JP2003267427A - おにぎり用包装材 - Google Patents

おにぎり用包装材

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 おにぎりの三方の角部分が開くことなくきっ
ちりと包装でき、しかもシート状食品が引っ掛かから
ず、簡単ににぎり飯の上にシート状食品を被すことがで
きるおにぎり用包装材を提供することを目的とする。 【解決手段】 、縦長の外装フイルム1と、外装フイル
ム1の短辺側略中央に設けられた外装フイルム1を長辺
方向に引き裂く引き裂き手段2と、外装フイルム1の内
側略中央で端部が上下に重合するように配され、且つ外
装フイルム1の長辺側端部に接着された2枚の隔離フイ
ルム3,4と、外装フイルム1と隔離フイルム3,4の
間に挿入されたシート状食品5からなる本体部6と、本
体部6の長辺側中央の左右端部に形成された三角形に形
成されたにぎり飯Nの斜面を覆う袖部7,8とを有する
おにぎり用包装材とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンビニエンス
ストアやスーパーマーケット等で販売されている三角形
に形成されたにぎり飯を包装するためのおにぎり用包装
材に関し、にぎり飯に被せた海苔等のシート状食品が食
べるときまで湿らないようにするために、シート状食品
をにぎり飯と隔離した状態で包装できるようにしたもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来の三角形に形成されたおにぎりを包
装するおにぎり用包装材は、縦長矩形の外装フイルム
と、外装フイルムの短辺側略中央に設けられ外装フイル
ムを長辺方向に引き裂く引き裂き手段と、外装フイルム
の内側略中央で端部が上下に重合するように配され、且
つ外装フイルムの長辺側端部と接着された2枚の隔離フ
イルムと、外装フイルムと隔離フイルムの間に挿入され
たシート状食品からなるものであった。
【0003】そして、隔離フイルムの上側部分の上に三
角に形成されたにぎり飯を置き、下側の部分でにぎり飯
の裏側面と斜面に沿わせてから、上側部分のにぎり飯か
らはみだしている部分をにぎり飯の斜面及び裏側面に沿
わせて包み、上側部分の端部を裏側面でラベル或いはテ
ープで止めて包装していた。包装されたおにぎりの底面
の両端の耳の部分は、開封するときの摘み部となってい
た。
【0004】しかしながら、包装されたおにぎりの底面
の両端の耳の部分と頂部の三方の角部分が包装材の弾発
力により開きやすいという問題点があった。さらに、に
ぎり飯をおにぎり用包装材で包んだときに、内側となる
下側部分の先部が上側部分で包むときに外側に折り曲げ
られているため、外装フイルムを長辺方向に引き裂いて
両端の耳の部分を引っ張ってにぎり飯にシート状食品を
被せるときに、シート状食品が外装フイルムと隔離フイ
ルムとの間から抜けにくく、シート状食品が破れやすい
という問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
上記従来の問題点を解決し、おにぎりの三方の角部分が
開くことなくきっちりと包装でき、しかもシート状食品
が引っ掛かからず、簡単ににぎり飯の上にシート状食品
を被すことができるおにぎり用包装材を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明で
は、縦長の外装フイルム1と、外装フイルム1の短辺側
略中央に設けられた外装フイルム1を長辺方向に引き裂
く引き裂き手段2と、外装フイルム1の内側略中央で端
部が上下に重合するように配され、且つ外装フイルム1
の長辺側端部に接着された2枚の隔離フイルム3,4
と、外装フイルム1と隔離フイルム3,4の間に挿入さ
れたシート状食品5からなる本体部6と、本体部6の長
辺側中央の左右端部に形成された三角形に形成されたに
ぎり飯Nの斜面を覆う袖部7,8とを有するおにぎり用
包装材とした。
【0007】この発明の包装材でにぎり飯Nを包装する
ときは、隔離フイルム3,4の上側部分に三角形に形成
されたにぎり飯Nを置き、下側の部分でにぎり飯Nの裏
側面と斜面に沿わせてから、上側部分をにぎり飯Nの斜
面に沿わせて包み、さらに袖部7,8でにぎり飯Nの斜
面を覆い、袖部7,8の先端同士を接着する。このと
き、袖部7,8が外装フイルム1の端を三角にぎり飯N
の斜面に密着するように押すので、包装されたおにぎり
の角部が包装材の弾発力により開くことがない。
【0008】請求項2に記載のように、請求項1記載の
構成に加え、本体部6の長辺側端部に形成された接着部
9を除いたシート状食品収納部の短辺方向の長さLが、
略にぎり飯Nの底部を覆う長さとすることが好ましい。
【0009】このようにすれば、隔離フイルム3,4の
上ににぎり飯Nを置き、下側の部分でにぎり飯Nの裏側
面と斜面に沿わせたとき、下側の部分がにぎり飯Nの斜
面よりはみださず、上側部分をにぎり飯Nに沿わせて包
んだときに、下側の部分が上側部分で折り曲げられるこ
とがないので、食べるときにシート状食品が簡単に抜け
る。
【0010】請求項3に記載のように、請求項1又は2
記載の構成に加え、本体部6を構成する外装フイルム1
と2枚の隔離フイルム3,4が一枚のフイルムを折り曲
げて形成したものとすることが好ましい。
【0011】このようにすれば、おにぎり用包装材製造
機にかけるフイルムロールが、従来のおにぎり用包装材
製造機では外装フイルムと2枚の隔離フイルムの3つ必
要であったが、この発明では隔離フイルム3,4をフイ
ルムの両端を折り曲げることにより形成しているので、
おにぎり用包装材製造機にかけるフイルムロールが一つ
になる。そのため、包装材製造機にかけるフイルムロー
ルの数が減り、フイルムロールの掛け替え作業が減る。
【0012】請求項4に記載のように、請求項1,2又
は3記載の構成に加え、本体部6の長辺側端部に形成さ
れた接着部9を、上下端に近い部分を幅狭く、袖部7,
8に近い部分を幅広くなるように形成し、さらに袖部
7,8との間に切り込み部10を設けたものとすることが
好ましい。
【0013】上下端に近い部分の接着部9の幅を狭く形
成すれば、包装したときに本体部6の上下端の角部が折
り曲げられることがないので、包装しやすくなり、袖部
7,8に近い部分の接着部9の幅を幅広く形成すれば、
おにぎりの底部角付近が接着部9で覆われ、充分に包装
されるようになる。切り込み部10は、包装するときに、
本体部6をにぎり飯Nに沿って折り曲げやすくなる。
【0014】請求項5に記載のように、請求項1,2,
3又は4記載の構成に加え、袖部7,8が本体部6と別
体に設けられたものであり、本体部6の接着部9の中央
部分9aに接着されて形成されたものとすることが好まし
い。
【0015】このようにすれば、袖部7,8を外装フイ
ルム1と一体に形成した場合に比べ、使用するフイルム
材料が少なくなる。
【0016】請求項6に記載のように、請求項5記載の
構成に加え、袖部7,8が不透明なフイルムからなるも
のとすることが好ましい。
【0017】このようにすれば、包装したときに外装フ
イルム1の重なり部分が袖部7,8により隠されて見え
なくなるだけでなく、袖部7,8に印刷を施して製造年
月日や原材料等の表示部とすることができるようにな
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0019】図1は、この発明のおにぎり用包装材の隔
離フイルム側より見た正面図、図2は、図1のA−A断
面図である。
【0020】この発明のおにぎり用包装材は、図1に示
すように、略縦長略矩形の外装フイルム1と、外装フイ
ルム1の短辺側略中央に設けられた外装フイルム1を長
辺方向に引き裂く引き裂き手段2と、外装フイルム1の
内側略中央で端部が上下に重合するように配され、且つ
外装フイルム1の長辺側端部と接着された2枚の隔離フ
イルム3,4と、外装フイルム1と隔離フイルム3,4
の間に挿入されたシート状食品5からなる本体部6と、
本体部6の長辺側中央の左右端部に形成された三角にぎ
り飯の斜面を覆う袖部7,8とからなる。
【0021】外装フイルム1は、透明で湿気を通さない
フイルムからなるものであり、短辺側略中央に引き裂き
手段2である二つの切欠き2a,2aとカットテープ2bを設
けている。上下端の短辺側の幅は、最小幅部分で約80
mm、最大幅部分で95mmであり、従来のもの(約145
mm)に比べて短く、左右の接着部を除くシート状食品収
納部の長さLが、三角おにぎりの底面の一辺の長さ(約
75mm)と略等しくなっている。さらに、長辺側の長さ
は、三角おにぎりの表面と裏面と底面を覆う長さ(約1
80mm)となっている。
【0022】外装フイルム1と隔離フイルム3,4は、
図2及び図3に示すように、一枚のフイルムを折り曲げ
て形成したものであり、隔離フイルム3,4の端部は外
装フイルム1の内側略中央で上下に重合するようになっ
ている。
【0023】そして、図4に示すように、フイルムの左
右の端部を一定の幅(約10mm)で接着したのち、上下
端に近い部分を幅狭く、袖部に近い部分を幅広くなるよ
うに四方の接着部9・・9を斜めにカットし、さらに袖
部7,8の接着部との間にV字形の切り込み部10を設け
ている(図5参照)。さらに、外装フイルム1の上下端
部は、引き裂き手段2を設けた部分を除き、隔離フイル
ム3,4と接着されている。接着部9の幅を上下端に近
い部分を幅狭く形成しているのは、包装したときに、接
着部9の上下端に近い部分が、三角おにぎりの斜面から
はみだして折れ曲がらないようにするためであり、袖部
に近い部分を幅広くなるように形成しているのは、三角
おにぎりの底部の角部が、露出しにくいようにするため
である。
【0024】外装フイルム1と隔離フイルム3,4の間
にはシート状食品5が挿入され、本体部6を形成してい
る。尚、シート状食品5は、フイルムの左右を折り曲げ
るときに挿入される。
【0025】袖部7,8は、不透明なフイルムからな
り、三角おにぎりの斜面部分を覆う長さを有しており、
その幅は三角おにぎりの幅(約40mm)と略等しくなっ
ている。さらに、袖部7,8は、接着部9の中央部分9a
に溶着されている。
【0026】シート状食品5は、本実施例では具体的に
は焼き海苔を使用しているが、勿論焼き海苔に限定する
ものではなく、シート状に形成された食品であれば任意
のものに変更することもできる。シート状に形成された
食品とは、具体的には、ゼラチンでシート状に形成され
た昆布や鰹節以外にも、薄焼き卵、畳鰯等が挙げられ
る。シート状食品5の幅は、従来のものに比べ、2/3
の寸法となっている。
【0027】このおにぎり用包装材の製造方法について
簡単に説明すると、ロールに巻かれた幅205mmのフイ
ルムの両側を55mmずつ折り曲げて外装フイルム1と隔
離フイルム3,4とし、その間にシート状食品5を挿入
してから、サイドシーラーで左右を均等な幅(約10m
m)で接着して接着部を形成し、その後ダイカッターで
接着部9の形状を整える。次に、エンドシーラーで上下
の端部を接着してから一枚毎に切断し、本体部6を形成
する。最後に、別のフイルムロールから供給された袖部
7,8を接着部9の中央部分9aに溶着し、おにぎり用包
装材が完成する。
【0028】このように、この発明では、外装フイルム
1と隔離フイルム3,4が一つのフイルムで構成されて
いるので、外装フイルム1と隔離フイルム3,4を別々
のフイルムロールを使用して形成する場合に比べておに
ぎり用包装材製造機にかけるフイルムロールの数が減
り、フイルムロールを交換する手間が少なくなる。
【0029】以上のようにして製造されたおにぎり用包
装材を、隔離フイルム3,4側を上向けにして置き、そ
の上側部分に三角に形成されたにぎり飯Nを置き(図6
参照)、本体部6の下側の部分でにぎり飯Nの裏側面と
斜面に沿わせてから、本体部6の上側部分をにぎり飯N
の斜面に沿わせて包み、さらに袖部7,8で三角にぎり
飯Nの斜面を覆い、袖部7,8の先端同士を合わせて熱
接着する。このとき、袖部7,8が、本体部6のにぎり
飯Nの斜面に沿って折り曲げた部分を、にぎり飯Nの斜
面に密着するように押すので、おにぎりの角部が開か
ず、きっちりと包装される。
【0030】図7はおにぎりの包装された状態であり、
便宜上透明な状態で示しているが、袖部7,8は不透明
なフイルムからなるものであるので、おにぎりの斜面に
折り込んだ部分が見えず、外観の良いものとなる。さら
に、袖部7,8は、品質補償期間、栄養成分、原材料の
表示としても使用できる。
【0031】この表示は、印刷により表示しても良い
し、ラベルを貼り付けることにより表示しても良い。
【0032】このようにして包装されたおにぎりを食べ
るときは、カットテープ2bを引いて外装フイルム1を二
分し、二分された外装フイルム1の一方を引くと、隔離
フイルム3も一緒に抜け、シート状食品5が三角に形成
されたにぎり飯Nの半分に被さる。
【0033】次におにぎりを持ちかえて、二分された他
方の外装フイルム1を引くと、隔離フイルム4も一緒に
抜け、シート状食品5がにぎり飯N全体に被さる。
【0034】以上が実施例であり、接着部9の幅を、上
下端に近い部分を幅狭く形成し、袖部に近い部分を幅広
く形成したものとしたが、同一幅としても実施できる。
【0035】また、使用するフイルムを引き裂き方向性
を有する易カットフイルムとすれば、カットテープは省
略して実施することができる。また、カットテープに代
えて、カット糸を使用することもできる。
【0036】またさらに、カットテープを引きやすくす
るために、隔離フイルム3,4のカットテープの上端と
の重なり部分に切欠き3a,4aを設けることもできる。
【0037】またさらに、袖部7,8を本体部6と別体
とした実施例を示したが、幅広のフイルムを使用すれ
ば、外装フイルム1と袖部7,8を同一のフイルムから
なるものとして実施することもできる。
【0038】
【発明の効果】この発明のおにぎり用包装材では、上述
のように構成されており、袖部7,8が本体部6の端を
にぎり飯Nの斜面に密着するように押すので、おにぎり
の角部が包装材の弾発力により開くことがなく、きっち
りと包装でき、包装されたにぎり飯Nが殆ど外気に触れ
ることがないので、衛生的なものになる。さらに、本体
部6の幅が従来のおにぎり用包装材に比べて狭く、間に
挿入されたシート状食品の幅が従来のものに比べ約2/
3であるので、安価に製造できるという効果もある。
【0039】請求項2に記載のように、請求項1記載の
構成に加え、本体部6の長辺側端部に形成された接着部
9を除いたシート状食品収納部の短辺方向の長さLが、
略にぎり飯Nの底部を覆う長さとすれば、にぎり飯Nを
包んだときに、本体部6の下側の部分が上側部分で折り
曲げられることがないので、食べるときにシート状食品
が引っ掛からず簡単に抜け、食べやすいものとなる。
【0040】請求項3に記載のように、請求項1又は2
記載の構成に加え、本体部6を構成する外装フイルム1
と2枚の隔離フイルム3,4が一枚のフイルムを折り曲
げて形成したものとすれば、おにぎり用包装材製造機に
かけるフイルムロールの数が減り、その結果フイルムロ
ールの掛け替え作業が減り、作業効率が良くなるという
効果がさらに加わる。
【0041】請求項4に記載のように、請求項1,2又
は3記載の構成に加え、本体部6の長辺側端部に形成さ
れた接着部9を、上下端に近い部分を幅狭く形成すれ
ば、包装したときに本体部6の上下端の角部が折り曲げ
られることがないので、包装しやすくなり、袖部7,8
に近い部分の接着部9の幅を幅広く形成すれば、おにぎ
りの底部角付近が接着部9で覆われ、充分に包装される
ようになり、より外気に接する部分が少なくなるので、
衛生的になる。切り込み部10は、包装するときに、本体
部6をにぎり飯Nに沿って折り曲げやすくなり、包装が
容易になる。
【0042】請求項5に記載のように、請求項1,2,
3又は4記載の構成に加え、袖部7,8が本体部6と別
体に設けられたものであり、本体部6の接着部9の中央
部分9aに接着されて形成されたものとすれば、袖部7,
8を外装フイルム1と一体に形成した場合に比べ、使用
するフイルム材料が少なくなり、安価になる。
【0043】請求項6に記載のように、請求項5記載の
構成に加え、袖部7,8が不透明なフイルムからなるも
のとすれば、包装したときに外装フイルム1の重なり部
分が袖部7,8により隠されて見えなくなり、外観が良
くなるだけでなく、袖部7,8に印刷を施して製造年月
日や原材料等の表示部とすることができるようになり、
従来必要であったラベルが不要となり、生産効率が良く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のおにぎり用包装材の隔離フイルム側
より見た正面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】この発明のおにぎり用包装材の本体部を製造す
る工程を説明する説明図である。
【図4】この発明のおにぎり用包装材の本体部を製造す
る工程を説明する説明図である。
【図5】この発明のおにぎり用包装材の本体部を製造す
る工程を説明する説明図である。
【図6】この発明のおにぎり用包装材を使用して包装す
るときの手順を示す説明図である。
【図7】この発明のおにぎり用包装材を使用しておにぎ
りを包装した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
L シート状食品収納部の短辺方向の長さ N にぎり飯 1 外装フイルム 2 引き裂き手段 3,4 隔離フイルム 5 シート状食品 6 本体部 7,8 袖部 9 接着部 9a 中央部分 10 切り込み部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E035 AA09 AB10 BB01 BB08 BC02 BD02 CA07 3E086 AB01 AC14 AD13 BA04 BA15 CA02 4B023 LC05 LE15 LP18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦長の外装フイルム(1)と、外装フイ
    ルム(1)の短辺側略中央に設けられた外装フイルム
    (1)を長辺方向に引き裂く引き裂き手段(2)と、外
    装フイルム(1)の内側略中央で端部が上下に重合する
    ように配され、且つ外装フイルム(1)の長辺側端部に
    接着された2枚の隔離フイルム(3,4)と、外装フイ
    ルム(1)と隔離フイルム(3,4)の間に挿入された
    シート状食品(5)からなる本体部(6)と、本体部
    (6)の長辺側中央の左右端部に形成された三角形に形
    成されたにぎり飯(N)の斜面を覆う袖部(7,8)と
    を有することを特徴とするおにぎり用包装材。
  2. 【請求項2】 本体部(6)の長辺側端部に形成された
    接着部(9)を除いたシート状食品収納部の短辺方向の
    長さ(L)が、略にぎり飯(N)の底部を覆う長さであ
    ることを特徴とする請求項1記載のおにぎり用包装材。
  3. 【請求項3】 本体部(6)を構成する外装フイルム
    (1)と2枚の隔離フイルム(3,4)が一枚のフイル
    ムを折り曲げて形成したものであることを特徴とする請
    求項1又は2記載のおにぎり用包装材。
  4. 【請求項4】 本体部(6)の長辺側端部に形成された
    接着部(9)を、上下端に近い部分を幅狭く、袖部
    (7,8)に近い部分を幅広くなるように形成し、さら
    に袖部(7,8)との間に切り込み部(10)を設けたこ
    とを特徴とする請求項1,2又は3記載のおにぎり用包
    装材。
  5. 【請求項5】 袖部(7,8)が本体部(6)と別体に
    設けられたものであり、本体部(6)の接着部(9)の
    中央部分(9a)に接着されて形成されていることを特徴
    とする請求項1,2,3又は4記載のおにぎり用包装
    材。
  6. 【請求項6】 袖部(7,8)が不透明なフイルムから
    なるものであることを特徴とする請求項5記載のおにぎ
    り用包装材。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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