JPH0322871A - 超音波モータ駆動装置 - Google Patents

超音波モータ駆動装置

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JPH0322871A
JPH0322871A JP1152096A JP15209689A JPH0322871A JP H0322871 A JPH0322871 A JP H0322871A JP 1152096 A JP1152096 A JP 1152096A JP 15209689 A JP15209689 A JP 15209689A JP H0322871 A JPH0322871 A JP H0322871A
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JP
Japan
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frequency
ultrasonic motor
value
voltage
electrostrictive element
Prior art date
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Pending
Application number
JP1152096A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Yoshioka
茂樹 吉岡
Takafumi Okamoto
岡本 孝文
Hideyuki Shibuya
渋谷 秀幸
Satoshi Ichikawa
聡 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業−1−の利用分野) 本発明は超音波モータ駆動装置に関し、特に温度変化等
が生じた場合であっても、適切に超音波モータを保護す
るようにした超音波モータ駆動装置に関するものである
(従来の技術) 近年、超音波振動により駆動力を得る、いわゆる超音波
モータが秤々開発され実用化されるに到っている。
この超音波モータは従来のモータに比べ部品点数が少な
く簡易な構成であり、低速回転域で安定した高いトルク
を発生し、応答性及び保持トルクが高いなどの種々の利
点を有する。
このような超音波モータを駆動するための従来の駆動装
置としては!lfs12図に示すようなものが知られて
いる。
弾性体である固定子101の表面1二には圧電体として
複数に分極された区分Aと区分Bの電爪素子が接着剤に
より固着されている。これらの区分Aと区分Bとのそれ
ぞれの電歪素子は互いに位相が90’異なるように配置
されている。また区分Aと区分Bのそれぞれの電歪素子
」二には電極101a,10lbが設けられている。こ
の電極101a、10lbには互いに位相が90″異な
る駆動電源が与えられる。また、電極101Cは、電歪
素子」二の振動波の振動状態を検出するためのモータ用
の電極である。
2極双投スイッチで成る起動スイッチSW+−+,S 
W 1− 2を開放状態に設定すると、パルス発振器1
08はコンデンサC3と可変抵抗R3によって定まる所
定の発振周波数で発振する。
次に起動スイッチS W + − +を閉じると、リン
グカウンタ10っは起動スイッチS W , − ,を
介してパルス発振器108からのパルス信号を人力し、
このパルス信号から相互に位相の異なるパルス信号φ1
.φ2,φ3,φ4を生成してスイッチング素子110
へ出力する。スイッチング素子110はトランス111
と接続されており、パルス信号φ1とφ3とによって正
弦波が生戊され、この正弦波が電極101aへ与えられ
る。またパルス信号φ2,φ4とによって余弦波が生成
され重極101bへ与えられる。これにより固定子10
1が励振され、進行性の振動波が発生して図示しない回
転子を回転させるようになっている。
コントロール回路112はモニタ用の電極101cから
の検出電圧と所定の基準電圧とを比較し、双方の差電圧
に応じてパルス発振器108の発振周波数を制御する。
このパルス発振器108の発振周波数を制御することに
より、電極101aと101bへ印加される駆動電源の
位相を90゜異ならせるようにしている。
以−Lの如く電極101aと101bへ印加される駆動
電源の位相差が90°に設定されると共に、この駆動電
源の駆動周波数が超音波モータの共振周波数よりもわず
かに高い値に設定されると超音波モータは回転駆動状態
を保持する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら第12図に示した従来例(,t、。電極1
01aへ印加される周波電圧の位相と、市極101cか
らの検出電圧の位相が90゜異なるように制御され、ま
た電極101a”−印加さ才]る]1′4波電圧の駆動
周波数が超音波モータの共振周波数の近傍の値に設定さ
れており、環境温度の変化等によってはこの設定された
駆動周波数が変動する場合が生じる。また環境温度が7
0℃以上又は超音波モータの表面温度が80℃以上に達
すると、弾性体と圧電素子を接着する接着剤が軟化し、
圧電素子の振動が弾性体へ伝わりにくくなる。例えば周
波電圧として最大振幅と最小振幅とのあいだの電圧、す
なわち振幅電圧300Vを電極101a,10lbへ印
加すると、環境温度70℃以下では電横1 0 1 c
から得れらる振輪電圧が100Vである場合に、環境温
度が80℃に達すると電極101cから得られる振幅電
圧が60Vに低下する。更に環境温度が」二昇して84
℃に達すると電極101cから得られる振幅電極が20
Vに低下する。このように環境温度が上昇すると電歪素
子の電気的インピーダンスが小さくなり、電市素子へ過
大な電極が流れ込み、この電J′!素子が焼損してしま
う場合が生じる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたもので、環境温度が
」二昇した場合であっても、確実に電歪素子の焼損を防
止し得る超音波モータ駆動装置を提供することを1」的
とする。
上記目的を達戊するための本発四が提供する手段は、第
1図に示すように弾性体と貼り合わされて一体に構戊さ
れる圧電体に所定の周波数の電住を印加して弾性体に超
音波振動を発生せし,める電源供給千段2と、前記圧電
体に流れる電流を検出する検出手段4と、この検出手段
4で検出される前記圧電体に流れる電流値が所定の値と
なるように前記電源供給手段2によって印加される駆動
周波数を制御する制御千段6とを有して構成した。
(作用) 本発明の超音波モータ駆動装置は、圧電体に電源供給千
段2からの所定の周波数の電斤を印加して該n[重体に
超音波振動を発生せしめ、この汗電体に発生した超音波
振動を当該斤電体と貼り合わされて一体に構成される弾
性体で増幅して駆動力を得るようにしている。また検出
千段4をhしており、この検出千段4を用いて前記圧電
体に流れる電流を検出し、この検出信号から前記圧電体
に流れる電流値が所定の値となるように制御千段6が前
記電源供給手段2によって印加される駆動周波数を制御
するようにした。
(実施例) 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説明
する。
まず、第2図乃至第4図を参照して構成を説明する。
第4図に示す如く超音波モータは回転子であるロータ1
0に対して弾性体である固定子1が接触状態に配置され
ており、弾性体に生じた進行性振動波によってロータ1
0を回転させるようにしている。また弾性体である固定
子1の表面には圧電体として分極処理された複数の電市
素子が接着剤により固着されている。これらの複数の電
龍素子は区分Aと区分Bとでなる2群の電歪素子を形戊
し、区分Aと区分Bとの電歪素了は位相が90゜異なる
ように配置されいる。
また第3図に示すように区分Aの電歪素了には電極1a
が設けられるとともに、他方の区分Bの電東素子には電
極1bが設けられている。これらの電極1aと電極1b
には互いに位相が90°異なる駆動電源が与えられるよ
うになっている。例えば電極1aに対して正弦波形で戒
る駆動周波数の周波電圧が与えられるとともに、電極1
bに対しては余弦波形で成る駆動周波数の周波電圧が与
えられる。また電極ICは、前述した電極1 a z1
bとは絶縁された電歪素子1二に配置され、この電歪素
子の振動状態に応じた検出信号を出力する。
また電IIV!1dは電極1a、1bおよびICに対す
る共通の電極である。
次に第2図を参照するにマイクロコンピュータ3はA/
D変換器29と接続されるとともに、D/A変換器5と
接続されており、A/D変換器29からの出力データを
読み取るとともに、この読み取った値に応じて超音波モ
ータの駆動周波数を決定し、この決定した駆動周波数に
関するデータをD/A変換器5へ出力する。従ってマイ
クロコンピュータ3からの出力データに基づいて超音波
モー夕の駆動周波数が決定されるようになっている。
またマイクロコンピュータ3は超音波モータの起動開始
時においては、予め設定された可変範囲内の駆動周波数
の値のうち、駆動周波数が−1二眼の値となるようなデ
ータを出力する。
D/A変換器5は電圧制御発振器(VCO)7と接続さ
れており、マイクロコンピュータ3から人力したディジ
タル信号のデータをアナログ信号のデータへ変換し、て
電圧制御発振器7へ出力する。
電圧制御発振器7は人力した信″−J電圧に応じて発振
周波数を変化させるものであり、この変化し得る発振周
波数の値は超音波モータの最適な駆動周波数を設定し得
る所定の範囲内の値に制限されている。また電圧制御発
振器7は超音波モータの最適な駆動状態においては、例
えば1.28MHzの発振周波数の矩形パルスを出力す
るようになっている。
分周器9は電圧制御発振器7と接続されるとともに、増
幅器11およびコイル13を介して電桶1aと接続され
ている。分周器9は電圧制御発振器7から出力される矩
形パルスの周波数を1/32に分周して出力する。この
分周器9によって分周されたパルス信号は増幅器11に
よって増幅された後にコイルl3を介して電極1aへ印
加される。
シフトレジスタ15のクロック人力端子Vは電圧制御発
振器7と接続されるとともに、データ人力端子Dが分周
器9の出力端子と接続されている。
またシフトレジスタ15の出力端子Q8が増幅器17、
眠抗18およびコイル19を介して電極1bと接続され
ている。このシフトレジスタ15はデータ入力端子Dか
ら人力したパルス信号、すなわち分周器9によって分周
されたパルス信号の11′r−相を90°だけ遅延させ
て出力端子Q8から出力する。このシフトレジスタ15
からのパノレスf言号は増幅器17によって増幅された
後に抵抗18及びコイルl9を介して電極1bへ印加さ
れる。従って、71bilaへ印加される周波電圧の位
相とは90°だけ異なる位相の周波電圧が電極1bへ印
加されるようになっている6 増幅器17とコイル1つとの間に接続された抵抗18は
、電歪素子へ流れる電流を検出するための検出抵抗であ
り、この抵抗18の両端が差動増幅器21と接続されて
いる。従って電歪素子へ流れる電流に相応する電圧が差
動増幅器21へ与えられる。
バンドパスフィルタ(B,P.F)25は差動増幅器2
1と接続されるとともに、整流器27と接続されている
。このバンドパスフィルタ25は差動増幅器21からの
出力信号のうち基本波成分、すなわち電歪素子へ印加さ
れる周波電圧の周波数と対応する信号成分のみを抽出し
て整流器27へ出力する。
整流器27はA/D変換器29を介してマイクロコンピ
ュータ3と接続されている。整流器27はバンドパスフ
ィルタ25からの出力信号を整流して直流電圧に変換す
る。A/D変換器29は整流器27からのアナログ量で
戊る電圧信号をディジタル信号に変換してマイクロコン
ピュータ3へ出力する。マイクロコンビュ・一タ3はA
/D変換器29から人力した信号を解読して、電歪素子
へ流れる電流値tdを判別し、この電流値1dが予め設
定し7た基準値10と等しくなるように駆動周波数を制
御する。
ここで基準値■0は電歪素子へ電流を流したときに、こ
の電歪素子が破損などの異常とならない程度の電流値に
設定される。
次に作用を説明する。
第5図に示すステップS1では図示しない電源スイッチ
がオン操作されるとマイクロコンピュータ3が動作を開
始して上限値の駆動周波数に関するデータをD/A変換
器5を介して電圧制御発振器7へ出力する。これにより
第6図(A)に示すように時刻t1において上限値の駆
動周波数でなる周波電圧が電極1aへ印加される。また
同時に?[hilbには前述した電極1aへ印加される
周波電圧の位相とは90°だけ異なる周波電圧が印加さ
れる。
ここで超音波モータの起動開始時におけるL限値の駆動
周波数について第7図を参照して説明する。
第7図は超音波モータヘ印加される周波電圧の周波数を
変化させた場合における超音波モータのインピーダンス
を示したものであり、インピーダンスの値が低くなる第
1の共振周波数f。.と、この第1の共振周波数f。.
を有する共振点の次の共振点となる第2の共振周波数f
。,とが認められる。
ここに超音波モータを駆動するに際して最適な駆動周波
数f1が第1の共振周波数f。,よりもわずかに高く■
つ反共振点の周波数f3より低い値、例えば40KHz
である場合には、この最適な駆動周波数f1より高い値
で■つ第2の共振周波数fobよりも低い値の駆動周波
数f,が起動開始時における上限値の駆動周波数として
設定される。
すなわち、使用する共振点の仕様最低温度における共振
周波数から、前記共振点の高周波側の次の共振点の仕様
最高温度における共振周波数までのうち任意の周波数を
起動開始時における−1二限値の駆動周波数として設定
する。仕様最高温度、仕様最低温度とは、例えばこの超
音波・モータの温度仕様が−30℃〜100℃とすると
、100℃を仕様最高温度とし、−30℃を仕様最低温
度とする。
再び第5図を参照するに、ステップS3ではA/D変換
器29、整流器27及びバンドパスフィルタ25を介し
て得られた差動振幅器21からの信号に基づいて電歪素
子へ流れる電流値1dを読み取る。ここで第7図に示す
ように起動開始時において、駆動周波数f5の周波電圧
が超音波モータヘリえらられたとしても、駆動周波数f
,の値が最適な駆動周波数f1よりも大きくがけ離れて
いるため超音波モータは駆動しない。
続いてステップS5では、ステップS3において読み取
った電流値1dと基準値IOとを比較しており、第6図
(b)に示す如く時刻hて電流値1dが基準値Noを下
回る場合にはステップS9へ進む。ステップS9では駆
動周波数の値を前述した上限値の駆動周波数f,より0
.1KHzだけ低い値に設定する。
続いてステップSllでは前記ステップs9において設
定した新な駆動周波数に関するデータをD/A変換器5
へ出力する。これにより電圧制御発振器7は3.  2
KHz (0、IKHzX32)だけ低い発振周波数の
矩形パルスを出力する。この電圧制御発振7から出力さ
れる矩形パルスは分周器9で分周された後に、増幅器1
1およびコイル13を介して亀極1aへ印加される。ま
た同様に電圧制御発振器7から出力される矩形パルスは
シフトレジスタ15によって位相を90″だけ遅延した
後に増幅器17およびコイル19を介して他方の電極1
bへ印加される。
ステップ811から再びステップS3へ戻り、前述した
動作を繰返して実行し、第6図に示す期間TI3のあい
だ電極1aおよびlb−.印加される駆動電源の駆動周
波数の値を順次0.IKHzずつ下げていく。
以]二の如く電極1aおよび1bへ印加される駆動電源
の駆動周波数を順次下げていくと第6図(A)および(
B)に示すように、時刻t3において超音波モータが駆
動を開始する。
超音波モータが駆動を開始する時刻t3から時刻t4ま
での期間においては、電流値1dが基準値10以下であ
るから、再びステップs3からステップSllまでの処
理を実行し、更に駆動周波数の値を0,IKHzずつ低
下させていく。
このように駆動周波数を周波数f1へ向けて順次下げて
いくことにより、超音波モータはその回転数とトルクが
徐々に増加し、これに応じて電流素子へ流れる電流値f
dも基準値ioへ近づいていく。
ここで電極1aおよび1bへ印加される周波電圧の駆動
周波数の値が最適な駆動周波数f1を飛び越えて、さら
に低い値に設定された場合には第6図に示す如く電流値
1dが基準値10を上回ってしまう。このように電流値
!dが基準値IOを1回ると、ステップS5からステッ
プ813へ進み、駆動周波数の値を0.1KHzだけ増
加させる。
これにより電極1aおよび1bへ印加される周波電圧の
駆動周波数の値が第1の共振周波数f。.の近傍であっ
て、且つこの第1の共振周波数f。.よりもわずかに高
い値、例えば最適な駆動周波数f,として40KHZが
設定される。
このように電流値Idを基準値10と等しくなるように
駆動周波数を制御することにより、電極1aおよび1b
へ印加される実際の駆動周波数の値が最適な駆動周波数
f,に設定される次に環境温度が上昇した場合の作用を
説明する。
第8図は周波電圧の駆動周波数に対する電希素子のイン
ピーダンスを示した図であり、rlh線a,b,cは超
音波モータの表面温度(圧電体の温度)がそれぞれ30
℃,50℃,80℃のときの特性鋤線である。第8図に
示す如く超音波モータの表面温度が上昇するに応じてイ
ンビー・ダンスが低下する。また同時に超音波モータの
回転数も低下する。
ここで、第6図に示す時刻t7において超音波モータの
表面温度が80℃以上に上昇したとすると、電歪素子と
弾性体とを接着している接着剤が軟化し、電歪素子から
の振動が弾性体へ伝わりにくくなり、弾性体における振
動波の振幅も小さくなって、超音波モータの回転数も低
下する。またこのように超音波モータの表面温度が80
℃以上に上昇すると、第8図に示す如く電歪素子のイン
ピーダンスが低下し、電歪素子へ流れる電流値Idが増
加する。このため電流値Idが基準値1oを」二回ると
ステップS5からステップ313へ進み、振動周波数を
0,IKHzだけ上昇させる。
これにより電歪素子へ流れる電流値1dが小さくなるよ
うに制御されるので電歪素子の焼損を確実に防止するこ
とができる。
また超音波モータの表面温度が通常の使用温度範囲内に
低下した場合には、7m正素子へ流れる電流値1dが基
準値1.と等しくなるように制御されるので、超音波モ
ータを最適な駆動周波数f1で正常に駆動させることが
できる。
次に第9図乃至第11図を参照して本発明に係る他の実
施例を説門する。
本実施例はA/D変換器2つ、整流器27及びバンドパ
スフィルタ25を介して得られる差動増幅機21からの
出力信号に基づいて電歪素子へ流れる電流値Idが予め
設定した閾値Isを」二回った場合には、超音波モータ
の表面温度が所定温度以−1二に−1二昇したと゛Pl
1断して電極1a,lbに対する駆動電源の供給を停止
するようにしたことを特徴とする。
第9図においてバンドパスフィルタ31はモニタ用の電
+ilcからの検出信号を人力し、この検出信号のうち
基本波成分、すなわち電歪素子へ印加される周波電圧の
周波数と対応する信号戊分のみを抽出する。整流器33
はバンドパスフィルタ31からの出力信号を整流して直
流電圧に変換する。A/D変換器35は整流器33から
のアナログ量で戊る電圧信号をデイジタル信号に変換し
てマイクロコンピュータ3へ出力する。
マイクロコンピュータ3はこのA/D変換器35からの
信号に応じて駆動周波数の値を制御する。
尚、前述した回路部以外の回路部については第2図に示
した実施例と同様であり、同一番号を付して詳細な説明
を省略する。
次に第10図を参照して第9図に示した実施例の作用を
説明する。
第10図は第5図と対応するものであり、同一の制御処
理については同一の番号を付している。
第10図に示すステップA5では電歪素子へ流れる電流
値1dと予め設定した閾値Isとを比較しており、第1
1図に示す如く超音波モータの起動開始時における時刻
tl!では電流値1dが閾値Is以下であるのでステッ
プS6へ進む。
ステップS6ではA/D変換器35からの人力信号を解
読して電歪素子の振動波の振輻値Hdを読み取る。
続いてステップS8では振幅値Hdと予め設定した閾値
Haとを比較しており、振幅値Hdが閾値HO以下であ
る場合には、ステップS9へ進み駆動周波数をQ,lK
Hz低下させる。
以上の如く順次駆動周波数を低下させると、第11図に
示す時刻t+3において超音波モータが起動し、以下駆
動周波数を低下する毎にトルク及び回転数が上昇する。
ここで駆動周波数が共振周波数foaと一致するまで(
ご低下してしまうと、不快音を発生したり、回転数がト
ルクに脈動が生じるので、このような状態に達する前に
振幅値Hdが閾値HOを上回るようになっている。この
ように振幅値Hdが閾値HOを上回るとステップS8か
らステップ813へ進み駆動周波数を0.1KHzだけ
上昇させる。
以−1二のように、振幅値Hdが基準値である閾値}N
oと等しくなるように、駆動周波数を制御することによ
り、最終的に共振周波数f asと反共振点の周波数f
3とのあいだの最適な駆動周波数f1に設定される。
次に超音波モータの表面温度が所定温度以1ユに」二昇
した場合の作用を説門する。
第11図に示す時刻t +5において超音波モータの表
面温度が例えば80℃以」二に」二昇したとすると、電
歪素子へ流れる電流値1dが増大する。この電流値Id
が閾値Isを上回ると、ステップS5からステップS1
4へ進み、電極1a,lbに対する駆動電源の供給を停
止する。これにより電正素子の焼損を防止することがで
きる。また超音波モータの表面温度が下がった場合には
、再び超音波モータを起動して正常に駆動することがで
きる。
尚、本実施例はいわゆる進行波方式の超音波モ・一夕に
ついて説明したが、定在波方式の超音波モータにも適用
できるものであり、これにより本願の要旨を逸脱するも
のではないことはいうまでもないことである。
[発明の効果] 以し説明してきたように本発明によれば、圧電体へ流さ
れる電流値が所定の値となるように駆動周波数を制御す
るように構成したので、超音波モータを効率良く作動さ
せることができるとともに、圧電体の温度が所定温度以
」二に4二昇した場合であっても確実に圧電体の焼損を
防止することができ、信頼性の向上を図ることができる
【図面の簡単な説明】
第1図はクレーム対応図、第2図は本発明に係る一実施
例のブロック図、第3図は超音波モータの電極構成を示
した説明図、第4図は超音波モータの縦断面図、第5図
は第2図の作用を示L7たフD−チャート、第6図は超
音波モータの駆動時における特性図、第7図は駆動電源
の周波数に対する電歪素子のインピーダンス特性を示し
,た特性図、第8図は電杏素子のインピーダンス特性を
各種温度毎に示した特性図、第9図は本発明に係る他の
実施例を示したブロック図、第10図は第9図の作用を
示したフローチャート、第11図は第9図の駆動時にお
ける特性図、第12図は従来例を示したブロック図であ
る。 2・・・電源供給手段 4・・・検出手段 6・・・制御手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 弾性体と貼り合わされて一体に構成される圧電体に所定
    の周波数の電圧を印加して弾性体に超音波振動を発生せ
    しめる電源供給手段と、 前記圧電体に流れる電流を検出する検出手段と、この検
    出手段で検出される前記圧電体に流れる電流値が所定の
    値となるように前記電源供給手段によって印加される駆
    動周波数を制御する制御手段と、 を有することを特徴とする超音波モータ駆動装置。
JP1152096A 1989-06-16 1989-06-16 超音波モータ駆動装置 Pending JPH0322871A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1152096A JPH0322871A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 超音波モータ駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1152096A JPH0322871A (ja) 1989-06-16 1989-06-16 超音波モータ駆動装置

Publications (1)

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JPH0322871A true JPH0322871A (ja) 1991-01-31

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ID=15532963

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