JP2003034381A - 包装棒状飯及びその包装シート - Google Patents
包装棒状飯及びその包装シートInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 包装棒状飯の包装を、棒状飯を崩さずに解
く。 【解決する手段】 外フィルム2と内フィルム3との間
にシート状食品4を挟み、内フィルム3上に両端が内フ
ィルム3からはみ出た帯状フィルム5を具えた包装シー
トにて包装された包装棒状飯において、2枚のフィルム
片31、31からなる内フィルム3の上に両端をはみ出して
帯状フィルム5が被さっている。包装を解く際に、包装
シートは、帯状フィルム5の半分を含んでシートの半分
を引き千切ってから、残りの半分を引き剥がすことがで
きる。
く。 【解決する手段】 外フィルム2と内フィルム3との間
にシート状食品4を挟み、内フィルム3上に両端が内フ
ィルム3からはみ出た帯状フィルム5を具えた包装シー
トにて包装された包装棒状飯において、2枚のフィルム
片31、31からなる内フィルム3の上に両端をはみ出して
帯状フィルム5が被さっている。包装を解く際に、包装
シートは、帯状フィルム5の半分を含んでシートの半分
を引き千切ってから、残りの半分を引き剥がすことがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、包装棒状飯及びその包
装シートに関するものである。
装シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図7
は、従来の斯種包装シートを示している。該包装シート
は、外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状
食品(4)を挟み、内フィルム(3)上に両端が内フィルム
(3)からはみ出た帯状フィルム(5)を具えている。内フ
ィルム(3)は2枚のフィルム片(31)(31)の内端を重ねて
形成され該フィルム片(31)(31)の重なり部(32)は棒状飯
(6)の巻き方向の中央部寄りにて棒状飯(6)の長さ方向
に沿っている。外フィルム(2)は棒状飯(6)の巻き方向
の中央部寄りにて棒状飯の長さ方向に沿ってカットテー
プ(24)が施されている。外フィルム(2)と内フィルム
(3)は、フィルム片(31)(31)の重なり部(32)を除いて外
周縁が線状の熱溶着部(11)によって接合されている。帯
状フィルム(5)は内フィルム(3)の一方のフィルム片(3
1)上に、フィルム片(31)(31)の重なり部(32)に沿って設
けられ、一方のフィルム片(31)に熱溶着されている。
は、従来の斯種包装シートを示している。該包装シート
は、外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状
食品(4)を挟み、内フィルム(3)上に両端が内フィルム
(3)からはみ出た帯状フィルム(5)を具えている。内フ
ィルム(3)は2枚のフィルム片(31)(31)の内端を重ねて
形成され該フィルム片(31)(31)の重なり部(32)は棒状飯
(6)の巻き方向の中央部寄りにて棒状飯(6)の長さ方向
に沿っている。外フィルム(2)は棒状飯(6)の巻き方向
の中央部寄りにて棒状飯の長さ方向に沿ってカットテー
プ(24)が施されている。外フィルム(2)と内フィルム
(3)は、フィルム片(31)(31)の重なり部(32)を除いて外
周縁が線状の熱溶着部(11)によって接合されている。帯
状フィルム(5)は内フィルム(3)の一方のフィルム片(3
1)上に、フィルム片(31)(31)の重なり部(32)に沿って設
けられ、一方のフィルム片(31)に熱溶着されている。
【0003】帯状フィルム(5)の上に棒状飯(6)を載
せ、帯状フィルム(5)のはみ出し端部部(53)を棒状飯
(6)の端面に被さる様に内側へ折り返し、この状態で包
装シート(1)を棒状飯(6)の周面に巻き付け、巻き付け
端をラベル(図示せず)にて止着する。
せ、帯状フィルム(5)のはみ出し端部部(53)を棒状飯
(6)の端面に被さる様に内側へ折り返し、この状態で包
装シート(1)を棒状飯(6)の周面に巻き付け、巻き付け
端をラベル(図示せず)にて止着する。
【0004】棒状飯(6)を食するには、外フィルム(2)
のカットテープ(24)を引っ張って外フィルム(2)を2分
し、次にラベルを剥がして外側の巻き付け端を展開して
外側に引っ張る。外フィルム(2)の半分と内フィルム
(3)の引っ張り側のフィルム片(31)が一緒に引き剥がさ
れ、シート状食品(4)の半分が露出する。包装シート
(1)の内側の巻き付け端を棒状飯(6)から剥がし、上記
露出したシート状食品(4)を棒状飯の周面に巻き付け、
包装シートの端部を外側に引っ張る。シート状食品(4)
だけが棒状飯(6)上に残るので、これを棒状飯(6)に被
せて食する。
のカットテープ(24)を引っ張って外フィルム(2)を2分
し、次にラベルを剥がして外側の巻き付け端を展開して
外側に引っ張る。外フィルム(2)の半分と内フィルム
(3)の引っ張り側のフィルム片(31)が一緒に引き剥がさ
れ、シート状食品(4)の半分が露出する。包装シート
(1)の内側の巻き付け端を棒状飯(6)から剥がし、上記
露出したシート状食品(4)を棒状飯の周面に巻き付け、
包装シートの端部を外側に引っ張る。シート状食品(4)
だけが棒状飯(6)上に残るので、これを棒状飯(6)に被
せて食する。
【0005】上記手順で、包装を解いて棒状飯(6)にシ
ート状食品(4)を巻き付けることができる筈であるが、
図8の状態から棒状飯(6)上に残った包装シートの半分
を引き剥がす際に、棒状飯(6)の端面に被さる様に内側
に折り返されて棒状飯(6)の端部を包み込んでいる帯状
フィルム(5)の端部(53)と棒状飯(6)の摩擦が大きく
て、棒状飯(6)の端部が帯状フィルム(5)に引っ付いて
引き千切られてしまう問題があった。
ート状食品(4)を巻き付けることができる筈であるが、
図8の状態から棒状飯(6)上に残った包装シートの半分
を引き剥がす際に、棒状飯(6)の端面に被さる様に内側
に折り返されて棒状飯(6)の端部を包み込んでいる帯状
フィルム(5)の端部(53)と棒状飯(6)の摩擦が大きく
て、棒状飯(6)の端部が帯状フィルム(5)に引っ付いて
引き千切られてしまう問題があった。
【0006】本発明は上記問題を解決できる包装棒状飯
及びその包装シートを明らかにするものである。
及びその包装シートを明らかにするものである。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明の包装シートは、外フィ
ルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状食品(4)を
挟み、内フィルム(3)上に両端部(53)(53)が内フィルム
(3)からはみ出た帯状フィルム(5)を具えた棒状飯包装
用の包装シートにおいて、内フィルム(3)は2枚のフィ
ルム片(31)(31)の内端を重ねて形成され該フィルム片(3
1)(31)の重なり部(32)は棒状飯(6)に対する包装シート
(1)の巻き方向の中央部寄り位置して棒状飯(6)の長さ
方向に沿っており、外フィルム(2)は棒状飯(6)の巻き
方向の中央部寄りにて棒状飯の長さ方向に沿って分離可
能であり、帯状フィルム(5)は内フィルム(3)のフィル
ム片(31)(31)の重なり部(32)に被さる様に設けられ、該
帯状フィルム(5)には内フィルム(3)のフィルム片(31)
(31)の重なり部(32)に重なる様に帯状フィルム(5)の全
長に亘って分離可能部(51)が設けられ、帯状フィルム
(5)は内フィルム(3)の両フィルム片(31)(31)に熱溶着
されている。
ルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状食品(4)を
挟み、内フィルム(3)上に両端部(53)(53)が内フィルム
(3)からはみ出た帯状フィルム(5)を具えた棒状飯包装
用の包装シートにおいて、内フィルム(3)は2枚のフィ
ルム片(31)(31)の内端を重ねて形成され該フィルム片(3
1)(31)の重なり部(32)は棒状飯(6)に対する包装シート
(1)の巻き方向の中央部寄り位置して棒状飯(6)の長さ
方向に沿っており、外フィルム(2)は棒状飯(6)の巻き
方向の中央部寄りにて棒状飯の長さ方向に沿って分離可
能であり、帯状フィルム(5)は内フィルム(3)のフィル
ム片(31)(31)の重なり部(32)に被さる様に設けられ、該
帯状フィルム(5)には内フィルム(3)のフィルム片(31)
(31)の重なり部(32)に重なる様に帯状フィルム(5)の全
長に亘って分離可能部(51)が設けられ、帯状フィルム
(5)は内フィルム(3)の両フィルム片(31)(31)に熱溶着
されている。
【0008】本発明の包装棒状飯は、包装シートの帯状
フィルム(5)上に棒状飯(6)が載り、該帯状フィルム
(5)の両端部(53)(53)が棒状飯(6)の両端面に被さる様
に内側に折り返され、この状態で包装シート(1)が棒状
飯(6)の周面に巻き付けられている。包装シート(1)の
巻き付け端を、ラベル(7)、剥離可能な熱溶着の止着手
段にて止める。
フィルム(5)上に棒状飯(6)が載り、該帯状フィルム
(5)の両端部(53)(53)が棒状飯(6)の両端面に被さる様
に内側に折り返され、この状態で包装シート(1)が棒状
飯(6)の周面に巻き付けられている。包装シート(1)の
巻き付け端を、ラベル(7)、剥離可能な熱溶着の止着手
段にて止める。
【0009】
【作用及び効果】棒状飯(6)は、周面も端面も包装シー
ト(1)が被さっているため、衛生的であり、又、飯の乾
燥を防止して、棒状飯の風味を損なわない。
ト(1)が被さっているため、衛生的であり、又、飯の乾
燥を防止して、棒状飯の風味を損なわない。
【0010】棒状飯(6)を食するには、ラベル(7)を剥
がして、図5Bに示す如く、包装シートの半分を展開
し、展開部の包装シートの端部を摘んで引っ張る。外フ
ィルム(2)は分離可能部(21)から分離して、引っ張り側
半分は引っ張り出され、該引っ張り側半分に熱溶着され
た内フィルム(3)の一方のフィルム片(31)も一緒に引っ
張り出される。更に、帯状フィルム(5)は、引っ張り出
されるフィルム片(31)に熱溶着された側が分離可能部(5
1)から分離して該フィルム片(31)と一緒に引き離され
る。これによって、図5Cに示す如く、シート状食品
(4)の半分が露出し、棒状飯(6)の端面の一部が露出す
る。
がして、図5Bに示す如く、包装シートの半分を展開
し、展開部の包装シートの端部を摘んで引っ張る。外フ
ィルム(2)は分離可能部(21)から分離して、引っ張り側
半分は引っ張り出され、該引っ張り側半分に熱溶着され
た内フィルム(3)の一方のフィルム片(31)も一緒に引っ
張り出される。更に、帯状フィルム(5)は、引っ張り出
されるフィルム片(31)に熱溶着された側が分離可能部(5
1)から分離して該フィルム片(31)と一緒に引き離され
る。これによって、図5Cに示す如く、シート状食品
(4)の半分が露出し、棒状飯(6)の端面の一部が露出す
る。
【0011】次に、棒状飯(6)に被さった残りの包装シ
ートを展開して外側に引っ張る。上記の如く、帯状フィ
ルム(5)は分離可能部(51)から引き千切られて、棒状飯
(6)の端部(53)の一部には帯状フィルム(5)が被さって
いない。従って、従来の様に帯状フィルム(5)の端部(5
3)が棒状飯(6)の端部全体を包む様に被さっているのに
較べて、棒状飯(6)の端部と帯状フィルム(5)の接触面
積が小さく、即ち、摩擦が小さくなり、帯状フィルム
(5)がフィルム片(31)と一緒に引っ張られても、帯状フ
ィルム(5)に棒状飯(6)の端部が引っ付いて引き千切ら
れることを防止できる。
ートを展開して外側に引っ張る。上記の如く、帯状フィ
ルム(5)は分離可能部(51)から引き千切られて、棒状飯
(6)の端部(53)の一部には帯状フィルム(5)が被さって
いない。従って、従来の様に帯状フィルム(5)の端部(5
3)が棒状飯(6)の端部全体を包む様に被さっているのに
較べて、棒状飯(6)の端部と帯状フィルム(5)の接触面
積が小さく、即ち、摩擦が小さくなり、帯状フィルム
(5)がフィルム片(31)と一緒に引っ張られても、帯状フ
ィルム(5)に棒状飯(6)の端部が引っ付いて引き千切ら
れることを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】図1に示す如く、包装シート(1)
は、外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状
食品(4)を挟み、内フィルム(3)上に両端を内フィルム
(3)から大きくはみ出させて帯状フィルム(5)を被せて
構成されている。
は、外フィルム(2)と内フィルム(3)との間にシート状
食品(4)を挟み、内フィルム(3)上に両端を内フィルム
(3)から大きくはみ出させて帯状フィルム(5)を被せて
構成されている。
【0013】実施例のシート状食品(4)は、長さ約21
0mm、幅約190mmの全形シート状海苔(41)であって、
外フィルム(2)及び内フィルム(3)は、該シート状海苔
(41)よりも少し大きな矩形である。
0mm、幅約190mmの全形シート状海苔(41)であって、
外フィルム(2)及び内フィルム(3)は、該シート状海苔
(41)よりも少し大きな矩形である。
【0014】外フィルム(2)は、幅方向の中央部で長さ
方向に分離可能部(21)を有している。実施例の分離可能
部(21)は、所謂ミシン目と呼ばれる断続的な切込み(22)
である。外フィルム(2)の内面には、切込み(22)に被さ
る細帯状の塞ぎフィルム(23)が外フィルム(2)の全長に
亘って重ねられ、図2に示す如く、線状に熱溶着(24)を
施して外フィルム(2)に固定される。
方向に分離可能部(21)を有している。実施例の分離可能
部(21)は、所謂ミシン目と呼ばれる断続的な切込み(22)
である。外フィルム(2)の内面には、切込み(22)に被さ
る細帯状の塞ぎフィルム(23)が外フィルム(2)の全長に
亘って重ねられ、図2に示す如く、線状に熱溶着(24)を
施して外フィルム(2)に固定される。
【0015】内フィルム(3)は、略同形状の長方形のフ
ィルム片(31)(31)を互いの長手方向に沿う内側縁を10
mm幅程度重ねて形成される。実施例ではフィルム片(31)
(31)の重なり部(32)は単にフィルムが重なっているだけ
であるが、簡単に剥離する様に弱くスポット的に熱溶着
しても可い
ィルム片(31)(31)を互いの長手方向に沿う内側縁を10
mm幅程度重ねて形成される。実施例ではフィルム片(31)
(31)の重なり部(32)は単にフィルムが重なっているだけ
であるが、簡単に剥離する様に弱くスポット的に熱溶着
しても可い
【0016】図3に示す如く、内フィルム(3)と外フィ
ルム(2)は、内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の重
なり部(32)を除いて外周縁を線状に熱溶着(11)して接合
されている。
ルム(2)は、内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の重
なり部(32)を除いて外周縁を線状に熱溶着(11)して接合
されている。
【0017】内フィルム(3)の幅方向の中央部に重ねら
れる帯状フィルム(5)は、包装すべき棒状飯(6)の長さ
に、該棒状飯の直径の3倍程度を加えた長さであり、棒
状飯(6)の直径の1.5〜2倍程度の幅である。
れる帯状フィルム(5)は、包装すべき棒状飯(6)の長さ
に、該棒状飯の直径の3倍程度を加えた長さであり、棒
状飯(6)の直径の1.5〜2倍程度の幅である。
【0018】帯状フィルム(5)には幅方向の中央部に長
さ方向の全長に亘って分離可能部(51)が設けられ、実施
例の分離可能部(51)は、前記外フィルム(2)の分離可能
部(21)と同様にして断続的な切込み(52)である。
さ方向の全長に亘って分離可能部(51)が設けられ、実施
例の分離可能部(51)は、前記外フィルム(2)の分離可能
部(21)と同様にして断続的な切込み(52)である。
【0019】帯状フィルム(5)は両端部(53)(53)を同じ
長さだけ内フィルム(3)からはみ出させて、その断続的
な切込み(52)が内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の
重なり部(32)及び外フィルム(2)の断続的な切込み(22)
に重なる様に内フィルム(3)に被せられ、断続的な切込
み(52)に平行に施された線状の熱溶着(54)(54)によって
両フィルム片(31)(31)に接合されている。
長さだけ内フィルム(3)からはみ出させて、その断続的
な切込み(52)が内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の
重なり部(32)及び外フィルム(2)の断続的な切込み(22)
に重なる様に内フィルム(3)に被せられ、断続的な切込
み(52)に平行に施された線状の熱溶着(54)(54)によって
両フィルム片(31)(31)に接合されている。
【0020】棒状飯(6)は、具を巻き込んだ巻寿司、か
やくご飯を棒状に形成したもの等であり、包装シート
(1)の長さよりも少し短い長さである。
やくご飯を棒状に形成したもの等であり、包装シート
(1)の長さよりも少し短い長さである。
【0021】然して、上記包装シート(1)によって棒状
飯(6)を包装するには、図3に示す如く、帯状フィルム
(5)上に棒状飯(6)を載せ、帯状フィルム(5)の両端部
(53)(53)を棒状飯(6)の端面に被さる様に内側へ折り返
す。次に図5Aに示す如く、包装シート(1)を棒状飯
(6)の周面に巻き付け、巻き付け外端をラベル(7)、剥
離可能な弱い熱溶着等の止着手段で止める。
飯(6)を包装するには、図3に示す如く、帯状フィルム
(5)上に棒状飯(6)を載せ、帯状フィルム(5)の両端部
(53)(53)を棒状飯(6)の端面に被さる様に内側へ折り返
す。次に図5Aに示す如く、包装シート(1)を棒状飯
(6)の周面に巻き付け、巻き付け外端をラベル(7)、剥
離可能な弱い熱溶着等の止着手段で止める。
【0022】シート状海苔(41)は、外フィルム(2)と内
フィルム(3)に挟まれており、外気や棒状飯(6)からの
湿気から遮断され、パリパリ感を失わない。外フィルム
(2)の断続的な切込み(22)は、塞ぎフィルム(23)で塞が
れているため、該断続的な切込み(22)からの外気の侵入
も防止できる。棒状飯(6)は、周面は勿論のこと端面に
も帯状フィルム(5)が被さっているため、衛生的であ
り、又、棒状飯の乾燥を防止して風味を損なわない。
フィルム(3)に挟まれており、外気や棒状飯(6)からの
湿気から遮断され、パリパリ感を失わない。外フィルム
(2)の断続的な切込み(22)は、塞ぎフィルム(23)で塞が
れているため、該断続的な切込み(22)からの外気の侵入
も防止できる。棒状飯(6)は、周面は勿論のこと端面に
も帯状フィルム(5)が被さっているため、衛生的であ
り、又、棒状飯の乾燥を防止して風味を損なわない。
【0023】棒状飯(6)を食するには、ラベル(7)を剥
がし、図5Bに示す如く包装シートの半分を展開し、展
開部の包装シートの端部を摘んで引っ張る。外フィルム
(2)は分離可能部(21)から分離して、引っ張り側半分は
引っ張り出され、該引っ張り側半分に熱溶着された内フ
ィルム(3)の一方のフィルム片(31)も一緒に引っ張り出
される。シート状食品(4)の半分が露出する。このと
き、帯状フィルム(5)は、引っ張り出されるフィルム片
(31)に熱溶着された側が分離可能部(51)から分離して該
フィルム片(31)と一緒に引き離される。これによって図
5Cに示す如く、棒状飯(6)の端面の一部が露出する。
がし、図5Bに示す如く包装シートの半分を展開し、展
開部の包装シートの端部を摘んで引っ張る。外フィルム
(2)は分離可能部(21)から分離して、引っ張り側半分は
引っ張り出され、該引っ張り側半分に熱溶着された内フ
ィルム(3)の一方のフィルム片(31)も一緒に引っ張り出
される。シート状食品(4)の半分が露出する。このと
き、帯状フィルム(5)は、引っ張り出されるフィルム片
(31)に熱溶着された側が分離可能部(51)から分離して該
フィルム片(31)と一緒に引き離される。これによって図
5Cに示す如く、棒状飯(6)の端面の一部が露出する。
【0024】次に、棒状飯(6)に被さった残りの包装シ
ートを展開して外側に引っ張る。上記の如く、帯状フィ
ルム(5)は分離可能部(51)から引き千切られて、棒状飯
(6)の端部(53)の一部には帯状フィルム(5)が被さって
いない。従って、従来の様に帯状フィルム(5)の端部(5
3)が棒状飯(6)の端部全体を包む様に被さっているのに
較べて、棒状飯(6)の端部と帯状フィルム(5)の接触面
積が小さく、即ち、摩擦が小さくなり、帯状フィルム
(5)がフィルム片(31)と一緒に引っ張られても、帯状フ
ィルム(5)に棒状飯(6)の端部が引っ付いて引き千切ら
れることを防止できる。
ートを展開して外側に引っ張る。上記の如く、帯状フィ
ルム(5)は分離可能部(51)から引き千切られて、棒状飯
(6)の端部(53)の一部には帯状フィルム(5)が被さって
いない。従って、従来の様に帯状フィルム(5)の端部(5
3)が棒状飯(6)の端部全体を包む様に被さっているのに
較べて、棒状飯(6)の端部と帯状フィルム(5)の接触面
積が小さく、即ち、摩擦が小さくなり、帯状フィルム
(5)がフィルム片(31)と一緒に引っ張られても、帯状フ
ィルム(5)に棒状飯(6)の端部が引っ付いて引き千切ら
れることを防止できる。
【0025】図6は、全形シート状海苔の1/2の大き
さの海苔(41a)をシート状食品(4)とした包装シート(1
a)を示している。外フィルム(2)に幅方向に2分できる
分離可能部(図示せず)が設けられている点、内フィルム
(3)は2枚の長方形のフィルム片(31)(31)を内端縁を重
ねて形成されている点、内フィルム(3)上に帯状フィル
ム(5)が両端部をはみ出して内フィルム(3)上に重な
り、両フィルム片(31)(31)に熱溶着(54)(54)されている
点、帯状フィルム(5)は長手方向に沿って分離可能部(5
1)が設けられている点、及び帯状フィルム(5)の分離可
能部(51)と内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の重な
り部及び外フィルム(2)の分離可能部は重なっている点
は、前記図3の包装シート(1)と同じである。
さの海苔(41a)をシート状食品(4)とした包装シート(1
a)を示している。外フィルム(2)に幅方向に2分できる
分離可能部(図示せず)が設けられている点、内フィルム
(3)は2枚の長方形のフィルム片(31)(31)を内端縁を重
ねて形成されている点、内フィルム(3)上に帯状フィル
ム(5)が両端部をはみ出して内フィルム(3)上に重な
り、両フィルム片(31)(31)に熱溶着(54)(54)されている
点、帯状フィルム(5)は長手方向に沿って分離可能部(5
1)が設けられている点、及び帯状フィルム(5)の分離可
能部(51)と内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の重な
り部及び外フィルム(2)の分離可能部は重なっている点
は、前記図3の包装シート(1)と同じである。
【0026】本発明の実施において、外フィルム(2)の
幅方向に2分できる分離可能部(図示せず)の位置、内フ
ィルム(3)の2枚の長方形のフィルム片(31)(31)の重な
り部(32)の位置、内フィルム(3)上の帯状フィルム(5)
の重なり位置、帯状フィルム(5)の分離可能部(51)の位
置は、包装シート(1)の幅中央寄りであれば、幅中央か
らずれていても可いのは勿論である。
幅方向に2分できる分離可能部(図示せず)の位置、内フ
ィルム(3)の2枚の長方形のフィルム片(31)(31)の重な
り部(32)の位置、内フィルム(3)上の帯状フィルム(5)
の重なり位置、帯状フィルム(5)の分離可能部(51)の位
置は、包装シート(1)の幅中央寄りであれば、幅中央か
らずれていても可いのは勿論である。
【0027】又、外フィルム(2)の分離可能部(21)及び
帯状フィルム(5)の分離可能部(51)は、丸刃状の熱ロー
ラによってフィルムを切断しない程度に線状に溶かし
て、フィルムの肉厚を線状に薄くしても実施可能であ
る。
帯状フィルム(5)の分離可能部(51)は、丸刃状の熱ロー
ラによってフィルムを切断しない程度に線状に溶かし
て、フィルムの肉厚を線状に薄くしても実施可能であ
る。
【0028】本発明は上記実施例の構成に限定されるこ
とはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が
可能である。
とはなく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が
可能である。
【図1】包装シートの分解斜面図である。
【図2】内フィルムに帯状フィルムを、外フィルムに塞
ぎフィルムを夫々熱溶着した包装シートの分解斜面図で
ある。
ぎフィルムを夫々熱溶着した包装シートの分解斜面図で
ある。
【図3】包装シートの斜面図である。
【図4】図3A−A線に沿う断面図である。
【図5】A図は包装状態の斜面図、B図は包装シートを
半分展開した状態の斜面図、C図はシート状食品を半分
露出させた状態の斜面図である。
半分展開した状態の斜面図、C図はシート状食品を半分
露出させた状態の斜面図である。
【図6】他の実施例の包装シートの一部を破断した斜面
図である。
図である。
【図7】一部を破断した従来例の包装シートと棒状飯の
斜面図である。
斜面図である。
【図8】従来例の包装棒状飯の包装シートの半分を引き
千切った状態の斜面図である。
千切った状態の斜面図である。
(1) 包装シート
(2) 外フィルム
(3) 内フィルム
(4) シート状食品
(5) 帯状フィルム
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E035 AA10 AB07 BA10 BB08 BC02
CA07
3E067 AA14 AB13 BA31A BB14A
CA24 EA06 EB02
3E086 AB01 AC11 BA15 CA02
4B023 LE15 LP18
Claims (2)
- 【請求項1】 外フィルム(2)と内フィルム(3)との間
にシート状食品(4)を挟み、内フィルム(3)上に両端部
(53)(53)が内フィルム(3)からはみ出た帯状フィルム
(5)を具えた棒状飯包装用の包装シートにおいて、内フ
ィルム(3)は2枚のフィルム片(31)(31)の内端を重ねて
形成され該フィルム片(31)(31)の重なり部(32)は棒状飯
(6)に対する包装シート(1)の巻き方向の中央部寄り位
置して棒状飯(6)の長さ方向に沿っており、外フィルム
(2)は棒状飯(6)の巻き方向の中央部寄りにて棒状飯の
長さ方向に沿って分離可能であり、帯状フィルム(5)は
内フィルム(3)のフィルム片(31)(31)の重なり部(32)に
被さる様に設けられ、該帯状フィルム(5)には内フィル
ム(3)のフィルム片(31)(31)の重なり部(32)に重なる様
に帯状フィルム(5)の全長に亘って分離可能部(51)が設
けられ、帯状フィルム(5)は内フィルム(3)の両フィル
ム片(31)(31)に熱溶着されている包装シート。 - 【請求項2】 請求項1の包装シートの帯状フィルム
(5)上に棒状飯(6)が載り、該帯状フィルム(5)の両端
部(53)が棒状飯(6)の両端面に被さる様に折り返され、
この状態で包装シート(1)が棒状飯の周面に巻き付けら
れている包装棒状飯。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001225229A JP2003034381A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 包装棒状飯及びその包装シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001225229A JP2003034381A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 包装棒状飯及びその包装シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003034381A true JP2003034381A (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=19058250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001225229A Pending JP2003034381A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 包装棒状飯及びその包装シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003034381A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005160439A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-06-23 | Howa Sangyo Kk | 米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具 |
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JP2013013354A (ja) * | 2011-07-01 | 2013-01-24 | Makoto Suzuki | 包装飯塊及びその包装を解く方法 |
JP2013027323A (ja) * | 2011-07-27 | 2013-02-07 | Makoto Suzuki | 包装飯塊及びその包装を解く方法 |
JP2013128478A (ja) * | 2011-11-21 | 2013-07-04 | Bunko:Kk | 棒状食品用包装体及びそれを用いた包装棒状食品 |
JP2014037251A (ja) * | 2012-08-16 | 2014-02-27 | Makoto Suzuki | 包装シート及び該包装シートにより包装された包装飯塊 |
JP2014090706A (ja) * | 2012-11-06 | 2014-05-19 | Makoto Suzuki | 包装シート及び包装飯塊 |
-
2001
- 2001-07-26 JP JP2001225229A patent/JP2003034381A/ja active Pending
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Legal Events
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