JPS5982056A - 三角おにぎりの包装方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は三角形状のおにぎりの包装方法、さらに詳しく
は該おにぎりをのりを介して包材で巻き付けて、のり付
おにぎりとして販売するだめの三角形状のおにぎりの包
装方法に関する。

※背景技術 従来この種、三角形状のおにぎりは、おにぎり成形機等
で三角形状にごはんを成形した後、例えば第８図（イ）
のように長方形状の１枚のフィルムが両側から折り畳ま
れて内部にのり（８）を介装せしめ包装フィルム（７）
上に前記成形されたおにぎり（５）を手で直接把持しな
がら載置し、その後前記包装フィルム（７）を三角形状
のおにぎり（６）の形Ｓにそわしながら折り畳みて、第
８図（ロ）のように外側の包装フィルム（７）にてのり
（８）を介して直接おにぎす（５）を包装するものであ
る。

尚、この包装方法の場合には手作業で包装するものであ
るか゛い近年機械化が進み前記成形されたおにぎシ（５
）をベルトで移送しながら次の工程で機械的に包装する
方法も実施化されている。

しかしながら、いずれの方法による場合においても、お
にぎり（５）は成形されたまま、すなわち裸出した状態
で包装されるため次のような種々の欠点が発生した。

（イ）包装されるおにぎシは三角形状なるため、長方形
状ののり及び包装フィルムで包装すると包装形態が上記
第８図（ロ）のようになり、すなわち三角おにぎり（５
）の角部ａ、ｂ、ｃの８ケ所が完全に包装できず開口状
態となり、その結果、この角部が外気と接し、非述に不
衛生となる他、乾燥が進みおにぎりが硬化し、飲食時の
犬なる障害となった。

（ロ）上記（イ）のような欠点を解消するために、各角
部を覆うことのできる特殊形状の包装フィルムを製作し
て使用することも考えられるが、製作が煩雑で且つ高価
なフィルムとなる欠点６ｙ新たに発生した。

（ハ）　さらに、包装時におにぎりが裸出状態するため
、手作業の際にはおにぎりが手に付着して作業性を悪化
する他、自動機械包装の場合には移送時にベルトコンベ
アにおにぎシが付着したり、こ＃イ′れたりする他、機
械包装も実際上は著しく収シ扱いにくいので実用化の上
では種々の問題となって発生した。

このような欠点は全ておにぎりを裸出状態で包装処理す
ることに要因があった。

に）　さらに飲食時に包装を解除しておにぎりにのりを
巻き付ける際にも極めて収り扱いにくく、おにぎりがこ
ぼれおちる等非常に収り扱い上問題があった。

（ホ）　さらけ冷却・殺菌等の処理にも不向きである。

以上のように従来のおにぎり包装においては、おにぎシ
が三角形状であること及びおにぎシを底形時の裸出状態
のままで包装するため、上記のような種々の欠点が生じ
たのである。

※解決課題・技術目的 本発明はこのような問題点を解決するために、三角形状
のおにぎりを裸出状態のままで包装するのではなく、略
三角形状の上面開口型の中袋に底形されたおにぎシを収
納ならしめて、包装するもので、その目的とするところ
は包装されたおにぎりが著しく衛生的且つ取り扱い容易
で、しかも移送、包装等の一連の自動包装化ラインに適
し、さらに飲食が容易で且つ冷却、′！Ｒ菌等の処理も
非常に行ないやすい三角おにぎりの包装方法を提供する
ことを目的とする。

※本発明の開示 本発明は予め用意された上面開口の略三角形状の中袋（
＋）Ｋおにぎシ（５）を略密封状態に収納し、収納後中
袋（＋）を包村内又は包材上にあるのり（８）の略中央
に載置し、その後肢包材をおにぎシ（５）の形態にそっ
て折り曲げながら巻き付けておにぎり（５）を中袋（１
）とともに前記包材にて包装することにある。

※効果 本発明は以上のように三角形状の中袋内におにぎりを収
納ならしめて後、のりを有する包材にて包装するもので
あるため、次のような格別な効果を得るに至った。

（１）　　まず、手作業あるいは機械にて包装する場合
において、おにぎりが中袋内に収納されているので手や
ベルトその他の機械類にのりが付着したりあるいけこぼ
れたりすることが一切なくなり、その収シ扱いが非常に
簡便となった０ その結果、おにぎりの供給移送からのりを有する包材に
よる包装迄の一連の工程を全自動化できめ、おにぎりの
各角部が外部に裸出するようなことが一切なくなり、よ
って包装状態におけるおにぎりは極めて衛生的で且つ中
袋により稼水性があるため従来のような発水作用により
おにぎりが硬化するような事態も完全に解消できた。

（８）従って飲食時のおにぎりは、底形時の状態で揄存
されることとなり、味が何ら阻害されることがない。

（４）　また包装時におにぎりの外向にのりを極めて容
易に巻き付けることができ、包装作業が著しく簡易化さ
れる。

（５）　　さらに中袋によりおにぎシの２次汚染をも防
止できる。

（６）　　またおにぎりの真空冷却、殺菌処理等も中袋
に収納されたことにより、非常に容易に処理できる実用
性がある。

以上のようにおにぎシを中袋に収納ならしめて包装を行
なうことにより、衛生面１作業面、処理・木係面、その
他おにぎりに与える影響面等いずれの点においても、従
来には全くない格別顕著な効果を発揮ならしめたもので
、その結果、自動包装化も達成でき三角おにぎりの包装
方法としては画期的な効果を得られた。

※実施例 以下、本発明の実施態様について図面に示した一実施例
に従って説明する。

第１図は略三角形状のフィルムからなる上面開口型の中
袋（１）の斜視図で、図中（２）け該中袋（１）の−片
（８）が他片（４）より延長されて形成された封、へ′
片を示す。

上記のような中袋（Ｄ　ｖｃ　、第２図（イ）に示すよ
うに三角形状に成形されたおにぎり（５）を投入収納し
、その後、同図（ロ）のように前記封Ａ片（２）を他片
（４）側に折り曲げ、略中袋（１）内を密封状態とする
。

次に第８図は、長方形状の一枚のフィルムの両端片（６
）　、　（６）を内側にわずかに折り曲げて形成された
包材としての包装フィルム（７）を示し、前記両端片（
６）　、　（６’）内には長方形状ののり（８）の両端
片（９）　、　（９５が夫々押入されてなる。

次に該包装フィルム（７）ののシ（８）商略中央上に前
記中袋（１）を第４図（イ）のように載置し、その後肢
三角形状の中袋の一片（８）側を包むように包装フィル
ム（７）を内側に折りたたみ２、その後他片（４）側を
包むように包装フィルム（７）を前記折りたたまれたフ
ィルム上に重ね合わして折りたたむと同図（ロ）の状態
となる。

その後、開口する上片０■側を包むために左右両側並び
に正面、背面側から順次内側に包装フィルム（７）を折
りたたむと同図（ハ）のように、中袋（１）内に収納さ
れたおにぎり（５）は中袋（１）とともに包装フィルム
（７）で包装されるのである。

包装後は、第４図（ハ）のように上面の折りたたまれた
包装フィルム（７）　＃ＩＣはシール片ＯＤが貼着され
て包装フィルム（７）の剥離が防止されている。尚、こ
の包装状態においては、中袋（１）の先端部（夏〕のみ
が包装フィルム（７）から突出している。

このようにして包装フィルム（７）で包装されたおにぎ
り（５）は、常に中袋（１）内に収納されているため、
各角部ａ、ｂ、ｃは開口することなく、よっておにぎり
（５）は外気と遮断された状態で包装されることとなり
、非常に衛生的である他、保水性があるので乾燥して硬
化することもなく、シかも運搬等に適した包装形態とな
り、おにぎりの米粒が運搬中に落ちこほれたりすること
もなく、その収シ扱いが簡便となる。

このような包装形態で市販されるものであるが、これを
飲食する際においては、第５図（イ）のように前記のよ
うに包装フィルム（７）の下方から突出した中袋（１）
の下端先端部（１）を引き抜くことにより容易に中袋（
１）のみをおにぎり（５）から引き出すことができ、よ
って中袋（１）の引き出しにより直ちにおにぎり（５）
　ｔｒ！のり（８）に接地する。

次にシール片０１Ｊを剥がして折りたたまれた包装フィ
ルム（７）を開放してその両端片（６）　、　（６）を
１ｌｌｌ＝ｌ　＜とのり（８）の両端片（９）　、　（
９）をおにぎり（５）に巻き付けることにより第５図（
ロ）の状態となりで、のり巻きおにぎシとして食べるこ
とができるのである。

従って飲食時においてもおにぎシ（５）を収納した中袋
０）を引き出すことによりおにぎり（５）を直接のり（
８）上に接地できることとなシ、飲食作業が非常に衛生
的となる。特に実施例のように包装フィルム（７）のの
り（８）上に直接中袋（１）を載置せしめる構成である
と中袋（１）を引き抜くことによりのり（８）とおにぎ
り（５）を結合できる利点がある。このような実施例と
しては、他に第６図のように包装フィルム（７）上に単
にのり（８）を載置する形態も考えられる。

この他、包装フィルム（７）としては第７図（イ）のよ
うに−片（＋２１が開口した袋状の包装フィルム（７）
や上面（ｌ鴇にミシン日（１揚を刻設した袋状の包装フ
ィルム（７）が考えられるが、包材としては必ずしも上
記各実施例の包装フィルムに限らず、要はおにぎりが形
状は問わない他、材質もフィルムに限らない。

以上のように本発明は、成形されたおにぎり（５）を中
袋（１）内に密封状態又は密封状態に近い状態で収納し
、これを包材にて包装する方法なるため、おにぎりが衛
生的で取り扱いが容易である点から、例えばベルトコン
ベアで前記中袋を移送しながら、１個づつ分離してのり
付包装フィルムで巻き付は包装する自動包装も可能とな
ったのである。従りて本発明の包装作業は手作業であっ
ても自動機による包装であってもよい。

尚、中袋の形態は三角形状で上面開口型であれば必ずし
も実施例に限定されないが、実施例のように封１へ片を
有することが好ましい。

【図面の簡単な説明】

第１図は中袋の正面図。 第２図（イ）は中袋におにぎりを押入する直前の正面図
、（ロ）は押入後の正面図。 第８図げ包装フィルムを示し、（イ）は正面図、（ロ）
は底面図。 第４図は包装工程を示す正面図、（イ）はおにぎりを包
装フィルムに載置した状態、（ロ）はおにぎりの２片す
なわち側周面を包装した状態、ｅ）は完全包装した状態
。 第５図馨）は中袋を引き出した状態の正面図、仲）はお
にぎりにのりが巻かれた状態の斜視図。 第６図及び第７図は他実施例を示す包装フィルムを示し
、第６図は正面図、第７図（イ）は正面図、　（ｒＪ）
は（イ）のＡ−Ａ線断面図、（ハ）は正面図。 第８図は従来例を示す正面図で、（イ）はおにぎりを載
置した状態、（ロ）は包装した状態。 （り・・・中袋　　　　　（５）・・・おにぎり（８）
・・・のり。 出願人　株式会社ダイ　ケイ 代理人　弁理士　藤　木　　　昇 （イ）　　　　　　５ −　　　　（ 特開昭５９−８２０５６　（５） 第２図 （ロ） 第４図 第５図 （ロ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 予め用意された上面開口の略三角形状の中袋（１）にお
   にぎり（５）を略密封状態に収納し、収納後中袋（１）
   を包材内又は包材上にあるのり（８）の略中央に載置し
   、その後該包材をおにぎり（５）の形態にそって折り曲
   げながら巻き付けておにぎシ（５）を中袋（１）ととも
   に前記包材にて包装することを特徴とする三角おにぎり
   の包装方法。