JPH09205785A - 振動アクチュエータの駆動装置 - Google Patents

振動アクチュエータの駆動装置

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JPH09205785A
JPH09205785A JP8012022A JP1202296A JPH09205785A JP H09205785 A JPH09205785 A JP H09205785A JP 8012022 A JP8012022 A JP 8012022A JP 1202296 A JP1202296 A JP 1202296A JP H09205785 A JPH09205785 A JP H09205785A
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JP
Japan
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voltage
power supply
conversion element
electromechanical conversion
vibration actuator
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JP8012022A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Mogi
清 茂木
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コギング現象を発生させずに振動アクチュエ
ータを駆動させる振動アクチュエータの駆動装置を提供
する。 【解決手段】 電気的エネルギーを機械的エネルギーに
変換する電気機械変換素子の機械的振動運動を利用して
駆動する振動アクチュエータの駆動装置において、直流
電源(4)と、前記直流電源から電力供給を受ける電圧
発生回路(6)と、前記電圧発生回路から供給される直
流電圧を交番電圧に変換して前記電気機械変換素子に印
加する直流−交流変換器(3)とを備え、前記電圧発生
回路は、前記交番電圧の一周期間に前記直流電源から供
給される平均電流が各周期で一定であり、前記電気機械
変換素子の励振状態に応じてその出力電圧値を変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的エネルギー
を機械的エネルギーに変換する電気機械変換素子によっ
て生じた振動により駆動する、いわゆる振動アクチュエ
ータの駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は、振動アクチュエータの一例と
して、回転式モータの一般的な構成を示す図である。図
12(A)は、振動アクチュエータ100の断面図であ
り、互いに接着されているロータ100−1及び摺動材
100−2からなるロータと、同様に互いに接着されて
いる弾性体100−3及び振動体100−4からなるス
テータとから構成されている。これらのロータとステー
タは、不図示の加圧手段により加圧接触されて駆動され
ている。
【0003】図12(B)は、振動体100−4の電極
配置を示す平面図である。電極100−4a及び100
−4bは入力電極である。これらの電極に、振動アクチ
ュエータ100ごとに定まった周波数であって、相互に
90゜又は−90゜の位相差を有する周波電圧が印加さ
れることにより、ステータに進行性振動波が形成され、
ロータが摩擦駆動する。一方、電極100−4cは、接
地される共通電極である。また、電極100−4dは必
要に応じてモニター電圧を取り出すことに使用される電
極であり、振動体100−4の振動には直接寄与しない
電極である。
【0004】図12(C)は、振動体100−4の入力
電極100−4a又は100−4bと接地電極間の等価
回路を示したものである。この等価回路は、自己容量C
0 と、C0 と並列接続されたL、C、Rの直列共振回路
により表される。L、C、Rの直列共振回路に流れる電
流はモーショナル電流と呼ばれ、その大きさは振動アク
チュエータ100の駆動量、すなわち回転速度に比例す
るものと考えられている。ここで、L、C、R直列回路
のインピーダンスは、印加される交番(周波)電圧の周
波数を変化させることで増減する。したがって、モーシ
ョナル電流の大きさは、駆動周波数を可変制御すること
により変化させることができ、その結果、振動アクチュ
エータ100の駆動量を制御することが可能となる。
【0005】次に、従来の振動アクチュエータの駆動装
置について説明する。図9は、図12に示した振動アク
チュエータ100を駆動する従来の駆動装置を示したブ
ロック図である。制御回路1は、出力端子をVCO(電
圧制御発振器)2に接続しており、VCO2に対して電
圧値Vf の信号を出力することにより、振動アクチュエ
ータの駆動を制御する回路である。VCO2は、出力端
子を増幅器3A及び移相器5に接続しており、入力信号
Vf の電圧値に対応した周波数の論理信号Sa を出力す
る回路である。
【0006】移相器5は、入力された信号Sa の位相を
90゜又は−90゜だけシフトさせた論理信号Sb を生
成し、それを直流−交流変換器3Bへ出力する回路であ
る。ここで、位相を90゜シフトさせるか、−90゜シ
フトさせるかは、振動アクチュエータの駆動方向(回転
方向)によって定められる。直流−交流変換器3A、3
Bは、直流電源4から供給される電圧により、入力信号
Sa 、Sb と同じ周波数の交番電圧を発生する回路であ
る。直流−交流変換器3A、3Bで発生した交番電圧
は、それぞれ振動体100−4の入力電極100−4
a、100−4bに印加される。これにより、ステータ
に進行性振動波が形成され、ロータが摩擦駆動される。
【0007】ここで、従来の振動アクチュエータの駆動
装置に用いられる直流−交流変換器の代表的な2つの構
成例について説明する。なお、図9に示した直流−交流
変換器3A及び3Bは、入力される論理信号と出力され
る交番電圧との間における位相差が異なる点においての
み相違し、回路構成、動作等は同一となっている。よっ
て、以下においては、直流−交流変換器3Aについての
み説明する。
【0008】(直流−交流変換器の第1の構成例)図1
0(A)は、従来の直流−交流変換器の第1の構成例を
示す図である。2つのスイッチング素子31及び32
は、それぞれの一端を接点Aにおいて接続させている。
また、スイッチング素子31は他端を直流電源4に接続
しており、スイッチング素子32は他端を接地させてい
る。33及び34は、必要に応じてスイッチング素子3
1又は32に並列に接続されるダイオードである。ま
た、誘導性素子35は、その一端を接点Aに、他端を振
動体100−4の入力電極100−4a又はbに接続さ
せている。
【0009】スイッチング素子31は、抵抗36、3
7、38、トランジスタ39により、この直流−交流変
換器に入力される論理信号Sが論理レベル”H”である
時にON(閉鎖)状態に、”L”である時にOFF(開
放)状態になる。ここで、論理信号Sは、図9中の論理
信号Sa 、Sb に相当するものである。一方、スイッチ
ング素子32は、インバータ40により、論理信号Sが
論理レベル”H”である時にOFF状態に、”L”であ
る時にON状態になる。
【0010】ここで、スイッチング素子31に接続され
ている直流電源の電圧をVd とすると、接点Aの電圧
は、論理信号Sが論理レベル”H”である時に電圧Vd
、”L”である時に接地電圧であり、その周波数が論
理信号Sのそれに等しいパルス電圧となる。このような
パルス電圧が接点Aにおいて生じると、誘導性素子35
のインダクタンスと振動体の静電容量とによる電気的な
共振振動が発生し、振動体の入力電極に正弦波状の交番
電圧が印加されることとなる。
【0011】(直流−交流変換器の第2の構成例)図1
0(B)は、従来の直流−交流変換器の第2の構成例で
ある。スイッチング素子41と誘導性素子42は、それ
ぞれの一端を接点Bにおいて接続させている。また、誘
導性素子42は、その他端を直流電源4に接続させてお
り、スイッチング素子41は、その他端を接地させてい
る。43は、スイッチング素子41と並列接続されたダ
イオードである。また、接点Bは、振動体100−4の
入力電極100−4a又はbに接続されている。
【0012】スイッチング素子41は、直流−交流変換
器に入力される論理信号Sが論理レベル”H”であると
きにON状態となり、”L”であるときにOFF状態と
なる。ここで、前述の場合と同じように直流電源4の電
圧がVd であると仮定すると、スイッチング素子41が
ON状態であるときに、誘導性素子42に電圧Vd が印
加される。この結果、誘導性素子42には、電圧Vd が
印加される時間に応じた電気エネルギーが蓄積される。
【0013】次に、スイッチング素子41がOFF状態
になったときには、上記電気エネルギーは、誘導性素子
42と振動体100−4によって生じる電気的な共振振
動に寄与し、この結果、入力電極100−4a又はbに
正弦波の負の電圧部分をクリップした形状の交番電圧が
印加される。ここでダイオード43は、出力電圧が負電
圧に振れるのを防止する機能を果たす。なお、図10中
では、MOS型FETの記号を用いてスイッチング素子
を表記しているが、これらの回路は、MOS型FET以
外のスイッチング素子を使用しても、同様の動作を行う
ものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図11(A)は、従来
の振動アクチュエータの駆動装置を用いて、振動アクチ
ュエータ100に交番電圧を印加した場合に、直流−交
流変換器3A又は3Bから出力される交番電圧の周波数
f(以下「駆動周波数」という)と振動アクチュエータ
の駆動量Nとの関係を示す図である。なお、駆動周波数
fは、はじめ高周波側(f0 )から低周波側(f5 )へ
走査され、続いて低周波側から高周波側に走査されてい
る。また、駆動量Nとは振動アクチュエータ100の回
転速度を意味する。
【0015】図に示されるように、振動アクチュエータ
100は、駆動周波数がf1 を越える高周波数領域にあ
る間は駆動せず(点a〜点b)、駆動周波数がf1 とな
ったときに起動する。その後、駆動量Nは、駆動周波数
fの低下に伴い増大し(点c、点d)、駆動周波数f4
においてその最大値を示す(点e)。さらに駆動周波数
を低下させると、駆動量Nは急激に減少し、振動アクチ
ュエータはその駆動を停止する。このような駆動量の急
激な減少・停止は、一般に”コギング現象”と呼ばれて
いる。振動アクチュエータ100は、これ以降、駆動周
波数をf5 まで低下させても停止したままである。
【0016】次に、駆動周波数をf5 より高周波側へ走
査すると、振動アクチュエータ100は、f5 〜f2 の
領域では駆動せず(点g、点h)、駆動周波数がコギン
グ現象が発生したf4 より高いf2 に達したときに突然
駆動し始める。このときの駆動量Nは、駆動周波数を高
周波側から低周波側に走査したときに記録された駆動量
とほぼ同じである(点c)。この後、駆動周波数をさら
に増大させると、駆動量Nは徐々に減少し、駆動周波数
がf1 に達したときに駆動は停止する。ここで、駆動周
波数をf2 からf1 へ増大させたときに、駆動量Nが示
す軌跡は、駆動周波数をf1 からf2 へ減少させたとき
に示す軌跡とほぼ等しい。
【0017】図11(B)は、図11(A)と同じ条件
で振動アクチュエータ100を駆動した場合に、直流電
源4から振動体100−4へ供給される電流の平均値I
d(ave)の変化を示したものである。電流Id(ave)は、駆
動周波数の低下に伴い、徐々に増大し(点a’〜点
d’)、駆動周波数がf4 となったときに、駆動量Nと
同様にその最大値を示す(点e’)。電流Id(ave)がこ
のような変化を示すのは、振動体100−4のインピー
ダンス特性が駆動周波数fに依存して変化し、振動体1
00−4へ流れるモーショナル電流が増大することによ
ると考えられる。駆動周波数をf4 よりさらに低下させ
ると、電流Id(ave)は、振動アクチュエータの駆動が停
止するのとほぼ同時に急激に減少し、その後は、駆動周
波数がf5 に達するまで、緩やかに減少する。
【0018】次に、駆動周波数をf5 から高周波側へ走
査すると、電流Id(ave)は、振動アクチュエータ100
が再び起動するf2 までは、わずかに増大するのみであ
る(点g’、点h’)。この結果、電流Id(ave)は、f
4 からf2 の範囲において、駆動周波数が低周波側へ走
査されたときより小さい値を示している。駆動周波数が
f2 に達し、振動アクチュエータが再起動すると、電流
Id(ave)は、急激に増大し(点c’)、周波数がf2 か
らf0 の範囲では、駆動周波数が低周波側へ走査された
ときとほぼ同じ軌跡を示しながら単調に減少する。
【0019】このように、振動アクチュエータはコギン
グ現象という特有の現象を示す。このために、例えば振
動アクチュエータをより高速で駆動させるべく駆動周波
数を低下させたところ、振動アクチュエータが突然停止
する場合があるという問題があった。また、一旦コギン
グ現象が発生すると、駆動量Nは、駆動周波数fに対し
てヒステリシス特性を示す。したがって、振動アクチュ
エータを再起動させるためには、一時的に駆動周波数を
f2 よりも高い領域にまで移行させて再起動を行った後
に、再び駆動周波数を低下させ、所望の駆動量を得るよ
うに制御する必要がある。このために、振動アクチュエ
ータの再起動時における制御が大変複雑になるという問
題があった。
【0020】一方、従来は、駆動周波数の下限をコギン
グ現象が発生する周波数f4 よりも所定量だけ高い周波
数f3 に設定し、振動アクチュエータの駆動周波数をf
1 〜f3 の範囲内において限定することによりコギング
現象を回避することが試みられていた。しかし、コギン
グ現象の発生する周波数f4 は、温度等によって大きく
変化するために、駆動周波数の下限f3 を特定すること
は困難であり、コギング現象を完全に回避するには至っ
ていなかった。そこで、本発明は、コギング現象の発生
を防止し、振動アクチュエータを安定に駆動させる振動
アクチュエータの駆動装置を提供することを課題とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、課題の解
決を図るべく種々の実験を試みた結果、従来の駆動回路
において、直流電源4の代わりに出力電圧値が変更可能
な可変電圧電源を用い、駆動周波数によらず可変電圧源
から出力される電流の平均値が一定となるように出力電
圧を制御することにより、コギング現象及び駆動特性に
おけるヒステリシスを防止しつつ、振動アクチュエータ
を駆動することが可能になるという知見を得た。そこ
で、本願発明者は、かかる知見に基づき以下の特徴を有
する本願発明を完成させた。
【0022】すなわち、請求項1に係る発明は、電気的
エネルギーを機械的エネルギーに変換する電気機械変換
素子の機械的振動運動を利用して駆動する振動アクチュ
エータの駆動装置において、直流電源と、前記直流電源
から電力供給を受ける電圧発生回路と、前記電圧発生回
路から供給される直流電圧を交番電圧に変換して前記電
気機械変換素子に印加する直流−交流変換器とを備え、
前記電圧発生回路は、前記交番電圧の一周期間に前記直
流電源から供給される平均電流が各周期で一定であり、
前記電気機械変換素子の励振状態に応じてその出力電圧
値を変えることを特徴とする。
【0023】請求項2に係る発明は、電気的エネルギー
を機械的エネルギーに変換する電気機械変換素子の機械
的振動運動を利用して駆動する振動アクチュエータの駆
動装置において、直流電源と、前記直流電源から電力供
給を受ける電圧発生回路と、所定周波数の論理信号を出
力する発振器と、前記発振器の出力する論理信号の位相
を所定量変化させる移相器と、前記移相器からの論理信
号又は前記発振器からの論理信号に基づいて、前記電圧
発生回路から供給される直流電圧を交番電圧に変換して
前記電気機械変換素子に印加する直流−交流変換器とを
備え、前記電圧発生回路は、前記交番電圧の一周期間に
前記直流電源から供給される平均電流が各周期で一定で
あり、前記電気機械変換素子の励振状態に応じてその出
力電圧値を変えることを特徴とする。
【0024】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の振動アクチュエータの駆動装置において、前記電
圧発生回路は、前記直流電源から電流の供給を受けるこ
とにより電気エネルギーを蓄積する誘導性素子と、前記
直流電源を前記誘導性素子に電流供給可能に接続する接
続部と、前記誘導性素子が蓄積した電気エネルギーによ
って充電され、前記直流−交流変換器に電圧を出力する
コンデンサとを備え、前記接続部は、前記直流電源と前
記誘導性素子との接続時間を制限することにより、前記
交番電圧の一周期間に前記直流電源から前記誘導性素子
に供給される平均電流を各周期において一定にすること
を特徴とする。
【0025】請求項4に係る発明は、電気的エネルギー
を機械的エネルギーに変換する電気機械変換素子の機械
的振動運動を利用して駆動する振動アクチュエータの駆
動装置において、直流電源と、前記直流電源から供給さ
れる直流電圧を交番電圧に変換して前記電気機械変換素
子に印加する直流−交流変換器とを備え、前記直流−交
流変換器は、前記交番電圧の一周期間に前記直流電源か
ら供給される平均電流が各周期で一定であり、前記電気
機械変換素子の励振状態に応じてその出力電圧値を変え
ることを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
に係る実施形態について、さらに詳しく説明する。な
お、以下の実施形態に関する説明は、振動アクチュエー
タとして超音波モータを一例にとって行い、また、電気
機械変換素子として用いられる圧電体、電歪体等を振動
体と総称するものとする。さらに、従来例において既に
説明したものと同様な機能を果たす部分には、同一の符
号を付し、重複する説明を適宜省略する。
【0027】(第1実施形態)図1は、本発明の第1実
施形態であって、超音波モータの駆動装置を示す図であ
る。本実施形態は、直流電源4と直流−交流変換器3
A、3Bの間に電圧発生回路6A、6Bがそれぞれ挿入
されており、論理信号Sa 、Sb がこの電圧発生回路6
A、6Bに入力されている点において図9に示した従来
の駆動装置と異なっている。したがって、その他の回路
構成については、本実施形態と図9に示した従来の駆動
装置とは同一である。そこで、以下に電圧発生回路6
A、6Bの回路構成及び動作についてのみ説明し、その
他の部分に関する説明を省略する。なお、直流−交流変
換器3A、3Bとしては、入力される電圧の大きさに応
じて出力される交番電圧の大きさが可変であるものであ
れば良く、本実施形態では、図10(A)又は(B)に
示した直流−交流変換器を用いた。
【0028】図2は、電圧発生回路6A又は6Bの回路
構成を示すブロック図である。なお、電圧発生回路6A
及び6Bは、それぞれに入力される論理信号Sa 、Sb
の位相と、その出力が接続される直流−交流変換器が異
なる点においてのみ相違し、回路構成はいずれも図2に
示すものと同一である。
【0029】スイッチング素子61は、直流電源4、誘
導性素子62及びダイオード70の間に挿入されてい
る。スイッチング素子61は、抵抗63、64及び65
並びにトランジスタ66の働きにより、ワンショット回
路71が出力する信号SH が論理レベル”H”であると
きにON状態となり、”L”であるときにOFF状態と
なる。ここで、ワンショット回路71は、論理信号Sa
又はSb を入力され、入力された信号の論理レベルが”
L”から”H”に変わるのに同期して、一定時間だけ論
理レベルが”H”である信号SH を出力する回路であ
る。
【0030】誘導性素子62は、一端をスイッチング素
子61に、他端をスイッチング素子67及びダイオード
68のアノード端子に接続させている。スイッチング素
子61がON状態であると、誘導性素子の一端には、直
流電源4の電圧Vd が印加され、逆にOFF状態である
とその電圧Vd が遮断される。スイッチング素子67
は、誘導性素子62と接続されている一端と異なる一端
が接地されており、ワンショット回路71からの信号S
H が論理レベル”H”であるときにON状態となって、
誘導性素子62の一端を接地する。逆に、信号SH が論
理レベル”L”であるときは、スイッチング素子67は
OFF状態となり、誘導性素子62の一端は接地より開
放される。ダイオード68は、カソード端子をコンデン
サ69に接続されると共に、電圧発生回路の出力として
直流−交流変換器3A又は3Bに接続されている。
【0031】図3は、電圧発生回路6A、6Bの動作を
示す線図である。図中1段目は、論理信号Sa 又はSb
の変化を表している。論理信号Sa 又はSb は、超音波
モータの駆動周波数fでその論理レベルを反転する。よ
って、その反転周期は1/fである。図中2段目は、ワ
ンショット回路71の出力信号SH を表している。ワン
ショット回路71は、論理信号Sa 又はSb の論理レベ
ルが”L”から”H”に変化する時刻より、正論理パル
ス幅がTH である信号SH を出力する。
【0032】図中3段目は、直流電源4から誘導性素子
62に流れる電流I1 を表している。スイッチング素子
61及び67は、信号SH が”H”であるときに、共に
ON状態であるから、誘導性素子62には直流電源4の
電圧Vd が印加され、電流I1 が流れる。電流I1 は、
時刻tの関数で表され、誘導性素子62のインダクタン
ス値をLとすると、 I1 =Vd /L・t ・・・(1) で表される。すなわち、I1 は電圧Vd の印加時間tに
比例して増大する。次に、信号SH が”L”となると、
スイッチング素子61、67は共にOFF状態となる。
したがって、直流電源4と誘導性素子62の間は遮断さ
れ、電流I1 は流れない。ここで、電流I1 の平均値I
1(ave)は、信号SH が”H”である期間TH にのみ依存
する。したがって、期間TH の長さを駆動周波数fに関
わらず一定とすれば、電流I1 の平均値I1(ave)は一定
となり、直流電源4から電圧発生回路6A、6Bへ供給
される電気エネルギーも一定となる。
【0033】一方、信号SH が論理レベル”H”である
期間に、誘導性素子62に蓄積されたエネルギーE(E
=1/2・L(Vd /L・TH )2 )は、ダイオード6
8、コンデンサ69及びダイオード70を流れる電流I
2 となってコンデンサ69に電荷を蓄積する(図中4段
目)。すなわち、コンデンサ69は充電され、その両端
に電圧Vn が現れる(図中5段目)。コンデンサ69の
電荷は、電流I2 によって充電される一方、振動体に交
番電圧を印加するための電力として直流−交流変換器3
A、3Bによって消費される。このために、電圧Vn は
図示のごとくリップル分を含んだものとなる。また、電
圧Vn の平均値Vn(ave)は、駆動周波数fに依存して変
化する。これは、振動体のインピーダンス特性が駆動周
波数fによって増減し、直流−交流変換器で消費される
電流量が変化することによる。なお、ワンショット回路
71で出力されるパルス幅TH は、出力電圧Vn が超音
波モータを駆動可能な電圧値よりも大きくなるように設
定される。
【0034】図4は、本実施形態を用いて超音波モータ
を駆動した場合における駆動周波数fとI1(ave)及びV
n(ave)の関係を示した図である。なお、駆動周波数f
は、図11と同様に、はじめ高周波側から低周波側に走
査され、続いて低周波側から高周波側に走査されてい
る。
【0035】まず、超音波モータ100は、駆動周波数
fを高周波側から低周波側に走査した場合に、駆動周波
数f1 において起動し、駆動周波数fの低下に伴いその
駆動量Nを徐々に増大させる。駆動量Nは、駆動周波数
f2 においてその最大値を示した後に、駆動周波数の低
下に従い緩やかに減少し、コギング現象を生じることな
く駆動周波数f3 以下においてゼロとなる。
【0036】また、直流電源4から供給される電流I1
の平均値I1(ave)は、駆動周波数fの値に関わらず常に
一定値を維持している。一方、平均出力電圧Vn(ave)
は、超音波モータ100の駆動量Nが大きくなるに従っ
て減少し、駆動量Nが小さくなるに従って増大してい
る。駆動量N、平均電流値I1(ave)及び平均出力電圧V
n(ave)は、引き続き、駆動周波数fを低周波側から高周
波側に走査した場合にも、駆動周波数fを低周波側へ走
査したときと同じ軌跡を描く。すなわち、従来の駆動装
置を用いて超音波モータを駆動した場合に見られたヒス
テリシス特性は、ここでは現れていない。
【0037】なお、図2において示した電圧発生回路6
A、6Bの回路構成では、ワンショット回路71を使用
しているが、ワンショット回路71を省略し、論理信号
Sa及びSb により直接スイッチング素子61、67の
開閉を行うこととすることも可能である。これは、超音
波モータの最高駆動周波数(30kHz程度)と最低駆
動周波数(27kHz程度)との比が小さく、論理信号
Sa 及びSb が論理レベル”H”である期間は、駆動周
波数領域内において大きく変化しないからである。
【0038】図5は、上記のようにワンショット回路7
1を用いずに構成した電圧発生回路を用いて超音波モー
タを駆動した場合に、その超音波モータが示す駆動特性
を示す図である。平均電源電流I1(ave)は、駆動周波数
fに対して左上がりの特性を示すが、駆動量Nのコギン
グ現象やヒステリシス特性は現れておらず、本発明の課
題が解決されていることが示されている。
【0039】(第2実施形態)次に、本発明の第2実施
形態について説明する。本発明の第2実施形態は、図9
に示した従来の振動アクチュエータの駆動装置におい
て、直流−交流変換器が第1実施形態の電圧発生回路の
機能を合わせ持つことを特徴としている。図6は、本発
明の第2実施形態で用いる直流−交流変換器の構成を示
す図である。スイッチング素子10は、直流電源4、誘
導性素子11及びダイオード12との間に挿入されてい
る。このスイッチング素子10は、抵抗13、14及び
15並びにトランジスタ16の働きによって、VCO2
等が出力する論理信号Sが論理レベル”H”であるとき
にON状態となり、”L”であるときにOFF状態とな
る。
【0040】誘導性素子11は、一端をスイッチング素
子10に、他端をダイオード17を介してスイッチング
素子18に接続させている。誘導性素子11の一端に
は、スイッチング素子がONであると直流電源4の電圧
Vd が印加され、逆にOFF状態であるとその電圧Vd
が遮断される。スイッチング素子18の誘導性素子11
と接続されているのと異なる一端は接地されている。し
たがって、論理信号Sが論理レベル”H”であってスイ
ッチング素子18がON状態となると、ダイオード17
のカソード端子が接地される。逆に論理信号Sが論理レ
ベル”L”であってスイッチング素子18がOFF状態
となると、同端子は接地より開放される。
【0041】また、ダイオード17のカソード端子は、
コンデンサ19の一方の端子(以下「+端子」という)
に接続されている。さらに、コンデンサ19の他方の端
子(以下「−端子」という)は、スイッチング素子20
に接続されていると共に、誘導性素子21を介して振動
体100−4の入力電極に接続されている。スイッチン
グ素子20は、コンデンサ19に接続しているのと異な
る一端を接地させており、論理信号Sが論理レベル”
L”であるときにコンデンサ19の−端子を接地し、”
H”であるときはそれを接地より開放するように働く。
【0042】なお、図6においては、スイッチング素子
18としてnチャンネルMOS型FETを使用し、スイ
ッチング素子20としてはpチャンネルMOS型FET
を使用している。よって、本実施形態では、スイッチン
グ素子20へレベル変換器22を介して論理信号Sを入
力し、スイッチング素子20が正常に動作するために必
要なレベルまで論理信号Sを変換している。
【0043】図7は、図6の直流−交流変換器の動作を
説明するための線図である。図中1段目は、図6の直流
−交流変換器に入力される論理信号Sを表している。論
理信号Sは、超音波モータの駆動周波数fでその論理レ
ベルを反転することから、その周期は1/fである。図
中2段目は、直流電源4から誘導性素子11に流れる電
流I1 を表している。論理信号Sの論理レベルが”H”
であるときは、スイッチング素子10、18はいずれも
ON状態となり、一方、スイッチング素子20はOFF
状態となる。よって、誘導性素子11に直流電源4の電
圧Vd が印加され、ダイオード17を通して誘導性素子
11に電流が流れる。この直流電源4から誘導性素子1
1に流れる電流I1 は、論理信号Sが”H”である時間
に比例して増大する。
【0044】論理信号Sが”L”になると、スイッチン
グ素子10、18はいずれもOFF状態となり、スイッ
チング素子20はON状態となる。この結果、直流電源
4と誘導性素子11とは遮断され、電流I1 は流れな
い。また、コンデンサ19の−端子は接地される。一
方、論理信号Sが”H”の期間に誘導性素子11に蓄積
されたエネルギーは、ダイオード17、コンデンサ1
9、スイッチング素子20、ダイオード12を流れる電
流I2 となる(図中3段目)。電流I2 は、コンデンサ
19に流入し、静電エネルギーとして蓄積される。すな
わち、コンデンサ19は充電され、その両端に電圧Vc
が現れる(図中4段目)。
【0045】次に論理信号Sが再び”H”となると、ス
イッチング素子18がON状態となってコンデンサ19
の+端子が接地される。これにより、コンデンサ19の
−端子側には、−Vc の電圧が現れる。よって、コンデ
ンサ19の−端子と接地間の電圧をVo とすると、論理
信号Sが”H”のときはVo =−Vc 、論理信号Sが”
L”の時にVo =0となる。すなわち、コンデンサ19
の−端子には、- Vcと0の電圧が駆動周波数fで繰り
返し現れる(図中5段目)。
【0046】上記のように電圧Vo が変化することによ
り、コンデンサ19、誘導性素子21及び振動体100
−4の静電容量とによる電気的な共振振動が発生し、振
動体100−4の入力電極に正弦波状の交番電圧が印加
される。ここで、共振振動のエネルギーはコンデンサ1
9の静電エネルギーによって発生することから、論理信
号Sが”H”である期間に、コンデンサの電圧Vc は放
電し、蓄積された静電エネルギーは減衰する。静電エネ
ルギーの減衰量は、駆動周波数fに起因して変化する振
動体100−4のインピーダンス特性に依存する。した
がって、コンデンサの電圧Vc の平均値Vc(ave)は、駆
動周波数fの変化に伴って変化する。
【0047】図8は、本実施形態の振動アクチュエータ
の駆動装置、すなわち、図9に示した従来の駆動装置に
おいて図6の直流−交流変換器を用い、超音波モータを
駆動させた場合の超音波モータの駆動特性を示す図であ
る。なお、この図においても、駆動周波数fは、はじめ
高周波側から低周波側に走査され、続いて低周波側から
高周波側に走査されている。図中、平均電源電流I1(av
e)は、図5におけるのと同様の理由により、駆動周波数
fに対して左上がりの特性を示している。また、コンデ
ンサ19の平均電圧Vc(ave)は、モータの駆動量Nが大
きくなると減少し、逆に駆動量Nが小さくなると増大し
ている。図より明らかであるように、本実施形態を用い
て超音波モータを駆動させた場合においても、いわゆる
コギング現象は現れない。また、超音波モータの駆動量
N、平均電源電流I1(ave)及びコンデンサ19の平均電
圧Vc(ave)は、ヒステリシス特性を示さない。すなわ
ち、本実施形態においても、本発明の課題が解決されて
いることが分かる。
【0048】(その他の実施形態)なお、本発明は、上
記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態
は、例示であり、本発明の特許請求の範囲に記載された
技術的思想と実質的に同一な構成を有し、同様な作用効
果を奏するものは、いかなるものであっても本発明の技
術的範囲に包含される。例えば、上記実施形態において
は、円環型の振動アクチュエータについて説明をした
が、本発明に係る技術的思想は、リニア型の振動アクチ
ュエータに対して適用することも可能である。
【0049】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、振動アクチュエータをコギング現象を発生させず
に駆動することが可能であると共に、振動アクチュエー
タの駆動特性はヒステリシスを示さないことから、振動
アクチュエータの駆動状態を容易に制御することが可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態である振動アクチュエー
タの駆動装置を示す図である。
【図2】本発明の第1実施形態で用いる電圧発生回路の
回路構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態で用いる電圧発生回路6
A、6Bの動作を示す線図である。
【図4】本発明の第1実施形態を用いて超音波モータを
駆動した場合の超音波モータの駆動特性を示す図であ
る。
【図5】ワンショット回路を備えない本発明の第1実施
形態を用いて超音波モータを駆動した場合の超音波モー
タの駆動特性を示す図である。
【図6】本発明の第2実施形態で用いる直流−交流変換
器の構成を示す図である。
【図7】本発明の第2実施形態で用いる直流−交流変換
器の動作を示す線図である。
【図8】本発明の第2実施形態を用いて超音波モータを
駆動した場合の超音波モータの駆動特性を示す図であ
る。
【図9】図12に示す振動アクチュエータを駆動する従
来の駆動装置を示したブロック図である。
【図10】従来の振動アクチュエータの駆動装置におい
て用いられている直流−交流変換器の構成例を示す図で
ある。
【図11】従来の振動アクチュエータの駆動装置を用い
て振動アクチュエータを駆動した場合の振動アクチュエ
ータの駆動特性を示す図である。
【図12】振動アクチュエータの一般的な構成を例示す
る模式図である。
【符号の説明】
1 制御回路 2 電圧制御発
振器 3 直流−交流変換器 4 直流電源 5 移相器 6 電圧発生回
路 10、18、20、61、67 スイッチング素子 11、21、62 誘導性素子 12、17、68、70 ダイオード 13、14、15、63、64、65 抵抗 16、66 トランジスタ 19、69 コンデンサ 71 ワンショット回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的エネルギーを機械的エネルギーに
    変換する電気機械変換素子の機械的振動運動を利用して
    駆動する振動アクチュエータの駆動装置において、 直流電源と、 前記直流電源から電力供給を受ける電圧発生回路と、 前記電圧発生回路から供給される直流電圧を交番電圧に
    変換して前記電気機械変換素子に印加する直流−交流変
    換器と、 を備え、 前記電圧発生回路は、前記交番電圧の一周期間に前記直
    流電源から供給される平均電流が各周期で一定であり、
    前記電気機械変換素子の励振状態に応じてその出力電圧
    値を変える、 ことを特徴とする振動アクチュエータの駆動装置
  2. 【請求項2】 電気的エネルギーを機械的エネルギーに
    変換する電気機械変換素子の機械的振動運動を利用して
    駆動する振動アクチュエータの駆動装置において、 直流電源と、 前記直流電源から電力供給を受ける電圧発生回路と、 所定周波数の論理信号を出力する発振器と、 前記発振器の出力する論理信号の位相を所定量変化させ
    る移相器と、 前記移相器からの論理信号又は前記発振器からの論理信
    号に基づいて、前記電圧発生回路から供給される直流電
    圧を交番電圧に変換して前記電気機械変換素子に印加す
    る直流−交流変換器と、 を備え、 前記電圧発生回路は、前記交番電圧の一周期間に前記直
    流電源から供給される平均電流が各周期で一定であり、
    前記電気機械変換素子の励振状態に応じてその出力電圧
    値を変える、 ことを特徴とする振動アクチュエータの駆動回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の振動アクチュエ
    ータの駆動装置において、 前記電圧発生回路は、 前記直流電源から電流の供給を受けることにより電気エ
    ネルギーを蓄積する誘導性素子と、 前記直流電源を前記誘導性素子に電流供給可能に接続す
    る接続部と、 前記誘導性素子が蓄積した電気エネルギーによって充電
    され、前記直流−交流変換器に電圧を出力するコンデン
    サと、 を備え、 前記接続部は、前記直流電源と前記誘導性素子との接続
    時間を制限することにより、前記交番電圧の一周期間に
    前記直流電源から前記誘導性素子に供給される平均電流
    を各周期において一定にする、 ことを特徴とする振動アクチュエータの駆動装置。
  4. 【請求項4】 電気的エネルギーを機械的エネルギーに
    変換する電気機械変換素子の機械的振動運動を利用して
    駆動する振動アクチュエータの駆動装置において、 直流電源と、 前記直流電源から供給される直流電圧を交番電圧に変換
    して前記電気機械変換素子に印加する直流−交流変換器
    と、 を備え、 前記直流−交流変換器は、前記交番電圧の一周期間に前
    記直流電源から供給される平均電流が各周期で一定であ
    り、前記電気機械変換素子の励振状態に応じてその出力
    電圧値を変える、 ことを特徴とする振動アクチュエータの駆動装置
JP8012022A 1995-12-27 1996-01-26 振動アクチュエータの駆動装置 Pending JPH09205785A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8493006B2 (en) 2009-02-09 2013-07-23 Panasonic Corporation Drive unit

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8493006B2 (en) 2009-02-09 2013-07-23 Panasonic Corporation Drive unit
US9197142B2 (en) 2009-02-09 2015-11-24 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Drive unit

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