JP2004081175A - 米飯加工食品の包装体 - Google Patents

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【課題】包装された米飯加工食品を極めて容易に取出すことができるとともに、高級感を漂わせた米飯加工食品の包装物をできるだけ少ないコストで提供する。
【解決手段】表シート1と裏シート2、3とを備え、且つ表シート1には幅方向の略中央に開封用のカットテープ4が設けられ、該カットテープ4によって表シート1に幅広の開口部16を形成する構成にしてなる米飯加工食品の包装体であって、前記カットテープ4が、長手方向両端部6、6より該両端部6、6に挟まれた領域のほうが幅広となるシート状に形成されかつマット処理が施されてなることを特徴とする米飯加工食品の包装体。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、米飯加工食品の包装体の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
海苔巻きおにぎり等の米飯加工食品を包装する包装体として、例えば特許第3076338号には、表シートと裏シートとを備え、且つ表シートには幅方向の略中央に開封用のカットテープが設けられ、該カットテープによって表シートに幅広の開口部を形成する構成にしてなる米飯加工食品の包装体であって、前記カットテープが、該カットテープの長手方向両端部より該両端部に挟まれた領域のほうが幅広になるようにシート状に形成されてなる米飯加工食品の包装体が開示されている。
【0003】
このようにして形成される包装体の表シートと裏シートとの間には、例えば、平面視略矩形状に形成された海苔が挟まれて、よって、表シートを外側とし、且つ裏シートを内側として該内側の裏シート上面に、例えばおにぎりを載置して巻回することで、かかるおにぎりを包装することが出来るものである。
【0004】
この包装体は、前記カットテープによって表シートに幅広の開口部を形成することから、該包装体で包装された包装物の開封時における表シートの開封面積を大きく形成することができ、更に、長手方向両端部より該両端部に挟まれた領域のほうが幅広になるように形成されたカットテープが、シート状に形成されてなるので、開封時に確実に表シートをカットテープの幅広部と略同形状で開封することができ、包装されている米飯加工食品を極めて容易に取り出すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近の消費者の嗜好としては、高級感がただようものが好まれる傾向があり、米飯加工食品を選択する場合も同様である。従って、米飯加工食品の包装体についても、取扱い易さだけでなく、消費者の購買意欲をかきたてるように、高級感が漂うものが求められるようになってきている。しかし、前記米飯加工食品の包装体は、米飯加工食品を包装する表シート、裏シートおよびカットテープが透明の合成樹脂フィルムで構成されているため、包装されている米飯加工食品がそのまま消費者の目に写る状態で陳列されているというのが現状である。このように、米飯加工食品がそのまま透けて見える包装体で包装された包装物は、高級感が漂うとはとても言えず、消費者の購買意欲をかきたてることができない。とは言え、米飯加工食品を包装する包装体にコストをかけすぎることも望ましくない。
【0006】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、包装されている米飯加工食品を極めて容易に取出すことができるとともに、高級感を漂わせた米飯加工食品の包装物をできるだけ少ないコストで提供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、本発明の米飯加工食品の包装体は、表シート1と裏シート2、3とを備え、且つ表シート1には幅方向の略中央に開封用のカットテープ4が設けられ、該カットテープ4によって表シート1に幅広の開口部16を形成する構成にしてなる米飯加工食品の包装体であって、前記カットテープ(4)が、長手方向両端部(6)、(6)より該両端部(6)、(6)に挟まれた領域のほうが幅広となるシート状に形成されかつマット処理が施されてなることを特徴とする。
【0008】
本発明の包装体は、前記カットテープ4によって、表シート1に幅広の開口部16を形成することから、包装物の開封時における表シート1の開封面積を米飯加工食品を容易に取出し可能とすべく大きく形成することができ、且つ該カットテープ4は、長手方向両端部6,6より該両端部6,6に挟まれた領域のほうが幅広となるシート状に形成されているので、開封時に確実に表シート1をカットテープ4と略同形状で開封することができ、包装されている米飯加工品を極めて容易に取出すことができる。さらに、カットテープ4にはマット処理が施されているので、包装されている米飯加工食品はこのカットテープ4を介してぼんやりと見え、包装物を高級感の漂う商品として消費者に印象づけることができ、消費者の購買意欲をかきたてることができる。しかも費用のかかるマット処理はこのカットテープ4にのみ施されているのでコストも低く抑えることができる。
【0009】
前記カットテープ4としては、熱可塑性樹脂フィルムにレーヨン紙が積層された積層フィルムが好ましい。
和紙のような漉き模様が形成されている半透明のレーヨン紙を使用することにより、本発明の米飯加工食品の包装体によって包装された包装物を、より高級感の漂う商品として消費者に印象づけることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る米飯加工食品の一つである三角海苔巻きおにぎりaを包装する際に用いられる包装体の一実施形態を示す正面図であり、図2は図1の裏面図であり、図3(a)は図2のA−A線断面図で、図3(b)は図3(a)のc部の拡大図である。
【0011】
図1及び図2において、1 は例えばポリプロピレンフィルムにより形成され、必要に応じてその表面に装飾用等の印刷が施された略矩形状の表シートを示し、2は例えばポリエチレンフィルムで形成される左の裏シート、3は左の裏シート2と同様の材質で形成される右の裏シートをそれぞれ示す。
【0012】
尚、表シート1の幅方向(即ち、図1においては左右方向)の略中央には、長手方向(縦方向)に沿ってカットテープ4が設けられている。また、表シートの長手方向両端部には、カットテープ4の長手方向両端部6,6を挟むように切り込み17,17がそれぞれ設けられている。
【0013】
又、前記カットテープ4は、両端部6, 6、例えば、端縁から約5〜15mmの幅が、それ以外の部分よりも小さくなるよう、即ち、換言すると、両端部6, 6(両端部6, 6を除く部分)間に該カットテープ4の最大幅となる幅広部5を有した略楕円形シート状に形成されている。
【0014】
前記カットテープ4にはマット処理が施されている。
ここでマット処理とは、シートあるいはフィルム等の表面艶消し処理のことを言う。カットテープ4は、マット処理が施されることによって艶消し状態になり、結果として半透明あるいは不透明になっている。
前記シートあるいはフィルム等の表面艶消し処理は、表面に砂を吹き付けるサンドブラスト法、有機溶剤等で表面をエッチングするエッチングマット法、表面にマット剤をコーティングするマット剤コーティング法、梨地や漉き模様等の艶消し用の表面を備えたロールを通すマットロール法等の機械的加工によってフィルム等の表面の艶を消す方法でも、フィルム等の製造時に艶消し剤等を使用して、艶のない表面をもつフィルム等を得る方法でもよい。
更に本発明に於いては、上記マット処理が施されたものとして、透明あるいは半透明の合成樹脂フィルムにレーヨン紙のような本来半透明あるいは不透明な材質を積層したものも含まれる。更に半透明あるいは不透明な材質そのものも含まれる。
【0015】
本実施形態では、カットテープ4として、図3(b)に示されるような、熱可塑性樹脂の薄いフィルム42に化学繊維紙の一種であるレーヨン紙41が所定のコーティング処理によって接着された積層フィルムが使用されている。
【0016】
前記レーヨン紙41には、表面に漉き模様が形成されている。漉き模様は、例えば和紙に見られるように、繊維の延びる筋が所々顕出されていて、デザイン的に極めて優美な模様であるため、米飯加工食品の包装物に高級感を付与する模様として極めて好適である。
このような漉き模様が形成される材料としては、アセチルセルロース、酢酸・硝酸セルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース等のセルロース誘導体から造られるレーヨン紙、和紙等が挙げられる。
レーヨン紙は、その製造工程で漉き模様を付与する所定の処理が施されることによって、所望の漉き模様を形成することができる。
【0017】
左の裏シート2は、図2及び図3(a)に示すように、表シート1の左半分よりも若干広い範囲にわたって表シート1に重ねられている。即ち、表シート1の略中央で左の裏シート2と右の裏シート3が重なり合うように形成されており、前記表シート1及び裏シート2, 3の外縁部を熱シールするシール部10を介して平面視略矩形状に切断加工された海苔8が収納される収納部7が形成されている。
【0018】
又、図3(a)に示すように、左の裏シート2の右端部2aはカットテープ4の中央を超えて若干右側まで延び、その後折り返されて一方の折り返し部2bを形成しており、右の裏シート3の左端部3aはカットテープ4の中央を超えて若干左側まで延び、その後折り返されて他方の折り返し部3bを形成している。
【0019】
表シート1にはカットテープ4が以下のようにして設けられる。
前記熱可塑性樹脂フィルムにレーヨン紙が積層されたカットテープ用フィルムの巻回されたロールから送り出される前記カットテープ用フィルムを、カットテープの切り出し装置に供給し、所望の形状にカットしてカットテープ4の連続帯状体を得る。該連続帯状体を、別のロールから送り出される、表シート1となるポリプロピレンフィルムに積層し、超音波で接着(熱シール)して、連続帯状体とポリプロピレンフィルムとの積層フィルムを得る。該フィルムを所定の長さにカットして、カットテープ4の接着された表シート1を得る。尚、前記切り出し装置からの連続帯状体の送り出しおよびロールからのポリプロピレンフィルムの送り出しと、これらの超音波による接着とを同期させ、接着によって表シート1を形成した時、カットテープ4の端部6が必ず2つの切り込み17、17の間に来るようにポリプロピレンフィルムと連続帯状体とを積層する。
【0020】
カットテープ4を収納部7側にして、表シート1と裏シート2, 3の長手方向外縁部を熱シールしてシール部10とし、切り込み17,17より中央部よりの幅方向外縁部を熱シールしてシール部10’とすることで包装体9を形成する。この時、シール部10’は、カットテープ4による包装物15の開封を妨げない程度の細い幅に形成する。
包装体9には、おにぎりaの頂部を包むように表シート1の両端部を折り曲げて包装した状態からカットテープ4を用いて開封する際、表シート1の両端の重なり部分によってカットテープ4による開封が阻害されにくいよう、包装体9の一端側の一辺(図1,2においては上側の一辺)9aの両側部に、該一辺9aから包装体9のそれぞれの両側端部9b、9bにかけて、略くの字状の切り欠き9c、9cが設けられている。それらに続いて両側端部9b、9bにはのこぎり歯状の切り欠き9d、9dが設けられている。又、前記一辺9aに向かいあう他辺9eから、包装体9のそれぞれ両側端部9b’、9b’にかけて、略くの字状の切り欠き9f、9fが設けられている。
【0021】
次に、上述のように構成された包装体9を使用する場合について、図4を参照しながら説明する。
【0022】
海苔8が収納部7に収納された包装体9の裏シート2、3上に、所定形状、例えば米飯加工食品としての三角形状おにぎりaを載置し(図4a)、包装体9の辺9e側からおにぎりaを包装していく(矢印A)。包装体9をおにぎりaの底面a3、上面a1に重ねることによって、おにぎりaを包装体9で挟む(図4b)。前記上面a1を覆う表シート1の両側部をおにぎりaの側面a2に沿うよう重ね合わせた後(矢印B)、前記側面a2に重ならなかった部分をおにぎりaの幅方向両側に来るように折り曲げ、おにぎりaの下面a4を覆う表シート1に重ね合わせる(図4c)。次いでおにぎりaの幅方向両側にある表シート1を側面a2から上面a1にかけて重ね合わせる。その後、例えば、略くの字状切れ込み9c、9cの下端部9h、9h(図9)を表シート1に熱シール(図示せず)するか、ラベル又はテープ等によって貼付(図示せず)することで、図5に示すように、おにぎりaを完全包装することができる。
【0023】
次に、上述のように、包装体9によっておにぎりaを完全包装した包装物15からおにぎりaを取り出して食する際には、図6に示すように、先ず、食する人側に位置するカットテープ4の両端部6,6の一方(通常は熱シール、ラベル又はテープ等が用いられていない表面側に位置するテープ)を挟んで設けられた切り込み17,17の間のカットテープ端部6を摘まんで手前に引くことにより、図7に示すように、極めて簡単かつ確実に表シート1を開封することが出来る。
【0024】
その際、表シート1 には幅方向の略中央にのびる開封用のカットテープ4が設けられ、且つ該カットテープ4には、両端部6, 6に挟まれる領域内に該カットテープ4の最大幅となる幅広部5を有した略楕円状に形成されていることから、かかるカットテープ4を介して開封される表シート1も幅広部5と略同じ大きさ及び形状を有した幅広の開口部16を有すべく開封されることとなり、しいては開封後の表シート1の残存面積をわずかなものにすることが出来る。
【0025】
本実施の形態においては、図9に示すように、切り欠き9c、9cの下端部9h、9hを表シート1に固着あるいは貼着することによって、該固着あるいは貼着箇所がカットテープ4に覆い被さり、カットテープ4による表シート1の開封を妨げることを防いでいる。また、包装物15を開封する時、カットテープ4による表シート1の開封を妨げないように略くの字状の切り欠き9c、9cが設けられているので、表シート1の重なる面積が少なくなり、カットテープ4による開封をよりスムーズに行うことができる。
さらに、本実施の形態においては、前記略くの字状の切れ込み9c、9cに続いてのこぎり歯状の切れ込み9d、9dが設けられているので、図10に示すように、カットテープ4の幅が広く、包装時における切れ込み9c、9c縁部間の距離を超える場合であっても、のこぎり歯状の切れ込み9dの角に、カットテープ4がひっかかることによって、カットテープ4が設けられていないシート部9gの開封を可能にすることができ、表シール1の開封を最後までスムーズに行うことができる。
【0026】
従って、その後、図8に示すように、それぞれ二分されて残存する包装体9,9のそれぞれを把持し、互いに離間する方向に引っ張って取り除く際において、おにぎりaから引き剥がされる包装体9,9の接触抵抗を小さくすることが可能となり、よって残存する包装体9,9がおにぎりaから取り除きやすくなると同時に、表シート1に形成された幅広の開口部16よりおにぎりaを極めて容易に取り出すことができるという利点がある。
【0027】
更に、上記の如く包装物15に形成される幅広の開口部16が、カットテープ4によって形成されるので、包装体の表シート1に該カットテープ4を設けるだけで、何ら特別な加工等を包装体に施すことなく、開封時における表シート1の開封面積を簡単に大きくすることができるという利点がある。
【0028】
更に、上記実施形態の如く、幅広部5を有したカットテープ4が、シート状に形成されてなるので、開封時において、確実に表シート1をカットテープ4の幅広部5と略同形状で開封することができるという利点がある。
【0029】
又、前記包装物15を陳列した時、消費者の目に一番止まりやすい、表シート1に設けられたシート状カットテープ4にマット処理が施されているので、包装されている米飯加工食品が、漉き模様が形成された半透明のレーヨン紙を介してぼんやりと見えるため、高級感の漂う商品として消費者に印象づけることができ、消費者の購買意欲をかきたてることができる。しかもコストのかかるマット処理は、消費者の目に止まり易いカットテープ4にのみ施されているので、コストも低く抑えることができる。
【0030】
尚、上記実施の形態において、カットテープ4の形状は、上述の各実施の形態における略楕円形状等に限定されることなく、例えば略円形状や略四角形状、菱形形状等であってもよく、要はカットテープ4が、該カットテープ4の長手方向の両端部6,6よりも該両端部6,6に挟まれた領域のほうが幅広になるように形成されていればよい。また、カットテープ4の大きさも特に限定されないが、おにぎりa全体を覆い隠す程度の大きさが好ましい。
【0031】
更に、上記実施形態では、カットテープ4として、透明な熱可塑性樹脂フィルムにレーヨン紙が積層されたフィルムが使用されたが、透明な熱可塑性樹脂フィルムに代えて、半透明の熱可塑性樹脂フィルムを使用することもできる。この場合、前記レーヨン紙の漉き模様も半透明の熱可塑性樹脂フィルムを通して見えるため、ぼんやりとした情緒が醸し出され、さらにより高級感に富んだ印象を消費者に与えることができる。
又レーヨン紙は、表シート1に超音波を用いて熱シールすることができるので、レーヨン紙そのものをカットテープ4として用いることもできる。
【0032】
上記実施形態では、カットテープ4を表シート1の裏に超音波を用いて熱シールしているが、熱シールの方法は特に限定されない。また、カットテープ4の全面を表シート1に熱シールしてもよく、外縁部のみを熱シールしてもよく、さらには任意の場所を部分的に熱シールしてもよい。さらにカットテープ4を表シート1に設ける方法も特に熱シールに限定されるものではない。
【0033】
上記実施形態において、表シート1の材質をポリプロピレン、裏シート2,3の材質をポリエチレン等、熱可塑性樹脂フィルム等の合成樹脂フィルムにより形成したが、要は湿気を通さず、且つ好ましくは滑りのよいものであれば、他の材質であってもよいのは言うまでもない。又、表シート1はカットテープ4が見える材質であればよく、透明の材質が好ましい。
【0034】
更に、上記実施形態において、包装体9の一端側の一辺9aの両端に設けられる切り欠き9cを略くの字形状としたが、この形状は決してくの字状に限定されることなく適宜選択されるものである。
【0035】
【発明の効果】
本発明の米飯加工食品の包装体は、包装された米飯加工食品を極めて容易に取出すことができ、しかも高級感を漂わせた米飯加工食品の包装物をできるだけ少ないコストで提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る米飯加工食品の包装体の一実施形態を示す正面図。
【図2】図1の裏面図。
【図3】(a)図2のA−A線断面図。
(b)図3(a)のc部の拡大図。
【図4】米飯加工食品の包装体の使用状態を示す斜視図。
【図5】完成した包装物を示す斜視図。
【図6】包装物の開封状態を示す斜視図。
【図7】包装物の開封状態を示す斜視図。
【図8】包装物の開封状態を示す斜視図。
【図9】包装物の頂部付近を示す裏面図。
【図10】包装物の頂部付近を示す別の裏面図。
【符号の説明】
1…表シート、2…裏シート、3…裏シート、4…カットテープ、5…幅広部、9…包装体、15…包装物、16…幅広の開口部

Claims (2)

  1. 表シート(1)と裏シート(2)、(3)とを備え、且つ表シート(1)には幅方向の略中央に開封用のカットテープ(4)が設けられ、該カットテープ(4)によって表シート(1)に幅広の開口部(16)を形成する構成にしてなる米飯加工食品の包装体であって、前記カットテープ(4)が、長手方向両端部(6)、(6)より該両端部(6)、(6)に挟まれた領域のほうが幅広となるシート状に形成されかつマット処理が施されてなることを特徴とする米飯加工食品の包装体。
  2. 前記カットテープ(4)が、熱可塑性樹脂フィルムにレーヨン紙が積層された積層フィルムで構成されている請求項1記載の米飯加工食品の包装体。
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