JP2005160439A - 米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具 - Google Patents

米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具 Download PDF

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Abstract

【課題】 シート状食品と米飯加工食品とを分離した状態で包装し、しかも、特に柔らかくふんわりと握られた米飯加工食品がどのような形状であっても、割れることなく開封することができる米飯加工食品の包装体を提供する。
【解決手段】 本発明の米飯加工食品の包装体は、内端部11,21が重なり合って鋸歯形状ないし波形状にシールAされた一対の内フィルム10,20と、該一対の内フィルム10,20とほぼ同じ大きさの外フィルム30とがシート状の海苔1を介して重ね合わされ、一対の内フィルム10,20の内端部11,21を除いて両フィルム10,20,30の外周部13,23,33がシールされ、一方の内フィルム10上に帯状フィルム40の中間部41がバーシールされ、該内フィルム10の各側縁から帯状フィルム40の端部42,42が突出している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、シート状の海苔のようなシート状食品と、おにぎりのような米飯加工食品とを分離した状態で包装するための米飯加工食品の包装体、およびこの米飯加工食品の包装体によってシート状食品と米飯加工食品とを分離した状態で包装した米飯加工食品の包装具に関する。
コンビニエンスストアなどで販売されている海苔付きおにぎりは、搬送中や陳列中などにおいて、おにぎりの水分によって海苔が湿気ることがないようにするため、おにぎりと海苔とを別々に収納する米飯加工食品の包装具によって包装されている。例えば、特許文献1には、棒状の握飯とシート状の海苔とを別々に包装する握飯包装用シートが開示されている。
この握飯包装用シートは、図11(a)に示すように、長方形状の外フィルム111と内フィルム112とがシート状の海苔101を介して重ね合わされ、両フィルム111,112の外周部113,113をシールし、内フィルム112の片側約半分に帯状フィルム114の中間部114aが重ね合わされて貼着され、この帯状フィルム114の両端部114b,114bが内フィルム112の両側縁から突出するようにされている。また、外フィルム111および内フィルム112の中心線、そして、この中心線と重なっている帯状フィルム114には、各フィルム111,112,114が分割されやすいようにするためのミシン目110,110,110が入れられている。
そして、図11(b)に示すように、帯状フィルム114の中間部114aに棒状の握飯102が載せされ、帯状フィルム114の両端部114b,114bが握飯102と重なるように折り曲げられる。そして、図11(c)に示すように、内フィルム112が内側になるように内フィルム112と外フィルム111とを握飯102に巻き付け、外フィルム111の端部にテープ115を貼付すると、握飯包装用シートが握飯102と海苔101とを分離した状態で包装した状態となる。
この握飯102を食するには、外フィルム111、内フィルム112および帯状フィルム114の両端部を反対方向に引っ張ることによって、これらのフィルム111,112,114を各ミシン目110,110,110で分断する。すると、内フィルム112および帯状フィルム114が握飯102と海苔101との間から引き抜かれ、パリパリの状態の海苔101が握飯102を巻いた状態となる。
実開昭63−161172号公報
特許文献1に開示された握飯包装用シート、その他の米飯加工食品の包装体は、握飯102、おにぎり、その他の米飯加工食品(以下、主として「おにぎり」という。)と、シート状の海苔101のようなシート状食品(以下、主として「海苔」という。)との間に介在している内フィルム112の両端部を反対方向に引っ張ることによって二分割し、または当初から分割されている2枚の内フィルムをおにぎりと海苔101との間から引き抜くことによって食することができる。
このとき、特許文献1に開示された握飯包装用シートにあっては、分割された帯状フィルム114が握飯102を擦りながら反対方向に引っ張るため、握飯102には帯状フィルム114によって反対方向の力が加えられ、その他の米飯加工食品の包装体にあっては、内フィルムがおにぎりを擦りながら反対方向に引っ張るため、おにぎりには反対方向の力が加えられる。したがって、ふんわり感を強調するため、非常に弱い力で成形されたおにぎりにあっては、反対方向の力が加えられることにより、割れるなど形崩れしてしまう。
また、特許文献1に開示された握飯包装用シートは、外フィルム111、内フィルム112そして帯状フィルム114が握飯102を円筒状に巻き付くため、棒状の握飯102を包装することができるものの、一般的な三角形のおにぎりを包装することができる構成となっていない。
そこで、本発明は、シート状食品と米飯加工食品とを分離した状態で包装し、しかも、特に柔らかくふんわりと握られた米飯加工食品がどのような形状であっても、割れることなく開封することができるようにした米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具を提供することを課題とする。
本発明にかかる米飯加工食品の包装体は、内端部が重なり合ってシールされた一対の内フィルムと、該一対の内フィルムとほぼ同じ大きさの外フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの外周部がシールされ、一方の内フィルム上に帯状フィルムの中間部がシールされ、該一方の内フィルムの各側縁から帯状フィルムの端部が突出していることを特徴としている。
この米飯加工食品の包装体によれば、シート状食品が一対の内フィルムと外フィルムとの間に挟まれた状態で、両フィルムの外周部がシールされるため、シート状食品は、ほぼ密封された状態となり、湿気らないようにされている。そして、帯状フィルムの中間部に米飯加工食品の一方の面を重ね合わせ、帯状フィルムの2枚の端部を米飯加工食品の他方の面に折り重ね合わせることにより、帯状フィルムが米飯加工食品を包むようにした状態で、外フィルムが二つ折りにされ、接合した内フィルムの外端部同士がシールされ、または帯状フィルムの中間部の外側部と帯状フィルムの2枚の端部の外側部とがシールされることにより、米飯加工食品は帯状フィルムによってほぼ密封された状態となる。この米飯加工食品の包装具は、シールされた内フィルムの外端部または帯状フィルムの外側部を切除することにより、開封することができる。内フィルムの外端部または帯状フィルムの外側部を切除するときは、内フィルムおよび帯状フィルムが米飯加工食品を擦ることがなく、米飯加工食品に力が加えられないため、米飯加工食品は割れることなく、パリパリ感を有しているシート状食品に包まれて食することができる。
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記一対の内フィルムの重なり合っている内端部は、鋸歯形状ないし波形状にシールされていることが好ましい。この米飯加工食品の包装体によれば、内フィルムの内端部が鋸歯形状ないし波形状にシールされることにより、シールに多数の頂点が形成され、この頂点にシールを引き裂く力が最初に加えられるため、直線状にシールされているときよりも、弱い力で、両内フィルムの内端部のシールを剥離すことができる。
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記他方の内フィルムの内端部に、耳折り部が設けられ、該内端部を除いて両フィルムの外周部がシールされていることが好ましい。この米飯加工食品の包装体によれば、この耳折り部を摘んで他方の内フィルムの内端部を、シールされている一方の内フィルムの内端部から剥離し、さらに他方の内フィルムの外周部を、シールされている外フィルムの外周部から剥離することができる。なお、内フィルムの内端部を除いて両フィルムの外周部がシールされることにより、耳折り部はシールされないで、摘み上げることができるようにされている。
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記帯状フィルムと内フィルムとは、バーシールされていることが好ましい。この米飯加工食品の包装体によれば、帯状フィルムが内フィルムに強固に貼着され、帯状フィルムに包まれた米飯加工食品は、外フィルムが二つ折りにされた状態で、内外のフィルム間から飛び出ないようにすることができる。なお、内フィルムは外フィルムと重なり合っているため、帯状フィルムと内フィルムと外フィルムとがバーシールによって一体にシールされるようにしてもよい。
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記帯状フィルムの中間部の内端部は、前記一方の内フィルムとシールされていないようにしてもよい。この米飯加工食品の包装体によれば、帯状フィルムの中間部の内端部は一方の内フィルムとシールされていないため、米飯加工食品の底部を包むように折り曲げ、ほぼ完全に密封した状態に包装することができるようになる。
また、前記米飯加工食品の包装体において、前記帯状フィルムの中間部の外側部と前記一方の内フィルムの外端部とが重なり合っていてもよい。この米飯加工食品の包装体によれば、外フィルムが二つ折りにされたときに、帯状フィルムの中間部の外側部と帯状フィルムの2枚の端部の外側部とが重なり合ってシールされるため、帯状フィルムが米飯加工食品をほぼ密封した状態に包装することができる。なお、帯状フィルムの中間部の外側部と一方の内フィルムの外端部とが重なり合わず、一方の内フィルムの外端部が露出するときは、外フィルムが二つ折りにされたときに、内フィルムの外端部同士が重なり合ってシールされる。
そして、本発明にかかる米飯加工食品の包装具は、前記帯状フィルムの中間部の外側部と前記一方の内フィルムの外端部とが重なり合っていない米飯加工食品の包装体によって米飯加工食品を包装した米飯加工食品の包装具であって、前記帯状フィルムの中間部が米飯加工食品の一方の面に重ね合わされ、帯状フィルムの2枚の端部が米飯加工食品の他方の面に折り重ねられた状態で、前記外フィルムが二つ折りとされ、接合した内フィルムの外端部がシールされていることを特徴としている。
この米飯加工食品の包装具によれば、シート状食品は一対の内フィルムと外フィルムとの間に挟まれてほぼ密封され、米飯加工食品は帯状フィルムに包まれた状態で外フィルムが二つ折りにされ、内フィルムの外端部がシールされることによって帯状フィルムによってほぼ密封される。したがって、この米飯加工食品の包装具は、米飯加工食品とシート状食品とを分離した状態で包装するため、米飯加工食品の水分によってシート状食品が湿気ることがなくパリパリ感が維持される。また、外フィルムを二つ折りとして、接合した内フィルムの外端部がシールされるため、ふんわりと柔らかく握られた米飯加工食品を好適に包装することができる。
そして、この米飯加工食品の包装具を開封するには、シールされた内フィルムの外端部およびこの内フィルムの外端部とシールされている外フィルムの外端部を切除して、二つ折りにされた外フィルムを平坦な状態に展開する。内フィルムおよび外フィルムの外端部は米飯加工食品上で切除されず、また、内フィルムおよび帯状フィルムは米飯加工食品とシート状食品との間から引き抜かれないため、米飯加工食品には外力が加えられず、割れることがない。
そして、外フィルムを平坦な状態に展開した後、他方の内フィルムの外周部を外フィルムの外周部から剥離することにより、シート状食品の片側を露出した状態とするとともに、帯状フィルムの2枚の端部を展開することにより、米飯加工食品を露出させる。その後、この露出した米飯加工食品を露出したシート状食品の片側に移し替え、一方の内フィルムと外フィルムとに挟まれているシート状食品を引き抜き、米飯加工食品に重ね合わせることにより、食する状態とすることができる。なお、この露出したシート状食品を前記米飯加工食品の露出している面に重ね合わせ、一方の内フィルムと帯状フィルムの中間部を米飯加工食品とシート状食品との間から抜くことによって食することもできる。
また、前記米飯加工食品の包装具において、前記内フィルムの外端部同士は、剥離不可能にシールされ、このシールされた部分よりも内側の外フィルムに切断手段が備えられていることが好ましい。この米飯加工食品の包装具によれば、内フィルムの外端部同士が剥離不可能にシールされることにより、米飯加工食品の包装具の搬送途中などにおいて、シールされた内フィルムの外端部同士は剥離することがなく、米飯加工食品が包装された状態を確実に維持することができるとともに、切断手段によって、シールされた内フィルムの外端部同士を切除することもできる。
また、前記米飯加工食品の包装具において、前記内フィルムの外端部同士は、剥離可能にシールされていてもよい。この米飯加工食品の包装具によれば、一対の内フィルムの外端部が剥離可能にシールとされることにより、シールされている2枚の内フィルムの各外端部を離隔する方向、すなわち、米飯加工食品から離隔する方向に引き離すだけで、シールされていた2枚の内フィルムの外端部は剥離して、二つ折りにされた外フィルムを平坦な状態に展開することができる。
また、前記と異なる本発明にかかる米飯加工食品の包装具は、前記帯状フィルムの中間部の外側部と前記一方の内フィルムの外端部とが重なり合っている米飯加工食品の包装体によって米飯加工食品を包装した米飯加工食品の包装具であって、前記帯状フィルムの中間部が米飯加工食品の一方の面に重ね合わされ、帯状フィルムの2枚の端部が米飯加工食品の他方の面に折り重ねられた状態で、前記外フィルムが二つ折りとされ、接合した帯状フィルムの中間部の外側部と帯状フィルムの端部の外側部とがシールされるとともに、該帯状フィルムの外側部と内フィルムの外端部とが重なり合ってシールされていることを特徴としている。
この米飯加工食品の包装具によれば、前記の米飯加工食品の包装具と同様、シート状食品は一対の内フィルムと外フィルムとの間に挟まれてほぼ密封され、米飯加工食品は帯状フィルムに包まれた状態で、二つ折りにされる。しかし、この米飯加工食品の包装具は、前記の米飯加工食品の包装具と異なり、外フィルムが二つ折りにされると、帯状フィルムの中間部の外側部と帯状フィルムの2枚の端部の外側部とが重なり合い、この外側部と内フィルムの外端部が重なり合ってシールされることにより、米飯加工食品はふんわりと柔らかく握られた状態を維持しつつ、帯状フィルムによってほぼ完全に密封されることとなり、乾燥しにくいようにし、また異物が混入しにくいようにすることができる。
そして、この米飯加工食品の包装具を開封するには、シールされた帯状フィルムの外側部と、シールされている内フィルムと外フィルムの外端部とを切除して、二つ折りにされた外フィルムを平坦な状態に展開する。この米飯加工食品の包装具にあっても、帯状フィルムの外側部および内フィルムと外フィルムの外端部は米飯加工食品上で切除されず、また、帯状フィルムおよび内フィルムは米飯加工食品とシート状食品との間から引き抜かれないため、米飯加工食品には外力が加えられず、割れないようにすることができるなど、開封の際および開封後は、前記の米飯加工食品の包装具と同様にして、食することができる。
また、前記米飯加工食品の包装具において、前記帯状フィルムの外側部同士は、剥離不可能にシールされ、このシールされた部分よりも内側の外フィルムに切断手段が備えられていることが好ましい。この米飯加工食品の包装具によれば、帯状フィルムの外側部同士が剥離不可能にシールされることにより、米飯加工食品の包装具の搬送途中などにおいて、シールされた帯状フィルムの外端部同士は剥離することがなく、米飯加工食品が包装された状態を確実に維持することができるとともに、切断手段によって、シールされた帯状フィルムの外側部同士を切除することもできる。
また、前記米飯加工食品の包装具において、前記帯状フィルムの外側部同士は、剥離可能にシールされていてもよい。この米飯加工食品の包装具によれば、帯状フィルムの外側部が剥離可能にシールされることにより、シールされている帯状フィルムの外側部を離隔する方向、すなわち、米飯加工食品から離隔する方向に引き離すだけで、シールされていた帯状フィルムの外側部は剥離して、二つ折りにされた外フィルムを平坦な状態に展開することができる。
また、前記米飯加工食品の包装具において、前記米飯加工食品の他方の面に折り重ねられている帯状フィルムの各端部同士は、ポイントシールまたは全長もしくは一部分を鋸歯形状ないし波形状もしく直線状に剥離可能にシールされていることが好ましい。この米飯加工食品の包装具によれば、帯状フィルムの各端部同士が剥離可能にシールされることにより、この外フィルムを二つ折りにするときなどにおいて、帯状フィルムの端部は位置ずれせず、帯状フィルムが米飯加工食品を包んだ状態で内フィルムの外端部同士または帯状フィルムの外側部同士をシールすることができる。また、帯状フィルムの各端部同士が米飯加工食品と重なり合った状態でポイントシールまたは全長もしくは一部分を鋸歯形状ないし波形状もしく直線状に剥離可能にシールされることにより、開封するときに、シールされた帯状フィルムの端部を容易に剥離することができるようにされている。
本発明によれば、米飯加工食品の包装体が一対の内フィルムと外フィルムと帯状フィルムとによって構成され、シート状食品が一対の内フィルムと外フィルムとに挟まれてほぼ密封されていることにより、湿気らないようにすることができるだけでなく、米飯加工食品は帯状フィルムによって包まれ、外フィルムが二つ折りにされることによって重なり合う内フィルムの上端部または帯状フィルムの外側部がシールされることにより、ほぼ密封された状態に包装される。したがって、本発明にかかる米飯加工食品の包装体は、米飯加工食品が三角形状だけでなく、任意の形状に柔らかくふんわりと握られていても、形崩れしないように包装することができる。
さらに、本発明にかかる米飯加工食品の包装具は、一対の内フィルムの外端部同士が重なり合ってシールされ、または、帯状フィルムの外側部がシールされ、このシールされた内フィルムの外端部、または、帯状フィルムの外端部を切除することによって開封することができる。内フィルムの外端部、または、帯状フィルムの外端部を切除するとき、および二つ折りとされた外フィルムを平坦な状態に展開するときには、内フィルムおよび帯状フィルムが米飯加工食品を擦らず、米飯加工食品には外力が加えられないため、米飯加工食品は柔らかくふんわりと握られていても、割れることがなく、ふんわり感などを味わうことができるようになる。したがって、本発明にかかる米飯加工食品の包装具は、柔らかくふんわりと握られた米飯加工食品を好適に包装することができる。
本発明に係る米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具の第1の実施形態について、図1ないし図7を参照しながら説明する。この実施形態における米飯加工食品の包装体は、図1および図2に示すように、長方形状に並べられる一対の内フィルム10,20と、この一対の内フィルム10,20の外面側(図1ないし図3において下側)にシート状食品を介して重ね合わされる外フィルム30と、一方の内フィルム10の内面側(図1ないし図3において上側)に重ね合わされる帯状フィルム40とを備えている。シート状食品としては、シート状の海苔1以外に、ゼラチンでシート状に形成された昆布や鰹節、その他、薄焼き卵や畳鰯なども使用することができるが、ここでは、海苔1として説明する。
また、一対の内フィルム10,20の内端部11,21は重ね合わされ、剥離可能にシールAされている。このシールAは、剥離しやすいように鋸歯形状ないし波形状とされている。鋸歯形状ないし波形状のシールAには、多数の頂点a,a…が形成され、この頂点a,a…を起点として、シールされた内フィルム10,20の両内端部11,21を剥離することができる。したがって、鋸歯形状ないし波形状のシールは、直線状のシールよりも、引き裂きやすく、弱い力で剥離することができる。ただし、このシールAは、一対の内フィルム10,20に隙間が生じないようにするものであれば、直線状など任意の形状とすることができる。
また、他方の内フィルム20の内端部21には、摘みやすくするための耳折り部22が折り返されるように設けられている。ただし、耳折り部22は、必須ではなく、内フィルム20に備えないようにしてもよい。
一方、外フィルム30は、長方形状に並べられた一対の内フィルム10,20とほぼ同じ大きさ(完全に同じ大きさを含む)の長方形状のもので、海苔1よりも一回り大きなサイズであり、一対の内フィルム10,20の内端部11,21を除いたコ字形の外周部13,23と外フィルム30の外周部33が接合するようにされ、この外周部13,23,33がヒートシールなどによってシールされている(網点で図示)。
ただし、他方の内フィルム20の耳折り部22と内端部21とがヒートシールされないように、両フィルム10,20,30の外周部13,23,33は一対の内フィルム10,20の内端部11,21を除いてヒートシールされている。したがって、他方の内フィルム20が耳折り部22を有していないときは、内フィルム10,20と外フィルム30との外周部13,23,33は全周ヒートシールしてもよい。
このようにして、内フィルム10,20と外フィルム30とに挟まれた海苔1は、ほぼ密封された状態となっている。また、少なくとも他方の内フィルム20と外フィルム30とは剥離できるような弱シールとされている。ただし、ヒートシールする装置を簡略にするため、一方の内フィルム10と外フィルム30とも剥離できるような弱シールとしてもよい。逆に、内フィルム10,20と外フィルム30とは、剥離できないような通常のシールとし、内フィルム10,20を外フィルムから引き破るようにすることもできる。
そして、外フィルム30の外端部34であって内フィルム10,20とシールされている部分よりも内側に、後記のようにシールされた一対の内フィルム10,20の外端部14,24を切除するための帯状の切断手段31が全幅にわたって備えられている。切断手段31は、カットテープ、またはカットテープに替え、あるいは併用してPPフィラメント糸のような合成糸が用いられるが、以下、カットテープ31として説明する。さらに、外フィルム30には、カットテープ31の各端部に近接した位置にI字形、V字形その他U字形など任意の形状の切込み32が入れられる。この切込み32は、後記のように一対の内フィルム10,20の外端部14,24がヒートシールされた後に入れられる。なお、外フィルム30は一軸延伸性を有するものを使用し、直進カット性が付与されていると、カットテープ31を備えないようにすることもできる。
一方、帯状フィルム40は、長方形状であり、一方の内フィルム10上に重ね合わされる中間部41と、この一方の内フィルム10の各側縁から突出する端部42,42とを有している。したがって、帯状フィルム40と外フィルム30とは、十字架のような形状に配置される位置関係となる。
そして、帯状フィルム40の中間部41と一方の内フィルム10とは、例えばヒートシールによって貼着される。ヒートシールは、ヒータが上下から挟むことによって各フィルムを溶着するものであるため、外フィルム30に重ね合わされた一方の内フィルム10上に帯状フィルム40を重ね合わせた状態でヒートシールすると、外フィルム30と一方の内フィルム10と帯状フィルム40とが一体に溶着される。ただし、一方の内フィルム10と外フィルム30とを重ね合わせ、両フィルム10,30の外周部13,33をヒートシールした後に、内フィルム10上に帯状フィルム40の中間部41を重ね合わせ、改めて、外フィルム30と一方の内フィルム10と帯状フィルム40とをヒートシールするようにしてもよい。
そして、この帯状フィルム40と一方の内フィルム10とのヒートシールは、帯状フィルム40が一方の内フィルム10から剥離しにくいようにするため、2本の平行なバーシールB,Bとされる。さらに、前記のように、帯状フィルム40と一方の内フィルム10だけでなく、外フィルム30もヒートシールするときは、バーシールB,Bの間隔は、一対の内フィルム10,20と外フィルム30との間に挟まれた海苔1の幅よりも広くされている。また、帯状フィルム40と一方の内フィルム10とは、バーシールB以外に複数箇所のポイントシールや接着剤などによってシールすることもできる。さらに、帯状フィルム40の中間部41の内側部43は、シールせずに、折り曲げることができるようにしておいてもよい。
第1の実施形態における米飯加工食品の包装体は、以上のように構成され、次に、一対の内フィルム10,20と外フィルム30との間に海苔1をほぼ密封した状態に挟んだ包装体によっておにぎり2を包装する米飯加工食品の包装具の実施形態について図2ないし図4を参照しながら説明する。
まず、前記米飯加工食品の包装体の帯状フィルム40の中間部41上に、図2の仮想線に示すようにおにぎり2を載せる。おにぎり2は、図示したような三角形状のほか、四角形状、円形状、棒状など形状を特定するものではない。
そして、図3の実線に示すように、帯状フィルム40の2枚の端部42,42をおにぎり2の側面に重ね合わせることによって、帯状フィルム40がおにぎり2を包む状態とする。また、2枚の端部42,42の先端部同士は重なり合い、この部分を図示したようなポイントシールP、または図示しないが、全長にわたってもしくは一部分を鋸歯形状ないし波形状もしくは直線状に剥離可能にシールすることにより、端部42,42がずれないようにする。なお、帯状フィルム40の中間部41の内側部43が一方の内フィルム10とシールされていると、おにぎり2の底部側は、帯状フィルム40によって包まれず、開放された状態となっている。
そして、図4に示すように、外フィルム30を二つ折りとし、両内フィルム10,20の外端部14,24を接合してシールすると、おにぎり2を包装した米飯加工食品の包装具ができあがる。内フィルム10,20の外端部14,24は、容易に剥離しないようにヒートシールされる。このとき、外フィルム30の両外端部34,34に備えられた2本のカットテープ31,31が重なり合う。そして、このカットテープ31,31よりも内側の両フィルム10,20,30に切込み32,32…を入れる。
また、外フィルム30を二つ折りとするときに、重なり合っている帯状フィルム40の端部42,42は、ポイントシールされているため、ずれることがなく、おにぎり2の側面部を包んだ状態を維持する。そして、おにぎり2の頂部側は、内フィルム10,20の外端部14,24がシールされることにより、帯状フィルム40の中間部41と端部42,42とが重なり合って、包まれる状態となり、おにぎり2の底部側は、外フィルム30が二つ折りにされることから、帯状フィルム40の中間部41が折り曲げられることにより、おにぎり2はほぼ密封された状態となる。
なお、帯状フィルム40の中間部41の内側部43が一方の内フィルム10とシールされていないときは、帯状フィルム10の内側部43を折り曲げることにより、帯状フィルム10の内側部43がおにぎり2の底部を包むようにし、おにぎり2が完全に密封されるようにすることもできる。このように、おにぎり2が完全に密封されると、おにぎり2が乾燥せず、また、異物がおにぎり2を包装している部分に侵入しないようにすることができる。
このようにして、米飯加工食品の包装具は、おにぎり2と海苔1と分離して密封した状態に包装することができる。そして、おにぎり2を包装している帯状フィルム40の中間部41と一方の内フィルム10とがバーシールB,Bされ、帯状フィルム40が内フィルムから外れることがないようにされているため、米飯加工食品の包装具を搬送ないし陳列するときなどにおいて、おにぎり2は内外のフィルム10,20,30間から飛び出ないようにされている。
次に、この米飯加工食品の包装具の開封方法について図5ないし図7を参照しながら説明する。
米飯加工食品の包装具を開封するには、まず、シールされた内フィルム10,20の外端部14,24と外フィルム30の両外端部34,34を切除する。外フィルム30の両外端部34,34には、カットテープ31,31が備えられ、かつ、切込み32,32…が入れられているため、この切込み32,32からカットテープ31,31に沿って内外のフィルム10,20,30の外端部14,24,34を容易に切除することができ、内外のフィルム10,20,30に挟まれた海苔1を切断することがない。
そして、内外のフィルム10,20,30の外端部14,24,34を切除することにより、おにぎり2が帯状フィルム40に包まれたまま、外フィルム30を平坦な状態に展開することができる。内外のフィルム10,20,30の外端部14,24,34を切除し、さらに外フィルム30を展開するに際して、おにぎり2には、外力が加えられず、割れることがないようにされている。
そして、図5に示すように、他方の内フィルム20を外フィルム30から剥離するとともに、おにぎり2に重ね合わされている帯状フィルム40の両端部42,42を展開する。他方の内フィルム20には、耳折り部22が設けられているため、この耳折り部22を摘みながら一対の内フィルム10,20のシールAされた内端部11,21を容易に剥離することができ、さらに、他方の内フィルム20の外周部23と外フィルム30との外周部33とのシールを容易に剥離することができる。このようにして、他方の内フィルム20の外周部23を外フィルム30の外周部33から分離することにより、海苔1の片側ほぼ半分を露出させる。また、帯状フィルム40の両端部42,42は、ポイントシールPなど剥離可能にシールされているため、容易に剥離して、展開し、おにぎり2を露出した状態とすることができる。
そして、図6に示すように、帯状フィルム40の中間部41上のおにぎり2を露出した海苔1の上に移し替える。続いて、図7に示すように、一方の内フィルム10と外フィルム30との間に挟まれている部分の海苔1を引き出し、この海苔1を移し替えられたおにぎり2の上に重ね合わせることにより、おにぎり2はパリパリの状態の海苔1に挟まれ、食することができる。なお、一方の内フィルム10と外フィルム30との外周部13,33が弱くシールされているときは、一方の内フィルム10を外フィルム30から剥離して、海苔1を露出させ、おにぎり2上に重ね合わせるようにすることもできる。
ただし、図5に示すように、海苔1の片側ほぼ半分を露出させ、おにぎり2を露出させた後、その露出した海苔1を露出したおにぎり2に重ね合わせ、一方の内フィルム10と帯状フィルム40の中間部41をおにぎり2と海苔1との間から引き抜くことによって、おにぎり2の両面が海苔1によって挟まれるようにすることもできる。
次に、本発明にかかる米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具の第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態における米飯加工食品の包装具は、図8に示すように、米飯加工食品の包装体が二つ折りとされ、接合する内フィルム10,20の外端部14,24を剥離できように弱くシールすることを特徴としている。そして、一対の内フィルム10,20の両外端縁15,25は、摘むことができるようにシールしないようにされている。一方、米飯加工食品の包装体は、外フィルム30にカットテープ31や切込み32が備えられていない構成を除いて、一対の内フィルム10,20と、外フィルム30と帯状フィルム40とから構成されるなど、前記の実施形態と同じであるため、その説明は省略する。
そして、おにぎり2を包装した米飯加工食品の包装具を開封するには、一対の内フィルム10,20の両外端縁15,25を摘んで離隔させる。すると、内フィルムの外端部14,24の弱シールが剥離し、外フィルム30を平坦な状態に展開することができる。したがって、この米飯加工食品の包装具は前記の実施形態と同様、図5に示すように帯状フィルム40を展開し、他方の内フィルム20を外フィルム30から剥離して海苔1の片側ほぼ半分を露出させた後、図6に示すように帯状フィルム40上のおにぎり2を露出した海苔1の上に移し替え、図7に示すように一方の内フィルムと外フィルム30とに挟まれている海苔1を引き出すことにより、海苔1がおにぎり2を挟んだ状態となって、食することができる。
次に、本発明にかかる米飯加工食品の包装体および米飯加工食品の包装具の第3の実施形態について説明する。
第3の実施形態における米飯加工食品の包装体は、図9に示すように、帯状フィルム40が前記第1および第2の実施形態の帯状フィルム40よりも幅広で、中間部41の外側部44が一方の内フィルム10の外端部14と重なり合い、帯状フィルム40と外フィルム30とはT字形に配置されることを特徴としている。したがって、この帯状フィルム40は、図10に示すように、2枚の端部42,42の先端部同士が重なり合った状態とすると、おにぎり2の頂部が帯状フィルム40の外側部44,45,45によって完全に包まれる。
そして、外フィルム30を二つ折りとし、この米飯加工食品の包装体によっておにぎり2を包装した米飯加工食品の包装具は、帯状フィルム40の中間部41の外側部44と2枚の端部42,42の外側部45,45とが重なり合い、さらに、この外側部44,45,45と重なり合っているうちフィルム10,20の外端部14,24、外フィルム10の34,34とをシールすると、おにぎり2が完全に密封された状態となる。したがって、おにぎり2は、乾燥することがなく、さらに、異物が混入しないようにすることができる。
この第3の実施形態の米飯加工食品の包装具も、第1および第2の実施形態の米飯加工食品の包装具と同様に開封するため、開封のための説明は省略する。
そして、前記第1から第3のいずれの実施形態における米飯加工食品の包装具であっても、おにぎり2と海苔1とが分離して包装されているため、海苔1は湿気ることがなく、パリパリの状態でおにぎり2に巻き付けることができる。しかも、おにぎり2は、米飯加工食品の包装体の外フィルム30が二つ折りとされ、内フィルム10,20の外端部14,24がシールされるようにされていることから、ふんわりと柔らかく握られた状態が維持され、そのふんわり感を食することができる。さらに、米飯加工食品の包装具は、重ね合わされた内フィルム10,20の外端部14,24が切除され、おにぎり2と接している内フィルム10,20は、おにぎり2を擦ることがないから、おにぎり2には反対方向の力が加えられず、割れたり、形崩れたりすることなく、パリパリの状態の海苔1に包まれて食することができる。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載した技術的事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、三角形のおにぎりの外形に即して包装するため、内フィルムは三角形状とし、一対の内フィルムおよび外フィルムを菱形とするなど、各フィルムは任意の形状とすることができる。
本発明に係る米飯加工食品の包装体の第1の実施形態を示し、各構成部分の間隔が大きな分解斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装体の第1の実施形態を示し、各構成部分の間隔が小さな分解斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装体の第1の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第1の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第1の実施形態であって開封途中を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第1の実施形態であって開封途中を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第1の実施形態であって開封後を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第2の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第3の実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る米飯加工食品の包装具の第3の実施形態を示す斜視図である。 従来の米飯加工食品の包装具である握飯包装用シートの斜視図であって、(a)は包装前の状態の斜視図、(b)は包装途中の状態の斜視図、(c)は包装後の状態の斜視図である。
符号の説明
1…海苔(シート状食品)
2…おにぎり(米飯加工食品)
10,20…内フィルム
11,21…内端部
22…耳折り部
13,23…外周部
14,24…外端部
30…外フィルム
33…外周部
40…帯状フィルム
41…中間部
42…端部
43…内側部
44,45…外側部
A…(鋸歯形状ないし波形状の)シール
B…バーシール
P…ポイントシール

Claims (13)

  1. 内端部が重なり合ってシールされた一対の内フィルムと、該一対の内フィルムとほぼ同じ大きさの外フィルムとがシート状食品を介して重ね合わされ、両フィルムの外周部がシールされ、
    一方の内フィルム上に帯状フィルムの中間部がシールされ、該一方の内フィルムの各側縁から帯状フィルムの端部が突出していることを特徴とする米飯加工食品の包装体。
  2. 前記一対の内フィルムの重なり合っている内端部は、鋸歯形状ないし波形状にシールされていることを特徴とする請求項1に記載の米飯加工食品の包装体。
  3. 前記他方の内フィルムの内端部に、耳折り部が設けられ、該内端部を除いて両フィルムの外周部がシールされていることを特徴とする請求項1または2に記載の米飯加工食品の包装体。
  4. 前記帯状フィルムと内フィルムとは、バーシールされていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一つに記載の米飯加工食品の包装体。
  5. 前記帯状フィルムの中間部の内端部は、前記一方の内フィルムとシールされていないことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一つに記載の米飯加工食品の包装体。
  6. 前記帯状フィルムの中間部の外側部と前記一方の内フィルムの外端部とが重なり合っていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載の米飯加工食品の包装体。
  7. 前記請求項1ないし5のいずれか一つに記載の米飯加工食品の包装体によって米飯加工食品を包装した米飯加工食品の包装具であって、
    前記帯状フィルムの中間部が米飯加工食品の一方の面に重ね合わされ、帯状フィルムの2枚の端部が米飯加工食品の他方の面に折り重ねられた状態で、前記外フィルムが二つ折りとされ、接合した内フィルムの外端部がシールされていることを特徴とする米飯加工食品の包装具。
  8. 前記内フィルムの外端部同士は、剥離不可能にシールされ、このシールされた部分よりも内側の外フィルムに切断手段が備えられていることを特徴とする請求項7に記載の米飯加工食品の包装具。
  9. 前記内フィルムの外端部同士は、剥離可能にシールされていることを特徴とする請求項7に記載の米飯加工食品の包装具。
  10. 前記請求項6に記載の米飯加工食品の包装体によって米飯加工食品を包装した米飯加工食品の包装具であって、
    前記帯状フィルムの中間部が米飯加工食品の一方の面に重ね合わされ、帯状フィルムの2枚の端部が米飯加工食品の他方の面に折り重ねられた状態で、前記外フィルムが二つ折りとされ、接合した帯状フィルムの中間部の外側部と帯状フィルムの端部の外側部とがシールされるとともに、該帯状フィルムの外側部と内フィルムの外端部とが重なり合ってシールされていることを特徴とする米飯加工食品の包装具。
  11. 前記帯状フィルムの外側部同士は、剥離不可能にシールされ、このシールされた部分よりも内側の外フィルムに切断手段が備えられていることを特徴とする請求項10に記載の米飯加工食品の包装具。
  12. 前記帯状フィルムの外側部同士は、剥離可能にシールされていることを特徴とする請求項10に記載の米飯加工食品の包装具。
  13. 前記米飯加工食品の他方の面に折り重ねられている帯状フィルムの各端部同士は、ポイントシールまたは全長もしくは一部分を鋸歯形状ないし波形状もしく直線状に剥離可能にシールされていることを特徴とする請求項7ないし12のいずれか一つに記載の米飯加工食品の包装具。
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