JPS5815347Y2 - コ−ン付アイスクリ−ム - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコーン付アイスクリームに関するものである
。

従来よりアイスクリームコーンにアイスクリームを充填
した状態で包装冷凍した各種コーン付アイスクリームが
販売されているが、これらはコーン中にアイスクリーム
が直に充填されているため、喫食時にはコーンが湿って
いることが多く、コーン特有のバリツというあの歯当り
を欠き、せっかくのコーンの味わいを台無しにしていた
。

この考案は、このような、工場で大量に製造される従来
のコーン付アイスクリームの欠点を除去するために、ア
イスクリームのコーン接触部を防湿フィルムで包装して
、喫食時までコーンとアイスクリームの接触を断ち、歯
当りがよく、新鮮でコーンの持ち味を十分に発揮し得る
コーン付アイスクノームを提供することを目的としてい
る。

以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。

１は上端開口の逆円錐形のアイスクリームコーンで、こ
のコーン１に、開口上方に頭部を突出してアイスクリー
ム２が充填されるが、アイスクリーム２の頭部を除い部
分、すなわち、コーン１との接触部位を、ポリエチレン
、塩化ビニール樹脂等の防湿フィルムからなる上端開口
の逆円錐形内装体３により包装して、コーン１にアイス
クリーム２が直に接触しないようにしである。

また、内装体３の開口端に装設した嵌合部４に嵌合する
フランジ６を有する蓋体５が、内装体３上のアイスクリ
ーム２頭部に被せられる。

そして、このアイスクリーム２の下部をコーン１に嵌挿
した後、これら全体を例えば、ポリエチレン、アルミ箔
、紙の三層ラミネートフィルムからなる外装体７により
密封包装する。

このようにして、この考案のコーン付アイスクノームが
完成するが、これを喫食する場合にはまづ、外装体７を
破ってコーン１とアイスクリーム２を取り出し、次にア
イスクリーム２の頭部を下向きにして蓋体５をもちなが
ら、内装体３を取り外してアイスクリーム２に対しコー
ン１を直に被せ、再び頭部を上にして蓋体５を外し喫食
するものである。

上記したように、この考案のコーン付アイスクノームは
、アイスクリームの少なくともコーン接触部を防湿フィ
ルムにより包装して、喫食時までコーンにアイスクリー
ムが直に接触しないようにしたから、喫食の際コーンが
湿っていることがなく、製造後長時間を経過しても常に
歯当りがよく、新鮮で、コーン特有の持ち味を十分に発
揮し得て、アイスクリームの味をひきたてる。

また、アイスクリームのコーン接触部位を上端開口の逆
円錐形の防湿性内装体により包装するとともに、アイス
クリーム頭部を防湿性蓋体により包装して、画体の開口
端部を嵌合させ、これを上端開口の逆円錐形のコーンに
アイスクリーム頭部を開口上方に突出させて嵌挿し、全
体を外装体により密封包装したから、喫食の際アイスク
リームの頭部を下向きにして蓋体をもちながら、内装体
の取り外しやアイスクリームに対しコーンを被せる作業
ができるので、手をアイスクリームに触れず清潔でしか
も簡単に喫食の準備ができる等の効果を具備する。

【図面の簡単な説明】

図面はこの考案の実施例を示す全体中央縦断面図である
。 １・・・・・・アイスクリームコーン、２・・・・・・
アイスクリーム、３・・・・・・内装体（防湿フィルム
）、４・・・・・・嵌合部、５・・・・・・蓋体、６・
・・・・・フランジ、７・・・・・・外装体。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上端に頭部を有する逆円錐形のアイスクリーム２のコー
   ン１接触部位を上端開口の逆円錐形の防湿性内装体３に
   より包装するとともに、アイスクリーム２頭部を防湿性
   蓋体５により包装して画体３．５の開口端部４，６を嵌
   合させ、これを上端開口の逆円錐形のコーン１にアイス
   クリーム２頭部を開口上方に突出させて嵌挿し、全体を
   外装体７により密封包装したことを特徴とするコーン付
   アイスクリーム。