JP2016111934A - 棒状寿司の包装シート構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】棒状寿司の外周をフィルムシートで包皮する作業を行うに際し、寿司本体の外周を巻回包装する長方形シートの長手方向に海苔シート開口部を形成することにより、海苔シートの巻回を簡単に行え、綺麗な棒状寿司の包装が可能となる棒状寿司の包装シート構造とすることができる【解決手段】長方形の短幅にわたって棒状寿司本体を載置可能とすると共に、内部に海苔シートを収容して構成した扁平袋状の長方形シートと、長方形シートの長辺側縁より突出形成した端面包皮シートと、長方形シートの裏シートに長手方向に沿って形成した海苔シート開口部と、海苔シート開口部に対応して長方形シートの表シートの長手方向に沿って溶着した切断テープとよりなる棒状寿司の包装シート構造を提供する。【選択図】図1

Description

この発明は、棒状寿司の包装シート構造に関する。
従来、例えば、コンビニエンスストア等において、おにぎりと同棚に陳列販売される手巻き風の棒状寿司は、扁平袋状の中に海苔シート収容したフィルムで包装されて片手で握れるサイズの大きさとされており、食するときにはその包装フィルムを剥離しながら内収容の海苔シートで棒状寿司本体を包んで海苔巻き棒状寿司として食する。
かかる棒状寿司の特徴は、寿し飯の芯部に納豆やシーチキン等の加工物や野菜等を入れて棒状手巻き風にしてその外周を海苔シートで包んだ形状にある。
そして、かかる形態の棒状寿司は扁平袋に海苔シートを収容したフィルムで包装されてコンビニエンスストア等の陳列棚に立てた状態で陳列販売される。
かかる包装された棒状寿司の特性は、包皮された形態で端面で陳列棚に立つこと、及び寿司本体の縦方向(棒状長手方向)にフィルム剥離用の切断帯を溶着して包皮フィルムを手を汚さないで簡易に開封できるようにすること、並びに棒状寿司本体の上下端面も周面と同様に包装して全周フィルム包装とすることにより陳列販売に支障がないようにすること等が必要とされている。
従って、コンビニエンスストア等で販売される包装棒状寿司は、包装機械装置によりフィルムで裸の棒状寿司本体の周面及び端面を自動的に包装して上記の条件を満たすように構成している。
かかる棒状寿司本体の包装に使用される従来の包装シートの構造は次のように構成されている。
すなわち、図15に示すように、棒状寿司本体の外表面を巻回するための長方形シート100を縦向きにして横方向に一定間隔で並列し、長手帯状の連続した包皮シート101を長方形シート100短幅員を横断する状態で重ねて溶着する。次いで、この長手帯状の連続した包皮シート101を横並びした長方形シート100間で切断し、長方形シートの短幅員両側縁からひれ部材を張り出してこれにより棒状寿司本体の両端面を包皮できるようにしている。
このように棒状寿司本体の両側縁にはひれ部材を張り出し、これを端面包皮シートとして棒状寿司本体端面を包皮可能とする。
ここで使用する長方形シート100は、長方形の二枚のシートで扁平袋に形成し、この裏シートの短幅を横切るように切欠線を形成してこれを海苔シート開口部105とし、この扁平袋中に海苔シート104を収納して構成する。
更に、二枚の長方形状のシートよりなる扁平袋の表シートには海苔シート開口部105と対応する線位置、すなわち、横断線に切断テープ106を溶着しておき切断テープ106を剥離することにより線切欠部が形成されるように構成されている。
すなわち、切断テープ106を剥離することにより海苔シート開口部105と相俟って扁平袋の長方形シート100の横断線から半々の上下扁平袋に分離されることになる。
上方の半扁平袋を海苔シートの外側から除去すれば内部の海苔シートの半分が露出した状態となり、最終的に棒状寿司本体周面をこの露出した海苔シートで巻回すれば海苔巻状の棒状寿司が完成する。
図15により従来の包装機械装置を使用して行う棒状寿司包装工程を説明する。
予め長方形シート100を表裏反転した裏シート上に裸の棒状寿司本体103を短幅方向に載置する。そして該シートを巻回しながら両側のひれ部材である端面包皮シート101を折り込んでいけば棒状寿司本体103の周面及び両端面は長方形シート100及び端面包皮シート101で全周面包装される。最後に長方形シート100の先端縁をシールで固定することにより棒状寿司の包装形態が完成する。
これを食するためには、まず長方形シート100の先端縁のシールを解除する。次いで、長方形シート100や端面包皮シート101を剥離する。剥離に際しては、包装棒状寿司を縦方向に握ると長方形シート100は短幅が縦方向となるため表シート短幅方向(棒状寿司の長手方向)に溶着した切断テープ106を縦方向に引く。長方形シート100の表シートはその部分から左右に切断分離する。同時に裏シートに形成されている海苔シート開口部と相俟って扁平袋の長方形シート100の横半分は海苔シートの外側から引き抜き可能状態となる。そして、海苔シートから長方形シート100の半分を引き抜くと海苔シートの半分が露出する。次いで、残りの半分の長方形シート100中から海苔シートを引出しながら海苔シートで棒状寿司本体103の周面を巻回する(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−290059号公報
かかる、従来の棒状寿司の包装シート構造では、端面包皮シートを長方形シートの長辺側縁から突出させていることに特徴がある。そして、包装機械装置により長方形シートを縦向きにして横方向に搬送しながら長方形シートの短幅方向、すなわち、短幅に跨って棒状寿司本体を載置する。次いで、長方形シートと端面包皮シートとにより棒状寿司本体の端面と周面をそれぞれ包皮する。
そして、扁平袋状の長方形シートから中の海苔シートを露出させて棒状寿司本体周面を巻回する。そのために、予め長方形シートの裏シートの短幅方向、すなわち、棒状寿司本体の長手に沿って海苔シート開口部を形成しておく。それに対応して長方形シートの表シートに短幅方向に沿った切断テープを溶着しておく。切断テープにより表シートの短幅方向を縦方向に裂くことにより海苔シート開口部と相俟って長方形シートの略半分が除去可能となる。次いで、長方形シートの略半分を海苔シートの外側から引き抜くと長方形シート内に収容した海苔シートの略半分が露出状態となる。この露出海苔上に長方形シート上の棒状寿司本体を転動させながら海苔シート全体を残りの半分の長方形シートから引き出して棒状寿司本体周面を巻回することにより、海苔巻き棒状寿司が完成する。
このように海苔シートを棒状寿司本体に巻回するための長方形シートの主要な構造は、長方形シートの裏シートの短幅方向、すなわち、棒状寿司本体の棒状縦方向に海苔シート開口部を形成し、海苔シート開口部に対応して表シートに切断テープを溶着したことにある。
しかし、かかる海苔シート開口部の位置形成構造とすると、必然的に棒状寿司本体の棒状方向に沿って長方形シートを引き裂かなければならず、棒状寿司本体を転動しながら長方形シートから引出し露出した海苔シートで巻くという煩雑な作業を経ることが必要になる。
すなわち、海苔シートは予め扁平袋の長方形シートに収容されているため、食するときにこの扁平袋から海苔シートを引き出す作業が必要であり、その後は引出した海苔シートを裸の棒状寿司本体の周面に巻回する作業、例えば、長方形シートを解舒展開して棒状寿司本体を転動させて海苔シートで巻くという作業が必要になり、食する前の作業として煩雑感を与えることになり、そのため海苔巻棒状寿司の販売にも影響するおそれがある。
本発明では、長辺側縁から端面包皮シートを突出した長方形シートの長手方向に沿って海苔シート開口部を形成した構造とし、表シートの長手方向に溶着した切断テープで表シートの半々を裂くことができるように構成したことにより、海苔シート開口部と相俟って巻回した長方形シートは長手方向に沿って半々に分離できるようになる。従って、分離された筒状の半々の長方形シートを端面包装シートと共に棒状寿司本体に沿って引き抜けば、そのまま海苔シートは棒状寿司本体を巻いたまま露出状態となり、即、そのまま棒状巻寿司を食することができ、従来の煩わしい包装解除の手間を省略することができる。
この発明は、長方形の短幅にわたって棒状寿司本体を載置可能とすると共に、内部に海苔シートを収容して構成した扁平袋状の長方形シートと、長方形シートの長辺側縁より突出形成した端面包皮シートと、長方形シートの裏シートに長手方向に沿って形成した海苔シート開口部と、海苔シート開口部に対応して長方形シートの表シートの長手方向に沿って溶着した切断テープとよりなる棒状寿司の包装シート構造を提供する。
また、海苔シート開口部と切断テープは、長方形シートの表裏シートの長手方向の略中央部に形成し、切断テープの剥離操作によって海苔シート開口部と相俟って長方形シートを長手方向に沿って半々に分離可能に構成したことにも特徴を有する。
また、海苔シート開口部は長方形シートの裏シートの長手方向略中央部において切溝を形成しその切溝の切離縁を一部重ねて重ね代を構成したことにも特徴を有する。
本発明によれば、長方形の短幅にわたって棒状寿司本体を載置可能とすると共に、内部に海苔シートを収容して構成した扁平袋状の長方形シートと、長方形シートの長辺側縁より突出形成した端面包皮シートと、長方形シートの裏シートに長手方向に沿って形成した海苔シート開口部と、海苔シート開口部に対応して長方形シートの表シートの長手方向に沿って溶着した切断テープとよりなるために、長方形シートを縦上半部と縦下半部との二つ割りに分離することができ、この分離した筒状のままの長方形シートを上下の端面包皮シートと共に棒状寿司本体から引き抜くと自然に海苔シートは棒状寿司本体周面を巻いた状態で現れ、簡単な操作で手を汚すことなく迅速に海苔巻きの棒状寿司とすることができる効果がある。
本発明の棒状寿司の包装シート構造を示す平面図。 図1のI−I線の断面図。 図1のII−II線の断面図。 本発明の棒状寿司の包装シート構造の使用状態を示す平面図、 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その1)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その2)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その3)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その4)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その5)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その6)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その7)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図(その8)。 本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する工程の説明図。 本発明の棒状寿司の包装シート構造の他の実施例を示す説明図。 従来の棒状寿司の包装シート構造による包装工程を示す説明図。
この発明は、長方形の短幅にわたって棒状寿司本体を載置可能とすると共に、内部に海苔シートを収容して構成した扁平袋状の長方形シートと、長方形シートの長辺側縁より突出形成した端面包皮シートと、長方形シートの裏シートに長手方向に沿って形成した海苔シート開口部と、海苔シート開口部に対応して長方形シートの表シートの長手方向に沿って溶着した切断テープとよりなる棒状寿司の包装シート構造を提供する。
また、海苔シート開口部と切断テープは、長方形シートの表裏シートの長手方向の略中央部に形成し、切断テープの剥離操作によって海苔シート開口部と相俟って長方形シートを長手方向に沿って半々に分離可能に構成したこと、また、海苔シート開口部は長方形シートの裏シートの長手方向略中央部において切溝を形成しその切溝の切離縁を一部重ねて重ね代を構成したことにも特徴を有する。
[実施例]
この発明の実施例を図面に基づき詳説する。
図1は本発明の棒状寿司の包装シート構造を示す平面図、図2は図1のI−I線の断面図、図3は図1のII−II線の断面図、図4は本発明の棒状寿司の包装シート構造の使用状態を示す平面図、図5から図12は本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する経過および包装を解除して棒状寿司を食する状態とするまでの各工程の説明図、図13は本発明の棒状寿司の包装シート構造を使用して棒状寿司を包装する工程の説明図を示す。
図1は、本発明構造を有する長方形シートDの平面図を示す。すなわち、裸の棒状寿司本体Bを食する時に海苔シートCを巻くことができるように構成した棒状寿司本体Bの包装用の長方形シートDと、長方形シートDの長辺側縁から外方に延出形成するように長方形シートDに溶着自在とした端面包皮シートEとよりなる。
長方形シートDは、扁平袋状に形成されており、表シート2の長手方向中央に切欠した切欠部11を有し内部には海苔シートCを収納している。この長方形シートDで棒状寿司本体Bを包装するように構成している。すなわち、裸の棒状寿司本体Bを長方形シートD上に載置して寿司周面を該シートDで巻回して店頭に縦定置状態で陳列可能な包装形態としている。
図1、図2、図3に示すように端面包皮シートEは、長方形シートDの長辺側縁から外方にひれ部材様に延出形成されている。長方形シートDは予め別体に作成しておき、包装工程の中途、すなわち、長方形シートDで棒状寿司本体Bを巻回包装する前段階で長方形シートDに溶着することにより、長方形シートDの長辺側縁から延出形成する。なお、図1中の符号20は端面包皮シートEと裏シート3とを溶着した部分である。図2及び図3中の符号21は表シート2と裏シート3との縁部同士を溶着した部分である。
他実施例としては、扁平袋状の長方形シートDを形成するとき予め長方形シートDに一体延出状に溶着しておくこともできる。
図4に示すように、端面包皮シートEは、長方形シートDの短幅員に沿って裸の棒状寿司本体Bを載置し、長方形シートDを外周面で巻回する際に、棒状寿司本体Bの両端面を包皮するために用いる。すなわち、棒状寿司Aの全外周をフィルムシートによる長方形シートD及び端面包皮シートEにより包装した形態とする。
このような長方形シートDと端面包皮シートEとで包装する裸の棒状寿司本体Bは、酢味の扁平飯の上面に納豆やシーチキンや野菜等の具材を載置して丸くくるむことにより全体棒状の形態としたものである。
図5〜図12及び図13に基づき長方形シートDと端面包皮シートEとにより裸の棒状寿司本体Bを包装する工程について説明する。
図13に示すように海苔シートCを内包した扁平袋状の長方形シートDは長手方向に直列に並列して搬送される。その中途で長方形シートDの長辺側縁から延出するように棒状寿司本体Bに端面包皮シートEを溶着する。
図5に示すように、棒状寿司本体Bの端面を端面包皮シートEに対応して長方形シートD上に棒状寿司本体Bを載置し、シート状の端面包皮シートEの両端部を折り曲げて、棒状寿司本体Bの端面を被覆する。
図6に示すように、シート状の端面包皮シートEを棒状寿司本体Bの形状に対応し折り曲げて、棒状寿司本体Bを端面包皮シートEで包みつつ長方形シートDでさらに外側を包み込むように巻回する。
図7に示すように裸の棒状寿司本体Bは長方形シートDと端面包皮シートEにより外周面及び両端面が包皮される。
図13に示すように海苔シートCを収容した扁平袋状の長方形シートDを形成しており、かかる長方形シートDは縦方向に並列して搬送され、その後の工程で上記のように長方形シートDと端面包皮シートEにより棒状寿司本体Bの外周面及び両端面が包皮される。
しかも、長方形シートDの裏シート3に長手方向に沿って形成した海苔シート開口部14と、海苔シート開口部14に対応して長方形シートDの表シート長手方向に沿って溶着した切断テープ12との双方を構成した長方形シートDは、従来の包装機械装置で搬送しながらその工程の途中で棒状寿司本体Bの外周面及び両端面を包皮する。そのために従来の包装機械装置に対して別途端面包皮シートEを延出状に溶着する工程を付加する必要がある。
具体的には、長手方向に沿って海苔シート開口部14を形成した長方形シートDを縦方向の並列状態で搬送し、その中途において端面包皮シートEを長方形シートDの側縁に溶着する工程を付加する。その後の工程で従来通り包装機械装置で自動的に長方形シートDの短幅方向に棒状寿司本体Bを載置し長方形シートDで巻回する。
このように、両端縁に端面包皮シートEを突出した長方形シートD面上に棒状寿司本体Bを長方形シートDの短幅方向に載置して長方形シートDをまるめることにより、棒状寿司本体Bの外周面を長方形シートDで包装した形態とすると共に、同時に端面包皮シートEを折込んで棒状寿司本体Bの両端面を包皮した形態とする。この状態では、棒状寿司本体Bの全周面がフィルムシートで包装された形態となる(図7参照)。
包装完了した棒状寿司Aは、店頭陳列時に立つように長方形シートDを丸める際に長方形シートDの下側縁が端面包皮シートEよりもやや下方に環状に突出するように構成する。このように長方形シートDがまるめられると、下端円環部13はフィルム包装の棒状寿司Aのスタンド基部となる。
また、図1〜図3に示すように、長方形シートDの表裏二枚のシート2,3の両側縁を内部に海苔シートCを収容して熱シールし、裏シート3の長手方向の略中央部には一直線の海苔シート開口部14を切欠状に形成し、すなわち、切溝11aを形成しその切溝11aの切離縁を一部重ねて重ね代を構成した。この海苔シート開口部14と相対する表シート2には切断テープ12(図7、8参照)が溶着されており、切断テープ12を剥離することにより切断テープ12に沿って表シート2は長手方向の上下に切離されて分離可能となる。
このように、裏シート3は海苔シート開口部14を介して上半シート3aと下半シート3bの上下二分したシートより構成されており、上下半シート3a,3bの対向端縁は互いに重ねた開口部構成としている。
このように構成しておくことにより、切断テープ12を表シート2から剥離して表シート2を上下に分離すると同時に裏シート3の上半シート3aと下半シート3bも海苔シート開口部14から分離されて長方形シートDは上下に分かれる(例えば図1、図8参照)。
次いで、図9に示すように、この分離した表シート2の上半部2a、すなわち、まるめた長方形シートDの上半部は溶着された端面包皮シートEと共に有底円筒状になって棒状寿司本体Bの周面と海苔シートCをなぞって上方へ引き抜かれる。
従って、図10に示すように長方形シートD内に収容した海苔シートCの上半部は長方形シートDの上半部が除去されるため外部に露出し、かつ、棒状寿司本体Bの上半部周面を囲繞した状態で残り、上半部のみ海苔巻きの棒状寿司A形態となる。
食するときには、図11に示すように、棒状寿司Aの縦方向にして未開封の長方形シートDの下半部を把持し露出状態の海苔シートが巻かれた棒状寿司Aの上半部を食するが、棒状寿司本体Bの下半部は、未開封の長方形シートDの下半部から海苔シートと棒状寿司本体Bの下半部を上方に押出しながら徐々に露出して食することができる(例えば、図12参照)。
また、このように海苔シートC内包の長方形シートDを縦方向に並列に並べて搬送しながら棒状寿司本体Bの外周面及び両端面を包装することが出来るので、従来の包装機械装置をそのまま使いながら長方形シートDの搬送方向に沿って棒状寿司本体Bの周面や両端面の包装作業が可能となり、包装作業が効率よく行えると共に、棒状寿司Aの包装シートも簡略化することができ、同時に長方形シートDを棒状寿司本体Bから上下に分けて有底筒状の形態で上下に引き抜き除去することができる効果がある。
また、長方形シートDは、切断テープ12で上下に切離した場合に、棒状寿司本体Bの外周面を滑って上方に引き抜きやすいように内周面に滑動加工を施している。
すなわち、裏シート3の内周面を微細凹凸面に加工して棒状寿司本体Bの外周面との接触面を可及的に少なくして摩擦抵抗を可及的に少なくして容易に、かつ、簡単に長方形シートの上半部を円筒状の形態で引き抜き易くしている。
長方形シートDの内周面加工技術としては、エンボス処理が裏シート3に施されており、裏シート3には微細凹凸面が形成される。かかる構成によって、棒状寿司本体Bが長方形シートDで包装され、その棒状寿司本体Bを長方形シートDの裏シート3から抜き取る際に、棒状寿司本体Bが裏シート3に付着しない効果がある。
また、他の実施例として、端面包皮シートEは上述したように包装工程の中途で、長方形シートDにより棒状寿司を丸める前に溶着して長方形シートDの端部内に折り込む方法以外に、図14に示すように、予め有底筒状に形成したキャップE’を長方形シートDで丸める前又は同時に裸の棒状寿司本体Bに溶着する方法もあるが、かかる方法も、長方形の短幅にわたって棒状寿司本体を載置可能とし、内部に海苔シートを収容して扁平袋状に構成し、長方形シートの長辺側縁より端面包皮シートを突出形成し、長方形シートの裏シートに長手方向に沿って海苔シート開口部を形成し、海苔シート開口部に対応して長方形シートの表シートの長手方向に沿って切断テープを溶着した棒状寿司の包装シート構造により本件実施例と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
A 棒状寿司
B 棒状寿司本体
C 海苔シート
D 長方形シート
E 端面包皮シート
E’ キャップ
2 表シート
3 裏シート
11 切欠部
12 切断テープ
13 下端円環部

Claims (3)

  1. 長方形の短幅にわたって棒状寿司本体を載置可能とすると共に、内部に海苔シートを収容して構成した扁平袋状の長方形シートと、長方形シートの長辺側縁より突出形成した端面包皮シートと、長方形シートの裏シートに長手方向に沿って形成した海苔シート開口部と、海苔シート開口部に対応して長方形シートの表シートの長手方向に沿って溶着した切断テープとよりなる棒状寿司の包装シート構造。
  2. 海苔シート開口部と切断テープは、長方形シートの表裏シートの長手方向の略中央部に形成し、切断テープの剥離操作によって海苔シート開口部と相俟って長方形シートを長手方向に沿って半々に分離可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の棒状寿司の包装シート構造。
  3. 海苔シート開口部は長方形シートの裏シートの長手方向略中央部において切溝を形成しその切溝の切離縁を一部重ねて重ね代を構成したことを特徴とする請求項1および2に記載の棒状寿司の包装シート構造。
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