JP3165548U - 手巻き寿司包装用シール、手巻き寿司包装用フィルムおよび手巻き寿司包装用部材セット - Google Patents

手巻き寿司包装用シール、手巻き寿司包装用フィルムおよび手巻き寿司包装用部材セット Download PDF

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Abstract

【課題】食べる直前まで海苔を新鮮な状態に保持し、しかも簡単に開封でき、指が米飯に触れることがない手巻き寿司包装用部材を提供する。【解決手段】手巻き寿司包装用シール1は、略長方形の外形を有し、長方形の第1の辺2に平行な2本の第1切断補助線が所定の間隔で設けられ、その2本の第1切断補助線の外側の部分には第1の辺2に垂直な第2切断補助線4が設けられている。【選択図】図1

Description

この考案は、略円柱状の手巻き寿司を包装するための部材に関する。
具材を円筒状の米飯で巻き、海苔で包んだ手巻き寿司は普及しており、スーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで盛んに販売されている。海苔の触感を保つため、海苔と米飯が接触しないようフィルムで仕切られた状態で包装され、食べる直前に海苔を巻くことができるように工夫されている。
例えば、特許文献1には棒状飯包装用海苔入り袋状シートとして、海苔を袋状シート本体に収容し、外装フィルムの中程にカットテープを備え、内装フィルムはシートの中程で分断しているか又は分断する切込みを入れることが記載されている。
特開2000−325034号公報
特許文献1の棒状飯包装用海苔入り袋状シートは、長さ方向に垂直なカットテープによって外装フィルムを切断するものである。棒状の米飯を包装したときにその棒状の長さ方向に沿ったカットテープが配置され、カットテープによって外装フィルムを切断する。そして、巻いた状態の外装フィルムを一度開く。この時、米飯は内層フィルムの上に乗った状態である。そして耳片フィルムを米飯からはがし、内装フィルムの半分をはがして海苔の一部を露出させ、その露出した海苔の上に米飯を移動させ、内装フィルムの残りも外して海苔を取り出しながら、海苔を米飯に巻きつける必要がある。これは、消費者にとって煩雑な作業である。また、耳片フィルムを米飯からはがすときや、内装フィルム上で米飯を転がしながら海苔の露出部まで移動させるとき、どうしても指が米飯に触れてしまうので、不快であり、また不衛生な印象を与える。この作業中において、米飯が内装フィルム上に乗った不安定な状態が発生し、米飯を落としてしまうおそれもある。
この考案は、食べる直前まで海苔を新鮮な状態に保持し、しかも簡単に開封でき、指が米飯に触れることがない手巻き寿司包装用部材を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、この考案の手巻き寿司包装用シールは、略長方形の外形を有し、長方形の第1の辺に平行な2本の第1切断補助線が所定の間隔で設けられ、その2本の第1切断補助線の外側の部分には第1の辺に垂直な第2切断補助線が設けられているものである。2本の第1切断補助線の外側の部分に接着剤がない非粘着帯を設け、その非粘着帯上に第2切断補助線を設けることが好ましい。また、長方形の第1の辺に垂直な第2の辺に沿って非粘着帯を設けてもよい。
この考案の手巻き寿司包装用フィルムは、長方形の外部シートと、外部シートの第1の辺に沿ってそれぞれ接続された2枚の内部シートと、内部シートの側部から突出した端面封止用シートと、第1の辺に平行に外部シートに設けられた2本の切断補助線を有すものである。
さらに、この考案の手巻き寿司包装用部材セットは、上述の手巻き寿司包装用シールと手巻き寿司包装用フィルムを組み合せたものである。
この考案を適用した手巻き寿司包装用部材では、包装用シールの第1切断補助線および包装用フィルムの切断補助線により寿司包装用部材が分離され、手巻き寿司の長さ方向に引きながら米飯に触れることなく簡単に包装用フィルムを取り外すことができる。
手巻き寿司包装用シールを示す平面図である。 手巻き寿司包装用フィルムを示す平面図である。 同断面図である。 手巻き寿司包装用部材セットの使用状態を示す斜視図である。 手巻き寿司包装用部材セットの開封方法を示す斜視図である。
この考案を実施するための形態について図面に基づいて説明する。図1は手巻き寿司包装用シールを示す平面図である。
手巻き寿司包装用シール1は略長方形の外形を有する。その長方形の第1の辺2に平行に2本の第1切断補助線3が所定の間隔で設けられている。その2本の第1切断補助線3の外側の部分には第1の辺2に垂直な第2切断補助線4が設けられている。
この手巻き寿司包装用シール1の片面には接着剤が設けられており、滑らかな表面の台紙(図示せず)に貼られている。この例では第1の辺2に沿った長さは28mm程度であり、それに垂直な方向の長さは100mm程度である。
第1切断補助線3は、後述の手巻き寿司包装用フィルムの切断補助線の位置に対応して設けられる。この例では、第1の辺2から18mm離れた位置に設けられており、第1の辺2同士の間隔は64mmである。この第1切断補助線3は切断を容易にするものであり、たとえば、ミシン目を付すことによって形成できる。その断部にはV字状の切れ込み5が設けられていて、切断の開始を容易にする。
手巻き寿司包装用シール1の片面には接着剤が付けられており、大部分が粘着面となっている。しかし、2本の第1切断補助線の外側の部分で、その中央部には接着剤がない非粘着帯6が設けられている。また、第1の辺2に垂直な第2の辺7に沿っても非粘着帯8が設けられている。特に、切れ込み5ある側には非粘着帯8aを設けることが好ましい。
第2切断補助線4は、第1の辺2の中心付近の位置に設けられるほか、平行に複数本設けることが好ましい。また、この第2切断補助線4は、非粘着帯6上に設けられる。
図2は手巻き寿司包装用フィルムを示す平面図であり、図3は同断面図である。手巻き寿司包装用フィルム10は、長方形の外部シート11と、外部シート11の第1の辺12に沿ってそれぞれ接続された2枚の内部シート13と、内部シート13の側部から突出した端面封止用シート14と、第1の辺12に平行に外部シート13に設けられた2本の切断補助線15を有する。
外部シート11は、包装時に表側に表れるシートであり、その大きさは包装対象となる手巻き寿司の大きさによって選択される。第1の辺12は、手巻き寿司の周囲長さよりも長く設定される。一方、第1の辺12に垂直な第2の辺16は、手巻き寿司の長さに対応しており、それより若干広く設定されている。通常販売されている手巻き寿司の場合、第1の辺12の方が第2の辺16より長い。
内部シート13の側部は外部シート11の側部に接続されている。たとえば、熱可塑性樹脂シートまたは熱可塑性樹脂のコーティングが施されたシートを使用し、所定の幅で熱圧着して接続することができる。この外部シート11と2枚の内部シート13により袋の形状が構成される。この中に海苔xを入れ、内部シート13同士の合わせ面および第2の辺16の縁部を熱圧着し、海苔xを封入する。
外部シート11には、2本の切断補助線15としてカットテープが設けられている。この切断補助線15同士の間隔は、手巻き寿司包装用シール1の第1切断補助線3同士の間隔と実質的に同一か、やや狭く設定する。
手巻き寿司包装用シール1と手巻き寿司包装用フィルム10の組合せにより、手巻き寿司包装用部材セットが構成される。この手巻き寿司包装用部材セットの使用方法について説明する。図4は、手巻き寿司包装用部材セットの使用状態を示す斜視図である。通常は、手巻き寿司包装用フィルム10に海苔xを封入した状態で、手巻き寿司を製造する者に供給される。
内部シート13の側を内側とし、米飯に巻きつける。端面封止用シート14により米飯の端面をカバーする。巻き付けられた手巻き寿司包装用フィルム10の端部同士を重ね、その上に手巻き寿司包装用シール1を貼り付けて、外側に表れる手巻き寿司包装用フィルム10の端部を固定する。このとき、手巻き寿司包装用シール1の第1切断補助線3の位置を手巻き寿司包装用フィルム10の切断補助線15に合わせる。また、手巻き寿司包装用フィルム10の上側の端部と非粘着帯6の位置を合わせる。V字状の切れ込み5は、手巻き寿司包装用フィルム10の端部でない方に向けられる。こうして、手巻き寿司は包装されるが、海苔xと米飯は内部シート13により分離されているので、食べられる直前まで海苔xは乾燥した新鮮な状態を保持する。なお、この手巻き寿司包装用シール1に製造者、製品名、製造日などを印刷して表示し、ラベルとしても使用できる。
次に、手巻き寿司包装用部材セットの開封方法と作用について説明する。図5は、手巻き寿司包装用部材セットの開封方法を示す斜視図である。V字状の切れ込み5の近くをつまみ、手巻き寿司包装用シール1をはがしていく(図5a)。この部分は非粘着帯であるので手巻き寿司包装用フィルム10から浮いており、つまみやすくなっている。手巻き寿司包装用シール1は第1切断補助線3に沿って切断され、中央部が手巻き寿司包装用フィルム10から離れていく。一方、第1切断補助線3の外側の部分は、手巻き寿司包装用フィルム10に貼りついた状態で残る。
手巻き寿司包装用フィルム10の端部の位置まで切断されると、手巻き寿司包装用シール1は手巻き寿司包装用フィルム10の外部シート11を持ち上げる。そして、手巻き寿司包装用フィルム10が切断補助線15に沿って切断されていく。外部シート11の中央部は手巻き寿司包装用シール1の中央部とともにひきはがされていくが、外部シート11の側部は残る。切断補助線15に沿って最後まで切断したら、外部シート11の中央部は取り外される(図5b)。
次に、第2切断補助線4に沿って手巻き寿司包装用シール1の側部を切断する。複数の第2切断補助線4を平行に設けることによって、手巻き寿司包装用シール1の貼り付け位置に多少のバラツキがあってもどれかの第2切断補助線4が手巻き寿司包装用フィルム10の端部近くにある。この部分にも非粘着帯6が設けられているので、つかみやすく、さらに、切断しやすい。そして、外部シート11の側部を外側に引っ張り取り外す。これにより、内部シート同士の接続部が切り離され、外部シート11とともに外に引き出される。こうして、米飯が海苔に巻かれた状態の手巻き寿司が簡単に得られる。この作業の途中、消費者の指が米飯に直接触れることはない。また、米飯が落ちそうになるような不安定な状態にもならない。
1.手巻き寿司包装用シール
2.第1の辺
3.第1切断補助線
4.第2切断補助線
5.切込み部
6,8.非粘着帯
10.寿司包装用フィルム
11.外部シート
12.第1の辺
13.内部シート
14.端面封止用シート
15.切断補助線
x.海苔

Claims (5)

  1. 略長方形の外形を有し、長方形の第1の辺に平行な2本の第1切断補助線が所定の間隔で設けられ、その2本の第1切断補助線の外側の部分には第1の辺に垂直な第2切断補助線が設けられている手巻き寿司包装用シール。
  2. 2本の第1切断補助線の外側の部分には接着剤がない非粘着帯が設けられていて、その非粘着帯上に第2切断補助線が設けられている請求項1に記載の手巻き寿司包装用シール。
  3. 接着剤がない非粘着帯が長方形の第1の辺に垂直な第2の辺に沿って設けられている請求項1又は請求項2に記載の手巻き寿司包装用シール。
  4. 長方形の外部シートと、外部シートの第1の辺に沿ってそれぞれ接続された2枚の内部シートと、内部シートの側部から突出した端面封止用シートと、第1の辺に平行に外部シートに設けられた2本の切断補助線を有する手巻き寿司包装用フィルム。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の手巻き寿司包装用シールと手巻き寿司包装用フィルムを有する手巻き寿司包装用部材セットであり、手巻き寿司包装用フィルムは、長方形の外部シートと、外部シートの第1の辺に沿ってそれぞれ接続された2枚の内部シートと、内部シートの側部から突出した端面封止用シートと、第1の辺に平行に外部シートに設けられた2本の切断補助線を有するものである、手巻き寿司包装用部材セット。
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