JPH08237960A - 圧電トランス駆動装置 - Google Patents

圧電トランス駆動装置

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JPH08237960A
JPH08237960A JP7115582A JP11558295A JPH08237960A JP H08237960 A JPH08237960 A JP H08237960A JP 7115582 A JP7115582 A JP 7115582A JP 11558295 A JP11558295 A JP 11558295A JP H08237960 A JPH08237960 A JP H08237960A
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JP
Japan
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piezoelectric transformer
voltage
driving
section
boosting
Prior art date
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Application number
JP7115582A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Matsuda
博文 松田
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Daishinku Corp
Original Assignee
Daishinku Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率良く高電圧を得ることができ、しかも簡
単な回路構成で小型化を可能とする圧電トランス駆動装
置を提供する。 【構成】 発振回路からなる発振部と、直流電源に接続
され、その直流電源からの電圧を昇圧するためのコイル
を有する供給電圧昇圧部と、その発振部からの発振信号
に基づくスイッチング動作により、供給電圧昇圧部から
供給される昇圧電圧を、圧電トランスを駆動するための
駆動電圧として出力するスイッチング素子を有する圧電
トランス駆動部とを備える。また、圧電トランスの入力
側の前段に共振周波数の補正をおこなうためのコンデン
サを並列に接続するとともに、共振周波数が圧電トラン
スの固有振動数の2倍から3倍の近傍となるよう、その
コイルのインダクタンス及びコンデンサの容量を設定す
る設定手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば集塵器やオゾン
発生器等に用いられ、電流の流れが少ない状態あるいは
ほとんど流れない状態で高電圧を発生させるための圧電
トランスを駆動する駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電トランスを使って高電圧を発生させ
ようとする時、圧電トランスへの入力電圧が不足し、十
分な高電圧が得られない場合がある。この入力電圧不足
を解消するために、従来技術においては、図9に示すよ
うに、パルストランス60を使用することにより、高電
圧を発生させる装置や、図10に示すように、直列共振
器70を使用することにより、高電圧を発生させる装置
が用いられている。
【0003】前者のパルストランスは、巻線比を適当に
選ぶことによってインピーダンスマッチングを容易に行
うことができ、良好な電力利得、あるいは電流利得を得
ることができる。
【0004】また後者の直列共振器は、パルストランス
を用いるのに比べ、簡単な回路構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
例において、前者のパルストランスを用いた装置の場
合、インピーダンスマッチングが容易で、整合性の点で
利点があるものの、大型なため、これを設置するために
は多くのスペースを必要とする。こうしたことから、パ
ルストランスを用いての装置の小型化は難しい問題とな
っている。また、部品点数も多いため、コストが高く、
さらに磁気誘導によるノイズが発生する問題もある。一
方、後者の直列共振器を用いた装置の場合には、大電流
が流れるため、電力の損失が大きくなり、効率が悪くな
る問題がある。
【0006】本発明はこれらの問題点を解決するために
なされたもので、効率良く高電圧を得ることができ、し
かも簡単な回路構成で小型化を可能とする圧電トランス
駆動装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、本発明の圧電トランス駆動装置は、その基本概
念図である図1を参照しながら説明すると、圧電トラン
スTを駆動するための装置であって、発振回路からなる
発振部1と、直流電源に接続され、その直流電源からの
電圧を昇圧するためのコイルを有する供給電圧昇圧部2
と、発振部1からの発振信号に基づくスイッチング動作
により、供給電圧昇圧部2から供給される昇圧電圧を、
圧電トランスTを駆動するための駆動電圧として出力す
るスイッチング素子を有する圧電トランス駆動部3とを
備えたことによって特徴付けられている。
【0008】また、圧電トランスTの入力側の前段にコ
ンデンサを並列に接続するとともに、共振周波数が圧電
トランスTの固有振動数の2倍から3倍の近傍となるよ
う、上記コイルのインダクタンスおよび上記コンデンサ
の容量を設定する設定手段が設けられていてもよい。
【0009】また、供給電圧昇圧部は、チョッパ回路に
よって構成されていてもよい。さらに、請求項4に対応
する圧電トランス駆動装置は、圧電トランスを駆動する
ための装置であって、発振回路からなる発振部と、この
発振部からの発振信号の電圧波形の位相を反転するため
の位相反転手段と、直流電源にそれぞれ接続され、その
直流電源からの電圧を昇圧するためのチョッパ回路から
なる第1の供給電圧昇圧部および第2の供給電圧昇圧部
と、上記位相反転手段を介して出力される発振信号に基
づくスイッチング動作により、上記第1の供給電圧昇圧
部から供給される昇圧電圧を、上記圧電トランスを駆動
するための駆動電圧として出力するスイッチング素子を
有する第1の圧電トランス駆動部と、上記発振部からの
発振信号に基づくスイッチング動作により、上記第2の
供給電圧昇圧部から供給される昇圧電圧を、上記圧電ト
ランスを駆動するための駆動電圧として出力するスイッ
チング素子を有する第2の圧電トランス駆動部とを備え
たことによって特徴付けられている。
【0010】
【作用】まず、図5に本願構成をなすチョッパ回路50
を示し、また、図6にこのチョッパ回路50が圧電トラ
ンスの駆動回路として構成した場合の回路図を示す。以
下にこれらの図面を参照しながら、本発明の原理を説明
する。
【0011】インダクタンスLのコイルには直流電源か
らの電気エネルギーが蓄積され、昇圧された状態とな
る。一方、スイッチング素子としてのトランジスタは、
ベースから入力される圧電トランスの固有振動数周波数
の信号により、オン,オフのスイッチング動作する。こ
の動作により、コイルによって昇圧された電圧は、圧電
トランスを駆動するための駆動電圧として、圧電トラン
スに供給される。
【0012】なお、このチョッパ回路50により昇圧さ
れる出力電圧Vout は(1) 式によって与えられる。
【0013】
【数1】
【0014】この(1) 式から明らかなように、電圧は印
加電圧Eよりも、{( Eton2/2Io L( ton+t
oFF ) }の値だけ増加された電圧となる。以上の原理に
よって、圧電トランス駆動部3は、発振部1からの発振
信号に基づくスイッチング動作により、供給電圧昇圧部
2によって昇圧された電圧を、圧電トランスTを駆動す
るための駆動電圧として出力する。これにより、圧電ト
ランスTから高電圧を得ることができる。
【0015】また、圧電トランスTの入力側の前段にコ
ンデンサを並列に接続した場合、共振周波数fは、(2)
式によって与えられる。
【0016】
【数2】
【0017】ここで、設定手段により、この共振周波数
fが圧電トランスの固有振動数の2倍から3倍の近傍と
なるように、コンデンサの容量と、コイルのインダクタ
ンスが設定される。これにより、例えば、共振周波数f
をその圧電トランスの固有振動数の2倍とした場合、図
4に示す電圧波形に示すように、消費電力は、これら二
つの波形(A),(B) が重なる部分、すなわち、その共振部
分において電力が消費されるので、共振周波数を圧電ト
ランスの固有振動数とするのに比べ、少なくて済む。ま
た、この共振周波数fが圧電トランスの固有振動数の2
倍から3倍の近傍の範囲においてはジッターも発生せ
ず、最適の共振条件となる。その結果、さらに効率良く
高電圧を得ることができ、かつ、消費電力を抑えること
ができる。
【0018】また、請求項4に対応する発明において
は、発振部からの発振信号は、位相反転手段によって電
圧波形が反転し、その電圧波形の発振信号は第1の圧電
トランス駆動部のスイッチング素子に供給され、この発
振信号に基づくスイッチング動作により、第1の供給電
圧昇圧部から供給される昇圧電圧を駆動電圧として出力
し、一方、発振部からの発振信号は第2の圧電トランス
駆動部のスイッチング素子に供給され、この発振信号に
基づくスイッチング動作により、第2の供給電圧昇圧部
から供給される昇圧電圧を駆動電圧として出力する。こ
の動作により、電圧波形が反転した発振信号で圧電トラ
ンスを駆動する時間と、もう一方の反転しない発振信号
で圧電トランスを駆動する時間とをもつ圧電トランス駆
動装置となり、圧電トランスへの入力電流が、チョッパ
回路を1段とした場合の2倍となる。
【0019】
【実施例】図2は本発明実施例の構成を示す回路図であ
る。以下にこの図面を参照しながら、本発明実施例を説
明する。
【0020】この本発明実施例は、固有振動数70kH
zの圧電トランスを駆動するための駆動装置に適用した
ものである。発振部10には、C−MOSインバータI
1 ,I2 ,I3 によるR.C発振回路が構成され、この
発振回路は、カスケード接続されたC−MOSインバー
タI 1 ,I2 ,I3 に対し、インバータI3 の出力段か
ら、抵抗R1 (4k)を介してインバータI1 のノンア
クティブ側に帰還先を有する帰還回路と、インバータI
2 の出力に接続され、コンデンサC1 (0.016 μF)を
介してそのインバータI1 のノンアクティブ側の帰還先
を有する帰還回路とによって構成されている。この構成
によって初期の発振周波数f(f=1/2.2C
1 1 )が設定される。さらに、このインバータI3
出力段にはバッファとしてインバータI4 が接続され、
さらにこのインバータI4 は、次段のスイッチング素子
であるFET20に接続されている。
【0021】このFET20は、コイルL1 と接続され
ており、このFET20とコイルL 1 との接続点は、圧
電トランスTの入力電極に接続されている。また、この
コイルL1 と直流電源VDD(9v)との間には、逆流防
止のためのダイオードD1 が介挿接続されており、圧電
トランスTの前段であり、上記の接続点と圧電トランス
Tとの間には、共振の補正のためのコンデンサC2 が並
列に接続されている。
【0022】ここでは、共振周波数を固有振動数の2〜
3倍近傍とするように、コイルL1のインダクタンスお
よびコンデンサC2 の容量が設定されている。この設定
の例として、コイルL1 のインダクタンス=120μ
H,コンデンサC2 の容量=0.01μFと設定するこ
とによって、固有振動数のほぼ2倍の145kHzの共
振周波数が得られ、また、コイルL1 のインダクタンス
=120μH,コンデンサC2 の容量=5600pFと
設定することによって、固有振動数のほぼ3倍の194
kHzの共振周波数が得られる。こうした設定がなされ
ることによって、波形がジッターとなることを防止で
き、理想的な安定した電圧波形を得ることができる。し
たがって、消費電力を抑えることができる。
【0023】なお、共振周波数が固有振動数の2〜3倍
近傍の範囲を超えた場合には、発振が不安定となって、
安定した電圧波形が得られない。この点を考慮して、固
有振動数の2〜3倍近傍の範囲が設定されたものであ
る。
【0024】次に、以上の構成の本発明実施例の動作を
説明する。直流電源VDDから供給される電圧は、ダイオ
ードD1 によって逆流することなく、コイルL1 に流
れ、このコイルL1 には電気エネルギーが蓄積され、昇
圧した電圧が発生する。
【0025】一方、発振部10から発振する圧電トラン
スTの固有振動数と等しい70KHzの発振信号が、F
ET20に入力されると、FET20の‘ON’,‘O
FF’のスイッチング動作がなされる。このスイッチン
グ動作において、‘ON’状態のときに、このコイルL
1 によって昇圧された電圧は、圧電トランスTの駆動電
圧として、圧電トランスTに入力される。ここで、共振
周波数を固有振動数の2〜3倍近傍となるように、コイ
ルL1 のインダクタンスおよびコンデンサC2の容量を
設定すれば、共振波形を補正でき、圧電トランスTに入
力される信号の電圧波形はジッターとなることがなく、
安定した電圧波形となる。
【0026】また、図3は本発明の他の実施例の構成を
示す回路図である。以下にこの図面を参照しながら、こ
の実施例を説明する。この実施例は、上記の実施例と同
様固有振動数70kHzの圧電トランスの駆動装置に適
用したものである。なお、先に説明した実施例と同じ構
成については、同符号を記してある。
【0027】この実施例の構成が、先に説明した実施例
の構成と異なる点は、インバータI 4 の出力段に抵抗R
2 を介して、スイッチング素子としてトランジスタTr
1 を接続した点、および圧電トランスの前段のコンデン
サを省略した点にある。この回路では、出力電流を必要
としない場合に適用されるものであり、コイルのインダ
クタンスを適切に設定すればコンデンサを設けなくても
よい。
【0028】次に、請求項4に対応する発明の実施例に
ついて、この構成を示す回路図である図7を参照しなが
ら説明する。先に説明した図2に対応する実施例では、
供給電圧昇圧部として1段のチョッパ回路が組み込まれ
ている構成に対し、この実施例は2段のチョッパ回路C
H1,CH2が組み込まれており、また、チョッパ回路
CH1,CH2から供給される昇圧電圧を駆動電圧とし
てそれぞれ出力する圧電トランス駆動回路K1,K2が
設けられている。さらに、FET1,FET2の前段に
はインバータI5 が組み込まれ、このインバータI5
出力段はFET1に接続され、インバータI5の前段す
なわち、発振回路10の出力段はFET2に接続されて
いる。以上の点が、この実施例において図2に対応する
実施例と異なる構成である。なお、発振回路10の構
成、チョッパ回路CH1,CH2の構成、駆動回路K
1,K2の構成は先の実施例と同じであり、ここでは説
明を省略する。
【0029】次に、この実施例の動作を説明する。図8
はこの実施例において、FET1,FET2に入力され
る発振信号の電圧波形のタイムチャートを示す図であ
る。この図の上段に示す電圧波形は図7におけるa点で
の電圧波形W1 であり、下段に示す電圧波形は図7にお
けるb点での電圧波形W2 である。
【0030】発振回路10からの発振信号はa点におい
てはそのまま出力される。一方、b点においてはインバ
ータI5 によって位相が反転された電圧波形が出力され
る。したがって、電圧波形W1 と電圧波形W2 は互いに
位相が反転した状態となり、時間t1 で電圧波形W1
‘H’レベルとなり、時間t2 で‘L’レベルとなる
が、この時間t2 において一方の電圧波形W2 は‘L’
レベルから‘H’レベルとなる。そして、時間t3 にお
いて、電圧波形W2 は‘H’レベルから‘L’レベルと
なる。このように、電圧波形W1 ,W2 は交互に‘H’
レベルの状態を繰り返し、圧電トランスTの駆動時間は
連続したものとなる。この場合、圧電トランスTへの入
力電流はチョッパ回路を1段とした場合に比べ、2倍と
することができる。これにより、圧電トランスの負荷に
よっておこる出力側の電流不足が生じるのを防ぐことが
でき、先に説明した図2に対応する実施例等に比べ、さ
らにこうした電流不足を補う点で改善されたものとする
ことができるとともに、応用範囲を広げることができ
る。
【0031】なお、この実施例で、電圧波形を反転する
手段として、インバータI5 を用いたが、これに限るこ
となくナンド回路を用いたものであってもよい。また、
スイッチング素子としてFETを用いたが、図2に対応
する実施例同様これに限ることなく、トランジスタTr
1 等のスイッチング素子を用途に応じて適宜使用するこ
とができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の圧電トラ
ンス駆動装置によれば、発振部と、直流電源に接続さ
れ、その直流電源からの電圧を昇圧するためのコイルを
有する供給電圧昇圧部と、発振部からの発振信号に基づ
くスイッチング動作により、供給電圧昇圧部から供給さ
れる昇圧電圧を、圧電トランスを駆動するための駆動電
圧として出力するスイッチング素子を有する圧電トラン
ス駆動部とを備えた構成としたので、圧電トランスへ高
電圧を効率良く供給することができ、この結果、圧電ト
ランスから高電圧を得ることをできる。また、簡単な回
路構成でコストを安く抑えることができ、しかも小型化
が実現できる。
【0033】また、圧電トランスの入力側の前段に共振
周波数の補正をおこなうためのコンデンサを並列に接続
するとともに、共振周波数が圧電トランスの固有振動数
の2倍から3倍の近傍となるよう、コイルのインダクタ
ンスおよびコンデンサの容量を設定する設定手段を設け
た構成としたので、圧電トランスに供給される電圧波形
は、ジッターが発生することもなく、安定したものとな
る。
【0034】さらに、発振部からの発振信号の電圧波形
の位相を反転するための位相反転手段と、2段にわたる
供給電圧昇圧部および圧電トランス駆動部を備えた構成
としたので、圧電トランスへの入力電流はチョッパ回路
を1段とした場合に比べ、2倍とすることができる。こ
れにより、圧電トランスの負荷によっておこる出力側の
電流不足が生じるのを防ぐことができ、応用範囲を広げ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本概念図
【図2】本発明実施例の構成を示す回路図
【図3】本発明の他の実施例の構成を示す回路図
【図4】本発明実施例の作用を説明するための電圧波形
【図5】本発明実施例の作用を説明するための図
【図6】本発明実施例の作用を説明するための図
【図7】本発明のさらに他の実施例の構成を示す回路図
【図8】本発明のさらに他の実施例の作用を説明するた
めの電圧波形のタイムチャートを示す図
【図9】従来例の構成を示す回路図
【図10】もう1つの従来例の構成を示す回路図
【符号の説明】
1・・・・発振部 2・・・・供給電圧昇圧部 3・・・・圧電トランス駆動部 T・・・・圧電トランス CH1,CH2・・・・チョッパ回路 I5 ・・・・インバータ(位相反転手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電トランスを駆動するための装置であ
    って、発振回路からなる発振部と、直流電源に接続さ
    れ、その直流電源からの電圧を昇圧するためのコイルを
    有する供給電圧昇圧部と、上記発振部からの発振信号に
    基づくスイッチング動作により、上記供給電圧昇圧部か
    ら供給される昇圧電圧を、上記圧電トランスを駆動する
    ための駆動電圧として出力するスイッチング素子を有す
    る圧電トランス駆動部とを備えたことを特徴とする圧電
    トランス駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記圧電トランスの入力側の前段に共振
    周波数の補正をおこなうためのコンデンサを並列に接続
    するとともに、共振周波数が上記圧電トランスの固有振
    動数の2倍から3倍の近傍となるよう、上記コイルのイ
    ンダクタンスおよび上記コンデンサの容量を設定する設
    定手段が設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載の圧電トランス駆動装置。
  3. 【請求項3】 上記供給電圧昇圧部は、チョッパ回路に
    よって構成されていることを特徴とする請求項1あるい
    は請求項2に記載の圧電トランス駆動装置。
  4. 【請求項4】 圧電トランスを駆動するための装置であ
    って、発振回路からなる発振部と、この発振部からの発
    振信号の電圧波形の位相を反転するための位相反転手段
    と、直流電源にそれぞれ接続され、その直流電源からの
    電圧を昇圧するためのチョッパ回路からなる第1の供給
    電圧昇圧部および第2の供給電圧昇圧部と、上記位相反
    転手段を介して出力される発振信号に基づくスイッチン
    グ動作により、上記第1の供給電圧昇圧部から供給され
    る昇圧電圧を、上記圧電トランスを駆動するための駆動
    電圧として出力するスイッチング素子を有する第1の圧
    電トランス駆動部と、上記発振部からの発振信号に基づ
    くスイッチング動作により、上記第2の供給電圧昇圧部
    から供給される昇圧電圧を、上記圧電トランスを駆動す
    るための駆動電圧として出力するスイッチング素子を有
    する第2の圧電トランス駆動部とを備えたことを特徴と
    する圧電トランス駆動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018148648A (ja) * 2017-03-02 2018-09-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
CN108720081A (zh) * 2017-04-13 2018-11-02 湖南中烟工业有限责任公司 一种超声波电子烟电路及实现方法
CN109007974A (zh) * 2017-06-08 2018-12-18 湖南中烟工业有限责任公司 一种超声波电子烟电路及该超声波电子烟

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