JPS643353Y2 - - Google Patents

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JPS643353Y2
JPS643353Y2 JP1984122611U JP12261184U JPS643353Y2 JP S643353 Y2 JPS643353 Y2 JP S643353Y2 JP 1984122611 U JP1984122611 U JP 1984122611U JP 12261184 U JP12261184 U JP 12261184U JP S643353 Y2 JPS643353 Y2 JP S643353Y2
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JP
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rice ball
polymer
rice
wrapped
bag
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JP1984122611U
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JPS6137787U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はのり巻きおにぎりを製造する用具、特
には予めおにぎりを形成しておき食する段階での
りを直接手を触れることなく容易に巻きつけられ
るようにしたのり巻きおにぎりの製造具に関す
る。
(従来の技術) のり巻きおにぎりは、食する直前におにぎりに
のりを巻きつけないと、おにぎりの湿気がのりに
影響を与え、のりがべとついてのりの香りや風味
がなくなつてしまうという問題がある。
そこで、商品として多量ののり巻きおにぎりを
作成する場合には、予め作つたおにぎりに巻きの
りを合成樹脂フイルム等で隔絶した状態で巻きつ
けておき、食する時にその隔絶フイルムをはがし
てのりを直接巻くようにして食べるということが
近時一般に行われるようになつた。斯かる別体構
成ののり巻きおにぎりとしては、たとえば袋状の
合成樹脂フイルム内に巻きのりを収納しておき、
別途形成したおにぎりの外部に、該袋入りの巻き
のりを袋ごと巻きつけておき、食する時に該袋か
らのりを取り出すか、或はおにぎりとのりとの間
を隔絶するフイルムを取去る等により、直接のり
をおにぎりに巻きつけるという方法によるもの、
或は第10図に示す如く、上部が開口した逆円錐
状の袋本体101に対し、その頂部の一部を切除
して切除部102を形成しておき、中袋103の
外面に予め適宜大きさに形成したのり104を巻
きつけて、上記袋本体101の中に挿入し(−点
鎖線)、第11図に示す如くその状態の中袋10
3の中に飯を盛り込んで上部を折曲してシール
し、別体構成ののり巻きおにぎりとし(実公昭57
−10542)、食する際には、袋本体101の切除部
102から突出した中袋103の端部をつまみ、
袋本体101部分を他方の手でもつて中袋103
を引出し、シールをはがして上部開放部に中味を
押出せば、のり104は自動的におにぎりに巻か
れて出てくるというようにしたもの等が知られて
いる。
(考案が解決しようとする問題点) 然るに上述前者の場合には、おにぎり外面に巻
付けられた袋を一旦広げて、袋内部からのりを取
出して手で巻きつけるとか、袋の中側半分を長手
方向中央部で切断して、片側におにぎりをころが
しながらのりに直接おにぎりをのせて巻きつける
ということで、極めて面倒であるばかりか、汚れ
た手でのりの巻きつけを行わなければならないの
で、不衛生である等の欠点があり、後者の場合に
は、のり104を中袋103に巻きつけてセツト
しなければならず、セツト時にのり104がずれ
てしまう危険性があり、従つてこの場合には作成
上面倒である上、ずれた場合のり104が湿気て
しまうことがあるという欠点があるほか、シール
をしたまま中袋103を引張つても、上部が折重
なつているため容易に抜けない場合があり、その
場合には、おにぎりの形状をくずしてしまう等の
欠点があつた。
本考案は上述の如き欠点に鑑み、作成する場合
も容易であり、食する際にも食べる部分に一切手
を触れることなく、極めて衛生的に、簡単な操作
でのり巻き状態とすることができるようにしたの
り巻きおにぎりの製造具を提供することを目的と
する。
(問題を解決するための手段) 本考案は、上述目的を達成するために、略矩形
状の巻きのりとそれよりも大きい略同形状でかつ
長手方向の略中央に短手巾に渡る切取り線を形成
した外装体とを少なくとも該巻きのりの長手方向
の一端部が該外装体によつて保持された状態で重
合し、該重合体の巻きのり側には、合成樹脂フイ
ルムからなる内装体で一方側に引張り部が形成さ
れ相対する他方側が開放しうるようにして包被し
たおにぎりを、該おにぎりの開放しうる側を該重
合体の切取り線に平行して位置させ、かつ引張り
部が該重合体の長手方向の一端縁中央部より突出
し得るようにして該おにぎりを該重合体で包被し
固定したことによつてのり巻きおにぎりの製造具
を構成したものである。
(作用) これによれば、作成時は単にのりと外装体を重
合せしめ、その上におにぎりを収納した袋状の内
装体を置いて重合体を巻きつけるだけでよく、食
する場合には、内装体の一部を引張り部として重
合体から突出せしめてあるので、この引張り部を
引張るだけで、中味に一切手をつけることなく、
簡単におにぎり上にのりを巻きつけた状態とする
ことができ、さらに、切取り線を引き裂き外装体
をめくるか、おにぎりを押し出すかすれば、おに
ぎりを手軽に食することができる。
(実施例) 以下、図示した実施例に基き本考案をさらに詳
述するが、第1図は本考案に係る外装体とのりの
重合体の正面図、第2図は内装体におにぎりを収
納した状態の斜視図である。第1図において1は
外装体で、透明な合成樹脂フイルムで略矩形状を
なしているが、好ましくは後述するように巻きつ
けた場合に都合がよいように、長手方向の一方端
の両角部が適量斜めにカツトされて、カツト部
2,2を形成している。又他方端の両角部には、
好ましくは二重の袋状押えコーナー3,3が形成
され、さらには長手方向中央には切取り線の一例
としてのミシン目4が形成されている。5はのり
であり、該外装体1の周縁に一定幅の余裕ができ
るように外装体1よりもやや小さい面積の大きさ
に形成されて、長手方向の一方端の両角部が、外
装体1の押えコーナー3,3に差込まれ、両者は
相互に一体的に結合して重合体6を形成してい
る。第2図において、7はおにぎり8を収納した
内装体であり、透明乃至は半透明の合成樹脂フイ
ルムで形成され、この場合所要の厚さをもつて三
角形に形成され、一辺が開放されていると共にそ
の開放部9を閉成しうるように、一部が重畳する
程度に舌状に延びて蓋部10を形成している。
又、該開放部9と対向する頂部はより突出して引
張部11を形成している。おにぎり8は予め型押
し、手によるにぎり等によつて形をつくつたもの
を内装体7中に入れてもよいし、内装体7中に直
接飯を盛るようにしてもよい。
斯くして、第1図重合体6をもつておにぎりの
包被体に巻きつけるに際しては、まず第2図に示
すおにぎり8を入れた内装体7の開放部9を、蓋
部10を矢印方向に折曲して両端部がやゝ重畳す
る状態にして閉じ、おにぎりの包被体12を形成
する。
而して、第3図に示す如く、該おにぎりの包被
体12をその開放部9が重合体6の中央部に位置
するようにし、かつ引張り部11が重合体6のカ
ツト部2を有しない側の端縁から外方に突出する
ようにして、のり5上に載置する。次いで第4図
の如く重合体6の他方の半分を折曲して、おにぎ
りの包被体12上に重ね、該重合体6の長手方向
の両端縁が揃うか、或はカツト部2を有する側の
端縁の方がやや内側となるようにおにぎりの包被
体12を位置調整する。その後第5図に示す如
く、カツト部2が形成された側の重合体6の半分
の両側部13,13を、包被体12の側部に沿つ
て折込む。この際、端部の角がカツト部2により
カツトされているので、包被体12が先細りとな
る部分で重合体6がだぶつき、包被体12の内装
体7を取去つた時、のりがおにぎりに付着せず
に、その部分で浮いた状態となつてしまうのを防
止することができる。次いで第6図に示す如く、
重合体6の他方の半分の両側部14,14を、包
被体12の側部に沿い、先に折込んだ重合体の側
部13,13上に重畳して折返し、さらにその両
端部を重畳してシール15を貼着して、おにぎり
とのりの別体構成ののり巻きおにぎり16を完成
する。
斯かる別体構成ののり巻きおにぎりを食する場
合には、第7図に示す如く、一方の手17で別体
構成ののり巻きおにぎり16を軽く持ち、内装体
7の引張り部11を他方の手18で引張ることに
より、内装体7を引出すことができる。これによ
り、おにぎり8にのり5が内装体7で隔絶された
状態から直接巻かれた状態となり、次いでミシン
目4部を引き裂いて、外装体1をめくるか、該部
分からおにぎり8を押し出すかすればおにぎりに
のりを巻いた直後の状態で、のりの香りや風味を
十分に生かした好ましい状態において手軽に食す
ることができ、しかもこの間中味には一切直接手
を触れることがないので、極めて衛生的であると
いう特徴がある。
尚、外装体1に押えコーナー3を設けておくこ
とにより、のり5の端部を該部に挿入して両者の
ずれを防ぐことができるので、外装体とのりの重
合体の作成上多量に重ねて移動、処理する等の場
合に都合がよいが、これは必ずしも必要ではな
く、側縁を押える等他の構成とすることも可能で
あり、さらに又大量に扱う場合には、たとえば第
8図に示す如く、重合体6の長手方向両端部を外
装体1により一定幅をもつて二重層1A,1Bと
し、該二重層1A,1Bの外側三方の縁a1,a2
a3,b1,b2,b3をそれぞれ熱融着等によりシール
して袋状としておくか、或は少なくとも縁a2
a3,b2,b3をシールしておくとによつて、重合体
6を重ねて移動、処理する等の場合に、のりがず
れたりすることがなくより好ましい。二重層1B
部分は、さらに第9図の如く、のり5のカツト部
2と同形とせず、二重層1A部と同様に矩形の袋
状部としてもよく、この場合も縁c1,c2,c3の全
てをシールしてもよいが、少なくとも縁c3,c3
分をシールしておけばよい。
斯かる如く、のり5の長手方向両端部を外装体
1の袋部に押えられていても、食する場合にはお
にぎり8にのり5の大部分が直接巻付くので、外
装体1からののり5の取はずしは支障なく行え
る。又カツト部2の大きさ、形状等も任意である
おにぎりは白飯、味つけ飯、まぜ飯等任意のもの
でよく、おにぎり8の形状も正三角形に限ること
はない等、本考案はその要旨内で種々変形可能な
のは勿論である。
(考案の効果) 以上の如く、本考案ののり巻きおにぎり製造具
によれば、それを作成する段階で面倒な作業を必
要とせず、食する段階でも、単に内装体を引出し
て切取り線を引き裂くだけで、おにぎりは勿論、
のりにも一切手を触れることなくのり巻きおにぎ
りとすることができ、極めて衛生的に、容易に食
することができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るのり巻きおにぎり製造具
の外装体とのりの重合体の一例の正面図、第2図
は同内装体におにぎりを収納した状態の一例の斜
視図、第3図乃至第6図は第1図の重合体を第2
図のおにぎりを収納した内装体に巻きつけて本考
案ののり巻きおにぎり製造具も作成する手順を説
明するための各工程説明図、第7図は本考案に係
るのり巻きおにぎり製造具によつてのり巻きおに
ぎりを作成する仕方を説明するための説明図、第
8図は本考案に係る重合体の異なる他の例の正面
図、第9図は同様にさらに異なる他の例の正面
図、第10図は従来ののり巻きおにぎり製造具の
作成手順を説明するための分解斜視図、第11図
は同従来ののり巻きおにぎり製造具の斜視図であ
る。 1……外装体、2……カツト部、4……ミシン
目、5……のり、6……重合体、7……内装体、
8……おにぎり、9……開放部、11……引張り
部、12……おにぎりの包被体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 略矩形状の巻きのりとそれよりも大きい略同形
    状でかつ長手方向の略中央に短手巾に渡る切取り
    線を形成した外装体とを少なくとも該巻きのりの
    長手方向の一端部が該外装体によつて保持された
    状態で重合し、該重合体の巻きのり側には、合成
    樹脂フイルムからなる内装体で一方側に引張り部
    が形成され相対する他方側が開放しうるようにし
    て包被したおにぎりを、該おにぎりの開放しうる
    側を該重合体の切取り線に平行して位置させ、か
    つ引張り部が該重合体の長手方向の一端縁中央部
    より突出し得るようにして該おにぎりを該重合体
    で包被した構成からなるのり巻きおにぎりの製造
    具。
JP1984122611U 1984-08-10 1984-08-10 のり巻きおにぎりの製造具 Granted JPS6137787U (ja)

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JP1984122611U JPS6137787U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 のり巻きおにぎりの製造具

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JP1984122611U JPS6137787U (ja) 1984-08-10 1984-08-10 のり巻きおにぎりの製造具

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JPS6137787U JPS6137787U (ja) 1986-03-08
JPS643353Y2 true JPS643353Y2 (ja) 1989-01-27

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ID=30681367

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