JP2003192075A - 包装三角おにぎり及びその包装シート - Google Patents

包装三角おにぎり及びその包装シート

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JP2003192075A
JP2003192075A JP2001388638A JP2001388638A JP2003192075A JP 2003192075 A JP2003192075 A JP 2003192075A JP 2001388638 A JP2001388638 A JP 2001388638A JP 2001388638 A JP2001388638 A JP 2001388638A JP 2003192075 A JP2003192075 A JP 2003192075A
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rice ball
triangular
outer film
sheet
film
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Makoto Suzuki
允 鈴木
Eiichi Suzuki
栄一 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装三角おにぎりにおいて、包装を二通りの
方法で解くことを可能にする。 【解決する手段】 幅方向の略中央部にて長手方向に分
断可能な分断可能部21を有し、該分断可能部の一端から
摘み片22を突設した外フィルム2と、2枚のフィルム片
51、51をその長手方向に沿う内側縁を重ね合わせてなる
内フィルム5との間にシート状食品4を挟み、外フィル
ム2と内フィルム5の外周側を熱溶着して形成した略矩
形の包装シート1の長手方向の略中央部に三角おにぎり
飯7を載せ、包装シート1を三角おにぎり飯7の両三角
面71、71に被せると共に、包装シート1の一端両側を包
装シート1の他端両側に折り重ね、該他端両側を三角お
にぎり飯(7)の反対側の三角面71上に折り畳み、外フィ
ルム2の摘み片22を三角おにぎりの1つの頂部に対応さ
せている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、シート状食品をフィル
ムで挟んだ三角おにぎり用の包装シート及び該包装シー
トで包装した包装三角おにぎりに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は、従来の斯種包装三角おにぎり
を示し、包装に使用される包装シート(1)は、外フィル
ムと内フィルムとの間にシート状食品を挟んで形成され
ている。包装シートの外フィルム(2)には、幅中心にフ
ィルムの全長に亘ってカットテープ(図示せず)を施した
ものと、フィルムの全長に亘って断続的な切込み線(21
a)を施したものがある。
【0003】三角おにぎり飯を包装するには、包装シー
トの長手方向の中央部に三角おにぎり飯を載せ、包装シ
ート(1)を三角おにぎり飯の両三角面に被せ、包装シー
トの一端両側をシートの他端両側に重ね、該他端両側を
三角おにぎり飯の反対側の三角面上に折り重ね、図16
に示す如く、最後に折り畳んだ端部(12)と該端部(12)が
重なっている内側の端部(11)に跨ってラベル(6)を貼り
付ける。
【0004】包装三角おにぎりの包装を解くには、外フ
ィルムにカットテープを施してあるものは、三角おにぎ
りの頂部に位置するカットテープの端を摘んで引っ張る
ことによって外フィルムを引き裂き、該引裂き部を挟ん
で対向する三角おにぎりの両端耳部(15)(15)を摘んで、
左右に引っ張る。シート状食品を残して内フィルムと外
フィルムを引っ張り出され、シート状食品は直接におに
ぎり飯に被さる。外フィルムに断続的な切込み線(21a)
を施したものは、該切込み線を挟んで対向する三角おに
ぎりの両端耳部(15)(15)を左右に引っ張って、切込み線
(21a)から左右に外フィルム(2)を引き裂く。これによ
ってシート状食品を残して内フィルムと外フィルムが引
っ張り出され、シート状食品は直接におにぎり飯に被さ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記外フィルムの幅中
心に断続的な切込み線を施している包装三角おにぎりの
包装を解く場合でも、不慣れな場合は、カットテープを
施したおにぎりの包装を解く様に、おにぎりの頂部から
無理に包装を解こうとして、外フィルムと内フィルムを
シート状海苔と一緒にバラバラにしておにぎり飯から引
き外してしまったり、おにぎり飯の原形を壊してしまう
ことがあった。
【0006】本発明は、外フィルムにカットテープ代わ
りとなる摘み片と分断可能部を設けけることにより、三
角おにぎりの頂部側からでも、或いは両端の耳部を摘ん
で左右に引っ張って、包装を解くことのできる包装三角
おにぎり及びその包装シートを明らかにするものであ
る。
【0007】
【課題を解決する手段】本発明の包装シートは、幅方向
の略中央部にて長手方向に分断可能な分断可能部(21)を
有している外フィルム(2)と、2枚のフィルム片(51)(5
1)をその長手方向に沿う内側縁を重ね合わせてなる内フ
ィルム(5)との間にシート状食品(4)を挟み、外フィル
ム(2)と内フィルム(5)の外周側を熱溶着した略矩形の
包装シート(1)において、外フィルムの分断可能部(21)
を該外フィルムの一端から外側へ延長して摘み片(22)を
形成している。
【0008】本発明の包装三角おにぎりは、上記包装シ
ート(1)の長手方向の略中央部に三角おにぎり飯(7)を
載せ、包装シート(1)を三角おにぎり飯(7)の両三角面
(71)(71)に被せると共に、包装シート(1)の一端両側を
該シートの他端両側に折り重ね、該他端両側を三角おに
ぎり飯(7)の反対側の三角面(71)上に折り畳み、外フィ
ルム(2)の摘み片(22)を三角おにぎりの1つの頂部に対
応させている。
【0009】
【作用及び効果】包装三角おにぎりの包装を解くには、
2通りの方法がある。1つは、外フィルム(2)の分断可
能部(21)を挟んで両端に位置する耳部(15)(15)を摘ん
で、左右に引っ張る。外フィルム(2)の切込み線(21a)
から該フィルムが引き裂かれると共に、シート状食品を
残して内フィルムと外フィルムが引っ張り出され、シー
ト状食品は直接におにぎり飯に被さる。
【0010】他の1つの方法は、三角おにぎりの頂部に
位置する外フィルム(2)の摘み片(22)を摘ん該頂部と対
向するおにぎりの底辺を経て、おにぎりの背面側へ向か
う様引っ張って該摘み片(22)に連続する分断可能部(21)
を分断して外フィルム(2)を左右に2分する。摘み片(2
2)は外フィルム(2)の端縁より外側に突出していたか
ら、包装状態のおにぎりにおいても、摘み片(22)はおに
ぎりの頂部よりも外側に起立した状態となっており、摘
み片(22)の存在が分かり易く、又、摘んで引っ張り易
い。次に、外フィルム(2)の分断部を挟んで両側に位置
する耳部(15)(15)を引っ張る。前記同様にして、内フィ
ルムと外フィルムだけが引っ張り出され、シート状食品
は直接におにぎり飯に被さる。
【0011】摘み片(22)を引っ張って外フィルム(2)を
2分してから、両端の耳部(15)(15)を左右に引っ張って
も、或いはいきなり両端の耳部(15)(15)を左右に引っ張
っても包装を解くことができるから、従来のカットテー
プ式に慣れている者でも、とまどうことなく、美しく包
装を解くことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の包装三角おにぎりは、工
場生産されてコンビニエンスストア等で販売される量販
品である。図1は本発明の包装シート(1)を分解した斜
面図、図2は包装シート(1)の一部を破断した斜面図、
図3は包装シート(1)の断面図である。包装シート(1)
は、外フィルム(2)と内フィルム(5)との間に中間フィ
ルム(3)及びシート状食品(4)を挟んで構成される。
【0013】外フィルム(2)は長さ約225mm、幅約1
45mmの長方形に形成されている。外フィルム(2)の幅
方向の略中央部には、長手方向の全長に亘って所謂ミシ
ン目と呼ばれる断続的な2本の切込み線(21a)(21a)が3
〜10mmの間隔を存して平行に施され、切込み線(21a)
(21a)を含む切込み線(21a)(21a)間を分断可能部(21)と
なしている。分断可能部(21)の一端に、切込み線(21a)
(21a)の幅で分断可能部(21)に連続して5〜10mm突出
した摘み片(22)が設けられ。外フィルム(2)の摘み片(2
2)の反対側には、該摘み片(22)に対応する大きさの切欠
き部(23)が形成される。外フィルム(2)の摘み片(22)側
の端部の両隅に、斜めにカットされたカット縁(13)(14)
が形成されている。
【0014】内フィルム(5)は、2枚の同形の略矩形の
フィルム片(51)(51)を、互いに長手方向に沿う内縁どう
しを5〜15mm幅で重ね合わせて全体の輪郭が外フィル
ム(2)の輪郭と一致する様に形成されている。内フィル
ム(5)には、前記外フィルム(2)の摘み片(22)、切欠き
部(23)及びカット縁(13)(14)との対応位置に摘み片(22
a)、切欠き部(23a)及びカット縁(13a)(14a)が形成され
ている。
【0015】中間フィルム(3)は、幅約20mm、長さは
外フィルム(2)の長さと一致した帯状フィルムであっ
て、外フィルム(2)の断続的な切込み(21a)(21a)からの
外気の侵入を防止して後記するシート状食品(4)が湿気
ることを防止するものである。
【0016】包装シート(1)は、図2の如く、内フィル
ム(5)を構成するフィルム片(51)(51)の重なり部を除い
て、外周縁が熱溶着(17)されている。前記外フィルム
(2)と内フィルム(5)の摘み片(22)(22a)、切欠き部(2
3)(23a)及びカット縁(13)(13a)(14)(14a)は、外フィル
ムと内フィルムの材料である巻回長尺帯状フィルムを繰
り出しつつ、上下のフィルム間に中間フィルム(3)とシ
ート状食品(4)を挟み、必要部分を加熱ローラによって
熱溶着し、袋単位に溶断する際に、同時形成される。切
欠き部(23)(23a)は、本発明にとって必要ではないが、
摘み片(22)(22a)を溶断形成する際に、必然的に形成さ
れてしまう。カット縁(13)(13a)、(14)(14a)のカットの
角度、大きさは、図6に示し後記する如く、最後におに
ぎりの三角面に折り畳まれるシートの端部(12)のカット
縁(14)(14a)が、三角おにぎりの上部から底辺に延びる
外フィルム(2)の分断可能部(21)に重なって沿う様に決
められている。外フィルム(2)の摘み片(22)と内フィル
ム(5)の摘み片(22a)は溶着されていない。
【0017】シート状食品(4)は、実施例ではシート状
海苔(4a)であって、外フィルム(2)及び内フィルム(5)
よりも1回り小さい矩形体であり、前記包装シート(1)
のカット縁(13)(14)の反対側の端部両端に斜めにカット
部(41)(41)を有している。シート状海苔(4a)の4隅にカ
ット部を施しても可い。
【0018】図4に示す如く、包装シート(1)の長手方
向の中央部に三角おにぎり飯(7)を立てた状態に載せ、
包装シートを三角おにぎり飯の両三角面(71)(71)に被せ
る。図5に示す如く、包装シート(1)のカットされてい
ない側の端部を、カット側端部へ折り重ねる。折重ねた
側のシート状海苔(4a)の端部は斜めにカットされている
から、シートの端部どうしが折り重なった部分におい
て、シート状海苔(4a)が折り曲がることはなく、包装を
解いた際に、シート状海苔(4a)の折り曲がり部分が千切
れてフィルム側に残ってしまう無駄を無くすことが出来
る。
【0019】次に、図6に示す如く、包装シート(1)の
カット側の両側部を三角おにぎり飯(7)の側辺上に折り
込み、更にカット縁(13)(14)側の両端を三角おにぎり飯
(7)の反対側の三角面上に折り重ねる。外フィルム(2)
の分断可能部(21)は、三角おにぎりの上頂部から、底辺
の中央へ延びている。外フィルム(2)の摘み片(22)は、
分断可能部(21)が重なっている三角おにぎりの頂部に位
置する。おにぎりの三角面上にて最後に折り重ねられた
包装シート(1)の端部(12)と最後から2番目に畳まれた
端部(11)に跨がる様にラベル(6)を貼る。
【0020】ラベル(6)は、裏面の両端側に接着剤層(6
1)(61)を有し、中央部には接着剤層は存在していない。
ラベル(6)は、外フィルム(2)の分断可能部(21)を跨い
でおり、両接着剤層(61)(61)の内、図6において、右側
の接着剤層(61)は、最後から2番目に畳まれた包装シー
トの端部(11)に掛かり、左側の接着剤層(61)は最後に折
り畳まれた包装シートの端部(12)に掛かっており、この
2つの端部(11)(12)に共通の接着剤層(61)が跨って被さ
ってはいない。
【0021】図10Aに示す如く、ラベル(6)の中央部
には外フィルム(2)の分断可能部(21)に沿う様に断続的
な切込み(62a)を施して分断可能部(62)を形成してい
る。該切込み(62a)は、外フィルム(3)の分断可能部(2
1)に重なっている。又、ラベル(6)の引き裂き開始側の
側縁の、分断可能部(62)との対応位置にV字状切込み(6
3a)を開設して引裂き案内部(63)を形成している。
【0022】包装三角おりぎりの3つの頂部に突出した
包装耳部(15)(15)(15)は熱溶着して閉じられ、異物混入
を防止している。前記外フィルム(2)の摘み片(22)は、
近接する耳部(15)と一緒に溶着されてはおらず、摘み片
(22)が溶着耳部(15)から手前に浮い状態に包装おにぎり
頂部から突出している。
【0023】然して、上記包装おにぎりの包装は、2通
りの方法で解くことができる。1つの方法は、図8に示
す如く、外フィルム(2)の分断可能部(21)を挟んで両端
に位置する耳部(15)(15)を摘んで、左右に引っ張る。外
フィルム(2)の2本の切込み線(21a)の何れか、ときに
は両方の切込み線(21a)(21a)から外フィルム(2)が引き
裂されると共に、シート状海苔(4a)を残して内フィルム
と外フィルムが引っ張り出され、シート状海苔(4a)は直
接におにぎり飯に被さる。
【0024】他の1つの方法は、図9に示す如く、三角
おにぎりの頂部に位置する外フィルム(2)の摘み片(22)
を摘ん該頂部と対向するおにぎりの底辺を経て、おにぎ
りの背面側へ向かう様に引っ張って該摘み片(22)に連続
する分断可能部(21)を分断して外フィルム(2)を左右に
2分する。分断可能部(21)は、平行な切込み線(21a)(21
a)にて形成されているため、摘み片(22)を引っ張ること
ににより、簡単に外フィルム(2)を2分できる。次に、
外フィルム(2)の分断部を挟んで両側に位置する耳部(1
5)(15)を引っ張る。前記同様にして、内フィルムと外フ
ィルムだけが引っ張り出され、シート状食品は直接にお
にぎり飯に被さる。
【0025】上記の如く、摘み片(22)を引っ張って外フ
ィルム(2)を2分してから、両端の耳部(15)(15)を左右
に引っ張っても、或いはいきなり両端の耳部(15)(15)を
左右に引っ張っても、包装を解くことができるから、従
来のカットテープ式に慣れている者でも、とまどうこと
なく、美しく包装を解くことができる。
【0026】上記何れの場合でも、ラベル(6)の存在が
外フィルム(2)を幅中心で左右に2分するための支障と
なることがあるが、実施例の場合、包装シート(1)の最
後と最後から2番に折り畳まれた端部(12)(11)に隠れて
いる外フィルム(2)の分断可能部(21)に引き裂き力が作
用すれば、その力は直接にラベル(6)に作用する。ラベ
ル(6)には、外フィルム(2)の断続的な切込み(21a)と
の対応位置に、断続的な切込み(62a)が形成され、更に
断続的な切込み(62a)に対応してラベル(6)の引き裂き
側の側縁にV字状切込み(63a)が形成されているため、
外フィルム(2)の引き裂きがラベル(6)に達するとラベ
ル(6)のV字状切込み(63a)から断続的な切込み(62a)に
沿ってラベル(6)は簡単に引き裂かれ、円滑に包装を解
くことができる。
【0027】尚、実施例では、包装シート(1)の一端側
の両隅にカットを施したが、両隅でなくても、最後にお
にぎりの三角面上に畳む側の隅部を斜めにカットするだ
けでも上記と同様の効果を得ることできる。
【0028】図11は、外フィルム(2)の分断可能部(2
1)の他の実施例を示しており、外フィルム(1)を長手方
向に裂け易い方向性フィルムとし、該外フィルムの一端
側中央に前記と同様の摘み片(22)を突設し、摘み片(22)
に連続し、摘み片の幅で外フィルム(2)に短く平行に切
込み(10)(10)を施し、摘み片(22)の幅で連続する外フィ
ルムの長手方の全長が分断可能部となす様にしたもので
ある。図12に示す如く、摘み片(22)を引っ張ると、二
点鎖線で示す様に、摘み片(22)の幅で細帯状に外フィル
ム(2)を裂くことができる。上記切込み(10)(10)を省略
しても外フィルム(2)を裂くことに問題はない。
【0029】更に、図13に示す如く、外フィルム(2)
の全長に亘って加熱線(21b)を形成して分断可能部(21)
となしても可い。加熱線(21b)は、図14に示す如く、
ヒータ(図示せず)を内蔵したローラ(8)をフィルム上に
真っ直ぐに転動させて形成できる。加熱線(21b)は、フ
ィルムが浅く溶融して溝条となり、薄肉で且つ加熱によ
って脆くなって、分断し易くなっている。
【0030】外フィルム(2)の分断可能部(21)の形成の
ために、外フィルム(2)に表裏に貫通する切込み線(21
a)を設ける必要のない場合は、中間フィルム(3)は不要
である。
【0031】本発明の実施に際し、ラベル(6)の分断可
能部(62)は、ラベル(6)にラベルを貫通させずに浅い切
込み線を施し、薄肉部でラベルが繋がってる様に形成す
ることも可能である。
【0032】図10Bは、ラベル(6)の分断開始側の側
縁に肉眼で目視できる或いは肉眼では目視できない程度
のV字状の切込み列(63b)を施して引裂き案内部(63)と
したラベル(6)の他の実施例を示している。図10C
は、ラベル(6)の分断開始側の側縁に該側縁に直交する
短い切込み(63c)を該側縁に沿って並べて施し引裂き案
内部(63)とした他の実施例を示している。図10Dは、
ラベル(6)の中央部に平行に断続的な切込み(62a)(62a)
を施して分断可能部(62)となしたものである。分断可能
部(62)の幅は図1に示す外フィルム(2)の分断可能部(2
1)の幅に対応させることができる。
【0033】本発明は上記実施例の構成に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載の範囲で種々の変形が可
能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】包装シートの分解斜面図である。
【図2】包装シートの一部を破断した斜面図である。
【図3】図2A−A線に沿う断面図である。
【図4】包装シートに三角おにぎり飯を載せた状態の斜
面図である。
【図5】包装手順の説明図である。
【図6】ラベルを貼る前の包装三角おにぎりの斜面図で
ある。
【図7】ラベルを貼った状態の包装三角おにぎりの斜面
図である。
【図8】包装を解く説明図である。
【図9】摘み片を引っ張って外フィルムを2分する説明
図である。
【図10】A図はラベルの第1実施例の正面図、B図は
第2実施例の正面図、C図は第3実施例の正面図、D図
は第4実施例の正面図である。
【図11】外フィルムの分断可能部の他の実施例の説明
図である。
【図12】図11の外フィルムを用いた包装シートで包
装三角おにぎりの斜面図である。
【図13】外フィルムに熱ローラによって浅溝を形成す
る説明図である。
【図14】熱ローラが外フィルムに食い込んでいる状態
の断面図である。
【図15】従来の包装三角おにぎりの斜面図
【図16】同上の背面側の斜面図
【符号の説明】
(1) 包装シート (2) 外フィルム (21) 分断可能部 (22) 摘み片 (21a) 切込み線 (4) シート状食品 (5) 内フィルム (6) ラベル
フロントページの続き Fターム(参考) 3E035 AA09 AB10 BB01 BC02 BD04 CA07 3E086 AA12 AB01 AC07 AC12 AC13 AC15 AC16 BA04 BA46 CA02 4B023 LE15 LG01 LP18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向の略中央部にて長手方向に分断可
    能な分断可能部(21)を有している外フィルム(2)と、2
    枚のフィルム片(51)(51)をその長手方向に沿う内側縁を
    重ね合わせてなる内フィルム(5)との間にシート状食品
    (4)を挟み、外フィルム(2)と内フィルム(5)の外周側
    を熱溶着した略矩形の包装シート(1)において、外フィ
    ルム(2)の分断可能部(21)を該外フィルムの一端から外
    側へ延長して摘み片(22)を形成している三角おにぎり包
    装シート。
  2. 【請求項2】 分断可能部(21)は、外フィルム(2)に平
    行に施された断続的な切込み線(21a)(21a)によって形成
    されている請求項1に記載の三角おにぎり包装シート。
  3. 【請求項3】 外フィルム(2)の分断可能部(21)は、線
    状に加熱した2本の加熱線(21b)が平行に施されて形成
    されている請求項1に記載の包装三角おにぎり包装シー
    ト。
  4. 【請求項4】 外フィルム(2)は長手方向に裂け易い方
    向性フィルムであって、摘み片(22)の幅で連続する外フ
    ィルムの長手方の全長が分断可能部(21)となっている請
    求項1に記載の三角おにぎり包装シート。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4の何れかに記載の包装シ
    ート(1)の長手方向の略中央部に三角おにぎり飯(7)を
    載せ、包装シート(1)を三角おにぎり飯(7)の両三角面
    (71)(71)に被せると共に、包装シート(1)の一端両側を
    該シートの他端両側に折り重ね、該他端両側を三角おに
    ぎり飯(7)の反対側の三角面(71)上に折り畳み、外フィ
    ルム(2)の摘み片(22)を三角おにぎりの1つの頂部に対
    応させている包装三角おにぎり。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4の何れかに記載の包装
    シート(1)の長手方向の略中央部に三角おにぎり飯(7)
    を載せ、包装シート(1)を三角おにぎり飯(7)の両三角
    面(71)(71)に被せると共に、包装シート(1)の一端両側
    を該シート(1)の他端両側に重ね、該他端両側を三角お
    にぎり飯(7)の反対側の三角面(71)上に折り畳んでその
    上からラベル(6)を貼り付け、外フィルム(2)の摘み片
    (22)を三角おにぎりの1つの頂部に対応させており、前
    記ラベル(6)は裏面の両端側のみに接着剤層(61)(61)を
    有し、中央部には外フィルム(2)の分断可能部(21)にほ
    ぼ沿う様に分断可能部(62)を有し、包装手順の最後にお
    にぎりの三角面上へ折り重なる包装シート(1)の角部は
    カットされて、カット縁(14)と該カット縁(14)が被さっ
    ている包装シートの端部(11)にはラベル(6)の接着剤層
    (61)が跨って被さっていないことを特徴とする包装三角
    おにぎり。
JP2001388638A 2001-12-21 2001-12-21 包装三角おにぎり及びその包装シート Pending JP2003192075A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007001665A (ja) * 2006-10-06 2007-01-11 Howa Sangyo Kk 米飯加工食品の包装体
KR101500637B1 (ko) * 2013-12-30 2015-03-09 (주)네이쳐앤휴먼지피 포장 제품 부착용 라벨스티커
JP2018162089A (ja) * 2017-03-27 2018-10-18 大阪シーリング印刷株式会社 ラベル及び包装体

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