JP6681255B2 - 食品包装材、食品包装材用原反及び食品包装体 - Google Patents

食品包装材、食品包装材用原反及び食品包装体 Download PDF

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Description

本発明は、食品包装材、食品包装材用原反及び食品包装体に関する。
近時、食品包装材には、食品に直接手を触れなくても、簡易に開封ができると共に、衛生的に食品を喫食できるものが求められている。簡易開封型の食品包装材としては、カットテープを引いて食品包装材を二分割することで、食品を取り出すものが、おにぎりなどの食品包装材として知られている。
特許文献1には、喫食時に飯塊を衛生的な状態に保持するために、このような簡易開封型の飯塊包装材において、外フィルムと、外フィルムの内側に溶着された手汚れ防止シートとを有する飯塊包装体が提案されている。この飯塊包装体は、開封時に外フィルムから溶着部が取れて手汚れ防止シートが分離することで飯塊側に手汚れ防止シートが保持されるため、飯塊を手汚れ防止シートを介して持つことができるものである。
特開2014−73115号公報
しかし、外側の包装フィルムから手汚れ防止シートが容易に取れるように、溶着部の溶着強度を弱くした場合、移送時などに外側の包装フィルムから手汚れ防止シートが剥がれる可能性がある。剥がれた手汚れ防止シートは、食品と擦れ合うことで食品の形状を崩したり、開封時に食品を飛散させる要因となる。一方、溶着部の溶着強度を強くした場合、食品包装材に要求される簡易開封機能は損なわれ、外側の包装フィルムからの手汚れ防止シートの剥離が円滑に行われず、食品が崩れたり、開封時に食品が飛散する不具合を生じる。また、このような食品包装材を用いた食品包装体の開封強度は、外側の包装フィルムから手汚れ防止シートが剥離する際の溶着部の剥離強度に影響を受けるため、このような食品包装材を用いた食品包装体の開封強度を制御することは困難である。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、食品包装材に要求される簡易開封機能を阻害することなく、食品包装材10からの手汚れ防止シートの分離を円滑に行うことができ、開封強度を制御しやすい食品包装材、食品包装材用原反及び食品包装体を提供することを目的とする。
上記課題に鑑みて、本発明の実施形態は、以下の手段を採用する。
(1) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、分割可能な第1の部位と第2の部位とを備える本体シートと、前記本体シートに重なるように配置されて前記本体シートにおける前記第1の部位と前記第2の部位に固着される固着シートと、を備える食品包装材であって、前記固着シートは、固着シート本体部と、前記固着シート本体部から分離可能な第1の固着シート分離部と、前記固着シート本体部から分離可能であって、前記第1の固着シート分離部とは別体の第2の固着シート分離部と、を備えており、前記第1の固着シート分離部の少なくとも一部は、前記本体シートの前記第1の部位に固着されており、前記第2の固着シート分離部の少なくとも一部は、前記本体シートの前記第2の部位に固着されている。
(2) 本発明の実施形態に係る食品包装材用原反は、上記(1)に記載の食品包装材が複数連続して設けられたものである。
(3) 本発明の実施形態に係る食品包装体は、上記(1)に記載の食品包装材、又は、上記(2)記載の食品包装材用原反から切り出された前記食品包装材と、前記食品包装材に包装され、前記固着シート本体部の少なくとも一部が当接する食品と、を備える。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたものであり、食品包装材に要求される簡易開封機能を阻害することなく、食品包装材からの手汚れ防止シートの分離を円滑に行うことができ、開封強度を制御しやすい食品包装材、食品包装材用原反及び食品包装体を提供することができる。
本発明の実施形態に係る食品包装材10の平面図である。 図1の食品包装材10の分解斜視図である。 図1の食品包装材10に食品20が載置された状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る食品包装材12の分解斜視図である。 図4の食品包装材12に食品20が載置された状態の斜視図である。 本発明の実施形態に係る食品包装材14の平面図である。 本発明の実施形態に係る食品包装材10,12,14を使用した食品包装体1の斜視図である。 本発明の実施形態に係る食品包装体1を開封する方法を示す。 本発明の実施形態に係る食品包装体1の製造方法の一例を説明する製造工程図である。 本発明の実施形態に係る複数の連続する食品包装材10,12,14を有する食品包装材用原反1000の斜視図である。
(食品包装材)
本発明の実施形態に係る食品包装材10について、図1から図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る食品包装材10の平面図であり、固着シート200が固着された主面および主面に対向する裏面を有する本体シート100のうち、主面側から見た食品包装材10を示す図である。図2は、図1の食品包装材10の分解斜視図であって、食品包装材10の本体シート100と固着シート200とを分離して示したものである。図3は、図1の食品包装材10に食品20が載置された状態の斜視図であり、食品包装材10の固着シート200が設けられた主面に食品20が配置されることを示している。なお、本明細書において、平面視とは、図1のように、食品包装材10のうち、固着シート20が設けられた主面に対して垂直方向から食品包装材10を見ることを意味する。
食品包装材10は、おにぎりやサンドイッチなどに代表される食品20を包装するためのものである。食品包装材10は、食品20を包む本体シート100と、本体シート100に固着される固着シート200と、を備えている。固着シート200は、本体シート100の主面に固着され、包装時には、本体シート100と食品20との間に配置される。固着シート200は、開封後に本体シート100から分離して食品20側に保持される固着シート本体部206を含んでいる。
図1の本体シート100は、長手方向と長手方向に直交する短手方向とを有する略長方形状に形成されており、例えば、長手方向の長さが約22.5cm、短手方向の長さが16cmである。なお、本体シート100の外形や大きさは、上記の形状に限定されず、正方形状や台形状などの矩形形状、四方の角部が切り欠かれた矩形形状、袋状などを含むいかなる形状、大きさをとってもよい。
本体シート100は、第1の部位104、第1の部位104とは別体の第2の部位106に分離可能なシート体である。本体シート100は、少なくとも食品20を包装するための包装フィルム102を有し、図7に示す食品包装体1を簡易に開封して、本体シート100を少なくとも第1の部位104及び第2の部位106に分割して、食品20を取り出せるようにするための本体シート分割手段116を備えている。
本体シート分割手段116としては、食品包装材10を簡易に分割できる手段であれば、公知のものを採用することができる。例えば、本体シート分割手段116は、包装フィルム102に固着された一条又は複数条のカットテープ、包装フィルム102に設けられた一条又は複数条のミシン目、又は、包装フィルム102に設けられた一条又は複数条のハーフカット部とすることができる。
特に、本体シート100の本体シート分割手段116は、少なくとも二条のカットテープ110,112を含む構成にすることが好ましい。カットテープ110,112としては、ポリエチレンやポリプロピレン等の合成樹脂テープからなるカットテープが好ましく用いられ、この場合、カットテープ110,112は、包装フィルム102の主面に全面が固着されて設けられる。
カットテープ110,112は、本体シート100の長手方向に沿って直線状に設けられ、かつ、二条のカットテープ110,112は平行に配置されている。これによれば、カットテープ110,112によって本体シート100から分割される開封帯114を広くすることができ、かつ、カットテープ110,112にしわを発生させずに、円滑にカットテープ110,112によって本体シート100を分割することができる。各カットテープ110,112は、食品包装材10を開封し易くするために、幅を2.5mm以上としてもよい。なお、カットテープ110,112の形状としては、直線状が好ましいが、これに限定されるものでなく、波状、曲線状、円弧状など公知の形状を採用することができる。例えば、カットテープ110,112は、相互に交差して配置される波状を呈するものであってもよい。
図1に示すように、カットテープ110,112の長手方向端部が重複する本体シート100の部分には、カットテープ110,112の端部に沿って所定の長さの切込み118を設けることができ、切込み118により開封時にカットテープ110,112の端部を掴み易くすることができる。切込み118は、カットテープ110,112の一方の端部に対応する本体シート100の部分に設けてもよいが、長手方向の両方の端部が重複する本体シート100の部分にそれぞれ設けてもよい。
本体シート100の包装フィルム102は、フィルム状体であればよく、公知の材料により形成されたものを用いることができる。例えば、包装フィルム102は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂からなる合成樹脂フィルムであってもよいし、これらの合成樹脂と繊維などとの複合材フィルムであってもよい。合成樹脂フィルムとしては、一軸延伸合成樹脂フィルム、二軸延伸合成樹脂フィルム及び無延伸合成樹脂フィルムが存在するので、用途に応じて適宜の特性を有するフィルムを選択することができる。
一軸延伸合成樹脂フィルムは、一方向に延伸されたフィルムであり、延伸方向に沿って引裂き容易であるがそれと直交する方向に対しては引裂け難い特性を有する。二軸延伸合成樹脂フィルムは、直交する二方向に延伸されたフィルムであり、両方向に沿って引裂き容易な特性を有する。したがって、包装フィルム102に一軸又は二軸延伸合成樹脂フィルムを用いると、これらのフィルムの延伸方向と同じ方向に沿って本体シート分割手段116を設けることで、本体シート分割手段116と協働して包装フィルム102の一部を分割しやすくすることができる。
図1から図3に示すように、固着シート200は、固着シート本体部206と、固着シート本体部206の両側に第1の固着シート分離部202と第2の固着シート分離部204とを備え、第1の固着シート分離部202と第2の固着シート分離部204とは、固着シート本体部206から分離可能としている。固着シート200の外形は、本体シート100の外形よりも小さく形成されている。固着シート200は、本体シート100の第1の部位104と第2の部位106が分割されて、分割後の本体シート100の第1の部位104と第2の部位106の外方向への移動すると、第1の固着シート分離手段208で、第1の固着シート分離部202と固着シート本体部206とが分離し、第2の固着シート分離手段210で、第2の固着シート分離部204と固着シート本体部206とが分離する。そして、第1の固着シート分離部202と第2の固着シート分離部204とは本体シート100に固着されたまま、本体シート100側に留置され、固着シート200の固着シート本体部206は食品20側に付着して保持され、手汚れ防止シート206aとなる。従って、食品20を持つ際に、手汚れ防止シート206aを介して食品20を掴むことができ、手指が食品20に直接接触するのを防げるから、衛生的に食品20を食することができる。
図1に示すように、固着シート200は、本体シート100に重なるように配置されており、本体シート100における第1の部位104と第2の部位106において、本体シート100の主面に固着されている。詳細に説明すると、固着シート200は、本体シート100の第1の部位104に固着される第1の固着シート分離部202と、本体シート100の第2の部位106に固着される第2の固着シート分離部204と、を少なくとも含んで構成されている。そして、固着シート200には、第1の固着シート分離部202から固着シート本体部206を分離するための第1の固着シート分離手段208と、第2の固着シート分離部204から固着シート本体部206を分離するための第2の固着シート分離手段210と、が設けられている。図示のように、第1の固着シート分離部202と第2の固着シート分離部204とは離間して配置されており、第1の固着シート分離部202と第2の固着シート分離部204との間に固着シート本体部206が配置される構成とすることができる。また、図示は省略するが、平面視において、第1の固着シート分離部202、第2の固着シート分離部204及び固着シート本体部206は、少なくとも2つが隣接、重複して配置されていてもよい。
第1及び第2の固着シート分離手段208,210は、分割後の本体シート100の第1の部位104と第2の部位106の外方向への移動に伴って、第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204の少なくとも一方を固着シート本体部206から分離可能とするものである。すなわち、固着シート本体部206は、食品包装材10を用いた食品包装体1の開封時に本体シート100の本体シート分割手段116側から外部方向側に働く力を本体シート100の第1の部位104と第2の部位106にそれぞれ印加すると、第1の部位104に固着された第1の固着シート分離部202が本体シート分割手段116側から外部方向側に引張られると共に、第2の部位106に固着された第2の固着シート分離部204も本体シート分割手段116側から外部方向側に引張られる。すると、食品包装材10の内側において、固着シート200が第1の固着シート分離手段208及び第2の固着シート分離手段210で、固着シート本体部206が固着シート200から分離して、手汚れ防止シート206aとなる。手汚れ防止シート206aは、食品20の表面に保持されて提供される。これにより、食品包装材10に要求される簡易開封機能を損なうことなく、食品包装材10から手汚れ防止シート206aの分離を円滑に行うことができ、食品包装材10を用いた食品包装体1の開封強度を制御しやすくなる。
固着シート200は、矩形状、多角形状又は楕円状などの公知の外形形状をとることができる。本体シート100及び固着シート200の少なくとも一方は、透明状又は半透明状であってもよいし、不透明状であってもよい。両方が透明状又は半透明状である場合には、食品20を外部から目視することができる。
また、固着シート本体部206の外形は、四角形状などを含む矩形状、多角形状又は楕円状など公知の形状とすることができるが、中でも四角形状であることが好ましい。この場合、開封後に、固着シート本体部206からなる手汚れ防止シート206aの角部を掴んで食品20から除去しやすい。
図1の食品包装材10において、第1の固着シート分離手段208と第2の固着シート分離手段210との少なくとも一方は、固着シート200に設けられたミシン目である。第1の固着シート分離手段208と第2の固着シート分離手段210のミシン目は、固着シート200の一部を表裏面に亘って貫通するカット部とカット部に挟まれたアンカット部をそれぞれ複数含む。アンカット部は、固着シート200を全部切断しないか、又は、厚み方向に貫通しない切込みであって、所謂ハーフカットを施した部分である。厚み方向に貫通しない切込みは、超音波等を用いて設けることができる。アンカット部を厚み方向に貫通しない切込みとすると、ミシン目が破断しやすくなり、固着シート本体部206が固着シート200から分離しやすくなる。また、ミシン目は、カット部の長さがアンカット部の長さよりも長くなるように形成されると、ミシン目がより破断しやすくなり、固着シート本体部206が固着シート200から分離しやすくなる。
なお、第1の固着シート分離手段208と第2の固着シート分離手段210との少なくとも一方は、ミシン目の代わりに、固着シート200の表面から裏面に達しない範囲で切込みを入れたハーフカット部であってもよいし、第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204のそれぞれと固着シート本体部206とを軽く溶着又は接着して剥離可能とした固着部であってもよい。
固着シート200は、第1の固着シート分離部202、第2の固着シート分離部204及び固着シート本体部206のうち、第1の固着シート分離部202および第2の固着シート分離部204のみにおいて、本体シート100に固着されていてもよい。この場合、固着シート本体部206は本体シート100に非固着となり、開封後に固着シート本体部206が本体シート100から分離して、食品20側に保持されやすくなる。なお、固着シート本体部206は、第1の第1の固着部212の本体シート100からの剥離強度よりも低い剥離強度となるように本体シート100に軽く固着されて、食品包装体1の開封時に、本体シート100から簡単に剥離する構成とされてもよい。
図1の食品包装材10において、固着シート200は、固着シート200を本体シート100に固着するための固着部212,214を有する。第1の固着シート分離部202は、離間して設けられた複数の第1の固着部212を備えており、第2の固着シート分離部204は、離間して設けられた複数の第2の固着部214を備えている。第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204において、第1の固着部212及び第2の固着部214で本体シート100と固着シート200とは固着されており、第1の固着部212および第2の固着部214の外側の領域では両者は非固着である。このように第1及び第2の固着部212,214を点状に設けてポイントシールタイプとすると、固着シート200にしわを生じにくく、食品包装材10の美観を高めることができる。図1には、第1の固着シート分離部202と第2の固着シート分離部204にそれぞれ三箇所ずつ第1及び第2の固着部212,214が設けられたものを図示している。
第1及び第2の固着部212,214は、本体シート100と固着シート200との熱溶着や超音波溶着された溶着部であってもよいし、接着剤により形成された接着部であってもよい。なお、第1及び第2の固着部212,214は、上記のとおり円形、多角形を呈する点状に設けられてもよいし、連続線や破線などの線形状に設けられてもよい。
第1の固着部212の形状は、固着シート200の端縁側から、第1の固着シート分離手段208側に向かって、固着シート200の上記端縁に沿う方向の幅が漸減する形状であってもよい。同様に、第1の固着部214の形状は、固着シート200の端縁側から、第2の固着シート分離手段210側に向かって、固着シート200の上記端縁に沿う方向の幅が漸減する形状であってもよい。具体的には、このような形状として、略台形又は略三角形状を例示できる。これによれば、本体シート100を分割する際に第1の固着シート分離手段208及び第2の固着シート分離手段210の少なくとも一方に効果的に力が伝達し、固着シート200のフィルム片を手汚れ防止シート206aに残さず、第1の固着シート分離手段208と第2の固着シート分離手段210における固着シート200の切れをよくすることができる。図1に示すように、第1の固着部212は、第1の固着シート分離手段208側に頂点が向くように配置された略三角形状とし、第2の固着部214も、第2のシート体分離手段210側に頂点が向くように配置された略三角形状とすることができる。
固着シート200の材料としては、シート状のものであれば、公知のいかなる材料も用いることができる。例えば、固着シート200は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂フィルムからなるものであってもよいし、これらの合成樹脂と繊維などの複合材フィルムであってもよい。合成樹脂フィルムには前述したように、一軸延伸合成樹脂フィルム、二軸延伸合成樹脂フィルム、無延伸合成樹脂フィルムが存在するので、用途に応じて適宜の特性を有するフィルムを選択すればよい。固着シート200は、包装時に食品20に直に接触して配置されるものであるため、食品20が付着しにくい性質のものが用いられる。
図1に示す平面視において、本体シート分割手段116は、固着シート200の固着シート本体部206の少なくとも一部に重複するように本体シート100に設けられており、二条のカットテープ110,112を跨ぐように固着シート本体部206が配置されている。これによれば、本体シート分割手段116を除去後に、固着シート本体部206を直接手で押さえることができるから、第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204から固着シート本体部206を円滑に分離することができる。固着シート本体部206の端縁は、固着シート本体部206が食品20の幅方向中央部に配置されるように、本体シート100の端縁から離れて配置され、固着シート200の中央部が、本体シート100の短手方向の中央部であって、本体シート100の長手方向の中間部に位置づけられるように、固着シート200は本体シート100に固着されている。
次に、本発明の実施形態に係る食品包装材12について、図4及び図5を参照して説明する。図4は、食品包装材12の分解斜視図であって、本体シート100、固着シート200、シート型食品300及び内側フィルム400を分離して示したものである。図5は、図4の食品包装材12に食品20が載置された状態の斜視図であり、食品包装材12の固着シート200が設けられた主面に食品20が配置されることを示している。なお、本発明の実施形態に係る食品包装材10と共通する部分には、同じ符号を付して説明している。
図4及び図5に示すように、食品包装材12は、図1に示す食品包装材10に、さらに内側フィルム400と、本体シート100及び固着シート200と内側フィルム400との間に配置された海苔などのシート型食品300と、を備えている。内側フィルム400は、本体シート100の固着シート200を固着した主面に対向して配置されている。従って、食品包装材12は、本体シート100、固着シート200、シート型食品300及び内側フィルム400の順に積層された状態で、本体シート100と内側フィルム400の外周を溶着又は接着などにより固着されるものである。これにより、内側フィルム400と、本体シート100及び固着シート200と内側フィルム400との間に、シート型食品300が包装されることになる。
本実施形態の場合、本体シート100の本体シート分割手段116を用いて、食品包装材12を用いた食品包装体1を開封すると、分割後に本体シート100の第1の部位104と第2の部位106の外方向への移動、内側フィルム400が食品20から分離して、食品20にシート型食品300が当接される。これと同時に、第1の固着シート分離手段208及び第2の固着シート分離手段210において、固着シート200の第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204から、固着シート本体部206が分離され、食品20に当接されたシート型食品300に手汚れ防止シート206aが保持される。なお、内側フィルム400は、1枚のフィルムであってもよいし、図示するように2枚以上の複数の内側フィルム部片402,404に分割され、平面視において、複数の内側フィルム部片402,404の一部が重複するように設けられていてもよい。
次に、本発明の実施形態に係る食品包装材14について、図6を用いて説明する。図6は、本発明の実施形態に係る食品包装材14の平面図であり、固着シート200が固着された主面および主面に対向する裏面を有する本体シート100のうち、主面側から見た食品包装材14が記載されたものである。食品包装材10と比較して、食品包装材14は、カットテープ150,152および切込み158が異なり、これ以外は食品包装材10と同様の構成である。なお、図1に示す本発明の実施形態に係る食品包装材10と共通する部分には、同じ符号を付して説明している。
図6に示すように、食品包装材14は、本体シート140に設けられた本体シート分割手段156を有する。本体シート140は、本体シート分割手段156を挟んで、第1の部位144及び第2の部位146を備える。本体シート分割手段156はカットテープ150,152を備える。各カットテープ150,152は円弧状に設けられている。すなわち、各カットテープ150,152は長手方向と長手方向に直交する短手方向とを有し、各カットテープ150,152の長手方向の両端部における二条のカットテープ150,152の間の距離が、各カットテープ150,152の長手方向の中央部における二本のカットテープ150,152の間の距離よりも短くなるように設けられている。本体シート140には、カットテープ150,152の端部に沿って所定の長さの切込み158を設けることができ、この切込み158により開封時にカットテープ150,152の端部を掴み易くすることができる。切込み158は、カットテープ150,152の一方の端部に対応する本体シート140の部分に設けてもよいが、長手方向の両方の端部が重複する本体シート140の部分にそれぞれ設けてもよい。
平面視において、カットテープ150,152の少なくとも一部は、第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204に重複するように設けられる。図示のように、平面視において、カットテープ150及びカットテープ152は、固着シート本体部206に重複しないようにすることもできる。これにより、カットテープ150及びカットテープ152によって本体シート140から切断される開封帯154を広く設けることができ、本体シート分割手段156の除去後に、固着シート本体部206を広く露出することができるから、広い面積で固着シート本体部206を直接手で押さえることができ、第1の固着シート分離部202及び第2の固着シート分離部204から固着シート本体部206を円滑に分離することができる。
本実施形態では、食品包装材14として、本体シート140及び固着シート200のみを含むものを例示したが、本体シート140、固着シート200、シート型食品300及び内側フィルム400の順に積層されたものであってもよいことは言うまでもない。
(食品包装材用原反)
本発明の実施形態に係る食品包装材用原反1000について、図10を用いて説明する。図10は、本発明の実施形態に係る食品包装材用原反1000の斜視図である。なお、本発明の実施形態に係る食品包装材10と共通する部分には、同じ符号を付して説明している。食品包装材用原反1000は、上述の食品包装材10,12,14が長手方向に複数連続して設けられた長尺状物をロール状に巻回したものであり、食品包装材用原反1000には、本体シート100が長手方向に連続した長尺状の本体シート100aと、本体シート100aの主面に固着され、相互に離間して配置された複数の固着シート200と、が設けられていることになる。
(食品包装体)
次に、図7を参照して、上記の食品包装材10,12,14のいずれかを使用した食品包装体1について説明する。図7は、本発明の実施形態に係る食品包装材10,12,14のいずれかを使用した食品包装体1の斜視図である。なお、本発明の実施形態に係る食品包装材10と共通する部分には、同じ符号を付して説明している。図7に示すように、食品包装体1は、食品包装材10,12,14の内側に固着シート200と食品20とを備える。この場合、固着シート200の固着シート本体部206の少なくとも一部は、食品20に当接している。食品包装体1は、シート型食品300及び内側フィルム400を備えてもよく、この場合には、固着シート200の固着シート本体部206の少なくとも一部は、シート型食品300に当接している。
食品20は、白米、もち米、炒飯やオムライスなどの米飯食品を固めたおにぎりなどの飯塊が例示される。食品20は、平面状又は曲面状の表面と、表面と同じ外形を有し、表面に対向する裏面と、表面と裏面とを繋ぐ周側面と、を有する形状とすることができる。例えば、食品20は、高さが約7cm、周側面幅3cmの三角形状の飯塊のおにぎりである。食品20としては、おにぎりなどの飯塊に限定されず、サンドイッチなどの固形状食品であれば公知のものを適用可能である。
このように形成された食品包装体1は、図8(a)に示すように、本体シート分割手段116を引っ張って除去などすることにより、食品包装材10を二分割以上に分割した後に、図8(b)に示すように、食品包装材10の少なくとも一部、例えば、つまみ部3などを矢印で示す外側方向に向かって引っ張ることにより、食品包装材10を複数部分に分割して、食品20、又は、シート状食品300が少なくとも一部に付着した食品20から食品包装材10を除去する。これにより、図8(c)に示すように、手汚れ防止シート206aが食品20又はシート状食品300が少なくとも一部に付着した食品20に保持された状態で、食品20又はシート状食品300が少なくとも一部に付着した食品20を取り出すことができる。本実施形態では、食品包装材10を用いて説明したが、食品包装材12,14も適用可能であることは言うまでもない。
(食品包装材の製造方法)
本発明の実施形態に係る食品包装材10の製造方法の一例を説明する。まず、上述する形態の本体シート100を供する。そして、固着シート形成材料を供し、カッター等により固着シート形成材料にミシン目を設けることで、第1の固着シート分離部202と固着シート本体部206との間において、第1の固着シート分離手段208を形成し、第2の固着シート分離部204と固着シート本体部206との間において、固着シート形成材料に第2の固着シート分離手段210を形成する工程を含むことで、固着シート200を形成する。
次いで、このように形成された固着シート200を本体シート100に対向させて、本体シート100と第1の固着シート分離部202とを熱溶着して固着すると共に、本体シート100と第2の固着シート分離部204とを熱溶着して固着する。これにより、固着シート本体部206を本体シート100から非固着とした状態で、固着シート200を本体シート100に固着する。これにより、本体シート100及び固着シート200を備える食品包装材10が形成される。
この後に、さらに、本体シート100の固着シート200を固着した主面に、内側フィルム400が対向するように、海苔などのシート型食品300を挟んで、本体シート100と内側フィルム400とを配置する工程を含んでもよい。内側フィルム400は、1枚のフィルムであってもよいし、2枚以上の内側フィルム部片402,404に分割されて設けることができる。
そして、本体シート100、固着シート200、シート型食品300及び内側フィルム400の順に積層された状態で、本体シート100と内側フィルム400の外周のみを、熱や超音波により溶着するか、接着剤により接着するなどの公知の方法で固着することで外周固着部を形成する。これにより、本体シート100及び固着シート200だけでなく、シート型食品300および内側フィルム400をさらに備える食品包装材12が形成される。
(食品包装体の製造方法)
次に、図9を用いて、本発明の実施形態に係る食品包装材10又は食品包装材用原反1000から切り出された食品包装材10を含む食品包装体1の製造方法の一例を説明する。まず、図9(a)に示すように、固着シート200の固着面である主面とその裏面とを備える本体シート100のうち、主面側が食品20に向くように、食品包装材10を配置して、食品包装材10上に食品20を載置する。食品包装材10の場合には、少なくとも固着シート200上に食品20が載置される。
この際、固着シート200の固着シート本体部206が、食品20の少なくとも一部に当接するように配置される。そして、図9(b)に示すように、本体シート100を折りたたんで、食品20を包み、図9(c)に示すように、接着剤、テープ、シール及びラベルなどの係止部材40で、本体シート100の端縁部を本体シート100の他の部分に係止することで、食品包装体1を形成する。なお、本実施形態では、食品包装材10を用いて説明したが、食品包装材10の代わりに食品包装材14を使用してもよい。また、食品包装材10の代わりに食品包装材12を使用してもよく、その場合には、内側フィルム400上に食品20が載置される。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば、上述の実施形態では、第1の部位104及び第2の部位106を含む複数の包装材分割部は、本体シート100の短手方向に並んで配置されているものを用いて説明したが、複数の包装材分割部104,106は、本体シート100の長手方向に並んで配置されてもよい。また、上述の実施形態では、本体シート100が二分割される例を示したが、二以上に分割されてもよい。
上記記載から、本発明の実施形態は、以下の通りであることを確認する。
(1) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、分割可能な第1の部位と第2の部位とを備える本体シートと、上記本体シートに重なるように配置されて上記本体シートにおける上記第1の部位と上記第2の部位に固着される固着シートと、を備える食品包装材であって、上記固着シートは、固着シート本体部と、上記固着シート本体部から分離可能な第1の固着シート分離部と、上記固着シート本体部から分離可能であって、上記第1の固着シート分離部とは別体の第2の固着シート分離部と、を備えており、上記第1の固着シート分離部の少なくとも一部は、上記本体シートの上記第1の部位に固着され、上記第2の固着シート分離部の少なくとも一部は、上記本体シートの上記第2の部位に固着されることを特徴とする食品包装材。
(2) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(1)記載の食品包装材であって、上記固着シートは、上記第1の固着シート分離部、上記第2の固着シート分離部及び上記固着シート本体部のうち、上記第1の固着シート分離部および上記第2の固着シート分離部のみにおいて、上記本体シートに固着され、かつ、上記固着シート本体部において、上記本体シートに非固着であってもよい。
(3) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(1)又は(2)記載の食品包装材であって、上記固着シートは、上記固着シート本体部と上記第1の固着シート分離部とを分離するための第1の固着シート分離手段を上記固着シート本体部と上記第1の固着シート分離部との間に備え、かつ、上記固着シート本体部と上記第2の固着シート分離部とを分離するための第2の固着シート分離手段を上記固着シート本体部と上記第2の固着シート分離部との間に備え、上記第1の固着シート分離手段及び上記第2の固着シート分離手段の少なくとも一方は、上記固着シートに設けられたミシン目であってもよい。
(4) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(1)から(3)のいずれかに記載の食品包装材であって、上記本体シートは、上記本体シートを上記第1の部位及び上記第2の部位に分割するためのカットテープを有し、平面視において、上記カットテープの少なくとも一部は、上記固着シートに重複するように配置されたものであってもよい。
(5) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(4)記載の食品包装材であって、平面視において、上記カットテープの少なくとも一部は、上記第1の固着シート分離部及び上記第2の固着シート分離部の少なくとも一方に重複するように設けられたものであってもよい。
(6) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(4)又は(5)に記載の食品包装材であって、上記カットテープは、少なくとも二条のカットテープを含み、上記カットテープは直線状に設けられていてもよい。
(7) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(4)又は(5)に記載の食品包装材であって、少なくとも二条の上記カットテープを含み、上記カットテープの長手方向の両端部における上記二条のカットテープ間の距離は、上記カットテープの長手方向の中央部における上記二条のカットテープ間の距離よりも短く設けられていてもよい。
(8) 本発明の実施形態に係る食品包装材は、上記(1)から(7)のいずれかに記載の食品包装材であって、上記第1の固着シート分離部には、上記本体シートに対する固着部が複数設けられており、上記複数の固着部は相互に離間して設けられていてもよい
(9) 本発明の実施形態に係る食品包装材用原反は、上記(1)から(8)のいずれかに記載の食品包装材が複数連続して設けられたものである。
(10) 本発明の実施形態に係る食品包装体は、上記(1)から(8)のいずれかに記載の食品包装材と、上記食品包装材に包装され、上記固着シート本体部の少なくとも一部が当接する食品と、を備える。
1 食品包装体
10,12,14 食品包装材
20 食品
100 本体シート
102 包装フィルム
104 第1の部位
106 第2の部位
110,112 カットテープ
114 開封帯
116 本体シート分割手段
118 切込み
140 本体シート
150,152 カットテープ
6 本体シート分割手段
158 切込み
200 固着シート
202 第1の固着シート分離部
204 第2の固着シート分離部
206 固着シート本体部
206a 手汚れ防止シート
208 第1の固着シート分離手段
210 第2の固着シート分離手段
212 第1の固着部
214 第2の固着部
300 シート型食品
400 内側フィルム
402,404 内側フィルム部片
1000 食品包装材用原反

Claims (10)

  1. 分割可能な第1の部位と第2の部位とを備える本体シートと、前記本体シートに重なるように配置されて前記本体シートにおける前記第1の部位と前記第2の部位に固着される固着シートと、を備える食品包装材であって、
    前記固着シートは、固着シート本体部と、前記固着シート本体部から分離可能な第1の固着シート分離部と、前記固着シート本体部から分離可能であって、固着シート本体部から分離した際に前記第1の固着シート分離部とは別体となる第2の固着シート分離部と、を備え、
    前記第1の固着シート分離部の少なくとも一部は、前記本体シートの前記第1の部位に固着され、前記第2の固着シート分離部の少なくとも一部は、前記本体シートの前記第2の部位に固着されており
    前記固着シートは、前記固着シート本体部と前記第1の固着シート分離部とを分離するための第1の固着シート分離手段を前記固着シート本体部と前記第1の固着シート分離部との間に備え、かつ、前記固着シート本体部と前記第2の固着シート分離部とを分離するための第2の固着シート分離手段を前記固着シート本体部と前記第2の固着シート分離部との間に備えており、
    前記第1の固着シート分離手段で、前記第1の固着シート分離部と前記固着シート本体部とが分離し、前記第2の固着シート分離手段で、前記第2の固着シート分離部と固着シート本体部とが分離した際に、前記第1の固着シート分離部と前記第2の固着シート分離部とが前記本体シートに固着されたまま、前記本体シートに留置されるように構成された食品包装材。
  2. 前記固着シートは、前記第1の固着シート分離部、前記第2の固着シート分離部及び前記固着シート本体部のうち、前記第1の固着シート分離部および前記第2の固着シート分離部のみにおいて、前記本体シートに固着され、かつ、前記固着シート本体部において、
    前記本体シートに非固着である請求項1記載の食品包装材。
  3. 記第1の固着シート分離手段及び前記第2の固着シート分離手段の少なくとも一方は、前記固着シートに設けられたミシン目である請求項1又は請求項2に記載の食品包装材。
  4. 前記本体シートは、前記本体シートを前記第1の部位及び前記第2の部位に分割するための本体シート分割手段を有し、
    平面視において、前記本体シート分割手段の少なくとも一部は、前記固着シートに重複するように配置されたものである請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の食品包装材。
  5. 平面視において、前記本体シート分割手段の少なくとも一部は、前記第1の固着シート分離部及び前記第2の固着シート分離部の少なくとも一方に重複するように設けられたものであることを特徴とする請求項4に記載の食品包装材。
  6. 前記本体シート分割手段は、少なくとも二条のカットテープを含み、前記カットテープは、直線状に設けられたものである請求項4に記載の食品包装材。
  7. 前記本体シート分割手段として、少なくとも二条のカットテープを含み、前記カットテープの長手方向の両端部における前記二条のカットテープ間の距離は、前記カットテープの長手方向の中央部における前記二条のカットテープ間の距離よりも短い請求項4又は5に記載の食品包装材。
  8. 前記第1の固着シート分離部には、前記本体シートに対する固着部が複数設けられており、前記複数の固着部は相互に離間して設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の食品包装材。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の食品包装材が複数連続して設けられたものであることを特徴とする食品包装材用原反。
  10. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の食品包装材と、前記食品包装材に包装され、前記固着シート本体部の少なくとも一部が当接する食品と、を備える食品包装体。
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