JP3802517B2 - 包装飯塊 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、包装袋に小飯塊を並べて収容した包装飯塊に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
コンビニエンスストア等で販売されている「包装おにぎり」の包装用シート体として、外フィルムと内フィルムとの間にシート状海苔を挟んで形成した、三重構造のシート体が広く知られている。
上記シート体を、おにぎり飯の三角形状に沿って折り畳んで形成した「三角包装おにぎり」は、包装を解くまでは、シート状海苔は湿けない。包装を解くと、シート状海苔だけが残って直接におにぎり飯に被さる。
出願人は、一口サイズの小飯塊でも、上記の様に包装を解いたときに該小飯塊にシート状海苔が直接に被さる様な包装を目指したが、コストの点及び小飯塊を1個づつ包装を解くのが面倒であった。
本発明は、複数個の小飯塊を一緒に袋に収容することでコストの引き下げ及び包装を解く面倒を少なくできる包装飯塊を明らかにするものである。
【0003】
【課題を解決する手段】
本発明は、シート体(2)の両端を重ねて閉じると共に、該シート体(2)の両側縁側も閉じて形成した袋体(1)に飯塊(6)を収容した包装飯塊において、
シート体(2)は、外フィルム(3)と内フィルム(4)との間にシート状食品(5)を挟んで形成され、外フィルム(3)は、該フィルムをシート体(2)の側縁に沿って分断するための分断可能部(31)を有しており、内フィルム(4)は2枚のフィルム片(41)(42)からなり、該フィルム片(41)(42)の内端どうしを外フィルム(3)の分断可能部(31)の近傍にて重ねており、飯塊(6)は、複数個の小飯塊(61)を袋体(1)の幅方向に並べて形成され、シート状食品(5)には、該シート状食品を小飯塊単位に対応して分断可能に断続的な切込み(52)が施されている。
【0004】
【作用及び効果】
小飯塊(61)を個別に包装するのではなく、複数個の小飯塊(61)を一緒に袋体(1)に収容するため包装コストを低減できる。又、包装を解く手間は1回で済むため、手間が掛からない。
袋包装であるから、従来の様にシート体を飯塊の形状に沿って折り畳んで包装するよりも高級感があり、又、飯塊(6)を大きく見せる効果もある。
【0005】
飯塊(6)を包装した状態において、シート状食品(5)は、内フィルム(4)によって飯塊(6)と遮断され、又、外フィルム(3)によって外気と遮断されるため、飯塊(6)や外気の湿りの影響を受けない。
シート状食品(5)がシート状海苔(51)の様な湿気易い食品であっても、風味や食感を保つことができる。
【0006】
外フィルム(3)を分断可能部(31)によって2分し、外側に引っ張り出すと、シート状食品(5)を残して内フィルム(4)の両フィルム片(41)(42)も一緒に引っ張り出され、シート状食品(5)が飯塊(6)に直接に被さる。
飯塊(6)を食するには、シート状食品(5)の上から、一方の手で、端部の小飯塊(61)を掴み、他方の手で、残りの小飯塊を掴んで、端部の小飯塊を隣り合う小飯塊から引き離す。
シート状食品(5)には、該シート状食品を小飯塊単位に対応して分断可能な断続的な切込み(52)が施されているから、小飯塊(61)を引き離すときに、切込み(52)からシート状食品(5)が分断され、該小飯塊(61)は分断したシート状食品片が被さった状態で引き離される。
シート状食品片が被さった小飯塊(61)を食することができる。
残った飯塊(6)も、上記同様の手順によって食すれば可い。
【0007】
【実施の形態】
図1は、起立状態の包装飯塊を、斜め上方から見た図である。
袋体(1)は2点鎖線で示されている。飯塊(6)に被さったシート状食品(5)は、飯塊(6)に直接に被さっているのではなく、図2、図3に示し、後記する如く、袋体(1)を構成するの外フィルム(3)と内フィルム(4)との間に収容されており、内フィルム(4)を介して飯塊(6)に被さっている。
【0008】
( 飯塊 )
実施例の飯塊(6)は、3個の俵形(略円柱形状)の小飯塊(61)の集合体である。小飯塊(61)は型押し成形され、直径約3cm、長さ約6cmの一口サイズである。3個の小飯塊(61)は、重ならずに平行に並び、隣り合う小飯塊(61)(61)の周面どうしが接し、横並びの各小飯塊(61)(61)(61)の端面の高さが揃っている。
従って、飯塊(6)全体の大きさは、横長さ9cm、高さ6cm、厚み3cmである

小飯塊(61)は、白米或いはかやくご飯の塊であり、胡麻等の振りかけ食品を振り掛けておいてもよい。
【0009】
( 包装袋 )
上記飯塊(6)を収容する包装袋(1)は、図2乃至図4に示す如く、矩形のシート体(2)によって形成され、該シート体(2)は、透明外フィルム(3)と半透明内フィルム(4)との間に、長方形のシート状食品(5)を挟んで形成される。
【0010】
外フィルム(3)は、溶着性の良いポリプロピレン樹脂にて形成され、長さ(L)約25cm、幅長さ(W)約15cmである。
外フィルム(3)の長さ(L)は、前記小飯塊(61)の長さの4倍前後、幅長さ(W)は、小飯塊(61)の直径の5倍程度である。
【0011】
外フィルム(3)は幅方向の中央部に、該フィルムを全長に亘って長さ方向に裂くことのできる分断可能部(31)を有している。
実施例の分断可能部(31)は、カットテープ(32)によって形成される。
カットテープ(32)は、細帯テープを外フィルム(3)に接着したものであって、該細幅テープの一端を引っ張ると外フィルム(3)をテープ幅で裂くことができる。
カットテープ(32)は、外フィルム(3)の表側に或いは裏側の何れの面に施しても可い。
【0012】
外フィルム(3)には、包装を解く順序を示す「1」「2」「3」の3つの数字及びフィルムの引っ張り方向を示す矢印(34)(35)(36)が施されている。
数字「1」は、分断可能部(31)の分断開始端(31a)近傍に印される。
数字「1」の近傍に、分断可能部(31)の他端側へ向く矢印(34)が施される。
数字「2」は、外フィルム(3)の長さ方向の中央部側より少し矢印(34)側寄り且つ、フィルムの右端寄りに印される。
数字「2」の近傍に外向きの矢印(35)が施される。
数字「3」及び矢印(36)は、分断可能部(31)を中心として上記数字「2」、矢印(35)と対称位置に印される。
図5dに示す如く、数字「1」「2」「3」及び矢印(34)(35)(36)は包装飯塊の正面に位置する。
【0013】
図4に示す如く、内フィルム(4)は、 同形の長方形の2枚のフィルム片(41)(42)を、互いの長手方向に沿う内側縁を5〜10mmの重なり幅で重ねて形成される。
フィルム片(41)(42)は、外フィルム(3)と同様にしてポリプロピレン樹脂にて形成されている。フィルム片(41)(42)は、飯塊に引っ付き難い様に、表面が磨りガラス状となるマット加工が施されている。
内フィルム(4)全体の大きさは、長さが外フィルム(3)の長さと同じであり、幅長さは外フィルム(3)の幅長さよりもcm程度短い。
【0014】
フィルム片(41)(42)の重なり部(43)は、単にフィルム片(41)(42)を重ねるだけで可いが、実施例では図4に示す如く、内フィルム(41)(42)の重なり部(43)には、断続的な線状の剥離可能な溶着(44)が、重なり部(43)の長手方向に沿って施される。この内フィルム片(41)(42)どうしの溶着(44)は、フィルム片(41)(42)を互いに反対方向に引っ張ると、簡単に剥離する程度の弱い溶着であれば、直線状の溶着、スポット溶着列等、溶着の形態は問わない。
上記フィルム片(41)(42)の溶着(44)は、飯塊(61)を包装した際に、フィルム片(41)(42)の重なり部(43)の口が開いて、飯塊の湿気が後記するシート状海苔(51)を湿らせることを防ぐ役割を成す。
【0015】
シート状食品(5)は、実施例ではシート状海苔(51)である。
シート状海苔(51)は、長さ約16cm、幅長さ約9cmであって、長さは前記小飯塊(61)の長さの2倍に、小飯塊(61)の直径を加えた長さより少し長い程度、幅長さは、小飯塊(61)の直径の3倍程度の長さである。
シート状海苔(51)の大きさを簡単に説明すると、シート状海苔(51)の長さ方向の中央に、各小飯塊(61)の端面が接する様に飯塊(6)を起立状態に載せて、シート状海苔(51)を両端が上向きなる様に折り畳むと、シート状海苔(51)によって小飯塊(61)の正面と背面を隠すことのできる大きさである。
シート状海苔(51)に、その幅長さを三等分する間隔を存して、海苔の長さ方向に、断続的な切込み(52)が施されている。
【0016】
外フィルム(3)の上に、シート状海苔(51)及び内フィルム(4)が、夫々の中心が外フィルム(3)の中心に一致する様に重ねられ、図2に示す如く、内フィルム(3)の長手方向に沿う両側縁は、溶着(21)によって外フィルム(3)に接合されている。又、両フィルム(3)(4)の両端部は、線状に溶着(22)が施される。
更に、外フイルム(3)と内フィルム(4)は、シート状海苔(51)を位置決めするために、シート状海苔(51)を包囲してスポット溶着(23)が施されている。
完成した包装シート体(2)の外フィルム(3)の長手方向に沿う両側縁は、夫々内フィルム(4)から2cmはみ出したはみ出し部(30)となっている。はみ出し部(30)のはみ出し幅は、小飯塊(61)の直径よりも小さい。
【0017】
( 飯塊の包装 )
図5aに示す如く、シート体(2)の内フィルム(4)の上に、飯塊(6)を倒した状態で載せる。このとき、飯塊(6)の横幅中心がシート体(2)の幅中心に揃い、飯塊(6)の端面(62)がシート体(2)の長さ中心から飯塊(6)の厚みの1/2ずれた位置となる様に載せる。
図5bに示す如く、シート体(2)を、該シート体(2)の長さ方向の両端縁が揃う様に飯塊(61)の底縁で折り畳む。
更に、図5cに示す如く、シート体(2)の両側縁を折り重ね、T字状の溶着(14)によって止めて襠部(12)を形成する。
これによって、一端が開口(13)した包装袋(1)が形成される。
図5dに示す如く、最後に包装袋(1)の両側の襠部(12)の袋開口(13)側を内側に折り込んで、袋開口(13)を溶着して封止部(11)を形成する。但し、シート体(2)を構成する外フィルム(3)のカットテープ部分及び内フィルム(4)のフィルム片(41)(42)の重なり部(43)は溶着しない。
【0018】
上記図5b、cでのシート体(2)の折り重ね及び溶着(14)は、実際には、図6に示す治具(7)を用いて行なう。
治具(7)は、飯塊(6)を囲む大きさのコ字状に形成されている。
包装シート体(2)上の飯塊(6)に対して、治具(7)を前進させて治具(7)内に飯塊(6)を嵌め、この状態で、シート体(2)の折畳みと襠部(12)への溶着(14)を行なって袋(1)を形成するのである。治具(7)の飯塊挿入開口の両側の厚み寸法W1によって、袋(1)の襠部(12)と飯塊(6)との間の余裕空間の大きさが決まる。
袋(1)を形成した後、袋(1)の開口から治具(7)を抜き外す。
【0019】
図5cの工程で、袋(1)の襠部(12)にT字状に溶着(14)を施す際、溶着する部分は、外フィルム(3)のはみ出し部(30)が折り重なっているだけで、内フィルム(4)は重なっていない。即ち、フィルムの重なり枚数は半減する。
又、外フィルム(3)には内フィルム(4)の様なマット加工は施されておらず、内フィルムに比べて溶着性が優れている。
上記フィルムの重なり枚数が半減することに加えて、溶着性の良い外フィルム(3)のはみ出し部(30)の折重なり部を溶着するため、溶着の信頼性を向上させることができる。
外フィルム(3)が内フィルム(4)よりも幅方向にはみ出し、該はみ出し部(30)を折り重ねて袋(1)の襠部(12)を形成するため、内フィルム(4)は袋(1)の内側に隠れて、内フィルム(4)と外フィルム(3)との溶着が目立たず袋(1)の美観が向上する。
実施例の袋襠部及び開口封止部の溶着は熱溶着であるが、超音波溶着、高周波溶着でも実施可能である。
【0020】
( 飯塊を食するとき )
包装飯塊の包装を解くには、一方の手で、カットテープ(32)を中心として包装袋(1)の片方を、袋の上から飯塊(61)を軽く掴む様にして保持する。他方の手で、手順「1」で示された分断開始端のカットテープの端を摘んで、矢印(34)で示された様に、他端側に引っ張る(図7a参照)。分断可能部(31)は包装袋(1)から帯状に分離し、包装袋(1)は2分される。
【0021】
カットテープ(32)を引っ張った手で、手順「2」の矢印(35)で示されたシート体(2)の端縁を摘んで外側に引っ張る。
外フィルム(3)の半分と、該半分の外フィルムに溶着された内フィルム(4)のフィルム片(41)が引っ張り出され、シート状海苔(51)の半分が露出する(図7b)。
該包装袋(1)の片側を引っ張った手で、露出したシート状海苔(51)の上から飯塊(6)を保持し、他方の手で手順「3」の矢印(36)で示されたシート体(2)の端縁を摘んで、外側に引っ張る。
飯塊(6)から包装袋(1)の外フィルム(3)と内フィルム(4)が取り除かれ、シート状海苔(51)だけが残って飯塊(61)に被さる。
【0022】
飯塊(6)を食するには、シート状海苔(51)の上から、一方の手で、端部の小飯塊を掴み、他方の手で、残りの小飯塊を掴んで、端部の小飯塊を隣り合う小飯塊が引き離す。
シート状海苔(51)には、該シート状海苔(51)を小飯塊単位に分断可能に断続的な切込み(52)が施されているから、小飯塊(61)を引き離すときに、切込み(52)からシート状海苔(51)が分断され、該小飯塊(61)は分断したシート状海苔片(51a)が被さった状態で引き離される。
新鮮なシート状海苔片(51a)が被さった小飯塊(61)を食することができる。
残った飯塊(6)も、上記同様の手順によって食すれば可い。
【0023】
シート状海苔(51)の幅長さは、飯塊(6)の横長さと同じ程度であり、前述の図5a乃至図5cの工程では、包装袋(1)の襠部(12)に、シート状海苔(51)が少し掛かる程度であり、図7aから図7bに移る工程で、包装袋(1)の半分を取り去る際の引っ張り抵抗は小さく、更に、シート状海苔(51)がフィルムと一緒に引っ張られて部分的に千切れてしまうことを防止できる。
【0024】
上記包装飯塊(6)は、包装袋(1)の分断可能部(31)の分断開始端(31a)および、左右への引張り端を、手順を示す数字「1」「2」「3」及び矢印(34)(35)(36)で示しており、分かり易く、引っ張り易い。
【0025】
( 他の実施例 )
図8乃至図10は、外フィルム(3)の分断可能部(31)の他の実施例を示している。
図8は、カットテープ(32)を2本用いた実施例である。
2本のカットテープ(32)(32)を5〜10mmの間隔を存して、外フィルム(3)の全長に亘って平行に設けて形成されている。
分断可能部(31)の分断開始端(31a)には、両カットテープ(32)(32)の外側にて、外フィルム(3)に切込み(33)(33)が施されており、両切込み(33)(33)間の幅で、分断可能部(31)を外フィルム(3)から帯状に分離して外フィルム(3)を裂くことができる。
図9は、外フィルム(3)をその長手方向に裂け易い方向性フィルムにて形成し、該フィルムの端部に、小さく切込み(33)(33)を施して、分断開始端(31a)としている。 図10は、外フィルム(3)に断続的な切込み(37)を施している。外フィルム(3)の内面には、断続的な切込み(37)に被さる様に、帯状の中間フィルム(20)が外フィルム(3)の全長に亘って重ねられている。中間フィルム(20)は該断続的な切込み(37)からの外気の侵入を防止する役割を果たす。
【0026】
図8、図9の場合、包装飯塊の包装の解き方は、前記の場合と同様にして、最初に分断開始端(31a)を引っ張って外フィルム(3)を2分し、その後、シート体(1)を左右に引き剥がす。
図10の場合は、図11に示す如く、包装飯塊の断続的な切込み(37)を挟む両側の内、一方を掴んで保持し、他方を外側へ引っ張る。
次に、シート体(2)の残りの半分を引っ張れば可い。分断可能部(31)を該分断可能部の長さ方向に引っ張る作業は不要となる。
従って、包装を解く手順を示す数字と矢印は、分断可能部(31)に対するものは不要となり、手順を示す数字は、シート体(2)を左右に引っ張るための「1」と「2」だけで済む。
【0027】
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
【0028】
例えば、飯塊(6)を構成する小飯塊(61)の大きさ、個数は、適宜決めればよい。その場合は、必要に応じて袋体(1)、即ち、シート体(2)も最適の大きさにすればよい。
飯塊(6)を構成する小飯塊(61)の形状は問わない。但し、実施例の様に略円柱状や、略直方体等、シート体(2)の長手方向に長い小飯塊(61)の方が包装し易い。又、小飯塊(61)の個数は、複数個であれば可い。シート状食品(5)は、小飯塊(61)単位に対応して分断可能とすれば可い。
更に、外フィルム(3)と内フィルム(4)との間に挟むシート状食品(5)は、シート状海苔(51)に限ることはなく、おぼろ昆布をシート状に形成したもの、鯣を薄く伸したもの等、シート体(2)の折り畳みに支障とならない薄手の食品であれば可い。
更に、外フィルム(3)の幅と内フィルム(4)の幅が同じであるシート体(2)を用いて飯塊(6)を包装できるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装飯塊の斜面図である。
【図2】シート体の斜面図である。
【図3】図2A−A線に沿う断面図である。
【図4】シート体の分解斜面図である。
【図5】包装手順の説明図である。
【図6】治具に飯塊が嵌まった状態の斜面図である。
【図7】包装を解き、食する手順番の説明図である。
【図8】第2実施例のシート体の斜面図である。
【図9】第3実施例のシート体の斜面図である。
【図10】第4実施例のシート体の斜面図てある。
【図11】第4実施例のシート体で包装した包装飯塊の包装を解く手順の説明図である。
【符号の説明】
(1) 包装袋
(2) シート体
(3) 外フィルム
(31) 分断可能部
(4) 内フィルム
(41) フィルム片
(42) フィルム片
(5) シート状食品
(6) 飯塊
(61) 小飯塊

Claims (2)

  1. シート体(2)の両端を重ねて閉じると共に、該シート体(2)の両側縁側も閉じて形成した袋体(1)に飯塊(6)を収容した包装飯塊において、
    シート体(2)は、外フィルム(3)と内フィルム(4)との間にシート状食品(5)を挟んで形成され、外フィルム(3)は、該フィルムをシート体(2)の側縁に沿って分断するための分断可能部(31)を有しており、内フィルム(4)は2枚のフィルム片(41)(42)からなり、該フィルム片(41)(42)の内端どうしを外フィルム(3)の分断可能部(31)の近傍にて重ねており、飯塊(6)は、複数個の小飯塊(61)を袋体(1)の幅方向に並べて形成され、シート状食品(5)には、該シート状食品を小飯塊単位に対応して分断可能に断続的な切込み(52)が施されている包装飯塊。
  2. シート体(2)の両端を重ねて閉じると共に、該シート体(2)の両側縁側も閉じて形成した袋体(1)に飯塊(6)を収容した包装飯塊において、
    シート体(2)は、外フィルム(3)と内フィルム(4)との間にシート状食品(5)を挟んで形成され、外フィルム(3)は、該フィルムをシート体(2)の側縁に沿って分断するための分断可能部(31)を有しており、内フィルム(4)は2枚のフィルム片(41)(42)からなり、該フィルム片(41)(42)の内端どうしを外フィルム(3)の分断可能部(31)の近傍にて重ねており、飯塊(6)は外フィルム(3)の分断可能部(31)に沿う方向に長い複数個の小飯塊(61)を横に並べて形成され、シート状食品(5)には、該シート状食品を小飯塊単位に対応して分断可能に断続的な切込み(52)が施されている包装飯塊。
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