JP2004250023A - 食品包装材 - Google Patents

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宏郎 清水
Wataru Shimizu
渡 清水
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Abstract

【課題】食べる直前に、にぎり飯に調味料を添加することができるようにした食品包装材を提供すること。
【解決手段】この発明の食品包装材は、にぎり飯を包装するための袋状の食品包装材であって、外フィルム2と内フィルム3との間の収容部4に、にぎり飯に巻くシート状食品5と、にぎり飯の水分で溶ける薄板状調味料6とを収容している。前記食品包装材は、外フィルム2に開封操作片9を設けるとともに、内フィルム3を分離可能な左部3aと右部3bからなるものとし、さらに、シート状食品5の内側面に薄板状調味料6を添えたものとすることができる。また、薄板状調味料6は、多糖類に調味料を混合し、フィルム状に加工したものとすることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、にぎり飯に海苔等のシート状食品を開封時に巻いて食するようにした食品を包装するための食品包装材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、にぎり飯に海苔等のシート状食品を開封時に巻いて食べられるようにした包装材として、外フィルムと、互いの内側の端部が重なる左部と右部からなる内フィルムの間の収容部にシート状食品を収容したものがある。
【0003】
この種の包装材により包装されるにぎり飯は、醤油や塩等の調味料を添加した状態で食べられるようにすることが望まれていた。そのため、シート状食品にあらかじめ醤油等を含んだ調味液を塗布したものがあった(特許文献1参照)。
【0004】
しかし、調味液を塗布してから時間がたつと味が落ち、また、シート状食品が湿るため、保存性が悪く、パリパリとした食感が得られなくなるという問題もあった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−85016号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、食べる直前に、にぎり飯に調味料を添加することができるようにした食品包装材を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、この発明は次のような技術的手段を講じている。
【0008】
この発明の食品包装材は、にぎり飯1を包装するための袋状の食品包装材であって、外フィルム2と内フィルム3との間の収容部4に、にぎり飯1に巻くシート状食品5と、にぎり飯1の水分で溶ける薄板状調味料6とを収容したものである。
【0009】
前記食品包装材は、外フィルム2に開封操作片9を設けるとともに、内フィルム3を分離可能な左部3aと右部3bからなるものとし、さらに、シート状食品5の内側面に薄板状調味料6を添えたものとすることができる。
【0010】
また、薄板状調味料6は、多糖類に調味料を混合し、フィルム状に加工したものとすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
【0012】
この発明の食品包装材は、にぎり飯1を包装するための袋状の食品包装材であって、外フィルム2と内フィルム3との間の収容部4に、にぎり飯1に巻くシート状食品5と、にぎり飯1の水分で溶ける薄板状調味料6とを収容している。
【0013】
図1は、この発明の実施形態の食品包装材の一部切欠斜視図、図2は、食品包装材ににぎり飯1を載せた状態の斜視図、図3は、食品包装材でにぎり飯1を包む様子を示す斜視図、図4は、この食品包装材でにぎり飯1を包装した包装食品の背面図、図5は、包装食品の底部付近の断面図、図6は、食品包装材からシート状食品5に巻かれたにぎり飯1を取り出す様子を示す説明図、図7は、シート状食品5に巻かれたにぎり飯1の断面図である。
【0014】
この食品包装材は、図示したように、外フィルム2、内フィルム3、シート状食品5、及び薄板状調味料6から構成されている。
【0015】
外フィルム2と内フィルム3は、ポリエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂や紙等、適宜の素材からなるものとすることができる。外フィルム2と内フィルム3は、シート状食品5やにぎり飯1が見えるように、透明なものとすることが望ましい。
【0016】
外フィルム2と内フィルム3は、同じ大きさの略長方形状で、図示したように、互いの周縁部7が熱溶着等によりシールされており、1つの辺8(短辺)の縁部に2つの切れ込みが設けられることにより、開封操作片9が形成されている。なお、開封操作片9が形成された部分はシールされていない。
【0017】
外フィルム2は、引裂方向性を有するフィルムからなるものとすることにより、開封操作片9を引っ張ると、開封操作片9が形成された部分から、対向する辺10にわたって帯状に引き裂かれ、外フィルム2が左右に分割できるようになっている。なお、外フィルム2に引裂方向性のないものを使用する場合には、カットテープを引裂方向に沿って貼着しておくことにより、同様に外フィルム2が帯状に引き裂かれるようにすることができる。
【0018】
内フィルム3は、図示したように、左部3aと右部3bの2枚のフィルムからなり、左部3aと右部3bとは、中央部において、その外側縁部が1〜2cm程度互いに重なるようにしている。
【0019】
外フィルム2と内フィルム3は、前記周縁部7の内側にシールされていない領域があり、この部分がシート状食品5及び薄板状調味料6を収容する収容部4となっている。
【0020】
シート状食品5は、海苔や、ゼラチンでシート状に形成された鰹節や昆布等であり、適宜選択使用される。シート状食品5は、乾燥したものを使用する。シート状食品5は、液状の調味料が塗布されておらず、乾燥したままの状態であるため、外フィルム2や内フィルム3に付着せず、収容部4への挿入を容易に行うことができる。また、開封時にも、シート状食品5が手にベタつくことがない。
【0021】
シート状食品5の収容部4への収容作業は、手作業で行う方法、機械で自動的に挿入する方法のいずれでもよい。
【0022】
薄板状調味料6は、水分を加えると液状になる水分散性又は水溶性の可食性フィルムに調味料を含ませたもので、例えば、特開昭63−296655号公報に記載されているような、プルランやカラギーナン等の多糖類に調味料や香料その他適宜の添加剤を混合し、フィルム状に加工したものとすることができる。薄板状調味料6に含まれる調味料としては、醤油、塩等とすることができる。この実施形態では、薄板状調味料6は、縦横2〜3cm程度の長方形で、厚みが0.5mm程度としているが、大きさや形状は特に限定されない。
【0023】
薄板状調味料6の収容部4への収容は、シート状食品5を収容部4に収容した後に、シート状食品5の内側面(内フィルム3に接触する側の面)に載せることにより行うことができるが、シート状食品5を収容部4に収容する前に、薄板状調味料6をシート状食品5の内側面に載せてから、これを収容部4へ収容することとしてもよい。また、薄板状調味料6は、シート状食品5に接着させる必要は特にないが、薄板状調味料6の位置ずれを防止するために、薄板状調味料6の裏面を若干湿らせて、シート状食品5に接着した状態にしてもよい。
【0024】
薄板状調味料6は、にぎり飯1を包むときに曲げられる部分に位置する場合は、柔軟性を有するものであることが望ましい。
【0025】
この食品包装材でにぎり飯1を包装するには、内フィルム3を表に向けて置き、にぎり飯1を、図2に示したように、シート状食品5の内フィルム3の上にのせる。この実施形態では、薄板状調味料6がにぎり飯1の底部の下付近に位置するようにするため、薄板状調味料6がシート状食品5の略中央部に位置し、にぎり飯1がその上に位置するようにしている。にぎり飯1は、三角形状に形成したものとしている。
【0026】
次に、図3に示したように、食品包装材を、開封操作片9を設けた一辺8側とこれに対向する辺10側を合わせるように曲げ、にぎり飯1に沿わせて、にぎり飯1を包んだ状態にし、さらに、図4に示したように、背面側で端部を価格や内容を表示したシール片11等により留める。これにより、食品包装材につつまれたにぎり飯1は、包装食品として、コンビニエンスストア等の店舗で販売できる状態となる。
【0027】
この包装食品は、図5に示したように、にぎり飯1が、内フィルム3により、シート状食品5及び薄板状調味料6から遮断されているので、開封前においては、にぎり飯1に調味料が添加されていない状態が保たれる。
【0028】
この食品包装材を開封するには、開封操作片9を指でつまんで引っ張る。外フィルム2は、開封操作片9を設けた一辺側からこれに対向する他辺側まで引き裂かれていく。外フィルム2が最後まで引き裂かれると外フィルム2は、中央で左右2つに分割された状態になるので、各分割された部分を幅方向にそれぞれ外方に引っ張ることにより、図6に示したように、内フィルム2の左部3aと右部3bが分離し、にぎり飯1がシート状食品5に覆われた状態で露出する。
【0029】
このとき、外フィルム2と内フィルム3が取り去られ、図7に示したように、シート状食品5及び薄板状調味料6がにぎり飯1に接触する。薄板状調味料6は、にぎり飯1の水分で溶けてどろどろとした液状になり、にぎり飯1に付着して、にぎり飯1に調味料が添加された状態になる。
【0030】
開封から長時間経過していなければ、調味料のにぎり飯1への浸透が進んでいないため、調味料を添加してから長時間経過したにぎり飯とは異なった、新鮮な風味を楽しむことができる。
【0031】
また、シート状食品5も、開封から長時間経過していなければ、薄板状調味料6が液状化していても全体としてはさほど湿らず、パリパリとした食感を維持することができる。
【0032】
なお、この発明の食品包装材を使用した包装食品は、三角形のにぎり飯1を包んでなるおむすびに限定されず、図8に示したような丸棒状の手巻き寿司や、図9に示したような、略円錐形の手巻き寿司等、適宜の形状とすることができる。また、にぎり飯1としては、中央に具であるカツをサンドイッチ状に挟んだものや、寿司飯、混ぜご飯、炊き込みご飯等とすることができる。
【0033】
【発明の効果】
この発明の食品包装材は、上述のような構成を有しており、この食品包装材でにぎり飯1を包装した包装食品は、食べる直前に、にぎり飯1に調味料を添加することができるため、新鮮な風味を楽しむことができる。
【0034】
また、この発明の食品包装材は、外フィルム2に開封操作片9を設けるとともに、内フィルム3を分離可能な左部3aと右部3bからなるものとし、さらに、シート状食品5の内側面に薄板状調味料6を添えたものとすることにより、この食品包装材でにぎり飯1を包装した包装食品は、容易に開封できるとともに、開封直後に薄板状調味料6がにぎり飯1に接触し、にぎり飯1の水分で溶けて、にぎり飯1に調味料が付着した状態にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態の食品包装材の一部切欠斜視図である。
【図2】この発明の実施形態の食品包装材で、食品包装材ににぎり飯を載せた状態の斜視図である。
【図3】この発明の実施形態の食品包装材でにぎり飯を包む様子を示す斜視図である。
【図4】この発明の実施形態の食品包装材でにぎり飯を包装した包装食品の背面図である。
【図5】この発明の実施形態の食品包装材でにぎり飯を包装した包装食品の底部付近の断面図である。
【図6】この発明の実施形態の食品包装材からシート状食品に巻かれたにぎり飯を取り出す様子を示す説明図である。
【図7】この発明の実施形態の食品包装材から取り出したシート状食品に巻かれた状態のにぎり飯の断面図である。
【図8】この発明の他の実施形態の食品包装材でにぎり飯を包装した包装食品の斜視図である。
【図9】この発明のさらに他の実施形態の食品包装材でにぎり飯を包装した包装食品の斜視図である。
【符号の説明】
1 にぎり飯
2 外フィルム
3 内フィルム
3a 左部
3b 右部
4 収容部
5 シート状食品
6 薄板状調味料
9 開封操作片

Claims (3)

  1. にぎり飯(1)を包装するための袋状の食品包装材であって、外フィルム(2)と内フィルム(3)との間の収容部(4)に、にぎり飯(1)に巻くシート状食品(5)と、にぎり飯(1)の水分で溶ける薄板状調味料(6)とを収容していることを特徴とする食品包装材。
  2. 外フィルム(2)に開封操作片(9)を設けるとともに、内フィルム(3)を分離可能な左部(3a)と右部(3b)からなるものとし、さらに、シート状食品(5)の内側面に薄板状調味料(6)を添えている請求項1記載の食品包装材。
  3. 薄板状調味料(6)が、多糖類に調味料を混合し、フィルム状に加工したものである請求項1又は2記載の食品包装材。
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