JP3093758B1 - 包装棒状飯及びその包装シート - Google Patents
包装棒状飯及びその包装シートInfo
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Abstract
に包装を解くことのできる包装シートを提供する。 【解決する手段】 外フィルム1と内フィルム4との間
にシート状海苔3を挟み、内フィルム4は外フィルム1
の長手方向の両側縁がら内向きに延びて外フィルム1の
幅方向の略中央部で重なりあった2枚のフィルム片41、
41からなる棒状飯用包装シートにおいて、内フィルム4
の各フィルム片41、41は、相手フィルム片との重なり側
端縁から外側に折り返されて外フィルムの側縁側に延び
た中間片41a及び該中間片の外端縁から内側に延びたカ
バー片41bを有している。
Description
ムとの間にシート状海苔を挟んだ包装シート及び該包装
シートにて包装した包装棒状飯に関するものである。
1)を有する外フィルム(1)と、2枚のフィルム片(41)(4
1)を互いの内端縁を重ねてなる内フィルム(4)との間に
シート状海苔(3)を挟んだ包装シート(60)によって棒状
飯(7)を包装し、外フィルム(1)と内フィルム(4)を剥
がして、シート状海苔(3)を直接に棒状飯(7)に巻き付
けて食することができる包装棒状飯が実施されている。
のカバーフィルム(9)を、包装シート(60)の両側縁から
はみ出る様に該シート(60)に被せ、カバーフィルム(9)
の両端部で棒状飯(7)の端面を覆ってから包装シート(6
0)を棒状飯(7)に巻き付けることも行われている。この
場合、棒状飯(7)を食するには、包装シート(60)の巻付
け端に施したシール片(8)を剥がして包装シート(60)を
開いてからカバーフィルム(9)の両端を開く。次いで、
内フィルム(4)の一方のフィルム片(41)を開いてシート
状海苔(3)の半分を露出させ、棒状飯(7)を露出したシ
ート状海苔(3)上へ転がし、カバーフィルム(9)を含む
他方のフィルム片(41)を開いて、シート状海苔(3)を棒
状飯(7)に巻き付けるのである。
装棒状飯は包装を解くのが面倒であり、開いた包装シー
ト上で棒状飯を転がしたり、露出したシート状海苔(3)
を棒状飯(7)に巻き付ける際に、棒状飯(7)が滑って転
がり落ちてしまう等の問題があった。
(4)上にスポット溶着等で位置決めする作業が面倒であ
り、又、カバーフィルム(9)の両端が外フィルム(1)及
び内フィルム(4)から突出しているため、包装シートを
束ねて、搬送、出荷する際にカバーフィルム(9)の両端
突出部がシート間に巻き込んだり、或いはブラブラして
邪魔になる。本発明は、上記問題を解決できる包装棒状
飯及びその包装シートを明らかにするものである。
ルム(1)と内フィルム(4)との間にシート状海苔(3)を
挟み、内フィルム(4)は外フィルム(1)の長手方向の両
側縁から内向きに延びて外フィルム(1)の幅方向の略中
央部で重なりあった2枚のフィルム片(41)(41)からなる
棒状飯用包装シートにおいて、内フィルム(4)の各フィ
ルム片(41)(41)は、相手フィルム片との重なり側端縁か
ら外側に折り返されて外フィルムの側縁側に延びた中間
片(41a)及び該中間片の外端縁から内側に延びたカバー
片(41b)を有している。
内フィルム(4)との間にシート状海苔(3)を挟んだ矩形
の包装シート(6)によって包装された包装棒状飯であっ
て、内フィルム(4)は外フィルム(1)の長手方向の両側
縁から内向きに延びて外フィルム(1)の幅方向の略中央
部で重なりあった2枚のフィルム片(41)(41)からなり、
各フィルム片(41)(41)は、相手フィルム片との重なり側
端縁から外側に折り返されて外フィルムの側縁側に延び
た中間片(41a)及び該中間片の長手方向に沿う外端縁か
ら内側に延びたカバー片(41b)を有しており、内フィル
ム(4)の各フィルム片(41)(41)の中間片(41a)(41a)上に
棒状飯(7)を載せ、カバー片(41b)(41b)を棒状飯(7)の
両端面に被せ、包装シート(6)を棒状飯(7)に巻き付け
て巻付け端をシール片(8)、熱溶着等により剥離可能に
接着している。
1)(41)のカバー片(41b)(41b)にて覆われており衛生的で
ある。包装棒状飯の包装を解くには、外フィルム(1)の
分離可能部(11)を分離し、包装シート(6)の棒状飯(7)
の一端部側を摘んで外側に引っ張る。外フィルム(1)は
分離可能部(11)で分離されており、内フィルム(4)は最
初から幅中央で分離しているため、シート状海苔(3)を
除く包装シート(6)の半分が引っ張り出される。このと
き、棒状飯(7)の周面に直接に接している内フィルム
(4)の中間片(41a)は、棒状飯(7)の中央部から端部側
に捲り剥がす様にして引っ張り出されるため、棒状飯
(7)との摩擦抵抗が少く、フィルム片(41)をスムーズに
引き出すことができる残りの包装シート(6)の外端を摘
んで外側に引っ張ると、シート状海苔(3)を残して包装
シート(6)の残り半分が上記同様にしてスムーズ引っ張
り出される。シート状海苔(3)は直接に棒状飯(7)に被
さる。
シート上を棒状飯(7)を転がす作業は不要であり、スピ
ーディに包装を解くことができる。又、棒状飯(7)の端
面を包むカバー片(41b)が包装シートからはみ出ていな
いので、包装シートを束ねる際に、カバー片(41b)が邪
魔になることはない。
あって、長さ約220mm、幅約140mmの長方形を呈し
ている。図1に示す如く、包装シート(6)は外フィルム
(1)の上に、中間フィルム(2)、シート状海苔(3)、内
フィルム(4)を順に載せて構成されている。
向に沿って分離可能部(11)が設けられ、実施例の分離可
能部(11)は断続的な切込み条(12)である。中間フィルム
(2)は、上記断続的な切込み条(12)から外気の侵入を防
止するためのものであって、長さは外フィルム(1)の長
さと同じであり、幅は外フィルム(1)の幅の1/2より
も少し大である。
一回り小さい長方形である。
(41)からなり、各フィルム片(41)の長さは外フィルム
(1)の長さと同じであり、幅は約200mmである。各フ
ィルム片(41)(41)は、外側縁が外フィルム(1)の長手方
向に沿う両側縁に熱溶着されて、外フィルム(1)の幅方
向の略中央部で互いに相手フィルム片に約20mm幅で重
なり、該重なり側の端縁から外側に折り返されて外フィ
ルムの側縁側に延びた中間片(41a)及び該中間片の外端
縁から内側に延びたカバー片(41b)を有している。実施
例では、中間片(41a)の折り返し幅は約60mm、カバー
片(41b)の折り返し幅も60mmである。フィルム片(41)
(41)の互いのカバー片(41b)の先端縁どうしは約20mm
で重なっている。
フィルム(1)の端部に剥離可能に線状或いはスポット的
に溶着(62)されている。この溶着は、棒状飯(7)を包装
する前に、シート状海苔(3)が外フィルム(1)と内フィ
ルム(4)の間から抜け出ることを確実に防止するための
ものであるが、溶着(62)を省略しても包装シート(6)を
振り回さない限りシート状海苔(3)が滑り出ることはな
い。
片(41b)(41b)を開いて、棒状飯(7)を内フィルム(4)の
中間片(41a)(41a)上に載せ、該カバー片(41b)(41b)で棒
状飯(7)の両端面を覆う。
き付け、図4に示す如く、シートの巻き付け端をシール
片(8)又は、剥離可能に熱溶着で止める。シール片(8)
を用いる場合、シール片(8)の端部はフィルムに接着せ
ず浮かせておけば、簡単に指先で摘んで剥がすことがで
きる。
(1)の分離可能部(11)を分離し、包装シート(6)の棒状
飯(7)の一端部側を摘んで外側に引っ張る。外フィルム
(1)は分離可能部(11)で分離されており、内フィルム
(4)は最初から分離しているため、シート状海苔(3)を
除く包装シート(6)の半分が引っ張り出される。
飯(7)の周面に直接に被さって飯との摩擦により引っ張
り抵抗の大なる中間片(41a)(41a)を棒状飯の中央部から
外端側に捲り剥がす様にして引っ張り出されるため、棒
状飯(7)との摩擦抵抗が少く、中間片(41a)(41a)を含む
フィルム片(41)(41)をスムーズに引き出すことができる
残りの包装シート(6)の外端を摘んで外側に引っ張る
と、シート状海苔(3)を残して包装シート(6)の残り半
分が上記同様にしてスムーズ引っ張り出すことができ
る。シート状海苔(3)は直接に棒状飯(7)に被さる。
シート上を棒状飯(7)を転がす作業は不要であり、スピ
ーディに包装を解くことができる。
部(11)の他の実施例を示しており、図6は、外フィルム
(1)は長手方向に裂け易い方向性フィルムであり、端部
中央に短く2つの切込み(13)(13)を設けている。平行切
込み(13)(13)間を摘んで引っ張ると簡単に外フィルム
(1)を2分できる。
力接着剤で接着した所謂カットテープ(14)であって、テ
ープの一端を反対側に引っ張ると、外フィルム(1)を二
分できる。図6、図7の分離可能部(11)を実施する場
合、断続的な切込み状(12)の場合の様な外気の侵入はな
いから中間フィルム(2)を省略できる。
ム片(41)のカバー片(41b)は、相手カバー片(41b)に約2
0mm幅で重なっているが、カバー片(41b)は、棒状飯
(7)の端面を包むだけの幅長さがあればく、カバー片(4
1b)(41b)間に帯状隙間が生じてもよい。
片(40)、中間片(41a)及びカバー片(41b)は、一体のフィ
ルムを折り返して成形したが、これに限らず、最内層片
(40)と中間片(41a)を、夫々別個のフィルムで形成し、
これを溶着しても可い。中間片(41a)とびカバー片(41b)
も同様にして別個のフィルムを溶着して形成しても可
い。
ことはなく、特許請求の範囲に記載の範囲内で種々の変
形が可能である。
ある。
説明図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 外フィルム(1)と内フィルム(4)との間
にシート状海苔(3)を挟み、内フィルム(4)は外フィル
ム(1)の長手方向の両側縁から内向きに延びて外フィル
ム(1)の幅方向の略中央部で重なりあった2枚のフィル
ム片(41)(41)からなる棒状飯用包装シートであって、内
フィルム(4)の各フィルム片(41)(41)は、相手フィルム
片との重なり側端縁から外側に折り返されて外フィルム
の側縁側に延びた中間片(41a)及び該中間片の長手方向
に沿う外端縁から内側に延びたカバー片(41b)を有して
いる包装シート。 - 【請求項2】 外フィルム(1)の分離可能部(11)は断続
的な切込み条(12)であり、シート状海苔(3)と外フィル
ム(1)との間に外フィルムの幅の1/2よりも少し大き
な幅の中間フィルム(2)が外フィルム(1)の切込み条(1
2)に被さる様に介装され、該中間フィルム(2)の一側縁
が、外フィルム(1)及び内フィルム(4)と一緒に熱溶着
されている請求項1に記載の包装シート。 - 【請求項3】 外フィルム(1)と内フィルム(4)との間
にシート状海苔(3)を挟んだ矩形の包装シート(6)によ
って包装された包装棒状飯であって、内フィルム(4)は
外フィルム(1)の長手方向の両側縁から内向きに延びて
外フィルム(1)の幅方向の略中央部で重なりあった2枚
のフィルム片(41)(41)からなり、各フィルム片(41)(41)
は、相手フィルム片との重なり側端縁から外側に折り返
されて外フィルムの側縁側に延びた中間片(41a)及び該
中間片の長手方向に沿う外端縁から内側に延びたカバー
片(41b)を有しており、内フィルム(4)の各フィルム片
(41)(41)の中間片(41a)(41a)上に棒状飯(7)を載せ、カ
バー片(41b)(41b)を棒状飯(7)の両端面に被せ、包装シ
ート(6)を棒状飯(7)に巻き付けて巻付け端をシール片
(8)、熱溶着等により剥離可能に接着した包装棒状飯。
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1999
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