JPH0755915Y2 - 最中状食品 - Google Patents

最中状食品

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JPH0755915Y2
JPH0755915Y2 JP10877889U JP10877889U JPH0755915Y2 JP H0755915 Y2 JPH0755915 Y2 JP H0755915Y2 JP 10877889 U JP10877889 U JP 10877889U JP 10877889 U JP10877889 U JP 10877889U JP H0755915 Y2 JPH0755915 Y2 JP H0755915Y2
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Japan
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food
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JP10877889U
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Inventor
悦男 上田
Original Assignee
株式会社紫香楽製菓本舗
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は最中皮でくるんだ菓子を含む一般の食品の構造
に係る考案である。
(ロ)従来の技術 最中皮はそれのみで食されることはなく、最中皮を蓋と
身が同形状に形成される等の容器状に形成し、その内部
に煉り状の食品などを詰めて食品(菓子を含む)とする
ものであつた。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 最中皮はもち米を水洗し、製粉、蒸し、搗き、引きのば
し、型焼等の工程を経て製造されるものであつて、香ば
しい味と共に「さくつ」とした歯や舌触りが最中皮の生
命であり、この風味を持続させるためアルミ箔やセロハ
ン等の通気性のない包装紙で厳重に外装されていた。
しかるに最中皮の中にはその風味をひきたたせるための
あんやゼリー等の柔らかい填充物が詰められているもの
であるが、あずきやかぼちや等の各種野菜やゼリー等は
水分を含んでいるため製造直後は最中皮独得の風味等を
楽しませることができるが、消費者の口に入る頃には填
充物の水分が最中皮に吸収され、歯触り等は減少又は滅
失してしまう欠点があつた。
よつて従来の如く外装にいくら工夫をこらしも、或いは
いくら厳重に外装を施しても最中皮を湿気りを防止する
ことはできなかつた。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は例えば二枚貝のように蓋と身とを合わせて一つ
の容器体に形成した最中皮(1)と、この容器状をした
最中皮(1)の内部に収容する填充物(2)との間に、
水分を含んだ填充物(2)の全面を包み込むようにした
オブラート(3)を介在せしめたことを特徴とする最中
状食品の構造に係るものである。
(ホ)考案の作用 本考案は上記の構造よりなるから、本考案の実施には二
通りの手段があると考えられる。
即ちその第一は填充物(2)をオブラート(3)で包ん
でから、容器状となつた最中皮(1)のいずれか一方の
半皮内にオブラート(3)に包んだ填充物(2)を入
れ、その上から最中皮(1)の他方半皮を覆せて、両最
中皮(1)の合せ目をのり付等をして合体せしめる手段
である。
この時オブラート(3)での包み方は、一般包装紙で包
む如く方形のオブラート(3)でもよく、方形等のオブ
ラートを二つ折にしてその左右側辺を接着した袋状オブ
ラートに填充物(2)を収容するものであつてもよい。
その第二は填充物(2)をオブラート(3)でくるむの
ではなく、最中皮(1)の内周全面にオブラート(3)
を貼着又は添わせ、最中皮(1)の合せ目を貼合する前
にオブラート(3)をも貼り合わせて密閉する手段であ
る。
本考案はいずれにしても本案食品のどの位置において切
断したとしても食品の一番外側から他側に向つて最中皮
(1)、オブラート(3)、填充物(2)、オブラート
(3)、最中皮(1)の順になり、最中皮(1)と填充
物(2)との間には必らずオブラート(3)が介在して
いる構造である。
(勿論本考案外側には従来と同じく不通気性の外装を有
している。) (ハ)考案の効果 本考案は上記の構造を有し、作用をなすから、填充物
(2)の保有する水分が蒸発又は流出して最中皮(1)
に至ろうとするのをオブラート(3)が両者の間にあつ
てこれを遮断又は吸収して最中皮(1)が湿気ることを
防止する。
従来より最中皮(1)は湿気を通さない外装を有するか
ら、本案は内外からの湿気が最中皮(1)の風味を壊す
ことなく、「さくっ」とした歯触り等を保持することが
でき、従来であればいくら外装に工夫をこらしてもせい
ぜい2〜3日間その風味等を持続できる程度であつたが
本案は一ケ月以上その風味を保つことができるものであ
る。
更にオブラート(3)は最中皮(1)と同じ材質の「も
ち米」から製造されているので無害であるのは勿論、食
されても最中皮(1)の風味に何等影響を与えることの
ない特徴を有する。
即ちオブラートはほとんど無味、無臭であつて、その一
枚は非常に薄く、唾液等の液体に一定量以上かつ一定時
間以上浸されると溶解するので、これが食品中に使用さ
れていても最中皮や填充物の風味に何等影響を与えるも
のではない。
仮りに味に鋭敏な人があつてその味を感じるとしてもオ
ブラートは最中皮と同じ材料である関係上味も似かよつ
ているであろうし、前記の如く最中皮の風味を損なうこ
とはない。
よつて最中皮の風味を変化させず、最中皮を湿気さすこ
とがないので最中状食品として甚だ有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図は同
じく一部を切欠した本考案斜面図、第3図は他の実施例
を示す本考案縦断面図 (1)……最中皮、(2)……填充物、(3)……オブ
ラート

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パツク状になつた最中皮(1)と、その中
    に収容されている煉り状の填充物(2)との間に填充物
    (2)を包むようにしたオブラート(3)を介在せしめ
    たことを特徴とする最中状食品
JP10877889U 1989-09-18 1989-09-18 最中状食品 Expired - Lifetime JPH0755915Y2 (ja)

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JP10877889U JPH0755915Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 最中状食品

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JPH0348483U JPH0348483U (ja) 1991-05-09
JPH0755915Y2 true JPH0755915Y2 (ja) 1995-12-25

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ID=31657398

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TWI739346B (zh) * 2020-03-17 2021-09-11 振頤軒食品企業有限公司 可食用的杯蓋

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JPH0348483U (ja) 1991-05-09

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