JP2020045138A - 飯塊包装シート - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、老人や目の不自由な方々であっても開封方向を判別することのできる飯塊包装シートを提供する。【解決手段】本発明の飯塊を包装する包装シート10は、外フィルム20と内フィルム30との間にシート状食品40を挟んで構成され、前記外フィルムは、幅方向となる左右に引っ張ることで破断可能な易破断部21が長手方向の全長に亘って形成されており、前記易破断部又はその近傍を境として、前記外フィルムは、左右の手触りが異なる。【選択図】図3

Description

本発明は、飯塊を包装する、内フィルムと外フィルムとの間にシート状食品を挟んで形成した包装シートに関するものであり、より具体的には、開封方向を手触りによって容易に理解することのできる飯塊包装シートに関するものである。
三角おにぎり飯等の飯塊を包装シートで包装した所謂包装飯塊がコンビニエンスストア等で販売されている。包装シートは、外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品(海苔)を挟んで形成した、三層構造の包装シートが広く知られている。
例えば、特許文献1の包装飯塊では、包装シートの底辺側の2つの角近傍を掴み、左右に引っ張るだけで包装シートを中央で分断させて包装を解き、シート状食品に包まれた飯塊を得られるようにしている。
特許第5757770号公報
明かりのない場所で包装飯塊の包装を解く場合、また、老人や目の不自由な方々が包装飯塊の包装を解く場合、底辺側の2つの角部が何れの角部であるか判別することが困難である。
本発明の目的は、老人や目の不自由な方々であっても開封方向を判別することのできる飯塊包装シートを提供することである。
本発明の飯塊を包装する包装シートは、
飯塊を包装する包装シートであって、
外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品を挟んで構成され、
前記外フィルムは、幅方向となる左右に引っ張ることで破断可能な易破断部が長手方向の全長に亘って形成されており、
前記易破断部又はその近傍を境として、前記外フィルムは、左右の手触りが異なる。
前記外フィルムは、前記易破断部の左右何れか一方の側に凹凸が形成された構成とすることができる。
前記凹凸は、エンボス加工により形成することができる。
前記外フィルムは、前記易破断部にて熱溶着された2枚の外フィルム片から構成されており、一方の外フィルム片が他方の外フィルム片と手触りが異なる構成とすることができる。
前記易破断部は、前記外フィルムの長手方向の全長に亘って所定間隔の切込みであり、前記外フィルムは、前記易破断部を挟んで手触りが異なるように構成することもできる。この場合、前記外フィルムは、前記シート状食品と対向する面に、前記易破断部の前記切込みを塞ぐ細幅のカバーフィルム片が熱溶着された構成とすることができる。
本発明の包装飯塊は、上記記載の包装シートにより飯塊を包装してなる。
本発明の包装シートによれば、易破断部を挟んで外フィルムの手触りが異なるから、飯塊を包装してなる包装飯塊を触ったときに、その手触りから何れの方向に易破断部があるかを判断することができる。そして、手触りの異なる外フィルムをそれぞれ左右の手で掴んで引っ張ることにより包装を解くことができる。従って、明かりのない場所で包装を解く場合、また、老人や目の不自由な方々が包装を解く場合であっても、何れの方向に外フィルムを引っ張ればよいか理解し易く、上手く包装を解くことができる。
図1は、本発明の飯塊を包装する包装シートの分解斜視図である。 図2は、包装シートの幅方向断面図である。 図3は、本発明の包装シートにより飯塊を包装してなる包装飯塊の斜視図である。 図4は、包装飯塊の包装を解く手順を示す斜視図である。 図5は、外フィルムの他の実施形態を示す包装シートの幅方向断面図である。
以下、本発明について、図面を参照しながら説明を行なう。
図1に示すように、包装シート10は、外フィルム20と内フィルム30との間にシート状食品40を挟んで形成される。図示の包装シート10は、略矩形形状である。なお、以下の説明では、図1に記載のとおり、外フィルム20の長辺に沿う方向を長手方向、これに直交する短辺方向を幅方向と称する。
外フィルム20は、幅方向となる左右に引っ張ることで容易に破断する易破断部21が形成されている。図1及び図2の実施形態では、外フィルム20は、幅方向の略中央で重なる2枚の外フィルム片26,27から構成し、図2に示すように、外フィルム片26,27どうしを重なり部分で2列に熱溶着29,29した易破断部21を有する。易破断部21は、より容易に破断可能となるように、図示の外フィルム片26,27は、熱溶着29,29の列の間に、長手方向に所定間隔でミシン目の如き複数の切込み22をそれぞれ形成している。易破断部21は、外フィルム20の幅方向略中央に形成しているが、左右のずれた位置に形成しても構わない。
易破断部21を挟んで幅方向に配置される外フィルム片26と外フィルム片27は、左右で手触りが異なるように、表面の加工又は材質を変えて構成される。図示では、左側に位置する符号26で示す外フィルム片は、滑らかな表面を有し、右側に位置する符号27で示す外フィルム片にエンボス加工を施すことにより凹凸27a(図1中丸囲みで拡大して示す)を形成している。なお、易破断部21を挟んで外フィルム20の左右の手触りが異なる構成であれば、凹凸27aに代えて粗面や梨地等としても構わない。また、外フィルム片26と外フィルム片27の材質、材料、厚さなどを変えることで手触りを変えるようにしてもよい。また、手触りは、易破断部21の近傍で変わるようにしてもよいし、部分的に変えるようにしても構わない。
シート状食品40は、海苔を例示できる。なお、シート状食品40は、おぼろ昆布をシート状に形成したもの、鯣を薄く伸したもの等、薄手の食品であれば特に限定されるものではない。
内フィルム30は、外フィルム20の易破断部21と対向する位置で幅方向に分断可能な構成とする。図示の実施形態では、内フィルム30は、幅方向の略中央で重なる2枚の内フィルム片31,32から構成している。なお、図2に示すように、内フィルム片31,32どうしの重なり部には、熱溶着を施していないが、適宜点溶着等を施すこともできる。
上記構成の外フィルム20、シート状食品40及び内フィルム30は、図1に示すように、外フィルム20と内フィルム30との間にシート状食品40を介在させた状態で、図2に示すように、シート状食品40の外周側を熱溶着14し、包装シート10が形成される。シート状食品40の長手方向、幅方向の一端又は両端近傍に、適宜専用着又は点溶着を施して、シート状食品40のズレを防止することが望ましい
本発明の包装シート10により包装される飯塊50は、白米やかやくご飯などを固めて、扁平形状とした塊である。たとえば、飯塊50は、略三角形の両側面が略平行となり、該両側面どうしを平面上又は曲面状の周面にて繋いだ形状、両側面を円形,矩形とした形状とすることができる。飯塊50には、部分的或いは全体に胡麻等の振掛け食品を振り掛けたり、具材を載せたり、具材を内部に挟むようにしてもよい。
然して、上記包装シート10の内フィルム30側に飯塊50を載せ、飯塊50を包み込むように巻き付けて包装し、包装シート10の端縁をテープや熱溶着により剥がれないように止着することで図3に示すように包装飯塊60が形成される。包装飯塊60は、図3に示すように、角部28を折り曲げて端シール12などで止着することで、角部28の隙間から湿気や異物が内部に侵入することを防止できる。なお、包装シート10は袋状に形成し、内部に飯塊50を収容した構成としてもよい。
図示の実施形態では、飯塊50は側面が三角形のものであり、易破断部21は、飯塊50の頂点から底面の略中央を通過するよう配置されている。そして、包装を解く際には、易破断部21を挟む左右の外フィルム片26,27の一方(図示では外フィルム片26)を片手で掴み、他方の外フィルム片27の端シール12を剥がして図4に示すように角部28を立ち上がらせ、そのまま当該角部28を矢印方向に引っ張る。これにより、外フィルム20は各外フィルム片26,27に形成された切込み22どうしが繋がって易破断部21が破断し、切り離された外フィルム片27と内フィルム片32がシート状食品40と飯塊50を残して引き出される。この状態で残った外フィルム片26と内フィルム片31を引き出すことで包装を解くことができ、シート状食品40に包まれた飯塊50が出現し、食することができる。なお、残りの外フィルム片26と内フィルム片31をすぐには引き出さず、外フィルム片27と内フィルム片32を引き出すことで露出したシート状食品40に包まれた飯塊50を食し、ある程度食したところで残りの外フィルム片26と内フィルム片31を引き出すようにしてもよい。
明かりのない場所で包装飯塊60の包装を解く場合、また、老人や目の不自由な方々が包装飯塊60の包装を解く場合、外フィルム片26,27を掴む位置、また、その引張り方向がわからないことがある。包装を解くには、外フィルム片26(又は27)を掴んで、易破断部21に対して略垂直に他方の外フィルム片27(又は26)を引っ張らなければならない。すなわち、たとえば図3における包装飯塊60の頂点と何れか一方の底辺の角部28を掴んで引っ張っても易破断部21は破断せず、包装を解くことはできない。
そこで、本発明では、易破断部21を挟んで左右に配置された外フィルム片26,27の手触りを変えることで、手触りの異なる外フィルム片26,27の一方を掴み、他方を引っ張ることで易破断部21に略垂直方向に力を加えて、易破断部21を破断して包装を解くことができるようにした。
これにより、明かりのない場所で包装飯塊60の包装を解く場合、また、老人や目の不自由な方々が包装飯塊60の包装を解く場合、包装飯塊60の手触りで外フィルム片26,27の引張り方向を容易に理解することができるというすぐれた効果を有する。
上記実施例の説明は、本発明を説明するためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
もちろん、外フィルム20の易破断部21の構成、内フィルム30の構成は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、包装シート10は、図5に示すように、外フィルム20を1枚のフィルムから構成し、易破断部21として当該フィルムの長手方向の全長に亘って所定間隔の切込み23を形成し、切込み23を挟んで左右のフィルムの手触りを変えるようにしてもよい。この場合、湿気等が切込み23から侵入しないように細幅のカバーフィルム片24で切込み23を塞ぐことが望ましい。カバーフィルム片24は、外フィルム20に長手方向の一辺を熱溶着25することで取り付けることができる。
10 包装シート
20 外フィルム
21 易破断部
26 外フィルム片
27 外フィルム片
27a 凹凸
30 内フィルム
40 シート状食品
50 飯塊
60 包装飯塊

Claims (7)

  1. 飯塊を包装する包装シートであって、
    外フィルムと内フィルムとの間にシート状食品を挟んで構成され、
    前記外フィルムは、幅方向となる左右に引っ張ることで破断可能な易破断部が長手方向の全長に亘って形成されており、
    前記易破断部又はその近傍を境として、前記外フィルムは、左右の手触りが異なる、
    ことを特徴とする飯塊を包装する包装シート。
  2. 前記外フィルムは、前記易破断部の左右何れか一方の側に凹凸が形成されている、
    請求項1に記載の飯塊を包装する包装シート。
  3. 前記凹凸は、エンボス加工により形成される、
    請求項2に記載の飯塊を包装する包装シート。
  4. 前記外フィルムは、前記易破断部にて熱溶着された2枚の外フィルム片から構成されており、一方の外フィルム片が他方の外フィルム片と手触りが異なる、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の飯塊を包装する包装シート。
  5. 前記易破断部は、前記外フィルムの長手方向の全長に亘って所定間隔の切込みであり、前記外フィルムは、前記易破断部を挟んで手触りが異なる、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の飯塊を包装する包装シート。
  6. 前記外フィルムは、前記シート状食品と対向する面に、前記易破断部の前記切込みを塞ぐ細幅のカバーフィルム片が熱溶着されている、
    請求項5に記載の飯塊を包装するシート。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の包装シートにより飯塊を包装してなる包装飯塊。
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