JP3009552U - 棒状米飯加工食品の包装体 - Google Patents
棒状米飯加工食品の包装体Info
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 包装された棒状米飯加工食品が型崩れや割れ
てしまうことなく、極めてスムースに包装体の開封がで
きて、且つ海苔の巻回も非常に端麗に行うことが可能な
棒状米飯加工食品の包装体を提供することにある。 【構成】 その技術的手段は、分断手段を有する外フィ
ルム1 と、少なくとも幅方向略中央部4 にて一部重合さ
れた2枚のフィルム5,5 からなる内フィルム6 とが幅方
向両端部2,2 にてシールされてなる包装体本体A と、前
記外及び内フィルム1,6 間に介装されたシート状の海苔
B とから構成されると共に、前記内フィルム6 を内側に
して、棒状米飯加工食品C が巻装され、且つその幅方向
両端部2,2が封緘されてなる棒状米飯加工食品の包装体
において、前記棒状米飯加工食品Cが、別体の包装フィ
ルム13にて巻装されている。
てしまうことなく、極めてスムースに包装体の開封がで
きて、且つ海苔の巻回も非常に端麗に行うことが可能な
棒状米飯加工食品の包装体を提供することにある。 【構成】 その技術的手段は、分断手段を有する外フィ
ルム1 と、少なくとも幅方向略中央部4 にて一部重合さ
れた2枚のフィルム5,5 からなる内フィルム6 とが幅方
向両端部2,2 にてシールされてなる包装体本体A と、前
記外及び内フィルム1,6 間に介装されたシート状の海苔
B とから構成されると共に、前記内フィルム6 を内側に
して、棒状米飯加工食品C が巻装され、且つその幅方向
両端部2,2が封緘されてなる棒状米飯加工食品の包装体
において、前記棒状米飯加工食品Cが、別体の包装フィ
ルム13にて巻装されている。
Description
【0001】
本考案は、棒状米飯加工食品の包装体、更に詳しくは、主に巻き寿司の包装に 適した棒状米飯加工食品の包装体に関する。
【0002】
従来、この種の棒状米飯加工食品を包装する包装体としては、例えば実公平1 −8144号公報記載の考案のように、海苔の両端を挿入するポケット及び該ポ ケット間の中央部辺縦方向に切込みを有するカットテープが設けられた矩形状の 外装体と、一側に前記外装体との接着部を有し、且つ他方にミシン目が設けられ た,該外装体より幅広の1枚の内装体とからなるものがあり、これは、前記内装 体に棒状のすし飯を巻き込んで、巻き付けた際に突出する前記内装体の端部をヒ ートシール等によって封緘するようにしたものである。
【0003】 また、前記包装体としては、例えば実公平3−37427号公報記載の考案の ように、巻き方向に沿って分断手段が設けられた表面側フィルムと、2枚のフィ ルムがその中央部にて一部重ね合わされ、その周縁部が前記表面側フィルムと接 着された裏面側フィルムとからなり、且つ前記表面側及び裏面側フィルム間に海 苔が介装され、前記海苔入り包装フィルムを棒状米飯に巻き回したものもある。
【0004】 上記従来例は何れも棒状のすし飯を巻き包装したものであり、この包装体を開 封する際は、長手方向中央部に設けられたカットテープ等の分断手段を使用して 外装体、或いは表面側フィルムを二つに分断し、次に実公平1−8144号公報 記載の考案であれば、前記内装体をミシン目から引きちぎって開放することで、 開封できると共に、前記海苔がすし飯に巻かれた状態になる仕組みになっており 、また、前記実公平3−37427号公報記載の考案であれば、表面側フィルム の前記分断と共に双方から抜き取ることで、前記裏面側フィルムも抜き取れ、こ れによって、開封と同時に、前記海苔がすし飯に巻かれた状態になる仕組みとな っている。
【0005】
ところが、前記従来の包装体は、何れも内装体(裏面側フィルム)と外装体( 表面側フィルム)が一体的に形成されたものであり、該包装体の前記内装体(裏 面側フィルム)に棒状のすし飯が直接接するように巻回し、重合した部分を接着 剤にて接合させたり、上部をシールやテープで止めたりしたものであるので、該 包装体を開封時の前記内装体(裏面側フィルム)の取り去りの際、前記すし飯の 粘着による抵抗がひどくてなかなか剥がれず、無理に取り除こうとすると、海苔 が切れたり、すし飯自体も外形が型崩れてしまったり、割れてしまう恐れがあり 、スムースな開封ができなかった。
【0006】 また、前記接着剤やシール、テープでの封鎖を解除して前記分断手段を使用す る際は、前記包装体の巻回後の端部同士の重合が少ないときは特に問題はないが 、多くなるにつれて、該重合が邪魔して、該分断手段を引き抜く作業が非常に困 難となった。
【0007】 本考案は、上記問題点に鑑みてなされてたものであり、包装された棒状米飯加 工食品が型崩れや割れてしまうことなく、極めてスムースに包装体の開封ができ て、且つ海苔の巻回も非常に端麗に行うことが可能な棒状米飯加工食品の包装体 を提供することを課題とするものである。
【0008】
本考案は、上記課題を解決するために、棒状米飯加工食品の包装体の改良を行 ったものであり、次の技術的手段を講じる。
【0009】 即ち、その技術的手段は、分断手段を有する外フィルム1 と、少なくとも幅方 向略中央部4 にて一部重合された2枚のフィルム5,5 からなる内フィルム6 とが 幅方向両端部2,2 にてシールされてなる包装体本体A と、前記外及び内フィルム 1,6 間に介装されたシート状の海苔B とから構成されると共に、前記内フィルム 6 を内側にして、棒状米飯加工食品C が巻装され、且つその幅方向両端部2,2 が 封緘されてなる棒状米飯加工食品の包装体において、前記棒状米飯加工食品C が 、別体の包装フィルム13にて巻装されてなることを特徴とするものである。
【0010】 また、前記分断手段が、外フィルム1 の長手方向一端縁8 の略中央部9 に刻設 された2条の破切線18,18 よりなる破切起点部19であり、前記包装体本体A の長 手方向両端縁8,10が、互いに重合されるよう前記棒状米飯加工食品C を巻装した ことを特徴とするものである。
【0011】 更に、前記分断手段が、外フィルム1 の長手方向一端縁8 の略中央部9 に刻設 された2条の破切線18,18 よりなる破切起点部19と、外フィルム1 の長手方向他 端縁10の略中央部11に刻設された2条の破切線20,20 及びその内方向先端部に設 けられた略V字状の破切線21が連設されて設けられた破切終了部22であり、前記 包装体本体A の長手方向両端縁8,10が、互いに合掌状態にて前記破切起点部19が 上面となるよう折り曲げられたことを特徴とするものでもある。
【0012】
上記構成からなる棒状米飯加工食品の包装体においては、該包装体を開封する 際は、先ず、包装体本体A に設けられた分断手段を使って、外フィルム1 を二分 割するのであるが、この際、破切起点部19としての2条の破切線18,18 等が設け られているので、途中でフィルムが引き裂かれる等の問題もなく、該包装体本体 A を確実、且つスムースに二分割できる。
【0013】 次に、前記二分割された包装体本体A を引っ張りだして削除するのであるが、 その際、前記棒状米飯加工食品C は別体の包装フィルム13にて巻装されているの で、該包装体本体A の内フィルム6 が直接米飯加工食品C に当接されることがな く、従って、該米飯加工食品C の粘りによる摩擦抵抗も生じず、棒状米飯加工食 品C の外形を型崩れさせてしまう恐れもなくして、前記包装体本体A の削除作業 も非常に確実、且つスムースに行うことができる。
【0014】 最後に、海苔B と、該海苔B 上に別体の包装フィルム13にて巻装された棒状米 飯加工食品C が残るが、該包装フィルム13の一端部を把持して、引っ張るだけで 簡単に剥離し、このような極簡単な作業にて海苔B は棒状米飯加工食品C の外周 面に巻装され、そのまま食することが可能な形状となり得る。
【0015】
本考案は、巻き寿司等の棒状の米飯加工食品を包装する包装体であり、容易に 開封して食することが可能な包装体として改良したものである。 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】 前記包装体は、図1(イ)で示すように、一軸延伸ポリプロピレンフィルム等 からなる略長方形状の外フィルム1 と、同図(ロ)で示すように、該外フィルム 1 と同材で構成され、且つ幅方向両端部2,2 に夫々熱シール3,3 されると共に、 該幅方向略中央部4 にて分割され、且つ一部重合された2枚のフィルム5,5 から なる内フィルム6 とから構成された通常の包装体本体A を備えたものである。
【0017】 前記外フィルム1 と内フィルム6 間には、図1及び図2で示すように、シート 状の海苔B が介装されると共に、前記外フィルム1 の内面側には、その幅方向略 中央部7 、即ち、長手方向一端縁8 の略中央部9 から他端縁10の略中央部11に亘 って分断手段であるカットテープ12が貼着されている。
【0018】 前記のように海苔B が介装された包装体本体A にて、巻き寿司等の棒状の米飯 加工食品C を巻回するのであるが、本考案の包装体においては、該米飯加工食品 C が直接包装体本体A にて巻回されているのではなく、予め、図3で示すように 、該米飯加工食品C が前記外フィルム1 や内フィルム6 と同様の素材からなる別 体の包装フィルム13で巻装され、その巻装された食品C を前記海苔B が介装され た包装体本体A にて包装して包装体を構成させているのである。
【0019】 前記包装フィルム13は、透明、或いは半透明の略長方形状を有するシートによ って形成され、棒状の米飯加工食品C の外周面に沿って、該食品C 米飯11を巻装 し、前記包装体本体A の内フィルム6 に食品C が直接当接されることがないよう に、前記食品C の全円周面を包囲可能な長さを有して構成されている。
【0020】 該包装フィルム13にて棒状の米飯加工食品C を巻装した際に、該包装フィルム 13の両端に重合部14が形成され、しかもその両端の何れか一方には、該包装フィ ルム13の前記食品C からの引き剥がしを容易とするための引き剥がし用摘み片15 が形成されている(この場合は、食品C と当接されない側の前記重合部14がその まま摘み片15となり得る。)。
【0021】 前記のように構成された棒状の米飯加工食品C は、海苔B が介装された前記包 装体本体A にて巻回され、該包装体本体A の長手方向両端縁8,10は、図4で示す ように、互いに合掌状態にて一方側に折り曲げられ、その端縁8,10には、図5で 示すように、該端縁8,10と直交する方向の中央部、即ち、前記カットテープ12の 貼着方向に平行した部分に2条の破線16,16 が刻設されたタックラベル17が貼着 されている。
【0022】 また、包装体本体A の外フィルム1 の長手方向一端縁8 の略中央部9 、即ち、 該外フィルム1 の内面側に貼着された前記カットテープ12の一端部には、図1( イ)で示すように、2条の破切線18,18 よりなる破切起点部19が設けられると共 に、外フィルム1 の長手方向他端縁10の略中央部11、即ち、該外フィルム1 の内 面側に貼着された前記カットテープ12の他端部には、2条の破切線20,20 及びそ の内方向先端部に設けられた略V字状の連設する破切線21よりなる破切終了部22 の該先端部が、前記合掌状態にて一方側に折り曲げられた折り曲げ部分に位置す るように設けられている。
【0023】 更に、前記構成の包装体本体A にて、海苔B が介装された前記米飯加工食品C を巻回した後は、該包装体本体A の幅方向両端部2,2 が夫々熱シール23,23 され 、該包装体の封緘が施されている。
【0024】 前記一実施例の構成からなる棒状米飯加工食品の包装体の開封の際は、先ず、 前記タックラベル17の2条の破線16,16 に沿って破断する。
【0025】 そうすると、前記外フィルム1 に設けられた2条の破切線18,18 よりなる破切 起点部19が同時に破断し、該破切起点部19から前記破切終了部22まで、カットテ ープ12に沿って外フィルム1 が破断される。
【0026】 この際、前記破切終了部22の内方向先端部に設けられた略V字状の破切線21に より、例え、包装体本体A の両端縁8,10が合掌状に折り畳まれていても、何の引 っ掛かりもなく、スムースに前記外フィルム1 の破断を行うことができる。
【0027】 前記のように単に、カットテープ12に沿って外フィルム1 を破断することで、 図6で示すように、該包装体本体A は完全に二分割される(内フィルム6 はもと もと2枚のフィルム5,5 から構成されている。)ので、後は該包装体本体A の幅 方向両端部2,2 を双方から引き抜けば良く、この際、内装された米飯加工食C は 別体の包装フィルム13によって包囲されており、該米飯加工食C と、前記内フィ ルム6 とが直接の面接触することがないので、該米飯加工食C の粘着抵抗が内フ ィルム6 の引っ張りに影響を与えることなく、簡単に、且つスムースに該包装体 本体A を左右に引き抜き削除することができるのである。
【0028】 前記包装体本体A の削除によって、図7で示すように、海苔B 上に包装フィル ム13にて巻装された棒状の米飯加工食品C のみが露出するので、次に、該海苔B を掌24上に載置し、図8で示すように、前記包装フィルム13の摘み片15を他方の 指25で把持して、転がしながら該フィルム13を剥離すれば、米飯加工食品C の粘 りにて海苔B が該食品C の周面を包囲した状態となり、海苔B で巻装された米飯 加工食品C が完成される。
【0029】 尚、前記米飯加工食品C に直接巻装される包装フィルム13としては、上記実施 例の他にも、図9で示すように、該包装フィルム13の両端重合部14の略中央部か ら一部延設させて設けられた摘み片15を有するものであっても良い。
【0030】 また、前記包装フィルム13の形状を、図10で示すように、外側フィルム26と 内側フィルム27とからなる2重袋状にて構成されたものとし、前記米飯加工食品 C への巻回方向両端縁28,28 が、互いに当接されて該食品C を巻装すると共に、 該両端縁28,28 当接部の対抗側の前記外側フィルム26を若干弛ませて摘み部29を 突設させつつ、内側フィルム27を米飯加工食品C の粘りによって直接当接される ように巻装させたものであっても良い。
【0031】 前記のような包装フィルム13を使用する場合の、該フィルム13を剥離する際は 図11で示すように、前記外側フィルム26から突設された摘み部29を指25で上方 に引っ張るだけよく、この作業によって、正面視左右両方向から前記外側フィル ム26及び該フィルム26に連設された内側フィルム27が順次引き剥がされ、非常に スムースに包装フィルム13の剥離を施すことが可能となる。
【0032】 その他、前記包装フィルム13はどのようなものであって良く、要は少なくとも 米飯加工食品C の長手方向の外周面を直接包装することが可能で、且つ容易に該 米飯加工食品C から剥離可能なものであれば良い。 従って、該フィルム13の形状、又該フィルム13に形成される摘み片15等の形成 箇所や形状、更に包装形態の具体的な構成等も決して限定されるものではない。
【0033】 また、上記実施例においては、包装体本体A の幅方向両端部2,2 が熱シール23 ,23 にて封緘されたものを挙げたが、該実施例に限定されることはなく、例えば 、図12で示すように、該両端部2,2 がひねり30,30 によって封緘されたもので あっても、また、図13で示すように、別途設けられた封印具31にて幅方向両端 部2,2 が封緘されたものであっても、更に、図14で示すように、包装体本体A の外フィルム1 、或いは内フィルム6 の一方の幅方向両端部から、前記棒状米飯 加工食品C の幅方向の外周面32,32 を直接包囲する突出片33,33 が突設され、該 突出片33,33 にて前記包装体本体A の幅方向両端部2,2 が封緘されたものであっ ても良い。
【0034】 上述のように包装体本体A の幅方向両端部2,2 の封緘手段はどのようなもので あっても構わないと共に、包装体本体A の長手方向両端部8,10の処理においても どのようなものであっても構わず、例えば、単に互いに重合34されるようにした だけのものであっても良く、この場合は該重合される部分34を短くすれば、外フ ィルム1 の分断の際にスムースとなり、また、該重合される部分34が短ければ、 外フィルム1 に設けられる分断手段は、該外フィルム1 の長手方向一端縁8 の略 中央部9 に刻設された2条の破切線18,18 よりなる破切起点部19だけでよく、特 に破切終了部22は必要なくなるので、これは材料費及び刻設作業費の節約となり 、コストダウンに繋がる。
【0035】 また、包装体本体A の長手方向両端部8,10の処理においては、図12で示すよ うに、カットテープ12の両側に通常のタックラベル17,17 を貼着することで係止 させたり、特に2条の破線16,16 が刻設されたものではなく、通常のタックラベ ル17をカットテープ12上に貼着し、その両側を弱力接着剤等にて仮接着35,35 さ せたものであっても良く、要は前記外フィルム1 の分断が確実、且つスムースと なればどのような処理であっても良い。
【0036】 尚、前記通常のタックラベル17をカットテープ12上に貼着する場合は、該タッ クラベル17に破切起点部19となる摘み部を突設させておくことが好ましい。
【0037】 更に、上記実施例においては、外フィルム1 、内フィルム6 及び別体の包装フ ィルム13等が、一軸延伸ポリプロピレンフィルムで構成されたものを挙げたが、 この材質にも特に限定はなく、二軸延伸或いは無延伸のポリプロピレンフィルム であってもよく、さらにはポリエチレン等他の合成樹脂製フィルムであってもよ く、その材質は問うものではない。
【0038】 また、前記フィルム、特に別体の包装フィルム13においては、着色されたもの であっても良く、その場合は該別体の包装フィルム13を忘れて剥離しないまま、 食するような間違えを生じなくて良い。
【0039】
上述のように、本考案に係る棒状米飯加工食品の包装体は、カットテープ等の 分断手段を有する外フィルムと、少なくとも幅方向略中央部にて一部重合された 2枚のフィルムからなる内フィルムとが幅方向両端部にて、熱シールやひねり、 別途設けられたフィルム片等にてシールされてなる包装体本体と、前記外及び内 フィルム間に介装されたシート状の海苔とから構成されると共に、前記内フィル ムを内側にして、棒状米飯加工食品が巻装され、且つその幅方向両端部が封緘さ れてなるものであって、前記棒状米飯加工食品が、予め別体の包装フィルムにて 巻装されたものであるので、前記分断手段によって外フィルムを分断した後、包 装体本体を引き抜く際に、内装された米飯加工食品の外周と内フィルムとが直接 に面接触することがない。
【0040】 従って、前記米飯加工食品の粘りによって生じる該内フィルムの摩擦抵抗が全 くなくなるので、該米飯加工食品が型崩れしてしまうことや、フィルムが引き裂 かれる等の致命的な欠点を解消することができる。
【図1】本考案に係る包装体本体の、(イ)は正面図、
(ロ)は背面図。
(ロ)は背面図。
【図2】図1(ロ)のI−I線断面図。
【図3】本考案に係る包装フィルムと米飯加工食品を示
す斜視図。
す斜視図。
【図4】本考案の包装体の一実施例を示す図5のII−
II線断面図。
II線断面図。
【図5】本考案の包装体の一実施例を示す斜視図。
【図6】包装体の分断時の状態を示す斜視断面図。
【図7】包装体本体を削除した時の正面説明図。
【図8】棒状米飯加工食品から包装フィルムを剥離する
時の正面説明図。
時の正面説明図。
【図9】本考案に係る他の包装フィルムと米飯加工食品
を示す斜視図。
を示す斜視図。
【図10】包装体本体を削除した時の他の実施例を示す
断面説明図。
断面説明図。
【図11】棒状米飯加工食品から包装フィルムを剥離す
る時の他の実施例を示す断面説明図。
る時の他の実施例を示す断面説明図。
【図12】本考案の包装体の他実施例を示す側面図。
【図13】本考案の包装体の他実施例を示す斜視図。
【図14】本考案の包装体の展開状態の他実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図15】本考案の包装体の他実施例を示す断面図。
1 外フィルム 2 包装体本体の幅方向端部 6 内フィルム 13 別体の包装フィルム 15 摘み片 A 包装体本体 B 海苔 C 棒状米飯加工食品
Claims (12)
- 【請求項1】 分断手段を有する外フィルム(1) と、少
なくとも幅方向略中央部(4) にて一部重合された2枚の
フィルム(5),(5) からなる内フィルム(6) とが幅方向両
端部(2),(2) にてシールされてなる包装体本体(A) と、
前記外及び内フィルム(1),(6) 間に介装されたシート状
の海苔(B) とから構成されると共に、前記内フィルム
(6) を内側にして、棒状米飯加工食品(C) が巻装され、
且つその幅方向両端部(2),(2) が封緘されてなる棒状米
飯加工食品の包装体において、前記棒状米飯加工食品
(C) が、別体の包装フィルム(13)にて巻装されてなるこ
とを特徴とする棒状米飯加工食品の包装体。 - 【請求項2】 前記棒状米飯加工食品(C) を包装する別
体の包装フィルム(13)には、該米飯加工食品(C) からの
引き剥がしを容易とする引き剥がし用の摘み片(15)が設
けられてなることを特徴とする請求項1記載の棒状米飯
加工食品の包装体。 - 【請求項3】 前記棒状米飯加工食品(C) を包装する別
体の包装フィルム(13)は、外側(26)及び内側フィルム(2
7)からなり、且つ巻回方向両端縁(28),(28) が、互いに
当接されるよう前記棒状米飯加工食品(C) を巻装すると
共に、該両端縁(28),(28) の対抗側の外側フィルム(26)
には摘み部(29)が設けられてなることを特徴とする請求
項2記載の棒状米飯加工食品の包装体。 - 【請求項4】 前記分断手段が、外フィルム(1) の長手
方向一端縁(8) の略中央部(9) に刻設された2条の破切
線(18),(18) よりなる破切起点部(19)である請求項1〜
3の何れかに記載の棒状米飯加工食品の包装体。 - 【請求項5】 前記包装体本体(A) の長手方向両端縁
(8),(10)は、互いに重合されるよう前記棒状米飯加工食
品(C) を巻装してなる請求項4記載の棒状米飯加工食品
の包装体。 - 【請求項6】 前記分断手段が、外フィルム(1) の長手
方向一端縁(8) の略中央部(9) に刻設された2条の破切
線(18),(18) よりなる破切起点部(19)と、外フィルム
(1) の長手方向他端縁(10)の略中央部(11)に刻設された
2条の破切線(20),(20) 及びその内方向先端部に設けら
れた略V字状の破切線(21)が連設されて設けられた破切
終了部(22)である請求項1〜3の何れかに記載の棒状米
飯加工食品の包装体。 - 【請求項7】 前記包装体本体(A) の長手方向両端縁
(8),(10)は、互いに合掌状態にて前記破切起点部(19)が
上面となるよう折り曲げられてなる請求項6記載の棒状
米飯加工食品の包装体。 - 【請求項8】 前記外フィルム(1) には、その長手方向
一端縁(8) の略中央部(9) から他端縁(10)の略中央部(1
1)に亘ってカットテープ(12)が設けられてなる請求項1
〜7の何れかに記載の棒状米飯加工食品の包装体。 - 【請求項9】 前記包装体本体(A) の端部上面には、中
央部に2条の破線(16),(16) が刻設されたタックラベル
(17)が、前記分断手段の分断方向と該ラベル(17)の破線
(16)方向とが一致するよう貼着されてなる請求項1〜8
の何れかに記載の棒状米飯加工食品の包装体。 - 【請求項10】 前記包装体本体(A) の幅方向両端部
(2),(2) が熱シール(23),(23) にて封緘されてなる請求
項1〜9の何れかに記載の棒状米飯加工食品の包装体。 - 【請求項11】 前記包装体本体(A) の幅方向両端部
(2),(2) がひねり(30),(30) によって封緘されてなる請
求項1〜9の何れかに記載の棒状米飯加工食品の包装
体。 - 【請求項12】 前記包装体本体(A) の幅方向両端部
(2),(2) から、前記棒状米飯加工食品(C) の幅方向外周
面(32),(32) を包囲する突出片(33),(33) が突設され、
該突出片(33),(33) にて前記包装体本体(A) の幅方向両
端部(2),(2) が封緘されてなる請求項1〜9の何れかに
記載の棒状米飯加工食品の包装体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012013U JP3009552U (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 棒状米飯加工食品の包装体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012013U JP3009552U (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 棒状米飯加工食品の包装体 |
Publications (1)
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---|---|
JP3009552U true JP3009552U (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=43145344
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP1994012013U Expired - Lifetime JP3009552U (ja) | 1994-09-28 | 1994-09-28 | 棒状米飯加工食品の包装体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009552U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016111934A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 不二精機株式会社 | 棒状寿司の包装シート構造 |
-
1994
- 1994-09-28 JP JP1994012013U patent/JP3009552U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016111934A (ja) * | 2014-12-11 | 2016-06-23 | 不二精機株式会社 | 棒状寿司の包装シート構造 |
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