JP3126865U - 包装材 - Google Patents
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Abstract
【課題】 被包装体が食品であっても衛生的に安全に包装できる一方で、開くことが簡単で容易に行え、構造簡単にして製作コストが安価で済む包装材を提供すること。
【解決手段】 被包装体に巻装されて包装可能な包装材において、シート状樹脂フィルム1における前記巻装方向と直交する方向に沿う一側縁1cに、当該一側縁1cの端縁1dから適宜間隔幅hを有する側縁部2と、この側縁部2の内側の剥離テープ4が剥がし可能な接着剤層3を、前記一側縁1cに沿い平行状に形成し、接着剤層3上に剥離テープ4を貼設し、前記側縁部2の長手方向の中間部位に二本の切れ目線5を前記端縁1dから接着剤層3および剥離テープ4の一部まで切れ込み設け、この二本の切れ目線5間の側縁部分を摘み片部6とし、この摘み片部6を前記巻装方向と反対方向に引くことで樹脂フィルム1を分断可能に形成してある。
【選択図】 図1
【解決手段】 被包装体に巻装されて包装可能な包装材において、シート状樹脂フィルム1における前記巻装方向と直交する方向に沿う一側縁1cに、当該一側縁1cの端縁1dから適宜間隔幅hを有する側縁部2と、この側縁部2の内側の剥離テープ4が剥がし可能な接着剤層3を、前記一側縁1cに沿い平行状に形成し、接着剤層3上に剥離テープ4を貼設し、前記側縁部2の長手方向の中間部位に二本の切れ目線5を前記端縁1dから接着剤層3および剥離テープ4の一部まで切れ込み設け、この二本の切れ目線5間の側縁部分を摘み片部6とし、この摘み片部6を前記巻装方向と反対方向に引くことで樹脂フィルム1を分断可能に形成してある。
【選択図】 図1
Description
本考案は、食品あるいは非食品等の被包装体の包装に有用な包装材に関する。
たとえば特許文献1に記載されている包装体がある。この包装体は、海苔と棒状握飯を分離して包装するもので、幅方向略中央部にミシン目による分断手段を有する外フィルム及び内フィルムからなり、両フィルム間に海苔を収納すると共に外周縁を加熱溶着した包装シート本体と、該包装シート本体の長手方向両側縁に溶着された棒状握飯の両端部を被包する長方形状の被包片とから構成されたものである。
そして、海苔と棒状握飯を分離して包装した後、最後に巻き付けた包装シートの端部をラベルで封緘することで包装体を形成しているものである。
このように包装された海苔と棒状握飯を食する際には、ラベルを剥離した後、包装シート本体の両側端縁を両手で把持して両側方向に引っ張ることにより、外フィルム及び内フィルムはミシン目から両側方向に分割されることとなって、海苔を棒状握飯の周面に巻き付けて巻き寿司とすることが出来るものである。
ところが、包装シートの分断作業を行う前に先ずラベルを剥離あるいは分断する作業、即ち包装体の封緘解除作業が必要であることによって、食するまでに時間がかかり、消費者にとってはその取り扱いが非常に面倒であり、スムーズで迅速な開封が行えないでいる。
また、被包装体が食品である場合、安全衛生上からラベルによる封緘が必須である。
実開平63−161172号公報
そして、海苔と棒状握飯を分離して包装した後、最後に巻き付けた包装シートの端部をラベルで封緘することで包装体を形成しているものである。
このように包装された海苔と棒状握飯を食する際には、ラベルを剥離した後、包装シート本体の両側端縁を両手で把持して両側方向に引っ張ることにより、外フィルム及び内フィルムはミシン目から両側方向に分割されることとなって、海苔を棒状握飯の周面に巻き付けて巻き寿司とすることが出来るものである。
ところが、包装シートの分断作業を行う前に先ずラベルを剥離あるいは分断する作業、即ち包装体の封緘解除作業が必要であることによって、食するまでに時間がかかり、消費者にとってはその取り扱いが非常に面倒であり、スムーズで迅速な開封が行えないでいる。
また、被包装体が食品である場合、安全衛生上からラベルによる封緘が必須である。
解決しようとする課題は、被包装体が食品であっても衛生的に安全に包装できる一方で、開けることが簡単で容易に行え、構造簡単にして製作コストが安価で済む包装材を提供することにある。
本考案では前記した課題を達成するため、被包装体に巻装されて包装可能な包装材において、シート状樹脂フィルムにおける前記巻装方向と直交する方向に沿う一側縁に、当該一側縁の端縁から適宜間隔幅を有する側縁部と、この側縁部の内側の剥離テープが剥がし可能な接着剤層を、前記一側縁に沿い平行状に形成し、接着剤層上に前記剥離テープを貼設し、前記側縁部の長手方向の中間部位に二本の切れ目線を前記端縁から接着剤層および剥離テープの一部まで切れ込み設け、この二本の切れ目線間の側縁部分を摘み片部とし、この摘み片部を前記巻装方向と反対方向に引くことで樹脂フィルムを分断可能に形成してあることを特徴とする。
本考案における樹脂フィルムは、ポリプロピレン製等の公知の樹脂フィルムでよい。この樹脂フィルムは、摘み片部が包装時の巻装方向と反対方向に引かれることで、巻装方向と直交する方向に分断しやすい性質を有するものが適している。また、樹脂フィルムは防曇作用を有するものであってもよいし、そうでなくともよい。かかる樹脂フィルムは、被包装体を包装可能な長さの定尺状のものになるが、当該定尺状にカットされる連続長尺状(一般的にはロール状に巻かれる)のものも含まれる。
接着剤層は、両面接着テープを貼着して形成するタイプであってもよいし、接着剤を塗布して形成するタイプのものであってもよく、その他の公知の形成手段のいずれによるものでもよい。この接着剤層は、同層に貼着される剥離テープを同層から引き剥がし可能なものであればよい。
二本の切れ目線の間隔は摘み片部を指先でつまみ易いように形成するのがよい。側縁部における摘み片部は長手方向に複数形成してもよく、この場合、樹脂フィルムの分断箇所が複数になることで、任意の長さに分断し得ることになる。
本考案における樹脂フィルムは、ポリプロピレン製等の公知の樹脂フィルムでよい。この樹脂フィルムは、摘み片部が包装時の巻装方向と反対方向に引かれることで、巻装方向と直交する方向に分断しやすい性質を有するものが適している。また、樹脂フィルムは防曇作用を有するものであってもよいし、そうでなくともよい。かかる樹脂フィルムは、被包装体を包装可能な長さの定尺状のものになるが、当該定尺状にカットされる連続長尺状(一般的にはロール状に巻かれる)のものも含まれる。
接着剤層は、両面接着テープを貼着して形成するタイプであってもよいし、接着剤を塗布して形成するタイプのものであってもよく、その他の公知の形成手段のいずれによるものでもよい。この接着剤層は、同層に貼着される剥離テープを同層から引き剥がし可能なものであればよい。
二本の切れ目線の間隔は摘み片部を指先でつまみ易いように形成するのがよい。側縁部における摘み片部は長手方向に複数形成してもよく、この場合、樹脂フィルムの分断箇所が複数になることで、任意の長さに分断し得ることになる。
A.請求項1により、被包装体が食品であっても衛生的に安全に包装できる一方で、切れ目線が端縁から感圧性接着剤層および剥離テープの一部まで切れ込み設けられていることにより、摘み片部を引くことで開けることが簡単で容易に行える。そして、構造簡単であるから製作コストが安価に済む。
図1および図2には本考案の包装材における実施の1形態を例示しており、シート状樹脂フィルム1は表フィルム1aと裏フィルム1bからなる二層構造の縦切れ(図面上で上下方向)し易い性質を有するポリプロピレン製のものである。
この横長矩形状の樹脂フィルム1裏面における包装時の巻装方向(図面上で上下方向)と直交する方向(図面上で左右方向)に沿う上側縁1cには、当該上側縁1cの端縁1dから適宜間隔幅hを有する上側縁部2と、この上側縁部2の下側の感圧性接着剤層3を、前記上側縁1cに沿い上下平行状に並設して形成してある。
感圧性接着剤層3上には、剥離テープ4を引き剥がし可能に貼設し、側縁部2の長手方向のほぼ中間部位に二本の切れ目線5を端縁1dから感圧性接着剤層3および剥離テープ4の一部まで切れ込み設けてある。
この二本の切れ目線5間の側縁部分は摘み片部6とし、この摘み片部6を被包装体10の包装時の巻装方向と反対方向(図面上で下方向)に引くことで樹脂フィルム1を左右に分断可能に形成してある。
また、摘み片部6には同片部の引き方向を示す矢印7を表示し、樹脂フィルム1面には摘み片部6による開き状態をイラスト8で表示してあり、開き作業をし易いようにしてある。
この横長矩形状の樹脂フィルム1裏面における包装時の巻装方向(図面上で上下方向)と直交する方向(図面上で左右方向)に沿う上側縁1cには、当該上側縁1cの端縁1dから適宜間隔幅hを有する上側縁部2と、この上側縁部2の下側の感圧性接着剤層3を、前記上側縁1cに沿い上下平行状に並設して形成してある。
感圧性接着剤層3上には、剥離テープ4を引き剥がし可能に貼設し、側縁部2の長手方向のほぼ中間部位に二本の切れ目線5を端縁1dから感圧性接着剤層3および剥離テープ4の一部まで切れ込み設けてある。
この二本の切れ目線5間の側縁部分は摘み片部6とし、この摘み片部6を被包装体10の包装時の巻装方向と反対方向(図面上で下方向)に引くことで樹脂フィルム1を左右に分断可能に形成してある。
また、摘み片部6には同片部の引き方向を示す矢印7を表示し、樹脂フィルム1面には摘み片部6による開き状態をイラスト8で表示してあり、開き作業をし易いようにしてある。
次に、本考案の包装材による被包装体の包装例を前記した図1の包装材で説明する。
図3には、被包装体10に樹脂シート1を巻装した後、感圧性接着剤層3上から剥離テープ4を引き離し、下側縁部9表面側に折り返した上側縁部2における感圧性接着剤層3を当該下側縁部9表面に貼着して閉じてある。この閉じ状態にある筒状の樹脂シート1における左右の両端部は熱シール等して密閉してもよいし、閉じずに開いたままにしてもよい。また、当該両端部を折りたたみ、接着テープ等で仮止めするようにしてもよい。
これにより、開き時には、摘み片部6を矢印方向11に引くことで、筒状になっている樹脂シート1を二分して離せることになり、被包装体10を取り出すことが可能になる。また、片方の樹脂シート1部分を握り持ち、摘み片部6を引いて他方の樹脂シート1部分を除いて、一部の被包装体10を表出させることも可能である。
図3には、被包装体10に樹脂シート1を巻装した後、感圧性接着剤層3上から剥離テープ4を引き離し、下側縁部9表面側に折り返した上側縁部2における感圧性接着剤層3を当該下側縁部9表面に貼着して閉じてある。この閉じ状態にある筒状の樹脂シート1における左右の両端部は熱シール等して密閉してもよいし、閉じずに開いたままにしてもよい。また、当該両端部を折りたたみ、接着テープ等で仮止めするようにしてもよい。
これにより、開き時には、摘み片部6を矢印方向11に引くことで、筒状になっている樹脂シート1を二分して離せることになり、被包装体10を取り出すことが可能になる。また、片方の樹脂シート1部分を握り持ち、摘み片部6を引いて他方の樹脂シート1部分を除いて、一部の被包装体10を表出させることも可能である。
図4には、他の包装例を示し、被包装体10に樹脂シート1を巻装した後、感圧性接着剤層3上から剥離テープ4を引き離し、下側縁部9裏面側に折り返した上側縁部2における感圧性接着剤層3を当該下側縁部9裏面に貼着して閉じてある。この閉じ状態にある筒状の樹脂シート1における左右の両端部は熱シール等して密閉してもよいし、閉じずに開いたままにしてもよい。また、当該両端部を折りたたみ、接着テープ等で仮止めするようにしてもよい。
これにより、開き時には、摘み片部6を矢印方向12に引くことで、筒状になっている樹脂シート1を二分して離せることになり、被包装体10を取り出すことが可能になる。また、片方の樹脂シート1部分を握り持ち、摘み片部6を引いて他方の樹脂シート1部分を除いて、一部の被包装体10を表出させることも可能である。
これにより、開き時には、摘み片部6を矢印方向12に引くことで、筒状になっている樹脂シート1を二分して離せることになり、被包装体10を取り出すことが可能になる。また、片方の樹脂シート1部分を握り持ち、摘み片部6を引いて他方の樹脂シート1部分を除いて、一部の被包装体10を表出させることも可能である。
1 樹脂フィルム
1a 表フィルム
1b 裏フィルム
1c 上側縁(一側縁)
1d 端縁
h 間隔幅
2 上側縁部(側縁部)
3 接着剤層(感圧性接着剤層)
4 剥離テープ
5 切れ目線
6 摘み片部
7 矢印
8 イラスト
9 下側縁部
10 被包装体
11,12 矢印方向
1a 表フィルム
1b 裏フィルム
1c 上側縁(一側縁)
1d 端縁
h 間隔幅
2 上側縁部(側縁部)
3 接着剤層(感圧性接着剤層)
4 剥離テープ
5 切れ目線
6 摘み片部
7 矢印
8 イラスト
9 下側縁部
10 被包装体
11,12 矢印方向
Claims (1)
- 被包装体に巻装されて包装可能な包装材において、シート状樹脂フィルムにおける前記巻装方向と直交する方向に沿う一側縁に、当該一側縁の端縁から適宜間隔幅を有する側縁部と、この側縁部の内側の剥離テープが剥がし可能な接着剤層を、前記一側縁に沿い平行状に形成し、接着剤層上に前記剥離テープを貼設し、前記側縁部の長手方向の中間部位に二本の切れ目線を前記端縁から接着剤層および剥離テープの一部まで切れ込み設け、この二本の切れ目線間の側縁部分を摘み片部とし、この摘み片部を前記巻装方向と反対方向に引くことで樹脂フィルムを分断可能に形成してあることを特徴とする包装材。
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JP2006007056U JP3126865U (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 包装材 |
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JP2006007056U JP3126865U (ja) | 2006-08-31 | 2006-08-31 | 包装材 |
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