JP3015965U - 包装容器入りわらび餅 - Google Patents

包装容器入りわらび餅

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JP3015965U JP1995003199U JP319995U JP3015965U JP 3015965 U JP3015965 U JP 3015965U JP 1995003199 U JP1995003199 U JP 1995003199U JP 319995 U JP319995 U JP 319995U JP 3015965 U JP3015965 U JP 3015965U
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warabi
mochi
seasoning
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enclosures
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Inventor
乙彦 古田
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フルタ製菓株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本願考案は、蕨餅を少量食し、食べ残して
も、後日風味を損なわずに食べ残したわらび餅を食する
ことを可能とする。 【構成】 本願考案に係る包装容器入りわらび餅は、複
数の封入体1…1と、包装体2とを備える。個々の封入
体1には、略一口大のわらび餅が密閉した状態でせ収容
される。そして、包装体2には、複数の封入体1が収容
されたものである。このため、個々の封入体1内に密閉
されたわらび餅は、封入体1を順次開封して食べたい数
のみ食べ、食べたくなくなれば、他の封入体1は、開封
せずにおくことにより、少量のみ食し、残りのわらび餅
について密閉された状態を維持して、風味を損なわずに
保存することが可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、わらび餅の包装容器の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来わらび餅は、1回分食するに適した量を、木製の折りや、植物の樹皮等で できた包装紙に収容され、販売されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
通常1回分食するに適した量とは、100〜300g程度のものであるが、食 する者が、子供である場合や、又大人であっても食欲等そのときの状況によって 、このような量全てを一時に平らげてしまうのが、困難な場合がある。 ところが、わらび餅は、比較的短時間で水分が抜けて硬化し著しく味が低下す る。このため、一度に食べきれず残したわらび餅は、冷蔵庫等に保存して、後か ら食するというのには適さないものであった。又味の低下のみならず、上記従来 の包装では、長期の保存にも適さないものであった。 特に、わらび餅の調味料として用いる黄粉は、経時に水分を吸収し、黄粉が掛 けられたわらび餅は、時間がたつと一層味が落ちるものであった。 このようなことから、結局、購入してすぐに全部を食べることを強いられ、購 入して一度に食べなかった場合、残したものについては捨てるしかなく、再び食 べたいと思ったときは、新たに購入する必要があった。 これは、極めて不経済であり、又、食べたいときに食べたい量のみ食べられな い点で不便である。 本願考案は、少量のわらび餅を食して他を食べ残す場合でも、残りのものにつ いて、長期に渡って風味を保持し、後日簡便に食することを可能として、上記課 題の解決を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本願第1の考案に係る包装容器入りわらび餅は、複数の封入体1…1と、包装 体2とを備える。個々の封入体1…1には、略一口大のわらび餅10が、密閉し た状態で収容される。包装体2には、複数の封入体1が収容されたものであるこ とを特徴とする。 尚、ここでいうわらび餅は、自然食としての未加工のわらび餅のみならず、こ のようなわらび餅を加工したもの(甘味料等の添加、増粘剤の添加、保存料の添 加、水分調整、PH調整等が施されたもの)を含むものである。
【0005】 本願第2の考案に係る包装容器入りわらび餅は、上記第1の考案に係る包装容 器入りわらび餅にあって、上記封入体1が、略一口大のわらび餅10を収納可能 な収容部11と、蓋体12とを備える。この収容部11は、プラスチック等の変 形可能で気密性・液密性を有する素材でできた略円筒状或いは略円錐台状の本体 11aと、本体11aの上面に形成された開口部11bと、開口部11b周辺に 設けられ本体11aの外周面より突出する鍔状部11cとを有する。蓋体12は 、気密性・液密性を有する素材でできたシート状体であり、上記鍔状部11cに 貼り合わされて、開口部11bを封ずるものである。更に上記収容部11の本体 11a内部には、わらび餅10とわらび餅10が風味を保持するために必要な適 量の水分とが収容されたものである。
【0006】 本願第3の考案に係る包装容器入りわらび餅は、上記第2の考案に係る包装容 器入りわらび餅にあって、黄粉等のわらび餅の調味料30が収容された調味料封 入体3が、上記封入体1と共に包装体2に収容されたものであることを特徴とす る。 尚、ここでいう黄粉等の調味料とは、黄粉即ち豆の挽粉、砂糖、食塩その他の 調味料或いはこれら調味料のうち任意のものの混合物をいう。
【0007】
【作用】
本願第1の考案に係るわらび餅の包装容器は、個々の封入体1内に密閉された わらび餅10は、略一口大のものであるため、少量のみを食したい場合も、少数 の封入体1を開封して一口単位でわらび餅を食し、封入体1を順次開封して食べ たい数だけ食べ、食べたくなくなれば、他の封入体1は、開封せずにおくことに より、密閉された状態を維持して、風味を損なわずに保存することが可能である 。
【0008】 本願第2の考案に係るわらび餅の包装容器は、上記第1の作用に加えて、封入 体1の蓋体12を収容部11の鍔上部11cから剥がして開封をなした際に、収 容部11の本体11aを指先等で力を加えて変形させ、内部のわらび餅10を開 口部11bより捻り出すことができる。又捻り出されたわらび餅10は、適量の 水分が付与されており、黄粉等の調味料を掛けるだけで、食べることができ、開 封して口に運ぶまでの過程を極めて簡略化できるものである。
【0009】 本願第3の考案に係るわらび餅の包装容器は、上記第2の作用に加えて、包装 体2が黄粉等のわらび餅の調味料30を収容する調味料封入体3を収容するもの であるため、わらび餅10に当初より黄粉等の調味料を掛けて包装しておく必要 がなく、わらび餅10を食べるときに、開封した封入体1にのみ掛けて食するこ ととし、食べ残す他のわらび餅10は黄粉等の調味料30を接触させずに保存し ておくことが可能である。又包装体2に調味料封入体3が備えられることにより 、別途調味料30を用意する必要がなく、開封から食するまでの過程を更に簡略 化できる。
【0010】
【実施例】
以下図面を用いて本願考案の実施例について説明する。 図1へ示すように、考案に係るわらび餅10の包装容器は、複数の封入体1… 1と、包装体2と、調味料封入体3とを備える。
【0011】 個々の封入体1は、図2へ示すように、収容部11と、蓋体12とを備える。 収容部11は、変形可能で気密性・液密性を有する素材でできたものであり、通 常一口で食べるに適した量即ち、約10〜30g程度、好ましくは約16gのわ らび餅10を収容することが可能な容器である。又、封入体1には、わらび餅1 0と共にわらび餅10の風味を維持し、黄粉を付着しやすくする適量の水分も収 容しておく。この収容部11について詳述すると、プラスチック等の変形可能で 気密性・液密性を有する素材でできた略円筒状或いは略円錐台状の本体11aと 、本体11aの上面に形成された開口部11bと、開口部11b周縁に設けられ 本体11aの外周面より突出する鍔状部11cとを有する。蓋体12は、ビニル シート或いはアルミ、銀紙等の気密性・液密性を有する素材でできたシート状体 であり、上記鍔状部11cに貼り合わされて、開口部11bを封ずる。
【0012】 包装体2は、複数の封入体1…1と調味料封入体3とを収容する袋である。 包装体2には、少なくともわらび餅10として通常1回分食するに適した量と なる数の上記封入体1…1が収容される。具体的には、全体として、わらび餅1 0の総重量が約100〜300g程度となる数の封入体1…1が収容される。例 えば、16gのわらび餅10が封入された封入体1を約14個前後収容する(こ の場合、一つの包装体2に収容されたわらび餅10の総重量は約224gとなる )。 包装体2は、その適宜位置を破って、開封し、収容されている封入体1…1と 調味料封入体3とを取り出すことが可能なものである。
【0013】 図3へ示すように、調味料封入体3は、封入体2とは別体の、気密性・液密性 を有するフィルム状体でできた小袋であり、黄粉等の調味料30が収容される。 調味料封入体3は、その適宜位置を破って開封することが可能である。
【0014】 上記実施例において、調味料封入体3は、純粋な黄粉のみならず、必要に応じ て、砂糖や食塩といった調味料も黄粉に混合して収容するものとしても実施可能 であり、これとは別に、黄粉用の調味料封入体3、砂糖用の調味料封入体3とい ったように調味料30毎に別々の調味料封入体3,3を用意するものとしても実 施可能である。
【0015】
【考案の効果】
本願第1の考案の実施によって、食したいときに食したい少量のわらび餅を食 べることが可能となった。食べ残した他のわらび餅も後日当初の風味を損なうこ となく、食することが可能である。特に、一口単位で、わらび餅を味わうことが 可能であり、食べる量の調整が細やかに行えるものである。
【0016】 本願第2の考案の実施によって、上記第1の考案の効果に加えて、適量な水分 と共にわらび餅が封入体に収容されるものであるため、長期に渡って風味を損な わず、特に、上記水分により開封して黄粉等の調味料が簡単に付着し、最も風味 のある状態で食することができる。 又、開封時は、簡単にわらび餅を封入体より取り出すことができ、上記調味料 の付着の簡便さと相まって開封から口にするまでの過程を簡略にし、好きなとき にすぐに食することができる。
【0017】 本願第3の考案の実施によって、上記第1又は第2の考案の効果に加えて、わ らび餅の黄粉等の調味料も、食するわらび餅にのみに加えることが可能であり、 後日食するために残しておくわらび餅にこのような調味料の影響を与えることが ない。又調味料封入体にて黄粉等の調味料も包装体内に備えられることにより、 開封から食べるまでの過程を更に簡略にするものであり、食したいときに即口に することができ便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す全体斜視図である。
【図2】本考案の封入体1の一実施例を示す斜視図であ
る。
【図3】本考案の調味料例封入体3の一実施例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 封入体 2 包装体 3 調味料封入体 10 わらび餅

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の封入体(1) と、包装体(2) とを備
    え、 個々の封入体(1) には、略一口大のわらび餅(10)が、密
    閉した状態で収容され、 包装体(2) には、複数の封入体(1) が収容されたもので
    あることを特徴とする包装容器入りわらび餅。
  2. 【請求項2】 上記封入体(1) は、略一口大のわらび餅
    (10)を収納可能な収容部(11)と、蓋体(12)とを備え、 この収容部(11)は、プラスチック等の変形可能で気密性
    ・液密性を有する素材でできた略円筒状或いは略円錐台
    状の本体(11a) と、本体(11a) の上面に形成された開口
    部(11b) と、開口部(11b) 周辺に設けられ本体(11a) の
    外周面より突出する鍔状部(11c) とを有するものであ
    り、 蓋体(12)は、気密性・液密性を有する素材でできたシー
    ト状体であり、上記鍔状部(11c) に貼り合わされて、開
    口部(11b) を封ずるものであり、 更に上記収容部(11)の本体(11a) 内部には、わらび餅(1
    0)とわらび餅(10)が風味を保持するために必要な適量の
    水分とが収容されたものであることを特徴とする請求項
    1記載の包装容器入りわらび餅。
  3. 【請求項3】 黄粉等のわらび餅の調味料(30)が収容さ
    れた調味料封入体(3) が、上記封入体(1) と共に包装体
    (2) に収容されたものであることを特徴とする請求項2
    記載の包装容器入りわらび餅。
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