JP3797976B2 - 米飯加工食品の包装体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート状の海苔のようなシート状食品と、三角おにぎりのような米飯加工食品とを分離した状態で包装する米飯加工食品の包装体に関し、特に、高級食材によって調理され、ふんわりと柔らかく握られた米飯加工食品を包装するのに好適な米飯加工食品の包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンビニエンスストアなどで販売されている海苔付きおにぎりは、搬送中や陳列中などにおいて、おにぎりの水分によって海苔が湿気ることがないようにするため、おにぎりと海苔とを別々に収納する包装体によって包装されている。
【0003】
この包装体は図5に示すように、外フィルム110と2枚の内フィルム120,120とがシート状の海苔1を挟むようにしたものである。外フィルム110は、例えば三角形に形成されたおにぎり2を収納できる大きさの長方形状に形成されている。外フィルム110の両端の中心部111,111を結ぶセンターライン上には、カットテープ112が貼着され、このカットテープ112を引っ張ることにより、外フィルム110が二分割できるようにされている。
【0004】
他方、2枚の内フィルム120,120は、外フィルム110のセンターライン上で、内側端121,121が重なり合い、幅方向に分離できるようにされている。このような外フィルム110と内フィルム120,120とは、その間に海苔1を挟んだ状態で、両端の中心部111,122を除いた周縁部113,123が、例えば熱によってシールされている。
【0005】
このような包装体は、内フィルム120,120上におにぎり2が載せられ、両フィルム110,120,120と海苔1がおにぎり2の形状に即して折り曲げられ、おにぎり2を包み込む。そして、外フィルム110が露出した状態に重なり合った両角部を含む領域に、商品情報などを表示したラベル(図示せず)が貼着される。そして、カットテープ112を引っ張ると外フィルム110が二分割され、さらに外フィルム110と内フィルム120,120とを幅方向に引っ張ると、各内フィルム120,120が海苔1とおにぎり2との間から引き抜かれ、海苔1がおにぎり2を包んだ状態となって食することができる。
【0006】
なお、内側端で重なり合っている内フィルムが、自動包装ラインの所定位置に搬送される工程において、バラバラにならないようにするため、内フィルムの内側端の両端部が外フィルムの周縁部に熱溶着によって一体に接合された包装体が特許第2990064号明細書に開示されている。
【0007】
【特許文献1】
特許第2990064号明細書
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のおにぎり2は、ご飯が型に押し込められて成形され、比較的硬く握られている。したがって、特許第2990064号明細書に開示された包装体を含め、従来の米飯加工食品の包装体は、外フィルム110と内フィルム120,120とがおにぎり2の形状に即して折り曲げられ、包装されている。
【0009】
しかし、近年、普及しつつある高級食材を使用したおにぎり2は、ふんわりと柔らかく握られているため、従来のように包装体をおにぎり2の形状に即して折り曲げることができない、あるいは折り曲げようとすると、おにぎり2が硬くなって包装され、品質が損なわれてしまう。さらに、高級食材を使用したおにぎり2が従来と同じ包装材で包装されていると、一般的な硬く握られたおにぎり2と外見上、区別することができない。
【0010】
そこで、本発明は、特に高級食材を使用して柔らかく握られたおにぎりが、ふんわり感を維持しつつ包装することができるようにした米飯加工食品の包装体を提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る米飯加工食品の包装体は、二つ折りにされるとともに、その折曲げ部の幅方向に切断予定線が設定された外フィルムと、該外フィルムの折曲げ部を除いて外フィルムの内面に重ね合わされる2枚の内フィルムと、前記外フィルムの折曲げ部に貼着され、四方に設けられた隅切り部を除いて両側端が前記各内フィルムの内側端と重なる中間フィルムとを備え、前記外フィルムの周縁部と各内フィルムの内側端を除いた三方の周縁部とがシールされ、外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品を封入し、各内フィルムが塊状の米飯加工食品に接合するように外フィルムを二つ折りにした状態で、内フィルムの周縁部同士がシールされ、かつ中間フィルムに隅切り部が設けられることによって接合する外フィルムの周縁部同士がシールされていることを特徴としている。
【0012】
この米飯加工食品の包装体によれば、各内フィルムが塊状の米飯加工食品に接合するように外フィルムが二つ折りにされ、内フィルムの周縁部同士がシールされ、かつ中間フィルムに隅切り部が設けられることによって接合する外フィルムの周縁部同士がシールされることにより、米飯加工食品は余裕をもって収納された状態に包装され、ふんわりと握られた柔らかさが維持される。
【0013】
各内フィルムの内側端と中間フィルムの側端とが重なることにより、内フィルムと外フィルムとの間に封入されたシート状食品は、2枚の内フィルム間に包装された米飯加工食品から完全に分離され、米飯加工食品の水分を吸収しにくいようにすることができる。
【0014】
そして、外フィルムを切断予定線で切断し、外フィルムの折曲げ部を切除することにより、外フィルムと一体となっている内フィルムをシート状食品と米飯加工食品との間から引き抜き、米飯加工食品がシート状食品に挟まれた状態で、内フィルム間から取り出すことができる。また、中間フィルムの四方に隅切り部が設けられることにより、中間フィルムの四方が内フィルムの周縁部にシールされず、外フィルムの周縁部同士のみがシールされ、中間フィルムを切断することなく、外フィルムを切断予定線の端から容易に切断することができるとともに、外フィルムの折曲げ部に貼着された中間フィルムを他方の外フィルムから分離することができる。
【0015】
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記外フィルムは、内面側に配置されたプラスチック材と、外面側に配置された紙質材とを接合一体化した複合材であってもよい。この米飯加工食品の包装体によれば、外側の紙質材によって、高級感が発揮されるだけでなく、剛性が大きくなり、包装された米飯加工食品が潰れにくいようにすることができる。
【0016】
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記折曲げ部は、米飯加工食品の厚さとほぼ同じ幅であり、その幅をもって2本の切断予定線が設定され、該切断予定線に沿って帯状の切断手段が貼着されていることが好ましい。この米飯加工食品の包装体によれば、切断予定線が米飯加工食品の厚さとほぼ同じ幅をもって2本設定され、また、切断予定線に沿って細い2本の帯状の切断手段、または2本の切断予定線の間隔の幅の太い1本の帯状の切断手段が貼着されることにより、外フィルムを米飯加工食品の幅でもって一端から他端まで容易かつ確実に引き裂くことができる。
【0017】
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記内フィルムは、内側縁で外フィルムと反対面に折り返された折返し部が設けられていることが好ましい。内フィルムの内側端で外フィルムと反対面に折り返される折返し部が備えられることにより、折返し部が米飯加工食品に接合し、内側縁が米飯加工食品の底部付近を引っ張ることなく各内フィルム間から取り出すことができるため、米飯加工食品が割れにくようにすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明に係る米飯加工食品の包装体の一実施形態について図1から図4を参照しながら説明する。本実施形態の米飯加工食品の包装体は、三角おにぎりのような塊状の米飯加工食品(以下、「おにぎり」という。)2を収納できる大きさで、二つ折りにされる長方形状の外フィルム10と、該外フィルム10の折曲げ部11を除いて外フィルム10の内面に重ね合わされる2枚の内フィルム20,20とが備えられている。折曲げ部11の幅、すなわち2枚の内フィルム20,20の内側縁21,21の間隔は、おにぎり2の厚さとほぼ一致している。
【0019】
また、外フィルム10の周縁部12と2枚の内フィルム20,20の折曲げ部11側を除いた周縁部22,22とは熱などによってシールされ、外フィルム10と2枚の内フィルム20,20との間にシート状の海苔のようなシート状食品(以下、「海苔」という。)1,1を収納する収納部が形成されている。
【0020】
そして、外フィルム10には、切断予定線13が設定されている。この切断予定線13は、折曲げ部11の幅をもって2本設定され、この切断予定線13,13に沿って一対の帯状の切断手段(以下、「カットテープ」という。)14,14が貼着される。ただし、カットテープ14は、2本の切断予定線13,13間に貼着された幅広の1本とすることもできる。
【0021】
いずれにしてもカットテープ14は、外フィルム10を確実に引き裂くことができるように、外フィルム10の内面に貼着されるが、外フィルム10を引き裂く貼着力をもって外フィルム10の外面に貼着してもよい。また、カットテープ14に代え、切断予定線13上に、レーザなどによって引き裂き方向を案内する直線状のキズを付けてもよい。
【0022】
そして、一対のカットテープ14,14は、後工程において、おにぎり2を収納すべく、外フィルム10が二つ折りにされたときに、両端部は外フィルム10の周縁部12がシールされることによって接合するが、中間部は二股状になり、おにぎり2の正面および背面の底辺部分に見える状態となり、または底面の方へ回り込む。
【0023】
そして、外フィルム10の折曲げ部11であって、2枚の内フィルム20,20を配置した内面には、中間フィルム30が貼着されている。中間フィルム30は、2枚の内フィルム20,20の間隔よりも広い幅とされ、各側端31,31が各内フィルム20,20の内側端23,23と重なり、内フィルム20,20と外フィルム10との間に封入された海苔1,1が、包装された米飯加工食品から完全に分離され、米飯加工食品の水分を吸収しにくいようにし、湿気ることがないようにされている。
【0024】
この中間フィルム30の四方には、隅切り部33,33…が設けられている。この隅切り部33,33…によって、後工程において、内フィルム20,20の周縁部22,22がシールされたときに、中間フィルム30が内フィルム20,20にシールされず、外フィルム10の周縁部12同士のみがシールされ、中間フィルム30を切断することなく、外フィルム10が切断予定線13,13の端部から容易に切断され、また、中間フィルム30が貼着された外フィルム10の折曲げ部11とともに分離できるようになる。このような隅切り部33,33…は、図示したような斜めカット以外に、L字形や円弧形など種々の形状とすることができる。また、隅切り部33,33…が設けられることにより、後工程において内フィルム20の周縁部22がシールされるときに、2本のカットテープ14,14の両端部同士と、外フィルム10の周縁部12同士とがシールされる。
【0025】
そして、シールされているカットテープ14の端部を摘みやすくするため、外フィルム10にはカットテープ14の各端部に近接してノッチ15,15が形成されている。このノッチ15が内フィルム20または中間フィルム30にも形成されると、内フィルム20または中間フィルム30もノッチ15の部位から引き裂かれ、開封の際に、2枚の内フィルム20を外側に引っ張ったときに、内フィルム20または中間フィルム30がおにぎり2と海苔1との間に残留することもあり得る。しかし、中間フィルム30には隅切り部33が設けられているため、外フィルム10の周縁部12であって、中間フィルム30および内フィルム20がシールされていない部位にのみノッチ15を形成することができる。
【0026】
また、直線状のノッチ15は、後工程において、外フィルム10を二つ折りにし、内フィルム20,20の周縁部22,22を三方シールした後に、外フィルム10に形成することにより、内フィルム20,20の周縁部22,22がわずかにずれてシールされても、重なり合った位置に容易かつ確実に形成することができる。ただし、ノッチ15,15を三角形やU字形など幅を有する形状とすることにより、内フィルム20,20を三方シールする前に形成し、内フィルム20,20がわずかに位置ずれしてシールされても、ノッチ15,15が重なるようにすることができる。
【0027】
そして、前記外フィルム10、内フィルム20,20および中間フィルム30は、食品包装用のプラスチックフィルムであれば特定するものではないが、低コストで、通気性の低いポリプロピレンなどを使用することが好ましい。また、前記外フィルム10は、内面側に配置されたプラスチック材と、外面側に配置された紙質材とを接合一体化した複合材であってもよい。外側の紙質材によって、高級感が発揮されるだけでなく、剛性が大きくなり、包装された米飯加工食品が潰れにくいようにすることができる。
【0028】
そして、内フィルム20,20は、中間フィルム30の各側端31,31と重なっている内側縁21,21で外フィルム10と反対面に折り返された折返し部24,24が設けられていることが好ましい。この内フィルム20,20の折返し部24,24がおにぎり2に接合することにより、各内フィルム20,20間からおにぎり2を取り出すときに、内側縁21,21がおにぎり2の底部付近を引っ張ることがなく、おにぎり2が割れにくいようにすることができる。ただし、例えば、内フィルム20がおにぎり2にこびり付きにくい材質であったり、おにぎり2が内フィルム20にこびり付きにくいように調理されているときは、折返し部24を設けなくてもよい。
【0029】
以上のように構成された本実施形態の米飯加工食品の包装体によって、おにぎり2を包装するには、あらかじめ周縁部12,22,22がシールされた外フィルム10と内フィルム20,20との間の収納部内に海苔1,1を収納する。中間フィルム30の側端31は、内フィルム20の内側端23の表側に重なっても、逆に裏側に入り込んでもよい。
【0030】
そして、おにぎり2の底面を中間フィルム30上に配置し、図2および図3に示すようにおにぎり2の正面と背面とが各内フィルム20,20に接合するように外フィルム10を二つ折りにする。折曲げ部11の幅がおにぎり2の厚さとほぼ一致し、各内フィルム20,20の内側縁21,21がおにぎり2の底辺とほぼ一致しているため、海苔1,1の底辺がおにぎり2の底辺とほぼ一致する。
【0031】
そして、内フィルム20,20の折曲げ部11側でない三方の周縁部22,22同士、内フィルム20をシールしていない部分の外フィルム10の周縁部12同士、そして中間フィルム30の端部32同士を熱などによってシールする。すると、カットテープ14の両端部は、中間フィルム30に隅切り部33が設けられていることから接合するが、中間部はおにぎり2の正面および背面の底辺部分に二股に分かれ、あるいは離隔しておにぎり2の底面の方へ回り込む。
【0032】
そして、外フィルム10のみ接合している部分にノッチ15を形成する。外フィルム10がシールされた後にノッチ15を形成することにより、ノッチ15は位置ずれしないようにすることができる。
【0033】
そして、接合した内フィルム20,20の三方の周縁部22,22などがシールされることにより、おにぎり2は、この包装体に余裕をもって包装され、柔らかく握られたふんわり感を持続することができる。また、おにぎり2と海苔1との間には内フィルム20および中間フィルム30が介在しているため、海苔1は湿気ることがない。
【0034】
そして、おにぎり2を食するには、カットテープ14の端部を摘んで引っ張り、外フィルム10を切断予定線13で引き裂く。外フィルム10にはノッチ15が形成されているだけでなく、中間フィルム30に隅切り部33,33…が設けられるため、カットテープ14の端部を摘んで外フィルム10を切断予定線13で容易に引き裂くことができる。また、外フィルム10がおにぎり2の厚さで離隔していても、外フィルム10にはカットテープ14が貼着されているため、切断予定線13上で引き裂かれる。また、カットテープ14の中間部は、二股に分かれているため、海苔1が破れることなく、外フィルム10を幅広に引き裂くことができる。
【0035】
このように外フィルム10が2本の切断予定線13,13間の折曲げ部11で引き裂かれると、図4に示すように中間フィルム30も外フィルム10の折曲げ部11とともに他方の外フィルム10から分離される。そして、内フィルム20に折返し部24が設けられていることにより、海苔1,1に挟まれたおにぎり2を包装体から割れないようにして取り出すことができる。内フィルム20、20の周縁部22,22と外フィルム10の周縁部12とがシールされ、両フィルム20,20,10が一体化されているため、おにぎり2を包装体から取り出すときに、海苔1,1を両フィルム20,20,10間から引きぬくことができる。また、中間フィルム30は外フィルム10の折曲げ部11に貼着されているため、外フィルム10の折曲げ部11と一体に他方の外フィルム10から分離される。
【0036】
そして、四角形の海苔1,1の角部が、三角形のおにぎり2から突出しているため、好みに応じて、突出している海苔1,1がおにぎり2を柔らかく包むようにして食することができる。
【0037】
本発明は、前記発明の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において種々、変更することができる。前記の発明の実施形態にあっては、外フィルム10、内フィルム20,20および海苔1,1が長方形に形成され、長方形の海苔1,1の角部が三角形のおにぎり2に二重に重ね合わされる。そこで、海苔1の使用量を節約するべく、海苔1は三角形としてもよい。この場合、外フィルム10および内フィルム20,20は、角部を切り落とした形状としてもよい。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、二つ折りにされる外フィルムの周縁部と、該外フィルムの折曲げ部を除いて外フィルムの内面に重ね合わされる2枚の内フィルムの三方の周縁部とが海苔のようなシート状食品を挟んだ状態でシールされ、各内フィルムがおにぎりのような米飯加工食品に接合するように外フィルムを二つ折りにした状態で周縁部をシールすることにより、米飯加工食品は余裕をもって包装される。また、外フィルムの折曲げ部に貼着された中間フィルムおよび内フィルムと外フィルムとの間にシート状食品が挟まれることにより、米飯加工食品の水分によってシート状食品が湿気らないようにすることができる。したがって、本発明に係る米飯加工食品の包装体に包装されたおにぎりのような米飯加工食品は、柔らかく握られた状態が維持され、ふんわり感を味わうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る米飯加工食品の包装体の実施形態を示す分解斜視図
【図2】本発明に係る米飯加工食品の包装体の実施形態を示す斜視図
【図3】本発明に係る米飯加工食品の包装体の実施形態を示す正面図
【図4】本発明に係る米飯加工食品の包装体を開封した状態の実施形態を示す正面図
【図5】従来の米飯加工食品の包装体の一例を示す分解斜視図
【符号の説明】
1……シート状食品(海苔)
2……米飯加工食品(おにぎり)
10……外フィルム
11……折曲げ部
12……周縁部
13……切断予定線
14……切断手段(カットテープ)
20……内フィルム
21……内側縁
22……周縁部
23……内側端
24……折返し部
30……中間フィルム
31……側端
Claims (4)
- 二つ折りにされるとともに、その折曲げ部の幅方向に切断予定線が設定された外フィルムと、該外フィルムの折曲げ部を除いて外フィルムの内面に重ね合わされる2枚の内フィルムと、前記外フィルムの折曲げ部に貼着され、四方に設けられた隅切り部を除いて両側端が前記各内フィルムの内側端と重なる中間フィルムとを備え、
前記外フィルムの周縁部と各内フィルムの内側端を除いた三方の周縁部とがシールされ、外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品を封入し、各内フィルムが塊状の米飯加工食品に接合するように外フィルムを二つ折りにした状態で、内フィルムの周縁部同士がシールされ、かつ中間フィルムに隅切り部が設けられることによって接合する外フィルムの周縁部同士がシールされていることを特徴とする米飯加工食品の包装体。 - 前記外フィルムは、内面側に配置されたプラスチック材と、外面側に配置された紙質材とを接合一体化した複合材であることを特徴とする請求項1に記載の米飯加工食品の包装体。
- 前記折曲げ部は、米飯加工食品の厚さとほぼ同じ幅であり、その幅をもって2本の切断予定線が設定され、該切断予定線に沿って帯状の切断手段が貼着されていることを特徴とする請求項1または2に記載の米飯加工食品の包装体。
- 前記内フィルムは、内側縁で外フィルムと反対面に折り返された折返し部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の米飯加工食品の包装体。
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