したもの、鯣を薄く伸したもの等、シート体(1)の折り畳みに支障しならない薄手の食品であれば可い。
又、包装シート体(1)の大きさは、包装すべき食品の大きさに合わせて、最適なものを撰ぶことができ、
【0040】
又、外フィルム(11)は、和紙、レーヨン素材等の化粧シートで実施でき、この場合、化粧シートの内フィルムからのはみ出し部及び内フィルム(14)との溶着等のために、化粧シートの必要箇所に溶着の効く樹脂をコーティングしておく。化粧シートの全面に樹脂のコーティング層を形成すれば、化粧シートの通気性を遮断し、外気の侵入を防止する効果もある。
【0041】
又、シール性フィルムと透けて見える程度の薄手の和紙等のシートの間に溶融性のフィルムを挟み込み、熱を加えて溶融性フィルムを溶融させ、三者を一体化させる共に、薄手のシートに溶融樹脂を含浸させて、該シートの表面に溶着性を付与した化粧シートを外フイルムに実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シート体の斜面図である。
【図2】シート体の分解斜面図である。
【図3】シート体の断面図である。
【図4】シート体製造装置の斜面図である。
【図5】他の実施例のシート体の分解斜面図である。
【図6】同上の断面図である。
【図7】同上のシート体を製造する装置の斜面図である。
【図8】包装手順の説明図である。
【図9】従来例のシート体の分解斜面図である。
【図10】同上のシート体の断面図である。
【図11】従来のシート体による包装おにぎりの斜面図である。
【図12】袋包装おにぎりの斜面図である。
【符号の説明】
(1) シート体
(11) 外フィルム
(14) 内フィルム
(15) フィルム片
(16) フィルム片
(17) 重なり部
(2) シート状食品
(3) シート状食品供給部
(4) 案内ローラ
(5) 溶着装置
(61) おにぎり
(6) 切断装置
Claims (3)
- 外フィルム(11)と内フィルム(14)との間にシート状食品(2)を挟んで形成され、外フィルム(11)は、該フィルムを2分するための分断可能部(12)を有し、内フィルム(14)は、外フィルム(11)の分断可能部(12)の近傍にて、2枚のフィルム片(15)(16)の内端どうしを重ねており、両フィルム片(15)(16)の内、重なり部(17)にて内側となるフィルム片(15)の該重なり部(17)の外側に、他方のフィルム片(16)の重なり端縁に被さる帯状の補助フィルム(19)を溶着している食品包装用シート体。
- 請求項1に記載の食品包装シート体(1)を製造する装置であって、上流側から下流側へ、シート状食品供給部(3)、上下のローラ(41)(42)からなるフィルム案内ローラ(4)、フィルム溶着装置(5)及びフィルム切断装置(6)が配備され、
フィルム案内ローラ(4)は、上ローラ(41)又は下ローラ(42)で、外フィルム用の長尺帯状フィルム(11a)を下流側に案内し、他方のローラで、内フィルム用の長尺帯状フィルム(14a)及び補助フィルム用の長尺帯状フィルム(19a)を下流側に案内し、
シート状食品供給部(3)は、案内ローラ(4)に案内される長尺帯状フィルム(11a)(19a)間にシート状食品(2)を供給し、
フィルム溶着装置(5)は、両フィルム(11a)(19a)の間からシート状食品(2)が抜け出さない様に、両フィルム(11a)(19a)を溶着し、更に、補助フィルム(19)となる長尺帯状フィルム(19a)を内フィルム(14)に溶着し、
切断装置(6)は、溶着した両フィルム(11a)(19a)を、シート状食品(2)を含む単位大きさに切断して食品包装用シート体を製造する装置。 - 外フィルム(11)と内フィルム(14)との間にシート状食品(2)を挟んで形成され、外フィルム(11)は、該フィルムを2分するための分断可能部(12)を有し、内フィルム(14)は、外フィルム(11)の分断可能部(12)の近傍にて、2枚のフィルム片(15)(16)の内端どうしを重ね、該重なり部(17)を剥離可能に溶着している食品包装用シート体を製造する装置であって、
上流側から下流側へ、シート状食品供給部(3)、上下のローラ(41)(42)からなるフィルム案内ローラ(4)、フィルム溶着装置(5)、及びフィルム切断装置(6)が配備され、
フィルム案内ローラ(4)は、上ローラ(41)又は下ローラ(42)で、外フィルム用の長尺帯状フィルム(11a)を下流側に案内し、他方のローラで、内フィルム用の長尺帯状フィルム(14a)を下流側に案内し、
シート状食品供給部(3)は、案内ローラ(4)に案内される長尺帯状フィルム(11a)(19a)間にシート状食品(2)を供給し、
フィルム溶着装置(5)は、両フィルム(11a)(19a)の間からシート状食品(2)が抜け出さない様に、両フィルム(11a)(19a)を溶着し、更に、内フィルム(14)のフィルム片(15)(16)の重なり部(17)を剥離可能に溶着し、
切断装置(6)は、溶着した両フィルム(11a)(19a)を、シート状食品(2)を含む単位大きさに切断して食品包装用シート体を製造する装置。
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